JPS603289Y2 - 内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置 - Google Patents
内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置Info
- Publication number
- JPS603289Y2 JPS603289Y2 JP16498379U JP16498379U JPS603289Y2 JP S603289 Y2 JPS603289 Y2 JP S603289Y2 JP 16498379 U JP16498379 U JP 16498379U JP 16498379 U JP16498379 U JP 16498379U JP S603289 Y2 JPS603289 Y2 JP S603289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion engine
- internal combustion
- pump body
- oil pump
- drive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は吐出圧に応じて継手効率を可変する流体継手
をポンプ本体と駆動系の間に設けた内燃機関におけるオ
イルポンプの駆動装置に関する。
をポンプ本体と駆動系の間に設けた内燃機関におけるオ
イルポンプの駆動装置に関する。
従来内燃機関に設けられたオイルポンプは歯車などの駆
動系を介して内燃機関と連動されていて、内燃機関の回
転速度と一定の割合で追従するように回転するようにな
っている。
動系を介して内燃機関と連動されていて、内燃機関の回
転速度と一定の割合で追従するように回転するようにな
っている。
このため内燃機関が高速回転になるとオイルポンプから
は必要以上の油が吐出されるため、従来ではこの余剰と
なった油を調圧弁を介してタンクなどヘリリーフしてお
り、動力が無駄に消費されていた。
は必要以上の油が吐出されるため、従来ではこの余剰と
なった油を調圧弁を介してタンクなどヘリリーフしてお
り、動力が無駄に消費されていた。
この考案はかかる不具合を改善する目的でなされたもの
で、ポンプ本体と駆動系の間に、ポンプ吐出圧に応じて
継手効率を可変する流体継手を設けて、内燃機関の動力
が無駄に消費されないようにした内燃機関におけるオイ
ルポンプの駆動装置を提供しようとするものである。
で、ポンプ本体と駆動系の間に、ポンプ吐出圧に応じて
継手効率を可変する流体継手を設けて、内燃機関の動力
が無駄に消費されないようにした内燃機関におけるオイ
ルポンプの駆動装置を提供しようとするものである。
以下この考案を図示の一実施例について詳述する。
図において１は図示しない内燃機関により駆動されるオ
イルポンプ本体で、ケース１ａ内に互に噛合する一対の
ギヤ２及び３が収容されており、一方のギヤ２の軸２ａ
の一端はケース１ａより突出されていて、流体継手４の
一方のディスク５に接続されている。
イルポンプ本体で、ケース１ａ内に互に噛合する一対の
ギヤ２及び３が収容されており、一方のギヤ２の軸２ａ
の一端はケース１ａより突出されていて、流体継手４の
一方のディスク５に接続されている。
流体継手４は上記ポンプ本体１のケース１ａに併設され
た継手ケース４ａを有しており、この継手ケース４ａ内
に上記ディスク５と、このディスク５に近接して別のデ
ィスク６が収容されている共に、ディスク６の背面に突
出された軸６ａは継手ケース４ａの外方へ突出されてい
て、先端部がギヤなどの駆動系７を介して内燃機関に連
動されている。
た継手ケース４ａを有しており、この継手ケース４ａ内
に上記ディスク５と、このディスク５に近接して別のデ
ィスク６が収容されている共に、ディスク６の背面に突
出された軸６ａは継手ケース４ａの外方へ突出されてい
て、先端部がギヤなどの駆動系７を介して内燃機関に連
動されている。
また上記各ディスク５及び６の互に対向する面には環状
に凹ｉ５ａ。
に凹ｉ５ａ。
６ｂが形成されていて、一方の凹溝５ａは通路５ｂを介
してディスク５後側の高圧室８に連通されていると共に
、各ディスク５，６間は凹Ｒ５ａ。
してディスク５後側の高圧室８に連通されていると共に
、各ディスク５，６間は凹Ｒ５ａ。
６ｂより中心側において通路６ｃによりディスク６後側
の低圧室９と連通されている。
の低圧室９と連通されている。
一方上記継手ケース４ａ内の高圧室８及び低圧室９は管
路１０及び１１により分配弁１２のポート１２１及び１
２□に連通されている。
路１０及び１１により分配弁１２のポート１２１及び１
２□に連通されている。
分配弁１２は弁本体１２ａ内にばね１３により圧力室１
２ｂ側へ付勢された弁体１２ｃが収容されており、この
弁体１２ｃの周面にはポート１２□に連通する凹溝１２
ｄが形成されている。
２ｂ側へ付勢された弁体１２ｃが収容されており、この
弁体１２ｃの周面にはポート１２□に連通する凹溝１２
ｄが形成されている。
またばね室１２ｅ内と圧力室１２ｂ内はキリ孔１２ｆに
より連通されていると共に、圧力室１２ｂ及び上記凹溝
１２ｄに連通するポート１２３にはポンプ本体１より吐
出された吐出圧が管路１４及び１５を介して導入されて
いる。
より連通されていると共に、圧力室１２ｂ及び上記凹溝
１２ｄに連通するポート１２３にはポンプ本体１より吐
出された吐出圧が管路１４及び１５を介して導入されて
いる。
しかして、内燃機関の回転速度が遅い場合は、ポンプ本
体１の吐出圧も低いため、分配弁１２内の弁体１２ｃは
ばね１３の作用により図の位置で停止し、これにより、
吐出圧の一部はポート１２２及び管路１１を介して流体
継手４の低圧室９へ流入し、ディスク６をディスク５へ
圧接させる。
体１の吐出圧も低いため、分配弁１２内の弁体１２ｃは
ばね１３の作用により図の位置で停止し、これにより、
吐出圧の一部はポート１２２及び管路１１を介して流体
継手４の低圧室９へ流入し、ディスク６をディスク５へ
圧接させる。
従って内燃機関の動力は駆動系７及び流体継手４を介し
てポンプ本体１へと伝えられるため、ポンプ本体１は内
燃機関の回転に追従して回転される。
てポンプ本体１へと伝えられるため、ポンプ本体１は内
燃機関の回転に追従して回転される。
また内燃機関が高速になると、ポンプ本体１の吐出圧も
高圧となり、一部は調圧弁１２の圧力室１２ｂに導入さ
れて、弁体１２ｃをばね１３に抗して押圧する。
高圧となり、一部は調圧弁１２の圧力室１２ｂに導入さ
れて、弁体１２ｃをばね１３に抗して押圧する。
