JPS6031855A - 定着ロ−ラのフッ素樹脂層形成方法 - Google Patents
定着ロ−ラのフッ素樹脂層形成方法Info
- Publication number
- JPS6031855A JPS6031855A JP13971583A JP13971583A JPS6031855A JP S6031855 A JPS6031855 A JP S6031855A JP 13971583 A JP13971583 A JP 13971583A JP 13971583 A JP13971583 A JP 13971583A JP S6031855 A JPS6031855 A JP S6031855A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine contained
- roller
- fixing roller
- rubber
- fluororesin
- Prior art date
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- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
この発明は、複写機等において、ローラ芯材の外周面に
形成され、定着時にローラにトナーが付着することを防
止する定着ローラのフッ素樹脂層の形成方法に関する。
形成され、定着時にローラにトナーが付着することを防
止する定着ローラのフッ素樹脂層の形成方法に関する。
〈従来技術〉
電子写真プロセスは一般に用紙上に転写したトナー像を
定着することによって終了する。この定着装置として従
来から種々の定着方式に基づくものが実用化されている
が、各種の定着方式の中でもエネルギー効率や定着性の
面で優れている熱ローラ定着方式に基づく定着装置がよ
く用いられている。この定着装置においては、定着の際
トナーが用紙から分離して定着ローラ表面に付着し、付
着したトナーが次回の定着時のローラ回転の際用紙上へ
転写されるというオフセット現象を生しることがある。
定着することによって終了する。この定着装置として従
来から種々の定着方式に基づくものが実用化されている
が、各種の定着方式の中でもエネルギー効率や定着性の
面で優れている熱ローラ定着方式に基づく定着装置がよ
く用いられている。この定着装置においては、定着の際
トナーが用紙から分離して定着ローラ表面に付着し、付
着したトナーが次回の定着時のローラ回転の際用紙上へ
転写されるというオフセット現象を生しることがある。
このオフセット現象が発生すると複写結果が不良になっ
たリローラの寿命が短くなったりするので、これを防止
するために、ローラ表面にフン素樹脂積層を積層形成し
て定着ローラのリケイ性を上昇させている。定着ローラ
は、互いに圧接対向する一対の上側定着ローラと下側定
着ローラとから構成され、通常上測定着ローラは金厘体
で形成されるが、下測定着ローラは定着処理の際にニッ
プ幅（加圧幅）を必要とするためシリコンゴム等の弾性
体で形成される。下測定着ローラは、ローラ芯材表面を
フン素樹脂でコーティングすることによってフッ素樹脂
を積層形成しているが、下測定着ローラは弾性体で形成
されているのでフッ素樹脂によるコーティングが容易で
なくこのため定着ローラの周面にフッ素樹脂をチュービ
ング処理する方法が用いられている。また、定着ローラ
のリケイ性を一層上昇させるために定着ローラの周面に
シリコンオンル等功すケイ油を塗布する方法も用いられ
ている。
たリローラの寿命が短くなったりするので、これを防止
するために、ローラ表面にフン素樹脂積層を積層形成し
て定着ローラのリケイ性を上昇させている。定着ローラ
は、互いに圧接対向する一対の上側定着ローラと下側定
着ローラとから構成され、通常上測定着ローラは金厘体
で形成されるが、下測定着ローラは定着処理の際にニッ
プ幅（加圧幅）を必要とするためシリコンゴム等の弾性
体で形成される。下測定着ローラは、ローラ芯材表面を
フン素樹脂でコーティングすることによってフッ素樹脂
