JPS6032585A - 電子レンジのヒ−タ移動停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、ヒータを所定の加熱位置に移動させてオー
ブン調理やグリル調理などを行なえる電子レンジにおい
て、ヒータの移動を自動的に停止さゼる電子レンジのヒ
ータ移動停止装置に関する〈従来技術〉 所謂、グリルオーブンレンジにおいては、ｊｐ、−のヒ
ータでオーブン調理とグリル調理を行うために、オーブ
ン内に設けたヒータを各調理に合わ−Ｕてオーブン調理
位置またはグリル調理位置に移動させている。しかしな
がら、従来はヒータ移動を行う駆動部近傍にマイクロス
イッチやホトカゾラなどを取付けて、ヒータの停止位置
の検出を行っているため、ヒータの移動停止位置と位置
検出「（１１品の取付は位置との調整が必要で取イ１り
作業を１■雑化させ、また部品を取伺りる際に特別な取
付り部品を必要としてコストアンプを招く欠点があった
。

〈発明の目ｒ杓〉 この発明の目的は、上記従来の欠点をＭ消して、ヒータ
移動機構を駆動する直流モータに供給する駆動電流の変
化を利用してヒータの停止位置の検出を行うことにより
、ヒータの位置検出部品を必要とせず、ヒータ移動を行
う駆動部の簡素化および低価格化を実現する、電子レン
ジのヒータ移動停止装置を提供することにある。

〈発明の構成〉 この発明は、上記目的を達成するために、直流モータに
供給する駆動電流の変化を検出する駆動電流検出手段と
、ヒータが所定位置のストッパに当たるまで移動して前
記直流モータがロック状態になり、前記駆動電流の値が
増加したとき前記直流モータの駆動を停止させる駆動停
止信号を出力する駆動停止信号出力手段を備え、前記直
流モータがロック状態になりその直流モータに供給する
駆動電流の値が増加したときその直流モータに駆動停止
信号を出力して前記ヒータを所定位置に自動的に停止さ
せるようにしたものである。

〈実施例〉 第１図はこの発明のヒータ移動停止装置を備えるグリル
オーブンレンジの概略全体側面図、第２図は同グリルオ
ーブンレンジのヒータ移動駆動部の外観図、第３図は同
ヒータ移動駆動部の構造図である。

オーブン１の底部には、食品を載せて回転するターンテ
ーブル２が配置され、またオーブンｌの側面部には、棒
状のヒータ３が駆動支点４を中心に回転自在に取付りら
れている。ヒータ３は後述のヒータ移動駆動部によって
垂直位置から水平位置に、またその逆方向に約９０度の
範囲で回転移動する。オーブン調理のときはヒータ３を
垂直位置にセトシ、またグリル調理のときは水平位Ｔｉ
、６；ｚセットする。オーブン調理またはグリル１！、
Ｉ理のト（別は、レンジ本体前面５に設りた機１１ピキ
ー（図示せず）を操作して指定できる。

次に上記オーブングリルレンジにおけるし−タ移動機構
を第２図および第３図を参照して説明する。

ヒータ３はオーブン１の右側面板６の穴７からオーブン
１内に突出し、反対側の端部８は回転中心軸に対し直角
に屈曲している。右側面板６の外側で、穴７の近傍には
、ヒータ３を貫通さ−Ｕ′るヒータチョーク９およびチ
ョーク絶縁１０が設けられていて、ヒータ軸受を形成す
るとともに電波の漏洩およびヒータの二重絶縁を行って
いる。ヒータチョーク９には、ヒータ３を垂直位置から
水平位置方向に回転させたとき所定の水平位置に規制す
るためのストッパ１１がビス１４で固定されている。ヒ
ータ３を所定の垂直位置に規制するためのストッパ１５
は前記第１図に示すように、オーブン】の側面上部に取
付けられている。ヒータ３は端部８がストッパ１１に当
接した状態で水平位置にセットされる。同様に、ストッ
パ３はオーブン１内に突出した先端部がストッパ１５に
当接する状態で垂直状態にセットされる。

