JP2000221823A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

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JP2000221823A
JP2000221823A JP11019771A JP1977199A JP2000221823A JP 2000221823 A JP2000221823 A JP 2000221823A JP 11019771 A JP11019771 A JP 11019771A JP 1977199 A JP1977199 A JP 1977199A JP 2000221823 A JP2000221823 A JP 2000221823A
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pressure roller
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Kenji Karashima
賢司 辛島
Yasumasa Otsuka
康正 大塚
Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来の定着特性および耐久性を満たすと共に
加圧ローラ表面へのトナーの固着を防止して画像の汚れ
やジャムといった問題を防止できる定着装置及びこの定
着装置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 加圧ローラ105は、アスカーC硬度4
5度以上で表面マイクロ硬度45度以下の特性を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式といった記録方式における記録材上にトナー
を永久固着するために用いられる定着装置、及びこの定
着装置を適用した画像形成装置に関し、特に記録材を搬
送するために記録材を挟持する加圧ローラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成方式の一例である電子写
真方式において、記録材上に顕画像化されたトナー像の
定着は、所定の温度に制御された加熱ローラと、表面に
弾性層を有して前記加熱ローラに圧接する加圧ローラと
によって、記録材を加熱、加圧しながら挟持搬送するこ
とにより行う装置(熱ローラ装置)が一般的である。
【0003】しかしながら、最近では省電力化、及び電
源投入から画像出力までの時間短縮を実現するために、
特開昭63−313182号公報、特開平2−1578
78号公報等に記されているように、少なくとも固定支
持された加熱体(ヒータ)と該加熱体に対向圧接しつつ
搬送される定着用の耐熱性の円筒フィルム(以下、フィ
ルムと称する)とからなるヒータユニットと、このヒー
タユニットに対し記録材を密着させる加圧部材とを有
し、上記加熱体の熱をフィルムを介して記録材へ付与す
ることで記録材表面に形成担持されている未定着画像
(トナー像)を該記録材表面に加熱定着させるフィルム
加熱定着装置(以下、定着装置と称する)が提案・実用
されている。
【0004】このような定着装置の一例を図3に示し、
以下に説明する。
【0005】図3において、101は円筒形状のフィル
ムであり、基層に厚さ40〜60μmのポリイミドフィ
ルムを用い、その外周面(記録材及びトナー像と接触す
る面)に厚さ40〜60μmのPFA及びPFA中にP
TFEを分散させた離型層が形成されている。
【0006】102は加熱体としてのヒータであり、記
録材Pの搬送方向に直交する方向を長手とする絶縁性、
耐熱性、低熱容量のセラミック基板と、その表面に長手
に沿って印刷された抵抗発熱体と、前記セラミック基板
の抵抗発熱体の露呈面とは反対側で、該基板に接触させ
て設けた温度検知素子103(サーミスタ等)を基本構
成とするものである。
【0007】ヒータ102は、横断面半円弧桶型のフィ
ルムガイド104(ヒータステー)に発熱体を露呈させ
るようにして、断熱、固定支持されている。また、ヒー
タ102の温度制御は、温度検知素子103の出力に応
じて制御手段(図示せず)電源(図示せず)から抵抗発
熱体(図示せず)に対する通電制御を行うことにより実
施される。
【0008】108は、ヒータ102、サーミスタ10
3、フィルムガイド104等からなるヒータユニット
が、加圧ローラ105により加圧された際に変形しない
ために設けられた逆U字形の補強板金である。なお、フ
ィルム101はその内周径が少なくとも補強板金108
を含むフィルムガイド104の長さより大きくなるよう
に構成されている。
【0009】加圧ローラ105は芯金106と耐熱ゴム
107により構成され、ヒータ102に対し不図示の加
圧手段により総圧5〜15kgfの圧力で加圧されてい
る。さらに、加圧ローラ105は不図示の駆動系により
回転駆動(矢印の反時計回り)される。これにより、フ
ィルム101がヒータ102の抵抗発熱体表面に密着摺
動して、フィルムガイド104の周囲を矢印の時計方向
に回転する。このとき、ヒータ102とフィルム101
の内面の摺動摩擦を軽減するために、両者の間に耐熱性
