JPH0760736B2 - 電磁調理器 - Google Patents
電磁調理器Info
- Publication number
- JPH0760736B2 JPH0760736B2 JP31745688A JP31745688A JPH0760736B2 JP H0760736 B2 JPH0760736 B2 JP H0760736B2 JP 31745688 A JP31745688 A JP 31745688A JP 31745688 A JP31745688 A JP 31745688A JP H0760736 B2 JPH0760736 B2 JP H0760736B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- inverter power
- transmission means
- heating
- resonance capacitor
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する電磁調理器に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来の技術におけるこの種の電磁調理器の回路図を第２
図に示す。この第２図において、１は加熱コイル２を有
し高周波電力が供給されると、交番磁界を発生して鍋３
を誘導加熱する加熱ユニット、４は商用電源を平滑する
平滑回路５と共振用コンデンサ６とIGBT等のスイッチン
グ素子７とこのスイッチング素子７を駆動させ高周波電
力を発生させる制御回路８を有するインバータ電源、９
はケーブル10とコネクタ11を有しインバータ電源４の発
生する高周波電力を加熱ユニット１へ伝達する伝達手段
で、この伝達手段９とインバータ電源４との接続部はコ
ネクター11により、着脱可能である。
図に示す。この第２図において、１は加熱コイル２を有
し高周波電力が供給されると、交番磁界を発生して鍋３
を誘導加熱する加熱ユニット、４は商用電源を平滑する
平滑回路５と共振用コンデンサ６とIGBT等のスイッチン
グ素子７とこのスイッチング素子７を駆動させ高周波電
力を発生させる制御回路８を有するインバータ電源、９
はケーブル10とコネクタ11を有しインバータ電源４の発
生する高周波電力を加熱ユニット１へ伝達する伝達手段
で、この伝達手段９とインバータ電源４との接続部はコ
ネクター11により、着脱可能である。
以上の構成で、電磁調理器のインバータ電源４を含む本
体と加熱コイル２を含む加熱ユニット１を分離すること
により、加熱ユニット１を使いやすい小型薄型の軽量な
機器にすることができる。又加熱ユニット１を本体とは
別に収納できるばかりでなく、他の高周波電力を使用す
る機器も伝達手段９を有することで本体のインバータ電
源４を併用が可能である。
体と加熱コイル２を含む加熱ユニット１を分離すること
により、加熱ユニット１を使いやすい小型薄型の軽量な
機器にすることができる。又加熱ユニット１を本体とは
別に収納できるばかりでなく、他の高周波電力を使用す
る機器も伝達手段９を有することで本体のインバータ電
源４を併用が可能である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の技術における構成で
は、鍋３を加熱中に加熱コイル２と共振コンデンサ６が
起こす共振の大電流が伝達手段９のケーブル10及びコネ
クタ11を通るためケーブル10及びコネクタ11には大電流
用の大型で重量が重い高価な部品を使わざるを得なかっ
た。
は、鍋３を加熱中に加熱コイル２と共振コンデンサ６が
起こす共振の大電流が伝達手段９のケーブル10及びコネ
クタ11を通るためケーブル10及びコネクタ11には大電流
用の大型で重量が重い高価な部品を使わざるを得なかっ
た。
本発明は上記欠点を解決するべく、伝達手段９のケーブ
ル10及びコネクタ11に流れる電流を加熱出力を低下させ
ずに減少させることを目的としている。
ル10及びコネクタ11に流れる電流を加熱出力を低下させ
ずに減少させることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の電磁調理器は、第一
の共振コンデンサと加熱コイルを有し高周波電力が供給
されると交番磁界を発生して鍋を誘導加熱する加熱ユニ
ットと、スイッチング素子と第二の共振コンデンサと平
滑回路と制御回路を有し高周波電力を発生するインバー
タ電源と、このインバータ電源と前記加熱ユニットを接
続する伝達手段とを有し、前記伝達手段のインバータ電
源との接続部は着脱可能とした構成としている。
の共振コンデンサと加熱コイルを有し高周波電力が供給
されると交番磁界を発生して鍋を誘導加熱する加熱ユニ
ットと、スイッチング素子と第二の共振コンデンサと平
滑回路と制御回路を有し高周波電力を発生するインバー
タ電源と、このインバータ電源と前記加熱ユニットを接
続する伝達手段とを有し、前記伝達手段のインバータ電
