JPH05204255A - 電子写真式印刷装置 - Google Patents
電子写真式印刷装置Info
- Publication number
- JPH05204255A JPH05204255A JP197192A JP197192A JPH05204255A JP H05204255 A JPH05204255 A JP H05204255A JP 197192 A JP197192 A JP 197192A JP 197192 A JP197192 A JP 197192A JP H05204255 A JPH05204255 A JP H05204255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endless belt
- image
- medium
- coating
- printing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 像担持体上のトナー像静電気力により一次転
写したエンドレスベルトを媒体と接触させ加圧及び加熱
することにより該エンドレスベルト上に形成された像を
媒体上に転写、定着する電子写真式印刷装置において、
該エンドレスベルトのベースをプラスチックとし、少な
くとも一層以上樹脂等でコーティングした表面を非粘着
性とする。 【効果】 エンドレスベルトの表面に非粘着性のフッ素
樹脂等をコーティングしたことにより他の物が離れ易く
オフセットを防ぎ、用紙がエンドレスベルトに巻きつく
のを防止できる。
写したエンドレスベルトを媒体と接触させ加圧及び加熱
することにより該エンドレスベルト上に形成された像を
媒体上に転写、定着する電子写真式印刷装置において、
該エンドレスベルトのベースをプラスチックとし、少な
くとも一層以上樹脂等でコーティングした表面を非粘着
性とする。 【効果】 エンドレスベルトの表面に非粘着性のフッ素
樹脂等をコーティングしたことにより他の物が離れ易く
オフセットを防ぎ、用紙がエンドレスベルトに巻きつく
のを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式印刷装置に関
し、特に転写ローラと定着器の間にエンドレスヘルトを
用いる電子写真式印刷装置に関する。
し、特に転写ローラと定着器の間にエンドレスヘルトを
用いる電子写真式印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真式印刷装置は、図2に示
すようにトナー1を内蔵した現像部2と感光ドラム4
と、エンドレスベルト7が掛け渡されて一体化された転
写ローラ5及び加熱ローラ6を備えている。加熱ローラ
6をエンドレスベルト7及び媒体8を介して加圧ローラ
11が加圧する。エンドレスベルト7は転写ローラ5及
び加熱ローラ6の回転により搬送され、媒体8及び加圧
ローラ11もこれらに同期して走行し、回転する。光学
システム3からの光で感光ドラム4に形成された潜像は
現像部2にて与えられる感光ドラム4の表面に帯電した
トナー1によりトナー画像となる。トナー画像は転写ロ
ーラ5の部分でエンドレスベルト7の粘着力および静電
気力により、いったんエンドレスベルト7へ転写され、
その後、エンドレスベルト7から媒体8へ加熱ローラ6
の熱を加えられて転写定着される。
すようにトナー1を内蔵した現像部2と感光ドラム4
と、エンドレスベルト7が掛け渡されて一体化された転
写ローラ5及び加熱ローラ6を備えている。加熱ローラ
6をエンドレスベルト7及び媒体8を介して加圧ローラ
11が加圧する。エンドレスベルト7は転写ローラ5及
び加熱ローラ6の回転により搬送され、媒体8及び加圧
ローラ11もこれらに同期して走行し、回転する。光学
システム3からの光で感光ドラム4に形成された潜像は
現像部2にて与えられる感光ドラム4の表面に帯電した
トナー1によりトナー画像となる。トナー画像は転写ロ
ーラ5の部分でエンドレスベルト7の粘着力および静電
気力により、いったんエンドレスベルト7へ転写され、
その後、エンドレスベルト7から媒体8へ加熱ローラ6
の熱を加えられて転写定着される。
【0003】この従来の電子写真式印刷装置では、エン
ドレスベルト7をポリイミド等のプラスチックとし、エ
ンドレスベルト7の表面に粘着性を持たせ粘着力によ
り、転写ローラ5で一次転写を行い加圧ローラ11と加
熱ローラ6の間にエンドレスベルト7と媒体8を挟んで
加圧及び加熱して二次転写定着を行っている。
ドレスベルト7をポリイミド等のプラスチックとし、エ
ンドレスベルト7の表面に粘着性を持たせ粘着力によ
り、転写ローラ5で一次転写を行い加圧ローラ11と加
熱ローラ6の間にエンドレスベルト7と媒体8を挟んで
加圧及び加熱して二次転写定着を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電子写真式
印刷装置では、 (1)エンドレスベルトの表面に粘着性をもたせ、一次
転写を粘着力により行っていたので転写の効率が悪い。
印刷装置では、 (1)エンドレスベルトの表面に粘着性をもたせ、一次
転写を粘着力により行っていたので転写の効率が悪い。
【0005】(2)トナーのエンドレスベルトからの剥
離が良くなりオフセットをおこしやすく、また用紙がエ
ンドレスベルトに巻きつくという欠点があった。
離が良くなりオフセットをおこしやすく、また用紙がエ
ンドレスベルトに巻きつくという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真式印刷
装置は、像体持体上にトナーによる像を形成する像形成
器と、該像担持体上の像をエンドレスベルトに静電気力
による一次転写する一次転写器と、該エンドレスベルト
を媒体と接触させ加圧及び加熱することにより該エンド
レスベルト上に形成された像を媒体上に転写、定着する
二次転写定着器とを有する電子写真式印刷装置におい
て、該エンドレスベルトのベースをプラスチックとし、
該エンドレスベルトに少なくとも一層以上のコーティン
グを設けて表面を非粘着性としたことを特徴とする。
