JP2599141B2 - 静電記録シート - Google Patents
静電記録シートInfo
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- JP2599141B2 JP2599141B2 JP23330887A JP23330887A JP2599141B2 JP 2599141 B2 JP2599141 B2 JP 2599141B2 JP 23330887 A JP23330887 A JP 23330887A JP 23330887 A JP23330887 A JP 23330887A JP 2599141 B2 JP2599141 B2 JP 2599141B2
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- Japan
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- recording sheet
- electrostatic
- electrostatic recording
- manufactured
- plotter
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
- G03G5/142—Inert intermediate layers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は静電記録シート、特にCAD（Computer Aided
Design）システムに使用される静電プロッターによっ
て、直接出図させる事が可能な静電記録シートに関する
ものである。
Design）システムに使用される静電プロッターによっ
て、直接出図させる事が可能な静電記録シートに関する
ものである。
（従来の技術） 従来、静電記録シートとして用いられる有機高分子フ
ィルムとしては、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルムのようなポリオレフィンフィルム、ポリエス
テルフィルムなどの外、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂に白色の無機顔料、例えば炭酸
カルシウム、クレー、チタン等を混練し、成膜、延伸し
て得た薄膜フィルムを３〜５層ラミネートして得た合成
紙等が知られている。
ィルムとしては、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルムのようなポリオレフィンフィルム、ポリエス
テルフィルムなどの外、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂に白色の無機顔料、例えば炭酸
カルシウム、クレー、チタン等を混練し、成膜、延伸し
て得た薄膜フィルムを３〜５層ラミネートして得た合成
紙等が知られている。
（発明が解決しようとする問題点） これらの材料、とくにポリオレフィンフィルムおよび
合成紙は、通常のCAD用静電プロッターに使用されるト
ナー現像液の主成分であるイソパラフィン系の溶剤（炭
素数８〜13）に長時間さらされた場合膨潤する欠点があ
る。このため、従来の静電記録シートでは記録面がイソ
パラフィン系溶剤に長時間さらされた場合、このイソパ
ラフィン系溶剤は支持体であるポリオレフィンフィルム
まで浸透してしまう傾向があった。すなわち、ポリオレ
フィンフィルムを支持体とする静電記録シートがプロッ
ター中にセットされ、記録シートの記録面が現像部でト
ナー現像液にさらされたまま長時間放置されると現像液
が支持体であるポリオレフィンフィルムまで浸透してし
まい、このためフィルムが膨潤し、記録シートに不均一
なボコツキを生じる。したがって、その後プロッターを
始動すると、プロッター現像部で記録シートとの密着性
が悪くなり、真空もれ、装置内での引掛かり等による走
行トラブルが発生し、紙送りが不能になるという問題が
生じる。
合成紙は、通常のCAD用静電プロッターに使用されるト
ナー現像液の主成分であるイソパラフィン系の溶剤（炭
素数８〜13）に長時間さらされた場合膨潤する欠点があ
る。このため、従来の静電記録シートでは記録面がイソ
パラフィン系溶剤に長時間さらされた場合、このイソパ
ラフィン系溶剤は支持体であるポリオレフィンフィルム
まで浸透してしまう傾向があった。すなわち、ポリオレ
フィンフィルムを支持体とする静電記録シートがプロッ
ター中にセットされ、記録シートの記録面が現像部でト
ナー現像液にさらされたまま長時間放置されると現像液
が支持体であるポリオレフィンフィルムまで浸透してし
まい、このためフィルムが膨潤し、記録シートに不均一
なボコツキを生じる。したがって、その後プロッターを
始動すると、プロッター現像部で記録シートとの密着性
が悪くなり、真空もれ、装置内での引掛かり等による走
行トラブルが発生し、紙送りが不能になるという問題が
生じる。
本発明は前記欠点を解消し、記録シートがトナー現像