」１記ストッパ１１はヒータ３の屈曲部をカバーするカ
バー面を備え、そのカバー面に段イ」きビス１３によっ
てヒータ駆動ギア部１２が回転自在に取（」けられてい
る。ヒータ駆動ギア部１２は、一部にギア部を形成した
ものであり、下部の係合部にて端部８と係合し後述の直
流モータ１６による回転駆動力を受けて回転してヒータ
３を回転させる。直流モータ１６の回転は回転軸に取イ
」りた小プーリ２９、伝動ベルト２８、ウオーム２　（
ｉ取付げた大プーリ２７とを介してウメーム２　［ｉに
伝達される。この回転は、さらにウメーム２６と保合す
るウオームホイル１８に減速されて伝達されＺ＋。ウオ
ームホイル１８は、ウオーム２６と直交する向きにフレ
ーム２２に軸止めされた軸２１に回転自在に取付げられ
ている。軸２１の中心軸方向に延長されたウオームホイ
ル１８のボス部２Ｆ〕の外周に、摺動可能な状態でクラ
、チギ“１１７が１１χめられている。クラツナギア１
７とウメームホ・ｆル１Ｂとが対向する各端面には、高
摩１草係数をｒｌするクラッチライニング１９．２（＋
が固定されている。クラツナギア１７の他方の端面とボ
ス部２５の先端部に係止されたストップリング２４との
間に圧縮バネ２３が挿入され、クラ・ノチギア１７をウ
オームボイル１８に圧着している。つ、１．−　Ｊ。

ボイル１８の回転はクラッチライニング２０と１９との
摩１察により１〜ルク伝達比１り・１１でクラツナギア
１７に伝達される。クラツナギア１７（」ヒータ駆動ギ
ア部１２のギア部に係合し、その係合による回転比でク
ラッチギア１７の回転はさらに減速されてヒータ駆動ギ
ア部１２に伝達される。

上記の構成にあるヒータ移動機構において、直流モータ
１６を回転駆動させると、その回転は減速されてヒータ
駆動ギア部１２に伝達される。直流モータ１６の回転数
を５０００ｒｐｍ、減速機構全体の減速比を１／］　０
００とすると、ヒータ３は垂直位置と水平位置との間を
約３秒で回転移動する。また、直流モータ１６に供給す
る駆動電流の向きを換え、直流モータ１６の回転方向を
切換ることによりヒータ３の回転移動方向を切り換える
。ヒータ３を水平位置に移動さゼるときは直流モータ１
６を時計方向に回転し、また垂直位置に移動させるとき
は直流モータ１６を反時計方向に回転させる。

次に直流モータ１６の駆動制御につき第４図を参照して
説明する。

第４図は直流モータ１６の駆動制御部の概略回路図であ
る。

モータ回転方向切換駆動用モノリシックＩＣ３０はヒー
タ移動時に出力端子Ｖｏｕｔｌ、Ｖｏｕｔ２より直流モ
ータ１６に駆動電流を供給するとともに、その電流の向
きを換えて直流モータｌ　（’＋の回転方向を切り換え
る機能を備えたＩＣである。回路構成を簡単化するため
このようなモノリシックＩＧを用いている。モノリシッ
クＩＣ３０の動作ばコン１〜ロール信号発生用Ｌ　Ｓ　
Ｉ　３１から１ｊえられるコントロール信号Ｓｌ、Ｓ２
の論理演算に基づいて制御される。ＬＳＩ３１はレンジ
本体の前面５に設けた操作部の１榮作に茫づき中火制御
回路（図示せず）から入カポ−Ｉ・■に゛ｅ−タ′：１
ン１〜ロール信号Ｓ３を受け、モノリシックＩ　Ｃ３＋
１にコントロール信号ＳＬ、３２を与える。それぞれ異
なるロジック表すコントロール信号３１．Ｓ２がＩＣ３
０に入力されたとき、出力端子Ｖ　ｏ　ｕｔｌ、Ｖｏｕ
ｔ２から直流モータ１６を時ｎ１方向あるいは反時計方
向に回転させる駆動電流を供給する。またともにローレ
ベルであるコン１司コール信号Ｓｌ、Ｓ２が入力さ才謬
ことき、Ｉ　Ｃ３０＆：Ｊ直流モーモー６への駆動電流
の供給を停止する。ずなわち、直流モータ１６がロック
状態になったときモータ停止信号Ｓ４がＬＳＩ３１の入
カポ−１〜■に与えられコントロール信号Ｓｌ、Ｓ２が
ともにローレベルになる。

上記第４図において、Ｔｒｉ、Ｔｒ２はトランジスタを
、Ｒ１−Ｒ６は抵抗を、Ｄｉ、Ｄ２はツェナーダイオー
ドをそれぞれ示す。モノリシックＩＣ３０により直流モ
ータ１Ｇに駆動電流を供給するとき、直流電源ＶｃとＩ
Ｃ３０の電流導入端子との間に接続した抵抗Ｒ２に直流
電流１１が流れる。この直流電流１１は抵抗Ｒ３を介し
てトランジスタＴｒ２のベースに与えられる。トランジ
スタＴｒ２のコレクタ電圧は抵抗Ｒ４と抵抗Ｒ５で分圧
されてＬＩＳ３１の入力ボート■に与えられる。直流モ
ータ１６への駆動電流の変化に応じてトランジスタＴｒ
２のベース電圧が変化して、トランジスタ”Ｆｒ　２は
オン、オフ動作し、そのオン時にモータ停止信号Ｓ４を
ＬＳ　Ｉ　３１に与える次に上記駆動制御部による直流
モータＩＧのＣτＣ止制御動作を説明する。

