JP2819595B2 - 多連型サーマルプリンタ - Google Patents

多連型サーマルプリンタ

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JP2819595B2
JP2819595B2 JP6152289A JP6152289A JP2819595B2 JP 2819595 B2 JP2819595 B2 JP 2819595B2 JP 6152289 A JP6152289 A JP 6152289A JP 6152289 A JP6152289 A JP 6152289A JP 2819595 B2 JP2819595 B2 JP 2819595B2
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thermal
thermal head
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platen
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智雄 松本
邦彦 舟田
孝一 竹田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 多連型サーマルプリンタに関し、 1個のサーマルヘッドを複数個のヘッドに分割したと
みなし、各々独立に複数シートの印字を行わせることを
目的とし、 1個のラインドット型サーマルヘッドと、前記サーマ
ルヘッドに並設され、かつ感熱記録媒体を紙送りする1
個の駆動ローラと、一端部に紙送りローラと中間部にプ
ラテンとが軸支された支持枠を有し、該支持枠の他端部
が支持部材に支持された複数個の紙送りユニットとを有
し、前記紙送りユニットのそれぞれは、前記サーマルヘ
ッドの印字動作に対応して前記プラテンが前記サーマル
ヘッドと、前記紙送りローラが前記駆動ローラとそれぞ
れ前記感熱記録媒体を介して弾接して紙送りするように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多連型サーマルヘッドに関する。
近年、情報化の進展により、情報の出力装置であるプ
リンタの需要は益々増大している。
プリンタは目的に応じて各種の方式に分類できるが、
大きくインパクト方式とノンインパクト方式とに分けら
れる。
インパクト方式では、ワイヤドットプリンタが、活字
を直接打つ方式に代わって、印字の品質や速度、あるい
は価格の上から、現在では最も多くの分野で使用されて
いる。
一方、ノンインパクト方式では、最近レーザプリンタ
がワイヤドットプリンタを凌駕する勢いで進展してい
る。
それは、レーザプリンタが印字の品質や速度の点で、
ワイヤドットプリンタを遥かに凌ぐばかりでなく、ワイ
ヤドットプリンタで致命的ともいえる騒音がない上に、
半導体レーザの実用化によってデスクトップ形にまで小
型化が進んだため、オフィスで使用され始めたからであ
る。
さらに、オフィスユースからパーソナルユースになる
と、現状のワイヤドットプリンタやレーザプリンタで
も、機能面で充分とはいえない。
従って、パーソナルコンピュータにしろ、ワードプロ
セッサにしろ、パーソナルユースで使用するプリンタに
おいては、小形、軽量で、印字速度も程々に速く、無騒
音、無保守など、多くの特徴を有するサーマルプリンタ
が注目されている。
一方、オフィスユースからストアユース、つまり店舗
の情報化、自動化についてみると、その中核となる装置
は、POS(Point Of Sales、販売時点情報収集)端末で
ある。
このPOS端末においては、一般に、顧客に渡すレシー
トと控えとして残すジャーナルとの2シートの印字を行
うために、2台、ないしは2連のプリンタが用いられて
おり、従来は、活字式のプリンタが主力であった。
しかし、インクがべた付いたり、音がうるさかったり
評価が必ずしも良くなく、最近では、この分野において
も、サーマルプリンタが注目されている。
〔従来の技術〕
サーマルプリンタ方式には、感熱記録媒体が感熱紙で
あって直接発色させる印字方式と、感熱記録媒体が熱転
写インクリボンとなっており、そのインクリボンを介し
て普通紙に印字する、いわゆる熱転写方式とがあり、用
途に応じて使い分けられている。
直接発色方式は、プリンタの機構としてとらえた場
合、サーマルヘッドと呼ばれる印字ヘッドの他には複雑
な機構を必要としないので、ノンメンテナンスで簡便な
プリンタが実現できる。
しかし、感熱紙自身が発色して得られた印字が退色し
てしまう印字の保存性や感熱記録媒体のランニングコス
トに難点があり、ファクシミリの分野を除くと、用途は
限定される傾向にある。
それに対して、熱転写方式は、サーマルプリンタ方式
の簡便さを活かしながら、低価格の普通紙が使えるの
で、今後の発展が期待されている。
ところで、POS端末のような、複数シートの印字にサ
ーマルプリンタを用いる場合には、レシートなどがそれ
程長期間保存するものではないので、直接発色方式の特
徴である鮮明な印字、低騒音、簡便な機構などを活かし
たプリンタが実現できる。
従来のPOS端末用サーマルプリンタにおいては、複数
シートの印字を行うに際しては、そのシート数に見合っ
た複数台の独立したプリンタが用いられていた。
あるいは、2シートの印字の場合ならば、例えば、ジ
ャーナルは控えなので薄くてもよいとして、非常に薄い
ジャーナルの裏面を熱転写できるようにインク処理を
し、レシートの上に重ねて同時印字する方法などが採ら
れていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上で述べたように、POS端末のようない、複数シート
の印字を必要とするプリンタにおいて、サーマルプリン
タを採用しようとすると、複数台のプリンタを並列に使
用したり、あるいは2シートまでなら、熱転写方式を採
用したりしていた。
そのため、複数台のプリンタの並列使用の場合には、
印字内容はそれぞれ独立に変更可能であるが、装置の大
きさや経済性に問題があった。
また、熱転写方式を採用した場合には、2シートの同
時印字が限度であり、さらに、印字内容が全て同一にな
るため、使用目的が異なっても、印字内容を変えること
