JPS6032864A - 剥離性保護被膜組成物 - Google Patents
剥離性保護被膜組成物Info
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- JPS6032864A JPS6032864A JP14117483A JP14117483A JPS6032864A JP S6032864 A JPS6032864 A JP S6032864A JP 14117483 A JP14117483 A JP 14117483A JP 14117483 A JP14117483 A JP 14117483A JP S6032864 A JPS6032864 A JP S6032864A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、機械部品や化粧合板等の物品表面に塗布後1
加熱乾燥して該物品表面上に被膜を形成せしめ、該物品
表面を傷や汚れから保護する剥離性保護被膜組成物に関
する。
加熱乾燥して該物品表面上に被膜を形成せしめ、該物品
表面を傷や汚れから保護する剥離性保護被膜組成物に関
する。
剥離性保護被膜組成物は、物品表面に生じる傷や汚れな
どを防止する目的から、被膜としだ時の強靭性にすぐれ
、耐候性や耐汚染性などの耐久性が良好であることが要
求される。また、一方、被膜が著しく汚損したり表面を
保護する必要がなくなった時には、物体表面から容易に
剥離できるという良好な剥離性を備えていることが必要
とされる。
どを防止する目的から、被膜としだ時の強靭性にすぐれ
、耐候性や耐汚染性などの耐久性が良好であることが要
求される。また、一方、被膜が著しく汚損したり表面を
保護する必要がなくなった時には、物体表面から容易に
剥離できるという良好な剥離性を備えていることが必要
とされる。
この様な機能をもった従来の剥離性塗料としては、ポリ
塩化ビニルのプラスチゾル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリビニルブチラールの有機溶剤溶液などが知
られている。しかしこれらはいずれもケトン類や塩素化
炭化水素等の強力な溶媒を使用している為、塗装品、合
成樹脂成型品、積層品等の保護すべき物体の表面を侵す
おそれがある。そのため一般に非塗装の金属表面、タイ
ル、ガラス等の無機材料にしか使用出来なかった。
塩化ビニルのプラスチゾル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリビニルブチラールの有機溶剤溶液などが知
られている。しかしこれらはいずれもケトン類や塩素化
炭化水素等の強力な溶媒を使用している為、塗装品、合
成樹脂成型品、積層品等の保護すべき物体の表面を侵す
おそれがある。そのため一般に非塗装の金属表面、タイ
ル、ガラス等の無機材料にしか使用出来なかった。
このような欠点を改善する為、水性エマルションを剥離
性塗料として使用する試みもな式れている。かかる水性
エマルションを用いれば、すでに塗装された物体や合成
樹脂成型品への適用も可能である。ところが、一般に水
性エマルションから形成される被膜は、容易に剥離させ
る目的で剥離性と抗張力を向上式せると成膜性、伸び率
が低下し、また被膜に適度な伸びを与えると高温時には −べたつきが生じてくるという問題があった。
性塗料として使用する試みもな式れている。かかる水性
エマルションを用いれば、すでに塗装された物体や合成
樹脂成型品への適用も可能である。ところが、一般に水
性エマルションから形成される被膜は、容易に剥離させ
る目的で剥離性と抗張力を向上式せると成膜性、伸び率
が低下し、また被膜に適度な伸びを与えると高温時には −べたつきが生じてくるという問題があった。
本発明者らは、この様な従来の剥離性塗料の問題点を改
良すべく鋭意研究を続けた結果、本発明に到達した。
良すべく鋭意研究を続けた結果、本発明に到達した。
従って本発明の目的は、強靭で剥離性、成膜性に優れた
剥離性保護被膜組成物を提供するものである。
剥離性保護被膜組成物を提供するものである。
即ち本発明は、炭素数1〜4個のアルキル基を有スる(
メタ)アクリル酸アルキルエステル(4)50〜97重
量係、水背幅および/まだはエポキシ基含冶不飽和単量
体(B)2〜30重量係、背幅)およびの)成分と共重
合可能な不飽和単量体(C)0〜20重量係並背幅ベン
ゾグアナミン樹脂01〜30重置板(但し、囚、(6)
、(Qおよび0成分の合計は100重量係背幅る。)か
らなる単量体混合物を乳化重合して得られる熱硬化性水
性分散体を主成分とする剥離性保範組成物に関するもの
である。
メタ)アクリル酸アルキルエステル(4)50〜97重
量係、水背幅および/まだはエポキシ基含冶不飽和単量
体(B)2〜30重量係、背幅)およびの)成分と共重
合可能な不飽和単量体(C)0〜20重量係並背幅ベン
ゾグアナミン樹脂01〜30重置板(但し、囚、(6)
、(Qおよび0成分の合計は100重量係背幅る。)か
らなる単量体混合物を乳化重合して得られる熱硬化性水
