JPS6032398Y2 - 扇風機の運搬用把手支持装置 - Google Patents

扇風機の運搬用把手支持装置

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Publication number
JPS6032398Y2
JPS6032398Y2 JP12138077U JP12138077U JPS6032398Y2 JP S6032398 Y2 JPS6032398 Y2 JP S6032398Y2 JP 12138077 U JP12138077 U JP 12138077U JP 12138077 U JP12138077 U JP 12138077U JP S6032398 Y2 JPS6032398 Y2 JP S6032398Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
guard
support hole
handle body
rear guard
Prior art date
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Expired
Application number
JP12138077U
Other languages
English (en)
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JPS5447654U (ja
Inventor
克明 矢野
栄一 杉本
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP12138077U priority Critical patent/JPS6032398Y2/ja
Publication of JPS5447654U publication Critical patent/JPS5447654U/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は扇風機持ち運び用の把手の取付構造を改良した
扇風機の運搬用把手支持装置に関する。
従来より扇風機においては、基台に立設した支柱にネッ
クピースを介してファンを有するモータ部本体を支持す
ると共に、多数の支骨を放射状に配列して形成した後ガ
ードを前記モータ部本体に取付け、更に、後ガードにこ
れと略同様に構成した前ガードを取付け、以て前記ファ
ンを前及び後ガードによって囲繞するようになしており
、後ガードの支骨には棒状の鋼材を折曲して成る把手を
溶接により取着してその把手を後ガードから突出させ、
以て斯かる把手を介して扇風機の持ち運びを行なう構成
としている。
ところが上記従来構成のものでは、把手を介して運搬す
る際に、該把手と比較的細い棒状鋼材から威る後ガード
の支骨との溶接部分に全体の重量が加わることになるの
で、特に支骨がデザイン上の問題から細目の線材により
形成されていた場合にはその支骨が変形してしまうと云
う虞があり、しかも、比較的細い支骨に把手を溶接する
関係上、溶接強度を上げようとすると溶接時に支骨にひ
ずみ変形が発生して外観を損ねてしまうと云う虞があり
、実際には溶接強度を上げることができず、支骨に対す
る把手の固着状態が不確実になると云う不具合があった
要するに従来における扇風機の運搬用把手支持装置では
、把手を後ガードの支骨に取着する構成であったため、
溶接強度を上げられない場合があり、把手を支骨以外の
部分に取着するためのなんらかの工夫が望まれていた。
又、従来のものでは、把手が後ガードから突出している
ためその把手の突出部分が邪魔になって全体の梱包容積
を小さくできないと云う欠点があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであリ、その目
的は、把手体を介しての運搬時においてその把手体の取
付部が変形してしまう虞がないと共に、把手体の取着状
態を確実にすることができ、更には全体の梱包容積を小
になし得る等の効果を奏する扇風機の運搬用把手支持装
置を提供するにある。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
図において、1は基台2に立設した支柱で、これの上端
にはネックピース3を介して図示しないモータを内設し
たモータ部本体4を水平回動並びに上下回動可能に支持
しており、そのモータの回転軸5にはファン6を取着し
ている。
又、第2図に示すようにモータ部本体4の前面部4a上
方部には、支持孔部7が形設されていると共に、この支
持孔部7の上方に位置して溝部8aを有する回り止め用
係止部が突設されている。
9は後ガードで、これはその中央にモータ部本体4の前
面部4aに支持するための円形のガード連結板10を有
し、このガード連結板10の外周に比較的細い多数の支
骨11の各基端を溶接してこれらを放射状配列となし、
そしてこれら各支骨11をその途中部分から漸次前方に
指向させるように折曲してその各先端をガードリング(
図示せず)に溶接した構成である。
そして、ガード連結板10には、その中心部に前記回転
軸5を挿通させる挿通孔12が形設されていると共に、
上部に支持孔部13が形設されている。
14は、握り部15の下部に腕部16を介して前後方向
に突出させた軸部17を一体に有する把手体で、軸部1
7の一端にはすり割部18aを有する矢じり状の抜は止
め用係止部18を一体に形成りでいる。
斯かる把手体14は、その軸部17の一端たる係止部1
8が前記ガード連結板10の支持孔部13に圧入係合さ
れると同時に係止部18側の軸部17が該支持孔部13
に回動可能に挿通され、以て係止部18によって支持孔
部13からの抜は止めを行ないながらガード連結板10
に支持孔部13を支点として回動可能に取付けられてい
る。
しかして、第3図に示すように後ガード9は、把手体1
