JPH03327A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

Info

Publication number
JPH03327A
JPH03327A JP13365989A JP13365989A JPH03327A JP H03327 A JPH03327 A JP H03327A JP 13365989 A JP13365989 A JP 13365989A JP 13365989 A JP13365989 A JP 13365989A JP H03327 A JPH03327 A JP H03327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
rotor
suction valve
chamber
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13365989A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Hideaki Ina
伊奈 秀明
Masahiro Takada
雅弘 高田
Hisashi Izumi
泉 寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Technica Inc
Original Assignee
Fuji Technica Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Technica Inc filed Critical Fuji Technica Inc
Priority to JP13365989A priority Critical patent/JPH03327A/ja
Publication of JPH03327A publication Critical patent/JPH03327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関する。
[従来の技術] 本出願人は、特願平1−7967号でアキシャルプラン
ジャー型油圧式動力伝達継手を、また実願平1ー426
1号で弁構造に特徴をもつアキシャルプランジャー型油
圧式動力伝達継手をそれぞれ提案している。
前者の油圧式動力伝達継手は、相対回転可能な入出力軸
間に設けられ、前記両軸の回転速度差に応じた量の流体
を流動させる流量発生手段と、前記流体の流動抵抗を発
生する手段を備え、前記流体の流動抵抗により前記入出
力軸間の伝達トルクが制御されるトルク伝達継手におい
て、内側面にカム面を形成したカムハウジングと、該カ
ムハウジング内に回転自在に収納され軸方向に複数個の
プランジャー室を形成したロータと、プランジャー室内
にリターンスプリングにより収納され軸方向に往復動す
る複数個のプランジャーと、前記プランジャー室と吐出
弁を介装した吐出路を介して連通ずる主通路と、該主通
路と前記プランジャー室とを吸入弁を介装した吸入路と
を連通させるために前記ロータの外径部に設けたオイル
循環溝と、前記主通路内に設けられ所定の吐出圧で移動
するとともに所定の温度で変形する感温変形部材により
押圧されて移動するオリフィスを有するオリフィスバル
ブと、該オリフィスバルブが移動したとき前記オリフィ
スを閉止するニードルバルブと、前記主通路からオイル
を排油するために前記ロータに設けられた閉止弁と、前
記カムハウジングに設けられオイルを注油するための閉
止弁と、前記カムハウジングに設けられオイルを排油す
るための閉止弁と、を備えている。
また、後者の油圧式動力伝達継手は、相対回転可能な入
出力軸間に設けられ、前記両軸の回転速度差に応じた量
の流体を流動させる流量発生手段と、 前記流体の流動抵抗を発生する手段を備え、前記流体の
流動抵抗により前記入出力軸間の伝達トルクが制御され
るトルク伝達継手において、流体の吸入路に介装される
吸入弁をフローティングプレートと、通路を形成したプ
ラグとで構成したものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような油圧式動力伝達継手にあって
は、充分な量の作動油を吸入するために、吸入抵抗を減
らそうとすると、吸入弁の直径が大きくなり、特に小型
の継手ではプランジャー室の直径に近いものになり、こ
のような場合には吐出弁と吸入弁をプランジャー室の底
部に設置することが困難となり、結局、吸入弁を大型化
することができないという問題点があった。
また、小型の継手では、プランジャー用のリターンスプ
リングをプランジャー内の収納孔に収納するのが困難と