性分散体を主成分とする剥離性保範組成物に関するもの
である。
本発明1ttCL□いて、炭素数1〜4個のアルキル基
を有する(メタ)アクリル酸アルギルエステル(5)と
しては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタアクリル酸メチ
ル、メタアクリル酸エチル、ツタアクリル酸プロピル、
メタアクリル酸ブチル等を挙けることができる。
を有する(メタ)アクリル酸アルギルエステル(5)と
しては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタアクリル酸メチ
ル、メタアクリル酸エチル、ツタアクリル酸プロピル、
メタアクリル酸ブチル等を挙けることができる。
その使用量は、単量体混合物中で50〜97重景%の重
量の比率である。50重量背幅満では、ベンゾグアナミ
ン樹脂のの溶解性が低下し、重合安定性が不良となる。
量の比率である。50重量背幅満では、ベンゾグアナミ
ン樹脂のの溶解性が低下し、重合安定性が不良となる。
また、97重f手を超える量ではベンゾグアナミン樹脂
0の架橋による特性が充分に発揮できない。
0の架橋による特性が充分に発揮できない。
水酸基および/またはエポキシ基含有不飽和単量体CB
)としては、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸3−ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、メタアクリル酸3−ヒドロキシプロピル
、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタ
アクリルアミド、アクリル酸グリシジル、メタアクリル
酸グリシジル、アクリルグリシジルエーテル、ポリエチ
レングリコールモノアリルエーテル、ポリエチレングリ
コールモノアクリレート、ポリエチレングリコールモノ
メタアクリレート等が挙げられる。
)としては、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸3−ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、メタアクリル酸3−ヒドロキシプロピル
、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタ
アクリルアミド、アクリル酸グリシジル、メタアクリル
酸グリシジル、アクリルグリシジルエーテル、ポリエチ
レングリコールモノアリルエーテル、ポリエチレングリ
コールモノアクリレート、ポリエチレングリコールモノ
メタアクリレート等が挙げられる。
該単量体の使用量は2〜30重量係の背幅の比率である
。2係未満の場合は、ベンゾグアナミン樹脂◎との架橋
が充分に行われず、強度が低下する。逆に30係を超え
る量では、ベンゾグアナミン樹脂0との混合比率にもよ
るが、硬化物が一般に脆くなったシ耐水性が低下するの
で望ましくない。
。2係未満の場合は、ベンゾグアナミン樹脂◎との架橋
が充分に行われず、強度が低下する。逆に30係を超え
る量では、ベンゾグアナミン樹脂0との混合比率にもよ
るが、硬化物が一般に脆くなったシ耐水性が低下するの
で望ましくない。
炭素数1〜4個のアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸アルキルエステル(5)および水酸基および/または
エポキシ基含有不飽和単量体の)と共重合可能な不飽和
単量体(Qとしては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン等の芳香族ビニル類;アクリロニトリル
、メタアクリロニトリル等の不飽和ニトリル類:酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類:炭素
数5個以上のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル類ニアクリル酸、メタアクリル酸、クロ
トン酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸
類等があげられる。これらの不飽和単量体(Qは、所望
する熱硬化性水性分散体の物性に応じて適宜選択される
ものであp1単量体混合物全量の20重重量板下の量で
使用するものである。
酸アルキルエステル(5)および水酸基および/または
エポキシ基含有不飽和単量体の)と共重合可能な不飽和
単量体(Qとしては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン等の芳香族ビニル類;アクリロニトリル
、メタアクリロニトリル等の不飽和ニトリル類:酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類:炭素
数5個以上のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル類ニアクリル酸、メタアクリル酸、クロ
