JP4656644B2 - 電源装置、画像形成装置、及び電流供給方法 - Google Patents

電源装置、画像形成装置、及び電流供給方法 Download PDF

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Description

本発明は電源装置、画像形成装置、及びそれら装置に適用される電流供給方法に関し、特に、誘導加熱方式を用いて加熱部に電流を供給する電源装置、電子写真方式に従って画像形成を行う画像形成装置及びそれらの装置に適用される電流供給方法に関する。
一般に電子写真方式に従って画像を形成する画像形成装置においては、記録材に転写されたトナー画像を定着させるための定着部が備えられている。その定着手段としては、従来よりセラミックヒータやハロゲンヒータなどを用いた加熱方式が多く用いられていたが、最近は電磁誘導加熱方式が用いられるようになってきている。
図12は誘導加熱方式を用いた定着部に給電する電源装置の構成を示す図である。
図12に示すように、電源装置100と定着部7は、コネクタA、Bを介して電線W1とW2により互いに接続される。電源装置100は、ダイオードブリッジ101、フィルタコンデンサ102、共振回路を形成する共振コンデンサ105、106、コイルL、スイッチ素子103、104を備えている。さらに電源装置100はこれらの素子を駆動信号D1、D2により夫々駆動する駆動部112、制御部113、AC電源500からの入力電力を検出する電力検出部111、導電性発熱体であるFB(定着ベルト)の温度を検出する温度検出部114を備えている。
制御部113は電力検出部111による検出結果と温度検出部114による検出結果によって、駆動部112が出力する駆動信号D1、D2の駆動周波数を決定する(例えば、特許文献1参照) 。スイッチ素子103と104は、駆動信号D1、D2に従って交互にON/OFFし、コイルLに高周波電流を供給する。
このように駆動周波数に応じて定着部に供給する電力が変化することを利用して、定着手段の電力制御や温度制御を実現している。
特開2000−223253号公報
しかしながら上記従来の誘導加熱方式は、セラミックヒータやハロゲンヒータに比較して力率が小さい。電流と電圧の実効値の積に力率を乗じたものが電力なので、大きな発熱量を得ようとした場合、電流もしくは電圧を大きくする必要がある。ところが、大電流を供給するためのコネクタは、部品としての取り揃えも少なく、高価であり、また極端にそのサイズが大型化する。
従って、比較的小電流用の普及しているコネクタで配線しつつ大電流供給に対応することが望まれる。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、比較的小電流用の普及しているコネクタで配線しつつ大電流供給が可能な電源装置、画像形成装置、及び電流供給方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明の電源装置は以下の構成からなる。
即ち、電磁誘導加熱方式を採用した加熱部のコイルに対して複数の電線を接続するコネクタを介して交流電流を供給する電源装置であって、具体的には次の構成要素を備える。
第1及び第2の電線を夫々介して前記コイルに電流を供給する第1及び第2の電流供給手段と、前記コイルを通り第3及び第4の電線を介して夫々帰還する電流を検出する第1及び第2の検出手段とを有する。さらに、前記第1及び第2の検出手段によって検出された電流に基づいて、前記コイルへの電流の供給に異常があるかどうかを監視する異常監視手段と、前記異常監視手段による監視結果に従って、前記第1及び第2の電流供給手段の駆動を停止するよう制御する制御手段とを有する。
なお、前記コネクタは、前記加熱部側と前記電源装置側の夫々に備えられ、そのコネクタは少なくとも、前記第1〜第4の電線を夫々接続する第1〜第4の極を有すると良い。そして、そのコイルの一方の端は、前記加熱部側のコネクタの第1及び第2の極と接続され、そのコイルの他方の端は、前記加熱部側のコネクタの第3及び第4の極と接続されると良い。
また、前記第1及び第2の検出手段は夫々、前記帰還した電流のピーク値を所定の閾値と比較する比較手段を有することが望ましい。
