JPS6031466B2 - 油性食品の変質防止法 - Google Patents
油性食品の変質防止法Info
- Publication number
- JPS6031466B2 JPS6031466B2 JP52139199A JP13919977A JPS6031466B2 JP S6031466 B2 JPS6031466 B2 JP S6031466B2 JP 52139199 A JP52139199 A JP 52139199A JP 13919977 A JP13919977 A JP 13919977A JP S6031466 B2 JPS6031466 B2 JP S6031466B2
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- JP
- Japan
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- oxygen
- packaging
- packaging material
- transparent
- iron oxide
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、油性食品の変質防止法に関する。
ポテトチップ、ピーナッツ、揚げせんべい等の油性食品
が近年、市場に多数出回っているが、これらの食品は、
使用している油等の変質が非常に起こりやすいため衛生
上の問題を起こすおそれがあった。本発明はこのように
酸化を起こしやすい油性食品を対象として開発した変質
防止法に関する。従来、食品の酸化を防止する手段とし
て‘1}酸化防止剤を添加する方法、{2}炭酸ガス、
窒素ガス等の不活性ガスを充填する方法、{3}真空包
装する方法、{4)酸素吸収剤により包装内の酸素を除
去する方法、■紫外線遮断性を有するフィルムで包装す
る方法、等が知られている。しかしながら、【1ーの方
法では、食品中に酸化防止剤を内添するので安全性、衛
生性に問題があった。
が近年、市場に多数出回っているが、これらの食品は、
使用している油等の変質が非常に起こりやすいため衛生
上の問題を起こすおそれがあった。本発明はこのように
酸化を起こしやすい油性食品を対象として開発した変質
防止法に関する。従来、食品の酸化を防止する手段とし
て‘1}酸化防止剤を添加する方法、{2}炭酸ガス、
窒素ガス等の不活性ガスを充填する方法、{3}真空包
装する方法、{4)酸素吸収剤により包装内の酸素を除
去する方法、■紫外線遮断性を有するフィルムで包装す
る方法、等が知られている。しかしながら、【1ーの方
法では、食品中に酸化防止剤を内添するので安全性、衛
生性に問題があった。
また(2}および(3}の方法は、食品中に残存する酸
素あるいは食品に付着している酸素によって酸化が進ん
でしまったり、あるいは、装置および操作が簡単にでき
ず、またコスト的に満足できない等の問題があった。本
発明者等は(4}の方法について種々実験を試みたとこ
ろ、理由は判明されなかったが太陽光のような紫外線を
受けると油性食品では十分な効果が得られず更に改良す
べき点が必要とされた。また、脇の方法では紫外線遮断
性を有するフィルムは一般に不透明な包装材であるため
内容物が外から確認できず商品効果に於て問題があった
。また紫外線遮断性を有する透明なフィルムを使用する
際も一般に用いられている有機系の紫外線吸収剤は安全
性、衛生性に於て問題があり、また、ベンガラ、チタン
等の無機系の紫外線吸収剤で紫外線遮断性フィルムをつ
くりこれを使用しても包装体内部に残存する酸素あるい
は包装体中に入っている酸素により酸化を受け、油性食
品に於ては更に、改良すべき点が必要とされるものであ
った。本発明者らは、このような点に鑑み、酸化を非常
に受けやすい油性食品の変質防止について鋭意研究の結
