JPS6215549A - 静電記録体及びその製造方法 - Google Patents

静電記録体及びその製造方法

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JPS6215549A
JPS6215549A JP15548685A JP15548685A JPS6215549A JP S6215549 A JPS6215549 A JP S6215549A JP 15548685 A JP15548685 A JP 15548685A JP 15548685 A JP15548685 A JP 15548685A JP S6215549 A JPS6215549 A JP S6215549A
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resin
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electrical resistance
conductive
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Keiji Yamauchi
山内 啓滋
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Oji Paper Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/0202Dielectric layers for electrography

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は静電記録体及びその製造方法に関するものであ
り、特に最近、静電プロッターEこ使用される、透明性
あるいは半透明性のプラスチックフィルム、合成紙、あ
るいは樹脂含浸紙のような体積電気抵抗が101!Ω・
m以上の絶縁材料を支持体とした静電記録体及びその製
造方法に関するものである。
(従来技術) 静電記録は記録速度、記録の鮮明さ、記録の保存性にす
ぐれ、ファクシミリやプリンター、プロッターの分野で
広く使用されている。
最近、コンピューター技術の発達により、機械類、建造
物等の図面設計をコンピューターに行わせ、その結果を
静電プロッターに出力させるCAD(Computer
 Aicied Design)技術が発達してきた。
静電プロッターは従来のペンプロッタ−に比べ記録スピ
ードが速く、高解像度の記録を行うことができる特徴が
あり、出力図面は設計工程の検図用として中間図面に使
用されるだけでなく、最終図面としても使用されている
出力図面を複数枚必要とする場合ζこは、ジアゾコピー
をとるため、透明性又は半透明性の静電記録体が必要と
なる場合がある。
さらζこ最近、ICやLSIの設計においては複数枚の
フォトマスクを出力させ、それを重ねて全体の回路図を
見る必要があり、重ね合わせても下の図面が見えるよう
な透明性が必要となってきた。
このため、透明性のプラスチックフィルムや半透明性の
合成紙、樹脂含浸紙が支持体として使用されるようにな
った。しかし、これ等の支持体はいずれも体積電気抵抗
値が11012Q−以上と高いため、これ等の支持体を
使用して作成した静電記録体に静電プロッターで記録す
ると先端カブリと称するカブリが発生し、著るしく図面
品質を低下させる欠点がある。すなわち、静電プロッタ
ーでは連続した記録体の1部で記録電極(こより記録を
行い、他の部分(現像部)で既(こ記録された潜像を現
像する方法がとられている。支持体の本積電気抵抗値が
10129・(1)未満であれば記録電極Iこ印加され
た電圧は支持体の厚さ方向の電気抵抗により減衰し、現
像部才では影響を与えないが、支持体の体積電気抵抗が
10′2Ω・(1)以上の場合は記録電極に印カlIさ
れた重圧が導電層を伝播し現像部(こ影響して、カブリ
を発生させる。このカブリは記録部分の先端で、記録電
極を現像部の距離(こ対応した位置に発生するので先端
カブリと称する。紙を支持体とした場合は、紙の片面あ
るいは両面ζこ導電層を設けることにより導電剤を支持
体中Iこ浸透させることができるので体積電気抵抗値は
11012Q−未満となり先端カブリは発生しないが、
プラスチックフィルム、合成紙、樹脂含浸紙等の透明性
および半透明性支持体を使用した場合は、支持体の片面
あるいは両面ζこ導電層を設けても導電剤が支持体中に
浸透しないため、体積電気抵抗値は11012Q−以上
となり、先端カブリが発生することとなってしまう。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、このような欠点を解消し、体積電気抵抗が1
0′!Ω・側板上の透明性又は半透明性支持体を使用し
たときでも先端カブリが発生しない静電記録体を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、体積電気抵抗が101!Q−側板上の絶縁性
支持体上Iこ導電層及び誘電層を順次設けてなる静電記
録体において、誘電層の表面電気抵抗が5、Ox 10
’−1,Ox 10’J7の範囲内にあることを特徴と
する静電記録体に関する。
又、本発明は 1)体積電気抵抗が1o129−□□□以上の絶縁性支
持体上に、その構造中にメタクリル酸エステル第4級ア
ンモニウム塩部分を含む共重合体を主体として含有する
導電層を設け、その上tこ誘電層を塗布形成することを
特徴とする静電記録体の製造方法2)体積電気抵抗がl
t)”Ω・耐以上の絶縁性支持体上に、導電層を形成し
、さらに導電性物質を添追した誘電性塗料を塗布して誘
電層を形成することを特徴とする静電記録体の製造方法 tこ関するものである。
本発明者らは体積電気抵抗値が10129−α以上の支
持体を使用する静電記録体の先端カブリ改善について鋭
意検討した結果、誘電層塗布後の表面電気抵抗値を5.
