JPS6031506A - 硬化性組成物 - Google Patents
硬化性組成物Info
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- JPS6031506A JPS6031506A JP13786183A JP13786183A JPS6031506A JP S6031506 A JPS6031506 A JP S6031506A JP 13786183 A JP13786183 A JP 13786183A JP 13786183 A JP13786183 A JP 13786183A JP S6031506 A JPS6031506 A JP S6031506A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2−メチレン−1,3−ジオキシラン化合物系
硬化性組成物に関するものであり、接着性能またはコー
テイング性能が高(、かつ保存安定性にすぐれた2−メ
チレン−1,6−ジオキシラン化合物系硬化性組成物を
提供するものである。
硬化性組成物に関するものであり、接着性能またはコー
テイング性能が高(、かつ保存安定性にすぐれた2−メ
チレン−1,6−ジオキシラン化合物系硬化性組成物を
提供するものである。
2−メチレ/−1,3−ジオキソラン化合物は、例、t
ハクロロアセクールと置換ジオールとを酸性触媒下で
加熱し、2−(2−クロロメチル)−1,3−ジオキシ
ラン化合物とし、更に塩基によって脱塩化水素すること
により合成する事が出来る。
ハクロロアセクールと置換ジオールとを酸性触媒下で
加熱し、2−(2−クロロメチル)−1,3−ジオキシ
ラン化合物とし、更に塩基によって脱塩化水素すること
により合成する事が出来る。
2−メチレン−1,5−ジオキシラン化合物は塩化アル
ミニウムやヨウ素等でカチオン重合し、下式Aに示され
るような重合体を容易に形成し、またジ−ターシャリ−
ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物等により、ラジ
カル重合し、下式Bに示されるような重合体を容易に形
成することが知られている。
ミニウムやヨウ素等でカチオン重合し、下式Aに示され
るような重合体を容易に形成し、またジ−ターシャリ−
ブチルパーオキサイド等の有機過酸化物等により、ラジ
カル重合し、下式Bに示されるような重合体を容易に形
成することが知られている。
A B
(ただしR8−瓜の意味は前記式〔1〕におけるものと
同じであり、n、mは2以上の整数である)この様な特
長を利用することにより、2−メチレン−1,3−ジオ
キソシン化合物は一液無溶剤型の硬化性組成物として、
金属、ゴム、プラスチックス。
同じであり、n、mは2以上の整数である)この様な特
長を利用することにより、2−メチレン−1,3−ジオ
キソシン化合物は一液無溶剤型の硬化性組成物として、
金属、ゴム、プラスチックス。
繊維、木材、皮革、ガラス等多種類の材料の接着に使用
され、また上記多種類の材料のコーティング剤としても
実用化しうる可能性を有している。
され、また上記多種類の材料のコーティング剤としても
実用化しうる可能性を有している。
しかしながら2−メチレン−1,6−ジオキソシン化合
物は、その容易なカチオン重合性ゆえに、保存安定性が
悪いというデメリットがあり、充分に実用的に利用出来
るとは言い難い。
物は、その容易なカチオン重合性ゆえに、保存安定性が
悪いというデメリットがあり、充分に実用的に利用出来
るとは言い難い。
そこで本発明者等は、上記の如き2−メチレン−1,3
−ジオキソラン化合物の欠点を解消し、貯蔵安定性にす
ぐれ、良好な接着性またはコニティング性を有する2−
メチレン−1,6−ジオキシ2ン化合物系硬化性組成物
を提供せんと鋭意検討した結果、本発明を完成するに至
った。
−ジオキソラン化合物の欠点を解消し、貯蔵安定性にす
ぐれ、良好な接着性またはコニティング性を有する2−
メチレン−1,6−ジオキシ2ン化合物系硬化性組成物
を提供せんと鋭意検討した結果、本発明を完成するに至
った。
すなわち本発明は下記一般式〔1〕で示される2−メチ
レン−1,3−ジオキソラン化合物、塩基性化合物およ
びラジカル重合禁止剤からなることを特徴とする硬化性
組成物である。
レン−1,3−ジオキソラン化合物、塩基性化合物およ
びラジカル重合禁止剤からなることを特徴とする硬化性
組成物である。
本発明の2−メチレン−13−ジオキソラン化合物は上
記一般式〔1〕で示されるが、一般式〔1〕におけるR
1−R4で表わされる基のうち、置換または非置換の炭
化水素残基は、例えばアルキル基、アリル基、フェニル