果、本発明を完成させたものである。すなわち、本発明
は酸素不透過性、紫外線遮断性包装材の少なくとも一部
分は粒蓬200肌仏以下、好ましくは150肌ぷ以下の
酸化チタン又は酸化鉄粒子を施し透明にした密封包装体
中に酸化吸収剤を収容せしめることを特徴とする油性食
品の変質防止法である。本発明にて、酸素不透過性、紫
外線遮断性包装材としてはプラスチックフィルムよりな
る複合フィルムが一般的で食品に接する内面にヒートシ
ール性および衛生性等の面によりポリオレフィン系フィ
ルムを用い、その外面に酸素不透過性の塩化ビニリデン
樹脂、アクリロントリル樹脂、ポリビニルアルコール、
エチレン−酢酸ビニル部分ケン化樹脂等の1種ないし2
種以上を用い、必要に応じて更にポリエステル系樹脂、
ポリアミド系樹脂、あるいはセロハン等のフィルムを穣
層したものからなるものが好ましい。
素あるいは食品に付着している酸素によって酸化が進ん
でしまったり、あるいは、装置および操作が簡単にでき
ず、またコスト的に満足できない等の問題があった。本
発明者等は(4}の方法について種々実験を試みたとこ
ろ、理由は判明されなかったが太陽光のような紫外線を
受けると油性食品では十分な効果が得られず更に改良す
べき点が必要とされた。また、脇の方法では紫外線遮断
性を有するフィルムは一般に不透明な包装材であるため
内容物が外から確認できず商品効果に於て問題があった
。また紫外線遮断性を有する透明なフィルムを使用する
際も一般に用いられている有機系の紫外線吸収剤は安全
性、衛生性に於て問題があり、また、ベンガラ、チタン
等の無機系の紫外線吸収剤で紫外線遮断性フィルムをつ
くりこれを使用しても包装体内部に残存する酸素あるい
は包装体中に入っている酸素により酸化を受け、油性食
品に於ては更に、改良すべき点が必要とされるものであ
った。本発明者らは、このような点に鑑み、酸化を非常
に受けやすい油性食品の変質防止について鋭意研究の結
果、本発明を完成させたものである。すなわち、本発明
は酸素不透過性、紫外線遮断性包装材の少なくとも一部
分は粒蓬200肌仏以下、好ましくは150肌ぷ以下の
酸化チタン又は酸化鉄粒子を施し透明にした密封包装体
中に酸化吸収剤を収容せしめることを特徴とする油性食
品の変質防止法である。本発明にて、酸素不透過性、紫
外線遮断性包装材としてはプラスチックフィルムよりな
る複合フィルムが一般的で食品に接する内面にヒートシ
ール性および衛生性等の面によりポリオレフィン系フィ
ルムを用い、その外面に酸素不透過性の塩化ビニリデン
樹脂、アクリロントリル樹脂、ポリビニルアルコール、
エチレン−酢酸ビニル部分ケン化樹脂等の1種ないし2
種以上を用い、必要に応じて更にポリエステル系樹脂、
ポリアミド系樹脂、あるいはセロハン等のフィルムを穣
層したものからなるものが好ましい。
そしてその複合フィルムの少なくとも一層に粒径200
の仏以下の酸化チタン又は酸化鉄粒子を練り込み等によ
り分散させるかあるいは「酸化チタン又は酸化鉄粒子を
含む、接着剤、コーティング剤を製造せしめ、これを塗
布せしめ、酸化チタン又は酸化鉄粒子を有する部分を、
透明かつ紫外線遮断性を有するようにし本発明に係わる
包装剤を製造せしめる。この際酸化チタン又は酸素鉄を
接着剤中に含有させる方法は、複合フィルムを製造する
工程と同時にできるので非常に有利である。また、本発
明にて、包装材の透明部は、酸化チタン又は、酸化鉄粒
子を有するようにして紫外線遮断性にするものであるが
包装材の一部が透明であればよいときはそれ以外の1部
分にアルミニウム箔、紙等の不透明フィルムを用いても
よく、また透明部に紫外線を遮断する通常の有色顔料等
を用いた有色コーティング剤を塗布する等適宜選択して
包装材を形成し本発明に係わる酸素不透過性かつ紫外線
遮断性であり内容物が外から確認できるように少なくと
も一部に酸化チタン又は酸化鉄粒子を施した透明部を有
