JP6985245B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気清浄機に関する。
従来、空気清浄機は、空気を取り入れる吸気口を有し、吸気口から取り入れた空気を内部フィルタでろ過することで清浄された空気を機体外へと排出する仕組みとなっている。このような空気清浄機は、内部フィルタとして、比較的大きな塵埃を集めるプレフィルタを備えている。空気清浄機の使用を続けるにつれ、プレフィルタには空気中に含まれる塵埃が堆積するため、プレフィルタに溜まった塵埃の掃除を定期的に行う必要がある。
そこで、プレフィルタを掃除する際に空気清浄機内部のフィルタに容易にアクセスできる機構として、空気清浄機の壁の一部をドアのように開閉可能な構造とした例がある(特許文献1参照)。
中国実用新案第204404381号明細書
しかしながら、特許文献1の空気清浄機では、プレフィルタや集塵フィルタを含むフィルタ全体が重ねられた状態でパネルに取り付けられている。このため、プレフィルタを掃除するためにプレフィルタを取り出す際、プレフィルタに付着した塵埃が他のフィルタやパネルに接触して塵埃が落下するおそれがある。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、プレフィルタの清掃を容易にした空気清浄機を提供することを目的とする。
本発明は、空気清浄機本体と、前記空気清浄機本体に開閉可能に取り付けられるとともに空気を吸い込む吸気口が形成されたパネルと、前記パネルに設けられ、前記吸気口から吸い込まれた塵埃をろ過するプレフィルタと、前記空気清浄機本体に設けられ、前記プレフィルタを通過した塵埃をろ過する集塵フィルタと、を備え、前記空気清浄機本体は、前記集塵フィルタを収容する収容枠を備え、前記プレフィルタは、枠体と、前記枠体に設けられるろ過部と、前記枠体を前記パネルの掛止部に掛ける被掛止部と、を備えるとともに、前記収容枠に嵌り込む大きさであり、前記被掛止部は、前記枠体から前記パネルに向けて突出して形成され、かつ、前記枠体の上端および下端に形成され、前記掛止部は、当該掛止部を前記パネルに固定する固定部と、前記被掛止部を掛けるとともに前記パネルから離間する方向に上向きに傾斜して形成される爪部と、を備え、前記パネルは、下側に位置する前記被掛止部を支持する支持部と、前記枠体と対向する位置に、当該枠体を押圧する押圧突起と、を備えるとともに、前記プレフィルタよりも下部に前記空気清浄機本体に対して回動自在に支持される軸を有し、当該パネルの上部が前記軸を支点として開くように構成され、前記支持部は、板状に形成され、かつ、前記パネルの裏面に対して垂直に突出して形成されるとともに、上側に位置する前記被掛止部を前記掛止部に掛けたときに下側に位置する前記被掛止部の下面が接する位置に形成され、前記押圧突起は、前記枠体に対向する位置に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、プレフィルタの清掃を容易にした空気清浄機を提供できる。
本実施形態に係る空気清浄機の外観斜視図である。 本実施形態に係る空気清浄機の分解斜視図である。 本実施形態に係る空気清浄機のフロントパネルを開いた状態を示す斜視図である。 プレフィルタが装着されたフロントパネルの裏面側を示す斜視図である。 プレフィルタの上面図である。 プレフィルタの下面図である。 プレフィルタを外したフロントパネルの裏面側を示す斜視図である。 フロントパネルを閉じた状態の軸部の部分拡大図である。 フロントパネルを開いた状態の軸部の部分拡大図である。 フロントパネルを開いた状態の空気清浄機を示す縦断面図である。 フロントパネルを閉じた状態の空気清浄機を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。上下左右前後等の方向については図面に記載の表記を元に説明する。なお、部材のサイズおよび形状は、説明の便宜上、変形または誇張して模式的に表す場合がある。
図1は、本実施形態に係る空気清浄機の外観斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る空気清浄機1は、前面を覆うフロントパネル2と、フロントパネル2が取り付けられる空気清浄機本体3と、を備えて構成されている。
