JPS6031688Y2 - 電気メス用導子 - Google Patents

電気メス用導子

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Publication number
JPS6031688Y2
JPS6031688Y2 JP4236480U JP4236480U JPS6031688Y2 JP S6031688 Y2 JPS6031688 Y2 JP S6031688Y2 JP 4236480 U JP4236480 U JP 4236480U JP 4236480 U JP4236480 U JP 4236480U JP S6031688 Y2 JPS6031688 Y2 JP S6031688Y2
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JP
Japan
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heat generating
generating part
conductor
heat
electric scalpel
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JP4236480U
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JPS56144511U (ja
Inventor
邦彦 宮城
Original Assignee
株式会社町田製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気メス用導子に関する。
電気メス用導子は、湾曲自在な鉗子の先端に高周波電流
を通電して発熱させ、これにより、例えば胃や卵管等の
粘膜を焼灼、@固させる医療器具であり、観察機能や湾
曲操作機能を有する内視鏡と併用されるものである。
上記粘膜等の人体組織を焼灼するためには、電気メス用
導子の先端の発熱部を該人体組織に押し当てなければな
らないが、この際に焼灼された炭化組織が該発熱部に付
着してしまうことがある。
一旦、炭化組織が発熱部に付着すると、発熱部の通電状
態が悪化したり、また、該発熱部が肥大して不必要な個
所まで焼灼してしまう等の不都合が生じることとなる。
上記した不都合を防止するため、従来は、第1図に示す
如く電気メス用導子の発熱部1に複数の吸引孔2を設け
ておき、管体3の後部に設けた吸引ポンプ(図示せず)
から、該発熱部1に付着した炭化組織を吸引除去するよ
うにしたものがあった。
しかし、上記した従来技術によれば、焼灼機能を有する
発熱部1に吸引機能をもたせているため、吸引すべき炭
化組織のみならずせっかく凝固した組織までも引き剥が
してしまったり、また、血糊等によって吸引孔2の目づ
まりや発熱部1の肥大を生じたりする等の事故を生じる
ことがあった。
本考案は、上記した諸問題を解決するためになされたも
のであり、その目的は、発熱部に炭化組織が付着しない
ようにして炭化組織を適確に焼灼することのできる電気
メス用導子を得ることにある。
上記目的を遠戚するため本考案は、無数の微細孔を有す
る材料によって発熱部を形威し、該微細孔から水を噴出
させるようにしたことを特徴とする。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第2図は、本考案に係る電気メス用導子の一実施例を示
す概略説明図であり、4は発熱部、5は管体、6は基部
、7はプラグ、8は導線、9は電源、10はポンプ手段
を示す。
発熱部4は、電源9から送給される高周波電流を熱に変
換して人体組織を焼灼するためのものであり、無数の微
細孔を有する材料によって形成する。
該材料の一例として、5〜40μ程度の微細孔を有する
焼結金属を使用するか又はガラス材を使用する。
管体5は、その内部に導線8を挿通させると共に、ポン
プ手段10から送給される水を前記発熱部4に通水させ
るためのものあり、例えばフッ素樹脂等の湾曲自在なチ
ューブから戒る。
なお、使用する液体を高周波電流の導体とすることとし
てもよい。
基部6の一端には、電源9と接続するプラグ7を設け、
また、ポンプ手段10と連通ずる通水口11を設けてい
る。
該ポンプ手段10は、必要に応じて生理食塩水を吐出腰
管体5を介して発熱部4の微細孔から噴出させるための
ものである。
次に、上記構成の作用を説明すると、内視鏡と共に電気
メス用導子を体腔内に挿入し、先端の発熱部4を焼灼対
象に当接させて通電する。
そうすると、該発熱部4に抵抗熱が発生し、これにより
、焼灼対象を加熱して焼灼することができる。
また、本考案は、従来技術の如く吸引構造ではないので
、炭化した組織が発熱部4に付着することかない。
すなわち、ポンプ手段10から微細孔に水が送給され、
該水が発熱部4から噴出する。
従って、該発熱部4によって炭化された組織が再び該発
熱部4に付着することがなく、凝固した組織を焼き過ぎ
たり引き剥がしたりすることがなく、また、通電状態を
悪化させたりすることはない。
更に、発熱部4等を水によって適宜に冷却することがで
きるので、焼灼作業を適確に行なうことができる。
上記した本考案に係る電気メス用導子によれば、無数の
微細孔を有する焼結金属等によって発熱部を形成し、該
発熱部のあらゆる個所から水を噴出させることができる
ようにしたことにより、発熱部に炭化組織が付着しない
ようにすることができるため、焼灼作業を適確に行なう
ことができるという有意義な効果を発揮することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術を示す部分斜視説明図、第2図は、
本考案に係る電気メス用導子の一実施例を示す概略説明
図である。 4・・・・・・発熱部、5・・・・・・管体、10・・
・・・・ポンプ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体の先端に設けた発熱部に高周波電流を通電して
    発熱させ、人体組織を焼灼する電気メス用導子に於て、
    無数の微細孔を有する材料から戒る発熱部と、該発熱部
    に通水する湾曲自在な管体と、該管体を介して前記発熱
    部の微細孔に送水するポンプ手段とを具備し、該微細孔
    から水を噴出させて発熱部に炭化組織が付着しないよう
    にしたことを特徴とする電気メス用導子。 2 発熱部を焼結金属によって形威したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気メス用導子
JP4236480U 1980-04-01 1980-04-01 電気メス用導子 Expired JPS6031688Y2 (ja)

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JPS56144511U JPS56144511U (ja) 1981-10-31
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