する包装材とする。
の仏以下の酸化チタン又は酸化鉄粒子を練り込み等によ
り分散させるかあるいは「酸化チタン又は酸化鉄粒子を
含む、接着剤、コーティング剤を製造せしめ、これを塗
布せしめ、酸化チタン又は酸化鉄粒子を有する部分を、
透明かつ紫外線遮断性を有するようにし本発明に係わる
包装剤を製造せしめる。この際酸化チタン又は酸素鉄を
接着剤中に含有させる方法は、複合フィルムを製造する
工程と同時にできるので非常に有利である。また、本発
明にて、包装材の透明部は、酸化チタン又は、酸化鉄粒
子を有するようにして紫外線遮断性にするものであるが
包装材の一部が透明であればよいときはそれ以外の1部
分にアルミニウム箔、紙等の不透明フィルムを用いても
よく、また透明部に紫外線を遮断する通常の有色顔料等
を用いた有色コーティング剤を塗布する等適宜選択して
包装材を形成し本発明に係わる酸素不透過性かつ紫外線
遮断性であり内容物が外から確認できるように少なくと
も一部に酸化チタン又は酸化鉄粒子を施した透明部を有
する包装材とする。
なお、本発明にて酸化チタン又は酸化鉄粒子は粒径20
0肌仏以下が9の重量%以上を占めるものが紫外線遮断
性および透明性の面から好ましく150机山以下のもの
は更に好ましい。また、本発明にて酸素吸収剤としては
、従来公知の種々の酸素吸収剤が使用でき、例えば、鉄
粉系(特関昭52一104486)、ハイドロサルフア
ィト(特開昭51一86090)、ハイドロキノン系(
特開昭51−119392)、没食子酸系(特開昭51
−117991)、グルコースオキシターゼ系(特開昭
48一59089)、サルコミン(特公昭48−435
52)、アルカリ金属硫化物系(特願昭52−4255
6)等の中から任意に使用できる。
0肌仏以下が9の重量%以上を占めるものが紫外線遮断
性および透明性の面から好ましく150机山以下のもの
は更に好ましい。また、本発明にて酸素吸収剤としては
、従来公知の種々の酸素吸収剤が使用でき、例えば、鉄
粉系(特関昭52一104486)、ハイドロサルフア
ィト(特開昭51一86090)、ハイドロキノン系(
特開昭51−119392)、没食子酸系(特開昭51
−117991)、グルコースオキシターゼ系(特開昭
48一59089)、サルコミン(特公昭48−435
52)、アルカリ金属硫化物系(特願昭52−4255
6)等の中から任意に使用できる。
これら酸素吸収剤の使用形態としては、通常、酸素吸収
剤を紙のような酸素透過性材料で小袋状にしたものを使
用直前まで非酸素雰囲気中に保存し油性食品を密閉包装
する際に包装体内に収容し、包装体内部の酸素を吸収除
去する。または、酸素吸収剤を酸素透過性バインダー中
に分散せしめたものを包装体内面にコーティングせしめ
る方法等がある。本発明に係わる包装の形態としては袋
状軟包装物、びん、缶、箱状等各種の形態が用いられる
。
剤を紙のような酸素透過性材料で小袋状にしたものを使
用直前まで非酸素雰囲気中に保存し油性食品を密閉包装
する際に包装体内に収容し、包装体内部の酸素を吸収除
去する。または、酸素吸収剤を酸素透過性バインダー中
に分散せしめたものを包装体内面にコーティングせしめ
る方法等がある。本発明に係わる包装の形態としては袋
状軟包装物、びん、缶、箱状等各種の形態が用いられる
。
また、本発明にて油性食品としては揚げせんべい等の油
菓子、ポチトチップ等のスナック食品、ピーナッツ、お
よび食用植物油等、油を含有ないし成分とする易酸化性
の食品を対象とするものであり、本発明はこれらの食品
に対し、きわめて適した効果を示すものである。本発明
によれば、酸素不透過性の包装材を用いるので密閉後の
包装体に於て酸素の出入を遮断できる。
菓子、ポチトチップ等のスナック食品、ピーナッツ、お
よび食用植物油等、油を含有ないし成分とする易酸化性
の食品を対象とするものであり、本発明はこれらの食品
