JPS6032854B2 - 小型望遠反射レンズ系 - Google Patents
小型望遠反射レンズ系Info
- Publication number
- JPS6032854B2 JPS6032854B2 JP15266576A JP15266576A JPS6032854B2 JP S6032854 B2 JPS6032854 B2 JP S6032854B2 JP 15266576 A JP15266576 A JP 15266576A JP 15266576 A JP15266576 A JP 15266576A JP S6032854 B2 JPS6032854 B2 JP S6032854B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- reflective
- lens system
- reflective surface
- telephoto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、反射鏡と屈折系よりなる複合光学系に関する
。
。
反射レンズの特徴を活かした反射レンズ系がすでに幾つ
か提案されている。
か提案されている。
この種のレンズ系は従来反射レンズにより色収差に併せ
て他の収差が適度に補正されているが、非点収差像面の
轡曲等が除去し切れずの欠陥となっている。この欠陥は
ペッパールの和に起因するものである。望遠比を小さく
すればする程ペッパールの和が大きくなり性能が劣化を
もたらしているのが実状である。本発明の目的は、全長
が短くかつペッパールの和を極めて少なくすることがで
き、しかも他の諸収差を良好に除去した軽量小型の反射
望遠レンズ系を提供することにある。本発明によれば、
例えば35豚用レンズとして焦点距離500.052凧
画角4.96o口径比1:8.0望遠比0.28〆ペッ
パール和一0.1065のように全長が短くかつペッパ
ール和を極めて少なくし、しかも諸収差を良好におさえ
た軽量小型である望遠レンズ系を提供することができる
。
て他の収差が適度に補正されているが、非点収差像面の
轡曲等が除去し切れずの欠陥となっている。この欠陥は
ペッパールの和に起因するものである。望遠比を小さく
すればする程ペッパールの和が大きくなり性能が劣化を
もたらしているのが実状である。本発明の目的は、全長
が短くかつペッパールの和を極めて少なくすることがで
き、しかも他の諸収差を良好に除去した軽量小型の反射
望遠レンズ系を提供することにある。本発明によれば、
例えば35豚用レンズとして焦点距離500.052凧
画角4.96o口径比1:8.0望遠比0.28〆ペッ
パール和一0.1065のように全長が短くかつペッパ
ール和を極めて少なくし、しかも諸収差を良好におさえ
た軽量小型である望遠レンズ系を提供することができる
。
以下図面を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。
第1図は本発明によるレンズ系の構成例を示す構成図で
ある。図において反射屈折式光学系でR4が主鏡、R7
が副鏡の役目を果している。物体よりL,に入射した光
線は屈折の後−に入りR4で反射後再びL2を通りL3
の方向に向う。Lに入射した光線にL4の後R7で反射
され再びL,L3を通りL5,L6を通過した後焦点面
に像を形成する。Lは物体側に凸面を向けた正〆ニスカ
スレンズで入射光線を収鉄し第1反射面R4の作用を助
ける。R4は反射により収飲作用を行うが、全体として
正屈折力の作用をする。
ある。図において反射屈折式光学系でR4が主鏡、R7
が副鏡の役目を果している。物体よりL,に入射した光
線は屈折の後−に入りR4で反射後再びL2を通りL3
の方向に向う。Lに入射した光線にL4の後R7で反射
され再びL,L3を通りL5,L6を通過した後焦点面
に像を形成する。Lは物体側に凸面を向けた正〆ニスカ
スレンズで入射光線を収鉄し第1反射面R4の作用を助
ける。R4は反射により収飲作用を行うが、全体として
正屈折力の作用をする。
L3は両凸レンズ、L4は両凹レンズ−とL4は接着さ
れており、R7による反射後L,L3を通るが全体とし
て発散作用を行う。
れており、R7による反射後L,L3を通るが全体とし
て発散作用を行う。
L5は貸しンズ、L5は正しンズである。次に特徴を列
記する。
記する。
‘1}0.1<IF{1,2,■}l<0.斑‘2’駅
