JPS6033560A - 静電記録体 - Google Patents
静電記録体Info
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- JPS6033560A JPS6033560A JP14256183A JP14256183A JPS6033560A JP S6033560 A JPS6033560 A JP S6033560A JP 14256183 A JP14256183 A JP 14256183A JP 14256183 A JP14256183 A JP 14256183A JP S6033560 A JPS6033560 A JP S6033560A
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- JP
- Japan
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- conductive
- conductive layer
- electrostatic recording
- layer
- binder
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- Pending
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/10—Bases for charge-receiving or other layers
- G03G5/104—Bases for charge-receiving or other layers comprising inorganic material other than metals, e.g. salts, oxides, carbon
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/10—Bases for charge-receiving or other layers
- G03G5/105—Bases for charge-receiving or other layers comprising electroconductive macromolecular compounds
- G03G5/107—Bases for charge-receiving or other layers comprising electroconductive macromolecular compounds the electroconductive macromolecular compounds being cationic
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は静電記録体に関し、更に詳しくは低湿度から高
湿度にわたる広範囲の湿度雰囲気において高濃度でしか
も白抜は等のない記録像を得ることができる静電記録体
に関する。
湿度にわたる広範囲の湿度雰囲気において高濃度でしか
も白抜は等のない記録像を得ることができる静電記録体
に関する。
従来、静電記録は導電処理を施した支持体上に絶縁性樹
脂等からなる記録層を設けた静電記録体の前面、背面あ
るいは両面から電圧パルスを印加して記録層上に静電潜
像を形成し、これを着色粉末(トナー)によって顕像化
し、熱や圧力等により定着して永久可視像を得る方法で
あり、ファクシミリやプリンター等に用いられる。
脂等からなる記録層を設けた静電記録体の前面、背面あ
るいは両面から電圧パルスを印加して記録層上に静電潜
像を形成し、これを着色粉末(トナー)によって顕像化
し、熱や圧力等により定着して永久可視像を得る方法で
あり、ファクシミリやプリンター等に用いられる。
上記の方法に用いられる静電記録体は、導電層として支
持体にイオン導電性材料を含浸させるか又は支持体の片
面あるいは両面にイオン導電性材料を含む塗料、又は電
子導電性の導電材粉末を結着材中に分散した塗料を塗布
し、その上に誘電体層を設けることにより製造されてい
る。
持体にイオン導電性材料を含浸させるか又は支持体の片
面あるいは両面にイオン導電性材料を含む塗料、又は電
子導電性の導電材粉末を結着材中に分散した塗料を塗布
し、その上に誘電体層を設けることにより製造されてい
る。
しかし、イオン導電性材料よりなる導電層は低湿から高
湿まで表面固有抵抗の変化が著しく(即ち、表面固有抵
抗は低湿では高く、高湿環境では低い)、従って、かか
る導電層を用いた静電記録体は湿度によって記録濃度の
低下、カブリ、ゴーストの発生が見られ、記録特性が不
安定であった(これを静電記録体の湿度依存性と呼ぶ)
。
湿まで表面固有抵抗の変化が著しく(即ち、表面固有抵
抗は低湿では高く、高湿環境では低い)、従って、かか
る導電層を用いた静電記録体は湿度によって記録濃度の
低下、カブリ、ゴーストの発生が見られ、記録特性が不
安定であった(これを静電記録体の湿度依存性と呼ぶ)
。
こうしたイオン導電性材料を導電層に用いた場合の欠点
、乃至問題を解消するものとして電子導電性の導電性粉
末を結着材中に分散している導電層が用いられる。かか
る導電層を用いることにより静電記録体の湿度依存性は
解消される。
、乃至問題を解消するものとして電子導電性の導電性粉
末を結着材中に分散している導電層が用いられる。かか
る導電層を用いることにより静電記録体の湿度依存性は
解消される。
しかし、かかる静電記録体は導電層が、顔料が主である
ため電気的に均一な導電層となりにくい。
ため電気的に均一な導電層となりにくい。
このため誘電体記録層も均一な層となりにくい。
その結果、画像形成時、細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ
部のムラが起こりやすい。この現象は高密度記録時に著
しい。
部のムラが起こりやすい。この現象は高密度記録時に著
しい。
従来技術として、誘電体層を2層設けた静電記録紙(特
公昭54−28743)、比抵抗が70kg /cn?