に対し、きわめて適した効果を示すものである。本発明
によれば、酸素不透過性の包装材を用いるので密閉後の
包装体に於て酸素の出入を遮断できる。
また紫外線遮断性の包装材であるから紫外線による酸化
も防止する。また、少なくとも一部は、酸化チタン又は
酸化鉄という無機系の透明紫外線吸収剤を使用している
ので、紫外線を遮断しても、内容物が確認できるという
非常に大きな商品効果を備えている。
も防止する。また、少なくとも一部は、酸化チタン又は
酸化鉄という無機系の透明紫外線吸収剤を使用している
ので、紫外線を遮断しても、内容物が確認できるという
非常に大きな商品効果を備えている。
また、前記紫外線吸収剤は、食品包装に於て衛生性、安
全性についてきわめて好ましいものである。さらに包装
後、内部に残存している酸素および油性食品に付着ない
し含有されている酸素までも、酸素吸収剤の導きにより
除去することができるので、油性食品の酸化をほぼ完全
に抑えられる。したがって、本発明は従来の包装方法で
は満足できなかったような著しい品質保護効果および商
品効果並びに食品メーカーおよび需要者の要望にマッチ
した画期的な油性食品の変質防止法となりえたものであ
る。
全性についてきわめて好ましいものである。さらに包装
後、内部に残存している酸素および油性食品に付着ない
し含有されている酸素までも、酸素吸収剤の導きにより
除去することができるので、油性食品の酸化をほぼ完全
に抑えられる。したがって、本発明は従来の包装方法で
は満足できなかったような著しい品質保護効果および商
品効果並びに食品メーカーおよび需要者の要望にマッチ
した画期的な油性食品の変質防止法となりえたものであ
る。
以下、実施例について述べる。
実施例 1
包装材の作成
■ ポリ塩化ビニル中に黄色酸化鉄(チタン工業社製M
APICO YELLOW LOW OPACITY)
を2本ロールにより粉砕し、平均粒径100肌仏前後に
分散させ、黄色酸化鉄が約0.5多/での濃度になる透
明シート(厚さ150山)を作製した。
APICO YELLOW LOW OPACITY)
を2本ロールにより粉砕し、平均粒径100肌仏前後に
分散させ、黄色酸化鉄が約0.5多/での濃度になる透
明シート(厚さ150山)を作製した。
(包装材−A)‘B} ■と同様に黄色酸化鉄濃度が約
1.0夕/〆になる透明シートを作製した。(包装材−
B)【C}‘Bーの黄色酸化鉄の代りに、酸化チタンを
【B’と同様の方法で平均粒径30〜40の〃‘こ分散
させ約1.0夕/〆の濃度となる透明シートを作製した
。
1.0夕/〆になる透明シートを作製した。(包装材−
B)【C}‘Bーの黄色酸化鉄の代りに、酸化チタンを
【B’と同様の方法で平均粒径30〜40の〃‘こ分散
させ約1.0夕/〆の濃度となる透明シートを作製した
。
(包装材−C)‘功 ポリ塩化ビニリデン中に【B}と
同様にして黄色酸化鉄濃度が約1.0夕/めとなる透明
シートを作製し、これと、ポリエチレンフィルムとの透
明複合包装材を作製した。
同様にして黄色酸化鉄濃度が約1.0夕/めとなる透明
シートを作製し、これと、ポリエチレンフィルムとの透
明複合包装材を作製した。
(包装材−D)‘E’アクリロニトリル樹脂中に【B}
と同様にして黄色酸化鉄濃度が約1.0夕/力となるシ
ートを作製し、これとポリエチレンフィルムとの透明複
合包装材を作製した。
と同様にして黄色酸化鉄濃度が約1.0夕/力となるシ
ートを作製し、これとポリエチレンフィルムとの透明複
合包装材を作製した。
(包装材一E)‘打 包装材A、B、Cにそれぞれ50
仏のポリ塩化ビニリデンおよびナイロンよりなるシート
をドライラミネート用ウレタン系接着剤(東洋モ−トン
社製アドコート305)を用いて貼り合せ、包装材A′
、B′、C′を作製した。
仏のポリ塩化ビニリデンおよびナイロンよりなるシート