液に長時間さらされた場合にも、支持体であるフィルム
の溶解、膨潤等によるトラブルの発生しない静電記録シ
ートを提供する事を目的とする。
液に長時間さらされた場合にも、支持体であるフィルム
の溶解、膨潤等によるトラブルの発生しない静電記録シ
ートを提供する事を目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本発明者らは、ポリオレフィンフィルムあるいは複層
構造を有するポリオレフィン系合成紙を支持体とし、導
電層、静電層をこの順に積層した静電記録シートにおい
て支持体と導電層の間に、イソパラフィン系溶剤に不溶
かつ、膨潤する事のないバリヤー層を設けることによっ
て、前記目的を達成する事ができることを見出した。
構造を有するポリオレフィン系合成紙を支持体とし、導
電層、静電層をこの順に積層した静電記録シートにおい
て支持体と導電層の間に、イソパラフィン系溶剤に不溶
かつ、膨潤する事のないバリヤー層を設けることによっ
て、前記目的を達成する事ができることを見出した。
本発明の静電記録シートは、バリヤー層によりイソパ
ラフィン系溶剤が支持体にまで浸透することがなく、支
持体との接触を効果的に防止できるので、記録面がイソ
パラフィン系の溶剤に長時間さらされることとなって
も、支持体が膨潤する事が無い。従ってプロッターにセ
ットされ記録面が現像部にて現像液にさらされたまま長
時間放置された後、プロッターを始動した場合でも機械
的なトラブルが発生しない。
ラフィン系溶剤が支持体にまで浸透することがなく、支
持体との接触を効果的に防止できるので、記録面がイソ
パラフィン系の溶剤に長時間さらされることとなって
も、支持体が膨潤する事が無い。従ってプロッターにセ
ットされ記録面が現像部にて現像液にさらされたまま長
時間放置された後、プロッターを始動した場合でも機械
的なトラブルが発生しない。
本発明において、バリヤー層は支持体と導電層の間に
設けられる。バリヤー層を構成するため使用される材料
は、イソパラフィン系溶剤に不溶かつ膨潤しないもので
あれば何でもよい。澱粉、酸化澱粉、カチオン化澱粉等
の変性澱粉、珪素含有ポリビニルアルコール等の変性ポ
リビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ヒドロキシ
エチルセルロース等の水溶性結合剤、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、炭素数４以下のエステル鎖を有するアクリ
ル酸エステルあるいはメタクリル酸エステル、フッ化ビ
ニリデン、スチレン、ブタジエン、アクリロニトリル等
の重合体あるいは共重合体、ポリエステル、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体等の有機溶剤可溶型結合剤の他
に、架橋硬化型の高分子材料、例えばジアルデヒド澱粉
等の架橋型澱粉、アセトアセチル化ポリビニルアルコー
ル、カルボキシ変性ポリビニルアルコール等の架橋型ポ
リビニルアルコール、架橋型のポリアクリル酸エステル
およびポリメタクリル酸エステル、尿素樹脂、メラミン
樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂、石油樹脂、不飽和ポリエステル等の架橋硬化型の結
合剤の１種あるいは２種以上の組み合わせはこの目的に
効果的に使用することができる。架橋タイプの結合剤を
使用する場合には、必要に応じて熱処理、紫外線照射、
電子線照射、又は硬化剤、硬化助剤の添加等を行う。バ
リヤー層は支持体上に直接、塗工することにより0.1g/m
2〜10g/m2、好ましくは0.2g/m2〜5g/m2の割合で形成す
るのが好ましい。
設けられる。バリヤー層を構成するため使用される材料
は、イソパラフィン系溶剤に不溶かつ膨潤しないもので
あれば何でもよい。澱粉、酸化澱粉、カチオン化澱粉等
の変性澱粉、珪素含有ポリビニルアルコール等の変性ポ
リビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ヒドロキシ
エチルセルロース等の水溶性結合剤、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、炭素数４以下のエステル鎖を有するアクリ
ル酸エステルあるいはメタクリル酸エステル、フッ化ビ
ニリデン、スチレン、ブタジエン、アクリロニトリル等
の重合体あるいは共重合体、ポリエステル、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体等の有機溶剤可溶型結合剤の他
に、架橋硬化型の高分子材料、例えばジアルデヒド澱粉
等の架橋型澱粉、アセトアセチル化ポリビニルアルコー
ル、カルボキシ変性ポリビニルアルコール等の架橋型ポ
リビニルアルコール、架橋型のポリアクリル酸エステル
およびポリメタクリル酸エステル、尿素樹脂、メラミン
樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂、石油樹脂、不飽和ポリエステル等の架橋硬化型の結
