JPS6032150B2 - 核融合装置の製造方法 - Google Patents
核融合装置の製造方法Info
- Publication number
- JPS6032150B2 JPS6032150B2 JP55026143A JP2614380A JPS6032150B2 JP S6032150 B2 JPS6032150 B2 JP S6032150B2 JP 55026143 A JP55026143 A JP 55026143A JP 2614380 A JP2614380 A JP 2614380A JP S6032150 B2 JPS6032150 B2 JP S6032150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- field coil
- fusion device
- welded
- vacuum vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は核融合装置の製造方法に係り、特にポロィダル
磁場コイルの組立方法に関する。
磁場コイルの組立方法に関する。
核融合装置は磁場を用いて真空容器内部に高温プラズマ
を容器壁面から離して閉じ込めるものである。
を容器壁面から離して閉じ込めるものである。
第１図および第２図はトーラス型核融合装置であって、
１は円環状の真空容器、２は真空容器１の内部にプラズ
マを閉じ込める磁場を作るトロイダル磁場コイルであっ
て、真空容器１の外部に放射状に多数並置されている。
３は真空容器１の外周に真空容器１とほぼ同Ｄに巻回し
たポロィダル磁場コイルであって、プラズマの加熱作用
をする空心変流器コイルや、プラズマの平衡と安定を維
持する垂直磁場コイルがトロイダル磁場コイル２の内側
に配設されている。
１は円環状の真空容器、２は真空容器１の内部にプラズ
マを閉じ込める磁場を作るトロイダル磁場コイルであっ
て、真空容器１の外部に放射状に多数並置されている。
３は真空容器１の外周に真空容器１とほぼ同Ｄに巻回し
たポロィダル磁場コイルであって、プラズマの加熱作用
をする空心変流器コイルや、プラズマの平衡と安定を維
持する垂直磁場コイルがトロイダル磁場コイル２の内側
に配設されている。
４はトーラス中心柱、５は架台、６は支柱、７はポロィ
ダル磁場コイル３の支持枠、８はトロイダル磁場コイル
２間のスベーサであり、９はポロイダル磁場コイル３の
支持枠７を架台５に固定する支持柱である。
ダル磁場コイル３の支持枠、８はトロイダル磁場コイル
２間のスベーサであり、９はポロイダル磁場コイル３の
支持枠７を架台５に固定する支持柱である。
トロイダル磁場コイル２とポロイダル磁場コイル３とは
鎖交しているので、一般にトロイダル磁場コイル２を組
込むためにポロィダル磁場コイル３に開□部１０および
真空容器１に開□部１１を設けて、トロイダル磁場コイ
ル２を組込んだ後に、この開□部１０，１１を各々の継
手で塞いでいる。ポロィダル磁場コイル３の関口部１０
の継手接続方法として、従来は機械的接続継手が多かっ
たが、大きな電磁力により半径方向に拡がるフープ応力
が働くので、機械的強度の信頼性の面から溶接やろう付
などの冶金的接続継手の方が近来は多い。その場合、ポ
ロィダル磁場コイル３の開□部１０は第３図のように接
続継手片１２をポロィダル磁場コイル３の両端部１３，
１４に溶接すること ．によって接続が行なわれる。
鎖交しているので、一般にトロイダル磁場コイル２を組
込むためにポロィダル磁場コイル３に開□部１０および
真空容器１に開□部１１を設けて、トロイダル磁場コイ
ル２を組込んだ後に、この開□部１０，１１を各々の継
手で塞いでいる。ポロィダル磁場コイル３の関口部１０
の継手接続方法として、従来は機械的接続継手が多かっ
たが、大きな電磁力により半径方向に拡がるフープ応力
が働くので、機械的強度の信頼性の面から溶接やろう付
などの冶金的接続継手の方が近来は多い。その場合、ポ
ロィダル磁場コイル３の開□部１０は第３図のように接
続継手片１２をポロィダル磁場コイル３の両端部１３，
１４に溶接すること ．によって接続が行なわれる。
この溶接は作業性がよく、信頼性の高い下向溶接を下側
のコイルから順次行うが、下部に隣接するポロィダル磁
場コイル１５との間の隣が小さいために、裏当て治工具
の装着が困難である。このため溶接作業の裏面ビードの
形状制御が困難で、溶融金属が流出して絶縁物を焼損し
たり、またでき上った裏面ビードの形状が不良のために
、落着後の絶縁作業が困難であった。また裏面ビードを
出さないような溶接を行なえば、母村の融け込み不良と
なり、溶接接続部分は機械的強度の著しい低下を招く欠
点があった。本発明はポロィダル磁場コイルの閉口部の
接続継手片の溶接にあたって、接続継手を下向溶接する
ときに裏当て治工具を配置する空間を確保して、裏面ビ
ードの形状制御を容易ならしめるとともに、溶接作業後
は、そのポロィダル磁場コイルが下部に隣接するポロィ
ダル磁場コイルと正規の間隔となる、すなわち、そのポ
ロイダル磁場コイルが正規の位置になるような、核融合
装置の製造方法を提供することを目的とする。
のコイルから順次行うが、下部に隣接するポロィダル磁
場コイル１５との間の隣が小さいために、裏当て治工具
の装着が困難である。このため溶接作業の裏面ビードの
形状制御が困難で、溶融金属が流出して絶縁物を焼損し
たり、またでき上った裏面ビードの形状が不良のために
、落着後の絶縁作業が困難であった。また裏面ビードを
出さないような溶接を行なえば、母村の融け込み不良と
なり、溶接接続部分は機械的強度の著しい低下を招く欠
点があった。本発明はポロィダル磁場コイルの閉口部の
接続継手片の溶接にあたって、接続継手を下向溶接する
ときに裏当て治工具を配置する空間を確保して、裏面ビ
