JPH05305111A - 医療介護システムにおけるベッド及びこれと組み合わされる患者移送装置 - Google Patents
医療介護システムにおけるベッド及びこれと組み合わされる患者移送装置Info
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- JPH05305111A JPH05305111A JP4139840A JP13984092A JPH05305111A JP H05305111 A JPH05305111 A JP H05305111A JP 4139840 A JP4139840 A JP 4139840A JP 13984092 A JP13984092 A JP 13984092A JP H05305111 A JPH05305111 A JP H05305111A
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- Japan
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- bed
- rollers
- patient
- endless belt
- transfer device
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベッド上での患者の移動を容易に行い、患者
移送装置への載せ換えや患者移送装置からの載せ換えを
容易に行う。 【構成】 たとえば長手方向に三分割され互いに折り曲
げ可能であり、各々の部分に左右両側にローラーを設け
それらを無端帯で連結したベッドである。このベッドと
組み合わせて使用する患者移送装置は、たとえばシート
部分が長手方向に三分割され互いに折り曲げ可能であ
り、各々の部分に左右両側にローラーを設けそれらを無
端帯で連結し、下部にベッド等との連結部材を備える。
このベッドと患者移送装置とを連結して装着される操作
装置35は一つの操作でそれぞれのローラーを駆動する
事のできる物である。
移送装置への載せ換えや患者移送装置からの載せ換えを
容易に行う。 【構成】 たとえば長手方向に三分割され互いに折り曲
げ可能であり、各々の部分に左右両側にローラーを設け
それらを無端帯で連結したベッドである。このベッドと
組み合わせて使用する患者移送装置は、たとえばシート
部分が長手方向に三分割され互いに折り曲げ可能であ
り、各々の部分に左右両側にローラーを設けそれらを無
端帯で連結し、下部にベッド等との連結部材を備える。
このベッドと患者移送装置とを連結して装着される操作
装置35は一つの操作でそれぞれのローラーを駆動する
事のできる物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重病患者や寝たきり老
人の介護用に好適なベッド並びに患者移送装置に関す
る。
人の介護用に好適なベッド並びに患者移送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベッドに寝たきりの病人を、車
椅子又はストレッチャー等の患者移送装置に載せ換える
ときは、介護人が3人がかりで患者を抱きかかえて載せ
換えねばならず、多大な労力と人数を要していた。
椅子又はストレッチャー等の患者移送装置に載せ換える
ときは、介護人が3人がかりで患者を抱きかかえて載せ
換えねばならず、多大な労力と人数を要していた。
【0003】このような問題に対処するため、たとえ
ば、特開昭61−162946号公報にみられるよう
に、ベッド上に多数の回転自在の横移動用ローラーを、
軸を長手方向にして配列したローラー式のベッドが提案
された。
ば、特開昭61−162946号公報にみられるよう
に、ベッド上に多数の回転自在の横移動用ローラーを、
軸を長手方向にして配列したローラー式のベッドが提案
された。
【0004】さらに従来の問題に対処するために、ベル
ト式の担架、あるいはこれと専用ストレッチャーの組み
合わせによる載せ換え労力の軽減が図られている。
ト式の担架、あるいはこれと専用ストレッチャーの組み
合わせによる載せ換え労力の軽減が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような特開昭61
−162946号公報に見られるようなローラーベッド
により、確かにベッド横方向への患者の移動はかなり円
滑に行うことができるようになったが、移動するとき
は、布団をはずして人体を直接ローラーに接しさせて移
動するので、人体への刺激による血行の促進作用のある
反面、異和感、不安感を持つ患者もいる。又、ローラー
を多数使用するため、本体重量が増し、コストも大きく
なる。
−162946号公報に見られるようなローラーベッド
により、確かにベッド横方向への患者の移動はかなり円
滑に行うことができるようになったが、移動するとき
は、布団をはずして人体を直接ローラーに接しさせて移
動するので、人体への刺激による血行の促進作用のある
反面、異和感、不安感を持つ患者もいる。又、ローラー
を多数使用するため、本体重量が増し、コストも大きく
なる。
【0006】さらにこのようなベルト式の担架、あるい
は専用ストレッチャーの組み合わせによっても、患者の
移動、載せ換えをかなり円滑に行うことができるが、人
体を横向きにしてその下に担架を差し込むことをしなく
てはならず、介護人が必ずしも一人でできるとはかぎら
ない。又、患者によってはその体位を変えることができ
ない場合もあるので問題がある。
は専用ストレッチャーの組み合わせによっても、患者の
移動、載せ換えをかなり円滑に行うことができるが、人
体を横向きにしてその下に担架を差し込むことをしなく
てはならず、介護人が必ずしも一人でできるとはかぎら
ない。又、患者によってはその体位を変えることができ
