JPS6031929Y2 - 高架型管理機 - Google Patents
高架型管理機Info
- Publication number
- JPS6031929Y2 JPS6031929Y2 JP7811780U JP7811780U JPS6031929Y2 JP S6031929 Y2 JPS6031929 Y2 JP S6031929Y2 JP 7811780 U JP7811780 U JP 7811780U JP 7811780 U JP7811780 U JP 7811780U JP S6031929 Y2 JPS6031929 Y2 JP S6031929Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- cam
- adjustment
- hydraulic cylinder
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
1産業上の利用分野ヨ
本考案は例えばタバコ栽培畝或いは茶栽培畝などの高畝
を跨いだ状態でその畝に沿って走行移動させ、播種或い
は苗の移植などの各種高架作業を行う高架形管理機に関
する。
を跨いだ状態でその畝に沿って走行移動させ、播種或い
は苗の移植などの各種高架作業を行う高架形管理機に関
する。
1従来の技術ヨ
従来、例えば実開昭55−78514号公報に示す如く
、後走行輪のスイング角を変更自在とし、そのスイング
動作を規制するスイングストッパを設けた技術があった
。
、後走行輪のスイング角を変更自在とし、そのスイング
動作を規制するスイングストッパを設けた技術があった
。
1考案が解決しようとする問題点ヨ
前記従来技術では、路面の凹凸などにより後走行輪軸を
左右にスイングさせていたが、機体の支持高さ及び左右
傾斜などの調節を容易に行い難く傾斜地で高畦を跨ぐ高
架型農作業には使用し得す、作業途中が著しく限定され
る等の取扱い上の問題があった。
左右にスイングさせていたが、機体の支持高さ及び左右
傾斜などの調節を容易に行い難く傾斜地で高畦を跨ぐ高
架型農作業には使用し得す、作業途中が著しく限定され
る等の取扱い上の問題があった。
また実開昭53−3218号公報に示すように前記支持
フレームをリンク機構により連結する技術があると共に
、実開昭54−133516号公報に示すようにスイン
グアームを平行移動及び水平回転可能に設けた技術があ
ったが、前記従来技術では車高調節範囲が常に一定であ
るから、機体を高く上げすぎる等の誤操作を行い易く、
作物または畝上面の上方に不必要に機体を持上げて機体
を横転させる等の不具合があった。
フレームをリンク機構により連結する技術があると共に
、実開昭54−133516号公報に示すようにスイン
グアームを平行移動及び水平回転可能に設けた技術があ
ったが、前記従来技術では車高調節範囲が常に一定であ
るから、機体を高く上げすぎる等の誤操作を行い易く、
作物または畝上面の上方に不必要に機体を持上げて機体
を横転させる等の不具合があった。
1問題点を解決するための手段ヨ
然るに、本考案、ミッションケース前側にシャーシを介
してエンジンを、またミッションケース上側に操向ハン
ドルを配設すると共に、前後走行車輪を軸支する前後支
持フレームをリンク機構により逆方向に揺動自在に連結
した高架形管理機において、前記支持フレームにスイン
グアームを介して油圧シリンダのピストンロッドを連結
させ、その油圧シリンダを前記シャーシに固定すると共
に、前記ピストンロッド進退方向に摺動調節可能なスイ
ング調節カムを前記シャーシに取付け、また前記カムを
摺動調節操作する走行輪最大出量規制レバーを操向ハン
ドルに設け、その規制レバーに近接させてスイング調節
レバーを取付け、前記カムによる機体の左右傾斜操作並
びに前記油圧シリンダによる車高調節操作を前記調節レ
バーにより行うべく構成したものである。
してエンジンを、またミッションケース上側に操向ハン
ドルを配設すると共に、前後走行車輪を軸支する前後支
