JPS6032909B2 - 面内磁界駆動装置 - Google Patents

面内磁界駆動装置

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JPS6032909B2
JPS6032909B2 JP2895978A JP2895978A JPS6032909B2 JP S6032909 B2 JPS6032909 B2 JP S6032909B2 JP 2895978 A JP2895978 A JP 2895978A JP 2895978 A JP2895978 A JP 2895978A JP S6032909 B2 JPS6032909 B2 JP S6032909B2
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JP
Japan
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drive
switch
diode
magnetic field
current
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JP2895978A
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JPS54133036A (en
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恒介 高橋
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気バブルメモリで使われる面内磁界駆動装置
に関するものである。
面内磁界駆動装置は磁気バブルメモリ装置の中において
磁気バブルをチップ上のパーマロィオーバレィパターン
に沿って伝搬させるに必要な面内磁界を発生する役割を
果し、重要である。
通常、面内磁界はチップに巻線された駆動コイルに正弦
波電流とか三角波電流を供給することによって作り出さ
れる。チップの要求する面内磁界の振中が大きく、その
駆動周波数が高くなると数チップだけの駆動コイルに対
しても大型の電流スイッチを必要とする。記憶容量の大
きいバブルメモリ装置では多数のチップが含まれるから
、面内磁界駆動装置の占める割合し、の大きくなること
は避けられず磁気バブルメモリ装置の小型化への大きな
障害になつている。面内磁界駆動装置の4・型化の一つ
の方法としてIC化されたトランジスタやダイオードの
アレイを活用できるように駆動コイルを1チップ単位の
レベルに細分し、複数個の駆動コイルを選択的に駆動す
る方法があげられる。
さらに、従来の共振回路による正弦波電流駆動を共振コ
ンデンサの不要な三角波電流駆動に変えること、電源を
正極性の方だけに絞り、pnpトランジスタを使わなく
て済むようにすることも小型化にとって重要である。し
たがって、第1図に示すような単極性電源の三角波電流
駆動回路は面内磁界駆動装置のLSI化に都合の良い構
成として知られている。しかしながら複数の駆動コイル
の選択駆動に対する経済的な構成が知られていない。そ
のために選択駆動方式を採用しても駆動コイル当りの装
置コストや部品数を低減できない欠陥があった。本発明
の目的は上記欠陥を解決することである。
すなわち、三角波電流の複数個の駆動コイルへの選択的
駆動を可能にするように、各駆動コイルの各端子から第
1(高い電圧の)電源に援続される第1のダイオードと
、前記各端子と第2(0ボルトの)電源間に接続される
第1スイッチと、第1端子が前記第1電源に接続される
、前記駆動コイルの複数個に共通な2個の第2スイッチ
と、これら第2スイッチの各第2端子から前記駆動コイ
ルの各端子に接続される第2のダイオードと、前記第2
電源から前記第2スイッチの前記各第2端子へ接続され
る、前記駆動コイルの複数個に共通な第3のダイオード
とを含んで構成した。以下図面を用いて本発明の詳細な
説明を行う。第1図は従来の面内磁界駆動装置の説明図
である。図中の駆動コイル11が磁気バブルチップに面
内磁界を発生する部分である。この駆動コイル11に正
の電流lcを供給する際には第2スイッチS,と第1ス
イッチS4をオン(導適状態)にする。駆動コイル11
のィンダクタンスをL、直流抵抗をY0 、スイッチS
,とS4あるいはスイッチS2とS3の内部抵抗の和を
Y,とすると、電流lcは時定数LノY。十Y,でVo
/Yo +Y,の大きさまで指数関数的に増えようとす
る。スイッチS,とS4を時定数より短い時間Toだけ
オンにすると、オン期間の電流lcはほゞ直線的に0か
