JPS6033802B2 - 腹足類の防除方法 - Google Patents

腹足類の防除方法

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JPS6033802B2
JPS6033802B2 JP22272082A JP22272082A JPS6033802B2 JP S6033802 B2 JPS6033802 B2 JP S6033802B2 JP 22272082 A JP22272082 A JP 22272082A JP 22272082 A JP22272082 A JP 22272082A JP S6033802 B2 JPS6033802 B2 JP S6033802B2
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信雄 鵜飼
康夫 志垣
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解質塩と高吸水性高分子を使用した腹足類(
ナメクジ、カタツムリ、ウスカワマィマィなど)の防除
方法に関する。
従来、腹足類の防除には、忌避剤によって単に忌避する
方法と葦餌や接触毒によって毅虫する方法があった。
本発明は電解質塩が腹足類の忌避剤として効果があるこ
とを見出し、これを使用して腹足類の進入を忌避すると
ともに殺虫手段を併用して腹足類を防除することを目的
とする。
本発明の構成は、腹足類の進入を忌避すべき位置に、電
解質塩の粉末の凝集体を敷設した区域と、その区域の外
側にその区域に沿い且つ近接して高吸水性高分子粉末の
凝集体を敷設した区域とを設けたことからなる。
電解質塩の凝集体を敷設した区域の外側とは、腹足類が
進入して来ようとしている側を指す。本発明の電解質塩
としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カル
シウム、アルミニウム、鉄、銅、亜鉛、錫、鉛、アンモ
ニウム基などの単塩、複塩、又は銭塩が使用できる。
電解質塩類の腹足類に対する忌避効果は次の実験によっ
て見出され、確認された。即ち、電解質塩類の粉末を天
然ゴムのトルェン溶液に分散させ糊状の分散体とし(ゴ
ム分の量は塩類の1の重量%)、これを厚紙上に15肌
角のスペースを残してその周囲に幅3伽の枠を描くよう
に刷毛塗りし(塗布量は乾燥重量で0.04夕/仇)、
乾燥し、その枠内にナメクジを2匹入れ、その枠外にき
ゆうりの切片を多数置いて全体を暗くし、時々観察しな
がら1虫時間放置し、2匹共枠内に残留しているとき電
解質は忌避効果ありと判断された。忌避効果のある電解
質塩類を枠とするとき、ナメクジは枠に触れると体を縮
めて枠から離れ、方向を転じ、再び枠に触れて離れる行
動を繰り返し、終に枠外に出ることがない。特に忌避効
果の強いものは、ナメクジは枠に触れると直ちに体を縮
めて枠から離れ容易に体を伸ばし得ない。尚、予備的実
験によって電解質塩類の忌避効果はカタツムリやウスカ
ワマィマィに対しては、ナメクジよりもよく効くことが
判明している。上記の実験に供された電解質塩類は塩化
ナトIJゥム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、燐酸
3ナトリウム、珪酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、チ
オ硫酸ナトリウム、オレィン酸ナトリウム、ポリァクリ
ル酸ナトリウム、塩化カリウム、燐酸2カリウムなどの
アルカリ金属単塩や酒石酸カリウムナトリウムなどのア
ルカ−リ金属穣塩や硫酸アンモニウム、炭酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、酢酸アンモニウムなどのアンモ