の加圧下で1×10〜1x104Ω’cmを有する導電
性微粉末100重量部に対し、少なくとも水溶性高分子
電解質からなる結合剤5〜55重量部を配合した導電層
を有する静電記録体(特開昭56−38052)、紙に
イオン導電性材料を、含浸さぜた後、これの少なくとも
一方の面に電子導電性4料1を含む塗膜を設けた静電記
録紙(特開昭56’ l 51’L7’5 B)がある
。
公昭54−28743)、比抵抗が70kg /cn?
の加圧下で1×10〜1x104Ω’cmを有する導電
性微粉末100重量部に対し、少なくとも水溶性高分子
電解質からなる結合剤5〜55重量部を配合した導電層
を有する静電記録体(特開昭56−38052)、紙に
イオン導電性材料を、含浸さぜた後、これの少なくとも
一方の面に電子導電性4料1を含む塗膜を設けた静電記
録紙(特開昭56’ l 51’L7’5 B)がある
。
また支持体−1−に少なくとも導電層および誘電層を有
し、前期導電層が電子伝導性の導電材粉末を結着材中に
分計している静電記録において前期導電層と誘電層との
間にバリア層を有する静電記録体(特開昭55−130
54>がある。
し、前期導電層が電子伝導性の導電材粉末を結着材中に
分計している静電記録において前期導電層と誘電層との
間にバリア層を有する静電記録体(特開昭55−130
54>がある。
−;)一
本発明は電子電導性の導電材粉末を結着剤中に分散して
いる導電層と水溶性高分子電解質を主とした導電層の2
つの導電層を持つことを特徴とし、低湿から高湿まで良
好な記録濃度を保ちつつ、高密度記録時の細線抜け、黒
へ夕部のムラ、ゴースト、カブリを防ぐ静電記録体であ
る。
いる導電層と水溶性高分子電解質を主とした導電層の2
つの導電層を持つことを特徴とし、低湿から高湿まで良
好な記録濃度を保ちつつ、高密度記録時の細線抜け、黒
へ夕部のムラ、ゴースト、カブリを防ぐ静電記録体であ
る。
また、特開昭56−38052は、低湿から高湿まで良
好な記録濃度を保つが、導電層が1層のため高密度記録
時の細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴースト
、カブリが見られる。
好な記録濃度を保つが、導電層が1層のため高密度記録
時の細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴースト
、カブリが見られる。
次に、特開昭56−15075f’iは紙にイオン導電
性材料を含浸させた後、これの少なくとも一方の面に電
子導電性材料を含む塗膜を設けたものであり、低湿から
高湿まで良好な記録濃度を保つが、高密度記録時に細線
抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴースト、カブリ
が見られる。
性材料を含浸させた後、これの少なくとも一方の面に電
子導電性材料を含む塗膜を設けたものであり、低湿から
高湿まで良好な記録濃度を保つが、高密度記録時に細線
抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴースト、カブリ
が見られる。
その次に、特開昭55−73”054は電子伝導性の導
電材料粉末を結着材中に分散している導電層の上にバリ
ア層を設けることにより、より少ない結着材量で導電層
を形成することを目的として 4− おり、低湿から高湿まで良好な記録濃度を保つが、高密
度記録時に細線抜け、ドツト抜け、黒へり部のムラ、ゴ
ースト、ツノブリが見られる。
電材料粉末を結着材中に分散している導電層の上にバリ
ア層を設けることにより、より少ない結着材量で導電層
を形成することを目的として 4− おり、低湿から高湿まで良好な記録濃度を保つが、高密
度記録時に細線抜け、ドツト抜け、黒へり部のムラ、ゴ
ースト、ツノブリが見られる。
以上の如く本発明は先行技術とその構成が違い、目的、
効果も異なる。従来の技術として、静電記録体の導電層
としてイオン導電性材料を用いたもの、導電層として電
子導電性材料を用いたもの、導電層として電子導電性材
料に対し結着材として水溶11:高分子電解質を用いた
ものがある。
効果も異なる。従来の技術として、静電記録体の導電層
としてイオン導電性材料を用いたもの、導電層として電
子導電性材料を用いたもの、導電層として電子導電性材
料に対し結着材として水溶11:高分子電解質を用いた
ものがある。
