JPS6033087Y2 - クロスシヤフト支持装置 - Google Patents
クロスシヤフト支持装置Info
- Publication number
- JPS6033087Y2 JPS6033087Y2 JP14733579U JP14733579U JPS6033087Y2 JP S6033087 Y2 JPS6033087 Y2 JP S6033087Y2 JP 14733579 U JP14733579 U JP 14733579U JP 14733579 U JP14733579 U JP 14733579U JP S6033087 Y2 JPS6033087 Y2 JP S6033087Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross shaft
- side cover
- snap ring
- shaft support
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用舵取装置におけるクロスシャフト支持
装置に関するもので、その目的とするところは、クロス
シャフトの支持構成を簡単かつ小形に行えるようにする
ことである。
装置に関するもので、その目的とするところは、クロス
シャフトの支持構成を簡単かつ小形に行えるようにする
ことである。
一般に、セクタギヤを形成したクロスシャフトは、その
一端をギヤハウジングに軸受を介して軸承され、他端を
ギヤハウジングに取付けたサイドカバーに軸受を介して
軸承されるようになっているが、従来においては前記サ
イドカバーがギヤハウジングの端部に円周上複数個のボ
ルトにて固定されるようになっているため、ギヤハウジ
ングの端部の肉厚が大きくなって径寸法が大きくなると
ともに、軸方向にも長くなり、かつ機械加工も多く要す
る問題があった。
一端をギヤハウジングに軸受を介して軸承され、他端を
ギヤハウジングに取付けたサイドカバーに軸受を介して
軸承されるようになっているが、従来においては前記サ
イドカバーがギヤハウジングの端部に円周上複数個のボ
ルトにて固定されるようになっているため、ギヤハウジ
ングの端部の肉厚が大きくなって径寸法が大きくなると
ともに、軸方向にも長くなり、かつ機械加工も多く要す
る問題があった。
本考案は上述した従来の問題に鑑みてなされたもので、
以下その実施例を図面に基いて説明すると、第１図にお
いて、自動車用動力舵取装置のギヤハウジング１０の一
端には軸受孔１１が形成され、他端にはセクタギヤ１２
を形成したクロスシャフト１３をギヤハウジング１０内
に組込むために大径孔１４が前記軸受孔１１と偏心して
開口されている。
以下その実施例を図面に基いて説明すると、第１図にお
いて、自動車用動力舵取装置のギヤハウジング１０の一
端には軸受孔１１が形成され、他端にはセクタギヤ１２
を形成したクロスシャフト１３をギヤハウジング１０内
に組込むために大径孔１４が前記軸受孔１１と偏心して
開口されている。
大径孔１４にはその開口を閉塞すべくサイドカバー１５
が液密的に嵌装され、大径孔１４に突設した環状突起１
６に当接する位置に保持される。
が液密的に嵌装され、大径孔１４に突設した環状突起１
６に当接する位置に保持される。
大径孔１４には環状溝１７が刻設され、この環状溝１７
にサイドカバー１５の端面に係接するスナップリング１
８が嵌着され、サイドカバー１５を軸方向に止着してい
る。
にサイドカバー１５の端面に係接するスナップリング１
８が嵌着され、サイドカバー１５を軸方向に止着してい
る。
サイドカバー１５の端面にはスナップリング１８の内周
に遊嵌する抜止め用プレート１９が第２図に示すように
ボルト２０によって固着され、このプレート１９により
スナップリング１８を半径方向に抜止めしている。
に遊嵌する抜止め用プレート１９が第２図に示すように
ボルト２０によって固着され、このプレート１９により
スナップリング１８を半径方向に抜止めしている。
前記サイドカバー１５には軸受孔２１が前記軸受孔１１
と同心的にすなわち前記大径孔１４に対し偏心して形成
され、これら軸受孔１１．２１に装着される軸受２２，
２３によりクロスシャフト１３の両端部が回転可能に軸
承される。
と同心的にすなわち前記大径孔１４に対し偏心して形成
され、これら軸受孔１１．２１に装着される軸受２２，
２３によりクロスシャフト１３の両端部が回転可能に軸
承される。
クロスシャフト１３の一端はサイドカバー１５を貫通し
て外部に突出され、所要の操縦リンク機構を介して操向
車輪に連結される。
て外部に突出され、所要の操縦リンク機構を介して操向
車輪に連結される。
前記ギヤハウジング１０にはまたパワーシリンダ２５が
クロスシャフト１３の軸線と直角な方向に形成され、こ
のパワーシリンダ２５にピストン２６が摺動可能に嵌装
されており、このピストン２６によって区画された一方
のシリンダ室に前記セクタギヤ１２を収容した室２７が
連通されている。
クロスシャフト１３の軸線と直角な方向に形成され、こ
のパワーシリンダ２５にピストン２６が摺動可能に嵌装
されており、このピストン２６によって区画された一方
のシリンダ室に前記セクタギヤ１２を収容した室２７が
連通されている。
ピストン２６の外周にはランク２８が刻設され、このラ
ック２８にセクタギヤ１２が噛合されている。
ック２８にセクタギヤ１２が噛合されている。
ピストン２６はボールねじ２９を介して操縦者により操
作される図略のメインシャフトに連結される。
作される図略のメインシャフトに連結される。
本考案は上述したようにζクロスシャフト１３の一端部
を軸受２３を介して支承するサイドカバー１５をギヤハ
ウジング１０の一端に開口した孔１４に嵌装してスナッ
プリング１８にて止着し、このスナップリング１８をサ
イドカバー１５の端面に固着した抜止め用プレート１９
により抜止めする構成であるので、サイドカバー１５に
作用する軸方向推力を前記スナップリング１８とこれを
抜止めするプレート１９とによって確実に受承でき、し
かも抜止め用プレート１９をサイドカバー１５の端面に
固着するだけでよいので、構成を簡単にでき、かつサイ
ドカバー取付部の径寸法および軸方向長さを短□くでき
る効果がある。
を軸受２３を介して支承するサイドカバー１５をギヤハ
ウジング１０の一端に開口した孔１４に嵌装してスナッ
プリング１８にて止着し、このスナップリング１８をサ
イドカバー１５の端面に固着した抜止め用プレート１９
により抜止めする構成であるので、サイドカバー１５に
作用する軸方向推力を前記スナップリング１８とこれを
抜止めするプレート１９とによって確実に受承でき、し
かも抜止め用プレート１９をサイドカバー１５の端面に
固着するだけでよいので、構成を簡単にでき、かつサイ