持フレームをリンク機構により逆方向に揺動自在に連結
した高架形管理機において、前記支持フレームにスイン
グアームを介して油圧シリンダのピストンロッドを連結
させ、その油圧シリンダを前記シャーシに固定すると共
に、前記ピストンロッド進退方向に摺動調節可能なスイ
ング調節カムを前記シャーシに取付け、また前記カムを
摺動調節操作する走行輪最大出量規制レバーを操向ハン
ドルに設け、その規制レバーに近接させてスイング調節
レバーを取付け、前記カムによる機体の左右傾斜操作並
びに前記油圧シリンダによる車高調節操作を前記調節レ
バーにより行うべく構成したものである。
1作用ヨ
従って、前記カムを油圧シリンダのピストンロッド進退
方向に移動させて車高調節範囲を変更し得、例えば畝高
さまたは作物生育状況に応じて機体最大高さを設定し得
、畝上面または作物の上方に機体を必要以上に持上げて
横転させる等の不具合をなくして高架作業を安全に行え
ると共に、前記規制レバー及び調節レバーを近接させて
操向ハンドルに取付けることにより、高架作業途中に作
業者により前記各レバー操作を簡便に行い得、また前記
カム及び油圧シリンダを前記調節レバーにより作動制御
して取扱い操作の簡略化並びに安全性の向上などを容易
に図り得るものである。
方向に移動させて車高調節範囲を変更し得、例えば畝高
さまたは作物生育状況に応じて機体最大高さを設定し得
、畝上面または作物の上方に機体を必要以上に持上げて
横転させる等の不具合をなくして高架作業を安全に行え
ると共に、前記規制レバー及び調節レバーを近接させて
操向ハンドルに取付けることにより、高架作業途中に作
業者により前記各レバー操作を簡便に行い得、また前記
カム及び油圧シリンダを前記調節レバーにより作動制御
して取扱い操作の簡略化並びに安全性の向上などを容易
に図り得るものである。
実施例
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は全体側面図、第2図は同正面図であり、図中1
は機体を形成するシャーシ、2は前記シャーシ1の前部
上面に搭載するエンジン、3は前記シャーシ1の後端に
一体的に連設するミッションケース、4は前記エンジン
2及びミッションケース3の出入力プーリ5,6並びに
Vベルト7並びにクラッチテンションローラ8を内設シ
てエンジン2出力をミッションケース3に伝達する伝動
ケース、9は前記ミッションケース3の下端部に上端側
を支持させる正面への字形の一対の後走行輪支持フレー
ム、10は前記フレーム9下端に装設する後走行輪、1
1は前記シャーシ1及びミッションケース2間に固定す
るブラケット12に上端側を支持させる正面への字形の
一対の前走行輪支持フレーム、13は前記フレーム11
の下端に装設する前走行輪、14は前記ミッションケー
ス3上端部にバンドルベース15を介して機体前後に方
向転換自在に取付ける操向ハンドル。
は機体を形成するシャーシ、2は前記シャーシ1の前部
上面に搭載するエンジン、3は前記シャーシ1の後端に
一体的に連設するミッションケース、4は前記エンジン
2及びミッションケース3の出入力プーリ5,6並びに
Vベルト7並びにクラッチテンションローラ8を内設シ
てエンジン2出力をミッションケース3に伝達する伝動
ケース、9は前記ミッションケース3の下端部に上端側
を支持させる正面への字形の一対の後走行輪支持フレー
ム、10は前記フレーム9下端に装設する後走行輪、1
1は前記シャーシ1及びミッションケース2間に固定す
るブラケット12に上端側を支持させる正面への字形の
一対の前走行輪支持フレーム、13は前記フレーム11
の下端に装設する前走行輪、14は前記ミッションケー
ス3上端部にバンドルベース15を介して機体前後に方
向転換自在に取付ける操向ハンドル。
16は前記ミッションケース3の後側中間に設ける後ヒ
ツチである。
ツチである。
又、17は前記後ヒツチ16を介して連結させるタバコ
移植機であり、18はタバコ苗を載置する苗載台、19
はタバコ苗を一株毎に供給する回転テーブル、20は前
記テーブル19から苗を受取って畝21上面に植付ける
開孔器、22は前記テーブル19及び開孔器20を作動
させるPTO駆動ケースであり、前記操向ハンドル14
を左右いずれかに若干水平移動させ、畝21の間の溝を
作業者が歩行し、且つ畝21に機体を跨がらせた状態で
走行させながら苗の移植作業を連続的に行うように構成
する。
移植機であり、18はタバコ苗を載置する苗載台、19
はタバコ苗を一株毎に供給する回転テーブル、20は前
記テーブル19から苗を受取って畝21上面に植付ける
開孔器、22は前記テーブル19及び開孔器20を作動
させるPTO駆動ケースであり、前記操向ハンドル14
を左右いずれかに若干水平移動させ、畝21の間の溝を
作業者が歩行し、且つ畝21に機体を跨がらせた状態で
走行させながら苗の移植作業を連続的に行うように構成
する。
第3図のように上記ミッションケース3の下部に出力軸
23を突設させ、該軸23にピン24を介して小径のベ
ベルギヤ26を係合軸支し、前記ギヤ26を上部ケース
25にベアリング軸受26.26を介して内設されると
共に、前記ギヤ26に噛合せる大径のベベルギヤ27を
前記ケース25にベアリング軸受28を介して内設し、
前記ケース25にボルト29を介して後走行輪支持フレ
ーム9上端を着脱自在に連結させ、該フレーム9に挿通
させる伝動軸30をこのスプライン30aを介して前記
ギヤ27に係合させ、前記出力軸23及びギヤ26を支
点に前記フレーム9を前後に揺動自在にミッションケー
ス3に支持させる。
23を突設させ、該軸23にピン24を介して小径のベ
ベルギヤ26を係合軸支し、前記ギヤ26を上部ケース
25にベアリング軸受26.26を介して内設されると
共に、前記ギヤ26に噛合せる大径のベベルギヤ27を
前記ケース25にベアリング軸受28を介して内設し、
前記ケース25にボルト29を介して後走行輪支持フレ
ーム9上端を着脱自在に連結させ、該フレーム9に挿通
させる伝動軸30をこのスプライン30aを介して前記
ギヤ27に係合させ、前記出力軸23及びギヤ26を支
点に前記フレーム9を前後に揺動自在にミッションケー
ス3に支持させる。
また前記フレーム9の下端にボルト31を介して下部ケ
ース32を着脱自在に連結させ、該ケース32にベアリ
ング軸受33.33を介して小径ベベルギヤ34を内設
し、該ギヤ34をこのスプライン34aを介して前記伝
動軸30に係合させると共に、前記ギヤ34に噛合せる
大径ベベルギヤ35を前記ケース32にベアリング軸受
36,36を介して内設させ、前記ギヤ35に一体形成
する車軸37を前記ケース32に突設し、其の車軸37
に筒軸3・8を延設させ、該軸38にピン39を介して
後走行輪10のボスIQaを係合軸支させ、上記畝21
などに応じて左右の後走行輪1o、ioの車軸を調節自
在に形成する。
ース32を着脱自在に連結させ、該ケース32にベアリ
ング軸受33.33を介して小径ベベルギヤ34を内設
し、該ギヤ34をこのスプライン34aを介して前記伝
動軸30に係合させると共に、前記ギヤ34に噛合せる
大径ベベルギヤ35を前記ケース32にベアリング軸受
36,36を介して内設させ、前記ギヤ35に一体形成
する車軸37を前記ケース32に突設し、其の車軸37
に筒軸3・8を延設させ、該軸38にピン39を介して
後走行輪10のボスIQaを係合軸支させ、上記畝21
などに応じて左右の後走行輪1o、ioの車軸を調節自
在に形成する。
第4図及び第5図に示す如く、上記ブラケット12に簡
軸受40を固着させ、該軸受40に抜止めボルト41.
41を介して支軸42.42を回転自在に支承すると共
に、前記支軸42,42にボルト43,43を介して受
筒44,44を係合軸支させ、受筒44,44に前走行
輪支持フレーム11.11上端を固定させ、該フレーム
11゜11を介して前走行輪13,13を前後に揺動自
在に支持する。
軸受40を固着させ、該軸受40に抜止めボルト41.
