JPH11119561A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11119561A
JPH11119561A JP28507897A JP28507897A JPH11119561A JP H11119561 A JPH11119561 A JP H11119561A JP 28507897 A JP28507897 A JP 28507897A JP 28507897 A JP28507897 A JP 28507897A JP H11119561 A JPH11119561 A JP H11119561A
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roller
image
belt
image forming
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JP28507897A
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Masahiko Matsuura
昌彦 松浦
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 省エネルギで、しかもその割りには転写定着
速度を低下させることなく転写定着処理でき、さらに両
面画像形成時に両面画像の光沢等の差異を抑制して画像
形成できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体1(静電潜像担持体)上に形成さ
れる静電潜像をトナーを含む液体現像剤Dにより現像し
て可視トナー像T1とし、トナー像T1を一旦中間転写
ドラム6(中間転写体)に1次転写した後記録紙Sに2
次転写すると同時に定着させる画像形成装置であり、加
熱装置15と、転写定着装置9とを備えており、装置9
のベルト91(ベルト状部材)は圧接ローラ92、巻き
付けローラ93に巻き掛けられており、ローラ93はロ
ーラ92と共にベルト91の一部を中間転写ドラム6表
面の一部に巻き付けるように接触させ、該ローラ部分で
はベルト91を中間転写ドラム6に圧接しない状態で配
置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
において静電潜像を液体現像剤を用いて現像し、得られ
た可視トナー像を一旦中間転写体に1次転写した後、記
録材に2次転写すると同時に定着させる画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置であ
って、液体現像剤を用いて画像形成する装置は、次のよ
うに大別できる。一つは、感光体等の静電潜像担持体表
面を帯電させ、その帯電域に画像情報に基づいて画像露
光等により静電潜像を形成し、その潜像を液体現像剤で
現像して可視トナー像化させ、この可視トナー像を直接
記録紙等の記録材に転写し、定着させる画像形成装置で
ある。もう一つは、前記と同様に静電潜像担持体上に形
成された可視トナー像を一旦中間転写ドラム等の中間転
写体に1次転写し、そのあと記録材に2次転写し、定着
させる画像形成装置である。
【0003】このような液体現像剤を用いる画像形成装
置において、可視トナー像を記録材に転写する転写方式
の1つに、静電力を利用して転写する、いわゆる静電転
写方式がある。この静電転写方式を用いた画像形成装置
は、記録材に電荷を付与し静電力を利用して可視トナー
像を静電潜像担持体或いは中間転写体から該記録材側に
引き寄せ転写を行う。
【0004】かかる画像形成装置では、一般的に記録材
に環境依存性があるため周囲の環境変動に対する静電転
写の安定性に問題を生じやすい。そこで、環境変動に対
して転写の安定性を維持する画像形成装置として中間転
写体を用い、且つ、静電力によらない記録材への転写方
式を採用した画像形成装置が提案されている。すなわ
ち、中間転写体上のトナー像を加熱加圧下に記録材に転
写、定着させる、いわゆる熱転写方式を用いた画像形成
装置である。
【0005】また、かかる熱転写方式を用いた画像形成
装置では、トナー像を中間転写体から記録材に2次転写
すると同時に定着させることができるので、別途定着装
