JPS6032292A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 家庭用の調理器である高周波加熱装置は、マイクロ波帯
である高周波電波を食品自体が吸収し自己発熱するので
、従来の調理器に比へ多くの特長をもつが、我が国の従
来の調理法にとっては適さない場合もある。汁物などの
鍋料理や天ぷらなとの揚げものは不得手で、従来の鍋で
１ン口を使う必要がある。

一方近年発達している技術として、磁性体調を誘導電流
で加熱する誘導加熱がある。この誘導加熱と前記高周波
加熱を一体化し、同一電源で実現されれば、非常に便利
な調理器が？！？られる。又誘導加熱を利用した電磁調
理器は、火を使わないので、調理器本体が熱くならず清
潔感がイｑ・られるなどの良さがあり、持運び可能なコ
ンパクト構造に仕上げると、厨房室以外の座敷など伺処
でも使える便利さがある。

従来例の構成とその問題点 従来の高周波加熱装置は商用周波数の電源を用ｔ、、Ｊ
ｊｌｌコニＬ；；−，−”Ｈ扉しｌ−１６１ｒｆ−Ｐ＋
−↓〆・−１，−、−−トロンを発振させ高周波電波を
給電している。このため大電力装置である高周波加熱装
置の昇圧トランスｄ、犬き々容積占有率を占め、重量も
重い欠点があった。又１１を独では鍋物料理もできない
。

一方誘導加熱を利用した電磁調理器は、スイッチング素
子を用い、２０〜３０　Ｋ　Ｈｚの高周波電流を誘導加
熱コイルに流し、磁性体調を加熱している。一般に電源
が異るので別々の調理器として使用され、総合的には場
所を必要としている。一体構造による省スペース、コン
パクト化が望寸れる。

発り１の１」的 本発明は高周波加熱装置の欠点である電源の大形化と重
覇゛化を改善するものであって、軽量小形化を図るとと
もに、不得手な鍋もの料理を磁性体調を加熱する誘導加
熱手段を設けて得ることを目的とする。更に誘導加熱を
利用した電磁調理器の特長である手ｆｆｆに持運べる構
造をも同時に得ることを「１的としている。

発明の構成 不発りＪは整流器とコンデンサにより単一方向として形
成された電源に、スイッチング素子を設けて２０〜３０
　Ｋ　Ｈｚの高周波電源とり７、この電源で昇圧トラン
スの電圧を昇圧しマグネトロンへ印加するとともに、磁
性体調の誘導加熱をも行う。

更にこの電源ユニットに誘導加熱コイルを附加し、本体
と着脱自在の構成としだものである。

実施例の説明 以下図に従い本発明の一実施例を説明する。

第１図において１は加熱室にマイクロ波帯である高周波
電波を給電するマグネトロン、２はマグネトロン１に高
電圧を印加するだめの昇圧トランス、３は昇圧トランス
２の２次側に接続したダイオードで高圧コンデンサ４と
ともに倍電圧整流回路を構成し、マグネトロン１に昇圧
トランス２の高圧電力を単方向化して給電している。こ
れら昇圧トランス２、ダイオード３、高圧コンデンサ４
の電源部品は、２０〜３０　Ｋ　Ｈｚ位の高周波電源で
動作する構成としている。５は昇圧トランス２が上記高
周波電源を得るための接続器プラグで、電源側の接続器
と着脱自在に接続される構造をなしている。このような
マグネトロン１、昇圧トランス２などの電源部品を、加
熱室その他の構造部品からなる筐体の中に設け、これに
接続器プラグ５を高周波電源接続器上着脱可能な位置に
加えて、第２図に示す不休１６を構成する。

６は商用電源ライン間に設けられた整流器で、電流制限
ヂョーク７とコンデンサ８ととも妬単一方向電源を構成
している。９は高周波パワートランジスターなどのスイ
ッチング素子、１０け磁性体調を誘導加熱する誘導加熱
コイルで、前記単一方向電源に、スイッチング素子９と
直列に接続されている。誘導加熱コイル１０は太い銅線
をフラットに１０数ターン巻いたものが一般的で、ある
値のインダクタンスをもっている。１１は誘導加熱コイ
ル１０のインダクタンスとＬ　−Ｃの並列共振回路を槁
−成する共振コンデンサで、誘導加熱コイル１０と並列
に、単一方向電源に対しては共振回路としてスイッチン
グ素子９と直列に接続されている。本実施例ではないが
、共振コンデンサ１１をスイッチング素子９と並列に、
誘導加熱コイル１０と直列に接続し、直列共振回路とし
て構１戊することも可能である。１２はスイッチング素
子９に逆電圧がかかる期間の転流電流を流すダイオード
、１３はスイッチング素子９のＯＮ−０ＦＦ制御をする
制御回路である。