フロントパネル2は、空気清浄機本体3の前面を覆う矩形状の前面部2aと、この前面部の左右両端において後方に向けて延びる側面部2b,2bと、を有する。前面部2aと側面部2bとの境界部分は湾曲して形成されている。また、フロントパネル2は、上端縁部が内側に曲げ形成されたつば部2cが形成されている。
また、フロントパネル2の前面部2aには、外部の空気を吸い込む吸気口2sが形成されている。この吸気口2sは、前面部2aの上部を除く略全体に形成されている。また、吸気口2sは、前面部2aが格子状に区画され、小さな角孔が上下方向と水平方向に密に配置されたものである。なお、吸気口2sの形状は、空気を吸い込むことができる形状であれば前記した実施形態に限定されるものではなく、ウェーブ状、ジグザグ状、スリット状などの形状を適宜選択して適用できる。
空気清浄機本体3は、上部に設けられる前側フラップ4と、この前側フラップ4の後方に設けられる後側フラップ5と、を備えている。前側フラップ4と後側フラップ5は、それぞれ固定軸を中心に回動することで開閉角度を調整し、清浄後の空気を排出する角度を調整する。
また、空気清浄機本体3は、左右の側面を覆うサイドケース3a,3aと、後面を覆うリアケース3bと、上面に位置するフラップフレーム3cと、を有する。フラップフレーム3cには、操作パネル3dが設けられている。
また、フロントパネル2を空気清浄機本体3に装着したときに、サイドケース3aの表面と側面部2bの表面とが面一(フラットな面)となり、またフラップフレーム3cの表面とつば部2cの表面とが面一(フラットな面)となっている。
図2は、本発明の実施形態に係る空気清浄機の分解斜視図である。なお、図2では吸気口2sの図示を省略している。
図2に示すように、空気清浄機本体3は、フロントパネル2側(前側)からリアケース3b側(後側)に向かって、プレフィルタ16a、集塵フィルタ16b、脱臭フィルタ16c、送風機構9がこの順番で配置されている。プレフィルタ16aは、フロントパネル2に取り付けられる。集塵フィルタ16bおよび脱臭フィルタ16cは、空気掃除機本体3に取り付けられる。送風機構9は、スクロール11と、スクロール11内に配置される遠心ファン10と、この遠心ファン10を回転させるモータ12とを備えて構成されている。スクロール11の上部開口には、送風グリル13が設けられている。なお、プレフィルタ16aと集塵フィルタ16bと脱臭フィルタ16cとで、浄化フィルタ類16が構成されている。
空気清浄機本体3は、送風機構9の遠心ファン10が回転することによって、フロントパネル2の前面側に設けた吸気口2s(図1参照)から空気清浄機本体3の外部の空気が流入する。そして、この空気流はプレフィルタ16a、集塵フィルタ16b、脱臭フィルタ16cを流通する。その後、浄化フィルタ類16によりろ過された空気は遠心ファン10が収納されるスクロール11の上部開口から前側フラップ4および後側フラップ5を介して機外に送り出される。
プレフィルタ16aは、綿ゴミ等の比較的大きなゴミを捕集(ろ過)するものである。集塵フィルタ16bは、チリ、ホコリ、花粉等の比較的小さな微粒子を捕集(ろ過)するものである。脱臭フィルタ16cは、臭いの元となる化学物質を吸着するものである。なお、本実施形態では、プレフィルタ16aと集塵フィルタ16bと脱臭フィルタ16cとを備えたものを例に挙げてするが、プレフィルタ16aと集塵フィルタ16bとを備えたものであってもよい。
また、集塵フィルタ16bと脱臭フィルタ16cは、フロントケース6に収容される。フロントケース6には、集塵フィルタ16bと脱臭フィルタ16cとを重ねた状態で収容する収容枠6s(図10)を備えている。また、プレフィルタ16aは、集塵フィルタ16bと同様の面積を有し、集塵フィルタ16bと同様に収容枠6sに嵌り込む大きさである。
また、フロントケース6の後方には、中間ケース8が設けられている。中間ケース8に形成された円形の開口にはグリル7が設けられている。なお、円形の開口は、遠心ファン10と対向する位置に形成されている。
このように構成された空気清浄機本体3は、ベースプレート14に、サイドケース3a,3a、リアケース3b、フロントケース6、中間ケース8が組み付けられる。そして、空気清浄機本体3は、各ケース3a,3b,6,8の上部にフラップフレーム3c、前側フラップ4、後側フラップ5が組み付けられる。
図3は、本実施形態に係る空気清浄機のフロントパネルを開いた状態を示す斜視図である。