ない場合もあるので問題がある。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点を一気に改
善しようというもので、患者のベッド上での移動や、車
椅子やストレッチャーなどの移送装置への移動において
患者に対して安心感を与え、かつ介護人の労力を大幅に
軽減する無端帯式のベッドを提供することを目的とす
る。又、本発明は、このような無端帯式のベッドと共に
使用するに好適な患者移送装置を提供することをも目的
とするものである。
善しようというもので、患者のベッド上での移動や、車
椅子やストレッチャーなどの移送装置への移動において
患者に対して安心感を与え、かつ介護人の労力を大幅に
軽減する無端帯式のベッドを提供することを目的とす
る。又、本発明は、このような無端帯式のベッドと共に
使用するに好適な患者移送装置を提供することをも目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に関わるベッドは、ベッド上面においてベッ
ドの左右両側に長手方向を軸として回転自在なローラー
を配し、そのローラー間を無端帯で連結したことを特徴
とするものである。本発明に関わるベッドは、長手方向
に複数に分割され、それらが互いに折り曲げ可能である
ことが好ましいが、分割されない一様なものであっても
よい。また、本発明に関わるベッドは、好ましくは、ロ
ーラーと無端帯とを係合して設置し、ローラーを回転さ
せることにより無端帯を周回運動させることができ、さ
らには下部に患者移送装置との連結部材を備えることを
も特徴とするものである。
め、本発明に関わるベッドは、ベッド上面においてベッ
ドの左右両側に長手方向を軸として回転自在なローラー
を配し、そのローラー間を無端帯で連結したことを特徴
とするものである。本発明に関わるベッドは、長手方向
に複数に分割され、それらが互いに折り曲げ可能である
ことが好ましいが、分割されない一様なものであっても
よい。また、本発明に関わるベッドは、好ましくは、ロ
ーラーと無端帯とを係合して設置し、ローラーを回転さ
せることにより無端帯を周回運動させることができ、さ
らには下部に患者移送装置との連結部材を備えることを
も特徴とするものである。
【0009】また、本発明に関わる患者移送装置は、上
記ベッドと組み合わせて使用するに特に適した患者移送
装置であり、患者移送装置上面においてその左右両側に
長手方向を軸として回転自在なローラーを配し、そのロ
ーラー間を無端帯で連結したことを特徴とするものであ
る。患者移送装置の載せ台部分は分割されない一様なも
のでもよいが、好ましくは、長手方向に複数に分割され
互いにおり曲げ可能であり、しかも折り曲げ位置で固定
することができ、またフルフラットにすることもできる
ことを特徴とする。さらに、患者移送装置の下部にベッ
ドとの連結部材を備えることをも特徴とするものであ
る。
記ベッドと組み合わせて使用するに特に適した患者移送
装置であり、患者移送装置上面においてその左右両側に
長手方向を軸として回転自在なローラーを配し、そのロ
ーラー間を無端帯で連結したことを特徴とするものであ
る。患者移送装置の載せ台部分は分割されない一様なも
のでもよいが、好ましくは、長手方向に複数に分割され
互いにおり曲げ可能であり、しかも折り曲げ位置で固定
することができ、またフルフラットにすることもできる
ことを特徴とする。さらに、患者移送装置の下部にベッ
ドとの連結部材を備えることをも特徴とするものであ
る。
【0010】また、本発明に関わる、ベッド及び患者移
送装置のそれぞれの無端帯を駆動するローラー同士を同
時駆動させる操作装置は、それぞれのローラーと軸継ぎ
手で連結し、操作装置内部で連結され、同時に連結され
ている操作軸を有することを特徴とする。
送装置のそれぞれの無端帯を駆動するローラー同士を同
時駆動させる操作装置は、それぞれのローラーと軸継ぎ
手で連結し、操作装置内部で連結され、同時に連結され
ている操作軸を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に関わるベッドは、その上面に無端帯を
配しベッド両サイドにこの無端帯を支持及び駆動するた
めのローラーを配している。ベッド上面に設置したこの
無端帯上に患者を載せる事により、患者を押す事により
あるいは無端帯と係合する駆動ローラーを回すことによ
り、患者を軽い力で横方向に移動させることができる。
この無端帯の周回運動の作用により、患者を車椅子ある
いはストレッチャーなどの患者移送装置に容易に移載す
ることができる。
配しベッド両サイドにこの無端帯を支持及び駆動するた
めのローラーを配している。ベッド上面に設置したこの
無端帯上に患者を載せる事により、患者を押す事により
あるいは無端帯と係合する駆動ローラーを回すことによ
り、患者を軽い力で横方向に移動させることができる。
この無端帯の周回運動の作用により、患者を車椅子ある
いはストレッチャーなどの患者移送装置に容易に移載す
ることができる。
【0012】本発明に関わる患者移送装置は、その上面
に無端帯を配し患者移送装置両サイドにこの無端帯を支
持及び駆動するためのローラーを配している。患者移送
装置上面に設置したこの無端帯上に患者を載せる事によ
り、患者を押す事によりあるいは無端帯と係合する駆動
ローラーを回すことにより、患者を軽い力で横方向に移
動させることができる。従ってフルフラットな状態でベ
ッドに横付けする事により、この無端帯の周回運動の作
用により、患者を容易にベッドへ移載することができ、
またベッドから移送される患者を円滑に受け入れること
ができる。このとき、横付けした患者移送装置とベッド
を、患者移送装置下部の連結部材により連結することが
できるので、従来のように人手によりベッドと患者移送