またさらに、前記異常監視手段は、以下のように異常を判定することが望ましい。
(1)前記第1及び第2の検出手段夫々の比較手段による比較結果、前記第3及び第4の電線を介して帰還した電流のピーク値が共に、前記所定の閾値を越えていたなら、過電流の発生と判定する。
(2)前記第1及び第2の検出手段夫々の比較手段による比較結果、前記第3及び第4の電線を介して帰還した電流のピーク値のいずれかが前記所定の閾値を越えており、もう一方の電流がゼロであるなら、電線断線の発生と判定する。
そして、前記異常監視手段は、その過電流の発生或いは電線断線の発生を通知する信号により外部装置に通知すること良い。この時、好ましくは、過電流の発生を第1の信号により、電線断線の発生を第2の信号により通知すると良い。
さて、前記第1及び第2の電流供給手段は夫々、スイッチ素子と、そのスイッチ素子に駆動信号を供給してスイッチ素子を駆動する駆動回路とを備えることが望ましい。
そして、前記制御手段は、過電流の発生時或いは電線断線の発生時には、前記駆動回路による前記スイッチ素子の駆動を強制的に停止するよう制御すると良い。
また他の発明によれば、上記構成の電源装置から電流の供給を受ける電子写真方式に従って画像を形成する画像形成装置を備える。
その画像形成装置は、画像信号に基づいて静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する画像形成手段と、その形成されたトナー画像を定着する定着手段とを有し、前記加熱部を前記定着部に含むことを特徴とする。
さらに、前記電源装置から過電流の発生或いは電線断線の発生の通知を受けた場合には、前記画像形成手段による画像形成を停止するよう制御する画像形成制御手段と、前記画像形成の停止に伴って、エラーメッセージを表示する表示手段とを備えると良い。
さらに他の発明によれば、電磁誘導加熱方式を採用した加熱部のコイルに対して複数の電線を接続するコネクタを介して交流電流を供給する電源装置の電流供給方法を備える。
その方法は、第1及び第2の電流供給手段から夫々、第1及び第2の電線を介して前記コイルに電流を供給し、前記コイルを通り第3及び第4の電線を夫々介して帰還する電流を検出する工程を有する。さらに、その方法は、これら検出された電流に基づいて、前記コイルへの電流の供給に異常があるかどうかを監視し、その監視結果に従って、前記第1及び第2の電流供給手段の駆動を停止して前記コイルへの電流供給を制御することを特徴とする。
従って本発明によれば、電源装置からコイルへの電流供給が複数の電線により分割されるので、1つ1つの電線に大電流が流れなくなる。また、その供給電流に異常があるかどうかを監視し、その監視結果に従って第1及び第2の電流供給手段の駆動を停止するよう制御するので、過大な電流が誤って流れることが防止されるという効果がある。
これにより、比較的安価な比較的小電流用の普及しているコネクタを用いて大電流供給が可能になる。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
図1は本発明の代表的な実施例である電子写真方式に従ってカラー画像形成を行なう画像形成装置の概略構成を示す側断面図である。
図1において、1a〜1dは感光体、2a〜2dは1次帯電部、3a〜3dは露光部、4a〜4dは現像部、53a〜53dは1次転写部、6a〜6dはクリーナ、51は中間転写ベルト、55は中間転写ベルトクリーナ、56、57は2次転写部である。1次帯電部2a〜2dによって感光体1a〜1dが一様に帯電された後、YMCK濃度画像信号に応じた露光が夫々露光部3a〜3dによってなされる。これにより、感光体1a〜1d上に各色濃度成分に応じた静電潜像が形成される。その後、その静電潜像は現像部4a〜4dによって現像され、4個の感光体1a〜1d上のトナー像は1次転写部53a〜53dによって中間転写ベルト51に多重転写される。更に、多重転写されたトナー像は2次転写部56、57によって記録材Pに転写される。
感光体1a〜1d上に残った転写残トナーはクリーナ6a〜6dによって、中間転写ベルト51に残った転写残トナーは中間転写ベルトクリーナ55によって回収される。最後に、記録材Pに転写されたトナー像は定着部7によって定着されることにより、カラー画像を得る。この実施例では、電磁誘導加熱方式を採用した定着部7を用いている。
