JPS6034124B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

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JPS6034124B2
JPS6034124B2 JP55172445A JP17244580A JPS6034124B2 JP S6034124 B2 JPS6034124 B2 JP S6034124B2 JP 55172445 A JP55172445 A JP 55172445A JP 17244580 A JP17244580 A JP 17244580A JP S6034124 B2 JPS6034124 B2 JP S6034124B2
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/0011Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots associated with a remote control arrangement
    • G05D1/0022Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots associated with a remote control arrangement characterised by the communication link

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、送受信信号の相互干渉を防止し、かつ送受信
部の回路構成の簡略化を図った遠隔制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
電波により被操縦体を遠隔操縦する装置としては、例え
ば模型自動車や飛行機を遠隔操縦する、いわゆるラジオ
コントロー装置が知られている。このラジオコントロー
ル装置は、操作者側の送信機から発信された電波を、被
操縦体に搭載された受信機で受信し、操作者の操作量に
応じて被操縦体の各操作部位を駆動し、遠隔操縦を行い
、また操縦者は、被操縦体の動きを眼で追いながらその
操作量を決定するシステムとなっている。ところで近時
、遠隔操縦システムは、模型の被操縦体の制御のみなら
ず各種産業用機器、例えばクレ−ンのアームの上下、旋
回制御や各種ポンプのバルブの開閉制御などに採用され
るようになってきている。この場合、産業用機器では一
つの操作ミスが大きな事故につながるおそれがあるため
、被操縦体の動きを十分監視しておくことが必要である
そこで、被操作機器側から操作側に対してフィードバッ
ク信号を送出させるようにし、操作者の単なる目視によ
る監視のみによらず、信号的に閉回路を構成し、一種の
送受信同時システムとして被操作機器の遠隔操作を行う
システムが実用化されるようになってきている。すなわ
ち、第1図に示すように操作側1及び被操作側2に、そ
れぞれ送信部IT及び2Tと、受信部IR及び2Rを設
け、操作側1の操作部IPでの操作量に応じて変調され
て、アンテナIAから送された電波を被操作側2のアン
テナ2Aを介して受信部2Rで受信し、操作信号に変換
した後、被操作側2の被操作部2Mを駆動させる。
この被操作部2Mの操作状態が、送信部2Tで検出され
て信号化され、この信号に応じて変調された電波がアン
テナ2Bを介して操作側1のアンテナ1B‘こ向けて送
出され、受信部IRにより受信され、ここでデコードさ
れてモニタIMに与えられ、例えば可視情報として表示
されるようになるものである。この第1図に示す構成の
システムを用いて遠隔制御を行えば、被操作側2の被操
作部2Mの状態をほぼ実時間で監視できるので、確実な
制御が行われるようになる。
しかしながらこの場合、操作側1と被操作側2では、そ
れぞれ送信部ITと受信部IR及び送信部2Tと受信部
2Rがきわめて接近して設けられるため、前記各送信部
IT,2Tの発振周波数をそれぞれf,,f2とすれば
、相互干渉を防ぐためには、前記発振周波数f,,f2
を大きく離す必要がある。
このことは、操作側1と被操作側2とで送・受信部をそ
れぞれ別個に構成する必要が生じ、特に、一般にこの種
の受信部ではスーパーヘロブロダィン受信方式が探られ
ることから、送信用の発振回路部と受信用局部発振回路
部の2つの発振回路部が必要となる。
また、前記発振周波数f,及びらが大きく離れる場合は
、送信部ITと受信部IR、あるいは送信部2Tと受信
部2Rの送受信アンテナを共用しようとする場合、きわ
めて不利である。
一方、受信機IR又は2Rの入力部に特性の良いフィル
夕を設ければ、前記発振周波数f,及びf2をある程度
接近させることがきる。