図3に示すように、フロントパネル2は、下部に位置する固定軸部を中心として空気清浄機本体3に対して回動可能である。つまり、フロントパネル2は空気清浄機本体3に対して開閉可能な機構を有している。フロントパネル2をドアのように回動可能、開閉可能にすることで、フロントパネル2に設けられたプレフィルタ16a(図2参照)を露出させることができる。
また、フロントパネル2は、空気清浄機本体3に対してある一定の角度まで開いた状態で係止される。また、フロントパネル2は、空気清浄機本体3と繋ぐパネルアーム15を備える。パネルアーム15は、フロントパネル2の左右両側に設けられている。フロントパネル2が空気清浄機本体3に対して開くことができる角度は、プレフィルタ16aを取り出すことができる角度であればよく、例えば20度である。もちろん前記角度に限るものではなく、20度未満、20度ないし90度の範囲内において適宜設定できる。
空気清浄機本体3のフロントケース6には、パネルアーム15が進退自在となる開口6a,6aが形成されている。開口6aは、集塵フィルタ16bの上部の左右両側に形成されている。
また、フロントケース6は、集塵フィルタ16bよりも前方に張り出した張出部6bが形成されている。この張出部6bは、開口6aよりも上側に位置し、所定の幅で左右方向の一端から他端まで延びている。また、張出部6bの前面右側(左右方向の一方)には、空気の浄化度を色で判別できるようにした色表示部6cが設けられている。フロントパネル2には、色表示部6cと対向する位置に窓部2dが形成されている。
フロントパネル2は、パネルアーム15,15によって空気清浄機本体3と連結されている。パネルアーム15は、空気清浄機本体3に対して進退自在となるように構成されている。また、パネルアーム15は、フロントパネル2と着脱自在に連結されている。また、パネルアーム15には、フロントパネル2を開いたときに、フロントパネル2の開き角度が所定角度で規制されるストッパ(不図示)が設けられている。
パネルアーム15とフロントパネル2との連結は、凹凸嵌合による着脱であってもよく、マグネットによる着脱であってもよい。この場合の連結力は、通常使用時において、フロントパネル2はパネルアーム15と接続され、必要に応じてその保持力を上回る力でフロントパネル2を前方向に引っ張ることで、フロントパネル2を空気清浄機本体3から取り外すことができる。
図4は、プレフィルタが装着されたフロントパネルの裏面側を示す斜視図である。なお、図4では、プレフィルタ16aのフィルタ部Fの図示を一部省略して図示している。
図4に示すように、プレフィルタ16aは、空気清浄機本体3に取り付けられるものではなく、フロントパネル2に取り付けられるものである。
プレフィルタ16aは、格子状の枠体160と、フィルタ部F(ろ過部)と、を有している。枠体160は、矩形状の外枠161と、この外枠161の内側を格子状に区画する内枠162と、によって構成されている。
外枠161は、左端において上下方向に延びる縦枠部161aと、右端において上下方向に延びる縦枠部161bと、上端において左右方向に延びる横枠部161cと、下端において左右方向に延びる横枠部161dと、を有する。
内枠162は、上下方向に延びる縦区画部162a,162aと、左右方向に延びる横区画部162b,162b,162bと、を有する。プレフィルタ16aは、外枠161と内枠162とによって区画されたそれぞれの矩形状の領域に、例えば金属メッシュ状のフィルタ部Fがインサート成型によって構成されている。
外枠161の上端には、プレフィルタ16aをフロントパネル2に引っ掛けるための被掛止部163,163が設けられている。被掛止部163,163は、左右に離間して配置されている。また、外枠161の下端にも、同様に、被掛止部164,164(図6参照)が設けられている。
フロントパネル2には、空気清浄機本体3(図3参照)から延びるパネルアーム15と連結される連結部21が設けられている。この連結部21は、プレフィルタ16aよりも左右方向の外側に位置している。また、連結部21は、後方に突出する一対の爪21a,21aによって構成されている。一方、パネルアーム15の先端には、一対の爪21a,21aを加え込んで連結する加え込み部(図示省略)が設けられている。なお、図4では、フロントパネル2の左側のみ図示されているが、右側についても同様に連結部が設けられている。
