JPS6031792Y2 - 二段式電気集塵機 - Google Patents
二段式電気集塵機Info
- Publication number
- JPS6031792Y2 JPS6031792Y2 JP17522481U JP17522481U JPS6031792Y2 JP S6031792 Y2 JPS6031792 Y2 JP S6031792Y2 JP 17522481 U JP17522481 U JP 17522481U JP 17522481 U JP17522481 U JP 17522481U JP S6031792 Y2 JPS6031792 Y2 JP S6031792Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- dust
- dust collection
- section
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、集塵部の電極に通気性導電体を用い、通過風
をその通気性導電体で濾過するように構成した二段式電
気集塵機に関する。
をその通気性導電体で濾過するように構成した二段式電
気集塵機に関する。
まず従来の二段式電気集塵機について第１図の図面とと
もに説明する。
もに説明する。
図において、１はイオン化部、２は集塵部、３はイオン
化線、４はイオン化対向平板電極、５は接地集塵電極、
６は直流高圧の反撥電極である。
化線、４はイオン化対向平板電極、５は接地集塵電極、
６は直流高圧の反撥電極である。
イオン化線３と対向平板電極４の間には直流高電圧が印
加されている。
加されている。
集塵部２の接地集塵電極５と反撥電極６の間にも直流高
電圧が印加されている。
電圧が印加されている。
このような構成において、ＡからＢに矢印のように含塵
空気が通過すると、含塵空気中の塵埃はイオン化部１で
荷電され、集塵部２に送られる。
空気が通過すると、含塵空気中の塵埃はイオン化部１で
荷電され、集塵部２に送られる。
そして集塵部２の電極５．６間の電界によって荷電塵埃
は集塵電極に吸引されようとする。
は集塵電極に吸引されようとする。
しかし空気の通過流速によって塵埃が集塵電極に吸引付
着するまでにはかなりの距離が必要になる。
着するまでにはかなりの距離が必要になる。
荷電量が少ないと集塵電極上に吸引されることなく集塵
部２を通過してしまうこともある。
部２を通過してしまうこともある。
このため空気の通過速度を充分低くおさえるか、または
集塵電極の長さを長くして塵埃の捕集を助けていた。
集塵電極の長さを長くして塵埃の捕集を助けていた。
このため従来の装置は、その装置の大きさに比べて処理
風量が少なく、高価になっていた。
風量が少なく、高価になっていた。
本考案は、従来の上記のような欠点を除去し、小型で高
性能の、しかも安価な二段式電気集塵機を提供するもの
である。
性能の、しかも安価な二段式電気集塵機を提供するもの
である。
以下本考案の一実施例を第２図を用いて説明する。
図において、１〜５は第１図のそれと同じである。
７は集塵部の直流高圧の反撥電極であって、イオン化線
３と同一の極性を有するとともに通過風を低い通過速度
で濾過するようにダクト全断面形状に対して拡大した通
過面積を与えるように波形に形成するとともに通気性材
料で構成されている。
３と同一の極性を有するとともに通過風を低い通過速度
で濾過するようにダクト全断面形状に対して拡大した通
過面積を与えるように波形に形成するとともに通気性材
料で構成されている。
集塵部２の接地集塵電極５と直流高圧反撥電極７は相対
向して配置されていて、通過風と略平行に配置されてい
る。
向して配置されていて、通過風と略平行に配置されてい
る。
この状態で含塵空気がＡからＢに向って矢印のように進
入すると、イオン化部１で従来例と同じく塵埃が荷電さ
れ、集塵部２に進む。
入すると、イオン化部１で従来例と同じく塵埃が荷電さ
れ、集塵部２に進む。
集塵部の一部を拡大し、荷電粒子が進入した時の状態を
第３図に示す。
第３図に示す。
塵埃８が■帯電され、通気性高圧反撥電極７も■電圧が
印加されている場合には、帯電塵埃８は通過空気ととも
に進もうとするが、集塵部２を通過するには必ず通気性
電極７を通過しなければならない。
印加されている場合には、帯電塵埃８は通過空気ととも
に進もうとするが、集塵部２を通過するには必ず通気性
電極７を通過しなければならない。
しかし通気性電極７に反撥されて帯電塵埃８は接地集塵
電極５に吸着されて通過空気から除去される。
電極５に吸着されて通過空気から除去される。
このようにして集塵部２を通過した空気は塵埃を含まな
い清浄空気となる。
い清浄空気となる。
そして帯電粒子の接地集塵電極方向への力をＦとすれば
、Ｆは塵埃の帯電量ｑど塵埃の存在する点の電界強度Ｅ
との積に比例する。
、Ｆは塵埃の帯電量ｑど塵埃の存在する点の電界強度Ｅ
との積に比例する。
すなわちＦ ００ ｑ Ｘ Ｅである。従来の方式では
塵埃の帯電量が少なく、塵埃が集塵部電極方向に曲けら
れる力が弱い場合には、集塵部の集塵電極に到達しない
間に、集塵部を通過することがあった。
塵埃の帯電量が少なく、塵埃が集塵部電極方向に曲けら
れる力が弱い場合には、集塵部の集塵電極に到達しない
間に、集塵部を通過することがあった。
本考案は高圧電極（通気性導電体）７を波形に形成する
ことによって接地電極５との間隔を風下側で短かくし、
