JPS5846961A - 血液適合性材料および該材料の製造方法 - Google Patents

血液適合性材料および該材料の製造方法

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JPS5846961A
JPS5846961A JP56144797A JP14479781A JPS5846961A JP S5846961 A JPS5846961 A JP S5846961A JP 56144797 A JP56144797 A JP 56144797A JP 14479781 A JP14479781 A JP 14479781A JP S5846961 A JPS5846961 A JP S5846961A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血液または血清の接触によるも血液適合性を
維持し、プラスチック層の内面被接をしても可塑剤の浴
出を防止し血液適合性を維持するコラーゲン層を形成し
たポリ塩化ビニール管に関する。
在来、ポリ塩化ビニールは、素材として、人工賢臓など
の血液の体外循還用回路管として用いられ、また、血液
、血漿などの保存用バッグとして奄多く用いられてきた
。しかし、ポリ塩化ビニール中に含有する可塑剤、例え
ばフタール酸エステル類が血液中に溶出し、不都合な反
応を惹起することおよびそのおそれが高い。それにも拘
わらす使用されるのは、ポリ塩化ビニール類は人手しや
すく、安価であり、適度の柔軟性があること番こよる。
むしろ好んで用いられてきた。しかし柔軟性を有するた
めにはフタール酸エステル類の可塑剤を含有することが
1どうしても必要であるが、これら可塑剤が僅かづつで
はあるが血液中に溶出すれば、蓄積されて不都合な反応
を惹起するから、7fi−ル酸エステル類に代替する血
液中への溶解性の少く々い可塑剤の開発研究が求められ
ている。
このためには、一方では可塑剤の改良をして解決をする
ことを、他方ではフタール酸エステル類を可塑剤として
含有する現用のポリ塩化ビニールを用い可塑剤が血液中
に溶出し表いよつな工夫ができれば、この問題点は解決
する。
本発明は、現用のポリ塩化ビニールで柔軟性を有するた
めに可塑剤を含有するものについて、改良する内層管形
成し可塑剤の溶出がないものにし、血液適合性を保有す
るポリ塩化ビニールを改良したものの提供を目的とする
この目的達成のために、フタール酸エステルの性状を検
討し具体的に欠点を補完することが重要である。前記の
フタル酸エステルは脂溶性物質であり、ポリ塩化ビニー
ルに水が接触しただけではフタル酸エステルが水中に溶
出することはないが、血液中には脂質成分が存在するた
めに、これらの脂質成分に7タール酸エステルが溶解し
、ポリ塩化ビニール表面より血液中に溶出してゆく。し
たがって、流過する血液が接するポリ塩化ビニール表面
との間に、フタル酸エステル溶出を防止する膜層を備え
れば、例えばラミネートまたは被覆をして密着層を形成
すれば、溶出を防止することができる。この防止膜層と
して水を吸ったノーイドロゲル層があれば一1脂質成分
はこの防止膜層には滲透することはなく、ポリ塩化ビニ
ール表面にまで到達しまいので、可塑剤フタル酸エステ
ルの滲出を防止することができる。
前記のもの管具体的に説明する。ゼラチンもしくはコラ
ーゲン膜は水中に浸漬すると適度の水を吸着して、いわ
ゆるハイドロゲルを住成する。したがって、ポリ塩化ビ
ニール表面に、これら管コーティングまたは被覆するか
、これらの膜を貼り合わせまたは接着してラミネートす
るかして、この膜層、すなわちゼラチンまたはコラーゲ
ン面を血液に接触させれば、血液中へのフタール酸エス
テルの溶出を防止することができる。