また、フロントパネル2には、空気清浄機本体3に軸支されるシャフト(軸部)22,22が設けられている。このシャフト22は、プレフィルタ16aの下方に位置している。また、シャフト22,22は、フロントパネル2の裏面2tにねじ固定されている。
図5は、プレフィルタの上面図である。
図5に示すように、被掛止部163は、プレフィルタ16aの横枠部161cの上面に設けられている。また、被掛止部163は、左右方向に細長い略板状に形成され、外枠161よりフロントパネル2側(前側)に突出して形成されている。また、被掛止部163は、上面視(平面視)においてU字状に切り欠かれ、かつ、凹面が後方を向くように、上下方向に貫通する孔163aが形成されている。この孔163aは、横枠部161cよりも外側にU字状に大きく切り欠かれることによって形成されている。
図6は、プレフィルタの下面図である。
図6に示すように、被掛止部164は、プレフィルタ16aの横枠部161dの下面に設けられている。また、被掛止部164は、左右方向に細長い略板状に形成され、外枠161よりもフロントパネル2側(前側)に突出して形成されている。また、被掛止部164は、下面視(平面視)においてU字状に切り欠かれ、かつ、凹面が後方を向くように、上下方向に貫通する孔164aが形成されている。この孔164aは、横枠部161dよりも外側にU字状に大きく切り欠かれることによって形成されている。
このように、被掛止部163と被掛止部164は、上下対称に形成されている。つまり、プレフィルタ16aは、該プレフィルタ16aを図4において上下逆さまにした状態でも、プレフィルタ16aをフロントパネル2に取り付けることができるようになっている。
図7は、プレフィルタを外したフロントパネルの裏面側を示す斜視図である。なお、図7では、吸気口2sの図示を省略して、二点鎖線によって吸気口の領域を示している。
図7に示すように、フロントパネル2の裏面(背面)2tには、前面部2aの上端から下端に向けて直線状に延びる補強用のリブ2eが形成されている。このリブ2eは、左右方向に間隔を置いて複数(本実施形態では7本)形成されている。また、各リブ2eは、互いに平行に配置されている。また、各リブ2eは、所定の幅をもって、リブ2eが形成されていない面よりも厚みをもって形成されている。
また、フロントパネル2には、被掛止部163(または被掛止部164)を掛ける掛止部23,23が設けられている。この掛止部23は、フロントパネル2の裏面2tに固定する固定部23aと、固定部23aから斜め上向きに突出する爪部23bとによって構成されている。また、掛止部23は、リブ2eに固定されている。この掛止部23は、プレフィルタ16aの被掛止部163(164)の孔163a(164a)に対応する位置に形成されている。固定部23aは、フロントパネル2のリブ2eにネジ固定されている。爪部23bは、固定部23aの上端から後方に向けて上昇するように傾斜している。このように、固定部23aがリブ2eに重なるように配置されることで、掛止部23をフロントパネル2に安定して固定できる。また、固定部23aをリブ2eに重なるように配置することで、フロントパネル2の正面から固定部23aを視認し難くできる。
また、フロントパネル2には、被掛止部164(または被掛止部163)が載置される支持部24が形成されている。なお、支持部24は、板状に形成され、フロントパネル2の裏面2tに対して垂直に突出して形成されている。また、被掛止部163を掛止部23に掛けたときに、被掛止部164の下面が接する位置に形成されている。また、支持部24の左右方向の幅は、被掛止部164,164を載せることができる長さに形成されている。
また、フロントパネル2には、左右両端のリブ2e上に、後方に向けて突出する押圧突起25,25,25が形成されている。押圧突起25は、板状に形成され、上下方向に離間して配置されている。また、各押圧突起25は、プレフィルタ16aの縦枠部161a,161b(図4参照)に対向する位置に形成されている。
図8は、フロントパネルを閉じた状態の軸部の部分拡大図である。
図8に示すように、空気清浄機本体3のフロントケース6には、シャフトサポート6dが設けられている。このシャフトサポート6dは、凹面状のシャフト受部6d1が形成され、フロントパネル2に設けられたシャフト22がシャフト受部6d1に回動可能に支持されている。