,>R20.ぼくF{1,2,■,3,4,【3’}<
0.餌‘4’0.犯<IR4l<0.7坪‘5’1<I
R4l/IR7l<2.3 上記の関係を満足する時、本発明の目的の性能を達成す
ることが出来るのである。
,>R20.ぼくF{1,2,■,3,4,【3’}<
0.餌‘4’0.犯<IR4l<0.7坪‘5’1<I
R4l/IR7l<2.3 上記の関係を満足する時、本発明の目的の性能を達成す
ることが出来るのである。
次にレンズ構成の諸条件の作用効果について述べる。
‘1’0.1F<IF{1,2,■}l<0.解【2’
9R,>R2条件【1}で正屈折力を決定する王なるも
のは反射レンズの特徴を生かした主鏡の第1反射面R4
である。
9R,>R2条件【1}で正屈折力を決定する王なるも
のは反射レンズの特徴を生かした主鏡の第1反射面R4
である。
望遠比を4・さくするために主として反射面R4により
正屈折力を決定するが、反射面であるため色収差の悪影
響を与えない。しかし球面収差と正弦条件のバランスを
必要とするため条件【2}によって補正しなければなら
ない。0.1FZIF{1,2,‘2’}lの場合はそ
の王なる正屈折力を第1反射面R4に置いたとしても球
面収差と正弦条件の不満足量との隔差は大きくなりコマ
収差の悪化をもたらし他面での補正は困難となる。
正屈折力を決定するが、反射面であるため色収差の悪影
響を与えない。しかし球面収差と正弦条件のバランスを
必要とするため条件【2}によって補正しなければなら
ない。0.1FZIF{1,2,‘2’}lの場合はそ
の王なる正屈折力を第1反射面R4に置いたとしても球
面収差と正弦条件の不満足量との隔差は大きくなりコマ
収差の悪化をもたらし他面での補正は困難となる。
0.班ZIF{1,2,■}lの場合は目的の望遠比は
得られない。
得られない。
‘3’0.4<{1,2,■,3,4,‘3’}<0.
班条件‘31は条件01と対応して本レンズ系の骨格を
定めるものである。
班条件‘31は条件01と対応して本レンズ系の骨格を
定めるものである。
負の屈折力の主成分をなすものは副鏡の第2反射面R7
である。R7は主としてR4の第1反射面との関係で決
定する必要がある。0.岬ZF{1,2,■,3,4,
‘3}}の場合は第2反射面R7での補正が充分でなく
、他面では色差の小さい事と対応する収差のバランスを
維持することができなくなり目的の性能が得られない。
である。R7は主としてR4の第1反射面との関係で決
定する必要がある。0.岬ZF{1,2,■,3,4,
‘3}}の場合は第2反射面R7での補正が充分でなく
、他面では色差の小さい事と対応する収差のバランスを
維持することができなくなり目的の性能が得られない。
0.班ZF{1,2,‘21,3,4,‘3’}の場合
は望遠比が大きくなり目的を達成することができなくな
る。
は望遠比が大きくなり目的を達成することができなくな
る。
‘4’0.餌<IR4l<0.7印
【5}1<IR4lノーR7!<2.3
条件‘1’,■,‘3’だけではペッパールの和に起因
する収差の補正を必ずしも充分になし得ず、望遠比を小
さくするとペッパールの和が増大する結果となる。
する収差の補正を必ずしも充分になし得ず、望遠比を小
さくするとペッパールの和が増大する結果となる。
条件【41,{51はペッパールの和の増大を防止する
条件である。0.がZIR4lの場合は主に球面収差と
コマ収差の増大により、R7を始め他面でバランスを維
持することが出来なくなり、目的の性能が得られない。
条件である。0.がZIR4lの場合は主に球面収差と
コマ収差の増大により、R7を始め他面でバランスを維
持することが出来なくなり、目的の性能が得られない。
0.7餌SIR4lの場合は目的の望遠比を達成下可能
となる。
となる。
IZIR4l/IR7lの場合はペッパールの和の負の
増大となり目的の性能を達成し得ない。
増大となり目的の性能を達成し得ない。
2.3SIR4l/IR7lの場合は望遠比が大きくな
り目的を達成不可能となる。
り目的を達成不可能となる。
以上の条件‘11,‘21,‘31,‘41,【5’を
与えた上で更に他の各面にて周知の収差補正手段を機じ
る事によって、本発明の目的である、全長の短く且ペッ
パールの和の極めて小さい、而も諸収差の良好な軽量小
型反射望遠レンズ系を達成することができる。
与えた上で更に他の各面にて周知の収差補正手段を機じ