装置は、像体持体上にトナーによる像を形成する像形成
器と、該像担持体上の像をエンドレスベルトに静電気力
による一次転写する一次転写器と、該エンドレスベルト
を媒体と接触させ加圧及び加熱することにより該エンド
レスベルト上に形成された像を媒体上に転写、定着する
二次転写定着器とを有する電子写真式印刷装置におい
て、該エンドレスベルトのベースをプラスチックとし、
該エンドレスベルトに少なくとも一層以上のコーティン
グを設けて表面を非粘着性としたことを特徴とする。
【0007】本発明の電子写真式印刷装置は、エンドレ
スベルトの表面層のコーティング材がフッ素の樹脂であ
る。
スベルトの表面層のコーティング材がフッ素の樹脂であ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例で用いるエンド
レスベルトの断面図である。
レスベルトの断面図である。
【0010】図1に示すようにエンドレスベルトは、ベ
ース9をプラスチックとし、表面をフッ素樹脂10でコ
ーティングして非粘着性(表面からトナーが離れ易い)
とし、そのコーティング材表面抵抗を106 〜1015c
mとしている。
ース9をプラスチックとし、表面をフッ素樹脂10でコ
ーティングして非粘着性(表面からトナーが離れ易い)
とし、そのコーティング材表面抵抗を106 〜1015c
mとしている。
【0011】このエンドレスベルトを図2に示したエン
ドレスベルト7と同様に転写ローラ5及び加熱ローラ6
に掛け渡して電子写真式印刷装置を構成する。また、加
熱ローラ6から媒体8までの熱伝達を良くするためにエ
ンドレスベルト7は全厚を50μm以下として形成され
ている。
ドレスベルト7と同様に転写ローラ5及び加熱ローラ6
に掛け渡して電子写真式印刷装置を構成する。また、加
熱ローラ6から媒体8までの熱伝達を良くするためにエ
ンドレスベルト7は全厚を50μm以下として形成され
ている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、 (1)エンドレスベルトのベースをプロラスチックにす
ることでベルト自体をやわらかくでき、感光ドラムへの
ダメージが小さくなる。
ることでベルト自体をやわらかくでき、感光ドラムへの
ダメージが小さくなる。
【0013】(2)エンドレスベルトの表面に非粘着性
のフッ素樹脂等をコーティングしたことにろい他の物が
離れ易くオフセットを防ぎ、用紙のエンドレスベルトに
に巻きつくのを防止できる。
のフッ素樹脂等をコーティングしたことにろい他の物が
離れ易くオフセットを防ぎ、用紙のエンドレスベルトに
に巻きつくのを防止できる。
【0014】(3)エンドレスベルトを媒体と同じ表面
抵抗としたことで転写効率を良くするという効果があ
る。
抵抗としたことで転写効率を良くするという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例のエンドレスベルトの断面図
である。
である。
【図2】従来の電子写真式印刷装置の構成図である。
1 トナー 2 現像部 3 光学システム 4 感光ドラム 5 転写ローラ 6 加熱ローラ 7 エドレスベルト 8 媒体 9 ベース 10 フッ素樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 像体持体上にトナーによる像を形成する
像形成器と、該像担持体上の像をエンドレスベルトに静
電気力による一次転写する一次転写器と、該エンドレス
ベルトを媒体と接触させ加圧及び加熱することにより該
エンドレスベルト上に形成された像を媒体上に転写、定
着する二次転写定着器とを有する電子写真式印刷装置に
おいて、該エンドレスベルトのベースをプラスチックと
し、該エンドレスベルトに少なくとも一層以上のコーテ
ィングを設けて表面を非粘着性としたことを特徴とする
電子写真式印刷装置。 - 【請求項2】 エンドレスベルトの表面層のコーティン
グ材がフッ素の樹脂である請求項1記載の電子写真式印
刷装置。 - 【請求項3】 エンドレスベルトの表面層のコーティン
グ材の表面抵抗を106 〜1015Ωcmにした請求項1
または2記載の電子写真式印刷装置。 - 【請求項4】 エンドレスベルトのベースとコーティン
グを合せた厚さを50μm以下にした請求項1、2また
は3記載の電子写真式印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP197192A JPH05204255A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 電子写真式印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP197192A JPH05204255A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 電子写真式印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05204255A true JPH05204255A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11516452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP197192A Withdrawn JPH05204255A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 電子写真式印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05204255A (ja) |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP197192A patent/JPH05204255A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |