JPS6031870B2 - 光硬化性塗料組成物 - Google Patents

光硬化性塗料組成物

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JPS6031870B2
JPS6031870B2 JP12506082A JP12506082A JPS6031870B2 JP S6031870 B2 JPS6031870 B2 JP S6031870B2 JP 12506082 A JP12506082 A JP 12506082A JP 12506082 A JP12506082 A JP 12506082A JP S6031870 B2 JPS6031870 B2 JP S6031870B2
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JP
Japan
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parts
coating composition
paint
photocurable
present
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JP12506082A
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JPS5915459A (ja
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弘夫 浜田
真生 大川
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光硬化性塗料組成物に関し、更に詳しくは、金
属、ガラス、各種プラスチック、その他の基材に対し、
密着性が良好で美麗な金属光沢被覆を与える光硬化性塗
料組成物の提供を目的とする。
従来、紫外線等の光照射により容易に硬化する光硬化性
塗料組成物は公知であるが、このような光硬化性塗料組
成物は光照射により硬化するものであるため、該塗料中
に光反射性の大なる顔料を添加すると硬化阻害を生じ、
実用性に欠けるものと信じられていた。
本発明者は種々検討の結果、確かにリーフィングタィプ
のアルミニウム顔料を使用すると実質的な硬化阻害を生
じて実用性に欠けるものであるが、予想外にもノンリー
フィング型の金属光沢顔料を使用するとともに、比較的
多量の多官能性オリゴマーを使用するとき‘ま、塗膜の
硬化阻害が少なく、すぐれた金属光沢を有する被覆の形
成が実現されることを見し、出した。
更に、該塗料組成物中に、特定の球状透明材料を添加す
ると、照射光の屈折が生じ、硬化阻害という問題が更に
十分に解決されることを知見した。すなわち、本発明は
、光硬化性樹脂および光重合開始剤を含有する光硬化性
塗料組成物に、ノンリーフィング型の金属光沢顔料およ
び10〜80rmの粒子蓬を有する球状の弾性ポリウレ
タンビーズを添加してなる光陵化性塗料組成物である。
本発明を詳細に説明すると、本発明で使用する光硬化性
樹脂組成物は、すでに周知の材料であり、光硬化性樹脂
、光重合開始剤およびその他の任意成分からなるもので
ある。その光硬化性樹脂とは、その分子構造中にラジカ
ル重合可能な不飽和二重結合を有する比較的分子量のポ
リエステル樹脂、ポリェーテル樹脂、アクリル樹脂、ェ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アルキッド樹脂、多価アル
コール等の多官能化合物のアクリレート、メタクリルレ
ート等のオリゴマー、および反応稀釈剤として、エチル
アクリレート、エチルヘキシルアクリレート、スチレン
、メチルスチレン、Nービニルピロリドン等の単官能モ
ノマー、トリメチロールプロパントリアクリレート、ヘ
キサンジオールジアクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、ジベンタエリスリトールヘキサアクリレート、ネオ
ベンチルグリコールジアクリレート等の多官能モノマー
を含有し、これらの成分は単独または混合物として使用
される。本発明においては、上述の如き多官能モノマー
またはオリゴマーを被覆形成々分のうち約60%(重量
)以上使用するのが好ましい。また光重合開始剤とは、
光、例えば紫外線のエネルギーによりフリーラジカルを
発生する化合物であって、ベンゾイン、ベンゾフエノン
あるいはそれらのヱステルなどのカルボニル化合物、過
酸化ペンゾィルなどの有機過酸化物、アゾビスィソブチ
ロニトリル等のアゾ化合物、ジフェニルジサルフアィド
等のィオウ化合物等がある。
その他の任意成分としては少量の有機溶剤、染料顔料等
の着色剤、ワックスその他の各種添加剤がある。
以上の如き成分からなる光硬化性樹脂組成物はすでに公
知のものであり、その用途に応じて成分の種類や量比を
変更して使用されている。
例えば、その用途が本発明における如き塗料(コープィ
ング剤)である場合は、光重合開始剤は光硬化性樹脂1
0の重量部あたり約1〜1の重量部の割合で使用するの
が好ましい。また、その塗料の粘度は、液状オリゴマー
、モノマー、あるいは有機溶剤を使用して、約50〜1
00比pの粘度に調節して使用するのがよい。このよう
な従釆の光硬化性塗料組成物は、基体表面に塗布して適
当なエネルギーの紫外線を照射することにより、数秒〜
数分間で硬化し、光沢のある強軌な被膜を形成すること
ができる。本発明において使用するノンリーフイング型
の金属光沢顔料とは、リーフィングタィプが塗料中にお
いて塗膜表面に浮上し、平行配列するのに対して、塗膜
中に一様に分散配列するものであり、代表的なものとし
て、東洋アルミニウム■や東海金属欄等から市販されて
いるアルミニウム顔料がある。
その他メルク社や日本光研社等が販売している非金属タ
イプのパール顔料も同様に使用することができる。この
ような金属光沢顔料は塗料の塗膜形成々分10の重量部
あたり約1〜20重量部の割合で使用することが好まし
い。本発明の塗料組成物は、上述の如き組成において、