のグリスを介在させている。
【0010】以上の構成により、フィルム101と加圧
ローラ105の間に記録材Pが案内され、ニップ部Nを
通過することで、記録材P上のトナー像は記録材P上に
加熱定着される。
【0011】上記定着装置は、従来一般的である熱ロー
ラ定着装置に比べ、ヒータ部の熱容量を数十分の一にす
ることが可能であり、かつ昇温の早い発熱体を用いるこ
とが可能であるため、加熱部分が定着可能となる温度に
達するまでの時間を数秒〜十数秒程度にすることが可能
である。よって熱ローラ定着装置においては実現が困難
であった所謂、オンデマンド定着が可能となる。
【0012】また、この定着装置ではヒータ102の抵
抗発熱体が印刷してある側と反対面に温度検知素子10
3を当接させている。そして、ヒータ102が異常昇温
した場合、その情報を温度検知素子103から受け取っ
た制御手段がスイッチング素子(図示せず)を制御して
通電を遮断するようになっている。
【0013】また、この種の定着装置における加圧ロー
ラは図2のごとく構成されていた。すなわち、芯金13
の上にシリコーンゴム層14を設け、その上に接着層1
5とフッ素樹脂ラテックス層(ダイキン工業(株)製G
LS213)16を塗布した後、これを焼成し表層とす
る。
【0014】これら多くの定着装置においては、コスト
ダウン等の目的でクリーニング装置を持たないものが多
くなってきている。さらに、近年の高画質化を目指した
トナーの小粒径化もクリーニング手段でのクリーニング
を困難なものとし、この傾向に拍車をかけている。
【0015】一方で、紙を長期に保存するために酸性か
ら中性紙への移行が進み、紙のてん料として炭酸カルシ
ウムが多く使われるようになってきている。さらには、
再生紙などには炭酸カルシウムとタルクといった複数の
無機材料をてん料として含むものが増えてきている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0017】上述のようなてん料は、加圧ローラや定着
ローラや定着フィルムに付着して離型性を低下させると
いった弊害がある。このため加圧ローラの表面にはトナ
ーが堆積して画像上に汚点を生じたり、あるいは紙を周
囲に巻き付かせてジャムを生じたりするといった問題を
起こす。
【0018】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、本来
の定着特性および耐久性を満たすと共に加圧ローラ表面
へのトナーの固着を防止して画像の汚れやジャムといっ
た問題を防止できる加圧ローラおよび定着装置を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、発熱手段を備えた加熱体と、芯材
の周囲に耐熱弾性層を有し、最外層に弾性樹脂層を有す
る加圧ローラとを備え、前記加熱体と前記加圧ローラと
のニップ部で記録材を挟持搬送しながら、熱エネルギー
を付与する定着装置であって、前記加圧ローラは、アス
カーC硬度45度以上で表面マイクロ硬度45度以下の
特性を備えることを特徴とする。
【0020】画像形成装置においては、記録材にトナー
像を形成する画像形成手段と、該トナー像が形成された
記録材を通過させる上記記載の定着装置とを備えること
を特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0022】本実施の形態に係る画像形成装置に適用さ
れる定着装置は図3を用いて説明した従来技術と同様で
あり説明は省略する。
【0023】この定着装置に図2で示すような構成から
なる以下のような構成の加圧ローラ2本を組み込み実験
をおこなった。図2において、13は芯材としての金属
製の芯金、14は耐熱弾性層としてのゴム弾性層、15
は接着層、16は弾性樹脂層としてのフッ素ゴムラテッ
クス層を表す。
【0024】まず、加圧ローラAの構成について説明す
る。
【0025】ローラ径20mm,ゴム面長230mm,
ゴム厚3.5mm,芯金材質アルミニウム、芯金長さ2
60mmでゴム材質としてはシリコーンゴムを用い、そ
の上にダイキン工業(株)製接着剤GLP−103を塗
り、その上にダイキン工業(株)製フッ素ラテックスG
LS213を100に対してFEPとしてダイキン工業
(株)製ND1を5重量部、硬化剤を10重量部混合し
たものを塗布して焼成し、約15μmの層が形成される
ようにする。
【0026】このように形成された加圧ローラAを、ア
スカーC硬度計および高分子計器(株)製マイクロ硬度
計を用いて測定した結果、ゴム硬度アスカーC52.5
度、表面マイクロ硬度39.3度の測定値が得られた。
【0027】次に、加圧ローラBの構成について説明す
る。
【0028】ローラ径20mm,ゴム面長230mm,
ゴム厚3.5mm,芯金材質アルミニウム、芯金長さ2
60mmでゴム材質としてはシリコーンゴムを用い、そ
の上にダイキン工業(株)製接着剤GLP−103を塗
り、その上にダイキン工業(株)製フッ素ラテックスG
LS213を100に対してFEPとしてダイキン工業
(株)製ND1を5重量部、硬化剤を10重量部混合し
たものを塗布して焼成し、約35μmの層が形成される
