JPS6033847B2 - ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造法 - Google Patents
ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造法Info
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- JPS6033847B2 JPS6033847B2 JP52112226A JP11222677A JPS6033847B2 JP S6033847 B2 JPS6033847 B2 JP S6033847B2 JP 52112226 A JP52112226 A JP 52112226A JP 11222677 A JP11222677 A JP 11222677A JP S6033847 B2 JPS6033847 B2 JP S6033847B2
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- Japan
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- gloves
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- manufacturing polyurethane
- polyurethane solution
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
- Y02P20/143—Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Gloves (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製
造法、詳しくはポリウレタン弾性糸を用いてポリウレタ
ン手袋製造用ポリウレタン溶液を製造する方法に関する
。
造法、詳しくはポリウレタン弾性糸を用いてポリウレタ
ン手袋製造用ポリウレタン溶液を製造する方法に関する
。
ポリウレタンだけで製造した手袋、または織布や不織布
の手袋に浸債法によりポリウレタンをコーティングした
手袋は一般にポリウレタン手袋といわれるが、近年この
ポリウレタン手袋は、ポリウレタンの特性面を生かして
例えば化学業界において皮膚を守るために使用されたり
、他業界においても従来の軍手、塩ビ手袋、ゴム手袋で
は用をなさない場合に使用されるなどというように、そ
の需要は増大の一途にある。
の手袋に浸債法によりポリウレタンをコーティングした
手袋は一般にポリウレタン手袋といわれるが、近年この
ポリウレタン手袋は、ポリウレタンの特性面を生かして
例えば化学業界において皮膚を守るために使用されたり
、他業界においても従来の軍手、塩ビ手袋、ゴム手袋で
は用をなさない場合に使用されるなどというように、そ
の需要は増大の一途にある。
そして従来、このポリウレタン手袋の製造には、熱可塑
性ポリウレタンベレツトなどの熱可塑性ポリウレタンを
極性溶剤に溶解したポリウレタン溶液が用いられている
。
性ポリウレタンベレツトなどの熱可塑性ポリウレタンを
極性溶剤に溶解したポリウレタン溶液が用いられている
。
すなわち、熱可塑性ポリウレタンを極性溶剤に加え、加
温溶解したポリウレタン溶液に手袋型を浸潰し、引上げ
て乾燥することを1度もしくは2度以上実施することに
よりポリウレタンだけの手袋が製造され、また織布や不
織布でつくった手袋を水で湿潤したのち、手袋型に装着
したものを上記ポリウレタン溶液に浸潰し、引上げて乾
燥することを1度もしくは2度以上実施することにより
織布や不織布の手袋にポリウレタンをコーティングした
手袋が製造されている。一方、ポリウレタン弾性糸(通
称スパンデツクス)はゴムの様な弾性をもつ繊維で、強
い物理的性質、化学的性質を有しており、他の合成繊維
、例えばナイロン、ポリエステル等に代表される通常の
紡績繊維に比べると異質の繊維であり、近年ファンデー
ション等に多く使用されている。
温溶解したポリウレタン溶液に手袋型を浸潰し、引上げ
て乾燥することを1度もしくは2度以上実施することに
よりポリウレタンだけの手袋が製造され、また織布や不
織布でつくった手袋を水で湿潤したのち、手袋型に装着
したものを上記ポリウレタン溶液に浸潰し、引上げて乾
燥することを1度もしくは2度以上実施することにより