ポリ塩化ビニールを人の血漿液に接触させた場合、血漿
中へのフタール酸エステル(ジ・エチル・オクチル・7
タレートすなわちDOP )の溶出量を測定したl実施
例においては、 50−のポリ塩化ビニールの面積に2
00−の血漿を常時攪拌下%37度0で6時間接触させ
た時、総量が1.05ダのDOPが溶出されたが1ポリ
塩化ビニ一ル表面にゼラチンもしくはコラーゲン層を乾
燥膜厚で10ミクロ7以上付着させると、その溶出量は
完全に抑制され、溶出防止ができることが確認できた。
こうして得られたゼラチンまたはコラーゲン膜層をもっ
て、ポリ帰化ビニールの流過血液接触面に接着被機した
亀のから製造した管またはシートは、血液流路および血
液ノ二ックに使用して、DOP汚染は°なく、しかもポ
リ塩化ビニールの撓性や強さなどの便利性を生かすこと
ができることを判然と示した。
血液流路に用いるために必要な他の重要な要素である血
液適合性において、きわめて顕著に良好である。特に、
スクシニール化などの化学修飾により負電荷を導入する
と、表面の抗血a凝固性が顕著に向上する。
したがって、ゼラチンまたはコラーゲン層を流路にもつ
ポリ塩化ビニール管を血液流路に使用する場合は、ヘパ
リンなど抗血液凝固剤の添加使用をして−いるときは、
その使用量を減少することができる。その結果として、
使用の答易さ、適用効率および安全性を、きわめて顕著
に向上させ、ランニングコストを著しく低減する効果を
もたらせる。
次に、ゼラチンを用いる血液流路について説明する。ゼ
ラチンは本発明に用い得るが、医用グレードの関係上、
よく精製したものでなければ用いることができない。ゼ
ラチンは、、動物の皮とか骨のコラーゲンを石灰処理し
または酸処理をした後に、70〜90度Oの熱水中で抽
出して得られるタンパク質として一般に供給される。ゼ
ラチンは熱水中で容易に溶解できる。本発明ではlO〜
5096 #度として使用する。好ましくは20〜30
チ濃度である。
ゼラチン溶液を冷却してゼリーイヒ固化をし、この固化
ゼリーからゼラチン膜を製造する。
前記のゼラチン膜をもってポリ塩化ビニール管の内面に
ゼラチン層を形成したものの概要t−j%−と第二と第
三の三つのケースに大別して説明する。
第1のケースにおいては、第4図に一部拡大平面断面図
を示すように、ゼラチン溶融部lOから押出部15をス
クリュー押出金し、適当な数と形状寸法を備えたノズル
8を通し、ゼラチン融体8kを、流路空間8Bに押し出
し、外型9と内型18とが形成する二重円筒空隙である
型空間に導入し、所定の形状寸法の管mi9内で管1を
冷却し水から成形し、凝固槽20内の凝固液21中にチ
ューブ状に入方向に押し出す。凝固液21は、アセトン
、エタノールなどの有機溶媒または飽和塩類、例えば食
塩。
硫安、芒硝など、の溶tfLを用いることができる。
チューブ状に押し出したものを、直ちに固化させるため
に凝固液21はθ〜lO度Cに冷却して用いる。
前記のチューブ状のゼラチン管1t−製造する際に、ゼ
ラチンのなめし剤であるアルデヒド、ホルムアルデヒド
またはゲルタールアルデヒドなどを混合させておくと、
吐出し押出成形をすると同時にゼラ゛テンに架橋結合を
導入することができ、丈夫なチューブ状ゼラチン管lが
製造できる。前記のノズル8とfj19と18と19と
から成る機構は、換言すれば二重円筒ダイスである。ゼ
ラチン管の径の形状寸法と膜厚は、二重円筒ダイスの形
成する型間の空隙の大きさ形状に依存する。また、ゼラ
チン管の膜厚はゼラチン濃度にも依存する。
ゼラチンが凝固した後B方向に送り出される。
必要に応じて、チューブ状ゼラチンには、さらに架橋処
理を施す。この凝固後の架橋処理は、紫外線照射やガン
マ−線照射の適用によって行うことができる。紫外線照
射は15Wの紫外線殺菌燈が市販されており、殺菌では
