JPS60242460A - 静電記録フイルム - Google Patents
静電記録フイルムInfo
- Publication number
- JPS60242460A JPS60242460A JP9835684A JP9835684A JPS60242460A JP S60242460 A JPS60242460 A JP S60242460A JP 9835684 A JP9835684 A JP 9835684A JP 9835684 A JP9835684 A JP 9835684A JP S60242460 A JPS60242460 A JP S60242460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- film
- powder
- electrostatic recording
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/10—Bases for charge-receiving or other layers
- G03G5/104—Bases for charge-receiving or other layers comprising inorganic material other than metals, e.g. salts, oxides, carbon
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0205—Macromolecular components
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(]) 産業上の利用分野
本発明は静電記録フィルムに関し、特に設計製図の出力
描画機として使用される高速プリンタプロッタ適性に優
れ、かつ湿度条件に影響を受けることなく低湿度領域か
ら高湿度領域まで安定して高濃度の記録を得ることので
きる、極めて高い透明度を有する静電記録フィルムに関
するものである。
描画機として使用される高速プリンタプロッタ適性に優
れ、かつ湿度条件に影響を受けることなく低湿度領域か
ら高湿度領域まで安定して高濃度の記録を得ることので
きる、極めて高い透明度を有する静電記録フィルムに関
するものである。
近年電子計算機の周辺機器として静電プリンタブロック
の使用が増大している。プリンタプロッタは同一紙面上
にプリントデータとプロットデータを同時に出力するも
ので、多種類のインターフェースとソフトウェアの開発
によって、接続できる電子計算機の機種範囲も広くなり
、電子計算機のもつ高速大量処理能力に対応した図形出
力が容易に得られるようになった。
の使用が増大している。プリンタプロッタは同一紙面上
にプリントデータとプロットデータを同時に出力するも
ので、多種類のインターフェースとソフトウェアの開発
によって、接続できる電子計算機の機種範囲も広くなり
、電子計算機のもつ高速大量処理能力に対応した図形出
力が容易に得られるようになった。
このような高速、高解像度の静電プリンタプロッタでは
電子計算機あるいは他のディジタル装置からの信号によ
って静電記録体上に静電潜像が形成され、トナー現像に
よって文字や図形が可視像として出力されるが、設計製
図の場合にはこれを原図としてさらに多数枚のジアゾコ
ピーが必要とされることもあるため静電記録フィルムと
してできるだけ透明なものを使用することが要求されろ
。
電子計算機あるいは他のディジタル装置からの信号によ
って静電記録体上に静電潜像が形成され、トナー現像に
よって文字や図形が可視像として出力されるが、設計製
図の場合にはこれを原図としてさらに多数枚のジアゾコ
ピーが必要とされることもあるため静電記録フィルムと
してできるだけ透明なものを使用することが要求されろ
。
(2)従来技術とその問題点
従来、静電記録体は表面固有抵抗106〜10gΩの導
電性支持体上に絶縁性樹脂などからなる誘電層を設けた
ものであるが、導電性支持体の表面固有抵抗が105Ω
以下またば1010Ω以上になると記録濃度の低下を招
いたり記録が全く不可能となったりする。一般に、導電
処理剤として使用されている高分子電解質の導電性がイ
オン性であるため、低湿度下に長時間置かれると導電性
支持体の含有水分が減少するとともにイオン解離量が減
り、抵抗値が高くなって良好な記録が得られなくなる。
電性支持体上に絶縁性樹脂などからなる誘電層を設けた
ものであるが、導電性支持体の表面固有抵抗が105Ω
以下またば1010Ω以上になると記録濃度の低下を招
いたり記録が全く不可能となったりする。一般に、導電
処理剤として使用されている高分子電解質の導電性がイ
オン性であるため、低湿度下に長時間置かれると導電性
支持体の含有水分が減少するとともにイオン解離量が減
り、抵抗値が高くなって良好な記録が得られなくなる。
特に支持体がフィルムの場合、紙に比べ含有水分が殆ん
どないためわずがの湿度の低rで全く記録が不可能にな
ってしまう。
どないためわずがの湿度の低rで全く記録が不可能にな