しかしながらこの場合、一般に特性の良いフィル夕はき
わめて高価であり、また体積的にも大きくなり、かつ高
重量であるために、実用的でない。さらに、この場合も
受信部IR及び2Rにスーパーヘテロダィン方式を採用
すれば、送信用の発振回路部とは別個に受信用局部発振
回路部が必要であり、回路構成からみればかなり複雑に
なってしまう、という問題点があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、
操作側で形成される制御信号を被操作側に送出する送信
電波と、被操作側からのフィードバック信号送出用の送
信電波とは、必ずしも同時に発信される必要がない、と
いう点に着目し、操作側及び被操作側で操作者に知覚で
きない程度の切換え周期をもって時分割的に送信部と受
信部を交互に作動させることにより、送信部及び受信部
間の相互干渉を防止するとともに、それぞれの送信電波
形成用の発振回路部をそれぞれの受信部側での局部発振
電圧発生用の発振回路部として兼用させ、操作側及び被
操作側の発振回路部をそれぞれ一個とし、回路構成の簡
略化を図り、かつ被操作側の操作状態を実時間で監視で
きるようにした安価な遠隔制御装置を提供することを目
的とするものである。
以下、図面を参照して本発明による遠隔制御装置の一実
施例を説明する。
第2図は、本発明による遠隔制御装置の一実施例におけ
る操作側の構成を示すブロック図、第3図は、同実施例
における被操作側の構成を示すブロック図である。
まず、第2図において、11は、例えば可変抵抗器やキ
ーボード等により制御入力が与えられる操作部、12は
、前記操作部12で設定された制御入力を、パルス幅信
号などに変換するェンコーダ部、13は、前記ェンコー
ダ部12の出力に応じて発振回路部14の発振出力をオ
ン・オフ変調、あるいは周波数変調する変調回路部であ
り、15は、変調された発振回路部14の出力を電力増
幅してアンテナ16から発振させる出力回路部であって
、前記変調回路部13、発振回路部14及び出力回路部
15により送信部が形成される。
17は、リセット端子Rを有し、このリセット端子にリ
セット信号が与えられない場合に、所定周期でパルス信
号を発振するパルス発振回路部、18は、前言己パルス
発振回路部17の出力パルスと、後述する同期回路部か
ら出力される同期パルスとの論理和をとるオア回路部で
ある。
さらに19は、前記オア回路部18とェンコーダ部12
の出力が導入され、操作側での送信状態と受信状態を交
互に切換えるための切換信号を形成する送受信切換部で
ある。
また、2川ま、前記発振回路部14の発振出力が、局部
発振電圧として導入され、アンテナ21により受信され
た被操作側からの電波をスーパーへテロダィン方式によ
って検波ないし復調して前記被操作側の被操作部の駆動
状態に応じた信号を形成する受信回路部、22は、前記
送受信切換部19の出力により開き、前記受信回路部2
2の受信出力を通過させるゲート回路部であり、前記受
信回路部20とともに受信部を構成する。
23は、前記受信出力中から同期信号を抽出するための
同期回路部である。
24は、前記ゲート回路部22を通過してきた受信回路
部20の出力を、モニ夕部25の駆動信号に変換するデ
コーダ部であり、このデコーダ部24の出力によって、
被操作側の操作部位の状態がデコーダ部25に、例えば
可視情報として表示される。
一方、被操作側は第3図に示すように構成させる。
この第3図において、31は、アンテナ32で受信され
た操作側からの電波を、後述する送信用発振回路部の発
振出力を局部発振電圧として受けてスーパーヘテロダィ
ン方式により復調・増幅する受信回路部、32は、後述
する送受信切換部の出力により開き、前記受信回路部3
1の出力を通過させるゲート回路部であり、前記受信回
路部31とともに受信部を構成する。33は、前記受信
回路部31の受信出力を被操作部34の操作信号に変換
するデコーダ部である。
また、35は、前記ゲート回路部32を通過してきた受
信出力中から同期信号を抽出する同期回路部、36は、
前記被操作部34の状態を電気信号に変換し、コード化
するェンコーダ部、37は、前記同期回路部35の出力
と前記ェンコーダ部36の出力に基付いて、送受信切換
信号を形成する送受信功換部である。
さらに、38は、前記ェンコーダ部36でコード化され
た信号に応じて、発振回路部39の発振回出力を変調す
る変調回路部、40は、前記発振回路部39での発振出
力を電力増幅してアンテナ41から電波として送出する
出力回路部であり、前記変調回路部38、発振回路部2
9及び出力回路部40が、送信部を形成する。
次に上述した構成の本発明による遠隔制御装置の動作に
ついて第4図及び第5図に示すタイミング図を参照して
説明する。
第2図に示す操作側のパルス発振回路部17は、リセッ