ない架橋に適用するためにも容易に入手することができ
る。この紫外線殺菌燈會もって5〜15傷の間隔で5〜
60分で行って有効である。ガンマ−線の照射の場合は
%1X10S″ラッドの照射をすると、十分な架橋が□
得られる。
ゼラチン照射後、ゼラチン管1は、必要に応じ水洗する
。さらに、ゼラチン管1の先端から空気吹きこみ温風乾
燥機により乾燥した後、ポリ塩化ビニール被覆工程にお
いてゼラチン管1の外膜を形成する外管2として(第1
A図と第1B図)。
ゼラチン管1の外面に密着させ、ゼラチン層1を有する
ポリ塩化ビニール層2を有し、表面5はポリ塩化ビニー
ルの性質を維持し内面はゼラチンの性質を維持する複合
管3が得られる。この複合管3は、血液流路としてきわ
めて顕著に嵐好表結果f奄たらすことを確認した。
第二のケースについて説明する。この例においては、一
定長に切断したポリ塩化ビニールチ、z −プの内面を
、ゼラチン溶融体をもって;−ティングするもので、次
に説明する。一定の長さのポリ塩化ビニールチューブ(
管とも呼ぶ。)2t−140〜70度0の温度の室内(
図示しない。)に吊り下げ、上端から、5〜50%濃度
の40度0のゼラチン溶液をチューブ軟管2内に流しこ
み、架橋を導入した後、水洗し乾燥する。ポリ塩化ビニ
ール管管前記の吊り下げの代りにドラムなどに巻きつけ
fc管2を用いることができるが、この場合は、一端か
ら上記ゼラチン溶液を加圧下で流しこみ過剰のゼラチン
を加圧下で、除去することにより内面のゼラチンコーテ
ィングの被榎層を有するポリ塩化ビニール管3(第2A
図と第2B図)t−形成することができる。
この実施例において、アルデヒドになる架橋および水洗
も加圧下で行う。乾燥も加圧して温風を吹きこむことに
より達成される。この方法は、吊下をしてゼラチン被a
?するものより・、長さが長い管の場合に適する。第2
A図の場合は、第2の実施例の一応用例で、ゼラチン溶
液を加圧下でポリ塩化ビニール管2の内面に密着させて
ゼラチン層1を形成し、前記の説明・と同様に処理して
、第2B図に示す複合管を製造するものを示した。第2
A図の管2の内面の点線は吹き付けられたゼラチン層を
示す。
第6図には、′この応用ケースの一例の例示一部拡大平
面側面図である。ポリ塩化ビニール管は支持加熱部01
で溶融し筒02内の押出軸03?もってノズル前部08
Aに集めた融体管ノズル孔0多から出口部08Bに押し
出し外型10Aと中型018の形成する二重円筒10A
と018および19と18の間隙空間内で押圧され所定
の形状寸法の管2を形成する。管2が凝固する部にゼラ
チン浴液を筒15内の押出軸04をもってノズル前部8
Aに巣め、溶液管ノズル8から出口部8Bに押し出し外
型19内のポリ塩化ビニール管の内壁と内型1Bの形成
する二重円筒ダイスの間隙空間内で加圧圧下で吐出さし
所定形状寸法のゼラチン膜層を、ポリ塩化ビニール管の
内壁面に密着させる。この際、要すれば圧搾空気吹き出
し機構部09がら空気ブローをしゼラチン膜の形成と密
着とをたすける。こうして内面ゼラチン膜層であるポリ
塩化ビニール複合管を凝固槽20内の凝固液中で完全に
固化し、次に水洗、乾燥をする。
次に、第三のケースについて説明する。この例において
は、ポリ塩化ビニールの平面膜の片面にゼラチン膜をコ
ーティングし被優層を形成するが、この場合も、管2の
内面被僅と本質的lこは同じ工程である。すなわち1押
出機からポリ塩化ビニール膜のみから成る平面の上面に
5〜50m濃度の温度カ40〜80度Cのゼラチン溶液
管塗布し、次に連続的に0〜lO度Cの冷却を兼ねる室
内に導入し凝固する。凝固後、アルデヒド溶液、ホルム
アルデヒドまたはゲルタールアルデヒドで架橋した後、
水洗し、乾燥管する。このコーティングの被機管するの