ドカバー取付部の径寸法および軸方向長さを短□くでき
る効果がある。
第３図は本考案の他の実施例を示すもので、前記スナッ
プリング１８の抜止めを、スナップリング１８の内周に
対応してサイドカバー１５の端面に螺着した複数のねじ
部材３０にて行うようにしたものである。
プリング１８の抜止めを、スナップリング１８の内周に
対応してサイドカバー１５の端面に螺着した複数のねじ
部材３０にて行うようにしたものである。
第１図は本考案の実施例を示す自動車用舵取装置におけ
るクロスシャフト支持装置の断面図、第２図は第１図の
■−■線矢視断面図、第３図は本考案の他の実施例を示
す第２図に相応する図である。 １０・・・・・・ギヤハウジング、１２・・・・・・セ
クタギヤ、１３・・・・・・クロスシャフト、１４・・
・・・・Ｌｉ２・・・・・・サイドカバー、１７・・・
・・・環状溝、１８・・・・・・スナップリング、１９
・・・・・・抜止め用プレート、２８・・・・・・ラッ
ク、３０．・・・・・・抜止め用ねじ。
るクロスシャフト支持装置の断面図、第２図は第１図の
■−■線矢視断面図、第３図は本考案の他の実施例を示
す第２図に相応する図である。 １０・・・・・・ギヤハウジング、１２・・・・・・セ
クタギヤ、１３・・・・・・クロスシャフト、１４・・
・・・・Ｌｉ２・・・・・・サイドカバー、１７・・・
・・・環状溝、１８・・・・・・スナップリング、１９
・・・・・・抜止め用プレート、２８・・・・・・ラッ
ク、３０．・・・・・・抜止め用ねじ。
Claims (3)
- （１） ギヤハウジングに嵌装した部材の外周にラッ
クを形成し、このラックに噛合するセクタギヤを形成し
たクロスシャフトを前記ギヤハウジングに回転可能に軸
承した自動車用舵取装置において、前記クロスシャフト
の一端部を軸受を介して支承するサイドカバーを前記ギ
ャノ）ウジングの一端に開口した孔に嵌装し、この孔に
刻設した環状溝にサイドカバーを止着するスナップリン
グを嵌着し、このスナップリングを抜止めする抜止め部
材を前記サイドカバーの端面に固着したことを特徴とす
るクロスシャフト支持装置。 - （２）前記抜止め部材をスナップリングの内周に遊嵌す
るプレートにて構成してなる実用新案登録請求の範囲第
１項に記載のクロスシャフト支持装置。 - （３）前記抜止め部材をスナップリングの内周に対応し
て配置された複数のねじ部材にて構成してなる実用新案
登録請求の範囲第１項に記載のクロスシャフト支持装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14733579U JPS6033087Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | クロスシヤフト支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14733579U JPS6033087Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | クロスシヤフト支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5664859U JPS5664859U (ja) | 1981-05-30 |
| JPS6033087Y2 true JPS6033087Y2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=29378476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14733579U Expired JPS6033087Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | クロスシヤフト支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033087Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP14733579U patent/JPS6033087Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5664859U (ja) | 1981-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3960248A (en) | Speed sensing device | |
| US11496021B2 (en) | Electric motor having a rotor shaft and a first and a second bearing | |
| JPS6033087Y2 (ja) | クロスシヤフト支持装置 | |
| GB1198305A (en) | Improvements in Bearings | |
| JP2522672B2 (ja) | 第２部材内を回転する第１部材の回転及び密封式ベアリング装置 | |
| JPS60251415A (ja) | ステアリング装置 | |
| JPH01146775U (ja) | ||
| JPS5856422Y2 (ja) | 小形回転装置の軸受機構 | |
| JPH0236321Y2 (ja) | ||
| JPS58170867A (ja) | 歯車機械 | |
| JP2639206B2 (ja) | ブレーキモータの回転検出器取付装置 | |
| JPS6141461Y2 (ja) | ||
| JP3266315B2 (ja) | カセット式ヘッドセット | |
| JPS6137568Y2 (ja) | ||
| JPH0648329Y2 (ja) | エンコ−ダを具えた電動機 | |
| JPH0349297Y2 (ja) | ||
| JPH0891241A (ja) | 後輪操舵装置 | |
| JP2571688Y2 (ja) | 一方クラッチ・軸受一体化ユニット | |
| SU1594044A1 (ru) | Усилитель рулевого управлени транспортного средства | |
| JPS5936731Y2 (ja) | 軸受外輪 | |
| JPH0161854U (ja) | ||
| JPS60128085A (ja) | 後輪支承用リヤア−ムの枢支部構造 | |
| JP3883806B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JPS597168Y2 (ja) | ラックピニオン式舵取装置のピニオン軸受固定装置 | |
| JPS626535Y2 (ja) |