OX 10’〜1.OX 10’Ωζこコントロールす
ることにより先端カブリが改善されることを見出した。
これは誘電層の表面電気抵抗が低いためζこ記録電極の
電圧が誘電層を通り、表面方向で減衰してし壕い、現像
部にまで影響しないためと考えられる。
誘電層の表面電気抵抗値が5.0 X 10’ 0未満
のときは先端カブリはないが、ヌケが発生したり、記録
すべき電荷の消滅が早く、濃度の低い記録しか得られな
い。
又、1.Ox 1(pΩを越えると、先端カブリが大き
く、適切な結果が得られない。
本発明における支持体としては、透明性のプラスチック
フィルムとして、たとえばポリエステル樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリレート樹脂
、ポリメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の樹脂を溶融、
薄膜化したもの、又、半透明性のプラスチックフィルム
としては、/sN たとえば上記透明性プラスチックを溶融し、炭酸カルシ
ウム、クレーなどの無機顔料を添加、混合し、薄膜化し
て半透明性を与えたものなどが使用される。ポリプロピ
レン樹脂にクレーを添加し延伸、薄膜化し積層構造とし
たユポ合成紙(王子油化合成紙品)はこのような支持体
として適切である。この外、半透明性の樹脂含浸紙、た
とえば、ポリスチレン樹脂ポリアクリレート樹脂ポリメ
タクリレート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合樹脂、酢酸ビニル−アクリル共重合樹脂
などの合成樹脂の有機溶剤溶液あるいは水分散液を上質
紙に含浸したものも使用することができる。
本発明により、静電記録体を製造するにあたっては、前
記の体積電気抵抗が101!Ω・1以上である支持体上
に誘電層の表面電気抵抗が5.OX 10’−1,0X
10”Ωとなるようfこ導電層及び誘電層を形成する。
誘電層の表面電気抵抗を5.Ox 10’−4,Ox1
08Ωにコントロールする方法としては、その構造中に
メタクリル酸エステル第4級アンモニウム塩部分を含む
共重合体を主体として含有する導電層を設けた後誘電層
と塗布する方法とか、導電層上に形成する誘電層に導電
性物質を添加する方法などがある。
第1の方法、すなわち、その構造中にメタクリル酸エス
テル第4級アンモニウム塩部分を含む共重合体を主体に
含有する導電層を設けた後誘電層を塗布することから成
る方法では、導電剤が部分的ζこ誘電層塗料に溶解する
ため表面電気抵抗が低下する原因になるものと考えられ
る。
この方7tこおいて、その構造中にメタクリル酸エステ
ル第4級アンモニウム塩部分を含む共重合(式中R1は
炭素数1〜4の低級アルキレン基を示し、R2及びR3
はそれぞれ炭素数1〜4の低級アルキレン基を示す)で
表わされる七ツマ−を、必須成分として含有し、造膜性
、支持体への接着性、溶解性を良くするためアクリル酸
エステルモノマー、メタクリル酸モノマーその他重合可
能なビニルモノマーと共重合させた後、たとえば有機ア
ミンのモノクロル酢酸塩など適当な4級化試薬で4級化
すること番こより得られる。
前記式で表されるモノマーをあらかじめ前記の、たとえ
ば有機アミンのモノクロル酢酸塩などの適当な4級化試
薬で4級化したのち、他のモノマーと共重合してもよい
前記式のモノマーの例としてはジメチルアミンエチルメ
タクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、
ジブチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノ
プロビルメタクリレートがある。
これと共重合すべきアクリル酸エステルモノマーとして
は、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ヒドロ
エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ヒドロキシ
ブチルアクリレート、2−エテルヘキシルアクリレート
、シクロヘキシルアクリレート、ミリスチルアクリレー
ト、ヘキサデシルアクリレート、ステアリルアクリレー
トなどがある。又、メタクリル酸エステルモノマーとし
ては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