しかし、導電層としてイオン導電性材料を用いたもの(
」湿度によって導電層の抵抗が変化するため、低湿から
高湿まで良好な記録濃度を得ない。
」湿度によって導電層の抵抗が変化するため、低湿から
高湿まで良好な記録濃度を得ない。
また、導電層として電子導電性材料を用いたも ゛のは
、低湿から高湿まで良好な記録濃度を保つが、高密度記
録時に細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴース
ト、カブリが見られる。
、低湿から高湿まで良好な記録濃度を保つが、高密度記
録時に細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴース
ト、カブリが見られる。
次に、導電層として電子導電性材料に対し、結着材とし
て水溶性高分子電解質を用いた場合、低湿から高湿よで
良好な記録濃度を得るが、高密度記録時には細線抜1」
、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴースト、カブリが見
られる。
て水溶性高分子電解質を用いた場合、低湿から高湿よで
良好な記録濃度を得るが、高密度記録時には細線抜1」
、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴースト、カブリが見
られる。
本発明の目的は、上記のような静電記録体の湿度依存性
の改善及び細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴ
ースト、カブリの改善である。
の改善及び細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ部のムラ、ゴ
ースト、カブリの改善である。
すなわち、本発明は導電層と誘電体層を持つ静電記録体
において、電子伝導性の導電材粉末を結着材中に分散し
ている導電層と水溶性高分子電解質を主とした導電層の
2つの導電層からなる静電記録体を得た。かくして得ら
れた静電記録体は、静電記録体の湿度依存性が改善され
低湿から高湿まで良好な記録濃度を保ち、ゴースト、カ
ブリもなく線密度を8本/m+n、12本/mmX16
本/mmと変化させても細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ
部のムラが全く見られなかった。この発明の応用分野や
その場合に期待される効果としては、次のようなことが
考えられる。
において、電子伝導性の導電材粉末を結着材中に分散し
ている導電層と水溶性高分子電解質を主とした導電層の
2つの導電層からなる静電記録体を得た。かくして得ら
れた静電記録体は、静電記録体の湿度依存性が改善され
低湿から高湿まで良好な記録濃度を保ち、ゴースト、カ
ブリもなく線密度を8本/m+n、12本/mmX16
本/mmと変化させても細線抜け、ドツト抜け、黒ベタ
部のムラが全く見られなかった。この発明の応用分野や
その場合に期待される効果としては、次のようなことが
考えられる。
本発明の静電記録体は、イオン導電性材料を導電層に用
いた静電記録体に比べ、静電記録体の湿度依存性が改善
されたもので、夏期の高湿時から冬期室内の低湿時に渡
り、良好な記録濃度が得られる。
いた静電記録体に比べ、静電記録体の湿度依存性が改善
されたもので、夏期の高湿時から冬期室内の低湿時に渡
り、良好な記録濃度が得られる。
また、本発明の静電記録体は綿密度を8本/mm %1
2本/mmX16本/■mと変化させても細線抜け、ド
ツト抜け、黒へ9部のムラ、カブリ、ゴーストが全く認
められないことから、自治体等で用いられる戸籍抄本、
印鑑証明等のファクシミリ通信及び写真等の中間調をデ
ィザ化を用いた階調で、静電記録法で再現4−る場合な
どに最適である。
2本/mmX16本/■mと変化させても細線抜け、ド
ツト抜け、黒へ9部のムラ、カブリ、ゴーストが全く認
められないことから、自治体等で用いられる戸籍抄本、
印鑑証明等のファクシミリ通信及び写真等の中間調をデ
ィザ化を用いた階調で、静電記録法で再現4−る場合な
どに最適である。
電子導電性の導電材粉末としては、通常のドーピング技
術を用いて二酸化錫に五酸化アンチモンをドーピングし
たもの、酸化亜鉛に酸化アンモニウムをドーピングした
もの、酸化インジウムに二酸化錫をドーピングしたもの
及びヨウ化第−銅等がある。
術を用いて二酸化錫に五酸化アンチモンをドーピングし