源との接続部は着脱可能とした構成としている。
作用 上記のように構成された電磁調理器において、本体内の
インバータ電源より出力された高周波電力は伝達手段に
より加熱ユニットの第一の共振コンデンサと加熱コイル
へ伝達され、第一の共振コンデンサと加熱コイルは加熱
ユニット内で共振する。そして加熱コイルから鍋へ交番
磁界が発生し、鍋を誘導加熱する。従って、伝達手段に
は共振電流は流れず、鍋を誘導加熱するために消費され
た電流のみが流れることになる。又、配線等の寄生イン
ダクタンスにより発生するキック電圧がインバータ電源
のスイッチング素子を破壊しないようにインバータ電源
の小さな第二の共振コンデンサがキック電圧を吸収す
る。
インバータ電源より出力された高周波電力は伝達手段に
より加熱ユニットの第一の共振コンデンサと加熱コイル
へ伝達され、第一の共振コンデンサと加熱コイルは加熱
ユニット内で共振する。そして加熱コイルから鍋へ交番
磁界が発生し、鍋を誘導加熱する。従って、伝達手段に
は共振電流は流れず、鍋を誘導加熱するために消費され
た電流のみが流れることになる。又、配線等の寄生イン
ダクタンスにより発生するキック電圧がインバータ電源
のスイッチング素子を破壊しないようにインバータ電源
の小さな第二の共振コンデンサがキック電圧を吸収す
る。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図は本発明の一実施例の回路図で、１は加熱コ
イル２と第一の共振コンデンサ12を有する加熱ユニット
で、高周波電力が供給されると、加熱コイル２と第一の
共振コンデンサ12は共振して加熱コイル２から交番磁界
が発生し、鍋３を誘導加熱する。５はダイオードブリッ
ジ13とチョークコイル14と平滑コンデンサ15よりなり商
用電源を平滑する平滑回路、16は第２の共振コンデンサ
で配線等の寄生インダクタンスより発生するキック電圧
を吸収する。７はIGBT17とダイオード18よりなるスイッ
チング素子、８は制御回路で共振のタイミンを取り、ス
イッチング素子７を高速でドライブさせて高周波電力を
発生させる。そして、４は上記平滑回路５と第２の共振
コンデンサ16とスイッチング素子７と制御回路８よりな
るインバータ電源で、高周波電力を発生する。９はケー
ブル10とコネクタ11よりなる伝達手段で、インバータ電
源４の発生する高周波電力を加熱ユニット１へ伝達す
る。又この伝達手段９は、本実施例ではインバータ電源
４側にコネクター11を配し伝達手段９とインバータ電源
４との接続部はコネクター11により着脱可能な構成とな
っているが、コネクター11は加熱ユニット１側に配して
も支障はないものである。
る。第１図は本発明の一実施例の回路図で、１は加熱コ
イル２と第一の共振コンデンサ12を有する加熱ユニット
で、高周波電力が供給されると、加熱コイル２と第一の
共振コンデンサ12は共振して加熱コイル２から交番磁界
が発生し、鍋３を誘導加熱する。５はダイオードブリッ
ジ13とチョークコイル14と平滑コンデンサ15よりなり商
用電源を平滑する平滑回路、16は第２の共振コンデンサ
で配線等の寄生インダクタンスより発生するキック電圧
を吸収する。７はIGBT17とダイオード18よりなるスイッ
チング素子、８は制御回路で共振のタイミンを取り、ス
イッチング素子７を高速でドライブさせて高周波電力を
発生させる。そして、４は上記平滑回路５と第２の共振
コンデンサ16とスイッチング素子７と制御回路８よりな
るインバータ電源で、高周波電力を発生する。９はケー
ブル10とコネクタ11よりなる伝達手段で、インバータ電
源４の発生する高周波電力を加熱ユニット１へ伝達す
る。又この伝達手段９は、本実施例ではインバータ電源
４側にコネクター11を配し伝達手段９とインバータ電源
４との接続部はコネクター11により着脱可能な構成とな
っているが、コネクター11は加熱ユニット１側に配して
も支障はないものである。
上記構成において、商用電源からの入力電力はインバー
タ電源４により高周波電力に変換され、伝達手段９のコ
ネクター11とケーブル10をとおって加熱ユニット１の第
一の共振コンデンサ12と加熱コイル２へ送られ、第一の
共振コンデンサ12と加熱コイル２は加熱ユニット１内で
共振する。そのため、加熱コイル２から鍋３へ交番磁界
が発生し、鍋３を誘導加熱する。従って伝達手段９には
共振電流は流れず、鍋３を誘導加熱するために消費され
た電流のみが流れることになる。又、第二の共振コンデ
ンサ16はインバータ電源４内部の配線や伝達手段９のケ
ーブル10の寄生インダクタンスが起こすキック電圧を吸
収してスイッチング素子７を保護する小さなコンデンサ
である。
タ電源４により高周波電力に変換され、伝達手段９のコ
ネクター11とケーブル10をとおって加熱ユニット１の第
一の共振コンデンサ12と加熱コイル２へ送られ、第一の
共振コンデンサ12と加熱コイル２は加熱ユニット１内で
