JPS6032604Y2 - 探触子ヘツド倣い機構 - Google Patents

探触子ヘツド倣い機構

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Publication number
JPS6032604Y2
JPS6032604Y2 JP3311378U JP3311378U JPS6032604Y2 JP S6032604 Y2 JPS6032604 Y2 JP S6032604Y2 JP 3311378 U JP3311378 U JP 3311378U JP 3311378 U JP3311378 U JP 3311378U JP S6032604 Y2 JPS6032604 Y2 JP S6032604Y2
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JP
Japan
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probe head
freedom
probe
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flaw detection
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Expired
Application number
JP3311378U
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English (en)
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JPS54137083U (ja
Inventor
宏治 関口
広光 渡辺
Original Assignee
株式会社トキメック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、タービンロータ中心軸孔或は各種被検材孔
の孔内面から及び丸棒、パイプ等の外面の超音波探傷を
行なうための超音波探傷装置に用いられる探触子ヘッド
倣い機構に関する。
従来、この種の倣い機構は円筒体外面或は穴内面から被
検材に探触子を操作させることができるが、穴内面から
被検材の探傷を行なう所謂ボアソニック探傷を例にとっ
た場合以下の如き問題が生じていた。
一般に、円筒孔を有する被検材を孔内面より超音波探傷
する場合、孔内面に沿って探触子を円滑かつ安定に倣わ
せるためには第1図に示す如く、固定部となる保持機構
1に対し探触子ヘッド2が、被検材3の探触面方向の自
由度a、被検材軸線に直交する軸回りの自由度b1被検
材軸線回りの自由度c1および被検材内面周方向となる
垂直軸回りの自由度dが必要とされる。
そのため、この種の倣い機構として従来第2図乃至第5
図に示す機構が実現されていた。
尚、第2〜5図において、Aは具体的構造を、またBは
その機構的構造を示す。
第2図は、所謂ジンバル倣い機構として知られたもので
、第2図Aを参照するに保持機構1に軸受4をもってア
ーム5が揺動自在に軸承され、アーム軸承部より延在す
るレバー6には矢示の押付力が付加されてアーム5を下
側に一定圧力で付勢し、アーム5の先端部に三叉に分か
れて回転軸7をもってジンバルフレーム8が軸承され、
ジンバルフレーム8の回転軸7に直交する辺に設けられ
た回転軸9により探触子2が回転自在に取付けられ、探
触子ヘッド2の上面から信号ケーブル10が取り出され
ている。
このジンバル倣い機構は第2図Bの機構図から明らかな
如く、自由度a、 b及びCを有するが、被検材内面
円周方向に沿う自由度dを有しないという欠点がある。
第3図は被検材の軸線方向に板バネを用いて探触子を支
持する倣い機構を示したもので、第3図Aを参照するに
、保持機構1に固定され先端方向に延在する2枚のアー
ム部を備えた板バネ11の各アーム部先端部に回転軸1
2をもって探触子ヘッド2を回転自在に軸承した構造で
あり、その機構図を示す第3図Bの如く、板バネ11が
探触子ヘッド2を一定圧力の押付力とそのたわみによっ
て自由度a及びCを作り出す作用を果し、回転軸12を
もって自由度すを与えるが、ジンバル倣い機構と同様に
被検材内周方向に沿う自由度dが得られないという欠点
がある。
第4図は板バネを周方向に配置した従来の倣い機構を示
したもので、第4図Aを参照するに、保持機構1より突
出された固定軸13に軸着されたアーム14の先端に板
バネ15を固着し、この板バネ15の先端に回転軸16
で探触子ヘッド2を回転自在に軸承したもので、第4図
Bの機構図から明らかな如く、自由度a、b及びCを有
するが、第2図及び第3図の従来例と同様に自由度dを
有しない欠点がある。
この考案の目的は、簡単な機構構造をもって被検材の探
傷に必要な全自由度を実現することで、保持機構部の孔
に対する芯出し精度や中心孔そのものの精度に左右され
ずに探触子ヘッドを円滑に倣わせることを可能として探
触の安定性と再現性に優れ、機構構造が簡便である故を
もって取扱い及び設定調整が容易に威し得る探触子ヘッ
ド倣い機構を提供するものである。
すなわち、この考案によれば、円筒孔を有する被検材或
は丸棒、パイプ等の被検材の探触面方向にバネ機構によ
る一定圧力で付勢されると共に保持機構に対し揺動自在
に支承されたアーム部材の先端部にスフエリカルベアリ
ングの介在をもって回動自在に探触子ヘッドを取り付け
て被検材の探傷に必要な4つの全自由度を有することを
特徴とする探触子ヘッド倣い機構が提供されるものであ
る。
次に、図面を参照して、この考案の望ましい実施例を説
明する。
第6図は、この考案の倣い機構の一実施例を一部断面に
て示す説明図、固定側となる保持機構1に径方向に移動
位置決め自在な径合せ移動部材30が取付けられ、この
移動部材30の先端面に軸受31が固着され、軸32に
よって馬蹄形のアーム部材33の脚部が保持機構1に対
し揺動自在に軸承される。
軸32はコイルバネ34を嵌挿しており、コイルバネ3
4中夫の舌状巻残し部は軸受31の上部に衝合されると