置を設ける必要がなく、それだけ画像形成装置の小型化
が図れる。熱転写方式を用いた画像形成装置では、熱に
より溶融するトナーを記録材に転写、定着させるのに必
要な圧力をかける必要がある。一般的に静電潜像担持体
は熱、圧力に対してダメージを受けやすく、中間転写体
を用いない画像形成装置では、転写、定着に必要な熱、
圧力を静電潜像担持体にかけることになり、かかる装置
には熱転写方式を採用し難いが、中間転写体を用いた画
像形成装置では、2次転写に必要な熱、圧力を中間転写
体にかけることが可能である。
【0006】このような熱転写方式の画像形成装置にお
いては、中間転写体上のトナー像を加熱する方法とし
て、中間転写体に対し加熱源を設ける方法や、2次転写
部において記録材を中間転写体へ圧接する加圧部材に対
し加熱源を設ける方法などが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間転
写体に対し加熱源を設ける熱転写方式の画像形成装置で
は、2次転写部においてトナーを溶融する必要があるか
らといって、加熱源によって中間転写体の表面温度を必
要以上に上げると1次転写部において不要な熱が静電潜
像担持体上のトナー像に加わり、該トナーが溶融して該
静電潜像担持体にこびりつく、いわゆるオフセット現象
が発生しやすい。一般的に二物体の間(例えば、静電潜
像担持体と中間転写体との間や、中間転写体と記録材と
の間など)に挟まれた状態のトナーが溶融状態になった
とき、その二物体を引き離すと、溶融状態のトナーは表
面エネルギが高い方に付着する。つまり表面エネルギが
低い(換言すれば、離型性が良い)物体にはトナーは付
着しにくい。表面エネルギは一般的に(静電潜像担持
体)>(中間転写体)<(記録材)となる。また、中間
転写体の表面温度を上げすぎると、静電潜像担持体が熱
的ダメージを受けやすい。これらにより中間転写体温度
をあまり高くできないので、転写、定着速度を高め難
い。
【0008】また、2次転写部において記録材を圧接す
る加圧部材に対し加熱源を設ける熱転写方式の画像形成
装置では、記録材の裏面から加熱してトナー像を溶融状
態にすることになる。この場合、記録材を介して熱伝達
するので熱伝達時間が大きく、転写、定着速度を高めら
れない。さらに、記録材を介してトナー像を溶融状態に
するので、加熱源温度を非常に高くする必要があり、該
加熱源のエネルギ消費量が大きい。
【0009】また、2次転写部において加圧部材として
転写ローラを用いて記録材にトナー像を転写し定着させ
る画像形成装置では、中間転写体と転写ローラとの相互
圧接部分、いわゆるニップ部の幅が小さいため、加熱時
間が少なくなる。そのためニップ部の温度、圧力をある
程度上げる必要がある。よってこのような構成の場合、
中間転写体、転写ローラ双方に加熱源を設けるのが一般
的である。
【0010】しかし、このような構成を採用した場合に
おいて両面画像形成を行うと、記録材が表裏双方から加
熱されることになり、得られた両面画像に支障が生じる
ことがある。すなわち、まず記録材の第1面(表面)に
トナー像を転写し定着させ、そのあと該記録材の第2面
(裏面)にトナー像を転写し定着させると、第2面の転
写定着時には既にトナー像が定着された第1面が転写ロ
ーラ側から加熱され、そのため第2面の受ける熱量が第
1面へのトナー像転写定着時と変わることになる。この
ことは、得られた第1面の画像と第2面の画像とで画像
光沢等の差異が生じる問題を生じやすい。
【0011】そこで、本発明は、静電潜像担持体上に形
成される静電潜像をトナーを含む液体現像剤により現像
して可視トナー像とし、該可視トナー像を一旦中間転写
体に1次転写した後記録材に2次転写すると同時に定着
させる画像形成装置であり、前記静電潜像担持体の熱的
ダメージを抑制するとともに、1次転写部でのトナーの
静電潜像担持体へのオフセットを防止しつつ支障なく記
録材へトナー像を転写定着させることができ、また省エ
ネルギで、その割りには転写定着速度を低下させること
なく転写定着処理でき、さらに両面画像形成時に両面画
像の光沢等の差異を抑制して両面に同様に画像形成でき
る画像形成装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の画像形成装置は、静電潜像担持体上に形成される静
電潜像をトナーを含む液体現像剤により現像して可視ト
ナー像とし、該可視トナー像を一旦中間転写体に1次転
写した後記録材に2次転写すると同時に定着させる画像
形成装置であり、前記中間転写体を加熱する加熱装置
と、前記中間転写体上のトナー像を記録材に2次転写す
ると同時に定着させる転写定着装置とを備えており、前
記転写定着装置は複数のローラとベルト状部材とを備え
ており、前記ベルト状部材は前記複数のローラに巻き掛
けられており、前記複数のローラには前記中間転写体に
前記ベルト状部材を介して圧接された圧接ローラと、記
録材移動方向において前記圧接ローラより上流側に設け
られて該圧接ローラと共に前記ベルト状部材の一部を前
記中間転写体表面の一部に巻き付けるように接触させる
巻き付けローラとが含まれており、該巻き付けローラは
該ローラ部分では前記ベルト状部材を前記中間転写体に
圧接しない状態で配置されていることを特徴としてい
る。
【0013】この画像形成装置では、前記加熱装置が前
記中間転写体を加熱し、該中間転写体表面を所定の温度
に維持する。中間転写体表面の所定の温度とは、中間転
写体上のトナー像を記録材へ2次転写し、定着させるに
あたり、少し時間をかけて加圧下に該トナー像と記録材
を接触させれば支障なく転写定着可能な温度であって、
且つ、1次転写部でのトナーの静電潜像担持体へのオフ
セットが生じ難く、静電潜像担持体に熱的ダメージを与
え難い温度である。この温度は、従来装置のように2次
転写部が中間転写体とローラとで構成され、これらの間
で形成されるニップ部で転写、定着するには不十分な低
い温度である。なお、この中間転写体表面温度として
は、それには限定されないが約80℃〜100℃を例示
できる。
【0014】また、前記巻き付けローラ部分がベルト状
部材を中間転写体に圧接しない状態とは、巻き付けロー
ラ部分ではベルト状部材が中間転写体に非接触状態であ
るとか、単に接触しているだけの状態とかを例示でき
る。この画像形成装置によると、前記静電潜像担持体で
形成された可視トナー像は1次転写部で前記中間転写体
に1次転写される。このトナー像は前記中間転写体上で
所定の温度に加熱されながら2次転写部に搬送される。
前記液体現像剤中にはトナーとともにキャリア液も含ま
れているが、中間転写体は、該トナー像と共に存在する
余分なキャリア液を揮発させる働きもある。2次転写部
へは前記トナー像と同期をとって記録材も搬送されてく
る。
【0015】2次転写部に搬送されてきたトナー像は、
前記中間転写体に前記ベルト状部材が巻き付くように接
触している領域のうち記録材搬送方向において前記圧接
ローラより上流側の領域へ進入する。この領域はいわば
予備加熱部である。トナー像は該ベルト状部材の張力に
基づく圧力下に前記記録材と重ねられる。そのあと前記
圧接ローラによるベルト状部材と中間転写体の相互圧接
部へ搬送される。記録材はこの相互圧接部に進入するま
で前記予備加熱部で中間転写体表面の熱により予備加熱
される。この予備加熱された記録材と、同様に該中間転
写体表面の熱で予め加熱されていたトナー像とが前記相
互圧接部に進入し、ここで該トナー像が中間転写体から
記録材に転写、定着される。
【0016】前記巻き付けローラは圧接ローラと共にベ
ルト状部材の一部を中間転写体表面の一部に巻き付ける
ように接触させるので、中間転写体とベルト状部材との
ニップ部(換言すれば、中間転写体とベルト状部材との
相互圧接部と前記予備加熱部を合わせた部位)の幅(記
録材の進行方向の長さ)が大きく設定されている。この
ようにニップ部の幅を大きくすることで、トナー像と記
録材との密着時間は、従来の中間転写ドラムとローラの
みとによるニップ部での密着時間より長くとることがで
きる。このためトナーは溶融しやすく、中間転写体の表
面温度をあまり上げる必要はない。つまり、このように
密着時間を長くとることができるので、中間転写体の表
面が低い温度でも、中間転写体上のトナー像を記録材へ
支障なく転写、定着させることができる。しかも転写定
着速度を低下させる必要はない。
【0017】そして、この画像形成装置によると、中間
転写体の表面温度を低くしておけるので静電潜像担持体
の熱的ダメージを抑制できるとともに、1次転写部での