基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、シ
アノアルキル基等であり、更に具体的には例えばメチル
、エチル、プロピル、メチル、フェニル、ベンジル、ヒ
ドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピ
ル、メトキシメチル、メトキシエチル、メトキシエチル
、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキシプロピル
等が挙げられる。
記一般式〔1〕で示されるが、一般式〔1〕におけるR
1−R4で表わされる基のうち、置換または非置換の炭
化水素残基は、例えばアルキル基、アリル基、フェニル
基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、シ
アノアルキル基等であり、更に具体的には例えばメチル
、エチル、プロピル、メチル、フェニル、ベンジル、ヒ
ドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピ
ル、メトキシメチル、メトキシエチル、メトキシエチル
、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキシプロピル
等が挙げられる。
一般式〔1〕におけるR8−曳は上記の他に水素原子、
シアノ基をも表わすものであり、R1〜助マそれぞれ互
に同一または異なっていてもよい。
シアノ基をも表わすものであり、R1〜助マそれぞれ互
に同一または異なっていてもよい。
2−メチレン−1,」−ジオキソラン化合物の具体的例
としては、2−メチレン−1,6−ジオキソラン、2−
メチレン−4−メチル−1,3−ジオキソ2ン、2−メ
チレン−4−エチル−1,3−ジオキソラン、2−メチ
レン−4−アリル−1,3−ジオキソラン、2−メチレ
ン−4−フェニル−1,3−ジオキソラン、2−メチレ
ン−4−ヒドロキシエチル−1,6−ジオキソラン、2
−メチレン−4−メトキシエチル−1,6−ジオキソラ
ン、2−メチレン−4−シアノメチル−1,6−ジオキ
ソラン、2−yLfvン−45−ジメチル−ジオキシラ
ン、2−メチレン−4,5−ジヒドロキシエチル−1,
3−ジオキシラン、2−メチレン−4−エチル−5−フ
ェニル−1,6−ジオキソラン、2−)fし7−4,4
−ジメチル−1,3−ジオキシラン、2−メチレン−4
−シアノ−1,6−ジオキソラン、2−メチレン−4,
5−ジシアノ−1,3−ジオキソラン等が挙げられ、更
に好適には2−メチレン−4−フェニル−1,3−ジオ
キシラン、2−メチレン−4−エチル−1,3−ジオキ
ソラン等が挙げられる。
としては、2−メチレン−1,6−ジオキソラン、2−
メチレン−4−メチル−1,3−ジオキソ2ン、2−メ
チレン−4−エチル−1,3−ジオキソラン、2−メチ
レン−4−アリル−1,3−ジオキソラン、2−メチレ
ン−4−フェニル−1,3−ジオキソラン、2−メチレ
ン−4−ヒドロキシエチル−1,6−ジオキソラン、2
−メチレン−4−メトキシエチル−1,6−ジオキソラ
ン、2−メチレン−4−シアノメチル−1,6−ジオキ
ソラン、2−yLfvン−45−ジメチル−ジオキシラ
ン、2−メチレン−4,5−ジヒドロキシエチル−1,
3−ジオキシラン、2−メチレン−4−エチル−5−フ
ェニル−1,6−ジオキソラン、2−)fし7−4,4
−ジメチル−1,3−ジオキシラン、2−メチレン−4
−シアノ−1,6−ジオキソラン、2−メチレン−4,
5−ジシアノ−1,3−ジオキソラン等が挙げられ、更
に好適には2−メチレン−4−フェニル−1,3−ジオ
キシラン、2−メチレン−4−エチル−1,3−ジオキ
ソラン等が挙げられる。
本発明における塩基性化合物は、例えばアンモニア、エ
チルアミン、ジエチルアミン、メチルアミン、ジメチル
アミン、トリエチルアミン、ピコリン、アニリン、ピリ
ジン、ピペリジン、N、N−ジメチル千−トルイジン、
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、金属ナトリウ
ム、ソジウムメトオキサイド、等が挙げられ、特に好適
にはピリジン、N、N−ジメチル−P−)ルイジン等が
挙げられる。
チルアミン、ジエチルアミン、メチルアミン、ジメチル
アミン、トリエチルアミン、ピコリン、アニリン、ピリ
ジン、ピペリジン、N、N−ジメチル千−トルイジン、
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、金属ナトリウ
ム、ソジウムメトオキサイド、等が挙げられ、特に好適
にはピリジン、N、N−ジメチル−P−)ルイジン等が
挙げられる。
