JPS6033610Y2 - テレビアンテナにおけるトラップの接続構造 - Google Patents

テレビアンテナにおけるトラップの接続構造

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JPS6033610Y2
JPS6033610Y2 JP2377379U JP2377379U JPS6033610Y2 JP S6033610 Y2 JPS6033610 Y2 JP S6033610Y2 JP 2377379 U JP2377379 U JP 2377379U JP 2377379 U JP2377379 U JP 2377379U JP S6033610 Y2 JPS6033610 Y2 JP S6033610Y2
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JP
Japan
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trap
coil material
lead wire
bracket body
arc
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JP2377379U
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English (en)
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JPS55124906U (ja
Inventor
裕規 生田
Original Assignee
マスプロ電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビアンテナに具備されるトラップとエレ
メントの元部との接続に関する構造を提供しようとする
ものである。
そして本考案は、将来に向けての故障発生率を低下させ
得る構造であるばかりか、そのような優れた構造のもの
を容易に製作し得るように構成された構造のテレビアン
テナにおけるトラップの接続構造を提供しようとするも
のである。
以下本願の実施例を示す第1図乃至7図について説明す
る。
テレビアンテナにおける合成導波器Aにおいて、1は周
知の如く合成樹脂などの絶縁材料を用いて形成されたブ
ラケットで、ブラケット本体2とこれに嵌着させた蓋体
3とから戒る。
上記ブラケット本体2の両側には中空筒状のエレメント
8の元部8′を支持するためのエレメント挿入部5,5
が形成具備されており、これら挿入部の挿入孔4内にエ
レメント8の元部8′が挿入され得るようになっている
6は本体2の下側に凹状に形成された装着部で、周知の
如くアンテナを支持するためのブーム7の外形形状に対
応させた形状にしである。
9はコイル状のトラップ10を位置させるための中空室
を示す。
トラップ10の両側にはコイル素材と一体的線材で形成
されたリード線11.11が具備されており、それらの
リード線11は円弧状に曲形成しである。
更にこれら円弧状のリード線11夫々は、挿入部5,5
内に夫々挿入されたエレメント8において、その元部8
′に穿設しである止着用の孔13と同心状態で重合させ
、その状態で夫々導電材で形成されているリベット12
を介して両者は結合される。
また、上記両者の間にはブラケット本体2と一体の部分
2′が位置されており、その結果エレメントの元部8′
もリード線11も共にブラケット本体2に固着されるこ
とになる。
次に、エレメントの元部8′とトラップのリード線11
の固着作業は一例として第4図乃至第7図に示される周
知の工程で行なわれる。
第4図は、エレメントの元部8′の孔13と挿入部5に
設けられた孔14と円弧状にしたリード線11とが同心
的に重合され、その中ヘリベット12を挿入する寸前の
状態を示す。
肖リベット12は中空状でその孔15内にはりベツティ
ング専用のくぎ16が挿入されており、該くぎ16はり
ベツティングマシーン17によって挾持されている。
この状態より第5図の如くリベット12が挿入され、次
にくぎ16が第6図の如く上方へ引上げられ、そして周
知の如くリベット12が加締め付けられたときくぎ16
は予め設けられた切込部19でちぎれ、第7図の如き状
態でリベツティングは完了する。
このリベツティングにより、上記エレメントの元部8′
とリード線11は本体2に対して堅固に固着されると共
に、両者の電気的接続も同時的に行なわれる。
これにより、作業性の向上が図れると共に、従来上じて
いた半田付の不良等による製品の特性のバラツキが防止
でき、均一な製品を容易に量産し得る。
尚、ブラケット本体2は第1図に示す如くアンテナのブ
ーム7に対して当付けられ、取付ねじ22で固着される
更にブラケット本体2には蓋体3が被着され、両者は任
意の保合部例えはブラケット本体2側の突部20と蓋体
3側の凹部21との嵌合によってその被着状態は維持さ
れるようになっている。
次に第8図は放射器の平面図を示すものであるが、該放
射器におけるエレメント8e、8e相互間を結ぶトラッ
プ10eについても前記第1図で示す実施例はそのまま
適用される。
即ち、機能上第1図のものと同−又は均等構成と考えら
れる部分には、第1図と同一の符号にアルファベットの
eを付して重複する説明を省略するが、上記符号の対応
によって両者の構造の同一性は理解されたい。
尚、24.24はブラケット本体2e内において、夫々
エレメント8,8の他端に接続された給電端子、25は
周知の給電線接続部、26は上記給電端子24と給電線
接続部25との間に周知の如く介設接続された整合器を
示す。
以上のようにこの考案にあっては、ブラケット本体2の
両側に具備するエレメント挿入部5に挿入されるエレメ
ントの元部8′と、同じく本体2に具備させるトラップ
10の両端とを接続する場合に、上記エレメントの元部
8′に穿設される止着用の孔13とトラップ10の両端
のリード線11を単に円弧状にしたものとを同心状に重
合させ、それらをリベット12により加締め付けして接
続したものであるから、これらの組付けにあたっては、
トラップの両端のリード線11をブラケット本体2に対
して機能的に固定する作業と、エレメントの元部8′を
ブラケット本体2の両側に備える挿入部5に機械的に固
着する作業と、更にトラップの両端のリード線11とエ
レメントの元部8′とを電気的に接続する作業とを同時