織布や不織布の手袋にポリウレタンをコーティングした
手袋が製造されている。一方、ポリウレタン弾性糸(通
称スパンデツクス)はゴムの様な弾性をもつ繊維で、強
い物理的性質、化学的性質を有しており、他の合成繊維
、例えばナイロン、ポリエステル等に代表される通常の
紡績繊維に比べると異質の繊維であり、近年ファンデー
ション等に多く使用されている。
そこで本発明者は、このポリウレタン弾性糸をポリウレ
タン手袋製造用のポリウレタン溶液に利用することを考
えたが、このポリウレタン弾性糸はそのまま極性溶剤に
加えて加温し溶解しようとしてもポリウレタン溶液とな
り}こく〈、また長時間かけて溶解しても放置するとゲ
ル化して手袋製造用に使用できないことがわかった。こ
れはポリウレタン弾性糸の構造は主としてポリエステル
ポリオールまたはポリエーテルポリオールにジイソシア
ネートを附加させてプレポリマ−とした後、極性溶剤に
て稀釈しジアミンで鎖伸長化したものであり、線状構造
と絹状構造を共有しているので、一度脱溶剤しポリウレ
タン弾性糸としたものは再度極性溶剤に加温溶解しよう
としてもポリウレタン溶液とはなりにくいものと推定ご
れる。このような事情から、本発明者は、このポリウレ
タン弾性糸を極性溶剤に加温溶解してポリウレタン手袋
製造用のポリウレタン溶液を得ることについて種々研究
した結果、ついにポリウレタン弾性糸を極性溶剤に加温
溶解させるにあたり、アルカリ金属またはアルカリ士金
属の塩化物を存在させることにより上記問題が解決され
ることを知り、この知見に基いて本発明を完成するに到
ったのである。すなわち、本発明はポリウレタン弾性糸
をアルカリ金属またはアルカリ士金属の塩化物の存在の
もとに樋性溶剤に加温溶解させ溶液を得ることを特徴と
する、ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造
法であって、その目的とするところは従来ポリウレタン
手袋製造用ポリウレタン溶液の原料として用いられたこ
とのないポリウレタン弾性糸を用いてポリウレタン手袋
製造用ポリウレタン溶液を製造する方法を提供すること
にある。
タン手袋製造用のポリウレタン溶液に利用することを考
えたが、このポリウレタン弾性糸はそのまま極性溶剤に
加えて加温し溶解しようとしてもポリウレタン溶液とな
り}こく〈、また長時間かけて溶解しても放置するとゲ
ル化して手袋製造用に使用できないことがわかった。こ
れはポリウレタン弾性糸の構造は主としてポリエステル
ポリオールまたはポリエーテルポリオールにジイソシア
ネートを附加させてプレポリマ−とした後、極性溶剤に
て稀釈しジアミンで鎖伸長化したものであり、線状構造
と絹状構造を共有しているので、一度脱溶剤しポリウレ
タン弾性糸としたものは再度極性溶剤に加温溶解しよう
としてもポリウレタン溶液とはなりにくいものと推定ご
れる。このような事情から、本発明者は、このポリウレ
タン弾性糸を極性溶剤に加温溶解してポリウレタン手袋
製造用のポリウレタン溶液を得ることについて種々研究
した結果、ついにポリウレタン弾性糸を極性溶剤に加温
溶解させるにあたり、アルカリ金属またはアルカリ士金
属の塩化物を存在させることにより上記問題が解決され
ることを知り、この知見に基いて本発明を完成するに到
ったのである。すなわち、本発明はポリウレタン弾性糸
をアルカリ金属またはアルカリ士金属の塩化物の存在の
もとに樋性溶剤に加温溶解させ溶液を得ることを特徴と
する、ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造
法であって、その目的とするところは従来ポリウレタン
手袋製造用ポリウレタン溶液の原料として用いられたこ
とのないポリウレタン弾性糸を用いてポリウレタン手袋
製造用ポリウレタン溶液を製造する方法を提供すること
にある。
本発明において用いられるポリウレタン弾性糸(通称ス
パンデックス)は市販のファンデーション等に用いられ
るものであれば、すべて使用することができ、特にポリ
エステルポリオールまたはポリエーテルポリオールにジ
イソシアネートを附加させてプレポリマ−とし、これを
エチレンジアミソなどのジアミンで鎖伸長化したものが
好ましい。なお本発明においてはポリウレタン弾性糸の
不用品も使用することができる。本発明において用いら
れる極性溶剤としては、例えばジメチルフオルムアミド
