JP2001092287A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP2001092287A JP2001092287A JP26670599A JP26670599A JP2001092287A JP 2001092287 A JP2001092287 A JP 2001092287A JP 26670599 A JP26670599 A JP 26670599A JP 26670599 A JP26670599 A JP 26670599A JP 2001092287 A JP2001092287 A JP 2001092287A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- fixing
- pressing
- unit
- fixing roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】クリーニング装置を用いることなく、オフセッ
トやサーミスタオフセットを発生しない定着装置を提供
する。 【解決手段】定着ローラ1に圧接して共に回転する加圧
ローラ6と、定着ローラ1と加圧ローラ6に夫々当接す
る定着温度制御用のサーミスタ12,13とを有し、定
着ローラ1と加圧ローラ6との挟持部を通過する転写材
P上の未定着トナー画像11を加圧加熱することによ
り、転写材P上に永久画像として定着させる定着装置に
おいて、定着ローラ1、加圧ローラ6およびサーミスタ
12,13の各表面のトナーに対する離型性が、温度検
知手段>定着ローラ>加圧ローラの順列とした。
トやサーミスタオフセットを発生しない定着装置を提供
する。 【解決手段】定着ローラ1に圧接して共に回転する加圧
ローラ6と、定着ローラ1と加圧ローラ6に夫々当接す
る定着温度制御用のサーミスタ12,13とを有し、定
着ローラ1と加圧ローラ6との挟持部を通過する転写材
P上の未定着トナー画像11を加圧加熱することによ
り、転写材P上に永久画像として定着させる定着装置に
おいて、定着ローラ1、加圧ローラ6およびサーミスタ
12,13の各表面のトナーに対する離型性が、温度検
知手段>定着ローラ>加圧ローラの順列とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
る複写機、LBP等の画像形成装置に用いられる定着装
置に関する。
る複写機、LBP等の画像形成装置に用いられる定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置において、未定着ト
ナー画像を転写紙等の転写材に定着する定着装置として
は、主に熱加圧定着装置が用いられている。熱加圧定着
装置は、アルミニウム等よりなる中空の芯金からなる定
着ローラを備えている。この定着ローラの内部にはヒー
ターが内蔵されている。また、定着ローラの離型性を上
げるために、前記定着ローラの表層をフッ素樹脂のチュ
ーブで被覆したものや、フッ素樹脂系のコーティングを
施したものが用いられる。
ナー画像を転写紙等の転写材に定着する定着装置として
は、主に熱加圧定着装置が用いられている。熱加圧定着
装置は、アルミニウム等よりなる中空の芯金からなる定
着ローラを備えている。この定着ローラの内部にはヒー
ターが内蔵されている。また、定着ローラの離型性を上
げるために、前記定着ローラの表層をフッ素樹脂のチュ
ーブで被覆したものや、フッ素樹脂系のコーティングを
施したものが用いられる。
【0003】また、熱加圧定着装置は、アルミニューム
等よりなる中空の芯金の上にゴム弾性層を作り、その表
層を離型性の良いフッ素樹脂系チューブを被覆し、定着
ローラと同様にヒーターが内蔵された加圧ローラを備え
ている。
等よりなる中空の芯金の上にゴム弾性層を作り、その表
層を離型性の良いフッ素樹脂系チューブを被覆し、定着
ローラと同様にヒーターが内蔵された加圧ローラを備え
ている。
【0004】この加圧ローラは、ばね等の加圧手段によ
り、定着ローラに圧接されている。また、通常は、定着
ローラ、加圧ローラとも定着時の温度制御のために、サ
ーミスタ等の温度検知部材が当接されている。
り、定着ローラに圧接されている。また、通常は、定着
ローラ、加圧ローラとも定着時の温度制御のために、サ
ーミスタ等の温度検知部材が当接されている。
【0005】定着ローラ、加圧ローラとも上記のように
離型性の良い表面ではあるが、定着ローラと加圧ローラ
の間を未定着トナーが載った転写材が通過する際、定着
ローラ表面上に未定着トナーの一部が転写材から付着す
る(以後オフセットと呼ぶ。)現象が起きてしまう。こ
のオフセットしたトナーが次に送られてくる転写材に付
着し、転写材を汚すことがあった。
離型性の良い表面ではあるが、定着ローラと加圧ローラ
の間を未定着トナーが載った転写材が通過する際、定着
ローラ表面上に未定着トナーの一部が転写材から付着す
る(以後オフセットと呼ぶ。)現象が起きてしまう。こ
のオフセットしたトナーが次に送られてくる転写材に付
着し、転写材を汚すことがあった。
【0006】また、オフセットしたトナーが転写材を汚
すほどではない場合でも、オフセットしたトナーがサー
ミスタに付着、蓄積し、転写材の表面や裏面を汚してし
