JPS6034280Y2 - 脱臭器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は室内等を強制的に脱臭する脱臭器に関するもの
である。

従来の脱臭器吐出量が激減した器体内にごみが溜り易い
欠点があった。

本考案の目的は前記従来の欠点を除去し、吐出力が強く
耐用年数も長い脱臭器を提供することにある。

そのため本考案は器体１内の上部に套装体１８に組込ん
だシロッコファン４を設け、そのファン４の周方向の出
口５を器体１に設けた送気口６に対向させ、套装体１８
の下部に脱臭剤２を収容する容器３を着脱可能に取付け
、前記容器３の下面開口を器体１に形威した空気取入口
８に近接して設け、さらに器体１の開放した下面に底蓋
１３を蝶番１４により開閉可能に設けかつその開閉端を
係止具１５により本体に係止させ、前記送気口６及び空
気取入口８に夫々網又はフィルター１０゜１１を張設す
るとともに、容器３の下面開口び套装体１８内に網等の
通気板７を設けたものである。

尚図示の実施例においては器体１を壁等に取付けるため
の吊環９を設け、下部両側に形成した空気取入口８と上
部正面に形威した送気口６に網１０．１１を張設しであ
るが網１０の代りにフィルターを張設しても良い。

１２はスイッチを示す。

又器体１は下面を開放して底蓋１３を蝶番１４で蝶着し
、係止具１５を設け、脱臭器２の交換や内部の清掃を容
易化している。

更に容器３は鉤形切込１６，１６を上縁より形威し、網
１７を張設したシロッコファン４の套装体１８のピン１
９．１９を鉤形切込１６．１６に係合して容器３と固定
する。

２０は套装体１８の周りの支持板で器体１の内面に設け
た係止片２１に支えられる。

尚図示の脱臭剤２は顆粒状の天然アミノ酸を通気性ある
袋に収容したものであるが、必ずしも袋に入れることは
要せず、顆粒そのままを容器３に充填しても良い。

本考案は以上の構成であるから、シロッコファン４によ
り風量が安定し、脱臭剤２を多量使用しても負荷がか）
らず、吐出力が強大であると共にその特性を利用して多
重の網又はフィルター１０．１１及び通気板７を設ける
ことができるので臭いを運ぶガス、蒸気、塵埃その他の
微粒子を効果的に捕集することができ、しかも脱臭剤２
を収容した容器３は套装体１８から着脱可能であるから
清掃、交換も容易であり、また前記のような構成である
にも拘らずシロッコファン４を使用した脱臭器の耐用年
数は増し、従来のものにない種々特長を有している。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る脱臭器の一実施例を示したもので、
第１図は斜視図、第２図は縦断側面図、第３図はケース
掛止め機構を示す斜視図である。 １・・・・・・器体、２・・・・・・脱臭剤、３・・・
・・・容器、４・・・・・・シロッコファン、５・・・
・・・出口、６・・・・・・送気口、７・・・・・・通
気板、８・・・・・・空気取入口、１０．１１・・・・
・・網又はフィルター、１３・・・・・・底蓋、１４・
・・・・・蝶番、１５・・・・・・係止具、１８・・・
・・・套装体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 器体１内の上部に套装体１８に組込んだシロッコファン
   ４を設け、そのファン４の周方向の出口５を器体１に設
   けた送気口６に対向させ、套装体１８の下部に脱臭剤２
   を収容する容器３を着脱可能に取付け、前記容器３の下
   面開口を器体１に形威した空気取入口８に近接して設け
   、さらに器体１の開放した下面に底ｉ１３を蝶番１４に
   より開閉可能に設けかつその開閉端を係止具１５により
   本体に係止させ、前記送気口６及び空気取入口８に夫々
   網又はフィルター１０．１１を張設するとともに、容器
   ３の下面開口及び套装体１８内に網等の通気板７を設け
   たことを特徴とする脱臭器。