電界強度Ｅを風下側で高く構成しているため、風下側で
の捕集効率を上げることができる。
ことによって接地電極５との間隔を風下側で短かくし、
電界強度Ｅを風下側で高く構成しているため、風下側で
の捕集効率を上げることができる。
本考案は直流高圧反撥電極を通気電極にし、通過風を通
過させる集塵部のダクト全断面積範囲にわたって拡がっ
て配置されて通過風がこの面を通過するようにしている
ため、濾過通過速度は非常に遅い。
過させる集塵部のダクト全断面積範囲にわたって拡がっ
て配置されて通過風がこの面を通過するようにしている
ため、濾過通過速度は非常に遅い。
このためこの濾過速度に抗して塵埃を接地集塵電極５側
に吸引させる力が少なくてよい。
に吸引させる力が少なくてよい。
特に帯電量は非常に少なくてよいのである。
こ）で空気が塵埃を濾過面方向に運ぶ力と塵埃を接地極
板に吸引する力が釣合った場合でも塵埃は第２図の矢印
方向からの流入空気の力を受け、次第に第３図に示す風
下側Ｃ部に運ばれる。
板に吸引する力が釣合った場合でも塵埃は第２図の矢印
方向からの流入空気の力を受け、次第に第３図に示す風
下側Ｃ部に運ばれる。
この０部は反撥電極７の各波の谷底部に形成された前方
の風の通過阻止部７′によって袋状になっていて、濾過
風速はない。
の風の通過阻止部７′によって袋状になっていて、濾過
風速はない。
このため、塵埃は接地集塵電極５に吸引付着される。
このように本考案は、空気が塵埃を濾過面方向に運ぶ力
が非常に弱いため、塵埃の捕集が容易に行われ、塵埃効
率を上昇させる。
が非常に弱いため、塵埃の捕集が容易に行われ、塵埃効
率を上昇させる。
いいかえれば、イオン化量を従来方式の場合より少なく
できる。
できる。
すなわちイオン電流を少なくし、オゾンの発生量も大幅
に減少できる。
に減少できる。
以上のように本考案は、性能を飛躍的に向上し、装置を
小形、軽量かつ安価にすることができるのみならず、従
来悪臭を発生していたオゾンを大幅に減少し得るという
大なる効果を有するものである。
小形、軽量かつ安価にすることができるのみならず、従
来悪臭を発生していたオゾンを大幅に減少し得るという
大なる効果を有するものである。
第１図は従来の二段式電気集塵機の概略構成図、第２図
は本考案の二段式電気集塵機の概略構成図、第３図は第
２図の要部拡大図である。 １・・・・・・イオン化部、２・・・・・・集塵部、３
・・・・・・イオン化線、４・・・・・・イオン化対向
平板電極、５・・・・・・接地集塵電極、７・・・・・
・高圧反撥電極、７′・・・・・・風の通過阻止部、８
・・・・・・塵埃。
は本考案の二段式電気集塵機の概略構成図、第３図は第
２図の要部拡大図である。 １・・・・・・イオン化部、２・・・・・・集塵部、３
・・・・・・イオン化線、４・・・・・・イオン化対向
平板電極、５・・・・・・接地集塵電極、７・・・・・
・高圧反撥電極、７′・・・・・・風の通過阻止部、８
・・・・・・塵埃。
Claims (1)
- イオン化部と集塵部とを備え、前記集塵部の電界印加の
集塵電極と反撥電極とを相対向させ、かつ集塵電極を気
流と略平行に配置し、前記集塵部の電極のうち前記反撥
電極に通気性導電体を用い通過風の通過断面形状に対し
て拡大した通過面積を与えるように波形に形成するとと
もに各波の谷底部に空気の通過を阻止する通過阻止部を
形成しかつ各波の谷部に前記集塵電極が位置するように
配設した二段式電気集塵機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17522481U JPS6031792Y2 (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 二段式電気集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17522481U JPS6031792Y2 (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 二段式電気集塵機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115659U JPS57115659U (ja) | 1982-07-17 |
| JPS6031792Y2 true JPS6031792Y2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=29967506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17522481U Expired JPS6031792Y2 (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 二段式電気集塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031792Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-24 JP JP17522481U patent/JPS6031792Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115659U (ja) | 1982-07-17 |
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