JP2006346281A - 電気掃除機およびその集塵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で分離部の手入れを容易にした電気掃除機の集塵カップを提供する。
【解決手段】集塵部本体15内に分離部16と塵埃収容部17とを区画する可動壁32を回動可能に設ける。開閉蓋18を閉じた状態で可動壁32の下端部を開閉蓋18で支持する。開閉蓋18の開動作に伴い、分離部16が回動軸65を中心に回動して廃棄開口23側へと回動することで、開閉蓋18を開けた状態で廃棄開口23から分離部16内の手入れを、簡単な構成で容易にできる。
【選択図】図1
【解決手段】集塵部本体15内に分離部16と塵埃収容部17とを区画する可動壁32を回動可能に設ける。開閉蓋18を閉じた状態で可動壁32の下端部を開閉蓋18で支持する。開閉蓋18の開動作に伴い、分離部16が回動軸65を中心に回動して廃棄開口23側へと回動することで、開閉蓋18を開けた状態で廃棄開口23から分離部16内の手入れを、簡単な構成で容易にできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、吸込開口から吸い込まれた塵埃を分離する分離部を集塵部本体内に備えた電気掃除機およびその集塵装置に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体の前部には、電動送風機の吸込側に連通する集塵室が区画形成され、この集塵室には、集塵装置としての集塵カップが着脱可能に設けられている。この集塵カップは、吸込開口、排気口および廃棄開口を有する集塵部本体と、廃棄開口を開閉可能な開閉蓋とを備え、集塵部本体内には、電動送風機の駆動により空気とともに吸込開口から吸い込まれた塵埃を比較的重量が大きい粗塵と、比較的重量が小さい細塵とにサイクロン分離する分離部と、この分離部により分離された粗塵を収容し廃棄開口に連通する粗塵収容部とが設けられている。この分離部には、細塵を捕集するメッシュ状のフィルタが周方向の所定位置に取り付けられている。さらに、集塵部本体には、分離部を粗塵収容部側へと押し出す押し出し機構が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−33241号(第6−8頁、図11−12)
しかしながら、上述の電気掃除機では、押し出し機構により分離部を押し出す構成であるため、集塵部本体内の構造が複雑になり、サイクロン分離部内のフィルタなどを掃除することが容易でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、簡単な構成で分離部の手入れを容易にした電気掃除機およびその集塵装置を提供することを目的とする。
本発明は、集塵部本体に設けられ、吸込開口から吸い込まれた塵埃を分離する分離部と、集塵部本体に設けられ、分離部で分離された塵埃を収容するとともに、廃棄開口に連通する塵埃収容部と、廃棄開口を開閉可能な開閉蓋と、分離部と塵埃収容部とを集塵部本体内に区画するとともに、開閉蓋の開動作に伴って廃棄開口側へと回動する区画壁部とを具備したものである。
本発明によれば、分離部と塵埃収容部とを集塵部本体内に区画する区画壁部が、開閉蓋の開動作に伴って廃棄開口側へと回動することで、開閉蓋を開けた状態で廃棄開口から分離部内の手入れを、簡単な構成で容易にできる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
図5において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、内部に収容された電動送風機2の駆動にて生じる吸込風とともに吸い込んだ塵埃を集塵装置としての集塵カップ3で分離して集塵する電気掃除機であり、被掃除面としての床面上を走行可能である。
また、掃除機本体1は、電動送風機2を収容した本体ケース4と、この本体ケース4の前側に区画形成された図示しない集塵室の上部に連通する開口5を回動により開閉可能とする本体蓋6とを備えている。
そして、掃除機本体1の前部には、集塵室に連通し外部から空気を吸引する本体吸込口7が開口されている。この本体吸込口7には、可撓性を有し湾曲可能な細長略円筒状のホース体8が連通接続されている。このホース体8の先端には、電動送風機2の動作モードなどが選択可能な手元操作部9が設けられている。この手元操作部9には、作業者が把持する手元把持部10が突設され、この手元把持部10には、電動送風機2などを複数の動作モードに設定する複数の設定ボタン11が設けられている。
