JPS6032526B2 - 圧延機の製御方法 - Google Patents

圧延機の製御方法

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JPS6032526B2
JPS6032526B2 JP54042979A JP4297979A JPS6032526B2 JP S6032526 B2 JPS6032526 B2 JP S6032526B2 JP 54042979 A JP54042979 A JP 54042979A JP 4297979 A JP4297979 A JP 4297979A JP S6032526 B2 JPS6032526 B2 JP S6032526B2
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JP
Japan
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stand
speed
tension
rolling
rolling mill
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Expired
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JP54042979A
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JPS55136506A (en
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義之 魚波
保則 大植
卓也 荒川
繁樹 中川
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Toshiba Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エッジヤスタンドを含む3スタンド熱間連続
圧延機の制御装置に関するもので、動にエッジャスタン
ドを除いた他のスタンド間でスタンド間張力制御が実施
されているとき、被圧延材料がエッジャスタンドを尻抜
けしたさし、の張力制御方法の改良に係る。
この種圧延機により圧延される材料の形状・寸法に悪影
響を及ぼす原因の一つに、スタンド間に発生する引張力
あるいは圧縮力がある。
従来、ホットストリップミルの仕上スタンドでは、ルー
パにより機械的に材料を曲げてスタンド間に発生する引
張力あるいは圧縮力を制御していた。
しかし、ホットストリップミル組スタンドのように、材
料の断面が大きいもの、材料の断面形状が複雑なものに
対しては、機械的に材料を曲げることが不可能なために
、機械的に材料を曲げることにより、スタンド間引張力
を一定に制御する装置であるルーパは使用できない。
よって、圧延機の駆動用直流電動機が発生するトルクの
変動量をスタンド間張力の変動として制御する張力制御
の所謂FTCが行なわれている。
図は本発明の一実施例のブロックダイアグラムである。
・つまり「エッジヤスタンドを含む3スタンド・ホット
ストリップ粗圧延機に適用したFTCを行なう制御方式
を表わす。図において「圧延機(水平)スタンド2およ
び3は直流電動機5,6で駆動され、電動機5,6は各
々速度制御装置11,12により目標の速度に制御され
ている。
圧延機スタンドの速度基準は、スタンド相互の速度比を
決定する速度比設定器16,17とライン速度を設定す
る主速度設定器18によって与えられ、スタンド2にお
いては、基準速度NR,と電動機5の回転速度を検出す
る速度検出器8の出力NF,とを加算器14で比較し、
その差が零になるよう速度制御装置11は、電動機5の
速度を制御する。
同様に、スタンド3においては、速度基準NR2と速度
検出器9の出力NF2とを加算器15で比較し、その差
が零になるよう速度制御装置12は電動機6の速度を制
御する。
一方、圧延機スタンド1はエッジヤスタンドである。
スタンド1においては、スタンド2の速度検出器8の出
力NF,が速度基準となって、この値と速度検出器7の
出力NF3とを加算器13で比較し、その差が零になる
よう速度制御装置1川ま電動機4の速度を制御する。
19はFTC装置であって、これは圧延荷重検出器22
で検出したスタンド2の圧延荷重P,、電流検出器20
1こて検出した電動機5の電機子電流1,、電圧検出器
21にて検出した電動機5の端子電圧V,、および速度
検出器8で検出した電動機5の速度NF,を用い、速度
修正量△N,を加算器14に出力し、電動機5の速度を
操作することにより、スタンド2とスタンド3間に発生
した引張力あるいは圧縮力を制御するものである。
また、スタンドーはその速度基準信号にスタンド2の速
度検出器8で検出した電動機5の出力NF,を印加する
ことで、スタンド2の速度変動に追従した速度となり、
スタンド1とスタンド2間の速度バランスは常に一定に
保たれる。
従って、スタンドーとスタンド2間に発生する引張力あ
るいは圧縮力は、一定に制御される。
エッジャスタンドーは他の圧延機スタンド2,3と異な
り、幅方向の圧延であるゆえ、その特異性から禾だ、に
FTCは実施されていない。次にFTCの原理を説明す