ニウム塩や、塩化第一錫、塩化第二錫などの錫塩や塩化
マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、
塩化カルシウム、硝酸カルシウムなどのアルカリ士類金
属塩や、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム
(カリみようばん)、硫酸アルミニウムアンモニウム(
アンモニウムみようばん)などのアルミニウム単塩及び
複塩や、塩化鋼、硫酸銅、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸鉛
、塩化第二鉄などの銅塩、亜鉛塩、鉛塩、鉄塩や、ェチ
レソジアミン四酢酸2−ナトリウムのようなアルカリ鍔
塩であり、いずれも腹足類に忌避効果が見出された。中
でも、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化第一錫、塩
化第二錫などアルカリ金属及び錫の塩化物は強い忌避効
果を示した。次で他のアルカリ金属塩、アンモニウム塩
、アルミニウム塩、鉄塩も優れた効果を示した。電解質
塩は腹足類の進路を妨げる位置に凝集体として塗膜状に
敷設する。
電解質塩の水溶液をそのまま塗布、乾燥すると凝集体と
しての極く薄い膜しか得られないが、膜厚を厚くしよう
と思えば電解質塩の粉末に水を加え大部分の粉末が存在
する状態の飽和水溶液とし、そのまま塗布し乾燥させる
と粉末状のまま互に凝集した凝集体が得られる。電解質
塩の凝集体は電解質塩の粉末を水溶性又は非水溶性高分
子を結合剤として結合しても得られる。これら結合剤と
しては、一般に接着剤や粘着剤に使用用途をもつ高分子
が利用できる。水溶性高分子としては、例えば澱粉、合
成糊料、アラビアゴムなどがあり、非水溶性高分子とし
ては例えば天然又は合成ゴム、酢酸ビニルのような合成
樹脂などがある。水溶性高分子結合剤を水溶液にし、或
いは、非水溶性高分子結合剤を有機溶媒の溶液にし、こ
れに電解質塩の粉末を投入して糊状の分散体とし、刷毛
、ヘラ、ナイフコーター等で所要箇所に塗布し、乾燥す
ると高分子を結合剤とする電解質塩の凝集体が塗膜状に
敷設された状態で得られる。高分子結合剤の量は電解質
塩の凝集体が崩れない程度に存在すれば良く、適宜に調
節する。普通は電解質塩に対して5一2の重量%程度で
良い。電解質塩の凝集体は普通帯状形に敷設されるが、
その敷設幅は少くとも腹足頚が乗り越えられない程度な
ければならない。敷設幅が1肌のように狭いとき、カタ
ツムリでは問題ないがナメクジは頭部と尾部を接地した
まま腹部をアーチ状に特上げて敷設帯を乗り超えてしま
うので、ナメクジの伸び上った体長から1−2弧少ない
例えば3肌位の幅とする。電解質塩の敷設量は特に規定
するを要しないが、一般には、乾燥後の固形分で0.0
2一0.06夕/均程度を目安とする。以下敷設量は乾
燥重量で記す。電解質塩の結合剤として非水溶性高分子
を用いると結合剤が耐水性であるために電解質塩の凝集
体は、雨水等にさらされても崩壊することがなく、戸外
利用に適する。ただ、雨水によって電解質塩の表面が若
千溶出するので結合剤の量を10−3の重量%又はそれ
以上と多い目にし、敷設量も0.04一0.08タノの
又はそれ以上と多い目にする方が確実である。高吸水性
高分子としては澱粉系、セルロース系、合成高分子系の
高吸水性樹脂が知られており、これを粉末状で使用する
本発明は、敷設された高吸水性高分子に鞍触する腹足類
を脱水することによって殺虫しようとするものである。
従って、その目的に適合する高吸水性の高分子であれば
何でも使用できる。ただ腹足類高吸水性高分子の敷設区
域を這いながら脱水されるために高分子粉末の吸水速度
が小さい場合は敷設区域を広くすることが必要となるの