また、手元操作部9の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管12が着脱可能に連通接続されている。さらに、この延長管12の先端には、例えば室内の床面の絨毯などの上に載置され、絨毯などの上の塵埃を吸い込む吸込口体としての床ブラシ13が着脱可能に連通接続されている。
さらに、掃除機本体1内には、電動送風機2などに外部の商用交流電源から給電可能な電源コード14が引き出し可能に収納されている。
そして、集塵カップ3は、図1に示すように、中空な略直方体状の集塵部本体15と、この集塵部本体15内に設けられた分離部16と、集塵部本体15内の分離部16の下方に設けられた塵埃収容部17と、集塵部本体15に回動可能に取り付けられた集塵部蓋体としての底蓋である開閉蓋18と、集塵部本体15に着脱可能に設けられた図示しないフィルタ体とを備えている。なお、以下、集塵カップ3の上流側を前側、下流側を後側とする。
集塵部本体15は、図1ないし図4に示すように、集塵部本体15内に空気とともに塵埃を吸い込む吸込開口21を区画する円筒状の円筒部22が前部に突設され、下端部に、開閉蓋18により開閉される廃棄開口23が開口されるとともに、後部に、フィルタ体が着脱される排気口24を区画するフィルタ装着部25が上側へと拡開するように形成されている。また、集塵部本体15の上部には、集塵カップ3を把持するための把持ハンドル部26が、フィルタ装着部25の前方にて左右方向に設けられている。
そして、フィルタ装着部25の上部の幅方向中心域には、フィルタ体を集塵部本体15に係止するための係止突部27が後方に向けて突設されている。
分離部16は、吸込開口21から空気とともに吸い込まれた塵埃を、比較的重量が大きい粗塵と、比較的重量が小さい細塵とに直進慣性により分離する部分であり、集塵部本体15内に固定された分離固定部31を備え、この分離固定部31の廃棄開口23側すなわち下側には、区画壁部としての可動壁32が嵌合されている。
分離固定部31は、吸込開口21の上半の周囲にて半円筒状に設けられた円弧部35と、この円弧部35の両側方に延設された側部延設壁36(一方のみ図示)と、これら側部延設壁36からそれぞれ下方に延設された下部延設壁37(一方のみ図示)と、これら下部延設壁37の後端部間に亘って設けられるとともに円弧部35の後端部が連続する後部延設壁38とを有している。
円弧部35は、筒状の分離部16の上半部分を形成するものであり、前側から後側へと突出して下方に湾曲して形成され、下端部が側部延設壁36よりも下方に若干突出し可動壁32が嵌合する突出部39となっている。また、この円弧部35には、径方向に複数の通気孔41が穿設され、これら通気孔41は、円弧部35の周方向に互いに隣接している。そして、これら通気孔41は、例えば前後方向に長手状に形成され、これら通気孔41のそれぞれには、分離部16で分離された細塵を捕集するメッシュ状のフィルタであるメッシュフィルタ42が設けられている。
側部延設壁36は、円弧部35の前端部両側から後端部に亘って略水平に延設され、これら側部延設壁36には、複数の側部通気孔44が格子状に穿設されている。そして、これら側部通気孔44には、メッシュ状の側部フィルタ45が設けられている。
下部延設壁37は、塵埃収容部17の両側部を区画するものであり、円弧部35の両側部から下方へと拡開状に形成されて集塵部本体15の両内壁に連続している。また、これら下部延設壁37の後部上側には、三角形状の開口部47が設けられ、この開口部47には、複数の通気孔部48が穿設された取付板49が嵌着されている。そして、通気孔部48のそれぞれには、メッシュ状のフィルタ51が設けられている。
後部延設壁38は、塵埃収容部17の後部を区画するものであり、フィルタ装着部25の前方に対向し、このフィルタ装着部25の下端部との間に、前後方向に沿うリブ52が幅方向に複数設けられている。このため、これらリブ52、後部延設壁38およびフィルタ装着部25の間に、複数の塵落とし孔53が幅方向に隣接して形成されている。また、後部延設壁38には、円弧部35の下方に位置して複数の後部通気孔54が格子状に穿設されているとともに、これら後部通気孔54の両側方に、複数の後側部通気孔55が格子状に穿設されている。そして、これら通気孔54,55のそれぞれには、メッシュ状の後部フィルタ56,57が設けられている。
可動壁32は、集塵部本体15に回動可能に設けられているとともに着脱可能に軸支され、開閉蓋18を閉じた状態で分離固定部31の下部に嵌合されることで分離部16と塵埃収容部17とを集塵部本体15内に区画して、分離部16にて分離された粗塵を水平後方および下方へとガイドするもので、円弧部35に対向する直進部61と、後部延設壁38に対向する屈曲部62とが一体的に設けられ、側面視で略L字状に屈曲されている。