トナーの静電潜像担持体へのオフセットを防止できる。
また、中間転写体の表面温度が低い分、加熱装置による
中間転写体の加熱温度を下げることができるので、それ
だけ省エネルギとなる。
【0018】また、巻き付けローラは該ローラ部分では
ベルト状部材を中間転写体に圧接しない状態で配置され
ているが、これによってトナー像と記録材とは、中間転
写体とベルト状部材との相互圧接部に進入するまではあ
まり圧力がかかっていない密着状態を維持でき、該相互
圧接部にて一挙に圧力がかけられるので、それだけ、円
滑に良好な転写定着を行うことができる。
【0019】さらに前記ベルト状部材側に加熱源を設け
ていないので、両面画像形成において、記録材の第1面
と第2面に対するトナー像の転写、定着は、中間転写体
からの実質上同じ熱量でなされ、従って、得られる両面
画像の光沢等の差異は抑制され、両面に同じように画像
形成できる。中間転写体の加熱装置の熱源は、該中間転
写体の内側及び(又は)外側等に設けることができる。
前記ベルト状部材としては、耐熱性の可撓性を有する材
料からなる基体上に耐熱性の離型層が形成されているも
のを例示できる。前記耐熱性の可撓性を有する基体材料
としては、例えばポリイミド、ポリアミドイミド、ポリ
エーテルエーテルケトン等の高分子材料、又はステンレ
ス、ニッケル等の金属材料を挙げることができる。ま
た、前記耐熱性の離型層としては、例えばシリコーンゴ
ム、シリコーンレジンゴム、フッ素樹脂等からなる離型
層を挙げることができる。
【0020】また、本発明の画像形成装置として、前記
中間転写体は、表面層が弾性を有する離型層で形成され
ており、前記圧接ローラは剛性のあるローラであるもの
を例示できる。また、剛性のあるローラとしては、金属
からなるローラなどを例示できる。このような画像形成
装置では、前記中間転写体の表面層が離型層で形成され
ているので、トナーが中間転写体から離れやすくなり、
中間転写体上のトナー像が記録材に2次転写しやすくな
る。また、前記中間転写体の表面層は弾性を有し、前記
圧接ローラは剛性のあるローラであるので、該圧接ロー
ラにより中間転写体へ圧接されるベルト状部材の部分の
曲率半径が中間転写体表面のそれより小さければ、換言
すればそうなるように圧接ローラの半径を中間転写体表
面の曲率半径より小さくしておくことで、該ベルト状部
材が中間転写体の弾性層にくい込むように凸ニップ部を
形成する。これにより、前記記録材が2次転写部から出
ていくとき、記録材はその腰の強さにより前記中間転写
体から分離する。
【0021】静電潜像担持体から中間転写体へのトナー
像の1次転写は、中間転写体に電荷を付与して静電的に
1次転写を行ういわゆる静電転写方式を採用してもよい
が、前記中間転写体における弾性を有する離型層を、静
電潜像担持体上トナー像の中間転写体への粘着転写を可
能にする粘着性を有しているものとして粘着転写方式を
採用してもよい。
【0022】このような粘着転写方式の画像形成装置で
は、前記弾性離型層の粘着性を利用して前記静電潜像担
持体上のトナー像を前記中間転写体に付着させて転写す
ることができる。前記弾性を有する離型層として、例え
ば耐熱性のあるゴム材などを用いることができる。この
ゴム材としては、例えばシリコーンゴム、シリコーンレ
ジンゴム等を挙げることができる。シリコーンゴム、シ
リコーンレジンゴム等はある程度の粘着性を有してい
る。これにより、静電潜像担持体上のトナー像の中間転
写体への粘着転写による1次転写が可能になる。また、
シリコーンゴム、シリコーンレジンゴム等は前記加熱装
置により所定の温度に加熱されるとトナーとの離型性が
向上する。これにより、記録材との関係では前記中間転
写体上のトナー像が記録材に転写(2次転写)しやすく
なる。
【0023】このように表面層が弾性離型層で形成され
ている中間転写体としては、熱伝導性の優れた金属から
なる芯金の表面に弾性離型層がコートされている(例え
ば、巻き付けられている)ものを例示できる。前記熱伝
導性の優れた金属としては、例えばアルミニウム、アル
ミニウム合金等を挙げることができる。このような中間
転写体の弾性離型層にゴム材を用いた場合、該ゴム材の
厚みは1mm以下0.1mm以上、より好ましくは0.