で、実用的に殺虫効率を上げるためには、吸水速度が高
く、全吸水量も大きな高分子粉末を使用するのが良い。
実用的な殺虫効率を考慮すれば、高分子粉末は、ティー
バック法で吸水力を測定評価して、0.9%食塩水に3
分間浸糟後の高分子粉末1夕当りの吸水量が20の【以
上あることが好ましく、30私以上あれば一層良い毅虫
効率が得られる。ティーバッグ法と言うのは試料を不織
布製袋に封入し、一定時間液体に浸債後、水切りして重
量を測定する吸水力の測定方法である。以下、吸水量の
数値はこの測定法による。一般には、全吸水量の高い樹
脂は初期吸水速度も高く、3分間の浸債でほぼ全吸水量
に近くなるものもあり、全吸水量も一つの目安である。
即ち、高吸水性高分子1夕当りに0.9%食塩水の全吸
水量が20の‘以上、望ましくは30の‘以上のものが
殺虫効率を良くする。純水の全吸水量は、0.9%食塩
水のそれの約lq音の数値となり、これも目安とするこ
とが出来る。高吸水性高分子粉末は、水落性又は非水落
性の結合剤で結合した凝集体とし、所定区域に塗膜状に
敷設される。
結合剤としては、一般に接着剤や粘着剤用途に用いられ
る物質がそのまま使用できる。例えば水溶性結合剤とし
ては、澱粉、合成糊料、アラビアゴムなどがあり、水溶
性として用いる。また、非水溶性結合剤としては、例え
ば天然及び合成のゴム、酢酸ビニルのような合成樹脂な
どがあり、有機溶媒に溶解して用いるか域し、は、粉末
を水に分散した分散体として用いる。これら結合剤を溶
媒で溶解した溶液又は結合剤粉末を水に分散させた分散
体を作り、これを高吸水性高分子粉末に加えて分散体と
する。これを所定の区域に刷毛、ヘラ、ナイフコーター
などで塗布し、乾燥すると高吸水性粉末が結合剤で結合
された凝集体が塗膜状に敷設されたものをうる。高吸水
性高分子粉末の分散体は作業し易い糊状となるよう溶媒
量を調節する。結合剤の添加量は高吸水性高分子の凝集
体が崩れない程度あれば良く、通常は、乾燥重量で高吸
水性高分子量に対し5一2の重量%程度である。高吸水
性高分子粉末は吸水しても乾燥すれば元に戻り、吸水機
能は完全に復元するから、結合剤として非水溶性高分子
を用いて凝集体とすれば、雨水等にさらされても凝集体
の崩壊はなく、乾燥させることによって凝集体は完全に
元の状態に戻り、戸外用途に適する。結合剤として非水
落性高分子を有機溶媒の溶液として使用するとき、水に
対する溶解性の大きい高分子、例えば砂糖を粉末にして
高吸水性高分子に対して約1の重量%相当量を添加分散
させておくと、高吸水性高分子の凝集体中に砂糖粉末が
存在するようになる。このようにすると、砂糖は溶解度
が高いために腹足類に接して吸水すると濃厚溶液となっ
て、腹足類体内の液体を浸透圧によって惨出せしめ、高
吸水性高分子の吸水作用を補助して殺虫効果を上げるこ
とができる。高吸水性高分子の凝集体の敷設量はあまり
少し、と塗布作業時に欠損箇所が出ないように作業管理
が厄介であり、また、吸水能力が足りずに敷設区域を拡
げねばならないこともあるので、通常は乾燥重量で0.
02夕−0.06夕/塊程度を目安とする。以下敷設量
は乾燥重量で許.す。本発明は、腹足類の進入を忌避す
べき位置に腹足類の進路を妨げて、通常は帯状形に電解
質塩の凝集体を敷設する。
その敷設帯の外側(進路側)に近接してこれに沿い全長
に亘つて高吸水性高分子の凝集体を敷設する。両者間に
はなるべく空間がないことが望ましい。腹足類は餌の方
向に進路をとって高吸水性高分子を敷設した区域上を這
って来るが、電解質塩の敷設帯に接触して方向を転じる
。しかし再び餌の方向に向い、同敷設帯に至って離れる
。この動作を繰り返してているうちに高吸水性高分子の
敷設区域で脱水されて死に至るのである。従って、高吸
水性高分子の吸水速度乃至吸水量と敷設区域の広さとの
