JPH10248183A - 非接触給電装置 - Google Patents

非接触給電装置

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JPH10248183A
JPH10248183A JP9045824A JP4582497A JPH10248183A JP H10248183 A JPH10248183 A JP H10248183A JP 9045824 A JP9045824 A JP 9045824A JP 4582497 A JP4582497 A JP 4582497A JP H10248183 A JPH10248183 A JP H10248183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の非接触給電装置A2では,負荷が軽くな
ると共振コンデンサ34両端の電圧が上昇して昇圧チョ
ッパ40の出力電圧以上となり,チョッパ制御が困難と
なるため,装置の電圧定格は無負荷時で,電流定格は定
格負荷時で設計せざるえず,装置構成に無駄が生じてい
た。 【解決手段】本発明は,負荷電圧の変化に応じて共振コ
ンデンサ4両端を短絡・開放することにより,共振コン
デンサ4両端の電圧を上昇させることなく,上記共振コ
ンデンサ4両端の電圧を一定にして,上記装置構成にお
ける無駄を軽減することを図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,非接触給電装置に
係り,詳しくは,共振回路を用いて2次側の電力伝送効
率を高める非接触給電装置において,上記共振回路のコ
ンデンサ端子電圧を上昇させることなく,負荷電圧を一
定に制御することのできる非接触給電装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】非接触給電装置は,交流電流を流した給
電線と,例えば移動体に設けられた受電コイルとを磁気
的に結合することにより,非接触で電力の伝送を行う装
置である。ここに,図3は上記のような非接触給電装置
の一例を示す回路構成ブロック図である。図3に示すよ
うに,上記非接触給電装置A2は,一定線路に沿って敷
設されると共に,高周波電流源31より高周波の正弦波
電流が流される給電線32と,給電線32の周りに生じ
た磁束と鎖交して給電線2から電力を受ける受電コイル
33と,受電コイル33に並列に接続された共振コンデ
ンサ34と,共振コンデンサ34両端の電圧を整流する
例えば全波整流を行う整流回路35と,整流回路35か
ら出力される電圧により充電され,負荷に電圧を印加す
る出力コンデンサ36とを具備する。尚,図3では給電
線32と受電コイル33との磁気結合部は等価回路で示
されており,Kは給電線32と受電コイル33との間の
結合係数を表している。この結合係数Kは,非接触給電
装置の構造上大きくできないため,漏れインダクタンス
(1−K)Lは一般に大きな値となる。また,上記非接
触給電装置では,1次側の電流源により電力が供給され
るため,1次側の漏れインダクタンスは省略される。ま
た,整流回路35の後段には,出力コンデンサ36と共
に昇圧チョッパ40を構成するスイッチングトランジス
タ41と,蓄電用のリアクトル42と,ダイオード43
とが設けられている。なお,図3の例では,昇圧チョッ
パ40は1段のみ設けられているが,複数個の昇圧チョ
ッパ40を整流回路35の後段に設けてもよい。上記非
接触給電装置A2において,高周波電流源31より給電
線32に正弦波電流が流されると,給電線32の周りに
磁束が生じ,該磁束と鎖交する受電コイル33両端に起
電力が誘導される。受電側では,受電コイル33に並列
に共振コンデンサ34が接続されており,高周波電流源
31が給電線32に供給する電流の周波数が,受電コイ
ル33及び共振コンデンサ34からなる共振回路の共振
周波数と,ほぼ同じ周波数に設定されることにより,給
電線32から受電コイル33への電力の伝送効率を高め
ている。上記共振回路両端に発生した交流電流は整流回
路35にて直流電流に変換されて昇圧チョッパ40に出