ト端子Rにリセット信号が与えられない限り、第4図a
に一方を破線で示すような周期T.でパルスを発生して
いる。
そして、前記パルス発振回路部17の出力が、オア回路
部18を介してェンコーダ部12に与えられ、ヱンコー
ダ部12が操作者による操作部11の操作状態を読込み
、これをコード化して制御信号を形成し、この制御信号
が変調回路部13に与えられ、発振回路部14の発振出
力が変調される。
一方、前記オア回路部18の出力は、送受信切換部19
にも導入され、ここで送受信切換信号が形成される。
ここで、前記送受信切換部19の出力が“1”信号の場
合、前記ゲート回路部15が作動し、“0”信号の場合
、前記ゲート回路部22が開く論理構成にしておけば、
第4図aに実線で示すパルスの立上りに同期して、送受
層切換部19から第4図bに示すような“1”信号が出
力されると、この“1”信号が出力されている期間、出
力回路部15が作動し、アンテナ16から、制御信号に
応じて変調された送受信波が発信される。
この場合、ェンコーダ部12で形成される制御信号は、
第4図cに示すように、操作部11の操作データに応じ
てコード化されるデータ区眉証dと、制御のーフレ−ム
中におけるデータの送出終了を示す同期区間Tsとを含
む構成となる。具体的には、前記データ区憤町dと同期
区間Tsとは、例えば信号の時間幅や周波数を変えるこ
とによって区別させる、ようにすればよい。しかして、
前記アンテナ16から送出された電波は、第3図に示す
被操作側のアンテナ32で受信され、受信回路部31に
導入される。
ここで、受信回路部31は、発振回路部39の発振出力
を局部発振電圧として受け、受信電波をスーパーヘテロ
ダィン方式により中間周波に変換して復調・増幅する。
したがって、制御信号の搬送波の周波数、すなわち、操
作側の発振回路部14の発振周波数をf,、被操作側の
発振回路部39の発振周波数をf2とすれば、前記受信
電波はf,p2 =lf,一f2l の中間周波信号に変換され、復調・増幅が行われること
になる。
ところで、被操作側では、最初の状態では送受信切換部
37は、第5図aに示すように“0”信号を出力してお
り、これによりゲート回路部32が開いている。
したがって、前記受信回路部31で復調された信号は、
このゲート回路部32を通過してデコーダ部33及び同
期回路部35に与えられる。
デコーダ部35に入った信号は、ここで被操作部34の
操作用の信号に変換され、この操作信号によって、被操
作部34が駆動される。また、同期回路部35に入った
信号は第5図bに示す受信回路部31の出力信号中の同
期区間Tsを検出し、この同期区間の立下り時点に同期
して\第5図cに示す同期パルスを出力する。この同期
パルスは、送受信切換部37に入り、その出力を第5図
aに示すように“0”信号から“1”信号に反転させる
したがって、今度はこの送受信切換部37の出力により
、ゲート回路部32が閉じて、出力回路部4.0が出力
可能状態に切換わる。
一方、前記同期回路部35から出力された同期パルスは
、ェンコーダ部36にも入り、この同期パルスによって
ヱンコーダ部36は、被操作部34の操作状態を読込み
、ここで、第5図dに示すように、被操作部34の操作
状態データからなるデータ区間Tdとーフレーム中にお
けるデータの終了を示す同期区間Tsを含むフィードバ
ック信号が形成される。
さらに、このフィードバック信号が変調回路部38に入
り、発振回路部39の出力を変調する。
また、前記同期パルスにより、出力回路部40が、出力
可能状態に置かれていることから、前記フィードバック
信号は、搬送波の周波数をf2として、出力回路部40
からアンテナ41を介して電波として放出される。また
、前記ェンコーダ部36は、フィードバック信号中の同
期区間Tsの終了時に同期して、第5図eに示すような
切換信号を形成し、送受信切襖部37の出力を第5図a
に示すように“1”信号から“0”信号に反転させて、
ゲート回路部32を開き、次の受信状態に入る。
この間、発振回路部39は常時動作状態におかれるよう
になるので、安定した発振動作が持続することになる。
ところで、アンテナ41から放出された電波は、操作側
のアンテナ21を介して受信回路20に導入される。し
かして、受信回路部2川ま、常時動作状態にある発振回
路部14の発振出力を局部発振電圧として導入して、受
信電波をf,F2 =lf,一f2l の中間波信号に変換した後、検波・復調する。
一方、この操作側では、ェンコーダ部12から第4図c
に示す制御信号中の同期区間Tsの終了後、4図dに示
す切換パルスが形成され、この切換パルスが送受信切換
部19に与えられて、第4図bに示すようにその出力が
“1”信号から“0”信号に反転し、送信状態から受信
状態に切換っている。したがって、ゲート回路部22が
開いた状態にあり、被爆作側から送られて受信回路部2