合剤の１種あるいは２種以上の組み合わせはこの目的に
効果的に使用することができる。架橋タイプの結合剤を
使用する場合には、必要に応じて熱処理、紫外線照射、
電子線照射、又は硬化剤、硬化助剤の添加等を行う。バ
リヤー層は支持体上に直接、塗工することにより0.1g/m
2〜10g/m2、好ましくは0.2g/m2〜5g/m2の割合で形成す
るのが好ましい。
本発明の静電記録シートにおいて導電層は、上記バリ
ヤー層の上に塗布することにより形成される。導電剤と
しては通常この目的で使用するものであれば、いずれも
使用可能である。たとえば、カチオン系高分子電解質、
アニオン系高分子電解質のようなイオン伝導タイプの導
電剤の他、導電性の金属酸化物のような電子伝導タイプ
の導電剤も使用でき、必要に応じて結合剤が加えられ
る。
ヤー層の上に塗布することにより形成される。導電剤と
しては通常この目的で使用するものであれば、いずれも
使用可能である。たとえば、カチオン系高分子電解質、
アニオン系高分子電解質のようなイオン伝導タイプの導
電剤の他、導電性の金属酸化物のような電子伝導タイプ
の導電剤も使用でき、必要に応じて結合剤が加えられ
る。
誘電層は誘電性樹脂と無機あるいは有機顔料とからな
る層であり、導電層の上に形成する。誘電層についても
通常使用されるものであればいずれも使用可能である。
たとえば、誘電性樹脂としては、ポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル、ポリメタク
リル酸エステル、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、エポ
キシ樹脂、スチレン樹脂、ポリオレフィン、ポリウレタ
ン、ポリビニルアセタール、ニトロセルロース等の樹脂
の単独または共重合体の１経以上は十分使用できる。顔
料としては例えばカオリナイト、炭酸カルシウム、無定
形シリカ、水酸化アルミニウムのような無機顔料、ポリ
スチレン、ポリエチレン、ポリエステル等の微粉末のよ
うな有機顔料が使用できる。
る層であり、導電層の上に形成する。誘電層についても
通常使用されるものであればいずれも使用可能である。
たとえば、誘電性樹脂としては、ポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル、ポリメタク
リル酸エステル、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、エポ
キシ樹脂、スチレン樹脂、ポリオレフィン、ポリウレタ
ン、ポリビニルアセタール、ニトロセルロース等の樹脂
の単独または共重合体の１経以上は十分使用できる。顔
料としては例えばカオリナイト、炭酸カルシウム、無定
形シリカ、水酸化アルミニウムのような無機顔料、ポリ
スチレン、ポリエチレン、ポリエステル等の微粉末のよ
うな有機顔料が使用できる。
（実施例） 実施例−１ 厚さ75μｍの半透明合成紙（王子油化合成紙社製、ユ
ポTPG−75）の片面に、酸化澱粉（王子コーンスターチ
社製、王子エースＣ）10％使用液をメイヤーバーで乾燥
後の塗布量が2g/m2になるように塗布してバリヤー層を
得た。次いでこのバリヤー層の上に導電性酸化スズ（三
菱金属社製、Ｔ−１）10重量部、架橋型アクリル樹脂
（綜研化学社製、ST−106、固型分39％）23重量部、メ
チルエチルケトン70重量部からなる塗液をメイヤーバー
にて乾燥後の塗布量が1.5g/m2になるように塗工し、塗
工後80℃で６時間放置する事により導電層を得た。続い
て、この導電層の上にポリアクリル酸エステル樹脂（三
洋化成社製、ハイマーSRA720、固型分45％）50重量部、
炭酸カルシウム微粉末３重量部、トルエン50重量部より
なる誘電層塗液をメイヤーバーにて乾燥後の塗工量が4.
5g/m2になるように塗工して静電記録シートを得た。こ
の静電記録シートを静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結果良好な記録
が得られた。この記録シートの記録面が現像部にて現像
液と接触した状態で１日放置しても記録シートに膨潤に
よるボコツキはみられず、機械的なトラブルは発生しな
かった。
ポTPG−75）の片面に、酸化澱粉（王子コーンスターチ
社製、王子エースＣ）10％使用液をメイヤーバーで乾燥
後の塗布量が2g/m2になるように塗布してバリヤー層を
得た。次いでこのバリヤー層の上に導電性酸化スズ（三
菱金属社製、Ｔ−１）10重量部、架橋型アクリル樹脂
（綜研化学社製、ST−106、固型分39％）23重量部、メ
チルエチルケトン70重量部からなる塗液をメイヤーバー
にて乾燥後の塗布量が1.5g/m2になるように塗工し、塗
工後80℃で６時間放置する事により導電層を得た。続い
て、この導電層の上にポリアクリル酸エステル樹脂（三
洋化成社製、ハイマーSRA720、固型分45％）50重量部、
炭酸カルシウム微粉末３重量部、トルエン50重量部より
なる誘電層塗液をメイヤーバーにて乾燥後の塗工量が4.