る。鋼板等の圧延において、圧延荷重Pと圧延トルクG
との間には次の(1式)の関係がある。
a=G/P ……(1式)(1式)のa
は一般にトルクアームと呼ばれ、材料が1台の圧延機で
圧延されている無張力状態では、材料温度・材料成分・
速度による変化すなわち材料の変形抵抗の変化にかかわ
らず一定であるとされている。
また、材料を加熱して圧延するいわゆる熱間圧延におい
ては、材料に印加される張力の変化つまり前方張力の変
化に対する圧延荷重の変化は、圧延トルクの変化に比べ
、非常に小さいことは周知の事実である。
そこで、FTCはこれらの関係を用いて行なわれている
すなわち、図において、材料23がスタンド1およし、
びスタンド2にかみ込み、スタンド3に到達するまでの
無張力状態におけるスタンド2の圧延荷重および圧延ト
ルクを記憶する。
これを圧延荷重P。
,、圧延トルクG。,と置く。次に材料23がスタンド
3にかみ込むと、スタンド1とスタンド2との間に引張
力あるいは圧縮力が発生する。この時の圧延荷重P,と
圧延トルクG,を検出する。
この時点で、スタンドーとスタンド2間に発生している
引張力あるいは圧縮力によるトルク△Gt,は、下記の
(2式)で表わされる。
△Gt,=舎・P・−G・ ・.・(2式)ここで、
圧延荷重は荷重検出器22で検出された値であり、また
圧延トルクはつぎの(3式)により計算できる。
GI:kl‐V−声‐R●・R・くk3N+k4)…(
3式)ここに、k.・k3・k4は定数、Vは電動機端
子電圧、1は電機子電流、IRは有効負荷電流、Rは電
機子抵抗、Nは電機子回転数であり、(3式)右辺の第
1項は圧延トルク、第2項は機械の損失トルクである。
電動機5で検出された電機子爵流1(図では1,で示す
)は、材料を圧延するに必要な有効負荷電流IRと速度
の変化、それはズーミング(zooming)あるいは
サクセ等の信号に基づく変化による加減速電流laとの
合成である。
FTCに使用される(2式)の圧延トルクを計算するの
に必要ないのは、負荷トルクに対応した有効負荷電流I
Rである。
ここでは、加減速電流laはあらかじめ電機子電流1か
ら除去され、有効負荷電流IRのみが検出されているも
のとする。
しかして(2式)は、張力トルク△Gt,が零より大の
場合スタンド2とスタンド3間に引張力が発生していて
、逆に張力トルク△Gt,が零より小の場合スタンド2
とスタンド3間に圧縮力が発生していることを意味する
FTCは(2式)で求められた張力トルク△Gt,をあ
る目標の張力トルクになるようスタンド2の速度を修正
する。
この速度修正量は△N,は、(4式)で求めることがで
きる。
△N,=g・(△Gu−GM) ・・・(4式)ここに
、gは比例・積分要素、Gt。
,はスタンド2とスタンド3間目標張力トルクである。
図のFTC装置19は、(4式)の演算をある制御ピッ
チごとに行なうわけである。以上、材料がスタンドーが
らスタンド3にわたって圧延されている状態いわゆる定
常圧延状態について記した。
この状態においては、スタンド1とスタンド2間の張力
はさきに述べたようにスタンド2の速度がスタンドーの
速度基準として与えられている故、ほぼ一定に制御され
ている。また、スタンド2とスタンド3間の張力は、F
TCにより一定に制御されている訳である。ところが、
圧延が進行して材料がスタンドーを抜けた場合、スタン
ドーとスタンド2間の引張力あるいは圧縮力は零となり
、これまでスタンド1とスタンド2間に発生していた引
張力あるいは圧縮力をスタンド2が背負うことになる。
つまり、2スタンド以上の夕ンデム圧延の場合、各スタ
ンド間に引張力あるいは圧縮力が発生する。
この引張力と圧縮力を総称して張力ということにしてい
る。いま、i−1およびiなる2スタンドで考えた場合
、スタンド間に引張力が働いていると、iスタンドの圧
延トルクは張力が零の時のiスタンドが発生する圧延ト
ルクと比較して、引張力に相当するトルクだけ大きくな
り、逆に、j−1スタンドの圧延トルクは、引張力に相
当するトルクだけ小さくなることで2スタンド間のバラ
ンスが保たれる。
また、2スタンド間に圧縮力が働いていると、引張力の
それと全く逆になって、スタンド間のバランスを保って
いる。
このことは、圧延理論から周知の事実である。
従って、スタンド1を材料が抜けることで、スタンド1
と、スタンド2間張力が引張力であった場合、この引張
力に相当するトルクだけスタンド2の圧延トルクは小さ
くなり、逆にスタンドーとスタンド2間張力が圧縮力で
あった場合、その分だけスタンド2の圧延トルクは大き
くなる。スタンド2とスタンド3間の張力制御つまりF
TCは(2式)のように、スタンド2の圧延トルクを使
用しているから、材料がスタンド1を抜けることによる
スタンド2の圧延トルクの変化が問題となる。本発明は
、それらの事情に鑑みてなされたもので、人手を省き、
簡単に且つ確実にFTC制御のできる圧延機の制御装置
を提供することを目的とする。
さきもこ記したように、材料がスタンドーを抜けると、
スタンドーとスタンド2間の張力は瞬時に零となり、ス
タンド2の圧延トルクに影響を及ぼす。
従って、スタンド2とスタンド3間の張力制御は、引張
力あるいは圧縮力が発生したと誤認し、スタンド2の速
度を修正し、この結果、圧延操業、製品の寸法精度等に
悪影響を及ぼす。