41を介して支軸42.42を回転自在に支承すると共
に、前記支軸42,42にボルト43,43を介して受
筒44,44を係合軸支させ、受筒44,44に前走行
輪支持フレーム11.11上端を固定させ、該フレーム
11゜11を介して前走行輪13,13を前後に揺動自
在に支持する。
また上記した上部ケース25を前記支軸42とを、リン
ク45.46及び連杆47とで形成するリンク機構48
によって連結させ、前後走行輪10,13を接離するよ
うに前後走行輪フレーム9,11を機体の前後に連動揺
動させ、シャーシ1を含む機体全体を昇降させ、上記畝
21の高さに適した車高を得るように形成する。
ク45.46及び連杆47とで形成するリンク機構48
によって連結させ、前後走行輪10,13を接離するよ
うに前後走行輪フレーム9,11を機体の前後に連動揺
動させ、シャーシ1を含む機体全体を昇降させ、上記畝
21の高さに適した車高を得るように形成する。
そして左右の上部ケース25,25にリンク49.49
及びコネクティングロッド50.50を介してスイング
アーム51の両端を連結させると共に、前記ブラケット
12に車高調節用油圧シリンダ52を固定させ、該シリ
ンダ52のピストンロッド53先端を前記スィングアー
ム51中間にピン54を介して水平回転自在に連結させ
る。
及びコネクティングロッド50.50を介してスイング
アーム51の両端を連結させると共に、前記ブラケット
12に車高調節用油圧シリンダ52を固定させ、該シリ
ンダ52のピストンロッド53先端を前記スィングアー
ム51中間にピン54を介して水平回転自在に連結させ
る。
更に上記シャーシ1の前端に受筒55を介して支杆56
を突設させ、前記支杆56にスライドガイド57を摺動
自在に嵌着し、門形の走行輪最大出量規制板58を前記
スライドガイド57に固定させると共に、第6図の如く
、前記支杆56に走行輪最大出量調節孔59・・・を開
設し、成孔59・・・のいずれかに択一的に嵌合させる
係止ピン60゜60をスライドガイド57に植設させ、
また前記孔59にピン60を係合維持するボルト61を
スライドガイド57に螺着し、該ボルト61に締付バン
ドル62を設ける。
を突設させ、前記支杆56にスライドガイド57を摺動
自在に嵌着し、門形の走行輪最大出量規制板58を前記
スライドガイド57に固定させると共に、第6図の如く
、前記支杆56に走行輪最大出量調節孔59・・・を開
設し、成孔59・・・のいずれかに択一的に嵌合させる
係止ピン60゜60をスライドガイド57に植設させ、
また前記孔59にピン60を係合維持するボルト61を
スライドガイド57に螺着し、該ボルト61に締付バン
ドル62を設ける。
一方、第7図の如く前記規制板58に回動支点ボルト6
3を介して左右スイング調節カム64を希望角度の回転
自在に取付け、上記ピン54を挾んでスイングアーム5
1の両側前端縁に当接させる一対の階段状カム面64a
、64aを前記カム64に形成すると共に、前記スイン
グアーム51の両端が上下に揺れるのを防ぐべく該アー
ム51上面に摺接させるガイドアーム65を前記規制板
58に固定させる。
3を介して左右スイング調節カム64を希望角度の回転
自在に取付け、上記ピン54を挾んでスイングアーム5
1の両側前端縁に当接させる一対の階段状カム面64a
、64aを前記カム64に形成すると共に、前記スイン
グアーム51の両端が上下に揺れるのを防ぐべく該アー
ム51上面に摺接させるガイドアーム65を前記規制板
58に固定させる。
第8図乃至第10図に示す如く、上記操向バンドル14
にクラッチレバ−66及びスイング調節レバー67を設
ける。
にクラッチレバ−66及びスイング調節レバー67を設
ける。
前記バンドル14にレバー取付ブラケット68を固設し
、該ブラケット68の支点ピン69を介してクラッチレ
バ−66基端を回転自在に軸支させ、前記レバー66基
端にクラッチアーム70を一体形成すると共に、上記伝
動ケース4のクラッチテンションローラ8をオンオフ操
作するワイヤ71を前記クラッチアーム70に連結させ
、前記レバ−66操作によってエンジン2出力を継断す
るように形成する。