なり、プランジャー室の内径いっばいに収納する構造と
する必要があり、プランジャー室が長くなる。このため
に、プランジャー室の底部の吸入弁に対して、第3図〜
第5図に示すように、吸入弁31を保持するプラグ32
をスナップリング33で固定、または圧入でプラグ32
を固定する構造とすると、加工精度の確保が困難となる
ばかりではなく、プラグ及びプランジャー室の加工作業
も困難となり、コスト高になるという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、大径の吸入弁を用いることができ、かつ吸
入弁保持用のプラグの加工精度を下げて安価な加工方法
を用いることができる油圧式動力伝達継手を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、相対回転可能な
入出力軸間に設けられ、前記両軸の回転速度差に応じた
量の流体を流動させる流量発生手段と、 前記流体の流動抵抗を発生する手段を備え、前記流体の
流動抵抗により前記入出力軸間の伝達トルクが制御され
るトルク伝達継手において、内側面にカム面を形成した
カムハウジングと、該カムハウジング内に回転自在に収
納され軸方向にプランジャーを収納するプランジャー室
を形成したロータと、 前記プランジャー室と同軸上でかつ底部に設けられた吸
入弁と、該プランジャー室の側壁から口−タの中心に向
かって形成された吐出路に設けられた吐出弁と、を備え
たものである。
また、本発明は、前記吸入弁を保持するプラグを前記プ
ランジャー用リターンスプリングで保持するようにした
ものである。
[作用] 本発明においては、プランジャー室と同軸上でかつ底部
に吸入弁を設け、プランジャー室側壁からロータの中心
に向って形成された吐出路に吐出弁を設けるようにした
ため、吸入弁を大径化することができ、充分な量の作動
油を吸入することができる。
また、吸入弁を保持するプラグをプランジャーのリター
ンスプリングで保持するようにしたため、プラグ及びプ
ランジャー室の加工精度を上げる必要がなく、コストを
低減することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図である
まず、構成を説明すると、第1図および第2図において
、1は内側面にカム面IAを形成したカムハウジングで
あり、カムハウジング1は入力軸または出力軸に連結さ
れ、入力軸または出力軸と一体で回転する。
2はカムハウジング1内に回転自在に収納されたロータ
であり、ロータ2は出力軸または入力軸に連結され、出
力軸または入力軸と一体で回転する。なお、3はカムハ
ウジング1とロータ2との間に介装されたオイルシール
である。
ロータ2には、軸方向に複数個のプランジャー室4が形
成され、プランジャー室4内には複数個のプランジャー
5がリターンスプリング8Bを介して摺動自在に収納さ
れている。
6はプランジャー室4に連通する吸入路であり、吸入路
6には吸入弁7が介装されている。すなわち、吸入弁7
はプランジャー室4と同軸上でかつ底部に設けられてい
る。8Aは吸入弁7を保持するリターンスプリングであ
り、このリターンスプリング8Aを保持するプラグ9は
前記プランジャー5のリターンスプリング8Bにより保
持されている。
10はプランジャー室4の側壁に開口し、ロータ2の中
心に向かって形成された吐出路であり、吐出路10には
吐出弁11がリターンスプリング12を介して介装され
ている。
また、ロータ2の中心部には主通路13が形成されてお
り、主通路13とプランジャー室4とは吐出路10を介
して連通している。主通路13内にはスプリング14を
介してニードルバルブ15が移動可能に収納され、また
ニードルバルブ15により主通路13の一方側には高圧
室16と他方側には低圧室17がそれぞれ画成されてい
る。
ニードルバルブ15は、吐出圧が所定値に達したとき、
図中右方向に移動し、オリフィス18を閉止するように
なっている。
また、ロータ2の外径部のプランジャー5の中間位置に
は流体循環溝19が形成され(第2図、参照)、この流
体循環溝19を介して低圧室17と吸入路6が連通し、
吸入路6は吸入弁7を介してプランジャー室4に連通し
ている。したがって、流体はロータ2の外径側を循環す
るようになっている。
20はピストン、21は保持部材であり、ピストン20
と保持部材21の間はリターンスプリング22が介装さ
れている。
23はカムハウジング1に設けられた流体を注油するた
めの閉止弁、24はロータ2に設けられた流体を排油す
るための閉止弁である。なお、25はオイルシール、2
6はストップリング、27はスラストワッシャ、28.