らVo(To/L)アンペアへ増加する。スイッチS,
とS4がオフになると、駆動コイル11に大きな逆起電
圧が発生し、左端子12の電圧V,2が0ボルト以下に
なろうとし、右端子13の電圧V,3がVoボルト以上
になろうとする。しかし左端子12はグランド端子15
に対しダイオードD2でクラソプされ、右端子13は電
源端子1 4へダイオードD3でクランプされている。
したがって、今までスイッチS,を流れた電流がダイオ
ードD2から流れるようになり、スイッチS4へ流れて
いた電流がダイオードD3を通して電源端子14へ流れ
るようになる。この時の駆動コイル11に流れる電流l
cは時定数L/Yo +Y,で0アンペアへほゞ直線的
に減衰する。ただし、ダイオードD2とD3の順万向抵
抗の和もY,とする。駆動コイル11に負の電流lcを
供給する際も同様に第2スイッチS3と第1スイッチS
2を期間Toだけオンにし、その後は期間Tだけオフに
する。
オン期間tでの電流lcは0から−Vo(L/L)へほ
ゞ直線的に減少する。オフの期間での電流lcはダイオ
ードD4とダイオードD・を通して−V。(丸/L)か
ら0へはゞ直線的に増加する。第2図は第1図での各部
の波形図である。波形21がスイッチS,とS4のオン
になるタイミングを、波形22がスイッチS2とS3の
オンになるタイミングを示している。波形23は結果と
して駆動コイル11に流れる電流lcである。波形24
と25は駆動コイル1 1の左端子12の電圧V,2と
右端子13の電圧V,3の変化を示している。目盛26
は時間tの経過をスイッチS,,S2,S3,S4のオ
ン期間Toを単位として示している。波形21,22と
波形23との関係や波形24,25との関係第1図の動
作の説明から予測されるので、詳細な説明は省く。問題
は第1図の装置の実現に要する部品数とそのコスト配分
にある。
すなわち、第1図の装置では、多くの駆動コイルに対し
て、選択駆動方式を適用しようとしても、1つの駆動コ
イルにつき常に2個の第1スイッチ、2個の第2スイッ
チ、4個のダイオードを必要とする。第1スイッチやダ
イオードはIC化が容易であるが、第2スイッチは困難
であるから、各部品のコストは大きくないように思えて
も装置コストはそう小さくない。したがって、多数の駆
動コイルを含むバブルメモリ装置では、面内磁界駆動に
要する部品数が多く、しかも装置コストが下らず、メモ
リ装置の小型化と低コスト化が妨げられていた。第3図
は本発明の一実施例の説明図であり、2個の駆動コイル
30と31への面内磁界の選択駆動を行う一例を示して
いる。
第1図と異なる点は、第2スイッチS,,S3と駆動コ
イル30,31との間にダイオードD5,,D52,D
6,,D62を挿入し、1対の第2スイッチS,,S3
および1対のダイオードD2,D3を2個の駆動コイル
30,31へ共用させている点である。駆動コイル30
‘このみ正の電流lcを流す時には第2スイッチS,と
第1スイッチS4,を期間moだけオンにする。これら
のスイッチS,,S4,をオフに切換えた時は駆動コイ
ル30に流れる正の電流にをダイオードD2、ダイオー
ドD5,、ダイオードD3,を用いて、電源端子34へ
放流する。この原理は第1図の場合と同じである。一方
、駆動コイル30に負の電流lcを流す時には第2スイ
ッチS3と第1スイッチS2,を期間Toだけオソにす
る。これらのスイッチS3,S2,をオフに切換える時
は負の電流lcをダイオードD3、ダイオードD6,、
ダイオードD,.を用いて電源端子34へ放流する。電
流lcの増減の際の時定数L/Y。
十Y,十Y2 になる。Y2 はダイオードD5,また
はD6,の順方向抵抗であり、第1図になかったロスで
ある。このため、ごくわずかだけ時定数が小さくなるが
、動作は大中に変わらない。一方、駆動コイル31にの
み電流lcを流す時には、交互に第2スイッチS,と第
1スイッチS42をオンにし、第2スイッチS3と第1
スイッチS22をオンにすればよい。
スイッチS,とS42がオンオンの時、電流はスイッチ
S,からダイオードD52と駆動コイル31を通してス
イッチS42へ流れる。これらのスイッチS,,S42
がオフに変ると、電流はダイオードD2とダイオードD
52と駆動コイル31を通してダイオードD32へ流れ
るように切換わる。続いてスイッチS3とS22がオン
の時、電流はスイッチS3からダイオードD62と駆動
コイル31を通して、スイッチS22へ流れ、これらの
スイッチS3とS22がオフに変ると、それまでの電流
がダイオードD3とダイオードD醜と駆動コイル31を
通ってダイオードD,2へ流れるように切換わる。駆動