フロントパネル2が閉じた状態においては、シャフト22の下半分がシャフト受部6d1によって覆われている。これにより、フロントパネル2は軸回転方向以外には動かず、フロントパネル2が空気清浄機本体3から外れることはない。
図9は、フロントパネルを開いた状態の軸部の部分拡大図である。
図9に示すように、フロントパネル2を最大まで開いた状態においては、シャフト22とシャフト受部6d1の接触角度が変化する。この状態において、同じ斜め上方にフロントパネル2を引っ張ることで、シャフト22がシャフト受部6d1から抜け出て、フロントパネル2を空気清浄機本体3から取り外すことができる。
フロントパネル2を取り外した後に再度取り付けたい場合には、元の位置にシャフト22とシャフト受部6d1とを合わせた後、フロントパネル2を空気清浄機本体3側(後方)に押す。これにより、パネルアーム15と連結部21とが係合し、フロントパネル2と空気清浄機本体3とが連結される。
図10は、フロントパネルを開いた状態の空気清浄機を示す縦断面図である。
図10に示すように、フロントパネル2を開いた状態では、フロントパネル2の裏面2t(背面)にプレフィルタ16aが位置している。この状態において、プレフィルタ16aは、被掛止部163が掛止部23の爪部23bに掛止されている。また、プレフィルタ16aの下端の被掛止部164は、フロントパネル2の裏面2tから突出して形成された支持部24に接している。また、被掛止部164の先端164bは、プレフィルタ16aの自重によって、フロントパネル2の裏面2tに当接する。また、被掛止部163,164を設けることによって、プレフィルタ16aとフロントパネル2の裏面2tとの間に隙間Sが形成されている。つまり、フロントパネル2を開いたときには、プレフィルタ16aのフィルタ部Fがフロントパネル2と空気清浄機本体3のいずれにも接触しないようになっている。このため、プレフィルタ16aのフィルタ部Fに付着した塵埃がフロントパネル2や空気清浄機本体3に接触することなく、プレフィルタ16aを空気清浄機1から取り外すことができる。
また、プレフィルタ16aを破線矢印の方向に引き上げてフロントパネル2から取り外す場合、プレフィルタ16aを引き上げるだけで、被掛止部163が掛止部23の爪部23bから抜け出る。また、被掛止部164が支持部24の上面に接した状態で支持されているだけである。このため、プレフィルタ16aを引き上げたとしても、被掛止部164が支持部24に引っ掛かることなく、プレフィルタ16aを引き上げることができる。また、被掛止部163を把持してプレフィルタ16aを引き上げたとしても、被掛止部164の先端164bがフロントパネル2の裏面2tに接触し続ける。このため、プレフィルタ16aのフィルタ部Fがフロントパネル2の裏面2tに接触することがない。このようなことから、プレフィルタ16aを掃除するために、フロントパネル2からプレフィルタ16aを取り外す際に、プレフィルタ16aから塵埃が落下するのを抑えることができる。
また、清掃後のプレフィルタ16aを取り付ける場合においても、プレフィルタ16aの上端を把持した状態で、プレフィルタ16aをフロントパネル2の裏面2tに沿って降下させる。そして、被掛止部163を掛止部23に引っ掛けることで、プレフィルタ16aの自重によって被掛止部164が支持部24に接触し、図10に示す状態に至る。
図11は、フロントパネルを閉じた状態の空気清浄機を示す縦断面図である。
図11に示すように、フロントパネル2を閉じた状態では、プレフィルタ16aが集塵フィルタ16bに密着するようになっている。プレフィルタ16aには、フロントパネル2側に向けて突出する被掛止部163,164が設けられている。このため、フロントパネル2を閉じたときに、プレフィルタ16aを集塵フィルタ16bに密着させることができる。
このように、プレフィルタ16aが集塵フィルタ16bに密着することで、フロントパネル2の吸気口2sから吸い込まれた空気がすべてプレフィルタ16aを通過する。その後に、プレフィルタ16aを通過した空気が集塵フィルタ16bを通過する。集塵フィルタ16bを通過した空気は、脱臭フィルタ16cを通過し、送風機構9を通って、前側フラップ4と後側フラップ5から機外に送り出される。