に可能にする構造であり、その実用効果は優れたものと
なる。
更に本考案にあっては、トラップの両端のリード線11
とエレメントの元部8′とをリベットを介して直接的に
接続するものであるから(故障の発生率を高める他物の
介入がないから)、両者の結合は電気的に及び機械的に
すこぶる堅固となり、将来に向けての故障率の小さい良
質の製品を提供する上に効果がある。
更に本考案の優れた特長は次の点にある。
即ち、トラップ10におけるコイル素材を位置させる為
の凹陥状の中空室9を上記リベット12による生付部分
相互の間に形成したから、コイル素材をその中空室9へ
向けて下げて高さ方向の寸法を小さくして蓋体の高さ方
向の外形を小さくできる効果がある。
しかも上記トラップ10における両端のリード線11.
11はその自由端部の円弧状部分を夫々直接にリベット
12,12で止着するものであるから、それらリベット
12.12相互の間隔は狭くてよく、幅方向の小嵩化も
図り得る効果がある。
更に上記の如くリード線11における自由端部の円弧状
部分を直接にリベット止するものであっても、上記の如
くトラップ10におけるコイル素材を中空室9へ向けて
下げて、両端のリード線11においてリベット12によ
り押え付けられている円弧状の部分と上記コイル素材と
の間の部分をブラケット本体2におけるリベット生角の
孔14の周縁上面に沿わずことのできる特長がある。
このことは、使用中においてトラップ10のコイル素材
に上下のビリつき振動が生じた場合、その振動による応
力がリード線11においてリベット12で押えられてい
る円弧状の部分のきわに集中することを防止して、上記
周縁上面に沿わされる各部に分散させることができ、リ
ード線11の円弧状の部分のきわが疲労により断線する
事故の発生を未然に防止できる有用性がある。
更に上記の如くリード線11の自由端部を直接に止材け
るものでも、その止材手段はリベット12であるから、
リード線11に対する張力は無の状態でその止材が遠戚
される特長がある。
このことは、リード線の円弧状の部分をねじ締めする場
合のように、リード線の円弧状の部分がねじによって引
き回されてリード線が断線してしまうような故障を無に
することができ、断線故障のない良好な製品の提供を可
能にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はテレビアン
テナにおける合成導波器の要部を示す一部破断正面図、
第2図は第1図の蓋体を離反した状態を示す斜視図、第
3図は蓋体を除去した状態の第1図の■−■線位置で切
断して示す断面図、第4図乃至第7図はりベツティング
工程を説明するための部分拡大断面図、第8図はテレビ
アンテナにおける放射器の平面図(尚蓋体は除去されて
いる)。 2・・・・・・ブラケット本体、5,5・・・・・・エ
レメント挿入部、8′・・・・・・エレメントの元部、
10・・・・・・トラップ、11.11・・・・・・ト
ラップのリード線、13・・・・・・止着用の孔、12
・・・・・・リベット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケット本体の両側には夫々エレメント挿入部を具備
    させると共に、該挿入部に備える挿入孔内には夫々エレ
    メントの元部を挿入し、しかもブラケット本体と各エレ
    メントの元部とは、各々の重合部に夫々穿設された透孔
    に貫通させたリベットにより止着し、一方、コイル素材
    とそのコイル素材と一体的線材で形成されかつコイル素
    材の両端から夫々延出するリード線とから成るトラップ
    を有すると共に、上記各リード線は夫々上記リベットに
    よってブラケット本体に止着しであるテレビアンテナに
    おけるトラップの接続構造において、上記ブラケット本
    体において上記リベットが止着された箇所相互の間には
    、上記コイル素材を位置させる為の凹陥状の中空室を形
    成すると共に、上記コイル素材はその中空室に位置させ
    、一方上記トラップにおける各リード線はその自由端部
    を円弧状に形成すると共にその円弧状の部分を上記リベ
    ットと上記ブラケット本体における透孔の孔縁との間に
    介在させ、しかも各リード線における上記円弧状の部分
    とコイル素材との間の部分は上記ブラケット本体におけ
    る上記透孔の周縁上面に沿わせて位置させたことを特徴
    とするテレビアンテナにおけるトラップの接続構造。
JP2377379U 1979-02-26 1979-02-26 テレビアンテナにおけるトラップの接続構造 Expired JPS6033610Y2 (ja)

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JP2377379U JPS6033610Y2 (ja) 1979-02-26 1979-02-26 テレビアンテナにおけるトラップの接続構造

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JP2377379U JPS6033610Y2 (ja) 1979-02-26 1979-02-26 テレビアンテナにおけるトラップの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55124906U JPS55124906U (ja) 1980-09-04
JPS6033610Y2 true JPS6033610Y2 (ja) 1985-10-07

Family

ID=28861006

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JP2377379U Expired JPS6033610Y2 (ja) 1979-02-26 1979-02-26 テレビアンテナにおけるトラップの接続構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117602Y2 (ja) * 1979-12-29 1986-05-29

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JPS55124906U (ja) 1980-09-04

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