JPH0237560Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237560Y2 JPH0237560Y2 JP18731083U JP18731083U JPH0237560Y2 JP H0237560 Y2 JPH0237560 Y2 JP H0237560Y2 JP 18731083 U JP18731083 U JP 18731083U JP 18731083 U JP18731083 U JP 18731083U JP H0237560 Y2 JPH0237560 Y2 JP H0237560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- hammer
- reaction force
- hammer unit
- dot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 17
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はインパクト式ドツトラインプリンタ等
の印字装置に関するもので、ハンマユニツト回転
止機構を改良したものである。
の印字装置に関するもので、ハンマユニツト回転
止機構を改良したものである。
電子計算機等の出力装置の一種であるドツトラ
インプリンタは周知である。近年、電子計算機等
の処理速度の向上、使用用途の拡大などに伴な
い、ドツトラインプリンタの印字速度の高速化及
び高印字品質が要求されている。このドツトライ
ンプリンタに関する問題の一つに、印字ハンマの
打撃反力によるドツト位置ずれがある。これは、
印字ハンマの打撃反力によりハンマユニツトが変
位を生じ、その結果、ドツトの打印位置がずれド
ツトの並びが乱れる現象である。印字ハンマによ
る打撃反力は、単位時間に打印されるドツト数に
比例するので、高速で高印字品質のドツトライン
プリンタを開発する上で特に重要な問題である。
インプリンタは周知である。近年、電子計算機等
の処理速度の向上、使用用途の拡大などに伴な
い、ドツトラインプリンタの印字速度の高速化及
び高印字品質が要求されている。このドツトライ
ンプリンタに関する問題の一つに、印字ハンマの
打撃反力によるドツト位置ずれがある。これは、
印字ハンマの打撃反力によりハンマユニツトが変
位を生じ、その結果、ドツトの打印位置がずれド
ツトの並びが乱れる現象である。印字ハンマによ
る打撃反力は、単位時間に打印されるドツト数に
比例するので、高速で高印字品質のドツトライン
プリンタを開発する上で特に重要な問題である。
以下これを第1図を参照して詳述する。
ドツトラインプリンタは、ドツトマトリクスで
構成される文字、図形等をドツト印字が可能な印
字ハンマ11で印字するプリンタであり、この印
字ハンマ11を桁方向に等間隔で多数個を搭載し
たハンマユニツト10が往復運動をするという特
徴を有している。印字ハンマ11は図に示す如く
先端に印字ピン12を配設した板ばねである。こ
の板ばね12は、永久磁石13、L形状のヨーク
プレート14、電磁コイル15を配設したコムヨ
ーク16及びフロントヨーク17等から構成され
る磁気回路に配設してある。ゴムヨーク16はヨ
ークプレート14に図示しないボルトによつて固
定される。フロントヨーク17は、印字ハンマ1
1及び永久磁石13を介してヨークプレート14
にボルト18で固定される。上述のような構成の
磁気回路により、印字ハンマ11は通常コムヨー
ク16の一端にたわんだ状態で吸着される。印字
は前記電磁コイル15を逆励磁することにより行
う。すなわち逆励磁により、印字ハンマ11はコ
ムヨーク16から解放され印字ピン12は、イン
クリボン20と用紙30を介してプラテン50を
打撃する。この時インクリボン20に含浸してあ
るインクが用紙30に転写されてドツトの印字が
行われる。上述した構成の印字ハンマ11は、桁
方向の等間隔で多数個が配設されていて、ハンマ
ユニツト10を構成している。ハンマユニツト1
0は、その両端にスライドベアリング19を有
し、メカフレーム60にボルト61で固定したシ
ヤフト62によつて桁方向に移動可能に支持され
ている。
構成される文字、図形等をドツト印字が可能な印
字ハンマ11で印字するプリンタであり、この印
字ハンマ11を桁方向に等間隔で多数個を搭載し
たハンマユニツト10が往復運動をするという特
徴を有している。印字ハンマ11は図に示す如く
先端に印字ピン12を配設した板ばねである。こ
の板ばね12は、永久磁石13、L形状のヨーク
プレート14、電磁コイル15を配設したコムヨ
ーク16及びフロントヨーク17等から構成され
る磁気回路に配設してある。ゴムヨーク16はヨ
ークプレート14に図示しないボルトによつて固
定される。フロントヨーク17は、印字ハンマ1
1及び永久磁石13を介してヨークプレート14
にボルト18で固定される。上述のような構成の
磁気回路により、印字ハンマ11は通常コムヨー
ク16の一端にたわんだ状態で吸着される。印字
は前記電磁コイル15を逆励磁することにより行
う。すなわち逆励磁により、印字ハンマ11はコ
ムヨーク16から解放され印字ピン12は、イン
クリボン20と用紙30を介してプラテン50を
打撃する。この時インクリボン20に含浸してあ