、該ブラケット68の支点ピン69を介してクラッチレ
バ−66基端を回転自在に軸支させ、前記レバー66基
端にクラッチアーム70を一体形成すると共に、上記伝
動ケース4のクラッチテンションローラ8をオンオフ操
作するワイヤ71を前記クラッチアーム70に連結させ
、前記レバ−66操作によってエンジン2出力を継断す
るように形成する。
また前記スイング調節レバー67基端を左右スイング支
点ピン72に固定し、該ピン72に左右スイングリンク
73に固着させると共に、前記リンク73にピン74を
介して係合板75を連結させ、左右スイングロンドア6
.77及びワイヤ7Bを介して上記左右スイング調節カ
ム64に前記係合板75を連結させ、前記ピン72を支
点に前記レバー67を前後に揺動させ、回動支点ボルト
63を中心に前記カム64を回転変位させ、階段状カム
面64a、64aに当接させるスイングアーム51をピ
ン54を中心に水平揺動させた状態で前記カム64に係
止させ、傾斜路面などに応じて走行輪10.13の左右
出量を異ならせ、傾斜地などで機体を略水平に維持して
往復横断走行するように形成する。
点ピン72に固定し、該ピン72に左右スイングリンク
73に固着させると共に、前記リンク73にピン74を
介して係合板75を連結させ、左右スイングロンドア6
.77及びワイヤ7Bを介して上記左右スイング調節カ
ム64に前記係合板75を連結させ、前記ピン72を支
点に前記レバー67を前後に揺動させ、回動支点ボルト
63を中心に前記カム64を回転変位させ、階段状カム
面64a、64aに当接させるスイングアーム51をピ
ン54を中心に水平揺動させた状態で前記カム64に係
止させ、傾斜路面などに応じて走行輪10.13の左右
出量を異ならせ、傾斜地などで機体を略水平に維持して
往復横断走行するように形成する。
さらに上記ブラケット68に車高調節用支点ピン79を
回転自在に支承させ、該ピン79にピン80を介して受
筒81を係合軸支させ、上記ピン72を回転自在に支承
させる軸受82を其の受筒81に略90度変位させて固
定し、各ピン72.79を略直角に交叉させると共に、
前記ピン79に車高調節アーム83を固着し、車高調節
油圧切換弁84のスプール85にロッド86及びワイヤ
87を介して前記アーム83を連結させ、前記ピン79
を支点に前記レバー67を左右に揺動させ、前記切換弁
84のスプール85を変位させて油圧シリンダ52のピ
ストンミツド53を出入させ、スイングアーム51及び
リンク機構48を介して走行輪支持フレーム9,11を
前後に揺動させ、畝21の高さに応じて車高を調節する
ように形成する。
回転自在に支承させ、該ピン79にピン80を介して受
筒81を係合軸支させ、上記ピン72を回転自在に支承
させる軸受82を其の受筒81に略90度変位させて固
定し、各ピン72.79を略直角に交叉させると共に、
前記ピン79に車高調節アーム83を固着し、車高調節
油圧切換弁84のスプール85にロッド86及びワイヤ
87を介して前記アーム83を連結させ、前記ピン79
を支点に前記レバー67を左右に揺動させ、前記切換弁
84のスプール85を変位させて油圧シリンダ52のピ
ストンミツド53を出入させ、スイングアーム51及び
リンク機構48を介して走行輪支持フレーム9,11を
前後に揺動させ、畝21の高さに応じて車高を調節する
ように形成する。
前記油圧シリンダ52に前記切換弁84を介して油圧ポ
ンプ88を油圧接続すると共に、前記シリンダ52を油
タンク89に連通させる絞り弁90を前記切換弁84に
組込み、上昇、中立、緩るい下降、下降の各切換を前記
切換弁84によって行うように形成する。
ンプ88を油圧接続すると共に、前記シリンダ52を油
タンク89に連通させる絞り弁90を前記切換弁84に
組込み、上昇、中立、緩るい下降、下降の各切換を前記
切換弁84によって行うように形成する。
更に位置決めノツチ91・・・を有する一対のレバーガ
イド板92゜92によってスイング調節レバ−67中間
を挾持すると共に、上記ブラケット68に一端を固着す
るガイドピン93.93に各ガイド板92,92の両端
を接離自在に遊嵌軸支させ、また各ガイド板92,92