5mm以下0.3mm以上を例示できる。ゴム材は一般
的に熱伝導性が低く、ゴム材からなる離型層の厚みが大
きすぎると、この離型層の温度と、前記芯金表面の界面
温度との温度差が大きくなり、該界面温度の上昇で離型
層が剥がれやすくなる。従ってゴム材の厚みが1mm以
下0.1mm以上であれば、ゴム材の弾力性と熱伝導性
の両方の良好な条件を満足させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の1実施形態である
電子写真方式の画像形成装置の概略構成図である。図2
は図1に示す画像形成装置における中間転写ドラムの構
成の一部を示す図である。
【0025】図1に示す画像形成装置は、略中央にドラ
ム形状の感光体1(静電潜像担持体の1例)を備えてい
る。感光体1の周囲には、帯電装置2、露光装置3、液
体現像装置4、スクイズローラ5、中間転写ドラム6
(中間転写体の1例)、クリーニング装置7及びイレー
サランプ8がこの順に配置されている。感光体1は、図
中反時計方向Aに回転駆動される。ここでの感光体1は
ドラム状の感光体ドラムであるが、ベルト形状の感光体
ベルトなどでもよい。
【0026】中間転写ドラム6は感光体1に臨み、図中
1次転写部P1を形成している。中間転写ドラム6の周
囲には、転写定着装置9及びクリーニング装置10が配
置されている。また、中間転写ドラム6には加熱装置1
5が設けられている。転写定着装置9は中間転写ドラム
6に臨み、図中2次転写部P2を形成している。転写部
P2の図中上方にはガイド板11及びタイミングローラ
対12が設けられ、さらに図示を省略した給紙部が設け
られている。また、下方にはガイド板13が設けられ、
さらに図示を省略した排出ローラ対及び排紙トレイが設
けられている。
【0027】帯電装置2は電源PW1から高電圧を印加
でき、これにより感光体1を帯電させることができる。
露光装置3は図示を省略した画像読み取り装置等から送
られてくる画像情報に基づきレーザ光Lを感光体1に照
射でき、これにより感光体1上に静電潜像を形成でき
る。
【0028】液体現像装置4は現像ローラ41及び現像
剤槽42を含んでおり、液体現像剤Dを収容する。現像
ローラ41は図中時計方向Bに回転駆動され、電源PW
2から現像バイアス電圧を印加できる。これにより感光
体1上の静電潜像を現像できる。スクイズローラ5は感
光体1に臨設され、図中A方向に回転駆動される。これ
により感光体1上に付着した余分なキャリア液を除去で
きる。なお、図1中、スクイズローラ5は液体現像装置
4とは別個に設けているが、液体現像装置4と同様な位
置に一体的に組み合わせて設けてもよい。
【0029】クリーニング装置7はブレード71を備え
ている。ブレード71は感光体1に接触配置される。こ
れにより中間転写ドラム6に1次転写されずに感光体1
上に残った転写残トナーを除去できる。イレーサランプ
8は感光体1に光照射でき、これにより感光体1上の電
荷を光除電できる。
【0030】中間転写ドラム6は、図中時計方向Bに回
転駆動される。中間転写ドラム6は図1及び図2に示す
ように、熱伝導性の優れた金属からなるローラ形態の芯
金62の周面に弾性を有する離型層61を形成したもの
である。芯金62は、ここではアルミニュウム合金から
形成されているが、芯金の材質はこれに限定されるもの
ではなく剛性のある芯金を得られるものであればよい。
また弾性離型層61は、ここではゴム材からなってい
る。ゴム材としては、例えばシリコーンゴム、シリコー
ンレジンゴム等を使用できるが、ここではシリコーンゴ
ムを採用している。
【0031】この弾性離型層61はある程度の粘着性を
有している。これにより、感光体1との関係では感光体
1上のトナー像T1の中間転写ドラム6への粘着転写に
よる1次転写が可能である。また、弾性離型層61は後
述する加熱装置15により所定の温度に加熱されるとト
ナーとの離型性が向上する。これにより、後述する記録
紙Sとの関係では中間転写ドラム6上のトナー像T2が
記録紙Sに転写(2次転写)しやすくなる。なお、ここ
でのゴム材の厚みは0.5mmに設定されている。
【0032】また、ここでの中間転写ドラム6はドラム
状の転写ドラムであるが、ベルト形状の転写ベルトなど
でもよい。加熱装置15は熱源151、熱源用電源15
2、センサ153及び制御部CONTを含んでいる。制
御部CONTはコンピュータを中心に構成されている。
