JPS6330898Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6330898Y2
JPS6330898Y2 JP12352883U JP12352883U JPS6330898Y2 JP S6330898 Y2 JPS6330898 Y2 JP S6330898Y2 JP 12352883 U JP12352883 U JP 12352883U JP 12352883 U JP12352883 U JP 12352883U JP S6330898 Y2 JPS6330898 Y2 JP S6330898Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quartz tube
holder
heater
reflector
holding part
Prior art date
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JP12352883U
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JPS6030907U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石英管内にヒーター線をコイル状とし
たヒーターを有した石英管ヒーターを用いた電気
ストーブ等の暖房器に関するものである。
従来この種暖房器を第1図の如き縦長の電気ス
トーブの例で説明すると、その構成はスタンド1
と、その上に一方を開口するキヤビネツト2を立
設し、ストーブ本体3を形成し、キヤビネツト2
の開口にU字形状の開口部と、内側に底部を位置
せしめ固定した放物線曲面を形成する反射板4
と、その反射板4の放物線曲面の焦点付近で上下
方向にヒーター5を有する石英管6を両端の碍子
7,7で支持し構成していた。上記ヒーター保護
用として用いられてきた石英管6は耐熱性、耐冷
熱シヨツク等に優れた素材であるが、耐衝撃的に
は強いとはいえ万全ではなかつた。このため、従
来の多くの電気ストーブに見られる200〜300mm位
の長さでは殆んど問題ないが400mmを越える様な
長いものになると、ストーブの梱包状態での荷扱
いやストーブ使用中の転倒、落下等で受ける衝撃
で石英管6が中央付近で折損する危険のある欠点
があつた。このためこのような縦長の電気ストー
ブ等では、梱包箱の緩衝材を多く使うと共にスト
ーブ本体3にも衝撃吸収用の鋼線製等のガード8
を張り出して設け、荷扱い時、使用時双方の衝撃
をやわらげ、それによつて、石英管6の破損防止
を計つていた。しかし折角デザインされたストー
ブの外面に、通常、正常に使用していれば全く不
要のガード8が張り出して取付けてあるので、外
観を損うと共にストーブ使用時邪魔となるほか誤
つて布等を掛けて洗濯物干しにされた場合は火災
の危険すらある等の問題があつた。さらに原価面
ではガード8の材料代、取付け代が掛り梱包代も
高価となる不利があつた。
本考案は上記欠点を除くためなされたものであ
り、ヒーターを有する石英管の外面を囲んで保持
する保持部とその保持部に連続して反射板に固定
する脚部とを有するホルダーを設け、石英管の長
さ方向のほぼ中央を該ホルダーで保持し、かつ反
射板と連結するようにしたことにより、通常長さ
より長い石英管を両端の他に支持間隔を半減する
振幅の大きい中央で保持し、石英管に加わる外力
による衝撃を緩和吸収でき、簡単な構成で石英管
の折損防止ができるほか、従来の各種の保護材等
をなくすことができるものを提供することであ
る。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
実施例の構成は第2図、第3図及び第4図の如
くであるが、図中1,2,3,5,6,7の番号
を付した各個所は第1図における同一番号部と共
通部を示すものであり、その説明を省略する。9
はホルダーで、石英管6の外面を囲んで保持する
保持部10と、保持部10に連続して反射板4に
固定する脚部11を有し、保持部10は縦長の楕
円状に形成し、保持部10の両端部の脚部11は
やや広き加減とし、その脚部11の先端は段部1
2を設けて爪部13を形成したものである。なお
段部12の爪部13の付け根には切り込み部14
が設けられ、それぞれ切り込み深さを爪部13巾
の1/3程度とする。反射板4には脚部11の爪部
13に対応し、スリツト穴15が反射板4の長さ
方向のほぼ中央に、左右振分けで設けるものであ
る。なおホルダー9の幅は石英管6の振れ止めに
は重要でなく、約5〜6mm位の狭い幅でよい。
上記構成から本実施例の作用につき以下説明す
る。まず組立にあたつては、反射板4とその端部
の端子7,7に石英管6を支持させ、石英管6に
ホルダー9の保持部10を挾むように挿入しつ
つ、脚部11の爪部13,13を反射板4のスリ
ツト穴15,15に貫通させ、反射板4裏面に突
出する爪部13をひねり、このホルダー9を介し
て石英管6のほぼ中央部を保持し、反射板4に固
定する。この際爪部13の切り込み部14は爪部
13のひねり効果を増すためのもので、これによ
りホルダー9ががたつくことなく反射板4に固定
される。この切り込み部14がないと傾いたホル
ダー9の段部12部かどで石英管6が割れること
がある。この切り込み部14により反射板4の裏
と表でホルダー9が角度を変えて反射板4を挾み
込むかたちとなり、がたつきがなくなる。またホ
ルダー9を狭い巾のものとするので外観上の見苦
しさはない。更に前記保持部10の縦長の楕円状
の形状は第3図のB矢方向の衝撃は反射板4のた
わみとホルダー9の脚部11のしなりで吸収で
き、C矢方向のたわみをこの楕円状の形状のたわ
みで吸収するものである。
以上の如く本考案によれば、石英管のほぼ中央
で、反射板と連結支持するホルダーを設けたこと
により、通常長さより長い石英管を両端の他に支
持間隔を半減する振幅の大きい中央で保持し、石
英管に加わる外力による衝撃を緩和吸収でき、簡
単な構成で石英管の折損防止ができる効果があ
り、従来の各種の保護部材等をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の暖房器の斜視図、第2図は本考
案の一実施例を示す暖房器の斜視図、第3図は同
暖房器の要部断面図(第2図の断面A−A)、第
4図は同暖房器の要部部品斜視図である。 4……反射板、5……ヒーター、6……石英
管、9……ホルダー、10……保持部、11……
脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒーター5を有する石英管6の外面を囲んで保
    持する保持部10とその保持部10に連続して反
    射板4に固定する脚部11とを有するホルダー9
    を設け、石英管6の長さ方向のほぼ中央を該ホル
    ダー9で保持し、かつ反射板4と連結したことを
    特徴とする暖房器。
JP12352883U 1983-08-09 1983-08-09 暖房器 Granted JPS6030907U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12352883U JPS6030907U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 暖房器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12352883U JPS6030907U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 暖房器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6030907U JPS6030907U (ja) 1985-03-02
JPS6330898Y2 true JPS6330898Y2 (ja) 1988-08-18

Family

ID=30281944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12352883U Granted JPS6030907U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 暖房器

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JP (1) JPS6030907U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6030907U (ja) 1985-03-02

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