を積層形成しているが、下測定着ローラは弾性体で形成
されているのでフッ素樹脂によるコーティングが容易で
なくこのため定着ローラの周面にフッ素樹脂をチュービ
ング処理する方法が用いられている。また、定着ローラ
のリケイ性を一層上昇させるために定着ローラの周面に
シリコンオンル等功すケイ油を塗布する方法も用いられ
ている。
しかしながら、従来のこのような方法では、フッ素樹脂
のチュービング処理においては高価なフッ素樹脂を多量
に必要とするため装置全体の価格上昇を引き起す欠点が
あった。またシリコンオイル等のリケイ油を用いた場合
には、シリコンオイルの蒸発によって感光ドラムにシリ
コンオイルが付着して感光ドラムの機能性を低下させた
り、オイルをローラ表面に均一に塗布するためのクリー
ニングブレードやこのブレードを支持する部品を必要と
し、そのため部品点数が多くなるばかりか、シリコンオ
イルをローラ表面に當時供給する必要があるため価格上
昇を招来する欠点があった。
のチュービング処理においては高価なフッ素樹脂を多量
に必要とするため装置全体の価格上昇を引き起す欠点が
あった。またシリコンオイル等のリケイ油を用いた場合
には、シリコンオイルの蒸発によって感光ドラムにシリ
コンオイルが付着して感光ドラムの機能性を低下させた
り、オイルをローラ表面に均一に塗布するためのクリー
ニングブレードやこのブレードを支持する部品を必要と
し、そのため部品点数が多くなるばかりか、シリコンオ
イルをローラ表面に當時供給する必要があるため価格上
昇を招来する欠点があった。
〈発明の目的〉
この発明は、上記実情に鑑みなされたもので、ローラ芯
材の外周面にフッ素ゴムを積層接着させ、このフッ素ゴ
ム表面にフッ素樹脂顆粒を浮遊定着させることによって
、フッ素樹脂チューブやクリーニングブレードを用いず
に、低価格に且つ部品点数を少なくオフセット現象を防
止する定着ローラのフッ素樹脂層形成方法の提供を目的
とする〈発明の構成〉 この発明は、フッ素ゴムおよびフッ素樹脂顆粒と接着剤
とを混合したフッ素混合溶液をローラ芯材に塗布または
吹き付けした後、加熱処理を施し、前記ローラ芯材周面
に前記フッ素ゴムを積層形成するとともにこのフッ素ゴ
ムの周面に前記フッ素樹脂顆粒を一様に浮遊定着させる
ことによって、定着ローラ周面にフッ素樹脂層を積層形
成することを特徴とする。
材の外周面にフッ素ゴムを積層接着させ、このフッ素ゴ
ム表面にフッ素樹脂顆粒を浮遊定着させることによって
、フッ素樹脂チューブやクリーニングブレードを用いず
に、低価格に且つ部品点数を少なくオフセット現象を防
止する定着ローラのフッ素樹脂層形成方法の提供を目的
とする〈発明の構成〉 この発明は、フッ素ゴムおよびフッ素樹脂顆粒と接着剤
とを混合したフッ素混合溶液をローラ芯材に塗布または
吹き付けした後、加熱処理を施し、前記ローラ芯材周面
に前記フッ素ゴムを積層形成するとともにこのフッ素ゴ
ムの周面に前記フッ素樹脂顆粒を一様に浮遊定着させる
ことによって、定着ローラ周面にフッ素樹脂層を積層形
成することを特徴とする。
〈実施例〉
第１図（Ａ）は、この発明を実施した熱定着ローラの一
部縦断面図、第１図（Ｂ）は、その要部拡大図、第２図
は同熱定着ローラの一部横断面図である。
部縦断面図、第１図（Ｂ）は、その要部拡大図、第２図
は同熱定着ローラの一部横断面図である。
熱定着ローラ１は、互いに圧接対向する上側定着ローラ
ｌａ、下測定着ローラｌｂから構成され、両定着ローラ
ｌａ、ｌｂ間には転写紙２０が挟入されている。下測定
着ローラ１ａは、ローラ軸２ａに支承されたローラ芯材
である金属ローラ１０の外表面がフン素樹脂１１によっ
てコーティングされ、定着時に下測定着ローラｌａにト
ナーが付着しないようになっている。一方、下測定着ロ
ーラ１ｂは、ローラ軸２ｂに支承されたアルミ金芯３の
外周面にシリコンゴム４が接着されていてこれらはロー
ラ芯材を形成している。このシリコンゴム４の周面には
フッ素ゴム５が層状に形成され、このフッ素ゴム５の周
面には、第１図（Ｂ）に示すように、フン素樹脂顆粒６
０が一様に埋め込まれることによってフッ素樹脂層６が