紫外線の照射によりすぐれた金属光沢の塗膜を形成でき
るが、更に特定の透明材料を添加することにより、その
硬化性を一層向上させることができる。
このような球状材料は、特公昭50一8116号公報に
記載されている如きものであり、その粒子径が約10〜
80〃mの実質的に球状のあるポリウレタンビーズであ
る。このようなポリウレタンビーズは着色あるいは未着
色のものとして「ラビクリャー」等の商品名で市場から
入手し得るものである。このようなポリウレタンビーズ
は塗料の艶消し剤としての機能を有するものであるが、
従釆は燐付け塗料用のつや消し剤として使用されたもの
であって、これを光硬化性樹脂組成物に配合することは
未だ公表されたことがない。本発明者は、このようなポ
リウレタンビーズが光硬化性光沢塗料の硬化性向上剤と
して非常に有用であることを知見したのであるが、これ
は全く予想することができなかった作用効果である。
上記のポリウレタンビーズは、前記の光硬化性樹脂10
の重量部あたり約5〜5の重量部の割合で使用するのが
好ましく、また目的とする被覆の厚さに大略一致するよ
うな粒径のポリウレタンビーズを採択使用するのが好ま
しい。それらの添加方法はビーズを採択中に適当な量だ
け添加し、両者が均一に混合する様に混練あるいは礎拝
するのみでよい。以上の如くして得られた本発明の光硬
化性塗料組成物は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ABS,ASその他のプラスチ
ック成形品、ガラス、セラミックス、金属等の基材(こ
れらの基材に限定されない)の表面保護、表面装飾用塗
料として使用すると、従来の同種塗料に比較して格段に
すぐれた光属光沢および密着強度の被膜を形成し、非常
に有用なものである。
本発明をいっそう理解しやすくするために、次に実施例
をあげて本発明を具体的に説明する。
なお、下記の文中に部または%とあるのは重量基準によ
るものである。実施例 1 ェポキシジアクリレート(分子量約400〜800)2
礎郡、ポリエステルアクリレート(分子量約1,000
〜2,000)2碇部、ネオベンチルグリコールジアク
リレート1の部、トルェン1技部、酢酸ブチル10部、
エチルセロソルブ1$部、インプロピルアルコール1礎
部、ポリウレタンビーズ(ラビクリヤー、大橋化学製、
キシレン中間形分40%の分散液、粒径40〜80rm
)3礎部およびペンジルジメチルケタール2部を均一に
混合し、これにノンリーフィングタイプのアルミペース
ト(SS−3666.シルバーライン社製)5部、シア
ニンフルー(クロモフアィンフル−#4920.大日精
化製)のブチルセロソルブに10%分散したもの1部を
加えて本発明の紫外線硬化性塗料とした。
この塗料10碇都‘こトルェン2礎郡、キシレン1碇部
エチルセロソルプ3の部、セロソルブアセテート1碇部
およびインプロピルアルコール3碇部より成る稀釈溶剤
35部を加えて、フオードカップ#4粘度1頚砂とした
。上記塗料をポリカーボネート成型板にスプレーガン(
ノズル径◇=1.5側、空気圧3kg/の)で30〜5
0仏mの厚さに塗布し、60〜70qoで2分間乾燥し
た後、出力8肌/弧の高圧水銀灯で5〜2の皆間にわた
って照射し、塗膜を硬化させた。塗膜は、光輝性の優れ
た淡青色メタリック調塗膜であり、密着性は1肋ピチゴ
バン目クロスカセットテープ剥離試験で100/100
であり、また表面硬度や耐熱性も良好であった。なお、
比較のためにリーフィングタィプのアルミペーストを上
記のアルミペーストの代りに使用したことを除いて、上
記実施例の方法をそのまま行ったものは、硬化不完全で
、ゴバン目セロテープ剥離テストは、0′100であっ
た。実施例 2ポリウレタンアクリレート(分子量約1
,500〜2,000)35部、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート1戊部、ジベンタエリストリト一ル
ヘキサアクリレート5部、トルェン15部、酢酸プチル
1の郡、エチルセロソルブ1$部、インプロピルアルコ
ール15部およびジェトキシアセトフェノン1.5部と
ペンゾフェノン0.5部を均一に混合し、これにノンリ
ーフイングタイプアルミベースト(スタッパR274、
昭和電工製)8部、ポリウレタンビーズ(ラビクリャー
、大橋化学製、キシレン中固形分40%の分散液、粒径
40〜80ムm)3の都キナクリドンレッド(シンカシ
ャレッドB.デュポン社製)のブチルセルソルブ10%
分散液を1部加えて本発明の紫外線硬化塗料とした。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光硬化性樹脂および光重合開始剤を含有する光硬化
    性樹脂組成物に、ノンリーフイング型の金属光沢顔料お
    よび10〜80μmの粒子径を有する球状の弾性ポリウ
    レタンビーズを添加してなる光硬化性塗料組成物。
JP12506082A 1982-07-20 1982-07-20 光硬化性塗料組成物 Expired JPS6031870B2 (ja)

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JP12506082A JPS6031870B2 (ja) 1982-07-20 1982-07-20 光硬化性塗料組成物

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JPS5915459A JPS5915459A (ja) 1984-01-26
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JPS61120867A (ja) * 1984-11-16 1986-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光硬化型着色コ−テイング組成物
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