以上説明したように、本実施形態の空気清浄機1は、空気清浄機本体3と、空気清浄機本体3に開閉可能に取り付けられ、かつ、空気を吸い込む吸気口2sが形成されたフロントパネル2と、フロントパネル2に設けられて吸気口2sから吸い込まれた塵埃をろ過するプレフィルタ16aと、空気清浄機本体3に設けられてプレフィルタ16aを通過した塵埃をろ過する集塵フィルタ16bと、を備える(図10参照)。プレフィルタ16aは、集塵フィルタ16bよりも掃除をする頻度が高い。このため、空気清浄機本体3に対してフロントパネル2を開いたときに、プレフィルタ16aもフロントパネル2と一緒に動作するので、プレフィルタ16aを容易に取り外すことができる。よって、プレフィルタ16aの清掃が容易になる。
また、本実施形態では、プレフィルタ16aは、枠体160と、枠体160に設けられたフィルタ部Fと、枠体160をフロントパネル2の掛止部23に掛ける被掛止部163(164)と、を備える。この被掛止部163(164)は、枠体160からフロントパネル2に向けて突出して形成されている(図10参照)。これによれば、フロントパネル2とプレフィルタ16aとの間に隙間S(図10参照)を形成できるので、プレフィルタ16aがフロントパネル2の裏面2tに接触するのを抑制できる。また、プレフィルタ16aとフロントパネル2との間に指を挿入することが可能になる。このため、プレフィルタ16aを摘み易くなり、プレフィルタ16aをフロントパネル2から取り出し易くなる。
また、本実施形態では、掛止部23は、該掛止部23をフロントパネル2に固定する固定部23aと、被掛止部163(164)を掛ける上向きの爪部23bと、を備える(図7参照)。これによれば、プレフィルタ16aの被掛止部163(164)を爪部23bに容易に掛けることができる。
また、本実施形態では、爪部23bは、フロントパネル2から離間する方向に傾斜して形成されている(図7参照)。これによれば、フロントパネル2の裏面2tと爪部23bとの間隔が広くなるので、爪部が垂直に立って形成されている場合よりも、プレフィルタ16aの被掛止部163(164)を掛け易くなる。
また、本実施形態では、固定部23aがフロントパネル2の裏面に形成されたリブ2eに固定されている。これによれば、掛止部23をフロントパネル2に安定して固定できるとともに、フロントパネル2を正面から見たときに掛止部23を視認し難くできる。
また、本実施形態では、被掛止部163,164は、枠体160の上端および下端に形成されている(図4ないし図6、図10参照)。これによれば、空気清浄機本体3に対してフロントパネル2を閉じたときに、プレフィルタ16aの下部が集塵フィルタ16bから離れるのを抑制できる。また、プレフィルタ16aをフロントパネル2から取り外すときに、プレフィルタ16aがフロントパネル2に接触するのを防止できる。また、フロントパネル2から取り外したプレフィルタ16aを床面に置くときに、プレフィルタ16aのフィルタ部Fを床面から浮かせた状態で置くことができ、床面にフィルタ部Fの塵埃が付着するのを抑制できる。
また、本実施形態では、フロントパネル2は、下側(下部)に位置する被掛止部164を支持する支持部24を備える(図10参照)。これによれば、プレフィルタ16aが装着された状態でフロントパネル2を空気清浄機本体3から取り外したときに、プレフィルタ16aがフロントパネル2の裏面2tから離れるのを防止できる。
また、本実施形態では、被掛止部163,164は、上下対称の形状である(図5および図6参照)。これによれば、天地がなくなるので、プレフィルタ16aをフロントパネル2に取付け易くなる。
また、本実施形態では、被掛止部163(164)と掛止部23は、フロントパネル2の幅方向に複数形成されている(図4ないし図6参照)。これによれば、プレフィルタ16aをフロントパネル2に安定して取り付けることができる。
また、本実施形態では、フロントパネル2は、枠体160と対向する位置に、当該枠体160を押圧する押圧突起25を備える(図7参照)。これによれば、プレフィルタ16aが集塵フィルタ16bから離れる側に撓み過ぎるのを抑えることができる。
また、本実施形態では、フロントパネル2は、空気清浄機本体3の前側に設けられている(図1参照)。これによれば、空気清浄機本体3の後側にパネルが設けられている場合よりも、プレフィルタ16aの清掃が容易になる。