本発明におけるラジカル重合禁止剤は、例えばハイドロ
キノン、ターシャリ−ブチルハイドロキノン、ジーター
シャリーブチルノ)イドロキノン、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル、カテコール、フェノチアジン等が挙げ
られ、特に好適な例としてはハイドロキノン、フェノチ
アジン等が挙げられる。
キノン、ターシャリ−ブチルハイドロキノン、ジーター
シャリーブチルノ)イドロキノン、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル、カテコール、フェノチアジン等が挙げ
られ、特に好適な例としてはハイドロキノン、フェノチ
アジン等が挙げられる。
本発明の構成成分の各配合割合は、2−メチレン−1,
6−ジオキソラン化合物と塩基性化合物の合計量に対し
、塩基性化合物が好ましくは1o〜50、 OOOpp
m、更に好マt、<611 []o〜5.[l[ll[
ippmであり、10ppmを下まわると得られる硬化
性組成物がゲル化しやすく、又保存安定性が悪くなり、
50.000 ppmを越えると硬化するのに時間がか
又り、かつ得られる硬化物の強度が低下し、接着剤、コ
ーティング剤とし℃の用をなさなくなる恐れがある。
6−ジオキソラン化合物と塩基性化合物の合計量に対し
、塩基性化合物が好ましくは1o〜50、 OOOpp
m、更に好マt、<611 []o〜5.[l[ll[
ippmであり、10ppmを下まわると得られる硬化
性組成物がゲル化しやすく、又保存安定性が悪くなり、
50.000 ppmを越えると硬化するのに時間がか
又り、かつ得られる硬化物の強度が低下し、接着剤、コ
ーティング剤とし℃の用をなさなくなる恐れがある。
又、ラジカル重合禁止剤は、上記2−メチレン−1,3
−ジオキソラン化合物と塩基性化合物の合計量100重
量部に対し、好ましくはQ、0001〜5重量部、更に
好ましくは0.001〜0.5重量部がよく、0.0[
101重量部を下まわると得られる硬化性組成物の保存
安定性が悪くなり、5重量部を越えると硬化時間が長く
なり、又得られる硬化物の強度も低下する恐れがある。
−ジオキソラン化合物と塩基性化合物の合計量100重
量部に対し、好ましくはQ、0001〜5重量部、更に
好ましくは0.001〜0.5重量部がよく、0.0[
101重量部を下まわると得られる硬化性組成物の保存
安定性が悪くなり、5重量部を越えると硬化時間が長く
なり、又得られる硬化物の強度も低下する恐れがある。
又、上記各構成成分は得ようとする硬化物の目的に応じ
、各1種のみならず、2種以上併用しても何ら差し支え
ない。
、各1種のみならず、2種以上併用しても何ら差し支え
ない。
本発明組成物はそれが適用される素材例えば被着材等の
表面に微量に存在している水分により、または被着材の
表面が酸性であることにより重合を開始すると推定1−
ており、本発明組成物を例えば被着材に塗布し、重ね合
せ、または材料の表面に塗布し、通常の雰囲気例えば2
o±5℃、65±20%RHの条件下に数日放置するこ
とにより、その硬化は充分円滑に行なわれる。
表面に微量に存在している水分により、または被着材の
表面が酸性であることにより重合を開始すると推定1−
ており、本発明組成物を例えば被着材に塗布し、重ね合
せ、または材料の表面に塗布し、通常の雰囲気例えば2
o±5℃、65±20%RHの条件下に数日放置するこ
とにより、その硬化は充分円滑に行なわれる。
本発明組成物に所定量の水分を含有させることは、その
特性を向上させるに有効である。すなわち、本発明組成
物が適度な水分を含有していると、本発明組成物の硬化
時に重合が促進され、かつ得られる硬化物の接着強度が
増加する。
特性を向上させるに有効である。すなわち、本発明組成
物が適度な水分を含有していると、本発明組成物の硬化
時に重合が促進され、かつ得られる硬化物の接着強度が
増加する。
水分の含有量は、2−メチレン−1,3−ジオキソ2ン
化合物、塩基性化合物、ラジカル重合禁止剤および水分
の合計量に対し、好ましくは5o〜s、 o o o
ppm、、更に好ましくは200〜1.000ppmで
ある。s o ppmを下まわる値では硬化促進作用が
あまりなぐ、5,000 ppmを越えると、硬化性組
成物の安定性が悪くなる可能性があり、又硬化物の強度
が低下する恐れが生じる。
化合物、塩基性化合物、ラジカル重合禁止剤および水分
の合計量に対し、好ましくは5o〜s、 o o o
ppm、、更に好ましくは200〜1.000ppmで
ある。s o ppmを下まわる値では硬化促進作用が
あまりなぐ、5,000 ppmを越えると、硬化性組
成物の安定性が悪くなる可能性があり、又硬化物の強度
