JPH03239135A - 給電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は電Ｍｉ誘導により出力トランスの二次側の負
荷に交流電力を供給する給電装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は例えば特開昭６１−１７４６０７号公報に示さ
れた従来の給電装置の構成を示す断面図である。

図において、■は出力トランス、２ａ、２ｂはその一次
コイル及び二次コイル、３ａ、３ｂはこれらのコイル２
ａ、２ｂと接続されたコード、４ａ、４ｂは一次コイル
２ａと二次コイル２ｂの間を絶縁隔離する外囲器で、磁
力を通す材料で形成されている。７は外囲器４ｂに設け
られた爪部で、二次コルイ２ｂを一次コイル２ａと結合
させるためのものである。

上記のような装置において、二次側の外囲器４ｂを一次
側の外囲器４ａに差込むと、−次コイル２ａと二次コイ
ル２ｂとが結合し、電磁誘導により一次側から二次側に
電気エネルギーが伝達され、この二次側のコーＦ　３　
ｂに接続された負荷に電力が供給される。

このように構成された装置においては、電気エネルギー
の伝達を導体片の接触によらず、電磁誘導で行っている
ため、接触不良、感電、漏電などの事故か防ｎ−される
。

〔発明か解決しようとする３題〕 従来の給電装置は以十のように構成されており、負荷の
有無にかかわらす、出力トランスの次側には常に所定の
電力か供給されるようになっているため、無負（；１時
には危険であり、安全性が低いという問題点かあった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
ねたものであり、安全性か高く、しかも台の高周波発生
装置で複数の負荷に選択的に電力を供給することかでき
る給電装置を得ることを［１的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る給電装置は、−次コイルと二次コイルを
外囲器で絶縁隔離した出力トランスと、この出力トラン
スの二次コイルに接続される負荷を検知して開閉する第
１のスイ・ンチと、この第１のスイッチと直列に接続し
た第２のスイッチを含む複数の出力装置と、これらの出
力装置の出力トランスに前記第１のスイッチ及び第２の
スイッチを介して高周波電力を供給する高周波発生装置
とを備え、前記第２のスイッチを伝送制御装置の出力に
より選択的に開閉させるように構成したものである。

（作用〕 この発明の給電装置においては、同一・の高周波発生装
置により複数の出力装置に高周波電力か供給され、第１
のス・ｆツチにより負荷の有無に従っへ高周波電力の供
給か制御され、また第２のスイッチにより高周波電力の
供給が選択的に制御される。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、第５
図と同−符３は同一構成部分を示している。図において
、２は各出力装置１０ａ。

１、　Ｏｂに設けられた出力トランス、２ａ、２ｂはこ
の出力トランス２の一次コイル及び二次コイルで、二次
コイル２ｂには負荷回路１５が接続される。１１はその
負荷回路１５の負荷を検知して開閉する第１のスイッチ
、１２はこの第１のスイッチ１１と直列接続した第２の
スイッチで、各出力装置１０ａ、ｌＯｂ毎に各々の伝送
１／Ｆ（インターフェース）回路１６ａ、２６ｂを介し
て伝送制御装置１７により選択的に開閉される。１３゜
１４は出力トランス２の一次コイル２ａに接続されたイ
ンタフタ及びコンデンサである。

また、８は直流電源、９はこの直流電源８に接続された
高周波発生装置で、スイッチング素子９１．９２及びこ
わを駆動する制御装置９３を備えている。

なお、図では２台しか示していないか、各出力装置１０
ａ、１０ｂ毎に出力トランス２と第１のスイッチ１１及
び第２のスイ・ンチ１２が設けられ、この第１のスイッ
チ１１及び第２のスイッチ１２を介して高周波発生装置
９から各出力トランス２に高周波電力か供給されるよう
になっている。

第２図は上記の回路を有した給電装置の概略構成図であ
る。出力トランス２の一次コイル２ａと次コイル２ｂは
各々の外囲器４ａ、４ｂにより互いに絶縁隔離されてお
り、また−次側の外囲器４ａに上述の負荷の接続を検知
する負荷検知器Ｉ８が取付けらねている。