も、架橋をするために、紫外線照射およびガンマ−線照
射とが、前記した各実施例の場合と同様に利用し適用で
きる。
第3A図と第3B図に示す斜視図のものは、前記の第三
の実施例の一応用実施例でbる。ポリ塩化ビニール膜ま
たはシート12の上面に接着剤をもってゼラチン膜11
を接着し、その上面16管内面にし、軸4の周囲に巻き
つけ、その縁端部lフを突きあわせ、ゼラチン層縁が密
着し、シート2がその密着を保持するように重ね接着部
7f形成する。
第5図に示す他の一応用実施例は、ポリ塩化ビニールシ
ー)12を巻き上げであるリール32およびゼラチン膜
11を巻き上げであるリール31から、それぞれ、引き
出したもの12と11を1スプリング34での押えのカ
レンダーロール36で圧接する時に、要すればパイプ3
3から、矢印0方向に接着剤を吹きつけまたは適当な軟
化をゼラチン11に与えるような温風を吹きつけ、蛇行
防止と耳だし調整をする機構35を経て、ロール37と
38により、第3A図に示したような複合膜体16f形
成する。D方向に送り出し1第3B図に示す成形をする
ことができる。
以上の説明は、ゼラチンについてしたが、ゼラチンに代
えてコラーゲンを使用する場合も、本質的には、各工程
または過程と方法とは同様である。
先ずフラーゲン管1t−製作し、ポリ塩化ビニールを該
コラーゲン管1の外側周面に密着被覆する。
コラーゲンは、1−51濃度の酸性溶液を使用する。第
一のケースの場合に説明し、その一実施態様を第4図に
示したような二重円筒ダイスのギャップよりチューブ状
管lとして成形し、これを凝固液中に押し出す。二重円
筒ダイスの中心部から、コラーゲン管の中心部に向け、
管中に凝固液または空気を吹きこみまたは内壁に吹きつ
け、チューブ状管の成形を完成する。凝固液にはアルコ
ール。
アセトンのような有機溶媒または飽和塩類、例えば食塩
、硫安、芒硝など、の溶fIi、を、またアンモニア溶
液を用いることができる。凝固液中にアルデヒド、ホル
ムアルデヒドまたはゲルタールホルムアルデヒドを混合
しておl:、PH(ペーハー)を7〜lOに保つ場合、
凝固と同時に前記のゼラチン実施例についての説明の場
合と同様に、架橋結合が導入できる。凝固液に架橋剤を
混合しない場゛合には、凝固後のコラーゲンチューブを
アルデヒド溶液中に浸漬するか、紫外線のまたはガンマ
−線の照射を行えば、前記のゼラチン実施例の場合と同
様の架橋ができる。架橋処理をした後、水洗をし、次に
管の一端から空気を吹きこみながら50〜80度0の温
熱風乾燥機中で乾燥をする。この乾燥したコラーゲン管
1を、ゼラ・チン実施例の場合と同様に、ポリ塩化ビニ
ールの被覆を第1A図と第1B図と同様に、形成し密着
複合管を製造することができる。
また、ゼラチンの場合の第二の実施例の「一定の長さに
切断したポリ塩化ビニール管の場合を管を室内に吊り下
げ、該管の内面に0.3〜3.01のコラーゲン酸性溶
液を流しこんでコーティングし被覆層を形成する。過剰
のコラーゲンが流下した後、次にアルデヒド溶液を流し
コラーゲン架橋をした後、次に水洗し、次に50〜80
度0の温熱風を送りこみtたは内壁に吹きつけて乾燥す
る。tたドラムに巻き付けて、ゼラチンの実施例におい
て説明したと同様に、ポリ塩化ビニール管2の場合は。
管の一端から前記した順序に、すなわち、コラーゲン溶
液を送りこみ、次にアルデヒド溶液を1次に水を、次に
乾燥用温熱風を送りこみまたは内壁に吹きつけることに
よって、コラーゲンとポリ塩化ビニールとの複合管を製
造することができる。
また、ポリ塩化ビニール膜またはシート上面にコラーゲ
ン被覆層を密着するためには、ゼラチンの第三のケース
について説明したのと同様に、吐出し成形されたポリ塩
化ビニール膜またはシート上面に、濃度が0.3〜3.