直進部61は、開閉蓋18を閉じた状態で円弧部35の突出部39に両縁部が嵌合されることで筒状の分離部16の下半部分を区画するものである。すなわち、直進部61は、円弧部35とともに、筒状の分離部16を上下に分割した状態での下半部分である。したがって、この直進部61は、円弧部35に連続する半円筒状に形成され、上側が開放されている。また、この直進部61の前端部には、吸込開口21の下部にて集塵部本体15の内部から上側に屈曲したL字状に突設された一対の軸受部64(一方のみ図示)に着脱可能に係合されて直進部61を集塵部本体15に対して回動可能とする回動軸65が、下部に突設されている。したがって、直進部61は、開閉蓋18を閉じた状態で下部が吸込開口21の下縁部近傍に位置し、集塵部本体15内で略水平状となっている。また、この直進部61は、塵埃収容部17の前後方向の中心域よりも若干後方まで延設されている。
屈曲部62は、直進部61に連続した半円筒状に形成され、下流側の端部となる直進部61と反対側の端面が、下方に向けて後側へと傾斜状に形成され、開閉蓋18を閉じた状態で後端部が後部延設壁38の各通気孔54,55との間の部分に密着される。したがって、分離部16の下流端である屈曲部62と塵埃収容部17との接続開口は、下方前側へと傾斜状に開口している。また、この屈曲部62の下端部には、開閉蓋18を閉じた状態でこの開閉蓋18上部に当接して下側から支持される被支持部67が直進部61の軸方向に略平行な平面状に形成されている。したがって、可動壁32は、開閉蓋18の開動作に伴い、回動軸65を中心として後側が廃棄開口23側である下側へと回動することでこの廃棄開口23から一部が下方へと突出して分離部16内が廃棄開口23に臨むように開放するとともに、集塵部本体15に対して取り外し可能な構成となっている。
そして、可動壁32の両側部には、直進部61の前端部から屈曲部62の直進部61との連続部、すなわち可動壁32の屈曲部に亘って連続して、嵌合段部68が外方に向けてそれぞれ鉤状に突設されている。これら嵌合段部68は、開閉蓋18を閉じた状態で円弧部35の突出部39と嵌合する部分である。
塵埃収容部17は、分離部16で分離された粗塵が収容される空間部であり、下端部が廃棄開口23に連通している。
開閉蓋18は、廃棄開口23の形状に対応して横長に形成され、前側に、集塵部本体15の前部に設けられた一対の蓋軸支部69(一方のみ図示)に回動可能に軸支される一対の被軸支部71がそれぞれ突設されているとともに、一側に、集塵部本体15の他側部にて把持ハンドル部26よりも後側に取り付けられた図示しない開閉機構部に係脱される係脱突部72が突設されている。また、開閉蓋18の上面には、廃棄開口23の周囲と塵落とし孔53全体の周囲とのそれぞれに当接して気密を保つパッキン74,75が取り付けられている。したがって、開閉蓋18を閉じた状態で、パッキン74は、塵埃収容部17の下縁部全体を囲むとともに、パッキン74とパッキン75とは、塵落とし孔53に連通してこれら塵落とし孔53の下方に形成される空間部である細塵収容部76の下縁部全体を囲む。また、パッキン74は、開閉蓋18を閉じた状態で、可動壁32の屈曲部62の被支持部67が当接する部分である。
フィルタ体は、フィルタ装着部25に着脱可能に取り付けられるもので、細塵側フィルタとしての平面視略四角形状のプリーツフィルタと、このプリーツフィルタを保持してフィルタ装着部25に着脱可能に取り付ける四角形枠状の取付枠と、この取付枠に設けられプリーツフィルタにて捕集した細塵を、塵落とし孔53を介して細塵収容部76へと叩き落とす塵落とし機構とを備えている。
そして、プリーツフィルタは、正面視で略四角形状に形成され、左右方向に亘って前後方向に交互に湾曲されたプリーツ状となっており、取付枠は、フィルタ体をフィルタ装着部25から取り外す際に作業者が摘む摘み部が上部に突設され、この摘み部には、フィルタ体をフィルタ装着部25に取り付けた状態で係止突部27が挿入されて係止される係止孔が穿設され、また、塵落とし機構は、取付枠の後部に、左右方向に亘って取り付けられている。
次に、上記一実施の形態による掃除動作を説明する。
まず、掃除機本体1の本体蓋6を開けて集塵室を露出させ、開口5から集塵カップ3を集塵室に取り付けた後、本体蓋6を閉じる。
さらに、本体吸込口7にホース体8、延長管12および床ブラシ13を順次連通接続し、電源コード14を掃除機本体1から引き出して図示しないコンセントに接続し、手元把持部10を把持して所定の設定ボタン11を押して電動送風機2を所定の動作モードで駆動させる。