ヒータ３を水平位置に移動させる場合、Ｌ、　Ｓ　＋３
１に直流モータ１６の時計方向回転を指示するモータコ
ンＩ・ロール信号Ｓ３が人力され、これによりＬ　Ｓ　
Ｉ　３１から出力されるコントし１−ル信−３Ｌ、Ｓ２
はそれぞれハイ、ローとなり、モノリシックＩＣ３０に
よって直流モータ１Ｇを時６１方向に回転させる駆動電
流が出力される。このとき抵抗Ｒ２に流れる電流１１に
よって、１〜ランジスタＴｒ２のベースには（Ｖｃ−ｉ
　１　ｘＲ２）の電圧が印加されている。この状態では
１−ランジスタＴｒ２はオンせず、直流モータ１６は回
転を続りる。ヒータ３が所定の水平位置まで回転したと
き、ヒータ駆動ギア部１１に連結したヒータ３の端部８
がストッパ１１に当接し、てヒータ３がそれ以上回転で
きなくなる。ヒータ３が回転不能となり、直流モータ１
６がロック状態になると、抵抗１セ２に流れる直流電流
が通常時の数倍の値に増大Ｊる。このような過電流を１
２とすると、トランシスタＴｒ２のベースには（Ｖｃ−
ｉ２ＸＲ２）の電圧が印加され、通常時に比べ低い電圧
が印加される。これによりトランジスタＴｒ２はオン状
態となり、エミッターコレクタ間が導通し、ＬＳＩ３１
の入カッボート■に電圧が印加される。この印加電圧に
よってモータ停止信号Ｓ４が形成され、ＬＳＩ３Ｌのコ
ントロール信号ＳＬ、３２は共にローレヘルとなる。こ
れによってモノリシックＩＣ３０は駆動電流の供給を停
止させ、直流モータ１６の回転が停止する。

ヒータ３を水平位置から垂直位置に移動させる場合にば
、ＬＳＩ３１からのコン１−ロール信号Ｓ１、Ｓ２ばそ
れぞれロー、ハイとなり、直流モータ１６を反時計方向
に回転させる。この場合もヒータ３の回転移動を停止さ
せるために上記と同様の停止制ｉｌｌ動作によって直流
モータ１６の自動停止を行う。

上記停止ｊｌｉｌＪ御動作によってヒータ３が所定の停
止位置まで回転したとき直流モータ１６を自動的に停止
できるので、停止位置にヒータ３が到達したことを位置
検出器で検出しなくてもよく、ヒータ移動駆動部の構成
が簡素化され、しかも位置検出器を取付ける取イ」部品
を不要となって構成および組立が簡単化され、且つ安１
ｉ１１ｉになる。

〈発明の効果〉 以上のようにこの発明によれば、直ｉ！＋ｉ　Ｔ：−り
がロック状態になり、過電流が流れたことを検出して自
動的に直流モータを停止するので、ヒータの位置検出を
行わなくて済め、これにより位置検出器が不要となって
ヒータの移動駆動９１の構成が簡単化でき、且つ低価格
化を実現しｊηる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のヒータ移動停止装置をｊｌ用したオ
ーブングリルレンジの概略全体側面し１、第２図は同オ
ーブングリルレンジにおけるし−タ移動機構を示ずヒー
タ移動駆動部の外観図、第３し１は同ヒータ移動駆動部
の構造図、第４１２１は同オーブングリルレンジにおけ
る直流モータの駆動ｊｌｉ制御部の掘略回路図である。 ３−ヒータ、１１−ストッパ、１６〜直流モータ、Ｒ２
−（駆動電流検出手段としての）抵抗、Ｔ　ｒ　２−　
（駆動停止信号出力手段としての）トランジスタ。 出願人　シャープ株式会社 代理人　弁理士　小森久夫 第１図 １、 筆３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ヒータを所定の加熱位置に移動させるヒータ移
   動機構とそのヒータ移動機構を駆動する直流モータを有
   した電子レンジにおいて、前記直流モータに供給する駆
   動電流の変化を検出する駆動電流検出手段と、前記ヒー
   タが所定位置のストッパに当たるまで移動して前記直流
   モータがロック状態になり、前記駆動電流の値が増加し
   たとき前記直流モータの駆動を停止させる駆動停止信号
   を出力する駆動停止信号出力手段を備えた、電子レンジ
   のヒータ移動停止装置。