JPS6031749A - 身体不自由者移送装置 - Google Patents

身体不自由者移送装置

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JPS6031749A
JPS6031749A JP58140260A JP14026083A JPS6031749A JP S6031749 A JPS6031749 A JP S6031749A JP 58140260 A JP58140260 A JP 58140260A JP 14026083 A JP14026083 A JP 14026083A JP S6031749 A JPS6031749 A JP S6031749A
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JP
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scooping
disabled person
electric motor
person
physically disabled
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JP58140260A
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春本 謙一
古市 靖孝
田桐 敬三
今村 正義
河本 崇
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (4産業上の利用分野 ている特tこ下肢に障害を有する身体障害者、下肢を負
傷した患者あるいは歩行の不自由な老人などの身体不自
由者をベッドからすくい取り、便所、浴室、食堂などへ
移送するためをこ使用できる身体不自由者移送装置に関
するものである。
(ロ)従来技術 従来より身体不自由者をベッドなどから便所、浴室など
tこ移送する場合にはストレッチャーなどの搬送用単能
車が常用されていた。このような方式による身体不自由
者移送1こおける一つの問題は身体不自由者をベッドか
らストレッチャー上に移し替える作業であり看饅婦等の
肉体的労働による介助を必要としていた。このような作
業の省力化を図るために、搬送車あるいは移送車に身体
不自由者をベッドからすくい取る機械を設置する試みが
提案されている。しかしながらこのような方式の場合で
も、すくい取られた移送用台車上の身体不自由者は横臥
状態のままで座る状態などの姿勢をとることはできない
。したがって、特に上肢が不自由でない者が座った状態
での移送を希望する場合には、従来の移送装置は不快感
を与える欠点を有している。
(ハ)目 的 本発明はこのような従来の□欠点を解消し、身体不自由
者の希望する快適な姿勢の状態で移送することのできる
移送装置を提供しようとするものである。
(→構 成 本発明の移送装置は、移送用台車上に架設される身体不
自由者すくい取り機構に特徴がある。
このすくい取り機構としては、たとえばエンドレスベ/
l/)によって囲繞されたテーブルを有し、このベルト
を電動機等tこよって巡回駆動させ、このエンドレスベ
ルトの巡回によって身体をすくい取る(移し替える)方
式が採用される。この方式のテーブルは身体不自由者と
ベッド(横臥面)との間に進入できる厚さに作られると
ともに身体不自由者を乗載したときこれを支承できる機
械的強度を有する。そしてこのテーブルはエンドレスベ
ル)1こよって囲続された状態で、かつ巡回駆動可能な
状態で身体tこ対して進退できるよう構成されている。
そして本発明においては、この身体すくい取り機構にお
けるすくい取り部分、すなわち、たとえば上記の場合工
ンドレスベ/L’)によって囲続されたテーブルが身体
不自由者の身長方向に複数個に分割されており、しかも
これら各分割されたすくい取り部は身体の乗載面の相互
に対する角度が調整可能に構成されている。したかつ不
すくい取り部が3分割され両側すくい取り部が90°前
後tこ傾斜(曲折)されるとす(い取り部が椅子の形と
なり、身体不自由者は座った姿勢をとることができる。
すくい取り部の分割は3分割に限定されない。
すくい取り部の傾斜機構としてはウオーム歯車機構など
が使用される。また、移送用台車としてはストレッチャ
ー等の移送専用車あるいは自動的に走行できる自走台車
などを使用することができる。
(→実施例 図示実施例は、電動式原動機と可動台を有する自走台車
に身体すくい取り機構を架設した構成のものである。