コイル3川こ選択的に電流を与えている時に、電圧共通
線32と33はそれぞれ第2図のV,2やV.3と同じ
ように変化する。しかし、駆動コイル31へのもれ電流
はスイッチS凶とS蛇をオフにしておけば、ダイオード
D52とダイオードD62とが挿入されている事によっ
て完全に防止される。また逆に駆動コイル31に電流が
供給されている時には、スイッチS2,とS4.をオフ
にしておけば駆動コイル30へのもれ電流はダイオード
D5,とダイオードD6,によって防止できる。第3図
は2個の駆動コイル30と31への三角波電流の選択的
供給を可能にする一例を示しているが、駆動コイルの個
数がもっと多くなってもスイッチS,やS3、ダイオー
ドD2やD3を増やさないで選択的供給が可能である。
こ)で、第1図の2組で2個の駆動コイルの選択的駆動
を行う従来の場合と第3図を比較すると、第3図では安
価なダイオードが2個増え、代物こ高価な第2スイッチ
の2個が節約される。駆動コイルが4個とか8個とかに
増加するほど従来の場合と本発明との装置コストの差は
一段と顕著になる。高価な第2スイッチが常に2個です
むために、本発明が面内磁界駆動装置の1駆動コイル当
りのコストを大中に切り下げることができる事は当然で
ある。以上にのべたように、本発明によれば、従来の面
内磁界駆動装置のコストや部品数が駆動コイルの選択駆
動方式を適用しても低減できない欠陥を容易に解決でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の面内磁界駆動装置を示す回路図、第2図
は第1図の各部での動作波形を示す図、第3図は本発明
の一実施例を示す回路図である。 11,30,31は駆動コイル、12は左端子、13は
右端子、14,34は電源端子(第1電源)、15,3
5はグランド端子(第2電源)、S2,S4,Sa,S
4,,S22,S42は第1スイッチ、S,,S3は第
2スイッチ、D,〜D4はダイオード、21はスイッチ
S,およびS4のオンになるタイミング、23は駆動コ
イル11に流れる三角波電流(lc)の波形、24は左
端子12の電圧(V,2)の波形、26は右端子13の
電圧(V,2)の波形、25は右端子13の電圧(V,
3)の波形、26は時間(t)の目盛、32と33は電
圧共通線、D,.,D3,,D,2,D32,D2,D
3はクランプ用ダイオード、D5・,D52,D6,,
D解はまわり込み防止用ダイオードである。 オー図 が2図 オ3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気バブルへ面内磁界を与える複数個の駆動コイル
    と、これら駆動コイルの各端子から第1電源に接続され
    る第1のダイオードと、前記各端子と第2電源間に接続
    される第1スイツチと、第1端子が前記第1電源に接続
    され、前記駆動コイルの複数個に共通な2個の第2スイ
    ツチと、前記第2スイツチの各第2端子から前記駆動コ
    イルの各端子に接続される第2のダイオードと、前記第
    2電源から前記第2スイツチの前記各第2端子へ接続さ
    れる、前記駆動コイルの複数個に共通な第3のダイオー
    ドとを含んでなることを特徴とする面内磁界駆動装置。
JP2895978A 1978-03-13 1978-03-13 面内磁界駆動装置 Expired JPS6032909B2 (ja)

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JPS54133036A JPS54133036A (en) 1979-10-16
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079407U (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 株式会社ヨシダ 歯科用根管治療器具
KR200486156Y1 (ko) * 2016-12-14 2018-04-09 신대철 연마 휠

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079407U (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 株式会社ヨシダ 歯科用根管治療器具
KR200486156Y1 (ko) * 2016-12-14 2018-04-09 신대철 연마 휠

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