図2は電磁誘導加熱方式を採用した定着部7の構成を示す図である。
図2において、7FB1、7FB2はベルト状の導電性発熱体であり、図中矢印の方向に回転しているリング7R1、7R2、7R3、7R4により移動する。また、導電性発熱体7FB1に対向してコイルLが配置され、コイルLに交流電流を流して磁場を発生させることで、導電性発熱体7FB1が自己発熱する。
次に、図1〜図2に示した画像形成装置を共通構成として、この装置に搭載される電磁誘導加熱方式に従う定着部に電力を供給する電源装置の実施例について説明する。
図3は電源装置100の構成と電磁誘導加熱方式を採用した定着部7との配線を示すブロック図である。なお、図3において、既に従来例において説明したのと同じ構成要素や信号には同じ参照番号或いは参照記号を用い、その説明は省略する。
図3において、150は画像形成装置の一連の動作を制御するCPUであり、電源装置100に対しては、設定電力、設定温度情報を含む動作信号CNTL1により電源装置の動作/停止を行っている。また、W11,W12,W21,W22は電源装置と定着部との間を接続する電源−コイル接続用電線である。
電源装置100は、商用電源のようなAC電源500に接続され、図12で示した構成要素に加え、異常検知部115、2つの出力電流検出部116、117を備えている。これらについては後で詳述する。また、電源装置100と定着部7はコネクタX、Yにより互いに接続される。ここで、コネクタX、Yには小電流用の普及している4極のコネクタが用いられる。
従って、この実施例の電源装置100では、総電流として1極当りの定格電流よりも大きな電流を流せるように、4本の電線と4極のコネクタとを用い、各極ほぼ均等に電流が流れるような接続方法で複数電線に分割してコイルと接続している。
即ち、スイッチ素子103のエミッタはコネクタXのX11極に接続し、スイッチ素子104のコレクタはコネクタXのX12極に接続し、共振コンデンサ105はコネクタXのX21極に接続し、共振コンデンサ106はコネクタXのX22極に接続している。
そして、コネクタXのX11極とX12極に夫々接続された電線W11、W12は定着部7のコネクタYのY11極、Y12極を介して誘導加熱コイルLの一方の同一端に接続される。一方、コネクタXのX21極とX22極に夫々接続された電線W21、W22は定着部7のコネクタYのY21極、Y22極を介して誘導加熱コイルLの他方の同一端に接続されている。
このようにすることで、コネクタの各極に流れる電流は小さいなものでも、トータルとして電流は大きくなり、コイルLに大電流を流すことができる。
更に、共振コンデンサ105とコネクタXのX21極との間に電線W21に流れる電流I21を検出する出力電流検出部116、共振コンデンサ106とコネクタXのX22極との間に電線W22に流れる電流I22を検出する出力電流検出部117を備える。そして、2つの出力電流検出部116、117の検出結果から電流値の正常/異常を判断し、駆動部112からの駆動信号D1、D2を強制的に停止させる異常検知部115を備えている。異常検知部115からの検知信号(DECT)は駆動部112に転送されるとともに、CPU150にも転送される。
次に図3に示した構成の電源装置の電流が正常に流れる時の動作について説明する。
まず、CPU150からの動作信号CNTL1によって電力、温度、動作命令がセットされると電源装置100が動作を開始する。
制御部113はコイルLの駆動周波数を下げると電力が増える特性を利用し、温度検出部114による検出結果が示す温度(T)を設定温度(Ts)と比較する。そして、T<Tsである場合、電力検出部111による検出結果が示す電力(P)を設定電力(Ps)と比較する。ここで、P<Psであれば、スイッチ素子103、104をスイッチングする駆動部112からの駆動信号D1、D2の周波数を下げる。これに対して、P≧Psであれば、設定電力(Ps)になる周波数に駆動信号D1、D2を変更する。
一方、T≧Tsである場合は、駆動部112からのD1、D2の周波数を上げ、電力(P)を減らす。