トン酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸
類等があげられる。これらの不飽和単量体(Qは、所望
する熱硬化性水性分散体の物性に応じて適宜選択される
ものであp1単量体混合物全量の20重重量板下の量で
使用するものである。
ベンゾグアナミン樹脂0としては、特公昭45−731
4号明細書に示す方法によって製造源れる脱水ベンゾグ
アナミン;メチルエーテル化ペンゾグアナミン:プチル
エーテル化ベンゾグアナミン等が挙げられる。該樹脂0
の使用量は1〜30重量係の背幅の比率である。使用量
が1重背幅未満では熱硬化後の架橋効果が明瞭でなく、
30重量背幅超える量ではベンゾグアナミン樹脂0が単
量体混合物中で十分溶解せず、乳化重合時に凝集物が生
成しやすくなる。
4号明細書に示す方法によって製造源れる脱水ベンゾグ
アナミン;メチルエーテル化ペンゾグアナミン:プチル
エーテル化ベンゾグアナミン等が挙げられる。該樹脂0
の使用量は1〜30重量係の背幅の比率である。使用量
が1重背幅未満では熱硬化後の架橋効果が明瞭でなく、
30重量背幅超える量ではベンゾグアナミン樹脂0が単
量体混合物中で十分溶解せず、乳化重合時に凝集物が生
成しやすくなる。
本発明の剥離性保護被膜組成物の主成分である熱硬化性
水性分散体は、従来公知の乳化重合法によって製造でき
る。
水性分散体は、従来公知の乳化重合法によって製造でき
る。
乳化重合に際して用いられる乳化剤としては、例えば、
ラウリル硫酸ソーダ、ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、アルキルアリルポリエーテル硫酸塩等の陰イオン性
乳化剤、あるいはポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、オキシエチレン−オキシプロピレン共重合体等
の非イオン性乳化剤等の当業界で通常用いられる乳化剤
の1種又は2種以上を適宜選択して使用することができ
る。
ラウリル硫酸ソーダ、ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、アルキルアリルポリエーテル硫酸塩等の陰イオン性
乳化剤、あるいはポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、オキシエチレン−オキシプロピレン共重合体等
の非イオン性乳化剤等の当業界で通常用いられる乳化剤
の1種又は2種以上を適宜選択して使用することができ
る。
重合開始剤としては、乳化重合に通常用いられる重合開
始剤を用いることができる。このような重合開始剤とし
ては、例えば過酸化水素や過硫酸アンモニウム、過硫酸
カリウム等の過像酸塩類等のラジカル発生剤、あるいは
これらのラジカル発生剤とアスコルビ閣酸、亜(iii
i1g塩類、スルホキシ乳化重合の際の反応温度は、0
〜90℃の範囲で、使用する重合開始剤の種類に応じて
任意に選択できる。
始剤を用いることができる。このような重合開始剤とし
ては、例えば過酸化水素や過硫酸アンモニウム、過硫酸
カリウム等の過像酸塩類等のラジカル発生剤、あるいは
これらのラジカル発生剤とアスコルビ閣酸、亜(iii
i1g塩類、スルホキシ乳化重合の際の反応温度は、0
〜90℃の範囲で、使用する重合開始剤の種類に応じて
任意に選択できる。
本発明の剥離性保護被膜組成物は、このようにして得ら
れた熱硬化性水性分散体を主成分とし、これに必要に応
じて造膜助剤、増粘剤、消泡剤、剥離性調節剤等公知の
各種添加剤を配合してなるものである。もちろん、上記
熱硬化性水性分散体単独を剥離性保護被膜組成物として
用いることもできる。
れた熱硬化性水性分散体を主成分とし、これに必要に応
じて造膜助剤、増粘剤、消泡剤、剥離性調節剤等公知の
各種添加剤を配合してなるものである。もちろん、上記
熱硬化性水性分散体単独を剥離性保護被膜組成物として
用いることもできる。
造膜助剤としては、エチレングリコール、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル等が挙げられる。
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル等が挙げられる。
増粘剤としては、ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース類や、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソ
ーダ等が挙げられる。消泡剤としては、サンノプコ社製
ノプコ8o34、丸善薬品社製アンチックスL−soo
等があげられる。剥離性調節剤としては、日本ユニカー
社製Forrnast145、東芝シリコーン社製5l
−1−31、東邦化学社製E−4B等が挙げられる。
ロース類や、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソ
ーダ等が挙げられる。消泡剤としては、サンノプコ社製