4を上方に突出させた状態でモータ部本体4の前面部4
aに着脱可能に取付けられるものであるが、この場合に
、前記軸部17の他端部即ち係止部18の反対側端部が
モータ部本体4の前面部4aに形設された支持孔部7に
挿通され、且つ把手体14の腕部16が前記係止部8の
溝部8aに係合され、これによって把手体14の回動が
阻止される。
尚、上記の場合において、後ガード9のモータ部本体4
に対する着脱可能な取付手段は在来の通りで良いので図
示を省略している。
又、19は後ガード9の前面に取付けられた前ガードで
、この前ガード19及び後ガード9でもってファン6を
囲繞するようにしている。
以上のように構成した本実施例においては、把手体14
の握り部15を握り持って扇風機を持ち運ぶものである
が、この場合には把手体14の取付部即ちガード連結板
10及びモータ部本体4の前面部4aの剛性が大きく、
該取付部が変形してしまうことは殆んどない。
又、把手体14は、従来のように溶接手段によらず、そ
の軸部17の両端部を支持孔部7及び13に挿通支承さ
せることによってモータ部本体4と後ガード9との間に
挟設状態で取着する構成としているので、その取着状態
が確実になると共に把手体14の取付作業が簡単になる
更に本実施例において、梱包時には、後ガード9及びフ
ァン6等をモータ部本体4から取外した分解状態で梱包
を行なうものであるが、この場合には、第4図に示すよ
うに、把手体15を下方に回動させてガード連結板10
に沿わせた状態で梱包することができ、梱包容積を小に
し得る。
特に、本実施例では把手体14を後ガード9の支持孔部
13に抜は止め状態で取付けているので、梱包時等に該
把手体14が紛失する虞れがなく便利である。
加えて、本実施例によれば把手体14の握り部15の外
観形状を適宜に変形しても差支えがなく、従って把手体
を、美観を加味した意匠性の高い形状にすることができ
る。
尚、上記実施例では、把手体14の係止部18をガード
連結板10側の支持孔部13に圧入係合させ、以て後ガ
ード9に把手体14を取付ける構成としたが、係止部1
8をモータ部本体4側の支持孔部7に圧入保合させ、以
て把手体14をモータ部本体4に回動可能に取付けるよ
うにしても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例のみに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適
宜変形して実施し得る。
本考案は以上説明したように、把手体を介しての運搬時
においてその把手体の取付部が変形してしまう虞がない
と共に、把手体の取着状態を確実にすることができ、更
には全体の梱包容積を小になし得ると共に把手体の取付
作業を簡単化できる等の効果を奏することが可能な扇風
機の運搬用把手支持装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は扇風機全体の
側面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図及び第4図
は要部の夫々異なる状態における縦断面図である。 図中、4はモータ部本体、7は支持孔部、8は回り止め
用係止部、9は後ガード、10はガード連結板、11は
支骨、13は支持孔部、14は把手体、15は握り部、
17は軸部、18は抜は止め用係止部、19は前ガード
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ部本体に後ガードをこれの中央に有するガード連
    結板を介して着脱可能に取付は得るようにした扇風機に
    おいて、一方に握り部を及び他方に軸部を夫々形成した
    把手体と、前記モータ部本体及びガード連結板に夫々設
    けられ前記軸部の両端部が夫々回動可能に挿通される支
    持孔部と、前記軸部の少なくとも一端部に設けられ前記
    支持孔部に係止されて前記把手体の抜は止めを行なう抜
    は止め用係止部と、前記モータ部本体及び後ガードのう
    ちの何れか一方に設けられ該モータ部本体に該後ガード
    を取付固定した時に前記把手体の回動を阻止させる回り
    止め用係止部とを具備したことを特徴とする扇風機の運
    搬用把手支持装置。
JP12138077U 1977-09-09 1977-09-09 扇風機の運搬用把手支持装置 Expired JPS6032398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12138077U JPS6032398Y2 (ja) 1977-09-09 1977-09-09 扇風機の運搬用把手支持装置

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JP12138077U JPS6032398Y2 (ja) 1977-09-09 1977-09-09 扇風機の運搬用把手支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5447654U JPS5447654U (ja) 1979-04-03
JPS6032398Y2 true JPS6032398Y2 (ja) 1985-09-27

Family

ID=29078466

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JP12138077U Expired JPS6032398Y2 (ja) 1977-09-09 1977-09-09 扇風機の運搬用把手支持装置

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JPS5447654U (ja) 1979-04-03

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