ヒドロ牟ジエチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、ヒドロキシブチルメタクリレート、2−エチルへキ
シルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリノート、
ミリスチルメタクリレート、ヘキサデシルメタクリレー
ト、ステアリルメタクリレートなどがある。その他重合
可能なビニルモノマーとして、スチレン、その核および
側鎖置換誘導体、例えば、ビニルトルエン、クロルスチ
レン、α−メチルスチレンなどがある。
導電層は上記導電剤を単独であるいは支持体への塗工性
、接着性を向上させるため、混合可能な接着剤や顔料を
導電性を損わない範囲で混合して支持体に塗布すること
により形成される。通常導電剤配合量は50%以上とす
るのが望ましい。塗布に際しては、バーコーター、グラ
ビアb−ルコーター、エアナイフコーターなど通常゛の
塗布方法が利用できる。通常塗布量は乾燥後の重合で2
〜r10) 10g/m”が適当である。
導電層上に形成する誘電層は、酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビ
ニリデン樹脂、塩化ビニル、塩化ビニリデン共重合樹脂
、アクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸エステル樹脂
、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、
フッ化ビニリデン樹脂、ニトロセルロースffJ脂、ス
チレン樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂、ウレタン
樹脂等の絶縁性樹脂の有機溶剤溶液あるいは水分散液の
単独あるいは2種類以上の、混合液と炭酸カルシウム、
クレー、焼成りレー、メルク、リトポン、硫酸バリウム
、無水ケイ酸、雲母、粉末、二酸化チタン、酸化亜鉛等
の無機顔料あるいはポリエチレン粉末、ポリプロピレン
樹脂粉末、エポキシ樹脂粉末、澱粉、セルロース粉末、
ポリアクリルニトリル樹脂粉末等の有機顔料からなる誘
電層塗料を塗布して形成する。塗布に際しては、バーコ
ーp  、  0−ル:I−ター、fラビアロールコー
タ−等が使用でき、塗布量は乾燥後の重量で2〜8g/
m2が望捷しい。
第2の方法は、導電層を形成した後、その上に形成する
誘電層に導電性物質を添加し、塗布Ba、を減少させる
ことにより、表面電気抵抗を5.0X106〜1.OX
 10’Ωにする方法である。
この方法では導電層は、例えば、ポリビニルベンジルト
リメチルアンモニウムクロライド、ポリアリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ポリビニルトリメチルアン
モニウムクロライド、ポリジメチルジアリルアンモニウ
ムクロライド、スチレンアクリル酸トリメチルアミノエ
チルアンモニウムクロライドなどのカチオン性高分子電
解質、およびポリスチレンスルホン酸、ポリスチレンス
ルホン酸塩、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、ホリ
ビニルホスホネートなどのアニオン性冒分子電解質など
の導電剤を使用して形成謁。この導電層を形成する(こ
あたっては、前記高分子電解質を単独で、あるいは、支
持体への塗工性、接着性を向上させるため、混合可能な
接着剤や顔料を導電性を損わない範囲で混合して塗布す
る。
また1 50 k、9/cm”の圧力下で4111定し
た比抵抗が10−2〜103Ω鑵である電子伝導型導電
性粉末、例えば、アルミニウム、錫、チタンのいずれか
をドーピングした酸化亜鉛とか、アンチモンをドーピン
グした酸化第2錦とか、酸化亜鉛、酸化錫、酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、雲母等の非導電性
無機化合物の表面を酸化第2錫と少量のアンチモンから
成る導電性物質で被覆したものも同様ζこ導電剤として
使用することができる。
これら導電性粉末は、前記高分子電解質および、あるい
は水溶性接着剤と混合して塗布することによって導電層
を形成する。これらのいずれの場合であっても、導電剤
配合預:は、50%以上とするのが望捷しい。塗布ζこ
際しては、バーコーター、グラビアロールコータ−、エ