制御部CONTは図1に示すように、電源152及びセ
ンサ153に接続されている。電源152は熱源151
に接続されている。制御部CONTは画像形成装置全体
の動作を制御する主制御部(図4参照)からの指示信号
に基づいて中間転写ドラム6の弾性離型層61の表面温
度を制御できる。なお、制御部CONTは前記主制御部
とは別個に設けたが該主制御部内に含めて制御するよう
にしてもよい。熱源151は中間転写ドラム6の内部に
設けられ、電源152からの通電により発熱する。これ
により、弾性離型層61及びその上に1次転写されるト
ナー像T2を加熱できる。センサ153は弾性離型層6
1表面に接触配置され、弾性離型層61の表面温度を検
出し、その検出信号を制御部CONTに送る。制御部C
ONTは送られてきた検出信号に基づいて電源152へ
指示信号を送り電源152をオン、オフする。これによ
り、弾性離型層61の表面を所定の温度に維持すること
ができる。ここでの該温度は、それには限定されないが
約80℃〜100℃である。
【0033】この温度は中間転写ドラム6上のトナー像
T2を記録紙Sへ2次転写し、定着させるにあたり、若
干の時間をかけて加圧下にトナー像T2と記録紙Sを接
触させれば支障なく転写定着可能な温度であって、且
つ、1次転写部P1でのトナーの感光体1へのオフセッ
トを発生させず、感光体1に熱的ダメージを与えない温
度である。この温度は、従来装置のように2次転写部が
中間転写体とローラとで構成され、これらの間で形成さ
れるニップ部で転写、定着するには不十分な低い温度で
ある。
【0034】図3は図1に示す画像形成装置における転
写定着装置9の拡大側面図である。転写定着装置9は図
1及び図3に示すように、ベルト91、圧接ローラ9
2、巻き付けローラ93、バネ94を含んでいる。ベル
ト91は耐熱性の可撓性を有する材料からなる基体上に
耐熱性の離型層を形成したものである。ここでは該基体
材料はポリイミドであり、離型層はシリコーンゴムから
形成されている。圧接ローラ92は剛性のある金属から
なるローラである。
【0035】ベルト91は圧接ローラ92及び巻き付け
ローラ93に巻き掛けられている。バネ94は一方の端
部が圧接ローラ92のローラ軸92aに当接し、他方の
端部は固定部材FRに支持されている。圧接ローラ92
は、バネ94によって中間転写ドラム6にベルト91を
介して所定の圧力で圧接され、ドラム6とベルト91の
相互圧接部P3を形成している。巻き付けローラ93は
記録紙S移動方向A2において圧接ローラ92より上流
側に設けられて圧接ローラ92と共にベルト91の一部
を中間転写ドラム6表面の一部に巻き付けるように接触
させ、予備加熱部P4を形成している。巻き付けローラ
93は該ローラ部分ではベルト91を中間転写ドラム6
に圧接しない位置、すなわちここではベルト91を中間
転写ドラム6に接触させない位置に配置されている。中
間転写ドラム6の回転に伴い、ベルト91は図中A1方
向に、圧接ローラ92及び巻付けローラ93は図中A方
向にそれぞれ従動回転する。これにより、中間転写ドラ
ム6上のトナー像T2を記録紙Sへ転写定着させること
ができる。
【0036】図1中、クリーニング装置10はクリーニ
ングローラ101を備えている。クリーニングローラ1
01は中間転写ドラム6に接触配置される。これにより
記録紙Sに2次転写されずに中間転写ドラム6上に残っ
た転写残トナーを除去できる。この画像形成装置による
と、感光体1は回転駆動され、帯電装置2によって一様
に帯電される。
【0037】露光装置3から照射されたレーザ光Lが該
帯電域を露光し、静電潜像を形成する。この静電潜像は
感光体1の回転とともに液体現像装置4に移行する。液
体現像装置4では、現像ローラ41の一部が液体現像剤
Dに浸かっており、現像ローラ41の回転に伴って現像
剤Dを汲み上げ、感光体1上の静電潜像に供してこれを
現像バイアス電圧印加のもとに現像し、可視トナー像と
する。
【0038】可視トナー像は感光体1の回転とともにス
クイズローラ5に移行し、スクイズローラ5によって感
光体1上の余剰のキャリア液が除去される。そのあと可
視トナー像T1は1次転写部P1に移行する。1次転写
部P1では、感光体1上のトナー像T1が中間転写ドラ
ム6表面の弾性離型層61の粘着性によって中間転写ド
ラム6上に粘着転写される。なお、ここでの転写方式