る事によって、本発明の目的である、全長の短く且ペッ
パールの和の極めて小さい、而も諸収差の良好な軽量小
型反射望遠レンズ系を達成することができる。
次に本発明の実施例を示す。
表1はF=500.052風1:80の時のレンズデー
タ(d線は基準)表2は同列のザイデル係数表である。
タ(d線は基準)表2は同列のザイデル係数表である。
なおこの例では
IF{1,2,■}!=275.331〒0.5蛇F{
1,2,(2’,3,4,‘3’}=301.531=
0.6岬望遠比=0.2松ましンズ全長(第1面から像
面*まで)=141.355であり、ベッバールの和=
−0.1065となる。
1,2,(2’,3,4,‘3’}=301.531=
0.6岬望遠比=0.2松ましンズ全長(第1面から像
面*まで)=141.355であり、ベッバールの和=
−0.1065となる。
表1
Fi500.052MMI:8‐ORI=十203.1
86LIDI=7.00NI;1.51823VI:5
9.0R2=十503.366LIトL2ノカン力・ク
66・75R3=−159.660L2D2=7‐00
N2=1.54072V2二47‐2R4=−242.
830L2トL3ノカンカク64.40R5=−151
.753L3D3=4.50N3=1.64328V3
=47.8R6=十218.147L4D4=4.00
N4=1.51823V4=59.0R7=一147‐
525L4トL5ノカンカク63.90R8=…447
.124L5D5=1.58N5=1.65844V5
=50.8R9二十225.000L5トL6ノカンカ
ク3.00RIO=十123.720L6D6=3.0
0N6=1.67270V6=32‐2RII=一43
8‐255表2 ザイデルケィスゥ(F=1) SIS2S3pS513.35121.36170.5
5330−84000.566120.00970.0
4590.2167一0.3390一0.57683一
11.95071.8756−0.2943一1.09
910.218749.3750一3.38131.2
195一2‐67300.524250.8459一1
.03251.2602−1.0991−0.1965
6−3.58072.0916−1.22181.Z8
99−0.039773−97660.55160.0
7650.11480.02658−3.82631.
6685一0・72754.4652一1.62989
一0.0007一0・0065一0.05590.11
480.5026103.4637一1.10780.
35431.2899一0.525811一1.639
0一1.7679一1.9069一4.2129−6.
6009120.0030−0.07241.7175
−0.8823一19.786413−0.00010
.0158−1.83801.6254−24.724
1140−1059一0.30640.88630.4
588−3.8907SUMO.1336−0.064
10.2399一0.1065−6.6845
86LIDI=7.00NI;1.51823VI:5
9.0R2=十503.366LIトL2ノカン力・ク
66・75R3=−159.660L2D2=7‐00
N2=1.54072V2二47‐2R4=−242.
830L2トL3ノカンカク64.40R5=−151
.753L3D3=4.50N3=1.64328V3
=47.8R6=十218.147L4D4=4.00
N4=1.51823V4=59.0R7=一147‐
525L4トL5ノカンカク63.90R8=…447
.124L5D5=1.58N5=1.65844V5
=50.8R9二十225.000L5トL6ノカンカ
ク3.00RIO=十123.720L6D6=3.0
0N6=1.67270V6=32‐2RII=一43
8‐255表2 ザイデルケィスゥ(F=1) SIS2S3pS513.35121.36170.5
5330−84000.566120.00970.0
4590.2167一0.3390一0.57683一
11.95071.8756−0.2943一1.09
910.218749.3750一3.38131.2
195一2‐67300.524250.8459一1
.03251.2602−1.0991−0.1965
6−3.58072.0916−1.22181.Z8
99−0.039773−97660.55160.0
7650.11480.02658−3.82631.