0により検波・復調された第4図eに示すフィードバッ
ク信号が、ゲート回路部22を通過してデコーダ部24
に入り、デコードされて元のフィードバック信号に変換
されて、モニタ部25により、例えば可視像として被操
作側の被操作部の操作状態が映出されるようになる。
また、前記ゲート回路部22の出力は、同期回路部23
にも導入されており、ここで、第4図eに示すフィード
バック信号中の同期区間Tsが検出され、この同期区間
の立下り時点に同期して、第4図fに示す同期パルスを
出力する。
この同期パルスは、まずパルス発振回路部17のリセッ
ト端子Rに入り、これをリセットし、第4図aに破線で
示すパルスの発生を禁止させる。また、前記同期パルス
は、オア回路部18を介して送受信切換部19に与えら
れ、その出力を第4図bに示すように“0”信号の状態
から“1”信号の状態に切換え、再び送信状態に戻って
、上述した同様の過程を通り、操作部11の操作状態を
、被操作側に送出する動作を繰返すようになるものであ
る。
ところで、何らかの理由、例えば被操作部34の故障等
により、被操作側が操作側から送出される制御信号に応
答しない場合、すなわち、ェンコーダ部12で形成され
た第4図dに示す切換信号により、ゲート回路部22が
開いて受信状態にあるにもかかわらず、第4図eに破線
で示す被操作側からのフィードバック信号が受信されな
い場合は、送受信切襖部19の出力を“0”信号から“
1”信号に換えて受信状態から送信状態にするための、
同期回路部23による第4図fに示す同期パルスが形成
されないことになる。
しかしながらこの場合は、パルス発振回路部17がリセ
ットされないので、前回の同期パルスが発生してからこ
のパルス発振回路部の周期T,後に、第4図aに示すよ
うにパルス発振回路部17からパルスが発生し、このパ
ルスが送受信切換部19に与えられて、その出力が“1
”信号に反転され、送信状態に切換わる。
すなわち、被操作側からフィードバック信号が送り返さ
れない場合でも、操作側はパルス発振回路部17の周期
に応じて制御信号を送出し続けるようになり、制御指令
が中断されることはない。
そしてこの場合、被操作側からのフィードバック信号が
なければ、モニタ部25が不動作となることから、操作
者は被操作側に何らかの故障が生じたことを認識できる
。あるいは、操作側でパルス発振回路部17からの出力
パルスを計数して、そのパルスが連続して数回発生した
場合には、モニタ部25、又は別途設けた警報部により
警報表示や警報音を発生させ、被操作側の事故状態を知
らせるようにしてもよい。
このように、操作側では、制御信号を送出するための、
最初の起動パルスをパルス発振回路部17で形成した後
は、被操作側からのフィードバック信号中に含まれる同
期区間を検出して、これに基付いて形成される同期信号
により、受信状態から送信状態への切換えを行っている
また、被操作側では、操作側から送出される制御信号中
に含まれる同期区間を検出し、これに基付いて形成され
る同期信号により、受信状態から送信状態への切換えを
行っているものである。
しかして、前記各同期信号の発生周期を、被操作部34
の動作を実質上中断させないような時間、あるいは操作
者にとつては連続状態と知覚され得る時間、例えば数十
mS程度の時間に設定することにより、被操作部34の
連続的な操作が得られ、またモニタ部25上で、前記被
操作部34の実時間で操作状態を連続的に監視できるよ
うになる。すなわち、操作側及び被操作側で、時分割的
に交互に送受信状態を切換えて被操作部34の制御を行
っているので、操作側及び被操作側での送信信号と受信
信号の相互干渉を防げ、確実な遠隔操作と操作状態の監
視を行うことが可能になるものである。
また、操作側及び被操作側のそれぞれで、送信用発振回
路部を、受信用局部発振回路部として兼用しているので
、それぞれに発振回路部が一個で足り、回路構成の大幅
な簡略化を可能にしているとともに、操作側及び被操作
側のそれぞれの内部での相互干渉をなくす上からもきわ
めて有利な回路構成となっている。
さらに、発振回路部14及び39が、それぞれ受信用局
部発振回路部としても用いられることから、送信電波の
周波数と受信電波の周波数は、各受信回路部における中
間周波数分だけ離れた構成となる。
ところで、一般に前記中間周波数は、使用周波数帯によ
り数百KHZ〜数十MH2程度に選定されるので、送信
周波数と受信周波数は、比較的近接した周波数となり、
送受信のアンテナ16と21、又は32と41を兼用す
る上で有利である。
すなわち、第6図のように操作側又は被操作側(図では
、操作側のみについて示している)のアンテナを、アン
テナ50のみの一個で構成し、このアンテナ50と出力
回路部15及び受信回路部20とを、例えばサーキュレ