次に動作について説明する。

各出力装置１０ａ、！Ｏｂにおいて、出力トランス２の
二次コイル２ｂに負荷か接続されると、負荷検知器１８
からの信号により第１のスイッチ１１が閉し、この時第
２のスイッチＩ２も閑していれば出力トランス２に高周
波電力か供給される。そして、出力トランス２の二次コ
イル２ｂに交流電力か発生し、こむか負荷回路１５に与
えられる。しかし、出力トランス２の二次側か無負荷状
態になると、第１のスイッチ１１が開となり、高周波電
力は供給されない。従って、出力トランス２の二次側に
は出力電圧は発生しない。

ここで、出力トランス２の一次コイル２ａと一次コイル
２ｂは外囲器４ａ、４ｂにより絶縁隔離されており、電
磁誘導によって一次側から二次側（負荷側）に電力が伝
達されるので、接触不良。

感電、漏電などの事故か防止され、無負荷時にはｔ′ノ
動的に出力かなくなるので、極めて安全性が高いものと
なっている。また、−台の高周波発生装置９て複数の管
筒に電力を供給することができ、同時に伝送−制御装置
１７により選択的に電力の供給を行うことかできる。

なお、第１図では、高周波発生装置９に−２つのスイッ
チングＪｉ−９１，９２を使用しているが第３　ＥＡｌ
に示“すように一つのスイッチング素子９工を使用し、
また出力トランス２の一次側を同図のように構成しても
良い。この場合、スイッチング素子９１と逆並列にダイ
オードが接続される。

第４図はこの発明の他の実施例を示す回路図である。こ
の実施例は、高周波発生装置９を制御する制御装置９３
に、出力を制御する出力制御装置９４と、スイッチング
素子９１．９２の電流あるいは温度などを検知する状態
検出装置９５を備えたものて、状態検出装置９５の検出
出力は伝送制御１／Ｆ回路９６を介して伝送制御装置１
７に送出される。他は、第１図の回路と同様の構成とな
っている。

このように構成された装置においては、出力制御装置９
４により各出力装置１０ａ、１０ｂの出力を任意に制御
できると共に、状態検出装置９５により高周波発生装置
９のスイッチング素ｆ９１．９２などに過電圧や過電流
が検出された場合には、伝送制御装置１７によって選択
的に負荷に給電できるのて、過電圧や過電流などに対し
て安全性が高めらねる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、−次コイルと二次コ
イルを外囲器で絶縁隔離した複数の出力装置と、これら
の出力装置に高周波電力を供給する高周波発生装置とを
備え、負荷の有無により開閉する第１のスイッチとこれ
に直列接続した第２のスイッチを設け、この第２のスイ
ッチを選択的に開閉させる伝送制御装置を設けたため、
接触不良、感電、漏電などの事故が防止されることは勿
論、無負荷時は電力が供給されないので安全性が高く、
また−台の高周波発生装置で複数の負荷に選択的に電力
を供給することがてきるという効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は第
１図の回路を有した給電装置の概略構成を示す断面図、
第３図は第１図の高周波発生装置の別の形態を示す回路
図、第４図はこの発明の他の実施例を示す回路図、第５
図は従来装置の構成を示す断面図である。 ２・・・・・・出力トランス ２ａ・・・・・・−次コイル ２ｂ・・・・・・二次コイル ４ａ　　４ｂ・・・・・・外囲器 ８・・・・・・直流電源 ９・・・・・・高周波発生装置 １０ａ、１０ｂ・・・・・・出力装置 １１・・・・・・第１のスイッチ １２・・・・・・第２のスイッチ １５・・・・・・負荷回路 １７・・・・・・伝送制御装置 ８・・・・・・負荷検知器 ２・・・・・・スイッチング素子− ３・・・・・・制御装置 ４・・・・・・出力制御装置 ５−・・・・・状態検出装置 ６・・・・・・伝送制御装置１／Ｆ回路なお、図中、同
一符号は同一または相当部分を９　】 示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一次コイルと二次コイルを外囲器で絶縁隔離した出力ト
   ランスと、この出力トランスの二次コイルに接続される
   負荷を検知して開閉する第１のスイッチと、この第１の
   スイッチと直列に接続した第２のスイッチを含む複数の
   出力装置と、これらの出力装置の出力トランスに前記第
   １のスイッチ及び第２のスイッチを介して高周波電力を
   供給する高周波発生装置とを備え、前記第２のスイッチ
   を伝送制御装置の出力により選択的に開閉させることを
   特徴とする給電装置。