本発明は、当該スタンドを材料の尾端が抜けるタイミン
グを材料位置検出器により検出し、この時点で次スタン
ド間のFTCを中止し、前回のFTCによる速度修正量
をホールドして、従来方式の不具合を克服することを特
徴とするものである。
図における破線部分が本発明になる制御手段である。
24は材料位置検出器であり、材料23の有無を“1”
あるいは“0”の論理信号で出力する。
25はホールド装置であって、検出器24の出力信号“
1”あるいは“0”によりFTC装置19で演算した速
度修正量をそのまま出力するか、あるいはホールドする
か決定する装置である。
いま、材料23がスタンド1からスタンド3にわたって
圧延されている状態においては、検出器24は“0”信
号であり、FTC装置19で演算された速度修正量△N
,はホールド装置25を通して、そのまま加算器14に
印加される。
次に、材料23の尾端が検出器24を抜けた場合、検出
器24は“1”となり、この時点でホールド装置25は
前回のFTC装置19で演算された速度修正量をホール
ドして、その出力を加算器14に印加する。
この結果、FTC装置19で演算された速度修正量は、
次回から無視することになる。
しかして、エッジャスタンドーの圧延荷重検出器あるい
は電機子電流検出器を、材料位置検出器24の代わりに
使用してもよい。
かくして本発明によれば、省力化をするとともに、簡潔
にかつ確実にFTC制御の可能な圧延機の制御方法を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例のブロックダイアグラムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上流側に被圧延材の幅方向の圧延を行なうエツジヤ
    スタンドと、その下流側に板厚方向の圧延を行なう少な
    くとも2台の水平圧延機とで構成される圧延機群におい
    て、エツジヤスタンドを除いた他の少なくとも2台の水
    平圧延機関で上流側水平圧延機の駆動用直流電動機が発
    生するトルク変動量からスタンド間張力を検出し、その
    検出張力と目標張力との偏差を零とするよう上流側水平
    圧延機速度を修正する張力制御が行なわれているとき、
    被圧延材の存在の有無を検出する検出器により被圧延材
    料尾端がエツジヤスタンドを抜けたことを検出した際、
    その検出信号によりホールド装置は前記張力制御の動作
    を停止させるべく速度修正量出力を基準速度に付加しな
    いようにし、かつホールド装置が材料尾端を検出した時
    点の速度修正量出力を基準速度に付加するようにして速
    度修正量をホールドすることを特徴とする圧延機の制御
    方法。
JP54042979A 1979-04-11 1979-04-11 圧延機の製御方法 Expired JPS6032526B2 (ja)

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JP54042979A JPS6032526B2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 圧延機の製御方法

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JP54042979A JPS6032526B2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 圧延機の製御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136506A JPS55136506A (en) 1980-10-24
JPS6032526B2 true JPS6032526B2 (ja) 1985-07-29

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ID=12651148

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JP54042979A Expired JPS6032526B2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 圧延機の製御方法

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JP (1) JPS6032526B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101345551B1 (ko) * 2009-04-22 2013-12-31 고어 엔터프라이즈 홀딩즈, 인코포레이티드 물 튀김 방지 음향 저항 커버 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101345551B1 (ko) * 2009-04-22 2013-12-31 고어 엔터프라이즈 홀딩즈, 인코포레이티드 물 튀김 방지 음향 저항 커버 조립체

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