JPS6033010Y2 - 印字機構 - Google Patents

印字機構

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JPS6033010Y2
JPS6033010Y2 JP15275479U JP15275479U JPS6033010Y2 JP S6033010 Y2 JPS6033010 Y2 JP S6033010Y2 JP 15275479 U JP15275479 U JP 15275479U JP 15275479 U JP15275479 U JP 15275479U JP S6033010 Y2 JPS6033010 Y2 JP S6033010Y2
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JP
Japan
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leaf spring
printing
plate
printing mechanism
hammer
Prior art date
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Expired
Application number
JP15275479U
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English (en)
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JPS5669446U (ja
Inventor
正博 伊東
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ラインプリンタ等の印字機構の改良に関す
るものである。
高速用印字用の印字機構は、一般的に小型・軽量化およ
び高耐応力化のため、印字ハンマの駆動部材に対する静
止位置復帰用のバネ部材として鉄合金(例えば、コバル
ト40%、クローム19〜22.5%、モリブデン1.
6%〜1.7%、ニッケル12〜17.5%、鉄18.
3%〜27.4%)製の板バネを用い、かつ該板バネの
支持部材として鉄合金(例えば高炭素工具鋼)製の部品
を用いている。
しかしながら、このような従来の印字機構では、印字ハ
ンマを駆動すべくその駆動部材を例えば電磁石によって
駆動(吸引)したとき、前記板バネは該駆動部材の動き
に従って曲げられることに起因して前記支持部材の板バ
ネ接触部において該ブロックとの間に微小な相対変位を
生じる。
この相対変位は、両部材に微小な摩耗を生じ、一方、こ
の微小摩耗は印字速度が上昇しかつ印字回数が増加する
につれて進展して板バネに無視できない窪みを形成する
このため、このような状態の板バネは局部的な応力集中
が加わったときついには折損し、その結果脱字障害を誘
発するという問題があった。
従って、かかる従来の機構によれば、高信頼性の印字動
作が期待できなかった。
この考案は、復帰用板バネの折損を防止することによっ
て高信頼性の印字機構を提供せんとするものである。
簡単に述べるとこの考案は、前記板バネの摩耗の原因が
種々の検討の結果、当該板バネとその支持ブロックとを
同種の金属材料で形成°していることに鑑み、それら部
材の間に異種の薄い金属板を介在させることにより、当
該板バネの摩耗を抑止するようにしたことを特徴とする
ものであり、このような構造の採用によって信頼性を大
幅に高めることができた。
以下、この考案の好ましい実施例につき図面を参照して
さらに詳細に説明する。
図面はこの考案による電磁駆動型の印字機構を側方から
見た要部破断図を示し、これは大きく分けて印字ハンマ
1と、ハンマ駆動部材2と、電磁石3と、復帰用板バネ
4と、板バネ支持部材5と、ストッパ部材6とから構成
されている。
前記電磁石3はコイル31とコア32とからなり、かつ
ハンマ駆動部材2は前記コア32に吸引されて前記復帰
用板バネ4を支点として回動するアーマチュアよりなる
また本考案が特徴とする板バネ支持部材5は、前記アー
マチュア2の略中央部を収容する開口溝51を持ったブ
ロック52と、前記板バネ4の1端を該ブロックの開口
面に薄板53を挾んで圧着する圧着板54と、該板バネ
4の他端を前記アーマチュア2に固定すべく当該他端か
ら前記ブロック52の端面に亘って当該バネを支持する
支持板55と、該支持板55と板バネ4との間に介在さ
せた銅系(例えばリン青銅)の金属薄板56とを主体と
して構成されている。
なおここで、前記箱板53は前記金属薄板と同種の銅系
で形成されている。
また図中57と58は前記圧着板54、支持板55を固
定するネジであり、同じく59は振動吸収用のゴムであ
る。
かくして、前記アーマチュア2はブロック52に吊り下
げられた形で支持されることになる。
一方、印字ハンマ1は前記アーマチュア2から力を受け
、軸11を支点として図示しない活字部材の印字位置に
インクリボンおよび印字用紙を介して駆動される。
また、ストッパ部材6は前記アーマチュア2をその復帰
時において所定位置で静止するためのもので、衝撃吸収
用のゴム61と、ストッパ62と、粘着防止用のフィル
ム63とを含んでなる。
しかして、前記コア32、ブロック52およびストッパ
62は、図示しないユニット基板にネジ止めされ、かつ
印字ハンマ1は同基板に回動自在に軸支される。
なお、以上は1桁分の構成を示したもので、実際には前
記各部材は、印刷機の桁数だけ並列に配置されている。
上記構成において、印字動作を説明すると、まず印字指
令によって電磁石3が励磁される。
これによって、アーマチュア2がコア32に吸引され板
バネ4の略中央部を中心として時計方向に回動し印字ハ
ンマ1を駆動する。
このハンマの駆動によって、印字用紙には所望の印字が
なされることになる。
この印字後、前記電磁石3が消磁されるので、前記アー
マチュア2はストッパ部材6で止める静止位置に前記板
バネ4の復元力で復帰され、次の印字動作に待機するこ
とになる。
このような印字動作が繰り返された場合、従来の印字構
造では、前記したように板バネ4の相対位に起因してそ
れ自身の符号AとBで示す箇所に摩耗による窪みを生じ
て最終的に折損を起こすという問題があった。
しかるに、上記本考案の印字構造によれば、板バネ4と
支持板55の間、および板バネ4とブロック52との間
にそれぞれ銅系の金属薄板56および薄板53を介在さ
せたことにより、該板バネ4に生じる摩耗を抑止するの
で、そのような板バネの折損はほとんど起こらないもの
である。
以上の説明から明らかなように、この考案の印字機構は
、復帰用板バネの折損を防止するので、高信頼性の印字
動作を得ることができる。
なお、この考案の板バネ支持構造は、上述した実施例に
限定されるものでなく、種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案のl実施例を示す要部破断の側面図である
。 1・・・・・・印字ハンマ、2・・・・・・ハンマ駆動
部材(アーマチュア)、3・・・・・・電磁石、4・・
・・・・復帰用板バネ、5・・・・・・板バネ支持部材
、6・・・・・・ストッパ部材、52・・・・・・ブロ
ック、53・・・・・・薄板、54・・・・・・圧着板
、56・・・・・・金属薄板、57および58・・・・
・・ネジ、59・・・・・・衝撃吸収用ゴム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)印字ハンマの駆動部材の中央部に鉄系合金からな
    る板バネの一端を同鉄系合金製の支持板で押圧支持し、
    該板バネの他端を同鉄系合金製の支持ブロックに支持す
    ること、により、該ハンマ駆動部材を非印字時に静止位
    置に保持可能とした印字機構において、前記板バネと支
    持板との間、および板バネと支持ブロックの支持面との
    間に銅系金属薄板をそれぞれ設けたことを特徴とする印
    字機構。
  2. (2)前記銅系金属薄板がリン青銅であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の印字機構
JP15275479U 1979-10-31 1979-10-31 印字機構 Expired JPS6033010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15275479U JPS6033010Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 印字機構

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JP15275479U JPS6033010Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 印字機構

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Publication Number Publication Date
JPS5669446U JPS5669446U (ja) 1981-06-09
JPS6033010Y2 true JPS6033010Y2 (ja) 1985-10-02

Family

ID=29383603

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JP15275479U Expired JPS6033010Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 印字機構

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JPS5669446U (ja) 1981-06-09

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