ータなどの分波回路部51で結合して、アンテナの節約
を図る場合などにおいても、送受信電波の周波数が接近
しているので、アンテナ50での電波の有効な放出及び
受信が可能となるものである。そのほか本発明は、上記
し、かつ図面に示した実施例に限定されることなくその
要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できるもので
ある。
以上述べたように、本発明による遠隔制御装置は、操作
側及び被操作側で、時分割的に送信状態と受信状態を切
換え、被操作部の遠隔操作とその操作状態の監視を行う
ようにし、かつ、操作側及び被操作側では、それぞれ一
個の発振回路部をもち、この発振回路部を送信用の発振
回路部として使用するとともに、また受信時の局部発振
回路部としても兼用する構成になるものである。したが
って、本発明による遠隔制御装置は、操作側及び被操作
側のそれぞれの内部で送受信電波が同時に存在すること
がないので、送受信電波の相互干渉が防げ、誤動作のな
い正確な操作と監視動作が行える、というすぐれた特長
を有するものである。
また、時分割的に送受信を切換えているために受信回路
部の入力側に特性の良いフィル夕を設けるなどの工夫が
必要であり、さらに、操作側及び被操作側に設ける発振
回路部がそれぞれ−固で足ることから、回路構成の大幅
な簡略化が図れ、製造コストを低減させる上からも得ら
れる効果はきわめて大である。
特に、操作側及び被操作側ではそれぞれ一個の発振回路
を送信用と局部発振用に兼用することにより、受信回路
部での中間周波数が、操作側及び被操作側で等しくなる
ので、構成部品の共通化が図れ、製造上から、また保守
上からもきわめて有利となる。
さらに、本発明による遠隔制御装置は、相互干渉を引起
すことなく、送受信電波の周波数を大幅に接近させるこ
とができるので、送受信アンテナの共用も可能となり、
装置の小型化や構成部品の節約を図る上からも有利とな
るなど、性能上から、得られる効果はきわめて大である
【図面の簡単な説明】
第1図は、送受信同時方式による遠隔制御装置の概略動
作を説明するための図、第2図は、本発明による遠隔制
御装置の一実施例における操作側の構成を示すブロック
図、第3図は、同実施例における被操作側の構成を示す
ブロック図、第4図a〜f及び第5図a〜eは、同実施
例の動作を説明するためのタイミング図、第6図は、本
発明による遠隔制御装置の他の実施例を示す要部ブロッ
ク図である。 11・・・・・・操作部、13,38・・・・・・変調
回路部、14,39…・・・発振回路部、15,40・
・・・・・出力回路部、19,37・・・・・・送受信
切襖部、20,31・・・…受信回路部、22,32…
・・・ゲート回路部、34・・・・・・被操作部。 第1図 第3図 第6図 第2図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 操作側及び被操作側のそれぞれに送信部と受信部が
    設けられ、操作側で形成される制御信号に応じてこの操
    作側から送信される電波を、被操作側の受信部で受信・
    復調して被操作部を駆動した後、被操作側の操作部の操
    作状態をフイードバツク信号として被操作側の送信部よ
    り操作側に送信し、操作側の受信部で受信・復調してモ
    ニタすることにより被操作部の操作状態を実時間で監視
    できるようにした遠隔制御装置において、操作側及び被
    操作側は、それぞれ送信用の電波を形成するための発振
    回路部と、この発振回路部の出力を電波として送出する
    ための出力回路部と、前記発振回路部の発振出力が局部
    発振電圧として導入され、受信した電波との差の周波数
    をもつ中間周波信号に変換した後復調する受信回路部と
    、相手側に送出すべきデータ信号に同期信号を付加した
    制御信号を形成するエンコーダ部と、相手側から受信し
    た信号中から同期信号を検出する同期回路部と、前記エ
    ンコーダ部の出力中の同期信号を検出して送信状態から
    受信状態に切換える信号を形成するとともに、前記同期
    回路部で検出された同期信号を受けて受信状態から送信
    状態に切換える信号を形成する送受信切換部とを備えた
    構成になる遠隔制御装置。
JP55172445A 1980-12-06 1980-12-06 遠隔制御装置 Expired JPS6034124B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60214013A (ja) * 1984-04-06 1985-10-26 Namuko:Kk 走行ロボツトの制御装置
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