ノプコ8o34、丸善薬品社製アンチックスL−soo
等があげられる。剥離性調節剤としては、日本ユニカー
社製Forrnast145、東芝シリコーン社製5l
−1−31、東邦化学社製E−4B等が挙げられる。
前記熱硬化性水性分散体Qてこれら各種添加剤を配合す
るには、通常公知の混合方法によることができる。
るには、通常公知の混合方法によることができる。
このようにして?4)られた本発すJの剥離性保護被膜
組成物から得られる被膜は、従来の水性エマルション力
・ら形成される被膜と比較して、強度が高くしかも容易
に剥離できる。不発ツ]の剥離性保護被膜組成物がこの
ように優れた特長を発揮する理由については未だ定かで
はないが、次の様に考えられる。即ち、従来のアクリル
系乳化重合物を主成分とする剥離性保護被膜組成物は、
硬度を高くした場合には剥離性保護被膜組成物として必
要な柔軟性が低下する傾向かを】つたが、本発明の熱硬
化性水性分散体を主成分とする剥崗[(性保版被膜組成
物は、ベンゾグアナミン樹脂が粒子内に相溶して存在す
るため均一に架橋が起こシ、そのために比較的低温でも
硬化して強度と伸びが置方とも高くなり優れた性能を発
揮すると考えられる。しかし・この理由だけで本発明が
何ら制限を受けるものではない。
組成物から得られる被膜は、従来の水性エマルション力
・ら形成される被膜と比較して、強度が高くしかも容易
に剥離できる。不発ツ]の剥離性保護被膜組成物がこの
ように優れた特長を発揮する理由については未だ定かで
はないが、次の様に考えられる。即ち、従来のアクリル
系乳化重合物を主成分とする剥離性保護被膜組成物は、
硬度を高くした場合には剥離性保護被膜組成物として必
要な柔軟性が低下する傾向かを】つたが、本発明の熱硬
化性水性分散体を主成分とする剥崗[(性保版被膜組成
物は、ベンゾグアナミン樹脂が粒子内に相溶して存在す
るため均一に架橋が起こシ、そのために比較的低温でも
硬化して強度と伸びが置方とも高くなり優れた性能を発
揮すると考えられる。しかし・この理由だけで本発明が
何ら制限を受けるものではない。
」ン、下、本発明を実施例により説明する。しかし、勿
論本発明がこれらの実施例により限定されるものではな
い。尚、実施例及び比較例中の部Fi、 M 置部を、
係は重量%を示すものとする。
論本発明がこれらの実施例により限定されるものではな
い。尚、実施例及び比較例中の部Fi、 M 置部を、
係は重量%を示すものとする。
実施例 1
温度計、撹拌機、滴下ロート、ガス導入管および還流冷
却器を備えたガラス製反応容器に′〕・イテノールN−
08’(第一工業製薬社製、アニオン性界面活性剤)1
0部、過硫酸アンモニウム1.25部及び水244.4
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換した後、湯
浴中で加熱した。液温が60℃に達した後、メタアクリ
ル酸メチル50部、アクリル酸エチル167.5部、メ
タアクリル酸2−ヒドロキシエチル25部、メタアクリ
ル酸7.5および脱水ベンゾグアナミン樹脂(メチロー
ル化ベンゾグアナミンの初期縮合物)(日本触媒化学工
業社製)25部から成る単量体混合物と亜研酸水素ナト
リウム2重量%水溶液31.3部とを、それぞれ2時間
にわたって滴下した。滴下終了後、反応液を60℃で2
時間維持した。反応終了後冷却し、固形分49.2係、
P H2,9、粘度59 Cp8の熱硬化性水性分散体
【1)を得た。この熱硬化性水性分散体(11100部
にポリアクリル酸ソーダ2幅水溶液1部および東邦化学
社製E−4B2部を配合して、本発明の剥離性保護被膜
組成物とした。
却器を備えたガラス製反応容器に′〕・イテノールN−
08’(第一工業製薬社製、アニオン性界面活性剤)1
0部、過硫酸アンモニウム1.25部及び水244.4
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換した後、湯
浴中で加熱した。液温が60℃に達した後、メタアクリ
ル酸メチル50部、アクリル酸エチル167.5部、メ
タアクリル酸2−ヒドロキシエチル25部、メタアクリ
ル酸7.5および脱水ベンゾグアナミン樹脂(メチロー
ル化ベンゾグアナミンの初期縮合物)(日本触媒化学工
業社製)25部から成る単量体混合物と亜研酸水素ナト
リウム2重量%水溶液31.3部とを、それぞれ2時間
にわたって滴下した。滴下終了後、反応液を60℃で2
時間維持した。反応終了後冷却し、固形分49.2係、
P H2,9、粘度59 Cp8の熱硬化性水性分散体
【1)を得た。この熱硬化性水性分散体(11100部
にポリアクリル酸ソーダ2幅水溶液1部および東邦化学
社製E−4B2部を配合して、本発明の剥離性保護被膜
組成物とした。
この組成物をメラミン化粧合板に200ミクロンの厚み
に塗布し、110℃で5分間加熱乾燥し、保護被膜を作
成した。
に塗布し、110℃で5分間加熱乾燥し、保護被膜を作
成した。
この被膜は透明で、耐ブロッキング性が良好であった。
また、被膜の伸びは560係、抗張力は130 Kq/