は、いわゆる粘着転写方式を採用したが、中間転写ドラ
ム6に電荷を付与して静電的に1次転写を行う、いわゆ
る静電転写方式を採用してもよい。
【0039】粘着転写されたトナー像T2は中間転写ド
ラム6上で所定の温度に加熱されながら2次転写部P2
に搬送される。転写部P2に搬送されてきたトナー像T
2は記録紙Sに2次転写される。記録紙Sは図示を省略
した給紙ローラによって同じく図示を省略した給紙トレ
イから送り出され、タイミングローラ対12に送られ
る。タイミングローラ対12は、中間転写ドラム6上の
トナー像T2と同期をとって、記録紙Sを送り出す。記
録紙Sは、ガイド板11に支持されて転写部P2に移行
する。
【0040】さらに説明すると、転写部P2に搬送され
てきたトナー像T2は、中間転写ドラム6とベルト91
とが接触する予備加熱部P4で、まずベルト91の張力
のみで記録紙Sと重ねられる。そのあと圧接ローラ92
によってベルト91が中間転写ドラム6に圧接される相
互圧接部P3へ搬送される。記録紙Sはこの圧接部P3
に進入するまで予備加熱部P4で中間転写ドラム6から
の熱により加熱される。この予備加熱された記録紙S
と、同様に中間転写ドラム6表面の熱で1次転写部P1
より予め加熱されていたトナー像T2とがこの予備加熱
部P4で密着される。その状態でトナー像T2は圧接部
P3に進入し、ここで中間転写ドラム6から記録紙Sに
転写、定着される。そのあと記録紙Sは中間転写ドラム
6から分離される。中間転写ドラム6の表面層は弾性を
有し、圧接ローラ92は剛性のあるローラであり、さら
に圧接ローラ92はベルト91が中間転写ドラム6の弾
性層61にくい込むように凸ニップ部P3を形成する。
これにより、2次転写部P2から記録紙Sが出るとき、
記録紙Sはその腰の強さにより中間転写ドラム6から離
れる。
【0041】巻き付けローラ93は圧接ローラ92と共
にベルト91の一部を中間転写ドラム6表面の一部に巻
き付けるように接触させるので、中間転写ドラム6表面
とベルト91とのニップ部(換言すれば、相互圧接部P
3と予備加熱部P4の合わせた部位)の幅(記録紙Sの
進行方向の長さ)が大きく設定されている。このように
ニップ部の幅を大きくすることで、トナー像T2と記録
紙Sとの密着時間は、従来の中間転写ドラムとローラの
みとによるニップ部での密着時間より長くとることがで
きる。このためトナーは溶融しやすく、中間転写ドラム
6の表面温度をあまり上げる必要はない。つまり、この
ように密着時間を長くとることができるので、中間転写
ドラム6の表面温度が既述のように低い温度でも、中間
転写ドラム6上のトナー像T2を記録紙Sへ支障なく転
写、定着させることができる。しかも転写定着速度を低
下させる必要はない。
【0042】そして、この画像形成装置によると、中間
転写ドラム6の表面温度を低くしておけるので感光体1
の熱的ダメージを抑制できるとともに、1次転写部P1
でのトナーの感光体1へのオフセットを防止できる。ま
た、中間転写ドラム6の表面温度が低くてもよい分、加
熱装置15による中間転写ドラム6の加熱温度を下げる
ことができるので、それだけ省エネルギとなる。
【0043】また、巻き付けローラ93は該ローラ部分
ではベルト91を中間転写ドラム6に押し付けない状態
で配置されているが、これによってトナー像T2と記録
紙Sとは相互圧接部P3に進入するまではあまり圧力が
かかっていない密着状態を維持でき、圧接部P3にて一
挙に圧力がかけられるので、それだけ、円滑に良好な転
写定着を行うことができる。
【0044】さらにベルト91側に加熱源を設けていな
いので、両面画像形成時においては、記録紙Sの第1面
と第2面とは、その面へのトナー像の転写定着にあたり
受ける熱量にさほど差異は生じ難く、得られた両面画像
の光沢等の差異を抑制して両面に同様に画像形成でき
る。記録紙Sはトナー像転写後、ガイド板13に支持さ
れて、図示を省略した排紙ローラ対にて排紙トレイへ排
出される。
【0045】感光体1には記録紙Sに転写されずに残っ
たトナーが保持されているが、ブレード71がこの転写
残トナーを除去する。そのあとイレーサランプ8から感
光体1に光が照射され、感光体1上の電荷は光除電され
る。そして、感光体1は次の画像形成に備えられる。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、静電潜像担持体上に形