たもの、酸化亜鉛に酸化アンモニウムをドーピングした
もの、酸化インジウムに二酸化錫をドーピングしたもの
及びヨウ化第−銅等がある。
また、水溶性高分子電解質を主とした導電層は、水溶性
高分子電解質を単独で用いたもの、或いは水溶性高分子
電解質に顔料、非イオン性結着材を加えたものをさす。
高分子電解質を単独で用いたもの、或いは水溶性高分子
電解質に顔料、非イオン性結着材を加えたものをさす。
水溶性高分子電解質としては、ポリビニルベンジル第4
級アンモニウムクロライド、ポリステ1ノンスルホン酸
塩、第4級アンモニ 7− ラム基を有するポリアルキレングリコールのアクリル酸
、又はメタクリル酸エステル構成単位の導入による高分
子物質などが挙げられる。
級アンモニウムクロライド、ポリステ1ノンスルホン酸
塩、第4級アンモニ 7− ラム基を有するポリアルキレングリコールのアクリル酸
、又はメタクリル酸エステル構成単位の導入による高分
子物質などが挙げられる。
このようにして、電子電導性の導電材粉末を結着材中に
分散している導電層と水溶性高分子電解質を主とした導
電層の2つの導電層からなる静電記録体において得られ
た導電層の表面固有抵抗は、10%RH〜95%RHに
おいて1X106〜l×108(Ω)にあり、かつ湿度
による抵抗の変化が殆ど認められない。かくなる導電層
の表面抵抗抗値は、10%RH〜95%RHにおいて湿
度の影響を受けることなく、安定して良好なる記録濃度
を得るためのものである。
分散している導電層と水溶性高分子電解質を主とした導
電層の2つの導電層からなる静電記録体において得られ
た導電層の表面固有抵抗は、10%RH〜95%RHに
おいて1X106〜l×108(Ω)にあり、かつ湿度
による抵抗の変化が殆ど認められない。かくなる導電層
の表面抵抗抗値は、10%RH〜95%RHにおいて湿
度の影響を受けることなく、安定して良好なる記録濃度
を得るためのものである。
なお、電子電導性の導電材粉末を結着材中に分散してい
る導電層では、白色度向上のため必要に応じてビスアミ
ノスチルベンスルホン酸型蛍光染料を加えるとよい。
る導電層では、白色度向上のため必要に応じてビスアミ
ノスチルベンスルホン酸型蛍光染料を加えるとよい。
次に、誘電体層としての樹脂は、アクリル、ポリエステ
ル、塩ビ酢ビの共重合体、ブチラールの単独または組み
合わせで用い、顔料は炭酸カルシ 8− ラム、り1ノー、二酸化チタン、シリカの単独または組
み合わせで用いる。導電層が電子電導性の導電材粉末を
結着材中に分散している場合、誘電体層が導電層の上に
均一な層をなすのは困難なので、誘電体層の樹脂、/′
顔料の比率は誘電体層が均一な層をなすためには樹脂が
多くなる。誘電体層の樹脂が多くなると水溶性インクの
筆記性、朱肉の捺印性が悪くなる。本発明は導電層を2
層にしたことにより誘電体層が電子伝導性の導電材粉末
を結着材中に分散してiMだ1層のものに比べ大きくと
れる。故に、本発明では水溶性インクの筆記性、朱肉の
捺印性のよい樹脂/顔料の比率で誘電体層を設けること
ができる。
ル、塩ビ酢ビの共重合体、ブチラールの単独または組み
合わせで用い、顔料は炭酸カルシ 8− ラム、り1ノー、二酸化チタン、シリカの単独または組
み合わせで用いる。導電層が電子電導性の導電材粉末を
結着材中に分散している場合、誘電体層が導電層の上に
均一な層をなすのは困難なので、誘電体層の樹脂、/′
顔料の比率は誘電体層が均一な層をなすためには樹脂が
多くなる。誘電体層の樹脂が多くなると水溶性インクの
筆記性、朱肉の捺印性が悪くなる。本発明は導電層を2
層にしたことにより誘電体層が電子伝導性の導電材粉末
を結着材中に分散してiMだ1層のものに比べ大きくと
れる。故に、本発明では水溶性インクの筆記性、朱肉の
捺印性のよい樹脂/顔料の比率で誘電体層を設けること
ができる。
次に実施例、比較例にて本発明を説明する。
をボールミルで分散せしめ、50g/Jの上質紙上に乾
燥重量で10g/n?となるようワイヤーバーで塗工し
、第1の導電層を得た。
燥重量で10g/n?となるようワイヤーバーで塗工し
、第1の導電層を得た。
次に、この上に水溶性高分子電解質としてポリビニルベ
ンジル第4級アンモニウムクロライドを乾燥重量で5
g/n?となるようワイヤーバーで塗工し、第2の導電
層を得た。
ンジル第4級アンモニウムクロライドを乾燥重量で5
g/n?となるようワイヤーバーで塗工し、第2の導電