が低下する恐れが生じる。
本発明組成物における水分、は、その他の構成4分から
調製された組成物を、通常状態で例えばポリエ、チレン
性容器等のごとき透湿性材料製の容器中に保存しておく
ことによって含有させ得る他、皆に水分含有量の高い硬
化性組成物を短期間に得たい場合は所要量の水を添加す
ることによって含有させることもできる。
調製された組成物を、通常状態で例えばポリエ、チレン
性容器等のごとき透湿性材料製の容器中に保存しておく
ことによって含有させ得る他、皆に水分含有量の高い硬
化性組成物を短期間に得たい場合は所要量の水を添加す
ることによって含有させることもできる。
本発明組成物にその性能を阻害しないものならば、更に
増粘剤、溶剤、着色剤、その他の適宜の添加物を添加し
ても差し支えなく、硬化性組成物としての特性を活用す
るためには、2−メチレン−1,3−ジオキソラン化合
物、塩基性化合物およびラジカル重合禁止剤の合計量1
00重量部に対し上記添加物の配合量を0.1〜200
重量部とすることが好ましい。
増粘剤、溶剤、着色剤、その他の適宜の添加物を添加し
ても差し支えなく、硬化性組成物としての特性を活用す
るためには、2−メチレン−1,3−ジオキソラン化合
物、塩基性化合物およびラジカル重合禁止剤の合計量1
00重量部に対し上記添加物の配合量を0.1〜200
重量部とすることが好ましい。
本発明組成物は、例えば2−メチレン−1,3−ジオキ
ソラン化合物に塩基性化合物およびラジカル重合禁止剤
を添加し、混合し、必要に応じて、水分を添加し、更に
増粘剤等を添加混合することにより容易に製造する事が
出来る。
ソラン化合物に塩基性化合物およびラジカル重合禁止剤
を添加し、混合し、必要に応じて、水分を添加し、更に
増粘剤等を添加混合することにより容易に製造する事が
出来る。
以上に述べた如く本発明組成物は、従来不安定とされて
いた2−メチレン−1,6−ジオキソラン化合物に、塩
基性化合物とラジカル重合禁止剤とを加える事により、
その基本的な硬化特性を損なうことな(、非常に優れた
保存安定性をもたらした硬化性組成物であり、更に必要
に応じて水分を所定世含有させる事により硬化速度を促
進させることが可能なものであって、溶剤を揮発させた
り、触媒や硬化剤を混合したり熱をかけたりすることを
必要条件としない一液無溶剤常温硬化性組成物である。
いた2−メチレン−1,6−ジオキソラン化合物に、塩
基性化合物とラジカル重合禁止剤とを加える事により、
その基本的な硬化特性を損なうことな(、非常に優れた
保存安定性をもたらした硬化性組成物であり、更に必要
に応じて水分を所定世含有させる事により硬化速度を促
進させることが可能なものであって、溶剤を揮発させた
り、触媒や硬化剤を混合したり熱をかけたりすることを
必要条件としない一液無溶剤常温硬化性組成物である。
さらに本発明組成物は金属、ゴム、グラスチック、繊維
、木材、皮革、ガラス等被着材を選ばない万能接着性を
有し、引張り強度、引張り剪断強度、T−ハクリ強度等
各種接着強度が非常にすぐれ、しかも硬化物が無色透明
であり、材料の外観を損うことなくきれいな仕上がりが
得られるという、極めて実用的価値の高いものである。
、木材、皮革、ガラス等被着材を選ばない万能接着性を
有し、引張り強度、引張り剪断強度、T−ハクリ強度等
各種接着強度が非常にすぐれ、しかも硬化物が無色透明
であり、材料の外観を損うことなくきれいな仕上がりが
得られるという、極めて実用的価値の高いものである。
以下実施例、比較例を掲げ本発明を更に具体的に説明す
る。
る。
実施例1
クロロアセタールとスチレンジオールとを反応させ、脱
塩化水素した2−メチレン−4−フェニル−1,3−ジ
オキシランは、沸点が圧力0.5−ゼで約60℃であり
、赤外核磁気共鳴等で確認された。
塩化水素した2−メチレン−4−フェニル−1,3−ジ
オキシランは、沸点が圧力0.5−ゼで約60℃であり
、赤外核磁気共鳴等で確認された。
この2−メチレン−4−フェニル−1,6−ジオキソラ
ン100重量部にピリジン01重量部、ノ・イドロキノ
ン0.1重量部を添加混合して、硬化性組成物を調製し
た。
ン100重量部にピリジン01重量部、ノ・イドロキノ
ン0.1重量部を添加混合して、硬化性組成物を調製し
た。
調製直後、及びポリエチレン製密閉容器に入れて6ケ月
間10±2℃で貯蔵した後の該硬化性組成物の、粘度、
含有水分量、固着時間、引張り強度、引張り剪断強度、
及びT /%クリ強度を測定した。
間10±2℃で貯蔵した後の該硬化性組成物の、粘度、
含有水分量、固着時間、引張り強度、引張り剪断強度、
及びT /%クリ強度を測定した。
その結果、調整直後の粘度、含有水分量、固着時間、引