ができない問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上で述べた課題は、1個のラインドット型サーマルヘ
ッドと、前記サーマルヘッドに並設され、かつ感熱記録
媒体を紙送りする1個の駆動ローラと、一端部に紙送り
ローラと中間部にプラテンとが軸支された支持枠を有
し、該支持枠の他端部が支持部材に支持された複数個の
紙送りユニットとを有し、前記紙送りユニットのそれぞ
れは、前記サーマルヘッドの印字動作に対応して前記プ
ラテンが前記サーマルヘッドと、前記紙送りローラが前
記駆動ローラとそれぞれ前記感熱記録媒体を介して弾接
して紙送りするように構成された多連型サーマルプリン
タによって達成される。
〔作 用〕
本発明においては、プリンタの機構をできるだけ簡便
にして、小形にしたり、無保守にしたりするようにして
いる。
すなわち、サーマルヘッドや駆動ローラなどの要素部
品は、多連印字、つまり複数シートの印字においても、
1個で共用するようにしている。
そして、多連印字を行うために、複数シートのそれぞ
れの必要な幅に見合った長さのプラテンや紙送りローラ
を支持枠に軸支してユニット化し、これを横に並べて、
サーマルヘッドと駆動ローラとに弾接するようにしてい
る。
従って、1個のサーマルヘッドと1個の駆動ローラと
によって、目的に応じた種々の幅のプリンタが実現でき
る。
この場合には、サーマルヘッドは電気的に制御される
ので、ヘッドが機構的にどのように分割されたと見なさ
れても、ヘッドの制御回路は共通に使用できることはも
ちろんである。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例説明図で、同図(A)は斜
視図、同図(B)は側面図である。
同図において、ここで使用したサーマルヘッド1のド
ット密度は8本/mmで、通常A4判が使用可能な有効幅200
mm有効幅の中にあるドット数は1,600ドットである。
また、駆動ローラ3には、直径15φ、長さ200mmのポ
リウレタン製のローラを使用し、図示してない駆動源に
よって、回転駆動できるようにした。
プラテン5と紙送りローラ6とは、サーマルヘッド1
を2分割してものとし、それぞれ90mm幅のB6判の感熱記
録媒体2が2連で印字できるようにした。
すなわち、プラテン5には、直径30φ、長さ90mmの弗
素ゴム製のローラを使用し、紙送りローラ6には、直径
15φ、長さ90mmのポリウレタン製のローラを使用した。
このプラテン5と紙送りローラ6をコの字型の支持枠
4に軸支し、紙送りユニット7とした。
そして、支持枠4の中央部分を、支持軸9によって支
持部材8と枢支した。
こうすることによって、紙送りユニット7は支持軸10
を支点として回転するので、プラテン5とサーマルヘッ
ド1との弾接状態に、幅方向の片当たりがないようにで
きる。
また、支持部材8は、支点軸11を支点として、前後に
倒れるように回転するようにし、ばね11によって、常に
前倒しになるよう引っ張って、プラテン5はサーマルヘ
ッド1に、紙送りローラ6は駆動ローラ3に常時弾接す
るようにした。
さらに、プラテン5や紙送りローラ6を、サーマルヘ
ッド1や駆動ローラ3から離すためには、前倒しになっ
ている支持部材8を後ろに起こせばよく、そのために可
動手段12を設けた。
ここでは、鉄板製の支持部材8に対して、可動手段12
には電磁石を用い、磁気的に吸引して支持部材8を起こ
す構成とした。
こうして、製作した2連型にサーマルプリンタに90mm
幅の感熱記録媒体2として感熱紙をそれぞれ装填し、図
示してない制御回路によって印字を行い、機能の評価を
行ったところ、よい結果が得られた。
この実施例では、1個のサーマルヘッドを等分に2分
割した2連型であったが、何分割するか、あるいは、等
分割にするか、幅が異なる分割にするかなどには種々の
変形が可能である。
また、プラテンや紙送りローラの支持の方法や、サー
マルヘッドや駆動ローラに弾接する方法などにも種々の
変形が可能である。
さらに、弾接を解く方法にも、電磁石の他に、シリン
ダやカム、リンク機構なども使用でき、種々の変形が可
能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明になる多連型サーマルプリ
ンタによれば、1個のサーマルヘッドを見かけ上分割し
て、それぞれ独立した複数台のプリンタのように、稼働
させることができる。
すなわち、サーマルヘッドの制御系や紙送りの駆動系
を1個で済ますことができるので、小形で経済形に富ん
だプリンタを得ることができ。
従って、今後、サーマルプリンタが、例えば、POSな
どの複数シートの印字が必要な分野へ展開を図る上で大
きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例説明図である。 図において、 1はサーマルヘッド、2は感熱記録媒体、 3は駆動ローラ、4は支持枠、 5はプラテン、6は紙送りローラ、 7は紙送りユニット、 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−158452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 15/00 - 15/24 B41J 11/48 B41J 11/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個のラインドット型サーマルヘッドと、 前記サーマルヘッドに並設され、かつ感熱記録媒体を紙
    送りする1個の駆動ローラと、 一端部に紙送りローラと中間部にプラテンとが軸支され
    た支持枠を有し、該支持枠の他端部が支持部材に支持さ
    れた複数個の紙送りユニットとを有し、 前記紙送りユニットのそれぞれは、前記サーマルヘッド
    の印字動作に対応して前記プラテンが前記サーマルヘッ
    ドと、前記紙送りローラが前記駆動ローラとそれぞれ前
    記感熱記録媒体を介して弾接して紙送りすることを特徴
    とする多連型サーマルプリンタ。
JP6152289A 1989-03-14 1989-03-14 多連型サーマルプリンタ Expired - Lifetime JP2819595B2 (ja)

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