力される。昇圧チョッパ40では,スイッチングトラン
ジスタ41がオンの時にリアクトル42に蓄電され,ス
イッチングトランジスタ41がオフの時にリアクトル4
2に蓄電された電力が出力コンデンサ36に印加され,
出力コンデンサ36が充電される。この繰り返しにより
昇圧された定電圧が負荷に供給される。このような非接
触給電装置では,非接触で車両等の負荷を駆動すること
ができるため,給電レール或いは給電ケーブルを用いた
時のように,給電接触部の磨耗等の経時変化を心配する
必要がなく,またゴミの発生を防止できるという利点を
有する。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし,上記非接触給
電装置A2では,負荷が軽くなると共振コンデンサ34
両端の電圧が上昇して昇圧チョッパ40の出力電圧以上
となり,チョッパ電圧制御が不可能になってしまうとい
う問題があった。本発明は,このような従来の技術にお
ける課題を解決するために,非接触給電装置を改良し,
負荷の変化に応じて共振コンデンサ両端を短絡・開放す
ることにより,共振コンデンサ両端の電圧を上昇させる
ことなく,負荷に供給する電圧を一定にすることのでき
る非接触給電装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0004】
【解決するための手段】上記目的を達成するために本発
明は,交流電源に接続され,その周りに磁束を生じさせ
るための給電線と,上記磁束と鎖交して上記給電線から
電力を受電する受電コイルと,上記受電コイルに並列に
接続された共振コンデンサと,上記共振コンデンサ両端
の電圧を整流する整流回路と,上記整流回路から出力さ
れる電圧により充電され,負荷に電圧を印加する出力コ
ンデンサとを具備してなる非接触給電装置において,上
記出力コンデンサ両端の電圧を検出する第1の電圧検出
手段と,上記共振コンデンサに並列に接続され,その開
閉により上記共振コンデンサ両端間を短絡・開放するス
イッチング回路と,上記第1の電圧検出手段により検出
された上記出力コンデンサ両端の電圧と予め定められた
所定の指令電圧とに基づいて上記スイッチング回路の開
閉を制御する制御手段とを具備してなることを特徴とす
る非接触給電装置として構成されている。上記非接触給
電装置では,上記共振コンデンサ両端を短絡・開放する
ことにより,上記出力コンデンサ両端の電圧の制御を行
うため,上記負荷が軽くなった場合にも上記共振コンデ
ンサ両端の電圧を上昇させることなく,上記負荷に一定
の電圧を供給することができる。このため,装置の電圧
定格を無負荷時で,電流定格を定格負荷時で設計する必
要がなくなり,装置構成の無駄を省くことができる。
【0005】上記非接触給電装置において,上記制御手
段には,例えば上記出力コンデンサ両端の電圧と上記予
め定めた所定の指令電圧とを入力にするヒステリシスコ
ンパレータを用いればよい。この場合には,上記ヒステ
リシスコンパレータのヒステリシス幅を変化させること
により,上記スイッチング回路のスイッチング回数や出
力電圧の揺動幅が調節可能となり,状況に応じた装置設
計が可能となる。また,上記制御手段には,例えば上記
出力コンデンサ両端の電圧と上記予め定めた所定の指令
電圧に基づいて上記スイッチング回路のPWM制御を行
うものを用いてもよい。この場合には,上記出力コンデ
ンサ両端の電圧をより連続的に制御して,スイッチング
損失を低減することができる。さらに,上記非接触給電
装置が,上記スイッチング回路両端の電圧を検出する第
2の電圧検出手段を具備し,上記制御手段が,上記第2
の電圧検出手段により検出された上記スイッチング回路
両端の電圧が0になることを条件として上記スイッチン
グ回路を閉じるものであれば,例えば上記スイッチング
回路が半導体素子等の過電流に強くない素子から構成さ
れている場合にも,上記スイッチング回路両端の電圧が
0になることを条件として上記スイッチング回路が閉じ
られるから,上記スイッチング回路の破損を回避するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であ