を前記レバー67に圧着させるスプリング94,94,
95,95を各ガイド板92.92に附勢し、各ガイド
板92.92の挟持圧に抗して前記レバー67を変位さ
せ、且つ前記レバー67を前記ガイド板92.92によ
って中立状態に支持するように形成する。
イド板92゜92によってスイング調節レバ−67中間
を挾持すると共に、上記ブラケット68に一端を固着す
るガイドピン93.93に各ガイド板92,92の両端
を接離自在に遊嵌軸支させ、また各ガイド板92,92
を前記レバー67に圧着させるスプリング94,94,
95,95を各ガイド板92.92に附勢し、各ガイド
板92.92の挟持圧に抗して前記レバー67を変位さ
せ、且つ前記レバー67を前記ガイド板92.92によ
って中立状態に支持するように形成する。
前記ブラケット68にレバー案内板68を固定させ、成
板96の長孔形案内溝97に上記レバ−66中間を挿通
させると共に、前記案内板96の櫛形案内溝9Bに前記
レバ−67中間を挿通させるものである。
板96の長孔形案内溝97に上記レバ−66中間を挿通
させると共に、前記案内板96の櫛形案内溝9Bに前記
レバ−67中間を挿通させるものである。
本考案は上記の如く構成しており、上記スイング調節レ
バー67を車高調節用支点ピン79を中心に左側に傾け
ることにより、車高調節油圧切換弁84のスプール85
を上昇位置に変位させ、油圧シリンダ52のピストンロ
ッド53を突出させ、スイングアーム51及びリンク機
構48を介して走行輪支持フレーム9,11を接近する
ように揺動させ、畝21の高さに応じて機体を上昇させ
る。
バー67を車高調節用支点ピン79を中心に左側に傾け
ることにより、車高調節油圧切換弁84のスプール85
を上昇位置に変位させ、油圧シリンダ52のピストンロ
ッド53を突出させ、スイングアーム51及びリンク機
構48を介して走行輪支持フレーム9,11を接近する
ように揺動させ、畝21の高さに応じて機体を上昇させ
る。
また前記レバー67を支点ピン79を中心に殻層側に傾
けることにより、前記切換弁84のスプール85を下降
位置に変位させ、前記シリンダ52のピストンロッド5
3を退入させ、スイングアーム51及びリンク機構48
を介して前記の各フレーム9,11を離反するように揺
動させ、畝21の高さに応じて機体を降下させる。
けることにより、前記切換弁84のスプール85を下降
位置に変位させ、前記シリンダ52のピストンロッド5
3を退入させ、スイングアーム51及びリンク機構48
を介して前記の各フレーム9,11を離反するように揺
動させ、畝21の高さに応じて機体を降下させる。
さらに前記レバー67を支点ピン79を中心に若干右側
に傾けることにより、前記切換弁84のスプール85を
緩やかな下降位置変位させ、前記シリンダ52のピスト
ンロッド53を徐々に退入させ、左右スイング調節カム
64の階段状カム面64a。
に傾けることにより、前記切換弁84のスプール85を
緩やかな下降位置変位させ、前記シリンダ52のピスト
ンロッド53を徐々に退入させ、左右スイング調節カム
64の階段状カム面64a。
64aからスイングアーム51が若干離れたとき、前記
レバー67を左右スイング支点ピン72を中心に前方或
いは後方に傾けることにより、第8図のように回転支点
ボルト63を中心に前記カム64を回転させ、スイング
アーム51に当接させるカム面64at64aを変位さ
せ、そして前方或いは後方に傾けたレバー67をピン7
9を中心に左側(上昇位置)に傾け、上述と同様にピス
トンロッド53を突出させ、スイングアーム51を前記
カム面64 a、64 aに当接させると、ピン54を
中心にスイングアーム51が水平揺動した状態で前記カ
ム64に係合し、機体を左傾或いは右傾させ、傾斜地な
どの走行面の傾斜に応じて機体を傾け、其の機体を略水
平に保つものである。
レバー67を左右スイング支点ピン72を中心に前方或
いは後方に傾けることにより、第8図のように回転支点
ボルト63を中心に前記カム64を回転させ、スイング
アーム51に当接させるカム面64at64aを変位さ
せ、そして前方或いは後方に傾けたレバー67をピン7