(DMF)、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ドン、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサンなど
が挙げられる。
パンデックス)は市販のファンデーション等に用いられ
るものであれば、すべて使用することができ、特にポリ
エステルポリオールまたはポリエーテルポリオールにジ
イソシアネートを附加させてプレポリマ−とし、これを
エチレンジアミソなどのジアミンで鎖伸長化したものが
好ましい。なお本発明においてはポリウレタン弾性糸の
不用品も使用することができる。本発明において用いら
れる極性溶剤としては、例えばジメチルフオルムアミド
(DMF)、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ドン、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサンなど
が挙げられる。
そして特にコスト、安定性の面から、ジメチルフオルム
アミドが好ましい。つぎにポリウレタン弾性糸を極性溶
剤に加温浴解させるにあたり存在させるアルカリ金属ま
たはアルカリ士金属の塩化物の具体例としては、例えば
塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化ル
ビジウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム等が挙げ
られ、特に有効性面から塩化リチウムが好ましい。
アミドが好ましい。つぎにポリウレタン弾性糸を極性溶
剤に加温浴解させるにあたり存在させるアルカリ金属ま
たはアルカリ士金属の塩化物の具体例としては、例えば
塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化ル
ビジウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム等が挙げ
られ、特に有効性面から塩化リチウムが好ましい。
そしてアルカリ金属またはアルカリ士金属の塩化物の使
用量としては、ポリウレタン弾性糸に対して0.05〜
10%が適当であり、得られたポリウレタン溶液の安定
性およびこのポリウレタン溶液を用いて製造したポリウ
レタン手袋の物性の面を考慮すると0.5〜2%が最も
好ましい。
用量としては、ポリウレタン弾性糸に対して0.05〜
10%が適当であり、得られたポリウレタン溶液の安定
性およびこのポリウレタン溶液を用いて製造したポリウ
レタン手袋の物性の面を考慮すると0.5〜2%が最も
好ましい。
本発明にしたがいポリウレタン溶液を得るには、ポリウ
レタン弾性糸をアルカリ金属またはアルカリ士金属の塩
化物の存在のもとに適性溶剤に加温溶解する任意の手段
をとることができる。
レタン弾性糸をアルカリ金属またはアルカリ士金属の塩
化物の存在のもとに適性溶剤に加温溶解する任意の手段
をとることができる。
例えば樋性溶剤に予めアルカリ金属またはアルカリ士金
属の塩化物の適量、好ましくはポリウレタン弾性糸に対
し0.05〜10%を添加し、これにポリウレタン弾性
糸を投入後、数時間加熱下で雌拝して溶解させ、得られ
た溶液を常温に戻し数時間放置して脱泡し手袋型が浸債
可能な状態にする。本発明により得られるポリウレタン
溶液は長時間放置しても溶液の変化はなく、特に液の均
一性、粘度、変色の面で全く安定化されたものである。
このポリウレタン溶液は手袋への成型加工性が非常によ
く、またこのポリウレタン溶液を用いて製造されたポリ
ウレタン手袋の耐溶剤性、特にトリクレン、メチルエチ
ルケトン、トルオール、石油等に対する抵抗性は従来の
ポリウレタン手袋製品に比べて遜色がなく、他の物理的
性質も問題はない。しかも製品のポリウレタン手袋は均
一性で風合はかえってよくなることが認められた。本発
明により得られたポリウレタン溶液を用いるポリウレタ
ン手袋の製造は、ポリウレタン手袋製造の常法にしたが
って実施することができる。例えばこのポリウレタン溶
液に磁器製、金属製、または合成樹脂製の手袋型を侵潰
し、引上げて乾燥することを1度もしくは2度以上実施
することによりポリウレタンだけの手袋が製造され、ま
た織布や不織布好ましくはメリヤスでつくった手袋を水
で湿潤したのち、手袋型に装着したものをこのポリウレ
タン溶液に浸潰し、乾燥することを1度もしくは2度以
上実施することにより、織布や不織布好ましくはメリヤ
スの手袋にポリウレタンをコーティングした手袋が製造
される。以上述べたように本発明は従来用いられたこと
