JPS597168Y2 - ラックピニオン式舵取装置のピニオン軸受固定装置 - Google Patents

ラックピニオン式舵取装置のピニオン軸受固定装置

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Publication number
JPS597168Y2
JPS597168Y2 JP3345478U JP3345478U JPS597168Y2 JP S597168 Y2 JPS597168 Y2 JP S597168Y2 JP 3345478 U JP3345478 U JP 3345478U JP 3345478 U JP3345478 U JP 3345478U JP S597168 Y2 JPS597168 Y2 JP S597168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
bearing
rack
housing
outer ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP3345478U
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JPS54138293U (ja
Inventor
外治 中川
康允 水越
勲 斉藤
順治 小嶋
Original Assignee
日本精工株式会社
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Publication date
Application filed by 日本精工株式会社 filed Critical 日本精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラックピニオン式舵取装置に関し、特にハンド
ル軸に連結するピニオン軸をハウジングに回転自在に軸
支する軸受をハウジングに固定するピニオン軸受固定装
置に係る。
従来この種の装置は第1図に示すように、ハウジング1
に矩形断面の周溝1Aを設け、周溝1Aにリング6を嵌
合し、軸受5の外輪を軸方向に固定しているが、加工誤
差により、周溝1Aとリング6はすきまを生じ、異音発
生の原因となる。
このすきまを少しでもなくすために、リング6の板厚を
選択するものであるが、組立が難しくなり、板厚の種類
を多数準備することは量産性を阻害するので事実上不可
能であり、すきまの発生はさけられない。
また、第2図に示すねじ輪7により軸受5をハウジング
1に固定する構造は、完全にすきまをなくすことができ
るが、第1図の構造に比較してコスト高になるのをまぬ
かれない。
本考案はコスト高になることを極力抑えて前記すきまを
完全になくすと共に部品点数の削減を目的とし、軸受外
輪にねし輪の機能を持たせたものである。
これを図の実施例について説明すると、第3図において
、ピニオン軸12はハウジング11に針状ころ軸受14
および玉軸受15で軸支されている。
玉軸受15はピニオン軸12に直接軌道みぞを設けた内
輪なしのタイプであるが、別に内輪を設けたものでもよ
い。
外輪15Aは軸方向に幅広であって、外周面におねじ部
15Bを、内周面に軌道みぞ15Cとオイルシール嵌着
部15Dをそれぞれ設けている。
また、ハウジングの軸受嵌合部11Aに隣接してめねじ
部11 Bが設けられている。
ピニオン軸11に玉軸受15を装着した組立体をハウジ
ング11内に挿入し、外輪のおねじ部15Bをハウジン
グのめねじ部11 Bにねじ込み、ピニオン軸12の先
端をハウジング11に嵌合させておいた針状ころ軸受1
4で支承させ、玉軸受15をノ\ウジングの軸受嵌合部
11 Aに軸方向のすきまなく、半径方向のすきまを極
力小に押し込み、ロックナット16を外輪のおねじ部に
ねじ込み、玉軸受15を軸受嵌合部11Aに固定する。
外輪のオイルシール嵌着部15Dにオイルシール17を
装着してピニオン軸12の外周面にオイルシール17の
リップを接触させてピニオン軸12を軸封する。
なお、符号13はラツク、19はラックサポートである
以上のように構威した本考案のピニオン軸受固定装置は
、軸受外輪にねじを設けて玉軸受をハウジングにねし固
定したので、ピニオン軸方向の軸受取付すきまを完全に
なくすことができ、キックバック等の外力が加わった場
合の打音防止等に効果があり、また、軸受とロックナッ
トのみでハウジングに固定しているので、部品点数が少
く、軸受そのものも側面の研削仕上が省略でき、かつ組
立作業は容易であるので、コスト上昇を少くできる効果
がある。
また、軸受外輪の軸方向の幅は従来の軸受外輪にねし輪
を加えた幅よりも小になるので、ピニオン軸方向にハウ
ジングやピニオン軸を小形にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来技術を示すラックピニオン式
舵取装置のピニオン軸についての縦断面図、第3図は本
考案の実施例を示すラックピニオン式舵取装置のピニオ
ン軸についての縦断面図である。 符号の説明、11;ハウジング、12;ピニオン軸、1
3;ラツク、15;玉軸受、16;ロツクナット、17
;オイルシール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドル軸に連結するピニオン軸をハウジングに回転自
    在に軸支する軸受を具えたラックピニオン式舵取装置に
    おいて、前記ハウジングの軸受嵌合部に隣接してめねし
    部を設け、前記軸受め外輪外周面におねじ部を設けると
    共に外輪内周面にオイルシール嵌着部を設け、軸受外輪
    をハウジングにねじ込んで軸受嵌合部に固定すると共に
    、前記オイルシール嵌着部にオイルシールを装着してピ
    ニオン軸を軸封したことを特徴とするラツクピニオン式
    舵取装置のピニオン軸受固定装置。
JP3345478U 1978-03-17 1978-03-17 ラックピニオン式舵取装置のピニオン軸受固定装置 Expired JPS597168Y2 (ja)

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JPS54138293U JPS54138293U (ja) 1979-09-26
JPS597168Y2 true JPS597168Y2 (ja) 1984-03-05

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