9を中心に左側(上昇位置)に傾け、上述と同様にピス
トンロッド53を突出させ、スイングアーム51を前記
カム面64 a、64 aに当接させると、ピン54を
中心にスイングアーム51が水平揺動した状態で前記カ
ム64に係合し、機体を左傾或いは右傾させ、傾斜地な
どの走行面の傾斜に応じて機体を傾け、其の機体を略水
平に保つものである。
また上記畝21の高さが略一定しているときなどは、第
6図に示す状態下において、バンドル62操作によって
ボルト61を緩るめて調節孔59からピン60を抜出し
、スライドガイド57と共に規制板58を前方或にいは
後方に摺動させ、前記カム64をピストンロッド53進
退方向に移動させると共に、前記カム64にスイングア
ーム51を係合した状態で機体の高さく車高)が最適に
なるような位置で、前記レバ−61操作を解除して係止
ピン60を復帰させ、規制孔59にピン60を再び係入
させて支杆56に規制板58を固定させ、希望する走行
輪10.I3の最大出量(最大車高)を調節し、車高調
節範囲を設定するものである。
6図に示す状態下において、バンドル62操作によって
ボルト61を緩るめて調節孔59からピン60を抜出し
、スライドガイド57と共に規制板58を前方或にいは
後方に摺動させ、前記カム64をピストンロッド53進
退方向に移動させると共に、前記カム64にスイングア
ーム51を係合した状態で機体の高さく車高)が最適に
なるような位置で、前記レバ−61操作を解除して係止
ピン60を復帰させ、規制孔59にピン60を再び係入
させて支杆56に規制板58を固定させ、希望する走行
輪10.I3の最大出量(最大車高)を調節し、車高調
節範囲を設定するものである。
1考案の効果ヨ
以上実施例から明らかなように本考案は、ミッションケ
ース3前側にシャーシ1を介してエンジン2を、またミ
ッションケース3上側に操向ハンドル14を配設すると
共に、前後走行車輪10゜13を軸支する前後支持フレ
ーム9,11をリンク機構48により逆方向に揺動自在
に連結した高架形管理機において、前記支持フレーム9
にスイングアーム51を介して油圧シリンダ52のピス
トンロッド53を連結させ、その油圧シリンダ52を前
記シャーシ1に固定すると共に、前記ピストンロッド5
3進退方向に摺動調節可能なスイング調節カム64を前
記シャーシ1に取付け、また前記カム64摺動調節操作
する走行輪最大出量規制レバー61を操向ハンドル14
に設け、その規制レバー61に近接させてスイング調節
レバー67を取付け、前記カム64による機体の左右傾
斜操作並びに前記油圧シリンダ52による車高調節操作
を前記調節レバー67により行うべく構成したもので、
前記カム64を油圧シリンダ52のピストンロッド53
進退方向に移動させて車高調節範囲を変更でき、例えば
畝高さまたは作物生育状況に応じて機体最大高さを設定
でき、畝上面または作物の上方に機体を必要以上に持上
げて横転させる等の不具合をなくして高架作業を安全に
行うことができると共に、前記規制レバー61及び調節
レバー67を近接させて操向ハンドル14に取付けるこ
とにより、高架作業途中に作業者により前記各レバー6
7により作動制御して取付い操作の簡略化並びに安全性
の向上などを容易に図ることができる等の実用的な効果
を奏するものである。
ース3前側にシャーシ1を介してエンジン2を、またミ
ッションケース3上側に操向ハンドル14を配設すると
共に、前後走行車輪10゜13を軸支する前後支持フレ
ーム9,11をリンク機構48により逆方向に揺動自在
に連結した高架形管理機において、前記支持フレーム9
にスイングアーム51を介して油圧シリンダ52のピス
トンロッド53を連結させ、その油圧シリンダ52を前
記シャーシ1に固定すると共に、前記ピストンロッド5
3進退方向に摺動調節可能なスイング調節カム64を前
記シャーシ1に取付け、また前記カム64摺動調節操作
する走行輪最大出量規制レバー61を操向ハンドル14
に設け、その規制レバー61に近接させてスイング調節
レバー67を取付け、前記カム64による機体の左右傾
斜操作並びに前記油圧シリンダ52による車高調節操作
を前記調節レバー67により行うべく構成したもので、