って,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここで,図1は本発明の一実施の形態に係る非接触
給電装置の概略構成を示す図,図2は上記非接触給電装
置に係る制御手段の動作の一例を示す図である。図1に
示すように,本実施の形態に係る非接触給電装置A1
は,正弦波電流源1に接続され,その周りに磁束を生じ
させるための給電線2と,上記磁束と鎖交して上記給電
線から電力を受電する受電コイル3と,受電コイル3に
並列に接続された共振コンデンサ4と,共振コンデンサ
両端の電圧を整流する整流回路5と,整流回路5から出
力される電圧により充電され,負荷に電圧を印加する出
力コンデンサ6とを具備する点で従来の技術と同様であ
る。一方,上記非接触給電装置A1は,出力コンデンサ
6両端の電圧を検出する第1の電圧検出手段7と,共振
コンデンサ4に並列に接続され,その開閉により共振コ
ンデンサ4両端間を短絡・開放するスイッチング回路8
と,第1の電圧検出手段により検出された出力コンデン
サ6両端の電圧と予め定められた所定の指令電圧VOR
とに基づいてスイッチング回路8の開閉を制御する制御
手段9とを具備しており,共振コンデンサ4両端間を短
絡・開放することにより,出力コンデンサ6が負荷に供
給する電圧を調整することができる点で従来の技術と異
なる。
【0007】さらに,非接触給電装置A1は,スイッチ
ング回路8両端の電圧を検出する第2の電圧検出手段1
0を具備し,制御手段9が,第2の電圧検出手段10に
より検出されたスイッチング回路8両端の電圧が0にな
ることを条件としてスイッチング回路8を閉じることに
より,スイッチング回路8を過電流から保護すると共
に,スイッチング損失を低下させることができる。
【0008】以下,上記非接触給電装置A1の詳細につ
いて説明する。上記非接触給電装置A1において,正弦
波電流源1から交流電流が給電線2に供給されると,給
電線2の周りに磁界が生じて,受電コイル3と磁気的に
結合する。尚,(1−K)Lは給電線2と受電コイル3
との磁気的結合部における漏れインダクタンスを示す。
共振コンデンサ4は,受電コイル3と共振回路を構成し
て,1次側から2次側への電力伝送効率を高めるために
設けられている。尚,1次側の正弦波電流源1から供給
される交流電流の周波数が,上記共振回路の共振周波数
と一致しているか,若しくは,それに近くなるように設
定されていることが,上記電力伝送効率を高める条件で
ある。共振コンデンサ4から出力された交流電流は,整
流回路5により直流電流に整流される。この整流回路5
には,例えば,一般的な全波整流回路等が用いられる。
そして,整流回路5により整流された直流電流が,出力
コンデンサ6により整圧されて,負荷に出力される。
尚,負荷の大きさに応じて,出力コンデンサ6の後段に
チョッパ等を設けてもよい。
【0009】出力コンデンサ6両端に生じた電圧は,第
1の電圧検出手段7により検出され,制御手段9にその
検出結果が出力される。例えばヒステリシスコンパレー
タ等を具備した制御手段9は,上記検出結果に基づいて
スイッチング回路8の開閉制御を行う。尚,図1の例で
は,スイッチング回路8は整流回路5の後段に設けられ
ているが,スイッチング回路8を整流回路5の前段にお
いて,交流スイッチング回路として動作させてもよい。
この場合,スイッチング回路8を保護するために設けら
れる整流素子Dは必要なくなる。図2(a)に示すよう
に例えばヒステリシスコンパレータを具備した制御手段
9には,予め定められた所定の指令電圧VORが与えら
れており,負荷が軽くなる等して,出力コンデンサ6両
端の電圧が指令電圧VORよりもVhだけ大きくなれ
ば,スイッチング回路8を閉じて共振コンデンサ4を短
絡する。このため,受電コイル3よりの電流は,スイッ
チング回路8でバイパスされることになり,出力コンデ
ンサ6の電圧は上昇しない。さらに,従来の装置と異な
り,共振コンデンサ4両端の電圧が上昇することもな
い。ここで,スイッチング回路8が半導体素子で構成さ
れ,その最大入力電流にそれほど大きな値を取ることが
できない場合,スイッチング回路8を閉じる時の急峻な