そして、作業者は、床ブラシ13を床面上で前後に走行させて床面の塵埃を床ブラシ13の先端部から空気とともに吸い込む。
この吸い込まれた空気は、吸込風となり、床ブラシ13、延長管12、ホース体8および本体吸込口7を経由して集塵室に流入する。
そして、この吸込風は、吸込開口21から集塵部本体15内に吸い込まれ、分離部16により、比較的重量が大きい粗塵は、この吸込風とともに分離部16を直進して塵埃収容部17内へと捕集されるとともに、比較的重量が小さい細塵は、吸込風がメッシュフィルタ42を通過する際にこのメッシュフィルタ42に捕集される。
粗塵とともに塵埃収容部17に流入した吸込風は、一部が各後部フィルタ56,57を通過する際に細塵がさらに捕集されるとともに、この吸込風の通過により、塵埃収容部17内に収容された粗塵が各後部フィルタ56,57に押し付けられて圧縮され、かつ、他の一部が、側部フィルタ45およびフィルタ51を通過する際に細塵がさらに捕集される。
さらに、これら吸込風は、メッシュフィルタ42を通過した吸込風とともに、フィルタ体のプリーツフィルタを通過する際に微細塵がさらに捕集され、電動送風機2に吸い込まれる。
この後、吸込風は、電動送風機2を通過して排気風となり、図示しない排気孔から掃除機本体1の外部へと排気される。
また、塵埃収容部17がいっぱいとなったり、各フィルタ42,45,51,56,57が目詰まりしたりした場合には、作業者が電気掃除機を停止させ、本体蓋6を開けて開口5から集塵カップ3を取り出した後、塵落とし機構を操作してプリーツフィルタに捕集した細塵を塵落とし孔53から細塵収容部76へと叩き落とし、例えばごみ箱などの上方にて開閉機構部のボタンを操作することで、開閉蓋18が自重により被軸支部71を中心として回動し、廃棄開口23が開放されて塵埃収容部17に収容された粗塵、および、細塵収容部76に収容された細塵が同時にゴミ箱などに廃棄されるとともに、開閉蓋18のパッキン74により被支持部67を支持されていた可動壁32が、開閉蓋18の開動作によりその支持を失い、自重により回動軸65を中心として前方へ回動し、分離部16が廃棄開口23に臨むことで、分離部16内に溜まった塵埃も同時にごみ箱などに廃棄される。
さらに、作業者は、各フィルタ45,51,56,57に付着した塵埃などを適宜除去するとともに、分離部16のメッシュフィルタ42に付着した塵埃を廃棄開口23から手、あるいはブラシなどを挿入して除去する。
なお、この状態で分離部16のメッシュフィルタ42が掃除しにくい場合には、可動壁32を若干上方へ浮かせて回動軸65と軸受部64との係合を外して可動壁32を集塵部本体15から取り外し、分離部16内を掃除する。
集塵カップ3内の手入れが終了すると、作業者は可動壁32の回動軸65を軸受部64へと再度係合させた状態で開閉蓋18を上方へと回動させて閉じることで、この開閉蓋18の上部に可動壁32の被支持部67が当接して可動壁32も上方へと回動し、可動壁32の嵌合段部68が分離固定部31の円弧部35の突出部39に嵌合して分離部16と塵埃収容部17とが再度集塵部本体15内に区画される。
そして、集塵カップ3を再度掃除機本体1の集塵室に取り付けて使用する。
上述したように、上記一実施の形態によれば、分離部16と塵埃収容部17とを集塵部本体15内に区画する可動壁32が、開閉蓋18の開動作に伴って廃棄開口23側へと回動することで、開閉蓋18を開けた状態で廃棄開口23から分離部16内の手入れ、すなわちメッシュフィルタ42などの掃除を容易にできる。
また、可動壁32を集塵部本体15内に回動可能に軸支し、開閉蓋18により可動壁32の下部を支持していることで、開閉蓋18を開動作させると、可動壁32が自重により自動的に開動作をするため、簡単な構成で可動壁32を容易に開動作させることができる。
さらに、可動壁32が分離部16の廃棄開口23側を形成することにより、可動壁32の回動によって分離部16内が廃棄開口23側に露出し、分離部16内を廃棄開口23側から容易に手入れできる。
しかも、可動壁32が開閉蓋18の開動作に連動して開動作することで、分離部16に溜まった塵埃も、塵埃収容部17および細塵収容部76に収容された塵埃を廃棄すると同時に廃棄できるので、作業性が良好になるとともに、分離部16内に溜まった塵埃を除去することで、メッシュフィルタ42の目詰まりなどを効率よく抑制でき、吸引力が持続するため、分離部16のメッシュフィルタ42を手入れする回数を減らすことができ、使い勝手が向上する。