ようにする。
【0029】このように形成された加圧ローラBを、ア
スカーC硬度計および高分子計器(株)製マイクロ硬度
計を用いて測定した結果、ゴム硬度アスカーC54度、
表面マイクロ硬度50.3度の測定値が得られた。
【0030】実験は、記録材としてBoiseCasc
ade社のX9000紙(坪量75g/m2)を用い
て、10℃/15%RHの環境において、10分毎に2
枚プリントする方法で、加圧ローラの汚れを評価した。
この紙を用いた理由としては、てん料として炭酸カルシ
ウムとタルクの両方が含まれているためである。
【0031】加圧ローラAにおいては、5000枚を越
えても加圧ローラ上の汚れおよび画像上への汚れも発生
しなかった。
【0032】一方、加圧ローラBを用いて同様な実験を
行ったところ、500枚を越えたところあたりから少し
ずつ汚れはじめ、1000枚を越えたあたりで広範囲の
汚れが見られ紙上にトナー粒が付着するようになった。
【0033】加圧ローラA,Bを用いた場合、表層のF
EP層の厚みは2〜3μmであったために、通紙に対す
る摩耗耐久性が低く、記録材として大昭和製紙(株)の
A4サイズの64g/m2の紙を連続で5万枚ほど通紙
すると、FEP層が削られてしまい、離型性が著しく低
下し、トナーが付着しやすくなるといった問題が生じ
る。
【0034】そこで次に、この定着装置に図1で示すよ
うな構成からなる以下のような構成の加圧ローラ2本を
組み込み実験をおこなった。
【0035】図1において、図2と同様の構成について
は同一符号を用いてある。17はフッ素ゴムラテックス
層の表面に構成された弾性樹脂層としてのFEP層であ
る。
【0036】まず、加圧ローラCの構成について説明す
る。
【0037】ローラ径20mm,ゴム面長230mm,
ゴム厚3.5mm,芯金材質アルミニウム、芯金長さ2
60mmでゴム材質としてはシリコーンゴムを用い、そ
の上にダイキン工業(株)製接着剤GLP−103を塗
り、その上にダイキン工業(株)製フッ素ラテックスG
LS213を100に対してFEPとしてダイキン工業
(株)製ND1を5重量部、硬化剤を5重量部混合した
ものを塗布して焼成し、約10μmの層が形成されるよ
うにする。
【0038】さらにその上に、FEPとしてダイキン工
業(株)製ND1を塗布して焼成し、約10μmの層を
形成する。
【0039】このように形成された加圧ローラCを、ア
スカーC硬度計および高分子計器(株)製マイクロ硬度
計を用いて測定した結果、ゴム硬度アスカーC52度、
表面マイクロ硬度41度の測定値が得られた。
【0040】次に、加圧ローラDの構成について説明す
る。
【0041】ローラ径20mm,ゴム面長230mm,
ゴム厚3.5mm,芯金材質アルミニウム、芯金長さ2
60mmでゴム材質としてはシリコーンゴムを用い、そ
の上にダイキン工業(株)製接着剤GLP−103を塗
り、その上にダイキン工業(株)製フッ素ラテックスG
LS213を100に対してFEPとしてダイキン工業
(株)製ND1を5重量部、硬化剤を10重量部混合し
たものを塗布して焼成し、約30μmの層が形成される
ようにする。
【0042】さらにその上に、FEPとしてダイキン工
業(株)製ND1を塗布して焼成し、約10μmの層を
形成する。
【0043】このように形成された加圧ローラDを、ア
スカーC硬度計および高分子計器(株)製マイクロ硬度
計を用いて測定した結果、ゴム硬度アスカーC53度、
表面マイクロ硬度53度の測定値が得られた。
【0044】加圧ローラC,Dについて、上述した方法
と同じ方法で実験をおこなったところ、加圧ローラCに
おいては5000枚を越えても加圧ローラ上の汚れおよ
び画像上への汚れも発生しなかった。
【0045】一方、加圧ローラDでは300枚を越えた
ところあたりから少しずつ汚れはじめ、700枚を越え
たあたりで広範囲の汚れが見られ、紙上にトナー粒が付
着するようになった。
【0046】また、加圧ローラCでは、大昭和製紙
(株)のA4サイズ、64g/m2紙で30万枚連続通
紙をおこなっても、表面の摩耗による汚れは見られなか
った。
【0047】よって、表層のFEP層の厚みを増すこと
により、通紙に対する耐摩耗性が向上したと考えられ
る。
【0048】また、定着装置に以下のような構成の加圧
ローラ2本を組み込み加圧ローラの耐久性の実験をおこ
なった。
【0049】まず、加圧ローラEの構成について説明す
る。
【0050】ローラ径20mm,ゴム面長230mm,
ゴム厚3.5mm,芯金材質アルミニウム、芯金長さ2
60mmでゴム材質としてはシリコーンゴムを用い、そ
の上にダイキン工業(株)製接着剤GLP−103を塗
り、その上にダイキン工業(株)製フッ素ラテックスG
LS213を100に対してFEPとしてダイキン工業
(株)製ND1を5重量部、硬化剤を5重量部混合した
ものを塗布して焼成し、約10μmの層が形成されるよ
うにする。
【0051】さらにその上に、FEPとしてダイキン工
業(株)製ND1を塗布して焼成し約10μmの層を形
成する。
【0052】このように形成された加圧ローラEを、ア
スカーC硬度計および高分子計器(株)製マイクロ硬度
計を用いて測定した結果、ゴム硬度アスカーC52度、