電流により,スイッチング回路8が破損するおそれがあ
る。
【0010】この破損を防止するために,スイッチング
回路8の両端の電圧を検出する第2の電圧検出手段10
が設けられている。即ち,第2の電圧検出手段10によ
り検出されたスイッチング回路8両端の電圧が0になる
ことを条件として,制御手段9がスイッチング回路8を
閉じれば,スイッチング回路8が閉じられた時点で,過
電流が流れることがなくなり,スイッチング回路8の破
損を回避することができる。一方,負荷が定格に戻る等
して,第1の電圧検出手段7により検出された出力コン
デンサ6両端の電圧が指令電圧VORよりVhだけ小さ
くなれば,スイッチング回路8が開かれ,受電コイル3
からの電流が出力コンデンサ6に供給可能となる。この
ため,出力コンデンサ6両端の電圧は上昇し,負荷に所
望の電圧を供給することができる。結果的に,上記のよ
うなヒステリシスを有する制御手段9を用いれば,チョ
ッパを用いる用いないに関わらず,出力電圧は図2
(b)に示すようにほぼ一定に制御される。また,ヒス
テリシス幅を定める電圧Vhを変化させれば,スイッチ
ング回路8のスイッチング回数を調節することも可能で
ある。即ち,電圧Vhが大きい場合には出力電圧の揺動
は大きくなるが,それだけスイッチング回数は減少し,
逆に小さい場合には出力電圧は一定に近くなるがスイッ
チング回数が増大する。従って,負荷から求められる電
圧の安定度やスイッチング回路8の能力に応じた設計を
行うことができる。このように,本実施の形態に係る非
接触給電装置では,共振コンデンサ4両端の短絡・開放
を行って,出力コンデンサ6両端の電圧を制御するか
ら,負荷が定格から無負荷まで変化しても,共振コンデ
ンサ両端の電圧を上昇させることなく,出力コンデンサ
6両端の電圧,即ち負荷電圧を一定に制御することがで
きる。
【0011】
【実施例】非接触給電装置における制御手段9によるス
イッチング回路8の開閉制御は,PWM制御により行っ
てもよい。この場合,第1の電圧検出手段7により検出
された出力コンデンサ6両端の電圧の大きさに応じて,
スイッチング回路8の開閉時間をより連続的に変化させ
ることができるから,スイッチングによる損失を低減す
ることができる。
【0012】さらに,第2の電圧検出手段10により検
出されたスイッチング回路8の両端の電圧が0になった
ことを条件として,いわゆる擬似的なPDM制御を行う
ようにしてもよい。この場合,スイッチングが行われる
のは,スイッチング回路8両端の電圧が0になった時だ
けであるから,スイッチングによる損失がより低減され
る。このような非接触給電装置も本発明における非接触
給電装置の一例である。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は,交流電源に接続
され,その周りに磁束を生じさせるための給電線と,上
記磁束と鎖交して上記給電線から電力を受電する受電コ
イルと,上記受電コイルに並列に接続された共振コンデ
ンサと,上記共振コンデンサ両端の電圧を整流する整流
回路と,上記整流回路から出力される電圧により充電さ
れ,負荷に電圧を印加する出力コンデンサとを具備して
なる非接触給電装置において,上記出力コンデンサ両端
の電圧を検出する第1の電圧検出手段と,上記共振コン
デンサに並列に接続され,その開閉により上記共振コン
デンサ両端間を短絡・開放するスイッチング回路と,上
記第1の電圧検出手段により検出された上記出力コンデ
ンサ両端の電圧と予め定められた所定の指令電圧とに基
づいて上記スイッチング回路の開閉を制御する制御手段
とを具備してなることを特徴とする非接触給電装置とし
て構成されている。上記非接触給電装置では,上記共振
コンデンサ両端を短絡・開放することにより,上記出力
コンデンサ両端の電圧の制御を行うため,上記負荷が軽
くなった場合にも上記共振コンデンサ両端の電圧を上昇
させることなく,上記負荷に一定の電圧を供給すること
ができる。このため,装置の電圧定格を無負荷時で,電
流定格を定格負荷時で設計する必要がなくなり,装置構
成の無駄を省くことができる。