ってしまう。
このように水分の影響を受けやすい欠点を有する高分子
電解質にかわる導電材料として導電性酸化亜鉛、酸化イ
ンジウム、酸化スズ等の電子伝導性粉末が知られている
。しかし、これらの電子伝導性粉末を用いると、一般に
塗工層の透明度が著しく低下してしまうが、もしくは透
明度を低下させないように塗工層の厚みを薄くすれば、
充分な導電性が得られず、特に支持体に透明なプラスチ
ックフィルムを用いる場合にはこれが著しい障害となる
。
電解質にかわる導電材料として導電性酸化亜鉛、酸化イ
ンジウム、酸化スズ等の電子伝導性粉末が知られている
。しかし、これらの電子伝導性粉末を用いると、一般に
塗工層の透明度が著しく低下してしまうが、もしくは透
明度を低下させないように塗工層の厚みを薄くすれば、
充分な導電性が得られず、特に支持体に透明なプラスチ
ックフィルムを用いる場合にはこれが著しい障害となる
。
また、ポリエステルフィルムやポリプロピレンフィルム
のような絶縁性の高い樹脂フィルムをぺ〜スとした静電
記録フィルムでは、画像部の先端にリーディング・エツ
ジ・フォック(Leadjng Edge Fog :
LEFと略)と呼ばれる地肌のトナー汚れが生じる。
のような絶縁性の高い樹脂フィルムをぺ〜スとした静電
記録フィルムでは、画像部の先端にリーディング・エツ
ジ・フォック(Leadjng Edge Fog :
LEFと略)と呼ばれる地肌のトナー汚れが生じる。
この現象は導電層が完全にアースされていないため誘導
電荷により起こると考えられる。LEFは特にジアゾコ
ピ一時に問題となるため、従来より静電記録フィルムに
はエツジ・ストライプと呼ばれる黒色の導電層をフィル
ムの両サイドに塗布し導電層をアースする方法が試みら
れている。しかしこの方法では、フィルムの中央部と両
サイドに近い部分とで抵抗値の差からLEFの程度が異
なることがある。また他の方法としてフィルム支持体に
微細な孔を設は導電性物質を充填しアースする方法(特
開昭5B−48061)も報告されて(・るが、透明度
の低下や外観の悪さから前述のような設計製図用の原図
としての静電記録フィルムには応用し難い。
電荷により起こると考えられる。LEFは特にジアゾコ
ピ一時に問題となるため、従来より静電記録フィルムに
はエツジ・ストライプと呼ばれる黒色の導電層をフィル
ムの両サイドに塗布し導電層をアースする方法が試みら
れている。しかしこの方法では、フィルムの中央部と両
サイドに近い部分とで抵抗値の差からLEFの程度が異
なることがある。また他の方法としてフィルム支持体に
微細な孔を設は導電性物質を充填しアースする方法(特
開昭5B−48061)も報告されて(・るが、透明度
の低下や外観の悪さから前述のような設計製図用の原図
としての静電記録フィルムには応用し難い。
(3)発明の目的及び要点
本発明者等はこれらの欠点を一掃し、低湿度においても
充分な導電性が保持できるとともに、フィル“ムの透明
度の低下を招かず、しかもLEFのない新規な静電記録
フィルムについて鋭意研究の結果、後述の電子伝導性導
電剤を用いることにより、低湿度領域から高湿度領域ま
で安定して高濃度の記録を得ることのできる、極めて高
い透明度を有する静電記録フィルムを完成するに至った
。
充分な導電性が保持できるとともに、フィル“ムの透明
度の低下を招かず、しかもLEFのない新規な静電記録
フィルムについて鋭意研究の結果、後述の電子伝導性導
電剤を用いることにより、低湿度領域から高湿度領域ま
で安定して高濃度の記録を得ることのできる、極めて高
い透明度を有する静電記録フィルムを完成するに至った
。
すなわち本発明は、温度20士2℃、相対湿度65±5
%における体積固有抵抗I Q+5Ω・σ以下の透明フ
ィルム支持体の両面に、平均粒径0,2μm 以下、す
なわち可視光線の波長以下の微小な電子伝導性導電剤粉
末を有機バインダー中に分散した状態で塗布し導電層を
設け、更に一方の導電層上に誘電層(記録層)を設け、
全光線透過率が85%以上の静電記録フィルムを提供す
るものである。
%における体積固有抵抗I Q+5Ω・σ以下の透明フ
ィルム支持体の両面に、平均粒径0,2μm 以下、す
なわち可視光線の波長以下の微小な電子伝導性導電剤粉
末を有機バインダー中に分散した状態で塗布し導電層を
設け、更に一方の導電層上に誘電層(記録層)を設け、
全光線透過率が85%以上の静電記録フィルムを提供す
るものである。
第1図は本発明になる静電記録フィルムの断面を拡大し
て示したものである。図中、■は透明プラスチックフィ
ルム支持体、■は電子伝導性導電層、■は誘電層(記録
層)である。
て示したものである。図中、■は透明プラスチックフィ
ルム支持体、■は電子伝導性導電層、■は誘電層(記録
層)である。
以下、本発明の内容を更に詳しく説明する。
本発明において支持体として用いられるプラスチックフ
ィルムは、体積固有抵抗1015Ωσ以下の透明フィル
ム。特にセロファンフィルム、軟質塩ビフィルム、ビニ
ロンフィルム、ナイロンフィルムなどを使用することが
できる。フィルムの厚さは50〜100μmであるもの