自走台車に設けられる可動台は電動機により回転駆動さ
れるピニオンとフックとの組み合わせからなる機構によ
って上下動される。またすくい取り機構はエンドレスベ
ルトによって囲繞されたテーブルを主体とするもので、
このエンドレスベルトの囲続方向の回転および水平移動
を電動機によって行なう方式のもので、身体不自由者を
ベッドすなわち横臥面からすくい取るだけでなく、すく
い取った身体不自由者をベッドに降す操作も行なえる。
さらに、図示身体すくい取り機構は、その主体をなすテ
ープ〃が身体不自由者の身長方向に3分割されておりそ
れぞれのテーブルがたがいtこ角度を調整でき、すなわ
ち、折り曲げ可能に構成されている。したがって、3テ
ーブルが階段上に折り曲げられると椅子として機能し、
椅子に座った状態で移送できることになる。
すくい取り機構を駆動する手段は電動機とその出力伝動
機構を有するが、それらはテープ〜の側方tこ配置され
、したがってこの駆動手段のカバーはテーブル面より上
方eこ位置することになるが、そのために上記のように
テーブルが曲折されるとこのカバーは椅子に座った身体
不自由者のびしかけ部となる。
第1図は外観斜視図で、自走台車AO上に身体すくい取
り機構KTが架設されている。
自走台車AOの構成の詳細は後述するが、その基台lの
上面tこは支柱部6が垂設され、この支柱部61こ対し
て可動支柱11が上下動可能に保持されている。そして
この可動支柱11上に架設台17が固設され、この架設
台17にエンドレスベA/)B1によって囲繞されたテ
ーブルを主体とする身体すくい取り機構KTが設けられ
ている。
つぎに、第2図をこしたがって自走台車ACの走行駆動
機構および身体すくい取り機構KTの構成を説明する。
1は自走台車AOの基台で、その下方に突設されたボス
部lStこは車軸2が貫設されており、この車軸2の両
端にはそれぞれ台車用の車輪3.3が固設されている。
台車は4輪式で、他の2輪は車輪3.3の位置で後方又
は前方に配設されている0 車軸2は差動歯車変速機4を介して電動機M2の回転出
力によって回転駆動される。差動歯車変速機4の介設に
よって自走台車AOは方向を自在に変更できるようにな
っている。
5は基台1に対し固定ねじ7.7/にて垂設された固定
支柱で、この固定支柱5の周囲に筒状の支柱部6が基台
1上をこ同様に垂設されている。固定支柱5と支柱部6
との間の空間は機器のための収納室を形成し、前記電動
機M2 もこの空間において基台1上に設置されている
。固定支柱5は中央部1こ断面矩形状の縦孔5Hが形成
されている。この縦孔5Hは固定支柱5に貫設されてい
てこの内方eこ可動筒9が挿入されている。
可動筒9は両側に案内レー/L/10.10が付設され
、このレーA/10.10をそれぞれ縦孔5H内に設置
された案内コロhが挾持し、したがって可動筒9は縦孔
5H内で回転が阻止され上下方向可動のみが許容される
ようになっている。この可動筒9は可動台の一部であり
可動支柱11と一体である。可動支柱11は図示のよう
に単なるカバー状のもので、この支柱の上下動は可動筒
9によって行なわれる。
すなわち、可動筒9には後方側又は前方側に上下方向に
フック9Lが固設または形成されている。
15Pはこのフック9Lに噛み合っているピニオンで、
ウオーム変速機14からの出力軸151こ固定されてい
る。ウオーム変速機14は固定支柱5の上方に設置され
ており、同じくこの固定支柱5に固設された電動機M、
の回転出力がタイミングベルト12およびプーリ13を
介して入力されている。このプーリ13に入力された回
転力は変速機14内tこ設けられたウオーム減速機構t
こよる方向変換機構を介して出力軸15に伝動されどニ
オン15Pを回転駆動させる。
ピニオン15Pの回転によって可動筒9が上下動される
が、この可動筒9#こ負荷が作用してもウオーム減速機
構によって出方軸15は回転が阻止され可動筒9の位置
が維持される。
電動機M5はM2と同様可逆回転形の電動機で、後述す
るようにその回転方向が制御されて駆動され、可動筒9
の上下位置が所望の位置に設定されるようになっている
以上が自走台車ACの構成およびその走行駆動機構であ
る−が、本発明はこの構成に限定されるものではない。
たとえば、車軸2の回転駆動をそれセれ液圧モータeこ
よって行なうこともできる。可動台の上下駆動もフック
・ピニオンの組み合わせでなく、ねじ送り機構により行
なうこともできる。
さて、身体すくい取り機構KTは上記自走台車AOtこ