【0014】上記非接触給電装置において,上記制御手
段には,例えば上記出力コンデンサ両端の電圧と上記予
め定めた所定の指令電圧とを入力にするヒステリシスコ
ンパレータを用いればよい。この場合には,上記ヒステ
リシスコンパレータのヒステリシス幅を変化させること
により,上記スイッチング回路のスイッチング回数や出
力電圧の揺動幅が調節可能となり,状況に応じた装置設
計が可能となる。また,上記制御手段には,例えば上記
出力コンデンサ両端の電圧と上記予め定めた所定の指令
電圧に基づいて上記スイッチング回路のPWM制御を行
うものを用いてもよい。この場合には,上記出力コンデ
ンサ両端の電圧をより連続的に制御して,スイッチング
損失を低減することができる。さらに,上記非接触給電
装置が,上記スイッチング回路両端の電圧を検出する第
2の電圧検出手段を具備し,上記制御手段が,上記第2
の電圧検出手段により検出された上記スイッチング回路
両端の電圧が0になることを条件として上記スイッチン
グ回路を閉じるものであれば,例えば上記スイッチング
回路が半導体素子等の過電流に強くない素子から構成さ
れている場合にも,上記スイッチング回路両端の電圧が
0になることを条件として上記スイッチング回路が閉じ
られるから,上記スイッチング回路の破損を回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る非接触給電装置
A1の概略構成を示す図。
【図2】 上記非接触給電装置A1に係る制御手段の動
作を説明するための図。
【図3】 従来の非接触給電装置A2の概略構成を示す
図。
【符号の説明】
1…正弦波電流源 2…給電線 3…受電コイル 4…共振コンデンサ 5…整流回路 6…出力コンデンサ 7…第1の電圧検出手段 8…スイッチング回路 9…制御手段 10…第2の電圧検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続され,その周りに磁束を
    生じさせるための給電線と,上記磁束と鎖交して上記給
    電線から電力を受電する受電コイルと,上記受電コイル
    に並列に接続された共振コンデンサと,上記共振コンデ
    ンサ両端の電圧を整流する整流回路と,上記整流回路か
    ら出力される電圧により充電され,負荷に電圧を印加す
    る出力コンデンサとを具備してなる非接触給電装置にお
    いて,上記出力コンデンサ両端の電圧を検出する第1の
    電圧検出手段と,上記共振コンデンサに並列に接続さ
    れ,その開閉により上記共振コンデンサ両端間を短絡・
    開放するスイッチング回路と,上記第1の電圧検出手段
    により検出された上記出力コンデンサ両端の電圧と予め
    定められた所定の指令電圧とに基づいて上記スイッチン
    グ回路の開閉を制御する制御手段とを具備してなること
    を特徴とする非接触給電装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段が,上記出力コンデンサ両
    端の電圧と,上記予め定めた所定の指令電圧とを入力に
    するヒステリシスコンパレータである請求項1記載の非
    接触給電装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段が,上記出力コンデンサ両
    端の電圧と上記予め定めた所定の指令電圧に基づいて上
    記スイッチング回路のPWM制御を行うものである請求
    項1記載の非接触給電装置。
  4. 【請求項4】 上記スイッチング回路両端の電圧を検出
    する第2の電圧検出手段を具備し,上記制御手段が,上
    記第2の電圧検出手段により検出された上記スイッチン
    グ回路両端の電圧が0になることを条件として上記スイ
    ッチング回路を閉じるものである請求項1〜3のいずれ
    かに記載の非接触給電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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