上記の動作を繰り返すことで、発熱体FBの温度が設定温度になるよう制御する。この間、出力電流検出部116、117は電流I21、I22を検出し、それらの検出結果を異常検知部115が監視する。
図4は正常に電流が供給されている時の電源装置100各部の波形を示すタイムチャートである。
図4において、D1、D2は夫々スイッチ素子103、104の駆動信号であり、駆動信号D1とD2は互いに半周期ずれた信号である。なお、実際には駆動信号D1、D2共にその信号レベルがローレベル(L)となる期間(デットタイム:dead time)が設けられている。
また、コイルLに流れる電流がIL、スイッチ素子103、104に流れる電流(即ち、電線W11、W12に流れる電流)がI11、I12、共振コンデンサ105、106に流れる電流(即ち、電線W21、W22に流れる電流)がI21、I22である。これらには、I11+I12=I21+I22=ILという関係がある。さらに、Ipは正常動作時のコイル電流ILのピーク電流を示し、この時、I21、I22のピーク電流はほぼIp/2となっている。また、スイッチ素子103、104に流れる電流I11、I22は半周期毎に交互に流れる。
図5は電線W21が断線した時のIL、I21、I22の電流波形を示すタイムチャートである。電線W21が断線しているため、コイル電流ILは全て電線W22を流れ、I22=ILの関係になる。
図6はコイルL側が異常状態等により、過電流が流れた時の波形を示すタイムチャートである。図6では、例としてILが正常時の2倍になった時の波形を示している。この場合はI21、I22、ILがほぼ同じ割合で電流が増加するため、ILのピーク電流は2×ILであり、I21、I22はILである。
図5と図6に示したいずれの場合にも、電線やコネクタの極には正常に電流が供給されている時に比べて、大電流が流れるので、その電線やコネクタが損傷する可能性がある。
ここで、上記特性を考慮して、この実施例に従う電源装置における負荷の異常状態等による過電流発生時と、電線W21が断線時の電源装置の動作を図7〜図8に示す信号波形のタイムチャートを参照しながら説明する。
図7は過電流がコイルLに流れた場合の出力電流検出部116、117に流れる電流の信号波形と検出信号(DECT)のタイムチャートである。
図7に示すように、時刻t=t1でコイル電流ILに過電流が流れると、異常検知部115は、I21、I22の両方のピーク電流が定常時のピーク電流であるIp/2よりも大きなレベルに設定している異常レベルIth(−Ith)を超えたことを検知する。
このことは、異常検知部115より駆動部112に直接通知され、制御部113からの信号に関係なく、駆動部112は次の信号周期からスイッチ素子103、104の駆動を強制停止させる。図7では、時刻t=t2以降、駆動信号D1、D2の供給が停止されるのが示されている。これと共に、時刻t=t2において、異常検知部115は異常の発生を示す検知信号(DECT)をCPU150に出力する。これに応じて、CPU150は検出信号(DECT)が入力されると、動作信号CNTL1を用いて電源装置100の動作を停止させると共に、画像形成動作を停止させる。さらに、CPU150は画像形成装置の表示部(不図示)にエラーメッセージを表示する等の処理を行う。
図8は電線の一部が断線した場合の出力電流検出部116、117に流れる電流の信号波形と検出信号(DECT)のタイムチャートである。
図8に示す例では、時刻t=t1以降、電流I21がゼロになっており電線W21が断線したことを示している。この場合、コイル電流ILとしては特に異常な電流ではないが、電線W21には電流が流れないため、電線W22に電流が集中する。従って、異常検知部115は、I22のピーク電流が定常時のピーク電流であるIp/2よりも大きなレベルに設定している異常レベルIth(−Ith)を超えたことを検知する。
このことは、異常検知部115より駆動部112に直接通知され、制御部113からの信号に関係なく、駆動部112は次の信号周期からスイッチ素子103、104の駆動を強制停止させる。図8では、時刻t=t2以降、駆動信号D1、D2の供給が停止されるのが示されている。これと共に、時刻t=t2において、異常検知部115は異常の発生を示す検知信号(DECT)をCPU150に出力する。これに応じて、CPU150は検出信号(DECT)が入力されると、動作信号CNTL1を用いて電源装置100の動作を停止させると共に、画像形成動作を停止させる。さらに、CPU150は画像形成装置の表示部(不図示)にエラーメッセージを表示する等の処理を行う。