01のコラーゲン酸性溶液を塗布し、飽和塩類溶液また
はアンモニア溶液に浸漬し凝固させる。凝固液にアルデ
ヒド類を混合し、凝固と同時に架橋を導入する。次に水
洗し、次に50〜80度0の温熱風乾燥機中で乾燥する
。凝固・液に架橋剤を混合しない場合には、乾燥後に、
紫外線のまたはガンマ−線の照射をして架橋を導入する
すでに、本発明の概要を若干のケースについて説明した
が、次に具体的に、若干の具体的な実施例を挙げて1本
発明のコラーゲンまたはゼラチンとポリ塩化ビニールと
の複合管を説明する。
実施例1: 医用グレードに精製されたゼラチンを水で膨潤し、40
m濃度にするため60度0に加温し溶解後に40度Oに
維持する。径の異なる二つの円筒を同心配置した二重円
筒ダイス、形状が例えば外筒の直径6IuI、内筒の外
径5關、両筒間の間隙空間0.5u1の間隙空間から、
40度Cのゼラチン実施例0に冷却したアセトン中にチ
ューブ状に押し出す。
二重円筒ダイスの中心部からアセトンを押し出す。
両者のアセトン中には2%ゲルタールアルデヒドを含有
させる。アセトン凝固槽の長さ5m、ゼラチンの押出速
度2m毎分とする。ゼラチンは、アセトン凝固槽中でチ
ューブ状管に凝固すると同時に架橋は導入される。凝固
したゼラチン管を水洗槽において流水中で30分水洗し
た後、60度0の熱風乾燥機中で乾燥し、乾燥後、さら
に架橋を完全なものにするためt紫外線照射容器内で1
5Wの紫外線殺菌燈から10mの距離で10分間照射す
る。こうして得られたチューブ状ゼラチン管の外径は、
&5〜5.8mで、膜厚はi60〜18Gミクロyであ
った。乾燥ゼラチン管をポリ塩化ビニールの被覆工程に
導く。被覆については前記の第一の実施例の場合と同様
に行うことによって、血液の流路の壁を形成する管内が
ゼラチン層であって補強壁がポリ塩化ビニールである複
合管が製造される。この管は血液中に可塑剤の溶出を防
止し且つ血液適合性にすぐれ、血液流通管および血液バ
グとして最適である。
実施例2: 長さf7mに切断したポリ塩化ビニール管の内径5Bの
ものを、その各管の一端を揃えて束ね、40度Cの温室
に吊り下げる。40度Oのゼラチン溶液を管内に上部端
口から流しこみ、3分間放置し次後、過剰のゼラチンを
完全に流出させた後、θ度Oの冷却室に10分間放置し
、前記の流しこみによりポリ塩化ビニール管の内面に密
着しているゼラチンを固化させる。固化後PH9に調節
した2−グリタールアルデヒドを、管上端口から10分
間流し架橋導入をする。さらに水′f10分間流し水洗
した後、60度Cの温風を上部から1時間吹きこんでゼ
ラチン層内面から全体にわたり乾燥する。この実施例で
は、乾燥膜厚100〜130ミクロンゼラチン層を内面
複機したポリ塩化ビニール管が得られた。
実施例3: ポリ塩化ビニール膜の製造工程で、押出成形をした所定
形状寸法の膜の上面に、濃度40チの40[Cゼラチン
溶液を0.50厚さで塗着する。この膜を水平に保ち室
温0度Oの冷却室内に置く。約10分でゼラチンが固化
する。固化後、Pf(9,濃度2チのゲルタールアルデ
ヒド溶液に10分間浸漬した後、 10分間水洗をする
。次に60度0.1時間の温風乾燥をする。こうして得
られたポリ塩化ビニール膜フィルムの片面には、膜層厚
さ200〜300ミクロンの乾燥ゼラチン層を有し、密
着性が良好であった。
実施例4: 濃度41PHaのコラーゲン溶液を、外筒の内径7u+
、内筒の外径51LILの二重円筒ダイスで内外筒間の
間隙空間が1uLのものの間隙空間部分から飽和食塩水
の凝固液槽の凝固液中にチューブ状管にして押し出す。
二重円筒ダイスの中心部から骸チューブ状コラーゲン管
中へ、凝固液である飽和食塩水を流しこむ。この過程に
おいて、ダイス中心部用および凝固槽中の飽和食塩水中
には20%ゲルタールアルデヒドを含有させ、PH9に
調節する。凝固槽の長さを5mにし、押出速度1r2 
m毎分とする。こうして得九チューブ状コラーゲン管を
流水槽中に導き、30分間水洗する。次にコラーゲン管
の一端から空気を吹きこみつつ70度0の温風乾燥機で
乾燥する。こうして、外径6,0〜6.3關、乾燥コラ
ーゲン膜層厚さ45〜50建クロンのコラーゲン管が得
