JPS603303Y2 - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JPS603303Y2 JPS603303Y2 JP7922979U JP7922979U JPS603303Y2 JP S603303 Y2 JPS603303 Y2 JP S603303Y2 JP 7922979 U JP7922979 U JP 7922979U JP 7922979 U JP7922979 U JP 7922979U JP S603303 Y2 JPS603303 Y2 JP S603303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer case
- silencer
- metal foil
- tube
- inner tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に内燃機関用鋼板製の消音器の改良に関する
ものである。
ものである。
消音器は一般に第1図に示すようにアウターケース1と
、インナーチューブ2と該両者間に配設されたバッフル
プレート3,3およびエンドプレート4とによって構成
されており、バッフルプレート3.3はその外周部が折
り曲げられアウターケース1の内周にスポット溶接によ
って固着されている。
、インナーチューブ2と該両者間に配設されたバッフル
プレート3,3およびエンドプレート4とによって構成
されており、バッフルプレート3.3はその外周部が折
り曲げられアウターケース1の内周にスポット溶接によ
って固着されている。
このような消音器から発生する騒音を低減するために、
第2図に示すようにアウターケース1と内管1aと外管
1bとによる二重管とし、該両管の間にグラスウール等
の断熱材1cを配設したものが用いられている。
第2図に示すようにアウターケース1と内管1aと外管
1bとによる二重管とし、該両管の間にグラスウール等
の断熱材1cを配設したものが用いられている。
しかしながら、内外両管の間に配設されるグラスウール
等の断熱材は導電性でないため、アウターケース1を構
成してからバッフルプレート3をスポット溶接すること
は不可能であり、従って、アウターケース1の内管1a
にバッフルプレート3をスポット溶接によって固着して
から断熱材ICおよび外管1bを組付けなければならず
、その作業が極めて非能率的である。
等の断熱材は導電性でないため、アウターケース1を構
成してからバッフルプレート3をスポット溶接すること
は不可能であり、従って、アウターケース1の内管1a
にバッフルプレート3をスポット溶接によって固着して
から断熱材ICおよび外管1bを組付けなければならず
、その作業が極めて非能率的である。
本考案は上記の点に鑑み案出されたもので、騒音低減効
果の優れたアウターケースを構成した後にバッフルプレ
ートをスポット溶接することが可能な消音器を提供しよ
うとするものであり、以下、第3図に基づいて説明する
。
果の優れたアウターケースを構成した後にバッフルプレ
ートをスポット溶接することが可能な消音器を提供しよ
うとするものであり、以下、第3図に基づいて説明する
。
第3図において、10は消音器のアウターケースで、内
管11と外管12および該両管の間に密着した状態でサ
ンドインチ状に配設されたアルミ等の金属箔13による
多重管によって構成されている。
管11と外管12および該両管の間に密着した状態でサ
ンドインチ状に配設されたアルミ等の金属箔13による
多重管によって構成されている。
3は該アウターケース10とインナーチューブ2との間
に配設されるバッフルプレートで、その外周部が折り曲
げられアウターケース10の内周面にスポット溶接14
によって固着されている。
に配設されるバッフルプレートで、その外周部が折り曲
げられアウターケース10の内周面にスポット溶接14
によって固着されている。
なお、図中4は前記アウターケース10の端部とインナ
ーチューブ2との間に配設されたエンドプレートで、そ
の外周部はアウターケース10の端部にカシメによって
固定され、内周はインナーケース2に溶接によって固着
されている。
ーチューブ2との間に配設されたエンドプレートで、そ
の外周部はアウターケース10の端部にカシメによって
固定され、内周はインナーケース2に溶接によって固着
されている。
本考案は以上のように構成され、アウターケース10を
金属箔を密着した状態でサンドインチ状に配設した多重
管によって構成したので、アウターケース10は導電性
を有するため、該ケースの内周面にバッフルプレート3
をスポット溶接することが可能である。
金属箔を密着した状態でサンドインチ状に配設した多重
管によって構成したので、アウターケース10は導電性
を有するため、該ケースの内周面にバッフルプレート3
をスポット溶接することが可能である。
従って、アウターケース10を予め組立構成することが
でき、消音器を製作する作業が前記従来のものに比べ、
極めて容易となる。
でき、消音器を製作する作業が前記従来のものに比べ、
極めて容易となる。
更に、アウターケース10は金属箔を密着した状態でサ
ンドインチ状に配設した多重管によって構成したので、
該金属箔と内管および外管との接触面に作用する摩擦ダ
ンピング効果により振動の伝達を低減するとともに、金
属箔自体の放射音低減効果により優れた防音効果が得ら
れる。
ンドインチ状に配設した多重管によって構成したので、
該金属箔と内管および外管との接触面に作用する摩擦ダ
ンピング効果により振動の伝達を低減するとともに、金
属箔自体の放射音低減効果により優れた防音効果が得ら
れる。
第1図は消音器の縦断面図、第2図は従来用いられてい
る消音器の一部断面図、第3図は本考案による消音器の
一部断面図である。 10・・・アウターケース、11・・・内管、12・・
・外管、13・・・金属箔、2・・・インナーチューブ
、3・・・バッフルプレート、4・・・エンドプレート
。
る消音器の一部断面図、第3図は本考案による消音器の
一部断面図である。 10・・・アウターケース、11・・・内管、12・・
・外管、13・・・金属箔、2・・・インナーチューブ
、3・・・バッフルプレート、4・・・エンドプレート
。
Claims (1)
- 容管の間に金属箔を密着して配設した多重管によってア
ウターケースを構成し、該アウターケース内に配設され
るバッフルプレートの外周部ヲアウターケース内周に溶
接によって固着したことを特徴とする消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7922979U JPS603303Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7922979U JPS603303Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 消音器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55180016U JPS55180016U (ja) | 1980-12-24 |
JPS603303Y2 true JPS603303Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29312646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7922979U Expired JPS603303Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603303Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-11 JP JP7922979U patent/JPS603303Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55180016U (ja) | 1980-12-24 |
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