共振する。そのため、加熱コイル２から鍋３へ交番磁界
が発生し、鍋３を誘導加熱する。従って伝達手段９には
共振電流は流れず、鍋３を誘導加熱するために消費され
た電流のみが流れることになる。又、第二の共振コンデ
ンサ16はインバータ電源４内部の配線や伝達手段９のケ
ーブル10の寄生インダクタンスが起こすキック電圧を吸
収してスイッチング素子７を保護する小さなコンデンサ
である。
発明の効果 実施例の説明より明らかなように、本発明によれば、着
脱可能な加熱ユニットとインバータ電源を有する本体を
結ぶケーブルとコネクタを小型軽量の低価格の部品にす
ることができので、より低価格で収納などでより扱いや
すい着脱式の電磁調理器を、提供することができる。
脱可能な加熱ユニットとインバータ電源を有する本体を
結ぶケーブルとコネクタを小型軽量の低価格の部品にす
ることができので、より低価格で収納などでより扱いや
すい着脱式の電磁調理器を、提供することができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す電磁調理器の回路
図、第２図は従来の電磁調理器の回路図を示す。 １……加熱ユニット、２……加熱コイル、５……平滑回
路、７……スイッチング素子、８……制御回路、９……
伝達手段、10……ケーブル、11……コネクタ、12……第
一の共振コンデンサ、16……第二の共振コンデンサ。
図、第２図は従来の電磁調理器の回路図を示す。 １……加熱ユニット、２……加熱コイル、５……平滑回
路、７……スイッチング素子、８……制御回路、９……
伝達手段、10……ケーブル、11……コネクタ、12……第
一の共振コンデンサ、16……第二の共振コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項１】第一の共振コンデンサと加熱コイルを有し
高周波電力が供給されると交番磁界を発生して鍋を誘導
加熱する加熱ユニットと、スイッチング素子と第二の共
振コンデンサと平滑回路と制御回路を有し高周波電力を
発生するインバータ電源と、このインバータ電源と前記
加熱ユニットを接続する伝達手段とを有し、前記伝達手
段のインバータ電源との接続部は着脱可能とした電磁調
理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31745688A JPH0760736B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 電磁調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31745688A JPH0760736B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 電磁調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02162680A JPH02162680A (ja) | 1990-06-22 |
| JPH0760736B2 true JPH0760736B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=18088429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31745688A Expired - Fee Related JPH0760736B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 電磁調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760736B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2283426A1 (en) * | 1997-03-13 | 1998-09-17 | Christian Eskildsen | An induction heating kitchen appliance and system for use |
| KR101287834B1 (ko) * | 2009-12-21 | 2013-07-19 | 한국전자통신연구원 | 자기공명을 이용한 에너지 공급 장치, 조리 장치 및 방법 |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP31745688A patent/JPH0760736B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02162680A (ja) | 1990-06-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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