おける可動台すなわち可動筒9およびこれに一体の可動
支柱11上に架設されているが、呉体的には架設台17
を介して設置されている。
架設台1γは図示例では左側に若干の段高部17’を有
するが、断面がほぼ矩形状の内部空洞を有するケースと
して構成されており1、この内部に身体すくい取り機構
KTが設けられている。架設台17の右側の段低部は上
方が開口され、この開口部に身体すくい取り機構の主体
をなす第1テーブル22、第2テープ/l/23が設置
され、これら各テーブル22.23tこそれぞれ囲繞さ
れたエンドレスペル) B+ 、 B2を回動させる機
構が前記段高部17/の内部空間に設置されている。
第1テーブル22と第2テーブル23にはその端面部(
図面と垂直方向両端側部)に破線で示すように溝22M
 、 23Mが形成されていて、この溝に架設台17に
固設された案内コロ24.25が挿入されている。2個
のコロは水平面で一定間隔を有して配置され、テーブル
を水平方向に維持しかつ水平方向の一定長の移動を許容
案内する。
第1、第2の両テープ/I/22.23はそれぞれ第1
、第2のエンドレスベルトB1 、B2 tこよって囲
繞されている。両テーブル22.23は2枚のベルトの
厚さ分級上の間隙をおいてその位置が設定され、従って
ベル)B+とB2の対向表面間には若干の間隙があり両
ベル) B1 、 B2は相対的に動けるようになって
Gする。
両テープ/l/22,23の溝に挿入されるコロは両側
合わせて8個であるが、この8個のコロでデープル22
,23上に乗載される身体不自由者の重■を支承するに
充分な強さを有するように材料および大きさが設定され
て(ζる。第2テープ/L’23には左右両端にローブ
が配設され、第2工゛ンドレスベルトの囲繞およびその
回動を円滑ならしめている。第1テーブル22を囲繞し
ている第1ぺρ) B1は電動機M1の回転出力によっ
て積極的に回動されるエンドレスベルトで、電動機M1
の出力軸に取り付けられた駆動プーリ20およびプーリ
21をも囲繞している。
ローブ21は電動機M1 のボックスに保持された支軸
に回転自在に支承されている。この電動機M、 も可逆
回転形であって、後述のように制御回路によってその方
向と回転量が制御される。
他方、電動41!M1のボックスからは電動機M1の回
転出力が変速されて別の出力軸tこも取り出されるよう
になっており、この出力軸はT8で示されている。この
軸にはビニオン19Pが固定されている。このビニオン
19Fは架設台17の内方底部に固定設置されたフック
17L tこ噛み合っている。
電動機M1のボックスは架設台17に対しその内方底部
なガイド19Gによりガイド俸letこ沿って変位可能
に構成されているから、ビニオン19Pの回転によって
ガイド棒18の方向すなわちテープ/l/22.23の
水平方向ぐこ沿って変位(移動)できる。
0は電動機M1の出力軸と駆動プーリ20の間tこ介設
された電磁クラッチで、たとえばクラッチ0が「オン」
のとき駆動プーリ20は電動機M1の作動ととも會こ回
転し、「オフ」のときは電動機M、が作動中も駆動プー
リ20は回転駆動されないように構成される。
ビニオン19Pの回転方向も制御回路(後述)により調
整される。電動機M1からビニオン19Pの回転伝動系
にはこれらの調整を可能にする糸が介在されているので
ある。17)1は架設台17の開口部で電動機M1の移
動を許容する。なお、第2エンドレスペμ) B2は有
端となっているが、これはエンドレスと同様でその一部
が固定ピン26によって架設台17に固定されている。
なお27は操作部が設置されている台である。
身体すくい取り機構KTの構成は以上のとおりであって
、その身体すくい取り動作は電動機Mlおよび電磁クラ
ッチCの動作により行なわれるがその動作原理は第3図
に示すとおりである。
第1図は以上説明した自走台車AOと身体すくい取り機
構KTの組み合わせからなる装置を斜視的に示す。第1
図はまた上記各電動mM、、M2、M5のオン・オフを
操作するための操作スイッチボックスSB、が架設台オ
フのフック部に引掛けられ着脱自在に配置されている状
態を示す。28はそのリード線を示し、操作スイッチボ
ックスSB。
がある一定範囲自在に移動できるようになっている。
本発明の移送装置の特徴は、テープμが身体不自由者の
身長方向に3分割されており、それぞれのテーブルは第
1、第2のテーブルの組み合わせであって第2図に示す
身体すくい取り機構がそれぞれのテーブルに設けられて