関連で腹足類がこの吸水区域を離脱できるか又は離脱前
に死亡するか則ち、腹足類の捕殺率がきまる。腹足類は
餌方向に議引されるから、この敷設区域の幅(電解質塩
の敷設帯に直角方向の長さ)はそんなに広〈を要しない
。電解質塩の円形敷設帯内に野菜、果物等の餌を置き、
その円の外側に接して高吸水性高分子の敷設区域を同D
円状に適宜幅で設け、その外側に腹足類を放して全体を
暗くし、所定時間後に観察することによって、高吸水性
高分子の敷設幅と捕殺率の関係が把握できるから、これ
によって敷設帥陣を決定する。一方この吸水区域が円形
でないときはその長さ(電解質塩の敷設帯に沿う方向)
が腹足類の離脱可否に関係している。これは「電解質塩
の2本の平行な敷設帯の内側に高吸水性高分子を適宜の
長さに敷設し、一端に餌を置き、他端に腹足類を放って
全体を暗くし、腹足類がこの通路を通過できたか又は中
途で死亡したかによって高吸水性高分子の敷設長さと補
殺率の関係を把握できる。高吸水性高分子の種類や性能
が異なるものについては、このような実験データによっ
て敷設区域の寸法形状を決定する。電解質塩及び高吸水
性高分子の凝集体は必要の都度、直接その位置に敷設し
ても良いが、予め紙、不織布、プラスチックシートその
他同効のシート基材上に両者を隣り合わせて膜状に敷設
した防除シートを作成しておき、これを必要な位置に置
くか又は例えば両面粘着紙などで固定して間接的に敷設
することが出来る。
防除シートを長尺に作成しておけば必要なとき必要な長
さだけ切りとって利用出来るので便利である。防除シー
トを作成するとき、電解質塩や高吸水性高分子は非水溶
性の結合剤で凝集体とするのが良い。それは、ゴム等の
屈榛性を有する結合剤が使用できるので、最尺の防除シ
ートは巻いても折っても凝集体の崩壊がなく取り扱い易
くなるからであり、また、有機溶媒を用いれば溶媒の乾
燥時間が早く、吸湿性平板に対しても反りや収縮がない
からである。実施例 1ゴム用ロールを用いてスチレン
・ブタジエンゴムに10G部‘こサンウェツトIM−1
000(商品名、後記参照)を20$部練り込み、厚さ
0.5肋の圧延シートとする。
このシート上に、三硝粉末/アラビアゴム/水を1/1
/1の部数比率で混合した分散体を30肌角のスペース
を囲む幅3肌の枠状に塗布(敷設量:0.01夕/仇)
し、乾燥させた。この枠内にナメクジ3匹とカタツムリ
2匹を放し全体を階くそて時々観察した所、ナメクジは
60分−9の片間枠内を動き廻った後動かなくなり、3
時間後には3匹とも死亡した。カタツムリは3肌移動し
ただけ動きが止ま′り15分後には死亡した。同時に、
サンウェツトIM−1000を練り込まないスチレン・
ブタジェンゴムシートで同様の比較を行なったが、ナメ
クジ3匹、カタツムリ2匹は枠内を動き廻り、1曲時間
後も生きていた。3時間後に死亡したナメクジは当初重
量2.47夕のものが3時間後に1.08夕になってい
た。
サンウエツトIM−1000は三洋化成工業株式会社製
のスターチ・アクリレートからなる高吸水性樹脂粉末(
20−145メッシュ)であり、全吸水量は脱イオン水
1000夕/夕、生理食塩水80タノタ、(浸簿3分後
には80−100%吸水)である。実施例 2 ァクアキープ簿(商品名、後記参照)/スチレン・プタ
ジェンゴムラテックス(固形分45%)/水を10の部
/44部/300の郡の比率で混合した分散体をナイフ
コーターを用いて段ボール紙上一面に塗布し、80oo
で4時間乾燥した。
敷設量は、0.002夕/係、0.01夕/地、0.0
2夕/地、004夕/地の4種とした。この上に、酒石
酸カリウム・ナトリウム粉末/アラビアゴム/水を10
0/20/120の部数比率で混合した分散体を10伽
角のスペースを囲んで幅3弧の枠状に塗布、乾燥した(
敷設量は0.002夕/地)。別途、アクアキープ4S