形成されている。
ｌａ、下測定着ローラｌｂから構成され、両定着ローラ
ｌａ、ｌｂ間には転写紙２０が挟入されている。下測定
着ローラ１ａは、ローラ軸２ａに支承されたローラ芯材
である金属ローラ１０の外表面がフン素樹脂１１によっ
てコーティングされ、定着時に下測定着ローラｌａにト
ナーが付着しないようになっている。一方、下測定着ロ
ーラ１ｂは、ローラ軸２ｂに支承されたアルミ金芯３の
外周面にシリコンゴム４が接着されていてこれらはロー
ラ芯材を形成している。このシリコンゴム４の周面には
フッ素ゴム５が層状に形成され、このフッ素ゴム５の周
面には、第１図（Ｂ）に示すように、フン素樹脂顆粒６
０が一様に埋め込まれることによってフッ素樹脂層６が
形成されている。
このフッ素樹脂層６は、以下の手順によって形成される
。まずフッ素ゴム５とフッ素樹脂顆粒６０との混合物を
硬化剤およびシラン系溶剤とブレンドしてフッ素混合溶
液を合成し、このフッ素混合溶液を上記のシリコンゴム
４の周面に一様に塗布し、その後加熱処理を施す。この
加熱処理によってフッ素ゴム５の表面にフッ素樹脂顆粒
６０が浮遊定着し、フッ素ゴム５の表面に埋め込まれた
状態で下測定着ローラｉｂの表面にフッ素樹脂層６０を
薄膜状に形成する。。本発明者の実験によればフッ素樹
脂層６０の厚みは２０μｍ程度である。なお加熱時には
フッ素混合溶液中の熱硬化剤が作用し、フッ素ゴムの型
くずれが防止される。
。まずフッ素ゴム５とフッ素樹脂顆粒６０との混合物を
硬化剤およびシラン系溶剤とブレンドしてフッ素混合溶
液を合成し、このフッ素混合溶液を上記のシリコンゴム
４の周面に一様に塗布し、その後加熱処理を施す。この
加熱処理によってフッ素ゴム５の表面にフッ素樹脂顆粒
６０が浮遊定着し、フッ素ゴム５の表面に埋め込まれた
状態で下測定着ローラｉｂの表面にフッ素樹脂層６０を
薄膜状に形成する。。本発明者の実験によればフッ素樹
脂層６０の厚みは２０μｍ程度である。なお加熱時には
フッ素混合溶液中の熱硬化剤が作用し、フッ素ゴムの型
くずれが防止される。
またフッ素ゴム５はシラン系溶剤の作用によりシリコン
ゴム４にシラノール結合することによって接着される。
ゴム４にシラノール結合することによって接着される。
上記の実施例では、フッ素混合溶液を定着ローラに塗布
する方法を用いたが、必ずしもこのようにする必要はな
（、シリコンゴム４の表面にフッ素混合溶液をスプレー
で吹き付ける方法を用いても上記の方法と同様の効果を
十分に期待できる。
する方法を用いたが、必ずしもこのようにする必要はな
（、シリコンゴム４の表面にフッ素混合溶液をスプレー
で吹き付ける方法を用いても上記の方法と同様の効果を
十分に期待できる。
このように、フッ素樹脂顆粒を定着ローラの周面に浮錆
定着させフッ素樹脂層を極めて薄く形成しているので、
高価なフン素樹脂が少なくて済み、定着装置のコストが
低くなる利点がある。
定着させフッ素樹脂層を極めて薄く形成しているので、
高価なフン素樹脂が少なくて済み、定着装置のコストが
低くなる利点がある。
〈発明の効果〉
以上のように、この発明によれば、フッ素ゴムおよびフ
ッ素樹脂と接着剤との混合物であるフッ素混合溶液をロ
ーラ芯材周面に塗布または吹き付けを行った後、加熱処
理を施すことによって、フッ素ゴムをローラ芯村上に積
層接着させ、さらにこのフッ素ゴム表面にフン素樹脂顆
粒を浮錆定着させているので、シリコンローラ等の弾性
ローラにも確実にフン素樹脂をコーティングできる。ま
たフッ素ｎ１脂層を極めて薄く形成できるため従来のチ
ュービング処理に比べて、高価なフッ素樹脂の使用が少
なくて済み、その背低価格な定着装置を提供できる。ま
たクリーニングブレード等の付属部品を必要としないの
で、定着部の部品点数が少なくなり簡単な構成になる利
点を有する。
ッ素樹脂と接着剤との混合物であるフッ素混合溶液をロ
ーラ芯材周面に塗布または吹き付けを行った後、加熱処
理を施すことによって、フッ素ゴムをローラ芯村上に積
層接着させ、さらにこのフッ素ゴム表面にフン素樹脂顆
粒を浮錆定着させているので、シリコンローラ等の弾性