5g/m2になるように塗工して静電記録シートを得た。こ
の静電記録シートを静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結果良好な記録
が得られた。この記録シートの記録面が現像部にて現像
液と接触した状態で１日放置しても記録シートに膨潤に
よるボコツキはみられず、機械的なトラブルは発生しな
かった。
実施例−２ 厚さ75μｍの半透明合成紙（王子油化合成紙社製、ユ
ポTPG−75）の片面に、カルボキシ変性PVA（日本合成化
学社製、ゴーセナールＴ−350）10％水溶液100重量部、
架橋剤としてポリグリシジルエーテル（ナガセ化成社
製、ディナコールEX−614B）10重量部からなる塗液をメ
イヤーバーにて乾燥後の塗布量が2g/m2になるように塗
布し80℃の条件下で２時間放置する事によってバリヤー
層を得た。次にこのバリヤー層の上にカチオン系高分子
電解質（三洋化成社製、ケミスタット6300、固型分33
％）60重量部、メタノール40重量部からなる塗液をメイ
ヤーバーにて乾燥後の塗布量が6.0g/m2になるように塗
工して導電層を得た。次にこの導電層の上に実施例.1と
同様にして誘電層を塗工し、静電記録シートを得た。こ
の静電記録シートを静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結果、良好な記
録が得られた。この記録シートの記録面が現像部にて現
像液と接触した状態で１日放置しても、記録シートに膨
潤によるボコツキはみられず、機械的なトラブルは発生
しなかった。
ポTPG−75）の片面に、カルボキシ変性PVA（日本合成化
学社製、ゴーセナールＴ−350）10％水溶液100重量部、
架橋剤としてポリグリシジルエーテル（ナガセ化成社
製、ディナコールEX−614B）10重量部からなる塗液をメ
イヤーバーにて乾燥後の塗布量が2g/m2になるように塗
布し80℃の条件下で２時間放置する事によってバリヤー
層を得た。次にこのバリヤー層の上にカチオン系高分子
電解質（三洋化成社製、ケミスタット6300、固型分33
％）60重量部、メタノール40重量部からなる塗液をメイ
ヤーバーにて乾燥後の塗布量が6.0g/m2になるように塗
工して導電層を得た。次にこの導電層の上に実施例.1と
同様にして誘電層を塗工し、静電記録シートを得た。こ
の静電記録シートを静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結果、良好な記
録が得られた。この記録シートの記録面が現像部にて現
像液と接触した状態で１日放置しても、記録シートに膨
潤によるボコツキはみられず、機械的なトラブルは発生
しなかった。
実施例−３ 厚さ75μｍの合成紙（王子油化合成紙社製、ユポTPG
−75）の片面に、自己架橋型ポリアクリル系エマルジョ
ン（ヘキスト合成社製、モビニール747、固型分43％）3
0重量部、水100重量部からなる塗液をメイヤーバーにて
乾燥後の塗工量が2g/m2になるように塗工しバリヤー層
を得た。次にこのバリヤー層の上に実施例−２と同様に
して導電層と誘電層をこの順に設けて静電記録シートを
得た。この静電記録シートを静電プロッター（東洋電機
製造社製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結果、良
好な記録が得られた。この記録シートの記録面が現像部
にて現像液と接触した状態で１日放置しても、記録シー
トに膨潤によるボコツキはみられず、機械的なトラブル
は発生しなかった。
−75）の片面に、自己架橋型ポリアクリル系エマルジョ
ン（ヘキスト合成社製、モビニール747、固型分43％）3
0重量部、水100重量部からなる塗液をメイヤーバーにて
乾燥後の塗工量が2g/m2になるように塗工しバリヤー層
を得た。次にこのバリヤー層の上に実施例−２と同様に
して導電層と誘電層をこの順に設けて静電記録シートを
得た。この静電記録シートを静電プロッター（東洋電機
製造社製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結果、良
好な記録が得られた。この記録シートの記録面が現像部
にて現像液と接触した状態で１日放置しても、記録シー
トに膨潤によるボコツキはみられず、機械的なトラブル
は発生しなかった。
実施例−４ 厚さ75μｍの半透明合成紙（王子油化合成紙社製、ユ
ポTPG−75）の片面に、ポリウレタン系エマルジョン
（日本合成ゴム社製Ｓ−2354（Ｎ）−73、固型分35％）
30重量部、水70重量部からなる塗液をメイヤーバーにて
乾燥後の塗布量が2g/m2になるように塗工し、バリヤー
層を得た。次にこのバリヤー層の上に実施例−２と同様
にして、導電層と誘電層をこの順に塗工して静電記録シ
ートを得た。この静電記録シートを静電プロッター（東
洋電機製造社製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結
果、良好な記録が得られた。この記録シートの記録面が
現像部にて現像液と接触した状態で１日放置しても記録
シートに膨潤によるボコツキはみられず、機械的なトラ
ブルは発生しなかった。
ポTPG−75）の片面に、ポリウレタン系エマルジョン
（日本合成ゴム社製Ｓ−2354（Ｎ）−73、固型分35％）
30重量部、水70重量部からなる塗液をメイヤーバーにて
乾燥後の塗布量が2g/m2になるように塗工し、バリヤー
層を得た。次にこのバリヤー層の上に実施例−２と同様
にして、導電層と誘電層をこの順に塗工して静電記録シ