29は入出力軸の取付孔である。
次に作用を説明する。
本実施例においては、プランジャー室4と同軸上でかつ
底部に吸入弁7を設け、プランジャー室4の側壁に開口
し、ロータ2の中心に向って形成された吐出路10に吐
出弁11を設けたため、小型の継手においても吸入弁7
を大径化することができる。その結果、充分な量の作動
油を吸入することが可能となる。
また、吸入弁7のリターンスプリング8Aを保持するプ
ラグ9をプランジャー5のリターンスプリング8Bで保
持するようにしたため、プラグ9及びプランジャー室4
の加工精度を下げることができ安価な加工方法を用いる
ことができる。また、組立も簡単でコストを低減するこ
とができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、吸入弁をプ
ランジャー室の底部に配置し、吐出弁をプランジャー室
の側面からロータの中心に向けて配置するようにしたた
め、吸入弁を大径化することができ、充分な作動油を吸
入することができる。
また、吸入弁を保持するプラグをプランジャーのリター
ンスプリングで保持するようにしたため、プラグ及びプ
ランジャー室のの加工精度を上げる必要がなく、コスト
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は他の
断面図、 第3図〜第5図は問題点を説明するための各説明図であ
る。 図中、 1・・・カムハウジング、 IA・・・カム面、 2・・・ロータ、 3・・・オイルシール、 4・・・プランジャー室、 5・・・プランジャー 6・・・吸入路、 7・・・吸入弁、 8A、8B・・・リターンスプリング、9・・・プラグ
、 10・・・吐出路、 11・・・吐出弁、 12・・・リターンスプリング、 13・・・主通路、 14・・・リターンスプリング、 15・・・ニードルバルブ、 16・・・高圧室、 17・・・低圧室、 18・・・オリフィス、 19・・・流体循環溝、 20・・・ピストン、 21・・・保持部材、 22・・・リターンスプリング、 3.24・・・閉止弁、 5・・・オイルシール、 6・・・ストップリング、 7・・・スラストワッシャ、 8.29・・・取付孔。 特許出願人 株式会社富士鉄工所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記両軸
    の回転速度差に応じた量の流体を流動させる流量発生手
    段と、 前記流体の流動抵抗を発生する手段を備え、前記流体の
    流動抵抗により前記入出力軸間の伝達トルクが制御され
    るトルク伝達継手において、内側面にカム面を形成した
    カムハウジングと、該カムハウジング内に回転自在に収
    納され軸方向にプランジャーを収納するプランジャー室
    を形成したロータと、 前記プランジャー室と同軸上でかつ底部に設けられた吸
    入弁と、該プランジャー室の側壁からロータの中心に向
    かって形成された吐出路に設けられた吐出弁と、を備え
    たことを特徴とする油圧式動力伝達継手。
  2. (2)前記吸入弁を保持するプラグを前記プランジャー
    用リターンスプリングで保持するようにしたことを特徴
    とする前記請求項1記載の油圧式動力伝達継手。
JP13365989A 1989-05-26 1989-05-26 油圧式動力伝達継手 Pending JPH03327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13365989A JPH03327A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 油圧式動力伝達継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13365989A JPH03327A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 油圧式動力伝達継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03327A true JPH03327A (ja) 1991-01-07

Family

ID=15109939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13365989A Pending JPH03327A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 油圧式動力伝達継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03327A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11054836B2 (en) 2017-09-25 2021-07-06 Shenzhen Rock Times Technology Co., Ltd. Autonomous mobile robot, method for docking an autonomous mobile robot, control device and smart cleaning system
US11347230B2 (en) 2017-09-25 2022-05-31 Shenzhen Rock Times Technology Co., Ltd. Autonomous mobile robot, method for docking autonomous mobile robot, control device and smart cleaning system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11054836B2 (en) 2017-09-25 2021-07-06 Shenzhen Rock Times Technology Co., Ltd. Autonomous mobile robot, method for docking an autonomous mobile robot, control device and smart cleaning system
US11347230B2 (en) 2017-09-25 2022-05-31 Shenzhen Rock Times Technology Co., Ltd. Autonomous mobile robot, method for docking autonomous mobile robot, control device and smart cleaning system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6648611B2 (en) Gerotor pump having an eccentric ring housing with an integral pressure chamber
JP4212065B2 (ja) 1:1比率のロックアップクラッチを備える連続可変油圧トランスミッション
US4494943A (en) Power transmission device for vehicles
JPH03327A (ja) 油圧式動力伝達継手
US3716995A (en) Hydrodynamic transmission
US3768516A (en) Rotary control valve
US5013220A (en) Oil pump having regulator valve isolated from dynamic pressure of pumped oil
JP2701288B2 (ja) ギヤポンプ
US3420182A (en) Fluid operated pumping component for engines and motor driven apparatus
JP3215404B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JPH071534Y2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JPH08159237A (ja) 回転斜板式アキシャルピストンポンプ、及びそのポンプを使用した四輪駆動車
JPH03239824A (ja) 油圧式動力伝達継手
JP3725597B2 (ja) ベーンポンプの流量制御弁
JP2732537B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
US2453981A (en) Hydraulic clutch
JP2579032Y2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JPS603289Y2 (ja) 内燃機関におけるオイルポンプの駆動装置
JP2523749Y2 (ja) 4輪駆動用駆動連結装置
JPH0394433U (ja)
JPH03332U (ja)
JP2513152Y2 (ja) ミストポンプ装置
JPH0341230A (ja) 油圧式動力伝達継手
JP2989468B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JPH03329A (ja) 油圧式動力伝達継手