ードの形状制御を容易ならしめるとともに、溶接作業後
は、そのポロィダル磁場コイルが下部に隣接するポロィ
ダル磁場コイルと正規の間隔となる、すなわち、そのポ
ロイダル磁場コイルが正規の位置になるような、核融合
装置の製造方法を提供することを目的とする。
以下、本発明の一実施例について第４図および第５図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第４図および第５図において第３図と同じ作用をする部
品は同一符号としたので、説明は省略する。両端部１３
，１４と、下部に隣接するポロィダル磁場コイル１５間
の隙に、髪当て治工具１６が挿入できる程度に、継手部
分のポロィダル磁場コイル３を予め押し上げ変形して絹
立てる。このとき冶金的に接合する部分はＶあるいはＵ
，Ｊ形などの上方に開いた溶接関先とし、ポロィダル磁
場コイル３と接続継手片１２の角度（〇）は１８００以
下とする。ポロィダル磁場コイル３の開□部１０からト
ロイダル磁場コイル２を組込んだ後に、ポロィダル磁場
コイル３の両端部１３，１４間に接続継手片１２をはさ
み、この裏面に裏当て治工具１６を配置して、上側から
初層の溶接を行なう。このとき愛当て治工具１６の存在
によって裏面ビードの形状は最適なものに制御すること
ができる。次に裏当て治工具１６を除去して、残りの層
を溶接する。この溶着部分は収縮作用があるとともに、
関先形状が上開きであるために、第５図に示すように、
関先部分である両端部１３，１４には曲げモーメント（
Ｍ）が生じて、角度（Ｑ）は１８０ｏに近くなるととも
に、ポロィダル磁場コイル３は下部に隣接するポロィダ
ル磁場コイル１５に密接した正規の位置に修正される。
この収縮による変形の量は、コイル導体の形状寸法、溶
接条件、支持枠７の拘速条件などによって異なるが、経
験的に容易に定められるものである。このようにすると
、裏当て治工具１６を用いたことにより裏面ピードの形
状は最適に出来、かつ愛当て治工具１６除去後の残り層
の溶接による熔着部分の収縮作用で、溶接部の変形を自
然に修正できるので、信頼性の高い冶金的接合が実現で
きる。
品は同一符号としたので、説明は省略する。両端部１３
，１４と、下部に隣接するポロィダル磁場コイル１５間
の隙に、髪当て治工具１６が挿入できる程度に、継手部
分のポロィダル磁場コイル３を予め押し上げ変形して絹
立てる。このとき冶金的に接合する部分はＶあるいはＵ
，Ｊ形などの上方に開いた溶接関先とし、ポロィダル磁
場コイル３と接続継手片１２の角度（〇）は１８００以
下とする。ポロィダル磁場コイル３の開□部１０からト
ロイダル磁場コイル２を組込んだ後に、ポロィダル磁場
コイル３の両端部１３，１４間に接続継手片１２をはさ
み、この裏面に裏当て治工具１６を配置して、上側から
初層の溶接を行なう。このとき愛当て治工具１６の存在
によって裏面ビードの形状は最適なものに制御すること
ができる。次に裏当て治工具１６を除去して、残りの層
を溶接する。この溶着部分は収縮作用があるとともに、
関先形状が上開きであるために、第５図に示すように、
関先部分である両端部１３，１４には曲げモーメント（
Ｍ）が生じて、角度（Ｑ）は１８０ｏに近くなるととも
に、ポロィダル磁場コイル３は下部に隣接するポロィダ
ル磁場コイル１５に密接した正規の位置に修正される。
この収縮による変形の量は、コイル導体の形状寸法、溶
接条件、支持枠７の拘速条件などによって異なるが、経
験的に容易に定められるものである。このようにすると
、裏当て治工具１６を用いたことにより裏面ピードの形
状は最適に出来、かつ愛当て治工具１６除去後の残り層
の溶接による熔着部分の収縮作用で、溶接部の変形を自
然に修正できるので、信頼性の高い冶金的接合が実現で
きる。
次に第６図を参照して他の実施例を説明する。
これは両端部１３，１４の変形に図示しないジャッキで
押し上げて復元力を残しておいて初層の溶接をし、裏当
て治工具１６およびジャッキを除去した後の溶懐の際に
、稀付治工具１７で接続継手片１２を下部に隣接するポ
ロィダル磁場コイル１５に押しつけるようにしておくこ
とが前記の実施例と異なる点である。このようにすると
、溶接によってポロィダル磁場コイル３が正規の位置に
修正される力が増大し、変形の修正が一層容易となる。
押し上げて復元力を残しておいて初層の溶接をし、裏当
て治工具１６およびジャッキを除去した後の溶懐の際に
、稀付治工具１７で接続継手片１２を下部に隣接するポ
ロィダル磁場コイル１５に押しつけるようにしておくこ
とが前記の実施例と異なる点である。このようにすると
、溶接によってポロィダル磁場コイル３が正規の位置に
修正される力が増大し、変形の修正が一層容易となる。
尚、本発明は上記し、かつ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で「
種々変形して実施できることは勿論である。
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で「
種々変形して実施できることは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、核融合装置にお
いてポロィダル磁場コイルに開ロ部を設け、トロイダル
磁場コイルを組込んだ後に関口部に接続継手片を溶接す
る場合、予めポロィダル磁場コイルを最小限変形させて
、裏当て治工具を配置して初層を溶着するようにしたの
で、裏面の溶接ビードの形状を制御し、融け込み不良や
溶融金属が漏れて絶縁を焼損するのを防止する。
いてポロィダル磁場コイルに開ロ部を設け、トロイダル
磁場コイルを組込んだ後に関口部に接続継手片を溶接す
る場合、予めポロィダル磁場コイルを最小限変形させて
、裏当て治工具を配置して初層を溶着するようにしたの