アナイフコーターなど、通常の塗布方法が利用できる。
塗布量は乾燥後の重量で2〜20g/m”が好ましい。
導電層上fこ形成する誘電層は、第1の方法で使用する
誘電層形成利料と同じ、すなわち、酢酸ビニル樹脂、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル共重合樹脂、塩
化ビニリゾ″4.1脂、塩化ビニル、塩化ビニリデン共
重合樹脂、アクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸草チ
ル樹脂、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル
樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、ニトロセルロースIJ脂
、スチレン樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂、ウレ
タン樹脂等の絶縁性樹脂の有機溶剤溶液あるいは水分散
液の単独あるいは2種類以上の、混合液と炭酸カルシウ
ム、クレー、焼成りレー、メルク、リトポン、硫酸バリ
ウム、無水ケイ酸、雲母、粉末、二酸化チタン、酸化亜
鉛等の無機顔料あるいはポリエチレン粉末、ポリプロピ
レン樹脂粉末、エポキシ樹脂粉末、澱粉、セルロース粉
末、ポリアクリルニトリル樹脂粉末等(4)機顔料から
なる誘電層塗料(ζ導電性物質を添加した後、塗布する
ことによって形成する。添加する導電性物質としては、
名種の帯電防止剤、例えばカチオンタイプの第4級アン
モニウム塩、ピリジン誘導体、アニオンタイプのアルキ
ルスルホン酸塩アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩、リン酸エステル塩、ノニオ
ンタイプの脂肪酸−エチレンオキサイド付加物、脂肪族
アルコールのエチレンオキサイド付加物、ポリエチレン
グリコールなどの外、前述の電子伝導型導電性粉末も使
用することができる。これらの導電性物質は誘電層塗料
の固形分に対して、0.5〜5%の範囲で添加する。
添加量が5%を越すと記録濃度が低下するとか、記録の
ヌケが発生するなどの欠点がある。
誘電層塗料の塗布は、バーコーター、ロールコータ−、
グラビアロールコータ−等が使用できる。
塗布量は乾燥後の重量で2〜6 g/ rn”とするの
が望ましい。
(実施例) 以下実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明する
か、もちろんこれらに限定されるものではない。
例中の部はすべて重量部を表わす。
実施例1゜ 体積電気抵抗が1015Ωσの厚さ90μの半透明性合
成紙ユボTPG−9’0(玉子油化合成紙@)品)の片
面にメタクリル酸エステル第4級アンモニウム塩部分を
含む共重合樹脂(ST−3600、三菱油化)方ン(株
)品)の34%溶液176部と酢酸ビニル樹脂(ゴーセ
ノールM50Z−6、日本合成化学(株)品)の50%
溶液40部とシリカゲル粉末(サイロイド244、富士
デウ゛インン蛛)品)20部、メタノール264部をに
インドコンディショナーに入れ10分間分散して調製し
た導電層塗料を乾燥後の重量が3.0g/m”  とな
るようをこ塗布した。
アクリル樹脂(ハイマー5BA720、三洋化成(株)
品、固形分45%)133部と炭酸カルシウムMS−6
00(日東粉化(株過)40部、トルエン2□27部を
ぜインドコンディショナーに入れ、10分間分散して誘
電層塗料とした。導電層の上に誘電層塗料と乾燥後の重
量が4.5E//ln”となるようζこ塗布して静電記
録体とした。25℃45%RHの雰囲気で1夜調湿後試
験を行った。
結果を第1表1こ示した誘電層の表面電気抵抗は1.5
 X 10’Ωであった。同一面制御方式で16dot
s/龍の静電プロッターEF−2100(セイコー電子
工業(株)品)で記録を行ったところカブリ、ヌケがな
く濃度の高い記録が得られた。
実施例2゜ 実施例1において導電層の塗布量を2.Ofl/♂とす
る以外は実施例1と同様Eこして静電記録体を作製し、
同様な方法でテストした。誘電層の表面抵抗は740X
10?Ωであり、カブリ、ヌケがなく濃度の高い記録が
得られた。
比較例1゜ 実施例1において誘電層塗布量を2.Ofl/m”とす
る以外は実施例1と同様にして静電記録体を作製し同様
