JPH02155192A - 電磁調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭において使用する電磁調理器に関す
るものである。

従来の技術 従来の技術におけるこの種の電磁調理器の回路図を第２
図に示す。この第２図において、１は加熱コイル２を有
し高周波電力が供給されると、交番磁界を発生してｗ４
３を誘導加熱する加熱ユニット、４は商用電源を平滑す
る平滑回路５と共振用コンデンサ６とＩＧＢＴ等のスイ
ッチング素子７とこのスイッチング素子７を駆動させ高
周波電力を発生させる制御回路８よりなるインバータ電
源である。９はケーブル１０とコネクタ１１よりなる伝
達手段で、インバータ電源４の発生する高周波電力を加
熱ユニット１へ伝達する。この伝達手段９とインバータ
電源４との接続部は、コネクター１１により着脱可能で
ある。

以上の構成で、電磁調理器のインバータ電源４を含む本
体と加熱コイル２を含む加熱ユニット１を分離した構成
としたことにより、加熱ユニット１を使いやすい小型薄
型の軽量な機器とすることができたものである。又更に
、加熱ユニット１を本体とは別に収納できるばかりでな
く、他の高周波電力を使用する機器も伝達手段９を有す
ること°で本体のインバータ電源４の併用が可能となる
ものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、この様な従来の技術における構成では、
以下に示すような課題を有するものであった。即ち、イ
ンバータ電源４が作動中に使用者が誤って伝達手段９の
コネクター１１を外したり、あるいは伝達手段９のケー
ブル１０が事故で断線して、インバータ電源４と加熱ユ
ニット１が分離したような場合であっても、瞬時にイン
バータ電源４の動作を停止させることができないという
ことである。つまりインバータ電源４が動作を継続する
ことによって、インバータ電源４の伝達手段９との分離
箇所で使用者が感電するおそれがあるだけではな（、周
辺回路に蓄積されたエネルギーによってスイッチング素
子７に異常電圧がかかり破壊される可能性があるという
ことである。

本発明は上記課題を解決するべ（、インバータ電源４と
加熱ユニット１が分離されると瞬時にインバータ電源４
の出力を停止させる構成を有する電磁調理器を提供する
ことを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の電磁調理器は、加熱
コイルを有し高周波電力が供給されると交番磁界を発生
して鍋を誘導加熱する加熱ユニットとスイッチング素子
と共振コンデンサと平滑回路と制御回路よりなる高周波
電力を発生しうるインバータ電源と、前記インバータ電
源と前記加熱ユニットを接続する伝達手段と、前記イン
バータ電源の出力電流を検出して前記インバータ電源と
前記加熱ユニットの分離を検知し前記インバータ電源の
制御回路へ動作停止信号を出力する断線検知手段とを有
し、前記伝達手段のインバータ電源との接続部は着脱可
能とした構成としたものである。

作　　　用 上記のように構成された電磁調理器において、インバー
タ電源より出力された高周波電力は伝達手段により加熱
ユニットの加熱コイルへ伝達され、この加熱コイルは交
番磁界を発生し鍋を誘導加熱する。そしてその状態で伝
達手段が破損又は誤って使用者が伝達手段のコネクター
を外して１、インバータ電源と加熱ユニットを分離する
と、分離と同時にインバータ電源の出力電流は流れなく
なり、それを検出して断線検知手段はインバータ電源の
制御回路へ動作停止信号を出力し瞬時にインバータ電源
の出力を停止させ、分離箇所での使用者の感電とスイッ
チング素子の破壊を防ぐ。

実施例 以下本発明の電磁調理器の一実施例について第１図を参
照して説明する。第１図は本発明の一実施例の回路図で
、１は加熱コイル２を有し高周波電力が供給されると交
番磁界を発生して鍋３を誘導加熱する加熱ユニット、５
はダイオードブリッジ１２とチョークコイル１３と平滑
コンデンサ１４よりなり商用電源を平滑する平滑回路、
６は共振用コンデンサ、７はＩＧＢＴ１５とダイオード
１６よりなるスイッチング素子である。８は制御回路で
、加熱コイル２と共振用コンデンサ６の共振のタイミン
グを取り、スイッチング素）ニアを高速でドライブさせ
て高周波電力を発生させる。そして、４は上記平滑回路
５と共振用コンデンサ６とスイッチング素子７と制御回
路８よりなるインバータ電源で高周波電力を発生する。

９はケーブル１０とコネクタ１１よりなる伝達手段で、
インバータ電源４の発生する高周波電力を加熱ユニット
１へ伝達する。この伝達手段９はインバータ電源４側に
コネクター１１を配し伝達手段９とインバータ電源４と
の接続部はコネクタ１１により、着脱可能である。又、
１７はインバータ電１４の出力電流を検知するカレント
トランスよりなる断線検知手段で、インバータ電源４の
出力電流が零になるとインバータ電源４の制御回路８へ
動作停止信号を出力する。

上記構成において、商用ＷＬ源からの入力電力はインバ
ータ電源４により高周波電力に変換され、伝達手段９の
コネクター１１とケーブル１０を通って加熱ユニット１
の加熱コイル２へ送られる。加熱コイル２は交番磁界を
発生してｊＡ３を誘導加熱する。そして使用者が機器動
作中に誤って伝達手段９のコネクタ１１を外して、イン
バータ電源４と加熱ユニット１を分離した場合、又は何
かの原因で伝達手段９のケーブル１０が断線した場合に
インバータ電源４の出力電流が零になることをカレント
トランスよりなる断線検知手段１７が検知すると、断線
検知手段１７はインバータ電源４の制御回路８へ動作停
止信号を出力し瞬時にインバータ電源４の出力を停止さ
せ、分離箇所における使用者の感電と周辺回路に蓄えら
れたエネルギーによってインバータ電源４のスイッチン
グ素子が破壊されることを防ぐ。

発明の効果 実施例の説明より明らかなように、本発明によれば機器
が動作中に、ケーブルの断線や誤使用により加熱ユニッ
トとインバータ電源が電気的に分離されると、瞬時にイ
ンバータ電源の動作を停止して、断線箇所又はコネクタ
部で使用者が感電することとインバータ電源のスイッチ
ング素子に異常電圧がかかり破壊されることを防止する
ことができ、非常に安全で使いやすい着脱式の電磁調理
器を提供するこ七ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す電磁調理器の回路図
、第２図は従来の電磁調理器の回路図を示す。 １・・・加熱ユニット、２・・・加熱コイル、４・・・
インバータ電源、５・・・平滑回路、６・・・共振コン
デンサ、７・・・スイッチング素子、８・・・副ｇＩＪ
回路、９・・・伝達手段、１０・・・ケーブル、１１・
・・コネクタ、１２・・・断線検知手段。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名＋−ｅ＋１
寸いリドｅＰｇ　＋　：

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱コイルを有し高周波電力が供給されると交番磁界を
   発生して鍋を誘導加熱する加熱ユニットと、スイッチン
   グ素子と共振コンデンサと平滑回路と制御回路よりなり
   高周波電力を発生し得るインバータ電源と、前記インバ
   ータ電源と前記加熱ユニットを接続する伝達手段と、前
   記インバータ電源の出力電流を検出してこのインバータ
   電源と前記加熱ユニットの分離を検知し前記インバータ
   電源の制御回路へ動作停止信号を出力する断線検知手段
   とを有し、前記伝達手段のインバータ電源との接続部は
   着脱可能とした電磁調理器。