以上説明した実施例に従えば、負荷の異常状態等による過電流或いは電線の断線が発生すると、これを検出してスイッチ素子の駆動を強制的に停止して、定着部のコイルへの電流供給を停止させることができる。これにより、異常状態のままコネクタや電線に大電流が流れることが防止される。
このような制御を行なうことにより、たとえ1極当りの電流定格が比較的低い一般的なコネクタであっても、電源装置と定着部との間の接続に使用することが可能となる。また過大電流が流れないので、接続電線を細くしたり、接続電線における電力損失を軽減することも可能となる。
図9は電源装置100の構成と電磁誘導加熱方式を採用した定着部7との配線を示すブロック図である。なお、図9において、既に従来例や実施例1において説明したのと同じ構成要素や信号には同じ参照番号或いは参照記号を用い、その説明は省略する。また、ここでは実施例1と比較して特徴的な構成と動作についてのみ説明し、実施例1と共通の構成や動作の説明は省略する。
この実施例に従う電源装置100は実施例1に示した構成と比較して、CPU150に対して2種類の検知信号(DECT1、DECT2)を転送できる異常検知部115aを備えている。
この実施例に従う電源装置100では、正常に電流が流れる時には実施例1の場合と同様に、電力検出部111と温度検出部114の検出結果と、設定電力と設定温度とを比較しながら、発熱体FBの温度が設定温度になるように制御する。この間、出力電流検出部116、117は電流I21、I22を検出する。そして、それらの検出結果から異常検知部115aは、I21、I22夫々のピーク電流が定常時のピーク電流であるIp/2よりも大きなレベルに設定している異常レベルIth(−Ith)を超えたどうかを監視する。さらに、異常検知部115aはその検知結果から以下に説明する2種類の検知信号を生成する。
次に、この実施例に従う電源装置における負荷の異常状態等による過電流発生時、電線W21が断線時の動作を図10〜図11に示す信号波形のタイムチャートを参照しながら説明する。
図10は過電流がコイルLに流れた場合の出力電流検出部116、117に流れる電流の信号波形と2つの検出信号(DECT1、DECT2)のタイムチャートである。
図10に示すように、時刻t=t1でコイル電流ILに過電流が流れると異常検知部115aはI21、I22の両方のピーク電流が定常時のピーク電流であるIp/2よりも大きなレベルに設定している異常レベルIth(−Ith)を超えたことを検知する。
この時の駆動部112の動作を強制停止させる制御は実施例1と同様である。しかしながら、この実施例では時刻t=t2において、電流I21とI22のピーク電流の差分が所定の値(例えば、Ip/2)より小さいと、異常検知部115aは過電流が流れたことを示す検知信号(DECT1)をCPU150に出力する。なお、この時、もう1つの検知信号(DECT2)はローレベルに留まる。これに応じて、CPU150は実施例1と同様に、電源装置100の動作を停止させると共に、画像形成動作を停止させ、さらに、画像形成装置の表示部(不図示)にエラーメッセージを表示する等の処理を行う。
図11は電線の一部が断線した場合の出力電流検出部116、117に流れる電流の信号波形と2つの検出信号(DECT1、DECT2)のタイムチャートである。
図11に示す例では、時刻t=t1以降、電流I21がゼロになっており電線W21が断線したことを示している。この場合、コイル電流ILとしては特に異常な電流ではないが、電線W21には電流が流れないため、電線W22に電流が集中する。従って、異常検知部115aは、I22のピーク電流が定常時のピーク電流であるIp/2よりも大きなレベルに設定している異常レベルIth(−Ith)を超えたことを検知する。