を塗布乾燥した上記と同様のダンポール紙上にインクで
16伽角の枠を記入したものを比較シートとし、夫々の
シートの枠内にナメクジを2匹づつ放ち放置した所、ア
クアキープ4S分散体の敷設量が0.002夕/地のも
のは枠内を動き廻っていたが3時間後に2匹共死亡し、
敷設量が0.01−0.04夕/鮒のものはいずれも枠
内を動き廻っていたが1−2時間後に全部死亡した。比
較試料は3分以内に2匹とも枠外へ離脱した。ァクァキ
ープ簿は製鉄化学工業株式会社製の高吸水性アクリル系
重合体の粉末であり、全吸水量は、純水約400の‘/
夕、0.9%食塩水40−45仇と/夕(浸債3分後に
は80−100%吸水)である。実施例 3 実施例2と同じアクアキープ4Sの水分散体を段ボール
紙面上に全面塗布(敷設量0.02夕/c鰭)乾燥し、
その上に実施例2と同じ酒石酸カリウム・ナトリウムの
水分散体で内法3伽の間隔に幅2弧、長さ60肌の平行
線を塗布乾燥した。
この平行線の一方の開放端に熟した柿の切片を適量置き
他端にナメクジ1匹放し、平行線通路外に出られないよ
うにして全体を暗く放置した。ナメクジは30分後に4
8肌進んだ点で動き止め、1時間後にそのまま死亡した
。別途、何も塗布しない段ボール紙上に酒石カリウム・
ナトリウムの平行線通路を設け、同様条件で比較した所
、ナメクジは15分間で60弧の通路を進み、前方で通
路を離脱した。実施例 4天然ゴム10礎郡をトルェン
140礎都1こ溶解したゴム糊を作成する。
ゴム糊/アクアキープ1の日(商品名、後記参照)/砂
糖を160/100/10の部数比率で混合した分散体
をナイフコーターを用いてクラフト紙上に10伽角に塗
布(敷設量0.04夕/地)し、室温で30分間乾燥さ
せる。上記ゴム糊/塩化カリウム粉末を160/100
の部数比率で混合した分散体をナイフコーターを用いて
上記アクアキープ1庇日の塗布部困りに接して3肌幅に
枠状に塗布(敷設量0.04夕/地)し、室温で30分
間乾燥する。この中にナメクジ3匹を放った所、3匹共
1時間以内に枠内で死亡した。アクアキープ1庇日は製
鉄化学株式会社製の高吸水性アクリル系重合体の粉末で
あり、全吸水量は、純水800−loo0肌【/夕、0
.9%食塩水80−100机【/夕(浸債3分後には8
0−100%吸水)である。実施例 5 天然ゴム10碇部をトルェン140礎都‘こ溶解したゴ
ム糊を作成する。
炭酸アンモニウム粉末/ゴム糊を100/160の部数
比率で混合した分散体をべニア坂上に直径1&1の円の
スペースを残して幅3弧に塗布(敷設量0.04タノの
)し、乾燥する。この円の内側に餌を置き、外側にはこ
の円の外側に接して、サンウェットIM−300(商品
名、後記参照)/砂糖/ゴム糊を100/10/160
の部数比率に混合した分散体を幅10伽に亘つて同心円
状に塗布(敷設量0.04夕/地)し、乾燥する。その
外側に灘鰐雲麓潔鰐つていたが、1時間後には25匹が
その区域内で死亡し、5匹が区域外側へ離脱しており補
殺率は約80%であった。
サンウェットIM−300の塗布幅を1反又としたとき
は、1時間後、捕殺率100%であつた。サンウェツト
IM−300は三洋化成工業株式会社製のスターチ・ポ
リアクリレートからなる20一145メッシュの高吸水
性樹脂粉末であり、全吸水量は脱イオン水700夕/夕
、生理食塩水65夕/夕(浸濃3分後には80一100
%吸水)である。
実施例 6天然ゴム10庇部をトルェン140礎靴こ溶
解したゴム糊を作成する。
ゴム糊/アクァキープ獲/砂糖を160ノ100ノ10
の部数比率で混合して分散体とする。別途、上記ゴム糊
/塩化第一錫粉末を200/100の部数比率で混合し
た分散体とする。幅13スの長尺の塩化ビニルシートに
アクアキープ億の分散体を幅10のに塗布(敷設量0.