層を得た。
次に、この上に誘電体層として
をボールミルで分散した誘電体記録層の塗料を乾燥重量
で8g/−となるようワイヤーバーで塗工し、静電記録
体を得た。
で8g/−となるようワイヤーバーで塗工し、静電記録
体を得た。
実施例2
上記実施例1において、第1の導電層と第2の導電層の
塗工順を逆にした以外は、上記実施例1と同様にして静
電記録体を得た。
塗工順を逆にした以外は、上記実施例1と同様にして静
電記録体を得た。
比較例1
上記実施例1において、水溶性高分子電解質ポリビニル
ベンジル第4級アンモニウムクロライドを除外した以外
は、上記実施例1と同様にして静電記録体を得た。
ベンジル第4級アンモニウムクロライドを除外した以外
は、上記実施例1と同様にして静電記録体を得た。
以上、実施例1、実施例2、比較例1で各得た静電記録
体を高速ファクシミリで線密度、温湿度を変化させて記
録した。これらの記録の結果を第1表に示す。
体を高速ファクシミリで線密度、温湿度を変化させて記
録した。これらの記録の結果を第1表に示す。
第1表
(表中 ◎・・・良好○・・・やや良好4・・・やや不
良×・・・不良 を示す) 11 一 実施例11実施例2と比較例1を比べると細線抜け、ド
ツト抜けに関して線密度を高くしても実施例1・実施例
2ともに良好であったのに対し、比較例1は線密度を高
くすると細線抜け、ドツト抜けが頻出した。また記録濃
度に関しては3例とも良好であった。一方、黒ベタ部の
ムラ、カブリ、ゴーストに関しては実施例11実施例2
は良好なるも、比較例1は黒へ9部のムラ、カブリ、ゴ
ーストが見られた。
良×・・・不良 を示す) 11 一 実施例11実施例2と比較例1を比べると細線抜け、ド
ツト抜けに関して線密度を高くしても実施例1・実施例
2ともに良好であったのに対し、比較例1は線密度を高
くすると細線抜け、ドツト抜けが頻出した。また記録濃
度に関しては3例とも良好であった。一方、黒ベタ部の
ムラ、カブリ、ゴーストに関しては実施例11実施例2
は良好なるも、比較例1は黒へ9部のムラ、カブリ、ゴ
ーストが見られた。
実施例3
上記実施例1で水溶性高分子電解質ポリビニルベンジル
第4級アンモニウムクロライドをアクリル系4級アンモ
ニウム塩樹脂と置き換えた以外は、上記実施例1と同様
にして静電記録体を得た。
第4級アンモニウムクロライドをアクリル系4級アンモ
ニウム塩樹脂と置き換えた以外は、上記実施例1と同様
にして静電記録体を得た。
比較例2
上記実施例1において、導電性酸化亜鉛、ポリビニルア
ルコールからなる第1の導電層を除いた以外は、上記実
施例1と同様にして静電記録体を得た。
ルコールからなる第1の導電層を除いた以外は、上記実
施例1と同様にして静電記録体を得た。
12−
比較例3
上記実施例1において、水溶性高分子電解質ポリビニル
ベンジル第4級アンモニウムクロライドをポリビニルア
ルコールに置き換えた以外は、上記実施例1と同様にし
て静電記録体を得た。
ベンジル第4級アンモニウムクロライドをポリビニルア
ルコールに置き換えた以外は、上記実施例1と同様にし
て静電記録体を得た。
以上、実施例3、比較例2、比較例3で各得だ静電記録
体を高速静電ファクシミリで線密度、温湿度を変えて記
録した。これらの記録の結果を第2表に示す。
体を高速静電ファクシミリで線密度、温湿度を変えて記
録した。これらの記録の結果を第2表に示す。
第2表
実施例3と比較例2、比較例3を比べると、細線抜け、
ドツト抜けに関して実施例2、比較例2は良好なるも比
較例3は細線抜け、ドツト抜けが頻出した。また、記録
濃度に関して実施例2、比較例3は良好なるも比較例2
は低湿及び高湿で濃度が低下した。黒ベタ部のムラ、カ
ブリ、ゴーストについて実施例3は良好、比較例2はや
や良好、比較例3は黒ベタ部のムラ、カブリ、ゴースト
が見られた。
ドツト抜けに関して実施例2、比較例2は良好なるも比
較例3は細線抜け、ドツト抜けが頻出した。また、記録
濃度に関して実施例2、比較例3は良好なるも比較例2
は低湿及び高湿で濃度が低下した。黒ベタ部のムラ、カ
ブリ、ゴーストについて実施例3は良好、比較例2はや
や良好、比較例3は黒ベタ部のムラ、カブリ、ゴースト
が見られた。
以上、本発明における電子電導性の導電性粉末を結着材
中に分散している導電層、高分子電解質を主とした導電
層の2層からなる導電層をもった静電記録体は、低湿か
ら高湿まて十分な記録濃度を保ち、高密度記録時の細線