まう場合があった(以後サーミスタオフセットと呼
ぶ。)。
すほどではない場合でも、オフセットしたトナーがサー
ミスタに付着、蓄積し、転写材の表面や裏面を汚してし
まう場合があった(以後サーミスタオフセットと呼
ぶ。)。
【0007】これを解決する手段として、従来は、定着
ローラ表面にシリコーンオイルを含浸したフェルトやオ
イル塗布部材を圧接して定着ローラのクリーニングを行
っていた。
ローラ表面にシリコーンオイルを含浸したフェルトやオ
イル塗布部材を圧接して定着ローラのクリーニングを行
っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなクリーニング部材を定着装置に備えると、定着装置
のコストアップ要因となり、さらに、定着ローラが、ク
リーニング装置によって摩耗し、定着装置の寿命が短く
なるという問題があった。
うなクリーニング部材を定着装置に備えると、定着装置
のコストアップ要因となり、さらに、定着ローラが、ク
リーニング装置によって摩耗し、定着装置の寿命が短く
なるという問題があった。
【0009】そこで本発明では、クリーニング装置を用
いることなく、オフセットやサーミスタオフセットを発
生しない定着装置を提供することを目的としている。
いることなく、オフセットやサーミスタオフセットを発
生しない定着装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する定着装置の第1の構成は、トナー像を加熱す
る為の加熱手段と、転写材を前記加熱手段と挟持搬送
し、トナー像を加圧する為の加圧手段と、前記加熱手段
と加圧手段の温度を検知する為の温度検知手段を有し、
加熱および加圧することによりトナー像を転写材上に永
久画像として定着させるようにした定着装置において、
前記加熱手段、前記加圧手段および前記温度検知手段の
表面のトナーに対する離型性が、 温度検知手段>加熱手段>加圧手段、 の順列であることを特徴とする。
を実現する定着装置の第1の構成は、トナー像を加熱す
る為の加熱手段と、転写材を前記加熱手段と挟持搬送
し、トナー像を加圧する為の加圧手段と、前記加熱手段
と加圧手段の温度を検知する為の温度検知手段を有し、
加熱および加圧することによりトナー像を転写材上に永
久画像として定着させるようにした定着装置において、
前記加熱手段、前記加圧手段および前記温度検知手段の
表面のトナーに対する離型性が、 温度検知手段>加熱手段>加圧手段、 の順列であることを特徴とする。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する定着装
置の第2の構成は、定着ローラと、この定着ローラに圧
接して共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラと前
記加圧ローラにそれぞれ当接する定着温度制御用の温度
検知手段とを有し、前記定着ローラと前記加圧ローラと
の挟持部を通過する転写材上の未定着トナー画像を加圧
加熱することにより、転写材上に永久画像として定着さ
せる定着装置において、前記定着ローラ、前記加圧ロー
ラおよび前記温度検知手段の各表面のトナーに対する離
型性が、 温度検知手段>定着ローラ>加圧ローラ の順列であることを特徴とする。
置の第2の構成は、定着ローラと、この定着ローラに圧
接して共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラと前
記加圧ローラにそれぞれ当接する定着温度制御用の温度
検知手段とを有し、前記定着ローラと前記加圧ローラと
の挟持部を通過する転写材上の未定着トナー画像を加圧
加熱することにより、転写材上に永久画像として定着さ
せる定着装置において、前記定着ローラ、前記加圧ロー
ラおよび前記温度検知手段の各表面のトナーに対する離
型性が、 温度検知手段>定着ローラ>加圧ローラ の順列であることを特徴とする。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する定着装
置の第3の構成は、トナー像を加熱する為の加熱手段
と、転写材を前記加熱手段と挟持搬送し、トナー像を加
圧する為の加圧手段と、前記加熱手段と加圧手段の温度
を検知する為の温度検知手段を有し、加熱および加圧す
ることによりトナー像を転写材上に永久画像として定着
させるようにした定着装置において、前記加熱手段、前
記加圧手段および前記温度検知手段の表面の水に対する
接触角が、 温度検知手段>加熱手段>加圧手段 の順列であることを特徴とする。
置の第3の構成は、トナー像を加熱する為の加熱手段
と、転写材を前記加熱手段と挟持搬送し、トナー像を加
圧する為の加圧手段と、前記加熱手段と加圧手段の温度
を検知する為の温度検知手段を有し、加熱および加圧す
ることによりトナー像を転写材上に永久画像として定着
させるようにした定着装置において、前記加熱手段、前
記加圧手段および前記温度検知手段の表面の水に対する
接触角が、 温度検知手段>加熱手段>加圧手段 の順列であることを特徴とする。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する定着装
置の第4の構成は、定着ローラと、この定着ローラに圧
接して共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラと前
記加圧ローラにそれぞれ当接する定着温度制御用の温度
検知手段とを有し、前記定着ローラと前記加圧ローラと
の挟持部を通過する転写材上の未定着トナー画像を加圧
加熱することにより、転写材上に永久画像として定着さ
せる定着装置において、前記定着ローラ、前記加圧ロー
ラおよび前記温度検知手段の各表面の水に対する接触角
が、 温度検知手段>定着ローラ>加圧ローラ の順列である事を特徴とする。
置の第4の構成は、定着ローラと、この定着ローラに圧
接して共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラと前
記加圧ローラにそれぞれ当接する定着温度制御用の温度
検知手段とを有し、前記定着ローラと前記加圧ローラと
の挟持部を通過する転写材上の未定着トナー画像を加圧
加熱することにより、転写材上に永久画像として定着さ
せる定着装置において、前記定着ローラ、前記加圧ロー
ラおよび前記温度検知手段の各表面の水に対する接触角
が、 温度検知手段>定着ローラ>加圧ローラ の順列である事を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の定着装置の一実施の形態
を図面を参照しながら以下に説明する。
を図面を参照しながら以下に説明する。
【0015】図1は本発明の定着装置の一実施の形態を
示す構成図である。
示す構成図である。
【0016】図1に示すように、本実施の形態の定着装
置は、定着ローラ1を備える。定着ローラ1は弾性層2
と離型層3および芯金4からなる。本実施の形態におい
て、離型層3は絶縁PFAチューブ(グンゼ製:450
HP)で形成され、その厚さは50μmである。この離
型層3の水に対する接触角は95°であった。
置は、定着ローラ1を備える。定着ローラ1は弾性層2
と離型層3および芯金4からなる。本実施の形態におい
て、離型層3は絶縁PFAチューブ(グンゼ製:450
HP)で形成され、その厚さは50μmである。この離
型層3の水に対する接触角は95°であった。
【0017】弾性層2はシリコンゴムよりなり、その厚
さは2.3mmである。芯金4はアルミニウム製でその
厚さは6mmである。定着ローラ1の内部にはヒーター
5が配置されている。定着ローラ1には、温度検知手段
としてサーミスタ12が当接している。このサーミスタ
12の表面も離型性向上の為にPTFEにより被覆され
ている。また、サーミスタ12の表面被覆材料の水に対
する接触角は105°であった。
さは2.3mmである。芯金4はアルミニウム製でその
厚さは6mmである。定着ローラ1の内部にはヒーター
5が配置されている。定着ローラ1には、温度検知手段
としてサーミスタ12が当接している。このサーミスタ
12の表面も離型性向上の為にPTFEにより被覆され
ている。また、サーミスタ12の表面被覆材料の水に対
する接触角は105°であった。
【0018】定着ローラ1に圧接回転する加圧ローラ6
は、アルミニウムの芯金7をシリコンゴムの弾性層8が
覆っている。芯金7の厚さは6mm、弾性層8の厚さは
2.1mmである。弾性層8の表層は、離型性を高める
ための離型層9で被覆されている。
は、アルミニウムの芯金7をシリコンゴムの弾性層8が
覆っている。芯金7の厚さは6mm、弾性層8の厚さは
2.1mmである。弾性層8の表層は、離型性を高める
ための離型層9で被覆されている。
【0019】離型層9はPFAチューブ(グンゼ製:3
50J)からなり、その厚さは50μmである。この離
型層9の水に対する接触角は85°であった。
50J)からなり、その厚さは50μmである。この離
型層9の水に対する接触角は85°であった。
【0020】加圧ローラ6の内部には、ヒーター10が
配置されている。加圧ローラ6には温度検知手段として
サーミスタ13が当接している。このサーミスタ13の
表面も離型性向上の為にPTFEにより被覆されてい
る。また、サーミスタ13の表面被覆材料の水に対する
接触角は105°であった。
配置されている。加圧ローラ6には温度検知手段として
サーミスタ13が当接している。このサーミスタ13の
表面も離型性向上の為にPTFEにより被覆されてい
る。また、サーミスタ13の表面被覆材料の水に対する
接触角は105°であった。
【0021】トナー11が載った転写材が定着ローラ1
と加圧ローラ6の間を通過すると、転写材P上のトナー
11の極一部が定着ローラ1上にオフセットトナーとし
て付着する。
と加圧ローラ6の間を通過すると、転写材P上のトナー
11の極一部が定着ローラ1上にオフセットトナーとし
て付着する。
【0022】従来は、定着ローラ1にクリーニング手段
としてウェッブ等が設けられていたので、このオフセッ
トトナーは該クリーニング手段によってクリーニングさ
れていた。
としてウェッブ等が設けられていたので、このオフセッ
トトナーは該クリーニング手段によってクリーニングさ
れていた。
【0023】本実施の形態においては、この微量のオフ
セットトナーは、表面の離型性の差により、定着ローラ
1に当接しているサーミスタ12には付着せず、加圧ロ
ーラ6の表面に移行する。
セットトナーは、表面の離型性の差により、定着ローラ
1に当接しているサーミスタ12には付着せず、加圧ロ
ーラ6の表面に移行する。
【0024】そして、加圧ローラ6の表面に移行したオ
フセットトナーは、やはり、表面の離型性の差により加
圧ローラ6に当接しているサーミスタには移行せず、徐
々に転写材Pの裏面に排出される。
フセットトナーは、やはり、表面の離型性の差により加
圧ローラ6に当接しているサーミスタには移行せず、徐
々に転写材Pの裏面に排出される。
【0025】本実施の形態では、トナーに対する加圧手
段としての定着ローラ1、加圧手段としての加圧ローラ
6、定着ローラ1に接触するサーミスタ12、加圧ロー
ラ6に接触するサーミスタ13の離型性は、定着ローラ
1は加圧ローラよりも高く、サーミスタ12および13
は定着ローラ1よりも高い。
段としての定着ローラ1、加圧手段としての加圧ローラ
6、定着ローラ1に接触するサーミスタ12、加圧ロー
ラ6に接触するサーミスタ13の離型性は、定着ローラ
1は加圧ローラよりも高く、サーミスタ12および13
は定着ローラ1よりも高い。
【0026】すなわち、トナーに対する定着ローラ1、
加圧ローラ6の離型性の良否は、サーミスタ12,13
>定着ローラ1>加圧ローラ6の順になる。
加圧ローラ6の離型性の良否は、サーミスタ12,13
>定着ローラ1>加圧ローラ6の順になる。
【0027】さらに、水に対する接触角の大きさも、 サーミスタ12,13>定着ローラ1>加圧ローラ5 の順になる。
【0028】本発明の他の実施の形態本実施の形態にお
いては、定着装置のうち、定着ローラ1の離型層3、加
圧ローラ6の離型層9、サーミスタ12,13の表面被
覆材料以外は、上記実施の形態と同様に構成した。
いては、定着装置のうち、定着ローラ1の離型層3、加
圧ローラ6の離型層9、サーミスタ12,13の表面被
覆材料以外は、上記実施の形態と同様に構成した。
【0029】本実施の形態では、定着ローラ1の離型層
3、加圧ローラ6の離型層9、サーミスタ12,13の
表面被覆材料をすべてPFA(グンゼ製450HP)で
構成した。ただし、定着ローラ1の離型層3、加圧ロー
ラ6の離型層9は離型製および水に対する接触角をサー
ミスタ12,13の表面被覆材料に対して下げるために
コロナ放電処理を行った。さらに、定着ローラ1の離型
層3に対して加圧ローラ6の離型層9の離型性および水
に対する接触角を下げる方法としては、コロナ放電処理
の時間を変化させて行った。具体的には、定着ローラ1
の離型層3は5分、加圧ローラ6の離型層9は10分行
った。
3、加圧ローラ6の離型層9、サーミスタ12,13の
表面被覆材料をすべてPFA(グンゼ製450HP)で
構成した。ただし、定着ローラ1の離型層3、加圧ロー
ラ6の離型層9は離型製および水に対する接触角をサー
ミスタ12,13の表面被覆材料に対して下げるために
コロナ放電処理を行った。さらに、定着ローラ1の離型
層3に対して加圧ローラ6の離型層9の離型性および水
に対する接触角を下げる方法としては、コロナ放電処理
の時間を変化させて行った。具体的には、定着ローラ1
の離型層3は5分、加圧ローラ6の離型層9は10分行
った。
【0030】この結果、トナーに対する定着ローラ1、
加圧ローラ6、サーミスタ12,13の離型性の良否
は、 サーミスタ12,13>定着ローラ1>加圧ローラ6 の順になる。
加圧ローラ6、サーミスタ12,13の離型性の良否
は、 サーミスタ12,13>定着ローラ1>加圧ローラ6 の順になる。
【0031】さらに、水に対する接触角の大きさは、サ
ーミスタ12,13は95°、定着ローラ1は90°、
加圧ローラ6は85°となり、順列としてはやはり、 サーミスタ12,13>定着ローラ1>加圧ローラ6 となった。
ーミスタ12,13は95°、定着ローラ1は90°、
加圧ローラ6は85°となり、順列としてはやはり、 サーミスタ12,13>定着ローラ1>加圧ローラ6 となった。
【0032】このような構成とすることで、微量のオフ
セットトナーは、表面の離型性の差により、定着ローラ
に当接しているサーミスタには付着せず、加圧ローラの
表面に移行する。
セットトナーは、表面の離型性の差により、定着ローラ
に当接しているサーミスタには付着せず、加圧ローラの
表面に移行する。
【0033】加圧ローラの表面に移行したオフセットト
ナーは、やはり、表面の離型性の差により加圧ローラに
当接しているサーミスタには移行せず、徐々に転写材の
裏面に排出される。
ナーは、やはり、表面の離型性の差により加圧ローラに
当接しているサーミスタには移行せず、徐々に転写材の
裏面に排出される。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の定着装
置によれば、クリーニング手段を設けることなく、離型
性の差を利用して、オフセットやサーミスタオフセット
の発生をなくすことができる。
置によれば、クリーニング手段を設けることなく、離型
性の差を利用して、オフセットやサーミスタオフセット
の発生をなくすことができる。
【図1】本発明の定着装置の一実施の形態を示す概略
図。
図。