また、可動壁32を集塵部本体15に対して着脱可能とすることにより、開閉蓋18を開けた状態で可動壁32を集塵部本体15から取り外して、作業者が手、あるいはブラシなどを集塵部本体15内へと挿入し易くなり、分離部16内を、より容易に掃除できる。
しかも、可動壁32は、回動軸65を軸受部64に係合させているだけであるため、集塵部本体15に対して容易に着脱できる。
そして、可動壁32の両側部に、突出部39と嵌合する嵌合段部68を設けることにより、可動壁32を分離固定部31に対して回動可能な構成としていても、これら分離固定部31と可動壁32との接続部の隙間から吸込風が漏れることを防止できる。
また、屈曲部62が塵埃収容部17内に突出しているため、この塵埃収容部17内に収容された粗塵が吸込時に屈曲部62により塵埃収容部17内で回ることを防止できる。
なお、上記一実施の形態において、可動壁32を開閉蓋18の開動作に連動して開動作させる構成としては、上記構成以外の様々な構成とすることが可能である。
また、可動壁32は集塵部本体15に対して取り外しできない構成とすることも可能である。この場合には、取り外した可動壁32を集塵部本体15に取り付け忘れて集塵カップ3を誤って使用することがない。
さらに、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、例えば自走式の電気掃除機などでもよく、また、例えば床ブラシ13が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
1 掃除機本体
2 電動送風機
3 集塵装置としての集塵カップ
16 分離部
17 塵埃収容部
18 開閉蓋
21 吸込開口
23 廃棄開口
32 区画壁部としての可動壁
2 電動送風機
3 集塵装置としての集塵カップ
16 分離部
17 塵埃収容部
18 開閉蓋
21 吸込開口
23 廃棄開口
32 区画壁部としての可動壁
Claims (4)
- 塵埃を吸い込む吸込開口、および、塵埃を外部へ廃棄可能な廃棄開口を備えた集塵部本体と、
この集塵部本体に設けられ、前記吸込開口から吸い込まれた塵埃を分離する分離部と、
前記集塵部本体に設けられ、前記分離部で分離された塵埃を収容するとともに、前記廃棄開口に連通する塵埃収容部と、
前記廃棄開口を開閉可能な開閉蓋と、
前記分離部と前記塵埃収容部とを前記集塵部本体内に区画するとともに、前記開閉蓋の開動作に伴って前記廃棄開口側へと回動する区画壁部と
を具備したことを特徴とした電気掃除機の集塵装置。 - 区画壁部は、集塵部本体に対して着脱可能に軸支されている
ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機の集塵装置。 - 区画壁部は、分離部の廃棄開口側を区画している
ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機の集塵装置。 - 電動送風機を収容した掃除機本体と、
前記電動送風機の吸込側に連通して前記掃除機本体に取り付け可能な請求項1ないし3いずれか一記載の集塵装置と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。
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JP2005178241A JP2006346281A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 電気掃除機およびその集塵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006346281A true JP2006346281A (ja) | 2006-12-28 |
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---|---|---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008125607A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機 |
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2005
- 2005-06-17 JP JP2005178241A patent/JP2006346281A/ja active Pending
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