また、本実施形態では、フロントパネル2は、プレフィルタ16aよりも下部に空気清浄機本体3に対して回動自在に支持されるシャフト22を有する。このフロントパネル2の上部は、シャフト22を支点として開くように構成されている。これによれば、プレフィルタ16aをフロントパネル2から取り外す際に、ユーザは大きくかがむことなく、プレフィルタ16aを取り外すことが可能になる。
以上、本実施形態について図面を参照しながら説明したが、本実施形態は前記の内容に何ら限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本実施形態では、フロントパネル2を設けた場合を例に挙げて説明したが、空気清浄機本体3の背面にパネル(リアパネル)を設け、背面側から空気を吸い込む構成であってもよい。
また、前記した実施形態では、フロントパネル2の前面部2aのみ吸気口2sを設けた場合を例に挙げて説明したが、プレフィルタ16aの前面側に空気を導入できる流路を備えるものであれば、フロントパネル2の側面部2bに吸気口を設けた構成であってもよい。
また、前記した実施形態では、フロントパネル2の上部において掛止部23にプレフィルタ16aの被掛止部163を掛ける構成としたが、同様の掛止部23をフロントパネル2の下部に設けて、プレフィルタ16aを上下においてフロントパネル2に掛ける構成であってもよい。
1 空気清浄機
2 フロントパネル(パネル)
2e リブ
2s 吸気口
2t 裏面
3 空気清浄機本体
6 フロントケース
9 送風機構
16a プレフィルタ
16b 集塵フィルタ
16c 脱臭フィルタ
22 シャフト(軸)
23 掛止部
23a 固定部
23b 爪部
24 支持部
25 押圧突起
160 枠体
163,164 被掛止部
163a,164a 孔
164b 先端
F フィルタ部(ろ過部)

Claims (5)

  1. 空気清浄機本体と、
    前記空気清浄機本体に開閉可能に取り付けられるとともに空気を吸い込む吸気口が形成されたパネルと、
    前記パネルに設けられ、前記吸気口から吸い込まれた塵埃をろ過するプレフィルタと、
    前記空気清浄機本体に設けられ、前記プレフィルタを通過した塵埃をろ過する集塵フィルタと、を備え
    前記空気清浄機本体は、前記集塵フィルタを収容する収容枠を備え、
    前記プレフィルタは、枠体と、前記枠体に設けられるろ過部と、前記枠体を前記パネルの掛止部に掛ける被掛止部と、を備えるとともに、前記収容枠に嵌り込む大きさであり、
    前記被掛止部は、前記枠体から前記パネルに向けて突出して形成され、かつ、前記枠体の上端および下端に形成され、
    前記掛止部は、当該掛止部を前記パネルに固定する固定部と、前記被掛止部を掛けるとともに前記パネルから離間する方向に上向きに傾斜して形成される爪部と、を備え、
    前記パネルは、下側に位置する前記被掛止部を支持する支持部と、前記枠体と対向する位置に、当該枠体を押圧する押圧突起と、を備えるとともに、前記プレフィルタよりも下部に前記空気清浄機本体に対して回動自在に支持される軸を有し、当該パネルの上部が前記軸を支点として開くように構成され、
    前記支持部は、板状に形成され、かつ、前記パネルの裏面に対して垂直に突出して形成されるとともに、上側に位置する前記被掛止部を前記掛止部に掛けたときに下側に位置する前記被掛止部の下面が接する位置に形成され、
    前記押圧突起は、前記枠体に対向する位置に形成されていることを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記固定部は、前記パネルの裏面に形成されたリブに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記掛止部は、上下対称の形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄機。
  4. 前記被掛止部と前記掛止部は、前記パネルの幅方向に複数形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気清浄機。
  5. 前記パネルは、前記空気清浄機本体の前側に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気清浄機。
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