ートを得た。この静電記録シートを静電プロッター（東
洋電機製造社製、DRASTEM−8700）を用いて記録した結
果、良好な記録が得られた。この記録シートの記録面が
現像部にて現像液と接触した状態で１日放置しても記録
シートに膨潤によるボコツキはみられず、機械的なトラ
ブルは発生しなかった。
比較例−１ 厚さ75μｍの合成紙（王子油化合成紙社製、ユポTPG
−75）の片面に実施例−１と同様にして導電層と誘電層
をこの順に塗工し、静電記録シートを得た。この静電記
録シートの記録面が静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）の現像部にて現像液に接触した状
態で１日放置すると、記録シートに膨潤によるボコツキ
が発生し、そのままの状態では、真空もれによってプロ
ッターは作動しなかった。
−75）の片面に実施例−１と同様にして導電層と誘電層
をこの順に塗工し、静電記録シートを得た。この静電記
録シートの記録面が静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）の現像部にて現像液に接触した状
態で１日放置すると、記録シートに膨潤によるボコツキ
が発生し、そのままの状態では、真空もれによってプロ
ッターは作動しなかった。
比較例−２ 厚さ75μｍの合成紙（王子油化合成紙社製、ユポTPG
−75）の片面に実施例−２と同様にして導電層の誘電層
をこの順に塗工し、静電記録シートを得た。この静電記
録シートの記録面が静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）の現像部にて現像液に接触した状
態で１日放置すると記録シートに膨潤によるボコツキが
発生し、そのままの状態ではプロッターは真空もれによ
ってプロッターは作動しなかった。
−75）の片面に実施例−２と同様にして導電層の誘電層
をこの順に塗工し、静電記録シートを得た。この静電記
録シートの記録面が静電プロッター（東洋電機製造社
製、DRASTEM−8700）の現像部にて現像液に接触した状
態で１日放置すると記録シートに膨潤によるボコツキが
発生し、そのままの状態ではプロッターは真空もれによ
ってプロッターは作動しなかった。
（発明の効果） 本発明により、長時間静電プロッターの現像部におい
て現像液と接触した場合でもベースのフィルムが膨潤す
る事なく、ボコツキが発生しない静電記録シートを提供
することができた。本静電記録シートは長時間、プロッ
ターにセットしたままで放置しても、プロッターが確実
に始動する事により機械的なトラブルの発生がない。
て現像液と接触した場合でもベースのフィルムが膨潤す
る事なく、ボコツキが発生しない静電記録シートを提供
することができた。本静電記録シートは長時間、プロッ
ターにセットしたままで放置しても、プロッターが確実
に始動する事により機械的なトラブルの発生がない。
Claims (1)
- 【請求項１】ポリオレフィンフィルムあるいは積層構造
を有するポリオレフィン系合成紙を支持体とし、導電
層、誘電層をこの順に積層して成る静電記録シートにお
いて、支持体と導電層の間に、イソパラフィン系溶剤に
不溶かつ膨潤しないバリヤー層を設けたことを特徴とす
る静電記録シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23330887A JP2599141B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 静電記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23330887A JP2599141B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 静電記録シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6476056A JPS6476056A (en) | 1989-03-22 |
| JP2599141B2 true JP2599141B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16953085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23330887A Expired - Lifetime JP2599141B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | 静電記録シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599141B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6180305B1 (en) * | 2000-02-16 | 2001-01-30 | Imation Corp. | Organic photoreceptors for liquid electrophotography |
-
1987
- 1987-09-17 JP JP23330887A patent/JP2599141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6476056A (en) | 1989-03-22 |
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