この時の駆動部112の動作を強制停止させる制御は実施例1と同様である。しかしながら、この実施例では時刻t=t2において、電流I21とI22のピーク電流の差分が所定の値(例えばIp/2)より大きいと、異常検知部115aは断線が発生したことを示す検知信号(DECT2)をCPU150に出力する。なお、この時、もう1つの検知信号(DECT1)はローレベルに留まる。これに応じて、CPU150は実施例1と同様に、電源装置100の動作を停止させると共に、画像形成動作を停止させ、さらに、画像形成装置の表示部(不図示)にエラーメッセージを表示する等の処理を行う。
以上説明した実施例によれば、実施例1で述べた効果に加えて、負荷の異常状態等による過電流と電線断線の発生とを夫々別の検知信号により知ることができる。
なお、以上説明した実施例1、2では、電源装置と定着部との間を2組(4本)の電線で接続し、この2組の電線により電流を供給する例について説明したが本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、3組(6本)、4組(8本)など、2組より多い電線のペアによって接続して電流を供給しても良い。
本発明の代表的な実施例である電子写真方式に従ってカラー画像を形成する画像形成装置の構成を示す側断面図である。 電磁誘導加熱方式を採用した定着部7の構成を示す図である。 本発明の実施例1に従う電源装置100の構成と電磁誘導加熱方式を採用した定着部7との配線を示すブロック図である。 正常動作時の電源装置100各部の波形を示すタイムチャートである。 電線W21が断線した時のIL、I21、I22の電流波形を示すタイムチャートである。 コイルL側が異常状態等により、過電流が流れた時の波形を示すタイムチャートである。 過電流がコイルLに流れた場合の出力電流検出部に流れる電流の信号波形と検出信号(DECT)のタイムチャートである。 電線の一部が断線した場合の出力電流検出部に流れる電流の信号波形と検出信号(DECT)のタイムチャートである。 本発明の実施例2に従う電源装置100の構成と電磁誘導加熱方式を採用した定着部7との配線を示すブロック図である。 過電流がコイルLに流れた場合の出力電流検出部に流れる電流の信号波形と2つの検出信号(DECT1、DECT2)のタイムチャートである。 電線の一部が断線した場合の出力電流検出部に流れる電流の信号波形と2つの検出信号(DECT1、DECT2)のタイムチャートである。 電磁誘導加熱方式の定着部に電力を供給する電源装置の従来の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d 感光体
2a,2b,2c,2d 帯電部
3a,3b,3c,3d 露光部
4a,4b,4c,4d 現像装置
6a,6b,6c,6d クリーナ
7 定着部
7FB1 導電性発熱体(定着ベルト)
51 中間転写ベルト
53a,53b,53c,53d 転写ローラ
55 中間転写ベルトクリーナ
56,57 2次転写ローラ
100 電源装置
101 ダイオードブリッジ
102 フィルタコンデンサ
103,104 スイッチ素子
105,106 共振コンデンサ
111 電力検出部
112 駆動部
113 制御部
114 温度検出部
115 異常検知部
116,117 出力電流検出部
500 AC電源
P 転写紙
L コイル
D1,D2 駆動信号
IL コイル電流
W11,W12,W21,W22 電源−コイル接続用電線
X,Y コネクタ

Claims (11)

  1. 電磁誘導加熱方式を採用した加熱部のコイルに対して複数の電線を接続するコネクタを介して交流電流を供給する電源装置であって、
    第1の電線を介して前記コイルに電流を供給する第1の電流供給手段と、
    第2の電線を介して前記コイルに電流を供給する第2の電流供給手段と、
    前記コイルを通り第3の電線を介して帰還する電流を検出する第1の検出手段と、
    前記コイルを通り第4の電線を介して帰還する電流を検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段によって検出された電流に基づいて、前記コイルへの電流の供給に異常があるかどうかを監視する異常監視手段と、
    前記異常監視手段による監視結果に従って、前記第1及び第2の電流供給手段の駆動を停止するよう制御する制御手段とを有することを特徴をとする電源装置。
  2. 前記コネクタは、前記加熱部側と前記電源装置側の夫々に備えられ、