このようなもので構成される高周波スイッチング電源回
路に誘導加熱コイル１０を加え、切換スイッチ１４を介
して誘導加熱コイル１０と切換えられる接続器ソケット
１５を備えて、第２図に示す電源ユニット１７を構成す
る。電源ユニット１７は商用電源から電圧を得る電源コ
ード１８を備え、誘導加熱コイル１０の高周波磁界で誘
導ＩＪＩＪ熱を行う電磁調理器として単独で使用可能な
構造とし、本体１６七着脱自在の構成となっている。

この電源ユニット１７の高周波スイッチング電源を接続
器プラグ５と接続器ソケット１５の接続により、マグネ
トロン１を有する高周波加熱装置の本体１６に給電する
ようにし、昇圧トランス２の１次側インダクタンスと誘
導加熱コイル１０のインダクタンスをほぼ同一値にしだ
ものが本発明である。電源ユニット１７が本体１６に装
着された場合、切換スイッチ１４て切換えられ、共振コ
ンデンサ１１は昇圧トランス２の１次側と共振回路を構
成し高周波電流を流す。

このようなもので構１戊される高周波スイ・ンチング電
源を備えだ本発明の高周波加熱装置であれば、電源は２
０〜３０　Ｋ　Ｈｚ程度の高周波で昇圧トランス２に印
加され、昇圧された高電圧をマグネトロン１に与えて高
周波電波を発振する。層圧トランス２に印加される電圧
は高周波であり、鉄心は小形化か可ｆトで小形軽量の４
匝トランス２がイｑ・られる。

第２図において、電源ユニットＩＴは高周波加熱装置の
本体１６の下部に収納１ｊｌ能で、高周波電波を利用し
た高周波加熱の場音、本体１６の下部に収納されて使用
される。高周波電波加熱で不ｆｆ１手な鍋物料理は、電
源ユニット１７を引出し、誘導加熱コイル１０の上に鍋
を置いて加熱される。

本発明においては鍋物料理も可能となる。更に電源ユニ
ット１７は本体１６と着脱自在で、商用電源で使用可能
な構造であるだめ、持運び可能てしかもコンパクト構造
に仕」二げられ、厨房室以外の座敷など何処ても電磁調
理器として使える。

発明の効果 このような本発明の高周波加熱装置であれば、高周波電
源加熱で不得手な鍋物料理が誘導加熱で得られる。しか
も誘導加熱としての電磁調理器は、単独で持運び可能な
構造が得られて、何処でも使用できる。更に同一高周波
スイソヂング電源で動作するので、高周波加熱装置とし
て大きな容積占有率と重量を占める昇圧トランスが、小
形軽（１）、化され、高周波加熱装置の本体もコンパク
ト化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の高周波加熱装置の一実施例を示す回路
図、第２図は同装置の正面斜視図である。 ２・・・昇圧トランス、５・・・・・・接続器プラグ、
９・・・・スイッチング素子、１０・・・誘導加熱コイ
ル、１１・・・・・共振コンデンサ、１５・・・・接続
器ソケット、１７・・・・・・電源ユニット。 第１図 ／３　ｑ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱室、この加熱室に高周波電波を給電するマグネトロ
   ン、このマグネトロンに高電圧を印加する昇圧トランス
   、この昇圧１〜ランスに高周波電流を流す電源をｔ（Ｉ
   る着脱自在の接続器プラグを備えた本体と、整流器とコ
   ンデンサにより単一方向に形１戊した電源、この電源に
   スイッチング素子と直列に接続された誘導加熱コイル、
   この誘導加熱コイルと共振回路を構成する共振コンデン
   サ、切換スイッチを介して＋ｉｆｆ記訪導加熱コイルさ
   切換えられる１］０記接続器プラグと着脱自在の接続器
   ソ夛ノドを倫えた電源ユニットとを設け、この電源ユニ
   ットを「１１ｆ記本体より着脱自在にするとともに、＋
   ｊｆＪ記昇圧トランス１次側回路のインダクタンス吉曲
   記誘導加熱コイルのインダクタンスをほぼ同一値にした
   構成の高周波加熱装置。