cm’であった。この被膜を端面から剥離したところ、
膜切れを起こすことなく容易に剥離することができた。
cm’であった。この被膜を端面から剥離したところ、
膜切れを起こすことなく容易に剥離することができた。
比較例 1
実施例1で、単量体混合物として脱水ベンゾグアナミン
樹脂を使用せず他の単量体は同じ比率で使用した単量体
混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、固形分5
0.1%、P Ha、l、粘度210 Cpsの比較水
性分散体(1)を得だ。この比較水性分散体(1)を用
い、実施例1と同様の配合で剥離性組成物を調製し、保
護被膜を作成した。
樹脂を使用せず他の単量体は同じ比率で使用した単量体
混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、固形分5
0.1%、P Ha、l、粘度210 Cpsの比較水
性分散体(1)を得だ。この比較水性分散体(1)を用
い、実施例1と同様の配合で剥離性組成物を調製し、保
護被膜を作成した。
被膜は透明であるが、ブロッキングが起り、汚れやすい
傾向があった。捷だ、被膜の伸びは920係、強度は4
2 、11<q/1yrt’で、端面から剥離したとこ
ろ膜切れが起こり、剥1?ffl性は不良であった。
傾向があった。捷だ、被膜の伸びは920係、強度は4
2 、11<q/1yrt’で、端面から剥離したとこ
ろ膜切れが起こり、剥1?ffl性は不良であった。
比較例 2
実施例1で、単量体混合物としてメタアクリル酸メチル
72.5部、アクリル酸エチル167.5部、メタアク
リル酌2−ヒドロキシエチル2.5部、メタアクリル酸
7.5部および脱水ベンゾグアナミン樹脂25部からな
る単量体混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、
固形分50.01・、PH2,9、粘度55 Cpsの
比較水性分散体(2)を得た。
72.5部、アクリル酸エチル167.5部、メタアク
リル酌2−ヒドロキシエチル2.5部、メタアクリル酸
7.5部および脱水ベンゾグアナミン樹脂25部からな
る単量体混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、
固形分50.01・、PH2,9、粘度55 Cpsの
比較水性分散体(2)を得た。
この比較水性分散体f21を用い、実施例1と同様の配
合で剥離性組成物を調製し、保護被膜を作成した。
合で剥離性組成物を調製し、保護被膜を作成した。
被膜は透明で、ブロッキングが起シやすい傾向があった
。被膜の伸びは880 qb、強度は83.0h/cm
’で、端面から剥離したところ膜切れが起こりやすく
、剥離性はやや不良であった。
。被膜の伸びは880 qb、強度は83.0h/cm
’で、端面から剥離したところ膜切れが起こりやすく
、剥離性はやや不良であった。
実施例 2
実施例1で、単量体混合物としてメタアクリル酸メチル
130部、アクリル酸ブチル87.5部、メタアクリル
酸2−ヒドロキシエチル25部、メタアクリル酸7.5
部および脱水ベンゾグアナミン樹脂12.5部からなる
単量体混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、熱
硬化性分散体(2)を得た。この熱硬化性水性分散体+
21100部にヒドロキシエチルセルロース2憾水溶液
2部およびジエチレングリコールモノエチルエーテル5
部fil!e合して剥離性保護被膜組成物とした。こ
の組成物をアルミ板に100ミクロンの厚みに塗布し、
110℃で5分間加熱乾燥し、保護被膜を作成した。
130部、アクリル酸ブチル87.5部、メタアクリル
酸2−ヒドロキシエチル25部、メタアクリル酸7.5
部および脱水ベンゾグアナミン樹脂12.5部からなる
単量体混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、熱
硬化性分散体(2)を得た。この熱硬化性水性分散体+
21100部にヒドロキシエチルセルロース2憾水溶液
2部およびジエチレングリコールモノエチルエーテル5
部fil!e合して剥離性保護被膜組成物とした。こ
の組成物をアルミ板に100ミクロンの厚みに塗布し、
110℃で5分間加熱乾燥し、保護被膜を作成した。
仁の被膜tま透明で、アルミ板への傷、汚れの付着を防
止できた。また、被膜の伸びは350%、抗張力は15
0 ):z/ci’であった。この被膜を端面かも剥離
したところ、容易に連続被膜として剥離することができ
た。
止できた。また、被膜の伸びは350%、抗張力は15
0 ):z/ci’であった。この被膜を端面かも剥離
したところ、容易に連続被膜として剥離することができ
た。
実施例 3
実施例1で、単量体混合物としてメタアクリル酸メチル
130部、アクリル酸ブチル100部、グリシジルメタ
アクリレート12.5部、メタアクリル酸7,5部およ
び脱水ベンゾグアナミン樹脂12.5部からなる単量体
混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、熱硬化性