    前記コネクタは少なくとも、前記第1、第2、第3、及び第4の電線を夫々接続する第1、第2、第3、及び第4の極を有し、
    前記コイルの一方の端は、前記加熱部側のコネクタの第1及び第2の極と接続され、
    前記コイルの他方の端は、前記加熱部側のコネクタの第3及び第4の極と接続されることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第1及び第2の検出手段は夫々、前記帰還した電流のピーク値を所定の閾値と比較する比較手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記異常監視手段は、
    前記第1及び第2の検出手段夫々の比較手段による比較結果、前記第3及び第4の電線を介して帰還した電流のピーク値が共に、前記所定の閾値を越えていたなら、過電流の発生と判定し、
    前記第1及び第2の検出手段夫々の比較手段による比較結果、前記第3及び第4の電線を介して帰還した電流のピーク値のいずれかが前記所定の閾値を越えており、もう一方の電流がゼロであるなら、電線断線の発生と判定することを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記異常監視手段は、前記過電流の発生或いは前記電線断線の発生を通知する信号により外部装置に通知することを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記異常監視手段は、前記過電流の発生を第1の信号により、前記電線断線の発生を第2の信号により前記外部装置に通知することを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  7. 前記第1及び第2の電流供給手段は夫々、
    スイッチ素子と、
    前記スイッチ素子に駆動信号を供給して前記スイッチ素子を駆動する駆動回路とを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電源装置。
  8. 前記制御手段は、前記過電流の発生或いは前記電線断線の発生時には、前記駆動回路による前記スイッチ素子の駆動を強制的に停止するよう制御することを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の電源装置から電流の供給を受ける電子写真方式に従って画像を形成する画像形成装置であって、
    画像信号に基づいて静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により形成されたトナー画像を定着する定着手段とを有し、
    前記加熱部を前記定着部に含むことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記電源装置から前記過電流の発生或いは前記電線断線の発生の通知を受けた場合には、前記画像形成手段による画像形成を停止するよう制御する画像形成制御手段と、
    前記画像形成の停止に伴って、エラーメッセージを表示する表示手段とをさらに有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 電磁誘導加熱方式を採用した加熱部のコイルに対して複数の電線を接続するコネクタを介して交流電流を供給する電源装置の電流供給方法であって、
    第1の電流供給手段から第1の電線を介して前記コイルに電流を供給し、前記コイルを通り第3の電線を介して帰還する電流を検出する第1の検出工程と、
    第2の電流供給手段から第2の電線を介して前記コイルに電流を供給し、前記コイルを通り第4の電線を介して帰還する電流を検出する第2の検出工程と、
    前記第1及び第2の検出工程において検出された電流に基づいて、前記コイルへの電流の供給に異常があるかどうかを監視する異常監視工程と、
    前記異常監視工程における監視結果に従って、前記第1及び第2の電流供給手段の駆動を停止して前記コイルへの電流供給を制御する制御工程とを有することを特徴とする電流供給方法。
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