共に、コイルバネ34の巻出し両端部はアーム部材33
の内側面に突出された受はピン35に係止され、そのた
めアーム部材33はコイルバネ34により下向き、即ち
被検材の探触面に向う方向に一定圧力で付勢されている
アーム部材33の先端にはロッド36が固着され、ロッ
ド36の先端部は探触子ヘッド1に孔設された孔の内部
でスフエリカルベアリング37をもって連結される。
即ち、スフエリカルベアリング37の回動球体にロッド
36が貫通固着され、スフエリカルベアリングの球面受
座がフランジ付円筒部材38をもって探触子ヘッド1に
嵌着される。
また、アーム部材33の外側面よりストッパ一部材39
が探触子ヘッド1の側面部まで垂下されており、スフエ
リカルベアリング37にょる探触子ヘッド1の動きを所
定の範囲内に拘束せしめている。
第7図は、第6図の実施例についての機構図を示したも
ので、探触子ヘッド1の固定側、即ち保持機構部に対す
る自由度は、アーム部材33の揺動で自由度aが、また
スフエリカルベアリング37そのものが3次元自由度を
もっことから、保持機構部に対し自由度す、c及びdが
得られ、これをもって被検材孔の内面探傷に必要な4つ
の全自由度a、by c及びdが得られたものである
以上の実施例は、被検材孔の孔内面より探傷するボアソ
ニック探傷に例を取ったが、他の実施例として探触子ヘ
ッド1の下面を凹状の曲面とすることにより、丸棒、パ
イプ等の外面より被検材の探傷を行なう倣い機構とする
ことができる。
尚、この考案の倣い機構は第6図の実施例に限定される
ものではなく、第7図の機構図に基づいて導出される各
種の倣い機構の具体的構造をも含むものである。
以上説明した如く、この考案による探触子ヘッド倣い機
構は、一定圧力で付勢されるアーム部材にスフエリカル
ベアリングを介して探触子ヘッドを取付けるという簡便
な機構とその構造を実現したことで、被検材の内面探傷
等に必要な4つの全自由度を持つことができ、併せて倣
い機構の重量を軽量化することができ、探傷中における
安定性及び再現性が一段と向上され、構造が簡便である
ことから、その取扱い及び設定調整も容易になし得るこ
とができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は被検材孔の内面探傷倣いに必要な自由度を示す
説明図、第2図は従来のジンバル倣い機構を示す説明図
、第3図は板バネを用いた従来の倣い機構を示す説明図
、第4図は板バネを用いた従来の他の倣い機構を示す説
明図、第5図は、この考案のボアソニック探触子ヘッド
倣い機構の一実施例を一部断面で示す説明図、第6図は
第5図の実施例についての機構説明図である。 1・・・・・・保持機構、2・・・・・・探触子ヘッド
、3・・・・・・被検材、4・・・・・・軸受、5・・
・・・・アーム、6・・・・・・レバー 7・・・・・
・回転軸、8・・・・・・ジンバルフレーム、9・・・
・・・回転軸、10・・・・・・信号ケーブル、11・
・・・・・板バネ、12・・・・・・回転軸、13・・
・・・・固定軸、14・・・・・・アーム、15・・・
・・・板バネ、16・・・・・・回転軸、30・・・・
・・径合せ移動部材、31・・・・・・軸受、32・・
・・・・軸、33・・・・・・アーム部材、34・・・
・・・コイルバネ、35・・・・・・受ケヒン、36・
・・・・・ロッド、37・・曲スフエリカルベアリング
、38・・曲フランジ付円筒体、39・・・・・・スト
ッパ一部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検材の探触面方向にバネ機構による一定圧力で付勢さ
    れると共に保持機構に揺動自在に支承されたアーム部材
    の先端部にスフエリカルベアリングの介在をもって回動
    自在に探触子ヘッドを取り付けて被検材の探傷に必要な
    全自由度を有することを特徴とする探触子ヘッド倣い機
    構。
JP3311378U 1978-03-15 1978-03-15 探触子ヘツド倣い機構 Expired JPS6032604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3311378U JPS6032604Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 探触子ヘツド倣い機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3311378U JPS6032604Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 探触子ヘツド倣い機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137083U JPS54137083U (ja) 1979-09-22
JPS6032604Y2 true JPS6032604Y2 (ja) 1985-09-28

Family

ID=28887945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3311378U Expired JPS6032604Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 探触子ヘツド倣い機構

Country Status (1)

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JP (1) JPS6032604Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331001Y2 (ja) * 1980-03-24 1988-08-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54137083U (ja) 1979-09-22

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