抜け、トラ[・抜けも改善でき、黒ベタ部のムラ、カブ
リ、ゴーストも見られなかった。
中に分散している導電層、高分子電解質を主とした導電
層の2層からなる導電層をもった静電記録体は、低湿か
ら高湿まて十分な記録濃度を保ち、高密度記録時の細線
抜け、トラ[・抜けも改善でき、黒ベタ部のムラ、カブ
リ、ゴーストも見られなかった。
特許出願人
株式会社巴川製紙所
15−
手 続 補 正 書
昭和58年2月2日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第142561号
2、発明の名称
静電記録体
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
4、補正命令の日付
明細書の1発明の詳細な説明」の欄
7、補正の内容
(1)第7頁11行〜12行
「酸化亜鉛に酸化アンモニウム」を
「酸化亜鉛に酸化アルミニウム」と補正する。
以上
Claims (1)
- してなる層と水溶性高分子電解質を主体さしてなる層の
2層からなることを特徴とする静電記録体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14256183A JPS6033560A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 静電記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14256183A JPS6033560A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 静電記録体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6033560A true JPS6033560A (ja) | 1985-02-20 |
Family
ID=15318193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14256183A Pending JPS6033560A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 静電記録体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033560A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6349269A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-03-02 | カルマ−.インコ−ポレ−テツド | 液体スプレイヤ |
JPS63318563A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 静電記録体 |
JPS646955A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | Oji Paper Co | Electrostatic recording sheet |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS564147A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-17 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | Electrostatic recording material |
JPS56150756A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-21 | Ricoh Co Ltd | Manufacture of electrically conductive support |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP14256183A patent/JPS6033560A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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