JPS6033387A - 金属に対する回転式模様転写方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気化学的方法で普色可能な金属に対する回
転式模様転写方法およびその装置に関するものである。

本出願人は、電気化学的方法で普色可能な金属に対する
雷銀的模様転写方法について、既に出願している。とこ
ろが、既出願のものは、平板状の金属に対する電気的模
様転写には有効であるが、立体面（例えば、回転体表面
）への模様転写が不可能であるという問題があった。

本発明は、上記問題点に値み、回転体状の被転写体に電
気的模様転写を容易に行ない得るような方法および装置
を提供することを目的とするものである。

第７の本発明は、金属に対する回転式模様転写方法に関
するものであって電気化学的方法で着色可能な金属材か
らなる回転体状の被転写体を回転させ且つ該被転写体表
面に電解液を介在させた状態で微小間隙を介して近接対
置される電極を被転写体の軸方向に移動させつつ、所望
パターンに応じた通電制御下において電解処理を行ない
、前記被転写体表面に所望パターンの転写模様を形成す
ることを特徴としている。

前記被転写体としては、アルミニウム等のように陽極酸
化皮膜を形成可能な金５の温合、陽極酸化処理後のもの
が、又亜鉛等のようにそのままで着色可能な金属の湯合
、そのままの状態のものが使用され、形状としてはなら
い可能な形状であれば、完全な回転体である必要はない
。

又、第２の本発明は、上記第１発朗の方法を実施するに
当って使用する装置に関するものであって覚屏槽内にお
いて少なくとも一部が電解液に浸漬した状態で回転し、
電気化学的方法で着色可能な金属材からなる回転体状の
被転写体と、該被転写体表面に電解液を介在させた状態
で微小間隙を介して近接対置され且つ前記被転写体の軸
方向に移動する電極と、該電極と前記被転写体とへの通
電を所望パターンに応じて制御する通電制御手段とを（
ＩＩＩえていることを特徴としている。

以下、添付の図面に示す実施例に基づいて本発明の金属
に対する回転式模様転写装置およびその装置を説明する
。

第１図ないし第５図には１１回転式模様転写装置の／実
荊例が示されている。

この回転式模様転写装置は、所望のパターンを電気信号
として取り出す送信部／と該送信部／がらの電気信号に
応じた通電制御により電解着色を行なう受信部２とによ
って構成されている。

前記送信部／は、表面に所沼パターンの白黒模様？施し
たパイプ状の送信ドラム３と該送信ドラム３の白黒模様
を走査する光電センサｌとによって構成されている。

前記送信ドラム３は受信部−のＴａ　ｊｔ￥　Ｍ　／　
３に防接して設けられたケースＳ内において軸受乙、乙
。

乙に軸支された支持具７，７間に架設されており、該支
持具７．７の回転に伴って回転するように構成されてい
る。

この支持Ｊ％７，７は、モータにを駆動源として回転せ
しめられる。

又、前記光電センサ≠は、前記送信ドラム３上方に平行
架設された送りネジワに螺回動自在に設けたガイドＩＯ
に吊持されており、送りネジ９の回転に伴って軸方向に
移動し得るようにが５成されている。つまり、光電セン
サ弘による走査は送信ドラム３の回転による円周方向と
、光電センサを自身の軸方向移動による軸方向との両方
で行なわれる。なお、送りネジ９による送りピッチはこ
の例では／龍となっている。符号／／はガイド１０を案
内するガイドロッドである。／２は送信ドラム３に支持
具７．７を圧接するためのスプリングである。

送信部としては、これ以外に例えば、受信側のと 回鹸櫛期して信号を出力するコンピュータ等も採用し得
る。

一方前記受信部２は、電解槽／３と、該電解槽／３内に
設置される電気化学的方法で粉色可能な金属材からなる
パイプ状の被転写体／ｌと、該被転写体７４表面に近接
対置する電極／Ｓとによって構成されている。

曲孔電解槽／３内には、電解液／乙、例えば硫酸ニッケ
ルＣ乙水塩）乙Ｏｇ／ｌとホウ酸３０　ｇ／Ｉｔとを含
む水溶液が収容されており、その上部には、被転写体／
ｌＩを出し入れするための開口／７が形成されている。

前記被転写体／ｌとしては、アルマイトあるいは亜鉛等
の電気化学的方法で着色可能な金属材からなるものが採
用される。

この被転写体／４’は、前記電解４１ｆｆ開口／７に係
止される基台／ｇに突設された軸受／９．２０にそれぞ
れ軸支されたグラファイト製の通電治具２／、、２２間
に架設されている。

これら通電治具２／、２２のうち、駆動側通電治具２／
の端部には歯車２３が軸管される一方、従動側通電治具
２２はスプリング、２４よって被転写体／４’側に付勢
されている。

しかして、前記歯車２３には、減速梠２５および複数の
歯車からなる動力伝達機構２乙を介してモータｇの駆動
力が伝達される如く棉成されている。

なお、被転写体／Ｉ／−は、取付収態においてその半分
より少し上までが電解液１６に浸漬される如くされてい
る。

前記ｍｔＭ／３は、前記被転写体／１表面に径方向から
微小間隙を・介して近接対置せしめられるものであり、
被転写体ｌＩＩと平行に設置された送りネジ、２７に螺
回動自在に設けたガイド２！ｒに進退自在に取付けられ
ている。又、電極／ｊ端部には、合成ＮＴａ等のｇＩ！
気絶縁材料からなるローラ２９゜２９が軸着されており
、骸ローラ２９、．２９は、被転写体／弘表面に当接さ
れて、被転写体／ｌと’ｒＨ，ａｉ／！；との間に微小
間１ｌｌｓを形成する用に供される。符号３０はローラ
２９．２９を被転写体／を表面に圧接するためのスプリ
ングである。電極／ｊを近接対置する位置は被転写体／
４４の電解液浸漬部分である。