が特に好適である。
ィルムは、体積固有抵抗1015Ωσ以下の透明フィル
ム。特にセロファンフィルム、軟質塩ビフィルム、ビニ
ロンフィルム、ナイロンフィルムなどを使用することが
できる。フィルムの厚さは50〜100μmであるもの
が特に好適である。
体積固有抵抗10′5Ω・儂以上のフィルムな支持体と
して用いた場合、先に述べたポリエステルフィルムベー
スの静電記録フィルムの様に、導電層が完全にアースさ
れていない状態であるためLEFが生じろ。
して用いた場合、先に述べたポリエステルフィルムベー
スの静電記録フィルムの様に、導電層が完全にアースさ
れていない状態であるためLEFが生じろ。
導電層に用いられる電子伝導性導電剤は、02μm以下
の可視光線の波長より小さい平均粒径を有する導電性微
粉末で、例えば導電性酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化
スズ等の粉末を用いることができ、有機バインダー中に
分散した状態で溶剤に溶解して塗工する。電子伝導性導
電剤が02μmより大きい平均粒径の導電性微粉末では
、拡散光が多くなり透明度が損なわれる。
の可視光線の波長より小さい平均粒径を有する導電性微
粉末で、例えば導電性酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化
スズ等の粉末を用いることができ、有機バインダー中に
分散した状態で溶剤に溶解して塗工する。電子伝導性導
電剤が02μmより大きい平均粒径の導電性微粉末では
、拡散光が多くなり透明度が損なわれる。
使用される有機バインダーとしては、例えばポリエステ
ル類、ポリアクリル酸エステル類、ポリメタクリル酸エ
ステル類などを用いることができる。有機バインダーの
量は、導電性微粉末100重量部に対し、10〜80重
量部好ましくは20〜70重量部である。塗工量は固型
分として片面につき0.1〜6g/rt1.特に0.3
〜1.5.9/mの範囲が望ましい。
ル類、ポリアクリル酸エステル類、ポリメタクリル酸エ
ステル類などを用いることができる。有機バインダーの
量は、導電性微粉末100重量部に対し、10〜80重
量部好ましくは20〜70重量部である。塗工量は固型
分として片面につき0.1〜6g/rt1.特に0.3
〜1.5.9/mの範囲が望ましい。
導電処理剤による導電処理を行なった後、その片面に誘
電層を設ける。誘電層は誘電体物質、例えば酢酸ビニル
樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、アクリル
樹脂、ブチラール樹脂、スチレン樹脂、シリコン樹脂。
電層を設ける。誘電層は誘電体物質、例えば酢酸ビニル
樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、アクリル
樹脂、ブチラール樹脂、スチレン樹脂、シリコン樹脂。
エポキシ樹脂又はこれらの各種の共重合体樹脂の1種以
上からなり、又必要ならこれらの樹脂に無機顔料あるい
は有機顔料を、透明度を損なわない範囲で配合して使用
することができる。無機顔料としては、カオリン、炭酸
カルシウム、無定形ケイ酸が使用でき、有機顔料として
は、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末などの合成樹
脂粉末やデンプン粉末。
上からなり、又必要ならこれらの樹脂に無機顔料あるい
は有機顔料を、透明度を損なわない範囲で配合して使用
することができる。無機顔料としては、カオリン、炭酸
カルシウム、無定形ケイ酸が使用でき、有機顔料として
は、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末などの合成樹
脂粉末やデンプン粉末。
セルロース粉末を挙げることができろ。誘電層の塗工量
は固型分として1〜1097m 、特に1〜6g/m’
の範囲が好適である。
は固型分として1〜1097m 、特に1〜6g/m’
の範囲が好適である。
導電層および誘電層は、通常の塗工方法すなわちロール
、ブレード、バーなどのコータを用いて塗工することが
できる。
、ブレード、バーなどのコータを用いて塗工することが
できる。
本発明で得られた静電記録フィルムの評価に次の方法が
採用された。
採用された。
■ 画像特性・・・パーサティックv−80にて出図。
■ LEF濃度・・・(LEF部画像画像濃度(地肌部
面像濃度) 評価は、LEF濃度006未 満○、006以上0.10未満 △、0.10以上×とした。評 価で○または△であれば実用 上殆ど問題ない。
面像濃度) 評価は、LEF濃度006未 満○、006以上0.10未満 △、0.10以上×とした。評 価で○または△であれば実用 上殆ど問題ない。
■ 画像濃度・・・マクベス反射濃度計RD−514に
て測定。
て測定。
以下、実施例をもって更に詳しく説明する。
(4)発明の実施例及び比較例
実施例 1〜4
体積固有抵抗5X10”Ω・σのセロファンフィルム(
厚さ40μm)の両面に、1重量部のアンチモンを含有