装置とが離間しないように支えておく必要がない。
に無端帯を配し患者移送装置両サイドにこの無端帯を支
持及び駆動するためのローラーを配している。患者移送
装置上面に設置したこの無端帯上に患者を載せる事によ
り、患者を押す事によりあるいは無端帯と係合する駆動
ローラーを回すことにより、患者を軽い力で横方向に移
動させることができる。従ってフルフラットな状態でベ
ッドに横付けする事により、この無端帯の周回運動の作
用により、患者を容易にベッドへ移載することができ、
またベッドから移送される患者を円滑に受け入れること
ができる。このとき、横付けした患者移送装置とベッド
を、患者移送装置下部の連結部材により連結することが
できるので、従来のように人手によりベッドと患者移送
装置とが離間しないように支えておく必要がない。
【0013】本発明に関わる、ベッド及び患者移送装置
のそれぞれの無端帯を駆動するローラー同士を同時駆動
させる操作装置は、それぞれのローラーと軸継ぎ手で連
結し、操作装置内部で連結され、同時に連結されている
操作軸を有しているので、その操作軸を操作することに
よりベッドと患者移送装置との無端帯を同時に回転させ
ることができる。したがって、介護人が一人でも患者に
片手を添えながらもう一方の手で操作することができる
ので患者の移載が円滑に行える。さらに、操作装置内部
の伝動機構(例えば歯車)の緒元(例えば歯数)を変え
ることにより、送り出し側の無端帯速度や受け入れ側の
無端帯速度及びその比を適宜選定することができるの
で、常に最適な状態で移載を円滑に行うことができる。
のそれぞれの無端帯を駆動するローラー同士を同時駆動
させる操作装置は、それぞれのローラーと軸継ぎ手で連
結し、操作装置内部で連結され、同時に連結されている
操作軸を有しているので、その操作軸を操作することに
よりベッドと患者移送装置との無端帯を同時に回転させ
ることができる。したがって、介護人が一人でも患者に
片手を添えながらもう一方の手で操作することができる
ので患者の移載が円滑に行える。さらに、操作装置内部
の伝動機構(例えば歯車)の緒元(例えば歯数)を変え
ることにより、送り出し側の無端帯速度や受け入れ側の
無端帯速度及びその比を適宜選定することができるの
で、常に最適な状態で移載を円滑に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。図1はベッドの要部を説明する図であ
る。この実施例ではベッド1は縦方向に例えば3分割さ
れ、それぞれは互いに折り曲げ可能であり、図に示すよ
うに上手部2を起こし下手部3を倒し、リクライニング
式にすることもできる。3分割された上手部2、中間部
4、及び下手部3のそれぞれには、ベッド左右両側に長
手方向を軸とし回転自在なローラー5を配し、そのロー
ラー間を無端帯6で連結してある。さらに、分割された
それぞれのローラー5は、左右それぞれジョイント7に
て左右2列のローラー列として構成される。このジョイ
ント7によりこのローラー列は折り曲げ可能であり、同
時に一体的に回転できるものである。ローラーの材質
は、硬い材質でもクッション性のある材質でも適宜選択
することができるが、たとえば硬い木質製、ウレタンゴ
ム製、中空の空気圧式のもの等でよい。
細に説明する。図1はベッドの要部を説明する図であ
る。この実施例ではベッド1は縦方向に例えば3分割さ
れ、それぞれは互いに折り曲げ可能であり、図に示すよ
うに上手部2を起こし下手部3を倒し、リクライニング
式にすることもできる。3分割された上手部2、中間部
4、及び下手部3のそれぞれには、ベッド左右両側に長
手方向を軸とし回転自在なローラー5を配し、そのロー
ラー間を無端帯6で連結してある。さらに、分割された
それぞれのローラー5は、左右それぞれジョイント7に
て左右2列のローラー列として構成される。このジョイ
ント7によりこのローラー列は折り曲げ可能であり、同
時に一体的に回転できるものである。ローラーの材質
は、硬い材質でもクッション性のある材質でも適宜選択
することができるが、たとえば硬い木質製、ウレタンゴ
ム製、中空の空気圧式のもの等でよい。
【0015】また、ベッドの上手部、中間部、下手部の
各部分に設置してある無端帯の下側には、クッション材
を兼ねた整形部材8を取り付けることもできる。これ
は、図2に示すように複数分割(たとえば図2(A)の
ような2分割)でも良いし、図3に示すような一様なも
のでも良い。
各部分に設置してある無端帯の下側には、クッション材
を兼ねた整形部材8を取り付けることもできる。これ
は、図2に示すように複数分割(たとえば図2(A)の
ような2分割)でも良いし、図3に示すような一様なも
のでも良い。
【0016】さらに、ベッド各部の左右に設置してある
ローラー5に対して、左右対をなすべく軸受け9を前後
に配し、かつ、図2に示すように軸受け9を軸受け9
A、軸受け9B、及び軸受け9A、9Bの心間調節部材
10とから構成する。図2(A)に示すように心間調節
部材10を作動させ、、心間を伸ばして無端帯を張って
やればベッド(無端帯)上面に位置する患者をローラー
を回転することによりスムーズに回転方向に移動するこ
とができる。このときローラー軸端部には回転用ハンド
ルをつけることができるものとする。次に図2(B)に
示すように、心間を狭めて無端帯をたるませてやる事に
より、無端帯の上下の内面同士が接触し、ローラーの回
転を阻止するので患者の体を一定位置に固定することが
できる。さらに心間調節部材10は、ベッド上手部2、
中間部4、下手部3のそれぞれの無端帯の上下方向両端
部に設置されており、それぞれがジョイントを介した一
本の軸で連結されているので、一方のハンドル24を操
作することにより各部を均一に動作させることができ
る。
ローラー5に対して、左右対をなすべく軸受け9を前後