これにより、ポート１２１は開、ポート１２□は閉とな
って吐出圧の一部が流体継手４の高圧室８へと流入し、
この圧力は通路５ｂより各ディスク５，６間に流入して
、吐出圧に応じて各ディスク５，６間に隙間が生じる。
って吐出圧の一部が流体継手４の高圧室８へと流入し、
この圧力は通路５ｂより各ディスク５，６間に流入して
、吐出圧に応じて各ディスク５，６間に隙間が生じる。
従って各ディスク５，６間は流体継手と作用し、これら
ディスク５，６間の間隙に応じて内燃機関の回転をポン
プ本体１側へ伝えるようになると共に、ポンプ本体１の
吐出圧が予め設定した値を越えると、内燃機関の回転速
度が上ってもポンプ本体１の回転速度は上らなくなり、
従って吐出量は一定になると同時に、動力の無駄な消費
もなくなる。
ディスク５，６間の間隙に応じて内燃機関の回転をポン
プ本体１側へ伝えるようになると共に、ポンプ本体１の
吐出圧が予め設定した値を越えると、内燃機関の回転速
度が上ってもポンプ本体１の回転速度は上らなくなり、
従って吐出量は一定になると同時に、動力の無駄な消費
もなくなる。
なおポンプ本体１を駆動するのに必要な回転は、ディス
ク５，６に形成した凹溝５ａ、６ｂや通路５ｂ、６ｃの
寸法及び数、または分配弁１２に設けたばね１３のばね
常数などを調整することにより自由に設定できるもので
ある。
ク５，６に形成した凹溝５ａ、６ｂや通路５ｂ、６ｃの
寸法及び数、または分配弁１２に設けたばね１３のばね
常数などを調整することにより自由に設定できるもので
ある。
この考案は以上詳述したように、ポンプ本体と駆動系の
間に、ポンプ本体の吐出圧に応じて継手効率を可変する
流体継手を設けたことから、ポンプ本体の吐出圧が必要
以上に高くなることがなく、これによって動力損失の低
減が図れるようになる。
間に、ポンプ本体の吐出圧に応じて継手効率を可変する
流体継手を設けたことから、ポンプ本体の吐出圧が必要
以上に高くなることがなく、これによって動力損失の低
減が図れるようになる。
図面はこの考案の一実施例を示す断面図である。
１はポンプ本体、４は流体継手、７は駆動系。
Claims (1)
- 駆動系７を介して内燃機関により駆動されるオイルポン
プ本体１の上記駆動系７とポンプ本体１の間に、ポンプ
本体１の吐出圧に応じて継手効率を可変する流体継手４
を設けてなる内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16498379U JPS603289Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16498379U JPS603289Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5683613U JPS5683613U (ja) | 1981-07-06 |
| JPS603289Y2 true JPS603289Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29675909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16498379U Expired JPS603289Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603289Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322498Y2 (ja) * | 1985-01-29 | 1991-05-16 |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP16498379U patent/JPS603289Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5683613U (ja) | 1981-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2758548A (en) | Rotary fluid displacement device and mechanism therefor | |
| JP2006511749A (ja) | クランクシャフトに対するカムシャフトの回転角をハイドロリック式に調節するための装置と、サーボ消費器、特に制動力倍力装置のための真空ポンプとを備えた内燃機関 | |
| US2639694A (en) | Gear motor or pump | |
| US5931126A (en) | Valve timing control device | |
| JPS603289Y2 (ja) | 内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置 | |
| US6116859A (en) | Pressure operated by-pass valve disposed in the cover of a feed pump for reverse flow | |
| CN211924608U (zh) | 二进二出式流量控制阀 | |
| JPH0623752Y2 (ja) | ベーンポンプ | |
| US20020050435A1 (en) | Fluid clutch | |
| JPH0245513Y2 (ja) | ||
| JPS61125966A (ja) | ベ−ンポンプの容量切替装置 | |
| JPH02138524A (ja) | ４輪駆動用駆動連結装置 | |
| JPS6144033Y2 (ja) | ||
| JPS6339167Y2 (ja) | ||
| JP4041203B2 (ja) | 可逆転オイルポンプ | |
| JPS6015020Y2 (ja) | 伝動装置 | |
| JPH03327A (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH085389Y2 (ja) | 駆動連結装置 | |
| JP2665780B2 (ja) | ４輪駆動用駆動連結装置 | |
| JPS5851019U (ja) | 自動車用フアンカツプリング | |
| JPS6457427U (ja) | ||
| JPS6125228U (ja) | 四輪駆動車用駆動力伝達装置 | |
| JPH0214558B2 (ja) | ||
| JPS6323125U (ja) | ||
| JPH0246122U (ja) |