する平均粒径0.2μm以下の酸化スズ粉末24重量部
とポリエステルバインダー5重量部およびトルエン70
重量部からなる導電性組成物をマイヤーバーコード法に
て塗工し乾燥して塗工量2.097m (両面)の導電
層を付与した。更にその一方の導電層にアクリル樹脂を
主成分とする共重合体樹脂19重量部、炭酸カルシウム
粉末1重量部、酢酸エチル80重量部よりなる誘電層組
成物をロールコータにて塗布し乾燥して塗工量4.29
/m’の誘電層を形成した。
厚さ40μm)の両面に、1重量部のアンチモンを含有
する平均粒径0.2μm以下の酸化スズ粉末24重量部
とポリエステルバインダー5重量部およびトルエン70
重量部からなる導電性組成物をマイヤーバーコード法に
て塗工し乾燥して塗工量2.097m (両面)の導電
層を付与した。更にその一方の導電層にアクリル樹脂を
主成分とする共重合体樹脂19重量部、炭酸カルシウム
粉末1重量部、酢酸エチル80重量部よりなる誘電層組
成物をロールコータにて塗布し乾燥して塗工量4.29
/m’の誘電層を形成した。
かくして得られた静電記録フィルムは全光線透過率89
2%で、出図したところLEFのない良好な画像であっ
た。
2%で、出図したところLEFのない良好な画像であっ
た。
同様の条件で、体積固有抵抗3 X 1013Ω・鑞の
軟質塩ビフィルム(厚さ50μm)、体積固有抵抗2×
10′4Ω・σのビニロンフィルム(厚さ50μm)、
体積固有抵抗9 X 10”Ω・函のナイロンフィルム
(厚さ67μm)をそれぞれ用い静電記録フィルムを得
た。それぞれ全光線透過率85%以上を有し、出図した
ところLEFの殆どない良好な画像であった。
軟質塩ビフィルム(厚さ50μm)、体積固有抵抗2×
10′4Ω・σのビニロンフィルム(厚さ50μm)、
体積固有抵抗9 X 10”Ω・函のナイロンフィルム
(厚さ67μm)をそれぞれ用い静電記録フィルムを得
た。それぞれ全光線透過率85%以上を有し、出図した
ところLEFの殆どない良好な画像であった。
比較例 1〜4
体積固有抵抗2 X 1015Ω・鑞のトリアセテート
フィルム(厚さ50μm)を用い実施例1と同様の条件
で静電記録フィルムを得た。実施例1と同様に出図した
ところLEF濃度010で評価はXであった。
フィルム(厚さ50μm)を用い実施例1と同様の条件
で静電記録フィルムを得た。実施例1と同様に出図した
ところLEF濃度010で評価はXであった。
同様の条件で体積固有抵抗5 X 10+6Ω・儂のポ
リカーボネイトフィルム(厚さ50μm)、体積固有抵
抗I X 1017Ω・儂の硬質塩ビフィルム(厚さ1
00μm)、体積固有抵抗5X1018Ω・儂のポリエ
ステルフィルム(厚さ50μm)をそれぞれ用い静電記
録フィルムを得た。それぞれ出図したところ、LEF濃
度がいずれも0.10以上で評価は×であった。
リカーボネイトフィルム(厚さ50μm)、体積固有抵
抗I X 1017Ω・儂の硬質塩ビフィルム(厚さ1
00μm)、体積固有抵抗5X1018Ω・儂のポリエ
ステルフィルム(厚さ50μm)をそれぞれ用い静電記
録フィルムを得た。それぞれ出図したところ、LEF濃
度がいずれも0.10以上で評価は×であった。
表1に実施例1〜4および比較例j〜4で行なった各種
フィルムの静電記録フィルムとLEF濃度の関係を示し
た。
フィルムの静電記録フィルムとLEF濃度の関係を示し
た。
実施例 5
体積固有抵抗5 X 10”Ω・硼のセロファンフィル
ム(厚さ40μm)の両面に、1重量部のスズを含有す
る平均粒径0,2μm頃下0酸化インジウム粉末24重
量部とポリエステルバインダー5重量部およびトルエン
70重量部からなる導電性組成物をマイヤーバーコード
法にて塗工し乾燥して塗工量1.9 g/m (両面)
の導電層を付与した。更に、その一方の導電層にアクリ
ル樹脂を主成分とする共重合体樹脂19重量部、炭酸カ
ルシウム粉末1重量部、酢酸エチル80重量部よりなる
誘電層組成物をロールコータにて塗布し、乾燥して塗工
量4ろj!/m の誘電層を形成した。
ム(厚さ40μm)の両面に、1重量部のスズを含有す
る平均粒径0,2μm頃下0酸化インジウム粉末24重
量部とポリエステルバインダー5重量部およびトルエン
70重量部からなる導電性組成物をマイヤーバーコード
法にて塗工し乾燥して塗工量1.9 g/m (両面)
の導電層を付与した。更に、その一方の導電層にアクリ
ル樹脂を主成分とする共重合体樹脂19重量部、炭酸カ
ルシウム粉末1重量部、酢酸エチル80重量部よりなる
誘電層組成物をロールコータにて塗布し、乾燥して塗工
量4ろj!/m の誘電層を形成した。
かくして得られた静電記録フィルムは全光透過率87.
3%で、出図したところLEFのない良好な画像が得ら
れた。
3%で、出図したところLEFのない良好な画像が得ら
れた。
(5)発明の効果
かくして得られる静電記録フィルムは、導電層の表面固
有抵抗が湿度の如何にかかわらず106〜10’Ωの範
囲にあり、記録性が良好でLEFもなく、全体の透明度
も全光線透過束が85%以上と(・う従来に見られない