に配し、かつ、図2に示すように軸受け9を軸受け9
A、軸受け9B、及び軸受け9A、9Bの心間調節部材
10とから構成する。図2(A)に示すように心間調節
部材10を作動させ、、心間を伸ばして無端帯を張って
やればベッド(無端帯)上面に位置する患者をローラー
を回転することによりスムーズに回転方向に移動するこ
とができる。このときローラー軸端部には回転用ハンド
ルをつけることができるものとする。次に図2(B)に
示すように、心間を狭めて無端帯をたるませてやる事に
より、無端帯の上下の内面同士が接触し、ローラーの回
転を阻止するので患者の体を一定位置に固定することが
できる。さらに心間調節部材10は、ベッド上手部2、
中間部4、下手部3のそれぞれの無端帯の上下方向両端
部に設置されており、それぞれがジョイントを介した一
本の軸で連結されているので、一方のハンドル24を操
作することにより各部を均一に動作させることができ
る。
【0017】図2(C)及び図2(D)はローラー5の
別な支持方法を示す実施例である。すなわち軸受け50
に支持されるローラー5を連結する無端帯6の下側にテ
ンションローラー51をアーム52を介して回動自在に
設置し、このテンションローラー51の回動により無端
帯6を張ったりゆるめたりする構造である。テンション
ローラー51の回動はリンクを介して一本の操作レバー
で行われるのが好ましい。この場合、ローラー5を回し
て無端帯6を周回させてやるときテンションローラー5
1を張ってやることにより、無端帯6がたるみなく張り
且つ下にある整形部材8から上方に離れる位置にくるの
で、無端帯下面と整形部材8との接触が避けられスムー
ズに無端帯を回すことが出来る。
別な支持方法を示す実施例である。すなわち軸受け50
に支持されるローラー5を連結する無端帯6の下側にテ
ンションローラー51をアーム52を介して回動自在に
設置し、このテンションローラー51の回動により無端
帯6を張ったりゆるめたりする構造である。テンション
ローラー51の回動はリンクを介して一本の操作レバー
で行われるのが好ましい。この場合、ローラー5を回し
て無端帯6を周回させてやるときテンションローラー5
1を張ってやることにより、無端帯6がたるみなく張り
且つ下にある整形部材8から上方に離れる位置にくるの
で、無端帯下面と整形部材8との接触が避けられスムー
ズに無端帯を回すことが出来る。
【0018】ローラー5と無端帯6との接触部は、図1
に示すように各無端帯の上下方向両端部に於いて、図3
に示すような噛み合い構造を持つものとする。噛み合い
は常に安定しているものとし、このことにより無端帯が
張ったときでもたるんだときでも噛み合いがはずれるこ
とはない。
に示すように各無端帯の上下方向両端部に於いて、図3
に示すような噛み合い構造を持つものとする。噛み合い
は常に安定しているものとし、このことにより無端帯が
張ったときでもたるんだときでも噛み合いがはずれるこ
とはない。
【0019】また、無端帯の形状、材質については、図
4(A)に示すように均一なベルト状の物(材質的には
密な物や多孔質の物が考えられる。)や、図4(B)に
示すように多数の独立あるいは連続した空気室を持った
エアーマット式の物や、図4(C)に示すように内部に
液体を封入したウォーターベッドのような物も考えられ
る。このような様々な種類の無端帯を使い分けることに
より、経済的な物、床ずれ防止効果のある物、冷温治療
効果のある物等々いろいろな効用を発揮することができ
る。
4(A)に示すように均一なベルト状の物(材質的には
密な物や多孔質の物が考えられる。)や、図4(B)に
示すように多数の独立あるいは連続した空気室を持った
エアーマット式の物や、図4(C)に示すように内部に
液体を封入したウォーターベッドのような物も考えられ
る。このような様々な種類の無端帯を使い分けることに
より、経済的な物、床ずれ防止効果のある物、冷温治療
効果のある物等々いろいろな効用を発揮することができ
る。
【0020】次に図5及び図6は本発明に関わる患者移
送装置の例を示す図である。図5は患者移送装置25を
示し載せ台上面左右両側に回転自在なローラー11を配
し、ローラ間を一様な無端帯12で連結したものであ
る。例えば現存する患者移送用のストレッチャーに対応
する物である。図6は患者移送装置26を示し載せ台部
分が長手方向に例えば3分割され、それぞれは互いに折
り曲げ可能であり、図に示すようにフルフラットにする
こともできるし、上手部17を起こし下手部19を倒
し、リクライニング式にすることもできる。3分割され
た上手部17、中間部18、及び下手部19のそれぞれ
には、ベッド左右両側に長手方向を軸とし回転自在なロ
ーラー20を配し、そのローラー間を無端帯21で連結
してある。さらに、分割されたそれぞれのローラー20
は、左右それぞれジョイント22にて左右2列のローラ
ー列として構成される。このジョイント22によりこの
ローラー列は折り曲げ可能であり、同時に一体的に回転
できるものである。例えば現存するリクライニング式の
車椅子に対応する物である。従って抜き差し式の手すり
23などの装着も考えられる。
送装置の例を示す図である。図5は患者移送装置25を
示し載せ台上面左右両側に回転自在なローラー11を配
し、ローラ間を一様な無端帯12で連結したものであ
る。例えば現存する患者移送用のストレッチャーに対応
する物である。図6は患者移送装置26を示し載せ台部
分が長手方向に例えば3分割され、それぞれは互いに折
り曲げ可能であり、図に示すようにフルフラットにする
こともできるし、上手部17を起こし下手部19を倒
し、リクライニング式にすることもできる。3分割され
た上手部17、中間部18、及び下手部19のそれぞれ
には、ベッド左右両側に長手方向を軸とし回転自在なロ