成される静電潜像をトナーを含む液体現像剤により現像
して可視トナー像とし、該可視トナー像を一旦中間転写
体に1次転写した後記録材に2次転写すると同時に定着
させる画像形成装置であり、前記静電潜像担持体の熱的
ダメージを抑制するとともに、1次転写部でのトナーの
静電潜像担持体へのオフセットを防止しつつ支障なく記
録材へトナー像を転写定着させることができ、また省エ
ネルギで、その割りには転写定着速度を低下させること
なく転写定着処理でき、さらに両面画像形成時に両面画
像の光沢等の差異を抑制して両面に同様に画像形成でき
る画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態である電子写真方式の画像
形成装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像形成装置における中間転写ドラ
ムの構成の一部を示す図である。
【図3】図1に示す画像形成装置における転写定着装置
の拡大側面図である。
【図4】加熱装置の制御回路の一例を示す概略ブロック
図である。
【符号の説明】
1 感光体(静電潜像担持体の1例) 2 帯電装置 3 露光装置 4 液体現像装置 41 現像ローラ 42 現像剤槽 D 液体現像剤 5 スクイズローラ 6 中間転写ドラム(中間転写体の1例) 61 弾性離型層 62 芯金 7 クリーニング装置 71 ブレード 8 イレーサランプ 9 転写定着装置 91 ベルト(ベルト状部材の1例) 92 圧接ローラ(圧接ローラの1例) 92a 圧接ローラ軸 93 巻き付けローラ(巻き付けローラの1例) 94 バネ FR 固定部材 10 クリーニング装置 101 クリーニングローラ 11 ガイド板 12 タイミングローラ対 13 ガイド板 15 加熱装置 151 熱源 152 熱源用電源 153 センサ CONT 制御部 P1 1次転写部 P2 2次転写部 P3 相互圧接部(凸ニップ部) P4 予備加熱部 PW1、PW2 電源 L レーザ光 S 記録紙(記録材) T1、T2 トナー像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体上に形成される静電潜像を
    トナーを含む液体現像剤により現像して可視トナー像と
    し、該可視トナー像を一旦中間転写体に1次転写した後
    記録材に2次転写すると同時に定着させる画像形成装置
    であり、 前記中間転写体を加熱する加熱装置と、 前記中間転写体上のトナー像を記録材に2次転写すると
    同時に定着させる転写定着装置とを備えており、 前記転写定着装置は複数のローラとベルト状部材とを備
    えており、 前記ベルト状部材は前記複数のローラに巻き掛けられて
    おり、 前記複数のローラには前記中間転写体に前記ベルト状部
    材を介して圧接された圧接ローラと、記録材移動方向に
    おいて前記圧接ローラより上流側に設けられて該圧接ロ
    ーラと共に前記ベルト状部材の一部を前記中間転写体表
    面の一部に巻き付けるように接触させる巻き付けローラ
    とが含まれており、該巻き付けローラは該ローラ部分で
    は前記ベルト状部材を前記中間転写体に圧接しない状態
    で配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記中間転写体は、表面層が弾性を有する
    離型層で形成されており、前記圧接ローラは剛性のある
    ローラである請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記中間転写体の弾性を有する離型層は、
    前記静電潜像担持体上のトナー像の前記中間転写体への
    粘着転写を可能にする粘着性を有している請求項2記載
    の画像形成装置。
JP28507897A 1997-10-17 1997-10-17 画像形成装置 Withdrawn JPH11119561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162070A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Nisca Corp 転写装置及び転写方法

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