のないポリウレタン弾性糸を用いてポリウレタン手袋製
造用に適するポリウレタン溶液の製造を可能にしたもの
であり、もしポリウレタン弾性糸の不用品があればその
再利用の途を開いたものであって、非常に有用な発明で
ある。
属の塩化物の適量、好ましくはポリウレタン弾性糸に対
し0.05〜10%を添加し、これにポリウレタン弾性
糸を投入後、数時間加熱下で雌拝して溶解させ、得られ
た溶液を常温に戻し数時間放置して脱泡し手袋型が浸債
可能な状態にする。本発明により得られるポリウレタン
溶液は長時間放置しても溶液の変化はなく、特に液の均
一性、粘度、変色の面で全く安定化されたものである。
このポリウレタン溶液は手袋への成型加工性が非常によ
く、またこのポリウレタン溶液を用いて製造されたポリ
ウレタン手袋の耐溶剤性、特にトリクレン、メチルエチ
ルケトン、トルオール、石油等に対する抵抗性は従来の
ポリウレタン手袋製品に比べて遜色がなく、他の物理的
性質も問題はない。しかも製品のポリウレタン手袋は均
一性で風合はかえってよくなることが認められた。本発
明により得られたポリウレタン溶液を用いるポリウレタ
ン手袋の製造は、ポリウレタン手袋製造の常法にしたが
って実施することができる。例えばこのポリウレタン溶
液に磁器製、金属製、または合成樹脂製の手袋型を侵潰
し、引上げて乾燥することを1度もしくは2度以上実施
することによりポリウレタンだけの手袋が製造され、ま
た織布や不織布好ましくはメリヤスでつくった手袋を水
で湿潤したのち、手袋型に装着したものをこのポリウレ
タン溶液に浸潰し、乾燥することを1度もしくは2度以
上実施することにより、織布や不織布好ましくはメリヤ
スの手袋にポリウレタンをコーティングした手袋が製造
される。以上述べたように本発明は従来用いられたこと
のないポリウレタン弾性糸を用いてポリウレタン手袋製
造用に適するポリウレタン溶液の製造を可能にしたもの
であり、もしポリウレタン弾性糸の不用品があればその
再利用の途を開いたものであって、非常に有用な発明で
ある。
次に実施例を示して本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれにより制限されるものではない。
本発明はこれにより制限されるものではない。
実施例
加熱および損伴可能な300そ客の釜に、予め400夕
の塩化リチウムを溶解させておいたジメチルフオルムア
ミド200夕を投入する。
の塩化リチウムを溶解させておいたジメチルフオルムア
ミド200夕を投入する。
次にこれを90ooに加溢してから、ポリウレタン弾性
糸(ポリエーテルポリオールに4,4ジフエニルメタン
ジイソシアネートを附加させ、エチレンジアミンで鎖伸
長化したポリウレタン弾性糸)40k9を蝿拝しながら
投入する。ついで1時間後に100〜120ooに達す
るように昇温し、櫨杵をつづけながら1時間ごとにサン
プリングを行ない、5時間後に完全に溶解したので加温
を中止した。この時のポリウレタン溶液の不揮発分19
%で粘度は500比psであった。このポリウレタン溶
液を翌日まですなわち1幼時間放置し脱泡を行なってポ
リウレタン手袋製造用のポリウレタン溶液を得た。この
ポリウレタン溶液は1ケ月後も何らの変化もなく安定し
た溶液であつた。このポリウレタン溶液に、水で湿潤し
たメリヤス手袋を金属製の手袋型に装着したものを静か
に浸潰し、ついで取出して水分を吸湿させ凝縮固着した
後、80ooの熱風乾燥室に入れて約3時間乾燥し、再
び上記の浸猿、乾燥の工程を1回くり返し、メIJヤス
手袋にポリウレタンをコーティングした手袋を得た。
糸(ポリエーテルポリオールに4,4ジフエニルメタン
ジイソシアネートを附加させ、エチレンジアミンで鎖伸
長化したポリウレタン弾性糸)40k9を蝿拝しながら
投入する。ついで1時間後に100〜120ooに達す
るように昇温し、櫨杵をつづけながら1時間ごとにサン
プリングを行ない、5時間後に完全に溶解したので加温
を中止した。この時のポリウレタン溶液の不揮発分19
%で粘度は500比psであった。このポリウレタン溶
液を翌日まですなわち1幼時間放置し脱泡を行なってポ
リウレタン手袋製造用のポリウレタン溶液を得た。この
ポリウレタン溶液は1ケ月後も何らの変化もなく安定し
た溶液であつた。このポリウレタン溶液に、水で湿潤し
たメリヤス手袋を金属製の手袋型に装着したものを静か
に浸潰し、ついで取出して水分を吸湿させ凝縮固着した
後、80ooの熱風乾燥室に入れて約3時間乾燥し、再