表面マイクロ硬度41度の測定値が得られた。
【0053】次に、加圧ローラFの構成について説明す
る。
【0054】ローラ径20mm,ゴム面長230mm,
ゴム厚3.5mm,芯金材質アルミニウム、芯金長さ2
60mmでゴム材質としてはシリコーンゴム(加圧ロー
ラEで用いるシリコーンゴムとはグレードが異なる)を
用い、その上にダイキン工業(株)製接着剤GLP−1
03を塗り、その上にダイキン工業(株)製フッ素ラテ
ックスGLS213を100に対してFEPとしてダイ
キン工業(株)製ND1を5重量部、硬化剤を5重量部
混合したものを塗布して焼成し、約10μmの層が形成
されるようにする。
【0055】さらにその上に、FEPとしてダイキン工
業(株)製ND1を塗布して焼成し約10μmの層を形
成する。
【0056】このように形成された加圧ローラFを、ア
スカーC硬度計および高分子計器(株)製マイクロ硬度
計を用いて測定した結果、ゴム硬度アスカーC40度、
表面マイクロ硬度40度の測定値が得られた。
【0057】加圧ローラEを組み込んだ定着装置で、大
昭和製紙(株)のA4サイズ、64g/m2紙を30万
枚連続通紙しても、表面の摩耗による汚れやローラの破
損は見られなかった。
【0058】しかし、加圧ローラFを組み込んだ定着装
置においては、約800枚の通紙で表面にしわが発生し
始め、さらに通紙を続けると加圧ローラの表層に亀裂が
発生し、そこからトナーの汚れが成長しはじめた。
【0059】以上、いくつかの実験結果について述べて
きたが、その他の検討結果も含めて、加圧ローラのアス
カーC硬度と表面マイクロ硬度と耐久検討結果の関係を
図4に示す。
【0060】ここで、●はトナー汚れが5000枚まで
発生せず、30万枚以上の耐久性のあるもの、▲は耐久
性は問題ないが早期にトナー汚れが発生したもの、×は
30万枚の耐久性に問題があったものである。
【0061】これより、アスカーC硬度が45度以下で
あると十分な耐久性を確保することができないことがわ
かる。また、アスカーC硬度が45度以上であっても、
表面のマイクロ硬度が45度以上であると、早期にトナ
ー汚れが発生してしまう傾向にある。
【0062】そこで、十分な定着性および耐久性を兼ね
備えるとともにトナー汚れに強いローラとしては、アス
カーC硬度で45度以上、表面マイクロ硬度が45度以
下の条件が必要である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
十分に通紙耐久性を備えると共に炭酸カルシウム等の紙
のてん料や紙粉に起因すると考えられる加圧ローラへの
トナーの付着を長期にわたり防止し、画像の汚れやジャ
ムといった問題を防止できる定着装置および画像形成装
置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態における加圧ローラ
の概略構成図である。
【図2】図2は本発明の実施の形態における加圧ローラ
の概略構成図である。
【図3】図3は定着装置の構成概念図である。
【図4】図4はアスカーC硬度と表面マイクロ硬度と耐
久結果の関係を表す図である。
【符号の説明】
13,106 芯金(芯材) 14 ゴム弾性層(耐熱弾性層) 15 接着層 16 フッ素ゴムラテックス層(弾性樹脂層) 17 FEP層(弾性樹脂層) 101 フィルム 102 ヒータ 103 温度検知素子 104 フィルムガイド 105 加圧ローラ 107 耐熱ゴム 108 補強板金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA14 BE03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱手段を備えた加熱体と、 芯材の周囲に耐熱弾性層を有し、最外層に弾性樹脂層を
    有する加圧ローラとを備え、 前記加熱体と前記加圧ローラとのニップ部で記録材を挟
    持搬送しながら、熱エネルギーを付与する定着装置であ
    って、 前記加圧ローラは、アスカーC硬度45度以上で表面マ
    イクロ硬度45度以下の特性を備えることを特徴とする
    定着装置。
  2. 【請求項2】 記録材にトナー像を形成する画像形成手
    段と、 該トナー像が形成された記録材を通過させる請求項1に
    記載の定着装置とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110067450A (ko) * 2009-12-14 2011-06-22 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치와 그 구동 방법
US8463169B2 (en) 2009-12-10 2013-06-11 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device, image forming apparatus and method for evaluating fixing device

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