いる点にある。この点の詳細は後述するが、このテーブ
ル部分の分割に関連してエンドレスベルトの巡回駆動機
構はこの分割による各テーブルの曲折を保障すべくそれ
ぞれ内股されている。ただ電動機M1 およびクラッチ
Oなどは兼用され、従って1個設置されていて、エンド
レスベルトそしてローブなどは各テープpごとに設けら
れている。各ローブ間の回転伝動機構には自在継手など
が介在されて各テーブル間の曲折を可能にしている。
すくい取り機構の主要部をなすテーブル部の分割そして
これらの曲折のための傾斜機構の説明をする前に、身体
不自由者をすくい取る機能を説明する。
すなわち、第3図は身体すくい取り機構の動作による身
体不自由者をすくい取る操作およびすくい取った身体不
自由者を降ろす操作の原理を説明する図であって、その
理解を容易にするために図が簡略化されており、第2図
の具体的構成とは同一ではない。たとえば第1エンドレ
スベ/l/)は具体的にはローフ20にて駆動され、ロ
ーラ20と21を囲繞しているが、第3図はローフ21
がそれを代表しており、ローフ21が回転駆動されるも
のとして示されている。また第1テープμ、第2テーブ
ルはコロにより支持されているが、その構成は示されて
おらず、また架設台17も省略されている。
ローラ20(第3図ではローフ21)が電動機M1 に
より回転駆動されるのであるが、この電動機M1および
クラッチ0の動作は第4図に示す制御機構により行なわ
れる。
第3図tこおいて(A)は身体不自由者Kが横臥してい
るベッドBに対して架設台1フを近接させたすくい取り
準備位置を示している。このとき、第1、第2テープA
/22、’23は共に最左方に位貴し、すなわち架設台
の内方に収納された位置にある。この位置は第2図に示
す位置と同一である。
この状態から操作スイッチボックスSB、のスイッチS
1%S2を押すと制御回路30を介して電動機M1およ
びクラッチ0が電源部31に接続され、クラッチOがオ
ンとなりプーリ21が矢印方向に回転駆動される。する
と、第1べ#)B+ と第2ぺA/)B2は図示のよう
に回動されはじめる。第3図tこおいてベルトEl+ 
、B2に付された黒丸印はベッドBあるいは身体不自由
者になどの固定側1こ対して相対的に移動しない状態を
示し、三角黒矢印は固定側tこ対して矢印方向に移動す
る状態を示す0 11E 動tM Mlによる第1エンドレスベルトBt
(iD回動そしてクラッチOのオン動作によってすくい
取り機構は矢印方向すなわち身体不自由者Kに対して接
近していく。
(B)図は第1、第2べμトの右方側端部が身体不自由
者Kに当接した状態を示し、これより身体不自由者にと
ベッドBの上面(身体不自由者の横臥面)の間に挿入開
始寸前の状態tこある。
(B)図の状態からさらにローフ21が矢印方向に回転
しまた両テーブルが右方へ移動されると、両テープA/
22,23は身体不自由者にとベッドBの面の間に進入
して身体不自由者Kを第1テープ/L/22上に乗載す
ることになる。(O)図はこの状態を示す。
(0)図の状態で身体不自由者Kがすくい取られたこと
になるが、このときスイッチSl 、82を離して電動
機M1 を停止させクラッチCをオフの状態にする。
つぎに、スイッチS2は押さないでクラッチOをオフに
したままの状態でスイッチS5 を押し電動(@M+を
逆転させピニオン’19Pを先と逆方向に回転させる。
するとプーリ21は回転しない状態で第1テーブル、第
2テーブルが(A)図と逆に左方へ一体的に移動するこ
とになる。
(D)図はこの状態を示しているが、この動作tこおい
ては第2エンドレヌベル) B2はベッド3面に接し両
者は相対的に固定され第1工ンドレスベ〃トB1 も固
定されて変動しない。すなわち・プーリ21が回転駆動
されず両テーブルが全体として左方に移動し、そのため
画エンドレスベルトB1〜B2の対向面が相対的tこ変
位する。したがって身体不自由者Kが第1テーブルから
落下する恐れはない。
この移動がさらに進むと(E)図の状態となり・身体不
自由者にのベッドBからのすくい取り操作が完了する。
以上(A)から(E)までの動作を逆に行なうと、すく
い取られた身体不自由者KをベッドBに降ろすことがで
きる。
第6図はこのようtこしてベッドBからすくい取られた
身体不自由者Kが乗載された装置を斜視的に示す。乗載
された状態で身体不自由者には操作スイッチボックスS
B+を把持して自ら装置を操作できる。たとえば、操作
スイッチボックスSB+のスイッチS4を押すと電動機
M2が正転し自走台車ACが前進し、スイッチS5を押
すと電動機M2は逆転して自走台車ACは後進すること
をこなる。
さらtこ、スイッチS6 を押すと電動機M5が正転し
て架設台17が上昇しスイッチS7 を押すと架設台1
7は下降動作する。
この発明の身体不自由者移送装置は第6図の状態でも身
体不自由者Kを移送できるが、乗載台、すなわち・3個
に分割されたテープ〃がそれぞれ曲折され、たとえば階
段状に傾斜し、したがって身体不自由者Kが座った姿勢
をとることができその状態での移送も可能である。
図示例では中央部のテーブル部(上記第1テープ/I/
22と第2テープ/l/23とを組とする部分)は可動
台に対して傾動しないよう架設され、両側のテーブル部
がそれぞれ中央のテーブル部に対して互いのなす角度を
調整可能tこ傾斜するようになっている。この傾斜駆動
源としては電動機M4.M5が採用される。すなわち、
第7図tこ示すように電動機M4、M5の回転出力をウ
オーム機構を介して両側テーブル部にそれぞれ伝動する
第7図は第1図における身体すくい取り機構KT(上部
)のみを取り出し、特tこ架設台17,17’、17′
部分は一部カパーを取り外して、傾斜機構を露呈させて
示す斜視図である。
35.36は架設台基枠17にそれぞれ固設された減速
機で、それぞれ電動機M4、M5の回転出力を減速して
ウオーム37,3Bに伝動する。ウオーム37.3日は
第8図(第7図を上方より見た図)に示すようtこ、ウ
オームホイーtv 39.40に噛合しており、したが
ってウオーム37.3Bの回転がさらに減速され方向転
換されてウオームホイー/L/39.40を回転させる
ウオームホイーy39,40は第8図に示すように架設
台基枠17Kに基部が回転自在をこ支承された支軸41
に固定されており、さらtここの支軸41の先端には傾
斜するテーブル部の架設台基枠17′K(17’K)が
一体的に固定されている。したがってウオームホイー4
/39.40が回転すると、両側のテーブル部がそれぞ
れその回転量に応じて回動し中央のテーブル部に対して
傾斜することになる。
第9図は第1図における両側のテーブル部をそれぞれ支
軸41を中心に反時計方向に75°〜80゜傾斜させ階
段状にして椅子の形状eこした状態を示している。第9
図の装置は脚受板32.33が付されている点が第1図
の装置と異なっている。
電動機M4、M5の駆動による傾斜機構の操作は架設台
1)の段高部17T (第2図) #r−付設された台
27上に配設された操作ボックスSB2により行なわれ
る。この操作ボックスSB2と電動機M4 、M5との
関係は第5図の電気回路に示されているが、スイッチS
8を押すと電動機M4が正転し、スイッチS9を押すと
電動機M5が正転する。またスイッチSao%811を
押すとそれぞれ電動機M4、M5が逆転する。34は制
御回路を示している。
操作ボックスSB2は架設台上に固定的に配設したが、
他方の操作ボックス8B+と同様着脱可能tこしてもよ
い。また、両ボックスを1個のボックス内に合わせすべ
てのスイッチ群を配列することもできる。台27は乗載
された身体不自由者tことってはひじ掛は部としても機
能する。
本発明の身体不自由者移送装置は図示実施例に限定され
るものではなく、種々の変形実施例が可れな2分割ない
し4分割にすることもでき、あるいはさらtこ多数の個
数1こ分割することもできる。
また、これら分割したすくい取り部、すなわちテーブル
部の身体不自由者乗載面を互いに所望の角度に傾斜させ
る傾斜機構についても、図示例のようなウオーム歯車機
構のみに限定されず、たとえばレバ一式にして支軸を中
心を乙揺動させる形式にしてもよいし、あるいはカム機
構を採用することもできる。
図示例も含め、レバ一式あるいはカム式において支軸を
中心として傾斜が行なわれるが、図示例のようなテーブ
ル方式では支軸に対するテーブルは片持式となりその上
tこ身体不自由者が乗載されるから・この支軸はその荷
重に耐え得るだけの強度を有する必要がある。
身体すくい取り機構KTについては図示例はテーブル方
式でありかつ上下2枚のデープル方式としこれらをエン
ドレスベルトが囲繞する形で身体のすくい取りを円滑e
こ行なう方式のものであるがこのようなテーブル方式以
外のすくい取り機構を採用することもできる。またこの
身体すくい取り機構が図示例では移送用台車(図示例で
は自走台車)に対し可動台を介して架設されているが、
台車に直接的に架設することもできる。
さらに、移送用台車は自走台車に限られず、ヌトレツチ
ャーのように看膜婦等の介助を必要とする手押し式の台
車でもよい。自走台車は身体不自由者自身も操作できる
利点があるので望ましいが自走台車の場合でも、図示例
のような電動方式以外の原動機による自走台車とするこ
とも可能であり、電動式の場合でもその電源部31は交
流電源以外バッテリ (電池)を使用することもできる
この場合は電源部、リード線の必要がなく何処へでも走
行させることができる。4輪車でなく3輪車でもよく、
ハンドル・ブレーキを付設すれば身体不自由者の細かな
操作で所望の位置をこ要領よく走行させることができる
自走台車に設置した可動台の構成も図示例のようなラッ
クピニオン方式の外にねじ送り方式とすることもできる
。フックピニオン方式の場合でも固定支柱側にフックを
付設することも可能で、種々の配置方法を採用できる。
また分割した各すくい取り部を傾斜させた後、この傾斜
した状態な元イッチを設けこれを押すと即座に第7図の
状態になるような電気制御方式とすることも可能で、実
際にはこのような制御方式が望ましい。さらには制御回
路内に傾斜した状態を記憶する機能を備え記憶スイツ゛
チを押すとき記憶した状態が実現できるようにすること
もできる。
この移送装置は身体不自由者を手術室、処置室、浴室、
手洗その他の場所eこ移送するのに使用できるが身体不
自由者−らの意志と操作により移送する場合にも使用で
き、また身体不自由者の戸外散策などにも利用できる。
(へ)効 果 本発明の移送装置は移送にあたりすくい取られた者は横
臥状態のままではなくその者の希望する姿勢をとって移
送用台車上に乗載でき快適な状態で移送を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観斜視図、第2図は縦断
面図、第3図は身体すくい取り機構の動作原理の説明図
、第4図、第5図は電気回路図、第6図は身体をすくい
取って乗載した状態を示す図、第7図、第8図は本発明
の特徴とする構成を示す図、第9図は身体すくい取り部
を椅子状態に変形した状態を示す斜視図である。 l・・・基台、 2・・・車軸、 3・・・車輪、 4・・・差動歯車変速機、5・・・固
定支柱、6・・・支柱部、 8・・・案内コロ、9・・・可動筒、 9L@・・ラック、 lo・・・案内レール、11・・
・可動支柱、 12・・・タイミングベ/l/)・13
トプーリ、14−−・ウオーム変速機、15・・・出力
軸、 15P・・・ピニオン、17、l’i”、17’
 ・−会架設台、17L・・・フック、 18・・・ガ
イド棒、19P・・・ピニオン、19G・・・ガイド、
20−・・駆動デー!j、21・・・プーリ、22・・
・第1テーブル、 23・・・第2テーブル、 22M123M・ ・・溝、 24.25・・・案内コロ、 27・・・台、 28・・・リード線、3o・・・制御
回路、 31・・・電源部、35.36−争S減速機、 3フ、38・拳・ウオーム、 39.40− ・串ウオームホイール、41.42・・
・支軸、K・・・身体不自由者、B・・・ベッド、 B、拳・・第1エンドレスベルト、 B2 ・・・第2エンドレスベルト、 AC・・・自走台車、 KT・・・身体すくい取り機構、 8B+ ・・・操作スイッチボックス、8B2 ・・・
操作スイッチボックス1Ml 、 M2 、 M5 、
M4 、M5 ・ ・ ・ ti 動機、81〜811
 ・−・スイッチ。 、/′? 第2図 第3凪 第4図 第5図 、BB 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 身体不自由者を移送する移送用台車と、この移送用台車
    上に架設され横臥している身体不自由者の横臥面と身体
    不自由者の間に進入して身体不自由者を横臥面からすく
    い取る身体すくい取り機構とを備えるとともに、前記身
    体すくい取り機構を身体をすくい取り乗載する部分が身
    長方向に複数個分割された身体すくい取り部と、この身
    体すくい取り部の身体乗載面の相互になす角度を調整可
    能に傾斜させる傾斜機構とによって構成し、すくい取ら
    れた身体不自由者が横臥状態から所望の姿勢をとること
    ができるようにしたことを特徴とする身体不自由者移送
    装置。
JP58140260A 1983-07-30 1983-07-30 身体不自由者移送装置 Granted JPS6031749A (ja)

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