ーラー20を配し、そのローラー間を無端帯21で連結
してある。さらに、分割されたそれぞれのローラー20
は、左右それぞれジョイント22にて左右2列のローラ
ー列として構成される。このジョイント22によりこの
ローラー列は折り曲げ可能であり、同時に一体的に回転
できるものである。例えば現存するリクライニング式の
車椅子に対応する物である。従って抜き差し式の手すり
23などの装着も考えられる。
【0021】図5及び図6に示す患者移送装置における
ローラーの材質は、硬い材質でもクッション性のある材
質でも適宜選択することができるが、たとえば硬い木質
製、ウレタンゴム製、中空の空気圧式のもの等でよい。
ローラーの材質は、硬い材質でもクッション性のある材
質でも適宜選択することができるが、たとえば硬い木質
製、ウレタンゴム製、中空の空気圧式のもの等でよい。
【0022】また、患者移送装置に設置してあるそれぞ
れの無端帯の下側には、クッション材を兼ねた整形部材
15をそれぞれに取り付けることもできる。これは、図
5、図6に示すように複数分割(たとえば図のような2
分割)でも良いし、一様なものでも良い。
れの無端帯の下側には、クッション材を兼ねた整形部材
15をそれぞれに取り付けることもできる。これは、図
5、図6に示すように複数分割(たとえば図のような2
分割)でも良いし、一様なものでも良い。
【0023】さらに、ベッドの場合と同様に患者移送装
置上部の左右に設置してあるローラー11、あるいはロ
ーラー20に対して、左右対をなすべく軸受け9を前後
に配し、かつ、図5に示すように軸受け9を軸受け13
A、軸受け13B、及び軸受け13A、13Bの心間調
節部材14とから構成する。この作用はベッドの場合と
同じでありをベッドの時の説明で用いた図2により説明
する。図2(A)に示すように心間調節部材10(図5
の心間調節部材14に相当)を作動させ、、心間を伸ば
して無端帯を張ってやれば患者移送装置上面(無端帯上
面)に位置する患者をローラーを回転することによりス
ムーズに回転方向に移動することができる。次に図2
(B)に示すように、心間を狭めて無端帯をたるませて
やる事により、無端帯の上下の内面同士が接触し、ロー
ラーの回転を阻止するので患者の体を一定位置に固定す
ることができる。さらに図6に於いては、心間調節部材
14は、患者移送装置上手部17、中間部18、下手部
19それぞれの無端体の上下方向両端部に設置されてお
り、それぞれがジョイントを介した一本の軸で連結され
ているので、一方のハンドル24を操作することにより
各部を均一に動作させることができる。
置上部の左右に設置してあるローラー11、あるいはロ
ーラー20に対して、左右対をなすべく軸受け9を前後
に配し、かつ、図5に示すように軸受け9を軸受け13
A、軸受け13B、及び軸受け13A、13Bの心間調
節部材14とから構成する。この作用はベッドの場合と
同じでありをベッドの時の説明で用いた図2により説明
する。図2(A)に示すように心間調節部材10(図5
の心間調節部材14に相当)を作動させ、、心間を伸ば
して無端帯を張ってやれば患者移送装置上面(無端帯上
面)に位置する患者をローラーを回転することによりス
ムーズに回転方向に移動することができる。次に図2
(B)に示すように、心間を狭めて無端帯をたるませて
やる事により、無端帯の上下の内面同士が接触し、ロー
ラーの回転を阻止するので患者の体を一定位置に固定す
ることができる。さらに図6に於いては、心間調節部材
14は、患者移送装置上手部17、中間部18、下手部
19それぞれの無端体の上下方向両端部に設置されてお
り、それぞれがジョイントを介した一本の軸で連結され
ているので、一方のハンドル24を操作することにより
各部を均一に動作させることができる。
【0024】又ベッドの場合と同様に、図2(C)及び
図2(D)にローラーの別な支持方法を示す。すなわち
軸受け50に支持されるローラーを連結する無端帯の下
側にテンションローラー51をアーム52を介して回動
自在に設置し、このテンションローラー51の回動によ
り無端帯を張ったりゆるめたりする構造である。テンシ
ョンローラー51の回動はリンクを介して一本の操作レ
バーで行われるのが好ましい。この場合、ローラーを回
して無端帯を周回させてやるときテンションローラー5
1を張ってやることにより、無端帯がたるみなく張り且
つ下にある整形部材から上方に離れる位置にくるので、
無端帯下面と整形部材との接触が避けられスムーズに無
端帯を回すことが出来る。
図2(D)にローラーの別な支持方法を示す。すなわち
軸受け50に支持されるローラーを連結する無端帯の下
側にテンションローラー51をアーム52を介して回動
自在に設置し、このテンションローラー51の回動によ
り無端帯を張ったりゆるめたりする構造である。テンシ
ョンローラー51の回動はリンクを介して一本の操作レ
バーで行われるのが好ましい。この場合、ローラーを回
して無端帯を周回させてやるときテンションローラー5
1を張ってやることにより、無端帯がたるみなく張り且
つ下にある整形部材から上方に離れる位置にくるので、
無端帯下面と整形部材との接触が避けられスムーズに無
端帯を回すことが出来る。
【0025】ローラー11及びローラー20と無端帯1
2及び無端体17、18、19との接触部は、図5、図
6に示すように各無端帯の上下方向両端部に於いて、図
3に示すような噛み合い構造を持つものとする。噛み合
いは常に安定しているものとし、このことにより無端帯
が張ったときでもたるんだときでも噛み合いがはずれる
ことはない。
2及び無端体17、18、19との接触部は、図5、図
6に示すように各無端帯の上下方向両端部に於いて、図
3に示すような噛み合い構造を持つものとする。噛み合
いは常に安定しているものとし、このことにより無端帯