04タノの)し、これに接して塩化第一錫の分散体を幅
3弧に塗布(敷設量0.06多/の)し、乾燥して防除
シートをうる。この所要長さを切り取り、菊を植えた植
木鉢の外側周面に巻付け固定し、防除シートを巻きつけ
ないものを比較試料とし並べて戸外に置いた。1週間後
、比較資料にはゥスカヮマィマィ、ナメクジが菊につい
ており食害をうけていた。
防除シートを巻きつけたものは、アクアキープ準の敷設
区域の上にウスカワマィマィ2匹とナメクジ3匹が脱水
状態で死んでおり、菊には腹足類を認めず食害も認めら
れなかった。なお、1ケ月後も、忌避シートは、溝水、
降水に耐えた腹足類の忌避補殺効果を保有していた。
本発明は、腹足類の浸入を忌避すべき位置に、電解質塩
の凝集体を直接又は間接に敷設した区域と、その区域の
外側にその区域に沿い且つ近接して高吸水性高分子粉末
の凝集体を直接又は間接に敷設した区域を設ける構成に
よって次の作用効果を有する。電解質塩及び高吸水性高
分子が水溶性又は液体の分散体とすることが出来るので
、忌避すべき如何なる位置にも如何なる形状にも容易に
塗布等により敷設できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 腹足類の進入を忌避すべき位置に、電解質塩の粉末
    の凝集体を敷設した区域と、そのの区域の外側にその区
    域に沿い且つ近傍して高吸水性高分子粉末の凝集体を敷
    設した区域とを設けることを特徴とする腹足類の防除方
    法。 2 電解質塩類の粉末の凝集体と高吸水性高分子の粉末
    の凝集体とを敷設した区域が、前記それぞれの粉末が存
    在する飽和水溶液を塗布し乾燥することによつて得られ
    る特許請求の範囲第1項記載の腹足類の防除方法。 3 電解質塩類に粉末の凝集体と高吸水性高分子の粉末
    の凝集体とを敷設した区域が、前記それぞれの粉末を澱
    粉、合成糊料、アラビアゴム等により選ばれた水溶液に
    溶解又分散し、塗布、乾燥し膜状にすることによつて得
    られる特許請求の範囲第1項記載の腹足類の防除方法。 4 電解質塩類の粉末の凝集体と高吸水性高分子の粉末
    の凝集体とを敷設した区域が、前記それぞれの粉末を天
    然ゴム、合成ゴム、酢酸ビニル等により選ばれた有機溶
    剤の溶液に溶解又は分散し、塗布し、乾燥し膜状にする
    ことによつて得られる特許請求の範囲第1項記載の腹足
    類の防除方法。5 電解質塩類粉末の凝集体と高吸水性
    高分子の粉末の凝集体とを敷設した区域が、前記それぞ
    れの粉末を澱粉、合成糊料、アラビアゴム等により選ば
    れた水溶液に溶解又は分散し、紙、布、不織布、プラス
    チツクシートその他同効のシート基材上に塗布、乾燥し
    膜状にし、この防除シートを載置することによつて得ら
    れる特許請求の範囲第1項記載の腹足類の防除方法。 6 電解質塩類粉末の凝集体と高吸水性高分子の粉末の
    凝集体とを敷設した区域が、前記それぞれ粉末を天然ゴ
    ム、合成ゴム、酢酸ビニル等よりえらばれた有機溶剤に
    溶解又は分散し、紙、布、不織布、プラスチツクシート
    その他同効のシート基材上に塗布、乾燥し膜状にし、こ
    の防除シートを載置することによつて得られる特許請求
    の範囲第1項記載の腹足類の防除方法。
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Cited By (6)

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