優れた性能をもち、設計製図の出力描画機として使用さ
れる高速プリンタプロッタ用の静電記録フィルムとして
画期的な適性を備えたものである。
有抵抗が湿度の如何にかかわらず106〜10’Ωの範
囲にあり、記録性が良好でLEFもなく、全体の透明度
も全光線透過束が85%以上と(・う従来に見られない
優れた性能をもち、設計製図の出力描画機として使用さ
れる高速プリンタプロッタ用の静電記録フィルムとして
画期的な適性を備えたものである。
第1図は本発明になる静電記録フィルムの断面拡大図を
示したものである。 図にお℃・て、 ■は透明プラスチックフィルム ■は電子伝導性導電層 ■は誘電層(記録層) を表わす。 特許出願人 山陽国策パルプ株式会社 (外5名)
示したものである。 図にお℃・て、 ■は透明プラスチックフィルム ■は電子伝導性導電層 ■は誘電層(記録層) を表わす。 特許出願人 山陽国策パルプ株式会社 (外5名)
Claims (2)
- (1)温度20±2℃、相対湿度65±5%に於ける体
積固有抵抗が10′5Ω・α以下である透明フィルム支
持体の両面に導電層を設け、更にその片方の導電層上に
誘導層を設けて成る、全光線透過率85チ以上の静電記
録フィルム。 - (2)導電層が02μm 以下の平均粒径な有する電子
伝導性導電剤及び有機バインダーから成り、かつ導電層
の表面固有抵抗が106〜10gΩの範囲にある特許請
求範囲第1項記載の静電記録フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9835684A JPS60242460A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 静電記録フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9835684A JPS60242460A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 静電記録フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60242460A true JPS60242460A (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=14217607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9835684A Pending JPS60242460A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 静電記録フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60242460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS646955A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | Oji Paper Co | Electrostatic recording sheet |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57128338A (en) * | 1980-12-15 | 1982-08-09 | Benson Inc | Recording medium covered with insulation film having transparent conductive base |
JPS5965851A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 静電記録体及びその製造法 |
-
1984
- 1984-05-16 JP JP9835684A patent/JPS60242460A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57128338A (en) * | 1980-12-15 | 1982-08-09 | Benson Inc | Recording medium covered with insulation film having transparent conductive base |
JPS5965851A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 静電記録体及びその製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS646955A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-11 | Oji Paper Co | Electrostatic recording sheet |
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