張り強度、引張り剪断強度、及びT /%クリ強度は、
それぞれ2.0センチボイス、200ppm、5分、1
50kg/cd、55.0kg/d、1、5 kg/
25 tmであり、又3ケ月間貯蔵後のもののそれぞれ
の値は、20.吐ンチボイズ、450 pp−m、6分
、140’q/cd、5 o、 o kp/d、 1.
a ky/25露であつ【、3ケ月間貯蔵後も本発明
硬化性組成物の性能上の劣化は、はとんど認められなか
った。
張り強度、引張り剪断強度、及びT /%クリ強度は、
それぞれ2.0センチボイス、200ppm、5分、1
50kg/cd、55.0kg/d、1、5 kg/
25 tmであり、又3ケ月間貯蔵後のもののそれぞれ
の値は、20.吐ンチボイズ、450 pp−m、6分
、140’q/cd、5 o、 o kp/d、 1.
a ky/25露であつ【、3ケ月間貯蔵後も本発明
硬化性組成物の性能上の劣化は、はとんど認められなか
った。
尚、含有水分量はカールフィッシャー水分滴定法を電量
法によって行ない、又前記固着時間は、研磨、脱脂した
FRPII!Jパッドピースを用いて温度23±1℃、
湿度50±3%RHの条件下で、硬化性組成物を塗布後
、塗布面積1cIIで重ね合わせて放置し、5 kg/
LM1の抗張力が得られるまでの時間を測定したもので
ある。又、引張り強度及び引張り剪断強度は研磨、サン
ドブ2スト、脱脂を行なった38X12.7X12.7
vax(r)軟鋼柱、25X100XL6mの軟鋼板を
それぞれ用いて、各塗布面積12.7yF12.7薫、
12.5X25朋で重ね合わせ、48時間養生した後、
引張り試験機(ストログラフW型:東洋精機製作所)で
50龍/順の引張り速度で測定したものである。
法によって行ない、又前記固着時間は、研磨、脱脂した
FRPII!Jパッドピースを用いて温度23±1℃、
湿度50±3%RHの条件下で、硬化性組成物を塗布後
、塗布面積1cIIで重ね合わせて放置し、5 kg/
LM1の抗張力が得られるまでの時間を測定したもので
ある。又、引張り強度及び引張り剪断強度は研磨、サン
ドブ2スト、脱脂を行なった38X12.7X12.7
vax(r)軟鋼柱、25X100XL6mの軟鋼板を
それぞれ用いて、各塗布面積12.7yF12.7薫、
12.5X25朋で重ね合わせ、48時間養生した後、
引張り試験機(ストログラフW型:東洋精機製作所)で
50龍/順の引張り速度で測定したものである。
さらにT−ハクリ強度は、脱脂した2 5 X 100
X0.3ms+の軟鋼板を重ね合わせ、96時間養生し
た後、上記引張り試験機で、100Bz/11wLの引
張り速度で測定したものである。
X0.3ms+の軟鋼板を重ね合わせ、96時間養生し
た後、上記引張り試験機で、100Bz/11wLの引
張り速度で測定したものである。
比較例1
実施例1で得た2−メチレン−4−フェニル−1,3−
ジオキソランに、塩基性化合物およびラジカル重合禁止
剤を添加せずに、実施例1と同様の試験を行なった結果
、初期の粘度、含有水分量、固着時間、引張り強度、引
張り剪断強度及びT−ハクリ強度は、それぞれ2.0セ
ンチポイズ、200ppm、 1分、175kg/cd
、7/Skg/cIl、4.0ユ/25顛であり、3ケ
月貯蔵後のものは、ゲル化して測定不可能であった。
ジオキソランに、塩基性化合物およびラジカル重合禁止
剤を添加せずに、実施例1と同様の試験を行なった結果
、初期の粘度、含有水分量、固着時間、引張り強度、引
張り剪断強度及びT−ハクリ強度は、それぞれ2.0セ
ンチポイズ、200ppm、 1分、175kg/cd
、7/Skg/cIl、4.0ユ/25顛であり、3ケ
月貯蔵後のものは、ゲル化して測定不可能であった。
実施例2〜7および比較例2〜4
表1に示す2−メチレン−1,3−ジオキソラン化合物
に表1に示す塩基性化合物およびラジカル重合禁止剤を
添加混合して、硬化性組成物を調製した。
に表1に示す塩基性化合物およびラジカル重合禁止剤を
添加混合して、硬化性組成物を調製した。
硬化性組成物実施例2〜7、比較例2〜4について、実
施例1と同様に性能試験を行ない、その結果を表1に示
した。
施例1と同様に性能試験を行ない、その結果を表1に示
した。
表1の結果から明らかな如く、本発明硬化性組成物は調
整後3ケ月貯蔵後も性能上の劣化は認められなかった。
整後3ケ月貯蔵後も性能上の劣化は認められなかった。
手続補正書
昭和58年2月7日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第137861号
2、発明の名称
硬化性組成物
6、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 東京都港区西新橋1丁目14番1号名称 (30