られた。この管に前記の第一のケースの場合と同様にポ
リ塩化ビニール管を被覆し九複合管を製造した。この管
は人の血液の流路として適合性を有−し、ポリ塩化ビニ
ールの可塑剤の溶出が全く認められなかった。
実施例5: 長さ7mのチューブ状ポリ塩化ビニール管の内径51J
Iの複数の管を束ねて吊り下げ、その上端口から濃度1
qb%PH3のコラーゲン溶液を加圧下で管内に流下さ
せる。過剰のコラーゲン溶液が管下端から完全に流下し
た後、管上端からPH9、濃度2優ゲルタールアルデヒ
ドを含む飽和食塩水を流し凝固させると同時に架橋導入
をする。この飽和食塩水は10分間流しつづける。次に
流水槽中で10分間水洗する。次に70度0の温風を管
内に吹きこんで乾燥する。こうして得たポリ塩化ビニー
ル管の内壁面には乾燥膜厚10〜15ミクロンのコラー
ゲン膜層を有する管が密着した複合管であった。
この複合管は、血液を流過する際にもポリ塩化ビニール
中の可塑剤の溶出を完全に防止し、血液適合性を有する
ことが判然と確認できた。
実施例6: ポリ塩化ビニール膜の製造工程で、押出機から押し出さ
れ九膜面の一面上に%PH3%濃度11コラーゲン溶液
を厚さ約IJLwIになるよう積重塗着する。コラーゲ
ン塗着層形成後、濃度5mアンモニア溶液に5分間浸漬
し、凝固後、 70度0の温風で温風乾燥機内で乾燥す
る。乾燥膜に架橋導入をする@このため1紫外線照射t
15W紫外線殺菌燈で10cmの距離から10分間行う
。こうして片面に密着したコラーゲン膜層厚さ10〜1
5ミクロンを有するものが得られた。
すでに、第1、第2、第3のケースについて概要を、実
施例1から6について具体的に説明したように、本発明
によれば、外方がポリ塩化ビニールで内方がコラーゲン
またはゼラチンから成る複合のチューブ状管を、一定の
長さのものとしてまたはエンドレス形のものとして製造
することができる。そしてコラーゲンまたはゼラチンの
膜層はポリ塩化ビニール管の内壁に密着し、その層厚さ
は、製造の仕方によって、またダイスの空隙寸法および
コラーゲン濃度に依存するが、膜から管成形をする場合
は11U以上のものを製造でき、さらに小径の血液管の
場合にはlO〜50ミクロン程度のものが、通常には1
00〜300ミクロン程度のものが、きわめて簡単に、
医用グレード精製物として得ることができる。
また、吐出し凝固液中で凝固する際の凝固液として有機
溶媒または飽和塩類溶液を利用することができ、この凝
固液中にアルデヒドを混合しPHを適尚に保つことによ
って凝固と同時に架橋結合の導入をすることができる。
凝固液に架橋剤を混合しない場合には、凝固後の管にア
ルデヒド類溶液浸漬によっても、または紫外線照射もし
くはガンマ−線照射を行うことによっても架橋を導入す
ることができる。
、コラーゲンまたはゼラチンの製管成形は、内型1Bと
外型9と19(第4図)から成る二重円筒ダイスを用い
て吐出さすことによって容易に得られる。
主として管について説明したが第3A図にも示したよう
に膜またはシートに対する被橿層を形成し、そのコラー
ゲンまたはゼラチン層厚さは自由にかえて得られる。こ
のような膜またはシートを用い、またパイプ状にしてバ
グその他の形状のものを製造することができる。
コラーゲンまたはゼラチンの管を製造し、このコーティ
ングとしてポリ塩化ビニールまたはその管を被覆密着さ
せることも、ポリ塩化ビニール管の内面にコラーゲンま
たはゼラチン溶液を流しこみ、この際常圧または加圧を
して内面被覆膜を形成させることも、ポリ塩化ビニール
膜またはシートの面にコラーゲンまたはゼラチンの塗膜
を所望の厚さに形成し製管すること嘱できる。
製管時の水洗と乾燥もきわめて容易である。こうして得
た複合管は、ポリ塩化ビラールの強さと撓性を維持し、
内面のコラーゲンまたはゼラチンの膜層の形成により、
ポリ塩化ビニール中の可塑剤の溶出を完全に防止するこ
とができ、さらに血液適合性を有するコラーゲンまたは
ゼラチンの特性が充分に適用できる。きわめて貴重な複
合管が、きわめて低コストで、製造が容易に提供できる
医用、特に血tIIL流路およびバグとしては勿論、そ
の他にも本発明の複合管の多様な用途が存在し、さらに