で、裏面の溶接ビードの形状を制御し、融け込み不良や
溶融金属が漏れて絶縁を焼損するのを防止する。
またその後の溶接の溶着部の収縮によって前記の変形が
修正される。従って、下向の溶接作業が容易で確実にな
るとともに、溶接部の変形を自然に利用するため、信頼
性の高い冶金的接合が実現できる。
修正される。従って、下向の溶接作業が容易で確実にな
るとともに、溶接部の変形を自然に利用するため、信頼
性の高い冶金的接合が実現できる。
第，図は本発明の方法の一実施例を適用する核融合装置
を示す右半部縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿
う矢視断面図、第３図は第２図のＢ矢視拡大部分図、第
４図は本発明の方法の一実施例を実施する状態を示す要
部立面図、第５図は第４図の溶接を終了した状態を示す
要部立面図、第６図は本発明の方法の他の実施例を実施
している状態を示す要部立面図である。 １・・・真空容器、２・・・トロイダル磁場コイル、３
・・・ポロィダル磁場コイル、７・・・ポロィダル磁場
コイルの支持枠、１０…開□部、１２…接続継手片、１
３，１４・・・端部、１６・・・裏当て治工具。 第１図第２図第３図 第４図 第５図 第６図
を示す右半部縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿
う矢視断面図、第３図は第２図のＢ矢視拡大部分図、第
４図は本発明の方法の一実施例を実施する状態を示す要
部立面図、第５図は第４図の溶接を終了した状態を示す
要部立面図、第６図は本発明の方法の他の実施例を実施
している状態を示す要部立面図である。 １・・・真空容器、２・・・トロイダル磁場コイル、３
・・・ポロィダル磁場コイル、７・・・ポロィダル磁場
コイルの支持枠、１０…開□部、１２…接続継手片、１
３，１４・・・端部、１６・・・裏当て治工具。 第１図第２図第３図 第４図 第５図 第６図
Claims (1)
- １ 円環状の真空容器と、その外部に放射状に配した複
数個のトロイダル磁場コイルと、真空容器の外部にそれ
と同心でかつトロイダル磁場コイルの内側に巻回するポ
ロイダル磁場コイルとからなり、このポロイダル磁場コ
イルには組立の最終段階にて冶金的接合法によつて接続
する継手が存するトーラス型核融合装置の製造方法にお
いて、冶金的接合部をＶ形などの上方に開いた溶接開先
とし、その部分を押し上げ変形させて下側に裏当て治工
具を装着し、初層の溶接を行ない、その後に裏当て治工
具を徐去して残りの層の溶接を行ない、後者の溶着部の
収縮作用によつて前記の変形を修正させることを特徴と
する核融合装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55026143A JPS6032150B2 (ja) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | 核融合装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55026143A JPS6032150B2 (ja) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | 核融合装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56122991A JPS56122991A (en) | 1981-09-26 |
| JPS6032150B2 true JPS6032150B2 (ja) | 1985-07-26 |
Family
ID=12185315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55026143A Expired JPS6032150B2 (ja) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | 核融合装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032150B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049695B2 (ja) * | 1985-07-05 | 1992-02-21 | ||
| JPH053411Y2 (ja) * | 1988-03-08 | 1993-01-27 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59202093A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-15 | 三菱電機株式会社 | 核融合装置のポロイダルコイル |
| JPS608777A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-17 | 株式会社日立製作所 | 核融合装置用ポロイダル磁場コイルの製作方法 |
-
1980
- 1980-03-04 JP JP55026143A patent/JPS6032150B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049695B2 (ja) * | 1985-07-05 | 1992-02-21 | ||
| JPH053411Y2 (ja) * | 1988-03-08 | 1993-01-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56122991A (en) | 1981-09-26 |
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