水性分散体(31を得た。この熱硬化性水性分散体+3
1100部にアデカノールUn−420(無電化工業社
製)0.4部およびFormaaH45(日本ユニカー
社製)1部を配合して剥離性保護被膜組成物とした。こ
の組成物を用い、実施例1と同様の条件下で保護被膜を
作成した。
130部、アクリル酸ブチル100部、グリシジルメタ
アクリレート12.5部、メタアクリル酸7,5部およ
び脱水ベンゾグアナミン樹脂12.5部からなる単量体
混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、熱硬化性
水性分散体(31を得た。この熱硬化性水性分散体+3
1100部にアデカノールUn−420(無電化工業社
製)0.4部およびFormaaH45(日本ユニカー
社製)1部を配合して剥離性保護被膜組成物とした。こ
の組成物を用い、実施例1と同様の条件下で保護被膜を
作成した。
被膜は透すJで、傷、汚れの付着を防止できた。
また、被膜の伸びJ−i470%、強度は141 Ry
l訓2で、端面から剥離したところ容易に剥離すること
ができた。
l訓2で、端面から剥離したところ容易に剥離すること
ができた。
Claims (1)
- 炭素数1〜4個のアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸アルキルエステル囚50〜97重背幅、水酸基および
/またはエポキシ基含有不飽和単量体(B)2〜30重
量係、背幅)および(B)成分と共重合可能な不飽和単
量体(QO〜20重量係並び背幅ンゾグアナミン樹脂0
1〜30重背幅(但し、(5)、■)、(Qおよび0成
分の合計は100重量係背幅る。)からなる単量体混合
物を乳化重合して得られる熱硬化性水性分散体を主成分
とする剥離性保護被膜組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14117483A JPS6032864A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 剥離性保護被膜組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14117483A JPS6032864A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 剥離性保護被膜組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032864A true JPS6032864A (ja) | 1985-02-20 |
JPS6355548B2 JPS6355548B2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=15285860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14117483A Granted JPS6032864A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 剥離性保護被膜組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07126572A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 可剥離性水系被覆組成物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067845A (ja) * | 1973-10-22 | 1975-06-06 | ||
JPS5089427A (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-17 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP14117483A patent/JPS6032864A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067845A (ja) * | 1973-10-22 | 1975-06-06 | ||
JPS5089427A (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-17 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07126572A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 可剥離性水系被覆組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355548B2 (ja) | 1988-11-02 |
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