多くの利用開発が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第2A図、第2B図は、それぞれ
本発明の内外面核種過程における一実施例の斜視図′。 第3A図は膜またはシートとしての一実施例の斜視図。 第3B図は第3A図に示したものから管状物を製作した
一実施例の斜視図。第4図は本発明の膜を二重円筒形ダ
イスで製作する一実施例の一部拡大平面断面図。第5図
は予め製造しリール巻取りのポリ塩化ビニール膜または
シートとゼラチン膜の積層の、一実施例の一部拡大側面
図。第5図は第一のダイスで形成したポリ塩化ビニール
管の内面に第二のダイスで形成したコラーゲン管をブロ
ーで密着させた一実施例の一部拡大平面断面図。 l コラーゲン管、ゼラチン管 2 ポリ塩化ビニール管 5.6 管の外側面    4 軸 3.13 複合管    7,17 接着部11  コ
ラーゲン膜、ゼラチン膜 12  ポリ塩化ビニールの膜またはシート16  複
合板の表面 1(1,9,19外型 18、018  内型 03 、04  押出しスクリュー 08.8 ダイスノズル(孔) 08A、08B、8A、8B  被成形溶融体20  
凝固槽(容器) 21  凝固液 31 、32  巻取(出)リール 36 、37 、38  ロール 34  スプリング A、B、0.D  方向 01.02 、10 、1(1、15加熱支持体33 
 接着剤または温熱風吹出し部 特許出願人  高 橋 鶴 治 代理人 弁理土中西 − 第1A FIJ@ in B 第3A図    g sm図 第 4wI 手続補正書 昭和56年11J]8 日 特許庁長官       殿 1、事件の表示 昭和56年 特 許 願第144797@2、発明の名
称 血液適合性ポリ塩化ビニールとその製造方法3、補
正をする者 事件との関係  特許出願人 仕 けr 東京都世田谷区弦巻町4−30−8氏 名(
名称) 高 橋 鶴 治 4、 代  理  人  〒150   電話 408
−67336、 補正により増加する発明の詳細な説明
8、 補正の内容 8−1 特許請求の範囲の記載を欠配のとおりに補正す
る。 紀 2、特許請求の範囲 l  チューブ状ポリ塩化ビニール営の内−面にコラー
ゲンもしくはゼラチン膜層を密着した複合管の形成に当
り、所定量のコラーゲン′t−酸性水溶液もしく社ゼラ
チンを温熱水中に所定濃度に溶解して生成した溶液をも
って、第一に二重円筒型ダイスが形成する所定形状寸法
の間隙空間内に吐出成形し冷却固化をし架橋結合を導入
し℃得た管の外周にポリ塩化ビニールを核種して得た複
合管、もしくは第二にポリ塩化ビニール管内面に加圧下
で前記のコラーゲンもしくはゼラチン溶液を流しこんで
被覆膜層を形成し冷却固化をし架橋結合を導入して得た
複合管、または第三にポリ塩化ビニール平面の膜もしく
はシートの面上に前記のコラーゲンもしくはゼラチン溶
液を塗層し冷却し固化凝固をし架橋結合を導入して得た
複合板を形成し所定形状寸法に切断し所定の縁端を接着
成形した複合管、これら第一、第二または第三の複合管
から成り可塑剤溶出を防止する血液適合性ポリ塩化ビニ
ール 2  コラーゲンもしくはゼラチン形成−の凝固を、ア
ルカリ性に保ち、θ〜10度Cに維持した室内またはア
セトンもしくはエタノニルの如き有機溶媒、食塩、硫安
、芒硝の如き飽和塩類溶液中またはアンモニア溶液をコ
ラーゲンに対して用い、成形直後に行うものである特許
請求の範囲の第1項に記載の血液適合性ポリ塩化ビニー
ル。 3  成形したコラーゲンもしくはゼラチンの架橋導入
は、凝固液中に適量のアルデヒド類を混合し凝固と同時
に、もしくは凝固後に水洗乾燥前に加圧下でアルデヒド
類溶液を流して行い、または凝固後の水洗乾燥後に紫外
線またはガンマ−線照射をしてするものである特許請求
の範囲の第1項に記載の血液適合性ポリ塩化ビニール。 4  ポリ塩化ビニールの管、膜もしくはシート、コラ
ーゲンもしくはゼラチン形成液、これらの成形もしくは
被覆の過程、冷却凝固の過程、水洗乾燥の過程、架橋導
入の過程、これらの過程をもって、血液接面をコラーゲ
ンもしくはゼラチンとするポリ塩化ビニールの含有可塑
剤溶出を防止する血液適合性ポリ塩化ビニールの製造法
。 5  血液回路管または血液バッグとして血g接触面に