が張ったときでもたるんだときでも噛み合いがはずれる
ことはない。
【0026】また、無端帯の形状、材質については、図
4(A)に示すように均一なベルト状の物(材質的には
密な物や多孔質の物が考えられる。)や、図4(B)に
示すような多数の独立あるいは連続した空気室を持った
エアーマット式の物や、図4(C)に示すような内部に
液体を封入したウォーターベッドのような物も考えられ
る。このような様々な種類の無端帯を使い分けることに
より、経済的な物、床ずれ防止効果のある物、冷温治療
効果のある物等々いろいろな効用を発揮することができ
る。
4(A)に示すように均一なベルト状の物(材質的には
密な物や多孔質の物が考えられる。)や、図4(B)に
示すような多数の独立あるいは連続した空気室を持った
エアーマット式の物や、図4(C)に示すような内部に
液体を封入したウォーターベッドのような物も考えられ
る。このような様々な種類の無端帯を使い分けることに
より、経済的な物、床ずれ防止効果のある物、冷温治療
効果のある物等々いろいろな効用を発揮することができ
る。
【0027】又、患者移送装置については、ベッドから
或いはベッドへの載せ換えが容易に行えるように、例え
ば図5に示すような高さ調節機構16を有する事が望ま
しい。
或いはベッドへの載せ換えが容易に行えるように、例え
ば図5に示すような高さ調節機構16を有する事が望ま
しい。
【0028】本発明に関わる患者移送装置を、ベッドに
横付けし連結した状態を図7に示す。図ではストレッチ
ャー方式の絵で示しているが、図6に示すようなフルリ
クライニングの車椅子でも良い事は言うまでもない。さ
らに連結部の構造がよく分かるように、模式的に描いた
図を図8に示す。患者移送装置30下部にはベッドとの
連結機構31が備えられている。連結機構31は、その
拡大図を図8(B)に示すように、ベッド下部のロッド
32に半円形状のピン33を引っかけるという簡単な物
でよく、作動ハンドル34により解除(仮想線)とロッ
ク(実線)が自在になされるようになっている。なお、
この連結機構31は、ベッド側に設けてもよい。
横付けし連結した状態を図7に示す。図ではストレッチ
ャー方式の絵で示しているが、図6に示すようなフルリ
クライニングの車椅子でも良い事は言うまでもない。さ
らに連結部の構造がよく分かるように、模式的に描いた
図を図8に示す。患者移送装置30下部にはベッドとの
連結機構31が備えられている。連結機構31は、その
拡大図を図8(B)に示すように、ベッド下部のロッド
32に半円形状のピン33を引っかけるという簡単な物
でよく、作動ハンドル34により解除(仮想線)とロッ
ク(実線)が自在になされるようになっている。なお、
この連結機構31は、ベッド側に設けてもよい。
【0029】本発明における、ベッドと患者移送装置と
の連結状態における、動作についてさらに詳細に説明す
る。図7における連結状態に於いて、ベッド側のローラ
ー軸36と患者移送装置側のローラー軸37とに対し、
同時に噛み合う操作装置35を図9に示すように着脱自
在に設ける。図9(A)に示すように、ベッド側のロー
ラー軸36に伝動ギヤ38を噛み合わせ、患者移送装置
側のローラー軸37に伝動ギヤ39を噛み合わせ、さら
に伝動ギヤ38、39に同時に噛み合う駆動ギヤ40を
設け、例えば図9(C)に示すようなケース42にこれ
らを納め、図9(B)に示すようにケースを装着する。
このときケース42から外部に突出して操作ハンドル4
1を設ける。このハンドル41を片手で操作(回転)す
る事により、ベッド側と患者移送装置側との両方のロー
ラーを回す事ができ、もう一方の手を患者に添えること
ができるので、ベッドから患者移送装置へあるいは逆方
向へ患者をスムーズに移載することができる。
の連結状態における、動作についてさらに詳細に説明す
る。図7における連結状態に於いて、ベッド側のローラ
ー軸36と患者移送装置側のローラー軸37とに対し、
同時に噛み合う操作装置35を図9に示すように着脱自
在に設ける。図9(A)に示すように、ベッド側のロー
ラー軸36に伝動ギヤ38を噛み合わせ、患者移送装置
側のローラー軸37に伝動ギヤ39を噛み合わせ、さら
に伝動ギヤ38、39に同時に噛み合う駆動ギヤ40を
設け、例えば図9(C)に示すようなケース42にこれ
らを納め、図9(B)に示すようにケースを装着する。
このときケース42から外部に突出して操作ハンドル4
1を設ける。このハンドル41を片手で操作(回転)す
る事により、ベッド側と患者移送装置側との両方のロー
ラーを回す事ができ、もう一方の手を患者に添えること
ができるので、ベッドから患者移送装置へあるいは逆方
向へ患者をスムーズに移載することができる。
【0030】このとき、各伝動ギヤ38、39及び駆動
ギヤ40の歯数を変える事により、移し込み速度をベッ
ド側と患者移送装置側とで任意に設定できるので最適の
速度の組み合わせを設定する事ができる。
ギヤ40の歯数を変える事により、移し込み速度をベッ
ド側と患者移送装置側とで任意に設定できるので最適の
速度の組み合わせを設定する事ができる。
【0031】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれのみに限定されるものではない。たとえば、回
転ローラーの駆動をそれぞれ単独にあるいは操作装置を
用いて同時に人間がハンドルを回して行なえるように構
成したが、何らかの動力装置、たとえば電動、空気圧、
油圧などを用いる事ができる。又、回転ローラーはフリ
ー回転する事を前提に説明したが、適宜ローラーに回転
止めをつけても良い。さらに、操作装置内部の伝動機構
としてギヤ伝動構造としているが、他の伝動機構、たと
えばチェーン、ベルトなどを用いても良い。
明はこれのみに限定されるものではない。たとえば、回