3)東亜合成化学工業株式会社代表取締役 小 森 隆 4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)明細書第15頁の表1の「比較例4」における「
粘度;6力月後」欄にl’−20,OJとあるな「20
0」と、同「引張り剪断強度;3力月後」欄に「*」と
あるな「68」と補正する。
3)東亜合成化学工業株式会社代表取締役 小 森 隆 4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)明細書第15頁の表1の「比較例4」における「
粘度;6力月後」欄にl’−20,OJとあるな「20
0」と、同「引張り剪断強度;3力月後」欄に「*」と
あるな「68」と補正する。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 t 下記一般式〔1〕で示される2−メチレン−1,6
−ジオキソラン化合物、塩基性化合物およびラジカル重
合禁止剤からなることを特徴とす
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13786183A JPS6031506A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13786183A JPS6031506A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 硬化性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031506A true JPS6031506A (ja) | 1985-02-18 |
JPH0319241B2 JPH0319241B2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=15208466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13786183A Granted JPS6031506A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 硬化性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144887A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 光学活性2−メチレン−4−置換−1,3−ジオキソラン |
JPS61166829A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-07-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 2−メチレン−4−置換−1,3−ジオキソランの光学活性ホモポリマ− |
JP2011195786A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Sanyo Chem Ind Ltd | インクジェット印刷インク用重合性化合物及びインク組成物 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13786183A patent/JPS6031506A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144887A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 光学活性2−メチレン−4−置換−1,3−ジオキソラン |
JPS61166829A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-07-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 2−メチレン−4−置換−1,3−ジオキソランの光学活性ホモポリマ− |
JP2011195786A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Sanyo Chem Ind Ltd | インクジェット印刷インク用重合性化合物及びインク組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0319241B2 (ja) | 1991-03-14 |
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