6685一0・72754.4652一1.62989
一0.0007一0・0065一0.05590.11
480.5026103.4637一1.10780.
35431.2899一0.525811一1.639
0一1.7679一1.9069一4.2129−6.
6009120.0030−0.07241.7175
−0.8823一19.786413−0.00010
.0158−1.83801.6254−24.724
1140−1059一0.30640.88630.4
588−3.8907SUMO.1336−0.064
10.2399一0.1065−6.6845
第1図は本発明によるレンズ系の実施例を示すレンズ構
成図、第2図は同実施例における収差特性曲線図である
。 L,……第1レンズ、L……第2レンズ、L……第3レ
ンズ、L4……第4レンズ、L5……第5レンズ、L6
・・・…第6レンズ、R4……第1反射面、R7・・・
・・・第2反射面。 第1図 第2図
成図、第2図は同実施例における収差特性曲線図である
。 L,……第1レンズ、L……第2レンズ、L……第3レ
ンズ、L4……第4レンズ、L5……第5レンズ、L6
・・・…第6レンズ、R4……第1反射面、R7・・・
・・・第2反射面。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 L_1は第1レンズにして正メニカスレンズを構成
し、その曲率小なる面を物体側に向け、L_2は第2レ
ンズで曲率小なる面を物体側に向けて負レンズにしてそ
の裏面を第1反射面R_4とすると共に、反射面R_4
に相対してなる第3レンズL_3は両凸レンズで、L_
4の第4レンズ両凹レンズでL_3と接着し、L_4の
裏面を第2反射面R_7とすると共に、反射面R_7に
相対してなる第5レンズL_5の負レンズと第6レンズ
L_6の正レンズを配置してあり、前記第1レンズL_
1および第2レンズL_2の中心部には前記第4レンズ
L_4および第6レンズL_6に対応する開口が設けら
れており、このような構成より成るレンズ系において、
次の諸条件:(1)0.1F<|F{1,2,(2)|
<0.8F(2)5R_1>R_2(3)0.4F<F
{1,2,(2),3,4,(3)}<0.9F(4)
0.3F<|R_4|<0.75F(5)1<|R_4
|/|R_7|<2.3但し、R_1,R_2−Ri;
光の入射する順序に屈折面の曲率半径F{1,2,3−
i};第1レンズL_1から第iレンズLiまで透過し
た合成焦点距離、ただし {}内の()を付し た数字は繰り返し透過さ れたレンズを示す F;全系の焦点距離 を満たすことを特徴とする小型望遠反射レンズ系。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15266576A JPS6032854B2 (ja) | 1976-12-18 | 1976-12-18 | 小型望遠反射レンズ系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15266576A JPS6032854B2 (ja) | 1976-12-18 | 1976-12-18 | 小型望遠反射レンズ系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5376830A JPS5376830A (en) | 1978-07-07 |
JPS6032854B2 true JPS6032854B2 (ja) | 1985-07-30 |
Family
ID=15545401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15266576A Expired JPS6032854B2 (ja) | 1976-12-18 | 1976-12-18 | 小型望遠反射レンズ系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032854B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538520A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-18 | Tamuron:Kk | Reflection-refraction type telephoto lens |
CH653446A5 (de) * | 1980-10-17 | 1985-12-31 | Ludvik Dr Canzek | Spiegellinsenobjektiv von hohem oeffnungsverhaeltnis. |
JPS58205124A (ja) * | 1982-05-26 | 1983-11-30 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 反射屈折型望遠レンズ |
US4951078A (en) * | 1988-05-16 | 1990-08-21 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera system including catadioptric lens and catadioptric lens system used therein |
JP6652198B2 (ja) | 2016-10-03 | 2020-02-19 | 株式会社ニコン | 反射屈折光学系および光学装置 |
-
1976
- 1976-12-18 JP JP15266576A patent/JPS6032854B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5376830A (en) | 1978-07-07 |
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