転ローラーの駆動をそれぞれ単独にあるいは操作装置を
用いて同時に人間がハンドルを回して行なえるように構
成したが、何らかの動力装置、たとえば電動、空気圧、
油圧などを用いる事ができる。又、回転ローラーはフリ
ー回転する事を前提に説明したが、適宜ローラーに回転
止めをつけても良い。さらに、操作装置内部の伝動機構
としてギヤ伝動構造としているが、他の伝動機構、たと
えばチェーン、ベルトなどを用いても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベッドに
よれば、患者をベッド上で移動することがたやすく行え
る。さらに本発明による患者移送装置と組み合わせて使
用することにより、ベッドから患者移送装置へ、あるい
はその逆方向への患者の載せ換えが極めて楽にスムーズ
に行え、介護人の負担を大幅に減らすことのできるもの
である。又、本発明による操作装置を使用することによ
り、患者に手を添えて操作できるので、載せ換えがスム
ーズに行えるだけでなく患者に安心感をも与えるもので
ある。
よれば、患者をベッド上で移動することがたやすく行え
る。さらに本発明による患者移送装置と組み合わせて使
用することにより、ベッドから患者移送装置へ、あるい
はその逆方向への患者の載せ換えが極めて楽にスムーズ
に行え、介護人の負担を大幅に減らすことのできるもの
である。又、本発明による操作装置を使用することによ
り、患者に手を添えて操作できるので、載せ換えがスム
ーズに行えるだけでなく患者に安心感をも与えるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベッドの要部を説明する図である。
【図2】ベッド及び患者移送装置におけるローラー軸支
持部構造を示す図である。(A)はローラー軸心間を伸
ばして無端帯を張った図、(B)はローラー軸心間を狭
めて無端帯をたるませた図である。(C)はテンション
ローラーを張って無端帯を張った図、(D)はテンショ
ンローラーをゆるめて無端帯をたるませた図である。
持部構造を示す図である。(A)はローラー軸心間を伸
ばして無端帯を張った図、(B)はローラー軸心間を狭
めて無端帯をたるませた図である。(C)はテンション
ローラーを張って無端帯を張った図、(D)はテンショ
ンローラーをゆるめて無端帯をたるませた図である。
【図3】ベッド及び患者移送装置におけるローラーと無
端帯との噛み合い部を示す図である。
端帯との噛み合い部を示す図である。
【図4】無端帯の形状例を示す図であり、(A)は均一
なベルト状の物を示し、(B)は多数の独立あるいは連
続した空気室を持ったエアーマット式の物を示し、
(C)は内部に液体を封入したウォーターベッドのよう
な物を示す。
なベルト状の物を示し、(B)は多数の独立あるいは連
続した空気室を持ったエアーマット式の物を示し、
(C)は内部に液体を封入したウォーターベッドのよう
な物を示す。
【図5】患者移送装置の要部を説明する図であり、ロー
ラ間を一様な無端帯で連結したものである。例えば現存
する患者移送用のストレッチャーに対応する物である。
ラ間を一様な無端帯で連結したものである。例えば現存
する患者移送用のストレッチャーに対応する物である。
【図6】患者移送装置の要部を説明する図であり、フル
リクライニング式の物である。例えば現存するリクライ
ニング式の車椅子に対応する物である。
リクライニング式の物である。例えば現存するリクライ
ニング式の車椅子に対応する物である。
【図7】患者移送装置をベッドに横付けし連結した図で
ある。
ある。
【図8】(A)は患者移送装置をベッドに横付けし連結
した様子を模式的に描いたものであり、(B)は連結機
構の拡大説明図である。
した様子を模式的に描いたものであり、(B)は連結機
構の拡大説明図である。
【図9】(A)は操作装置内部のギヤ噛み合いを示す図
であり、(B)は操作装置の装着状態を示す図であり、
(C)は操作装置内部とローラー軸との連結部を分解模
式的に示したものである。
であり、(B)は操作装置の装着状態を示す図であり、
(C)は操作装置内部とローラー軸との連結部を分解模
式的に示したものである。
1 ベッド 2 上手部 3 下手部 4 中間部 5 ローラー 6 無端帯 7 ジョイント 8 整形部材 9 (9A、9B)軸受け 10 心間調節部材 25、26 30 患者移送装置 31 連結機構 35 操作装置
Claims (7)
- 【請求項1】 ベッド上面においてベッドの左右両側に
長手方向を軸とし回転自在なローラを配し、そのローラ
間を無端帯で連結したことを特徴とするベッド。 - 【請求項2】 ベッドが長手方向に複数個に分割され、
それらが互いに折り曲げ可能であることを特徴とする請
求項1に記載のベッド。 - 【請求項3】 下部に患者移送装置との連結部材を備え
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベッ
ド。 - 【請求項4】 患者移送装置上面においてその左右両側
に長手方向を軸とし回転自在なローラを配し、そのロー
ラ間を無端帯で連結したことを特徴とする患者移送装
置。 - 【請求項5】 患者移送装置の乗せ台部分が長手方向に
複数個に分割され、それらが互いに折り曲げ可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の患者移送装置。 - 【請求項6】 下部にベッドとの連結部材を備えること
を特徴とする請求項4または請求項5に記載の患者移送
装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6までに記載のベッ
ド及び患者移送装置に対して、それぞれの無端帯を駆動