前記ＩＢ８ｉｉ／３は、送りネジ２７の回転に伴って軸
方向に移動せしめられる。なお、送りネジ２７の送りピ
ッチは前記光電センサｔの場合と同様／闘と刈なってい
る。符号３ノはガイド２ｇを案内するガイドロッドであ
る。

しかして、被転写体／ｌと送信ドラム３と＆まべＪレト
３２を介して同期回転するように連係されてしする。又
、被転写体／ｌと送りネジ２７および送信ドラム３と送
りネジ９との間もそれぞれぺＪｌ、　）３３．３ＩＩで
連係されている。

図面中、符号３５は通電治具、ｌ／、２２への導電板、
３乙は被転写体／ｌ下方に設置された３次電解用電極板
、３７．３ｇは送信ドラム回転用のプーリ、３ｑ、ｐｏ
は光電センサ送りネジ回転用のプーリ、’Ｉ／、ＩＩ２
はｍ極道りネジ回転用のプーリである。

そして、被転写体／弘と電極／３とは、第５図図示の如
くリレー１／−３を介して交流電源（直流電源を使用す
る場合もあり）≠４１こＶ：続されており、前記リレー
ｌ１３は光電センサを力）ら信号によってその接点を開
閉せしめられるようになっている。

即ち、光電センサｌとリレーｌＩ３とで通電制御手段弘
Ｓを尋成しているのである。

なお、送信ドラム３は必ずしも被転写体／ｌと同一形成
にする必要はないが、同−形駄にしておくと、送信ドラ
ム３の模様パターンがそのままの形で被転写体／Ｉ／、
に転写されるので都合がよい。

次に図示の回転式転写装置を使用して金層に電気的模様
転写を行なう態様を説明する。

純アルミニウムパイプをＩＯ’ｌ）％リン酸浴中にて常
法による陽極酸化処理（−次電解処理）を施したものを
被転写体／ｌＩとして使用する。

又、送信ドラム３として、被転写体／４’と同形状のも
のを使用し、白黒模様を描いた紙を表面に巻き付けてい
る。

更に、電解液ｌ乙として、硫酸ニッケル（６水塩）乙Ｏ
ｇ／ｌとホウ酸３０ｔｔ／ｌとを含む水浴液を用いる。

しかして、モータｔを駆動させて、送信ドラム３と被転
写体／４’とを同期回転させ且つ光電センサｔと電極１
５とを軸方向に移動させつつ、交流／Ａの′ｌｌ７Ｓ′
ｆＮＪで転写処理（２次電解処理）を行なったところ、
送信ドラム３上の模様パターンが被転写体７１１表面に
複製転写された。

次いで、対極を電極１５から３次１８解用電極板３６に
切り換えて、同一０解浴にて被転写体を回転させなから
／　Ａ　／　ｄ７　の電流で３０秒間３次電解処理を施
したところ、転写処理時に非曽色のまま残された生地部
分が青く着色された。

その後、討孔処理、塗装などが可能なことは勿論である
。

読いて、本発明の金層に対する回転５！：Ｊ模様転写方
法およびその装置の効果を述べる。

本発明の方法および装置によれば、回転する回転体状の
被転写体と軸方向に移動し、該被転写体表面に電解液を
介在させた状態で微小間隙を介して近接対置させた電極
との間で通電制御しつつ電解処理を施すようにしたので
、回転体状の被転写体表面に所凪パターンの転写模様を
容易に形成することができ、従来不可能に近かった丘体
面への電気的模棟転写を容易に行ない得るという優れた
効果がある

【図面の簡単な説明】

第１図は本発朗の実凡例にかかる金属に対する回転式模
様転写装置の横断平面図、第、２図および第３図は第１
図のＡ−ＡおよびＢ−Ｂ拡大断面図、第を図は電ａ部分
の拡大図、第５図は電気回路図である。 ／ｌ／−・・・・・被転写体 ／３・・・・・電極 １６・・・・・電解液 ｔｉ、ｓ・・・・・通電制御手段 Ｓ・・・・・・微小間隙

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／・　電気化学的方法で曽色可能な金屈せからなる回転
   体状の被転写体を回転させ且つ該被転写体表面に電鮮液
   を介在させた状態で微小間隙を介して近接対置される電
   極を被転写体の軸方向に′ｇ動させつつ、所望パターン
   に応じた通電制御下において雷鮮処理を行ない、前記被
   転写体表面に所望パターンの転写模様を形成することを
   ｑ′＆徴とする金属に対する回転式模様転写方法。 ２、偏心槽内において少なくとも一部が電舒液に浸漬し
   た状態で回転し、電気化学的方法で曽色可能な金属材か
   らなる回転体状の被転写体と、該被転写体表面にｍ屏液
   を介在させた状態で微小間隙を介して近接対置され且つ
   前記被転写体の軸方向に移動する電極と、該電極と前記
   被転写体とへの通電を所望パターンに応じて制御する通
   電制御手段とを備えていることを特徴とする。金属に対
   する回転式模様転写装置。