るインクが用紙30に転写されてドツトの印字が
行われる。上述した構成の印字ハンマ11は、桁
方向の等間隔で多数個が配設されていて、ハンマ
ユニツト10を構成している。ハンマユニツト1
0は、その両端にスライドベアリング19を有
し、メカフレーム60にボルト61で固定したシ
ヤフト62によつて桁方向に移動可能に支持され
ている。
そして、図示していない機構部によつてハンマ
ユニツト10は桁方向に往復運動を行う。この往
復運動の全振幅は、少なくとも隣接する印字ハン
マ11間の距離を有する。用紙30は図示しない
トラクタによつて、図示上方向にドツト行単位で
送られる。前記ハンマユニツト10の往復運動、
紙送り及び印字ハンマ11の駆動を制御すること
で印字が行われ文字、図形等がドツトマトリクス
で形成される。
ユニツト10は桁方向に往復運動を行う。この往
復運動の全振幅は、少なくとも隣接する印字ハン
マ11間の距離を有する。用紙30は図示しない
トラクタによつて、図示上方向にドツト行単位で
送られる。前記ハンマユニツト10の往復運動、
紙送り及び印字ハンマ11の駆動を制御すること
で印字が行われ文字、図形等がドツトマトリクス
で形成される。
アンチロータプレート70は、印字ハンマ11
の打撃反力によつてハンマユニツト10がシヤフ
ト62の回りに回転するのを阻止するためのもの
であり、コイルばね71によつて与圧されたスラ
イドワツシヤ72の間を往復運動する。打撃反力
は、通常、2〜4[Kgf]程度の荷重である。
の打撃反力によつてハンマユニツト10がシヤフ
ト62の回りに回転するのを阻止するためのもの
であり、コイルばね71によつて与圧されたスラ
イドワツシヤ72の間を往復運動する。打撃反力
は、通常、2〜4[Kgf]程度の荷重である。
従来、このような回転止機構は、シヤフト62
回りのモーメントの釣り合いで、回転を止める構
造であり、シヤフト62とスライドベアリング1
9の部分には、第3図A方向に反力がかかる。そ
の結果、シヤフト62とスライドベアリング19
のはめ合いに隙間があると、ハンマユニツトがA
方向に変位し、打印されるドツト位置がずれると
いう欠点がある。
回りのモーメントの釣り合いで、回転を止める構
造であり、シヤフト62とスライドベアリング1
9の部分には、第3図A方向に反力がかかる。そ
の結果、シヤフト62とスライドベアリング19
のはめ合いに隙間があると、ハンマユニツトがA
方向に変位し、打印されるドツト位置がずれると
いう欠点がある。
一般にドツト位置ずれの許容値は、0.03〜0.05
mmであるので、はめ合いのすき間の大小は無視で
きない。
mmであるので、はめ合いのすき間の大小は無視で
きない。
また、印字ハンマ11とプラテン50の間隔が
広がるため脱ドツトを生ずるという欠点もある。
広がるため脱ドツトを生ずるという欠点もある。
これに対して、はめ合いの隙間を小さくすれ
ば、ドツト位置ずれを小さくすることができる
が、ハンマユニツト10は、電磁コイル15によ
つて加熱されるので、はめ合いの隙間が小さい
と、熱膨張により、ロツクする場合があるので、
隙間を小さくできない。
ば、ドツト位置ずれを小さくすることができる
が、ハンマユニツト10は、電磁コイル15によ
つて加熱されるので、はめ合いの隙間が小さい
と、熱膨張により、ロツクする場合があるので、
隙間を小さくできない。
さらに、このような構造においては、スライド
ベアリング19に荷重がかかるため、その摩耗も
大きくなり、軸受けとしての寿命を短かくすると
いう欠点もある。
ベアリング19に荷重がかかるため、その摩耗も
大きくなり、軸受けとしての寿命を短かくすると
いう欠点もある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、印字ハンマの打撃反力によつてドツト位置
ずれを生じない印字装置を提供することである。
くし、印字ハンマの打撃反力によつてドツト位置
ずれを生じない印字装置を提供することである。
本考案は、ハンマの打撃反力を受ける位置を、
印字ハンマの打撃位置後方にすることにより、シ
ヤフト回りのモーメントの釣り合いによる回転止
機構でなく、単純な打撃反力方向の力を釣り合い
になり、その結果シヤフト、スライドベアリング
に荷重がかからないことに着目し、回転止機構を
工夫したものである。
印字ハンマの打撃位置後方にすることにより、シ
ヤフト回りのモーメントの釣り合いによる回転止
機構でなく、単純な打撃反力方向の力を釣り合い
になり、その結果シヤフト、スライドベアリング
に荷重がかからないことに着目し、回転止機構を
工夫したものである。
本考案の一実施例を第4図に示す。ドツトライ
ンプリンタのハンマユニツト周辺の構成は、以下
に示す部位を除いて従来例と同じであるので説明
は省略する。
ンプリンタのハンマユニツト周辺の構成は、以下
に示す部位を除いて従来例と同じであるので説明
は省略する。
ベアリング80,81は、ボルト83によつて
メカフレーム60に固定されているベアリングス
タンド82に取り付けられている。ハンマユニツ
ト10に取付けられたブロツク84は、ベアリン
グ80に接し往復運動する。従つて打撃反力は、
ベアリング80によつて受け止められる。板ばね
85は、ブロツク84とベアリング80を常に接
するようにはさみ込んでいる。
メカフレーム60に固定されているベアリングス