前記カム64を油圧シリンダ52のピストンロッド53
進退方向に移動させて車高調節範囲を変更でき、例えば
畝高さまたは作物生育状況に応じて機体最大高さを設定
でき、畝上面または作物の上方に機体を必要以上に持上
げて横転させる等の不具合をなくして高架作業を安全に
行うことができると共に、前記規制レバー61及び調節
レバー67を近接させて操向ハンドル14に取付けるこ
とにより、高架作業途中に作業者により前記各レバー6
7により作動制御して取付い操作の簡略化並びに安全性
の向上などを容易に図ることができる等の実用的な効果
を奏するものである。
第1図は本考案−実施例を示す全体の側面図、第2図は
同正面図、第3図は其の部分拡大断面図、第4図はスイ
ング調節部の側面図、第5図は同平面図、第6図及び第
7図は部分拡大断面図、第8図はスイング調節操作部の
断面側面図、第9図は同断面正面図、第10図は同平面
図である。
同正面図、第3図は其の部分拡大断面図、第4図はスイ
ング調節部の側面図、第5図は同平面図、第6図及び第
7図は部分拡大断面図、第8図はスイング調節操作部の
断面側面図、第9図は同断面正面図、第10図は同平面
図である。
Claims (1)
- ミッションケース3前側にシャーシ1を介してエンジン
2を、またミッションケース3上側に操向バンドル14
を配設すると共に、前後走行車輪10.13を軸支する
前後支持フレーム9,11をリンク機構48により逆方
向に揺動自在に連結した高架形管理機において、前記支
持フレーム9にスイングアーム51を介して油圧シリン
ダ52のピストンロッド53に連結させ、その油圧シリ
ンダ52を前記シャーシ1に固定すると共に、前記ピス
トンロッド53進退方向に摺動調節可能なスイング調節
カム64を前記シャーシ1に取付け、また前記カム64
を摺動調節操作する走行輪最大出量規制レバー61を操
向ハンドル14に設け、その規制レバー61に近接させ
てスイング調節レバー67を取付け、前記カム64によ
る機体の左右傾斜操作並びに前記油圧シリンダ52によ
る車高調節操作を前記調節レバー67により行うべく構
成したことを特徴とする高架形管理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7811780U JPS6031929Y2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 高架型管理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7811780U JPS6031929Y2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 高架型管理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS571706U JPS571706U (ja) | 1982-01-06 |
JPS6031929Y2 true JPS6031929Y2 (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=29440651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7811780U Expired JPS6031929Y2 (ja) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | 高架型管理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031929Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7811780U patent/JPS6031929Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS571706U (ja) | 1982-01-06 |
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