(こ試験を行った誘電層の表面抵抗は、3.0 X 1
0’ Qであった。記録品質は、カブリはないがヌケが
多く濃度も低く満足できるものではなかった。
比較例2゜ 導電層塗料としてポリビニルベンジルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、(C8−5500、三洋化成a)品
34%)235部とシリカゲル粉末(サイロイド244
、富士デヴインン@)品)20部、水245部を(イン
ドコンディショナーξζ入れ10分間分散して調成した
塗料を乾燥後の重量が3.0F//m”となるようξこ
塗布する以外は、実施例1と同様にして静電記録体を作
製し、テストした。
誘電層の表面抵抗は3.OX 10’Ωであった。記録
品質は、濃度が高く、ヌケもないがカブリが大きく満足
できるものではなかった。
実施例3.4、比較例3.4 厚さ75μの体積電気抵抗が101sQcrnであるポ
リエステルフィルムの片面擾こ、150 kg/lxn
’の圧力下で測定した比抵抗が359cmであるAlt
O。
をドーピングした導電性酸化亜鉛80部、ポリビニルベ
ンジルトリメチルアンモニウムクロライド34%溶液5
9部、水111部をボールミルに入れ1時間分散して調
製した導電層塗料を乾燥後の重量が897m2となるよ
う(こ塗布した。
塩化ビニル:酢酸ビニル(50:50)共重合樹脂、3
6%溶液167部、炭酸カルシウム(MS−600) 
40部、トルエン193部の他上記導電性酸化亜鉛を第
1表に示された量4インドコンディショナーに入れ、1
0分間分散し、誘電層塗料とした。導電層の上に誘電層
塗料を乾燥後の重量が4.5,9/rrL’となるよう
に塗布して静電記録体とし、実施例1と同様にテストし
た。導電性酸化亜鉛の添加量が増加し、表面電気抵抗値
が、7.0×106〜B、OX 10’ Qiこある場
合、カブリ、ヌケがなく濃度の高い良好な記録が得られ
た(実施例3.4)が導電性酸化亜鉛の添加量が少く、
表面電気抵抗値が4.OX 10”Ωの場合カブリが大
きく満足できる品質ではなかった。(比較例3)また導
電性酸化亜鉛の添加量が多く、表面電気抵抗値が2.O
X 10’ 、Qの場合、カブリはないがヌケが大きく
、濃度も低く満足できる品質ではなかった。
(比較例4) 実施例5゜ 比較例2で使用した導電性支持体の上ζこアクリル樹脂
5BA72o(三洋化成(朱)品固形分45%)133
部と炭酸カルシウムMS−600(日東粉化@)品)4
0部、トルエン227部にポリ2−アクリロイルエチル
トリメチルアンモニウムクロライド3部を加え(インド
コンディショナーで10分間分散して得た誘電層塗料を
乾燥後の重・清が4.5 f/ / m2となるように
塗布して静電記録体を作製した。実施例1と同様にテス
トした結果、誘電層の表面電気抵抗は1.5XIQ’Ω
であり、カブリ、ヌケがなく記録濃度の亮い良好な記録
が得られた。
(発明の効果) 本発明により体積電気抵抗が1012Ω確以上の透明性
又は半透明性支持体を使用した場合であっても、先端カ
プリ細線ヌケが発生しない、記録濃度の高い良好な静電
記録体をはじめて提供することができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、体積電気抵抗が10^1^2Ωcm以上の絶縁性支
    持体上に導電層及び誘電層を順次設けてなる静電記録体
    において、誘電層の表面電気抵抗が5.0×10^6−
    1.0×10^8Ωの範囲内にあることを特徴とする静
    電記録体。 2、体積電気抵抗が10^1^2Ωcm以上の絶縁性支
    持体上に、その構造中にメタクリル酸エステルの第4級
    アンモニウム塩部分を含む共重合体を主体として含有す
    る導電層を設け、その上に誘電層を塗布形成することを
    特徴とする静電記録体の製造方法。 3、体積電気抵抗が10^1^2Ωcm以上の絶縁性支
    持体上に、導電層を形成し、さらに導電性物質を添加し
    た誘電性塗料を塗布して誘電層を形成することを特徴と
    する静電記録体の製造方法。
JP15548685A 1985-07-15 1985-07-15 静電記録体及びその製造方法 Pending JPS6215549A (ja)

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