ローラにも確実にフン素樹脂をコーティングできる。ま
たフッ素ｎ１脂層を極めて薄く形成できるため従来のチ
ュービング処理に比べて、高価なフッ素樹脂の使用が少
なくて済み、その背低価格な定着装置を提供できる。ま
たクリーニングブレード等の付属部品を必要としないの
で、定着部の部品点数が少なくなり簡単な構成になる利
点を有する。
第１図（Ａ）は、この発明を実施例した熱定着ローラの
一部縦断面図、第１図（Ｂ）は、その要部拡大図、第２
図は、同熱定着ローラの一部横断面図である。 １一定着ローラ、４−シリコンゴム、 ５−フッ素ゴム、６−フッ素樹脂層、 ６０−フッ素樹脂顆粒。 出願人 シャープ株式会社 代理人 弁理士 小森久夫
一部縦断面図、第１図（Ｂ）は、その要部拡大図、第２
図は、同熱定着ローラの一部横断面図である。 １一定着ローラ、４−シリコンゴム、 ５−フッ素ゴム、６−フッ素樹脂層、 ６０−フッ素樹脂顆粒。 出願人 シャープ株式会社 代理人 弁理士 小森久夫
Claims (2)
- （１） フッ素ゴムおよびフッ素樹脂顆粒と接着剤とを
混合したフッ素混合溶液をローラ芯材に塗布または吹き
付けした後、加熱処理を施し、前記ローラ芯材周面に前
記フッ素ゴムを積層形成するとともにこのフッ素ゴムの
周面に前記フン素樹脂顆粒を一様に浮瀞定着させること
を特徴とする定着ローラのフン素樹脂層形成方法。 - （２） 前記接着剤をシラン系溶剤と熱硬化剤とを混合
して形成した特許請求の範囲第１項記載の定着ローラの
フッ素樹脂層形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13971583A JPS6031855A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 定着ロ−ラのフッ素樹脂層形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13971583A JPS6031855A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 定着ロ−ラのフッ素樹脂層形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031855A true JPS6031855A (ja) | 1985-02-18 |
Family
ID=15251725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13971583A Pending JPS6031855A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 定着ロ−ラのフッ素樹脂層形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031855A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638778A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱定着ロ−ラ |
| JPH02150876A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Canon Inc | 弾性回転体及び定着装置 |
-
1983
- 1983-07-30 JP JP13971583A patent/JPS6031855A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638778A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 熱定着ロ−ラ |
| JPH02150876A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Canon Inc | 弾性回転体及び定着装置 |
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