するローラー同士を同時駆動させる操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4139840A JPH05305111A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 医療介護システムにおけるベッド及びこれと組み合わされる患者移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4139840A JPH05305111A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 医療介護システムにおけるベッド及びこれと組み合わされる患者移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305111A true JPH05305111A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=15254737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4139840A Pending JPH05305111A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 医療介護システムにおけるベッド及びこれと組み合わされる患者移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05305111A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010520016A (ja) * | 2007-03-05 | 2010-06-10 | ストライカー コーポレイション | 移送装置 |
JP2013039303A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Toshiba Corp | 寝台装置及び機能画像/形態画像診断装置 |
WO2022005161A1 (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 고영지 | 다기능 이송로봇 장치 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5160192A (en) * | 1974-11-21 | 1976-05-25 | Ngk Spark Plug Co | Koonyoborutojime ranjubangatashindoshi |
JPS51101393A (ja) * | 1975-01-31 | 1976-09-07 | Kojiaku Maikuru | |
JPS5281988A (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-08 | Toyoda Chuo Kenkyusho Kk | Apparatus for transfering materials |
JPS56500484A (ja) * | 1979-04-03 | 1981-04-16 | ||
JPS6031749A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-18 | 株式会社島津製作所 | 身体不自由者移送装置 |
JPS60102015U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | 西嶋 毅 | 傷病人移動用具 |
JPS60168820U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-09 | 東陽精工株式会社 | 傷病人移動用具 |
JPS618025U (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-18 | 瑞穂医科工業株式会社 | 患者移載装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4139840A patent/JPH05305111A/ja active Pending
Patent Citations (8)
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010520016A (ja) * | 2007-03-05 | 2010-06-10 | ストライカー コーポレイション | 移送装置 |
JP2013039303A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Toshiba Corp | 寝台装置及び機能画像/形態画像診断装置 |
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US9113804B2 (en) | 2011-08-19 | 2015-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Couch device and functional image/morphological image diagnosis apparatus |
WO2022005161A1 (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 고영지 | 다기능 이송로봇 장치 |
KR20220002801A (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-07 | 고영지 | 다기능 이송로봇 장치 |
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