タンド82に取り付けられている。ハンマユニツ
ト10に取付けられたブロツク84は、ベアリン
グ80に接し往復運動する。従つて打撃反力は、
ベアリング80によつて受け止められる。板ばね
85は、ブロツク84とベアリング80を常に接
するようにはさみ込んでいる。
本実施例が、従来のものと最も異なる点は、打
撃反力を受ける部分(ブロツク84とベアリング
80)が、打撃位置の後方であつて、印字ピン1
2と同一線上にあることである。さらに正確に言
えば、打撃反力を受けるブロツク84とベアリン
グ80の接触部分は、印字ピン12がプラテン5
0から受ける打撃反力の作用線上にある。従つ
て、シヤフト62とスライドベアリング19には
従来の回転止機構のような反力は作用しない。
撃反力を受ける部分(ブロツク84とベアリング
80)が、打撃位置の後方であつて、印字ピン1
2と同一線上にあることである。さらに正確に言
えば、打撃反力を受けるブロツク84とベアリン
グ80の接触部分は、印字ピン12がプラテン5
0から受ける打撃反力の作用線上にある。従つ
て、シヤフト62とスライドベアリング19には
従来の回転止機構のような反力は作用しない。
本考案によれば、シヤフト、スライドベアリン
グに打撃反力による荷重がかからないので、その
はめ合いの隙間によるハンマユニツトの変位は生
じない。従つてドツト並びに乱れも生じない。ま
た、スライドベアリングの摩耗も少なくでき、そ
の結果、スライドベアリングの寿命を長くでき
る。
グに打撃反力による荷重がかからないので、その
はめ合いの隙間によるハンマユニツトの変位は生
じない。従つてドツト並びに乱れも生じない。ま
た、スライドベアリングの摩耗も少なくでき、そ
の結果、スライドベアリングの寿命を長くでき
る。
第1図は従来の印字装置のハンマユニツトを示
す一部断面側面図、第2図はハンマユニツトの一
部断面正面図、第3図は第1図におけるハンマユ
ニツトと回転止機構における打撃反力説明図、第
4図は本考案装置のハンマユニツトを示す一部断
面側面図である。 図において、10はハンマユニツト、11は印
字ハンマ、12は印字ピン、13は永久磁石、1
4はヨークプレート、15は電磁コイル、16は
コムヨーク、17はフロントヨーク、18はボル
ト、19はスライドベアリング、20はインクリ
ボン、30は用紙、50はプラテン、60はメカ
フレーム、62はシヤフト、70はアンチロータ
プレート、71はコイルばね、72はスライドワ
ツシヤ、80,81はベアリング、82はベアリ
ングスタンド、83はボルト、84はブロツク、
85は板ばねである。
す一部断面側面図、第2図はハンマユニツトの一
部断面正面図、第3図は第1図におけるハンマユ
ニツトと回転止機構における打撃反力説明図、第
4図は本考案装置のハンマユニツトを示す一部断
面側面図である。 図において、10はハンマユニツト、11は印
字ハンマ、12は印字ピン、13は永久磁石、1
4はヨークプレート、15は電磁コイル、16は
コムヨーク、17はフロントヨーク、18はボル
ト、19はスライドベアリング、20はインクリ
ボン、30は用紙、50はプラテン、60はメカ
フレーム、62はシヤフト、70はアンチロータ
プレート、71はコイルばね、72はスライドワ
ツシヤ、80,81はベアリング、82はベアリ
ングスタンド、83はボルト、84はブロツク、
85は板ばねである。
Claims (1)
- 桁方向に沿つてドツト印字可能な印字ピンを有
する複数個の印字ハンマを配列してなるハンマユ
ニツトと、該ハンマユニツトを桁方向に往復動さ
せるシヤトル機構と、前記ハンマユニツトの往復
動案内軸と、その軸回りの回転止機構を有するド
ツトラインプリンタにおいて、前記回転止機構
を、印字ピン後方の打撃反力作用線上に設けたこ
とを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18731083U JPS6094952U (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18731083U JPS6094952U (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6094952U JPS6094952U (ja) | 1985-06-28 |
JPH0237560Y2 true JPH0237560Y2 (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=30404355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18731083U Granted JPS6094952U (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6094952U (ja) |
-
1983
- 1983-12-02 JP JP18731083U patent/JPS6094952U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6094952U (ja) | 1985-06-28 |
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