び上記の浸猿、乾燥の工程を1回くり返し、メIJヤス
手袋にポリウレタンをコーティングした手袋を得た。
このポリウレタン被覆手袋は風合やがよく、強度的にも
申し分なかった。特にトリクレン、メチルエチルケトン
等の溶剤に接触しても充分な抵抗性を有していた。比較
例 これに対し、予め400夕の塩化リチウムを溶解させて
おいたジメチルフオルムアミド200その代りにジメチ
ルフオルムアミド200そを用いる以外は上記実施例と
同機にしてポリウレタン弾性糸を溶解する場合は、12
0ooで8時間以上櫨拝しないと溶解せず、また溶解し
ても、この溶液を1加時間放置するとゲル化して手袋型
を浸債することは不可能であった。
申し分なかった。特にトリクレン、メチルエチルケトン
等の溶剤に接触しても充分な抵抗性を有していた。比較
例 これに対し、予め400夕の塩化リチウムを溶解させて
おいたジメチルフオルムアミド200その代りにジメチ
ルフオルムアミド200そを用いる以外は上記実施例と
同機にしてポリウレタン弾性糸を溶解する場合は、12
0ooで8時間以上櫨拝しないと溶解せず、また溶解し
ても、この溶液を1加時間放置するとゲル化して手袋型
を浸債することは不可能であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリウレタン弾性糸をアルカリ金属またはアルカリ
土金属の塩化物の存在のもとに極性溶剤に加温溶解させ
ポリウレタン溶液を得ることを特徴とする。 ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52112226A JPS6033847B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52112226A JPS6033847B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5446257A JPS5446257A (en) | 1979-04-12 |
JPS6033847B2 true JPS6033847B2 (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=14581399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52112226A Expired JPS6033847B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | ポリウレタン手袋製造用ポリウレタン溶液の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033847B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009032636A1 (en) * | 2007-08-30 | 2009-03-12 | Invista Technologies S.A R.L. | Preparation of thin-walled articles of polyurethaneurea |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029748A (ja) * | 1973-04-17 | 1975-03-25 |
-
1977
- 1977-09-20 JP JP52112226A patent/JPS6033847B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029748A (ja) * | 1973-04-17 | 1975-03-25 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009032636A1 (en) * | 2007-08-30 | 2009-03-12 | Invista Technologies S.A R.L. | Preparation of thin-walled articles of polyurethaneurea |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5446257A (en) | 1979-04-12 |
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