1…定着ローラ 2…弾性層 3…離型層 4…芯金 5…ヒーター 6…加圧ローラ 7…芯金 8…弾性層 9…離型層 10…ヒーター 11…トナー 12…サーミスタ 13…サーミスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 トナー像を加熱する為の加熱手段と、転
写材を前記加熱手段と挟持搬送し、トナー像を加圧する
為の加圧手段と、前記加熱手段と加圧手段の温度を検知
する為の温度検知手段を有し、加熱および加圧すること
によりトナー像を転写材上に永久画像として定着させる
ようにした定着装置において、 前記加熱手段、前記加圧手段および前記温度検知手段の
表面のトナーに対する離型性が、 温度検知手段>加熱手段>加圧手段、 の順列であることを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 定着ローラと、この定着ローラに圧接し
て共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラと前記加
圧ローラにそれぞれ当接する定着温度制御用の温度検知
手段とを有し、前記定着ローラと前記加圧ローラとの挟
持部を通過する転写材上の未定着トナー画像を加圧加熱
することにより、転写材上に永久画像として定着させる
定着装置において、 前記定着ローラ、前記加圧ローラおよび前記温度検知手
段の各表面のトナーに対する離型性が、 温度検知手段>定着ローラ>加圧ローラ の順列であることを特徴とする定着装置。 - 【請求項3】 トナー像を加熱する為の加熱手段と、転
写材を前記加熱手段と挟持搬送し、トナー像を加圧する
為の加圧手段と、前記加熱手段と加圧手段の温度を検知
する為の温度検知手段を有し、加熱および加圧すること
によりトナー像を転写材上に永久画像として定着させる
ようにした定着装置において、 前記加熱手段、前記加圧手段および前記温度検知手段の
表面の水に対する接触角が、 温度検知手段>加熱手段>加圧手段 の順列であることを特徴とする定着装置。 - 【請求項4】 定着ローラと、この定着ローラに圧接し
て共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラと前記加
圧ローラにそれぞれ当接する定着温度制御用の温度検知
手段とを有し、前記定着ローラと前記加圧ローラとの挟
持部を通過する転写材上の未定着トナー画像を加圧加熱
することにより、転写材上に永久画像として定着させる
定着装置において、前記定着ローラ、前記加圧ローラお
よび前記温度検知手段の各表面の水に対する接触角が、 温度検知手段>定着ローラ>加圧ローラ の順列である事を特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26670599A JP2001092287A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26670599A JP2001092287A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001092287A true JP2001092287A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17434550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26670599A Pending JP2001092287A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001092287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006243032A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US7247816B2 (en) | 2002-02-04 | 2007-07-24 | Ricoh Company, Ltd. | Heating apparatus, fixing apparatus, and image forming apparatus |
-
1999
- 1999-09-21 JP JP26670599A patent/JP2001092287A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7247816B2 (en) | 2002-02-04 | 2007-07-24 | Ricoh Company, Ltd. | Heating apparatus, fixing apparatus, and image forming apparatus |
US7546050B2 (en) | 2002-02-04 | 2009-06-09 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing apparatus including a fixing roller and a pressurization roller |
JP2006243032A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
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