コラーゲンもしくはゼラチンにより形成された膜層を前
記面一こ適用して密着させる特許請求の範囲の嬉4項に
記載の血液適合性ポリ塩化ビニールの製造法。 8−2 「発明の詳細な説明」の欄の記載を欠配のとお
りに補正する。 記 (1)第3頁下から第9行目の記載「コラーゲン層」を
[コラーゲン(コラーゲンから生成したゼラチンを含ん
で、以)コラーゲンあるいはコラーゲンまたはゼラチン
と呼ぶ。)の層」に補正する。 (2)  第3頁下から第5行目の記載「保存用バッグ
」を[保存用バッグ、袋、容器その他のもの(以下、血
液バッグと呼ぶ。)に補正する。 (3)第5貴下から第4行目から第2行目の記載[ゼラ
チンもしくはコラーゲン膜は・・・・・・を生成する。 」を「コラーゲンもしくはゼラチン膜は水中に浸漬し適
度の水を吸着させてまたはコラーゲンを酸性水溶液もし
くはゼラチンを温熱水中に所定濃度に溶解して生成した
溶液をもって、いわゆる)・イドロゲルを生成する。」
1こ補正する。 手続補正書(方式) 昭和57年21412日 特許庁長官       殿 1、事件の表示 昭和56イI  特 許 願〜T l11117971
ノ2、 発明の名称 血液適合性ポリ塩化ビニールとそ
の製造方法3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 イ11す「  東京都川田谷区弦巻町4−30−8氏名
(ン山・)高橋鶴治

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1  チューブ状ポリ塩化ビニール管の内壁面にコラー
    ゲンもしくはゼラチン膜層を密着した複合管の形成に尚
    り、所定量のコラーゲンもしくはゼラチンを温熱水中に
    所定濃度に溶解して生成した溶液をもって、第一に二重
    円筒型ダイスが形成する所定形状寸法の間隙空間内に吐
    出成形し冷却固化をし架橋結合を導入して得た管の外周
    にポリ塩化ビニールを被覆して得喪複合管、もしくは第
    二にポリ塩化ビニール管内面に加圧下で前記のコラーゲ
    ンもしくはゼラチン溶液を流しこんで被覆膜層を形成し
    冷却固化をし架橋結合を導入して得た複合管、または第
    三にポリ塩化ビニール平面の膜もしくはシートの面上に
    前記のコラーゲンもしくはゼラチン溶液を塗着し冷却し
    固化凝固をし架橋結合を導入して得た複合板を形成し所
    定形状寸法に切断し所定の縁端を接着成形した複合管、
    これら第一、第二または第三の複合管から成り可塑剤溶
    出を防止する血液適合性ポリ塩化ビニール。 2  コラーゲンもしくはゼラチン形成物の凝固を、ア
    ルカリ性に保ち、0〜10[0に維持した室内またはア
    セトンもしくはエタノールの如き有機溶媒、食塩、硫安
    、芒硝の如き飽和塩類溶液中またはアンモニア溶液をコ
    ラーゲンに対して用い、成形直後に行うものである特許
    請求の範囲の181項に記載のJlll[適合性ポリ塩
    化ビニール。 3  成形したコラーゲンもしくはゼラチンの架橋導入
    は、凝固液中に適量のアルデヒド類を混合し凝固と同時
    に、もしくは凝固後に水洗乾燥前に加圧下でアルデヒド
    類溶液を流して行い、または凝固後の水洗乾燥後に紫外
    Stたはガンマ−線照4  ポリ塩化ビニールの管、膜
    もしくはシート、コラーゲンもしくはゼラチン溶液、こ
    れらの成形もしくは被覆の過程、冷却凝固の過程、水洗
    乾燥の過程、架橋導入の過程、これらの過程をもって、
    血液接面をコラーゲンもしくはゼラチンとするポリ塩化
    ビニール含有可塑剤溶出を防止する血液適合性ポリ塩化
    ビニールの製造法。 5  血液回路管または血液バグとして血液接触合性ポ
    リ塩化ビニール/194sk。
JP56144797A 1981-09-16 1981-09-16 血液適合性材料および該材料の製造方法 Granted JPS5846961A (ja)

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