をドライラミネート用ウレタン系接着剤(東洋モ−トン
社製アドコート305)を用いて貼り合せ、包装材A′
、B′、C′を作製した。
(これらの包装材は透明)G)ポリ塩化ビニリデンおよ
びナイロンよりなるシートとポリエチレンフイルムとを
ドライラミネート用ウレタン系接着剤(東洋モ−トン社
製アドコート305)に黄色酸化鉄をスチールボール使
用のアトラィターにより分散させたものにィソシアネー
ト化合物(東洋モートン社製アドコート355)を配合
した接着剤を用いラミネートし透明包装材−Gを作製し
た。
びナイロンよりなるシートとポリエチレンフイルムとを
ドライラミネート用ウレタン系接着剤(東洋モ−トン社
製アドコート305)に黄色酸化鉄をスチールボール使
用のアトラィターにより分散させたものにィソシアネー
ト化合物(東洋モートン社製アドコート355)を配合
した接着剤を用いラミネートし透明包装材−Gを作製し
た。
(mポリ塩化ビニIJデンおよびナイロンよりなるシ−
トおよびポリエチレンフィルムとをドライラミネート用
ウレタン系接着剤(東洋モートン社製アドコート305
)でラミネートしたシートのナイロン側に、ポリアミド
(花王石鹸社製RHEOMIDESP−40)とトルエ
ン/イソプロピルァルコールの重量比が2/1の混合溶
剤で調整したワニスを用いて赤色酸化鉄(チタン工業社
製MAPICO REDLOW OPACITY)を8
重量%混入させ、スチールボール使用のアトラィタ−に
て練肉調整し、平均粒径100の仏にて分散させたグラ
ビアインキを作製し、このインキを35仏のグラビアシ
リンダ−にて均一塗布し透明包装材−日を作製した。
トおよびポリエチレンフィルムとをドライラミネート用
ウレタン系接着剤(東洋モートン社製アドコート305
)でラミネートしたシートのナイロン側に、ポリアミド
(花王石鹸社製RHEOMIDESP−40)とトルエ
ン/イソプロピルァルコールの重量比が2/1の混合溶
剤で調整したワニスを用いて赤色酸化鉄(チタン工業社
製MAPICO REDLOW OPACITY)を8
重量%混入させ、スチールボール使用のアトラィタ−に
て練肉調整し、平均粒径100の仏にて分散させたグラ
ビアインキを作製し、このインキを35仏のグラビアシ
リンダ−にて均一塗布し透明包装材−日を作製した。
また、一般不透明有色インキと上記赤色酸化鉄を混入さ
せた透明インキとにより、いわゆる二色刷印刷をし、包
装材一1を作製した。
せた透明インキとにより、いわゆる二色刷印刷をし、包
装材一1を作製した。
酸素吸収剤の作製(部は重量部を示す)
‘ィ’鉄粉(100メッシュ)4部、活性炭(100メ
ッシュ)2部、水2部、を素ガス中で混合せしめ、この
混合物を通気性の紙袋に入れたのちポリ塩化ビニリデン
ーポリェチレンラミネート袋に入れた酸素吸収剤を作製
した。
ッシュ)2部、水2部、を素ガス中で混合せしめ、この
混合物を通気性の紙袋に入れたのちポリ塩化ビニリデン
ーポリェチレンラミネート袋に入れた酸素吸収剤を作製
した。
【o} 硫化ナトリウム5水塩(100メッシュ)4部
、カーボンブラック(コロンビアカーボン製No.99
9)1部を窒素ガス中で混合せしめ、この混合物を通気
性の紙袋に入れたのち、ポリ塩化ビニリデン−ポリエチ
レンラミネート袋に入れ、酸素吸収剤を作製した。
、カーボンブラック(コロンビアカーボン製No.99
9)1部を窒素ガス中で混合せしめ、この混合物を通気
性の紙袋に入れたのち、ポリ塩化ビニリデン−ポリエチ
レンラミネート袋に入れ、酸素吸収剤を作製した。
包装材D〜1を用い、それぞれ7肌×10cのの大きさ
の包装袋を作製し、これに皮むきピーナッツ15夕と酸
素吸収剤{ィはたは、酸素吸収剤{〇ーを酸素吸収する
よう開封した状態で収容し、包装袋をヒートシールして
密閉した。
の包装袋を作製し、これに皮むきピーナッツ15夕と酸
素吸収剤{ィはたは、酸素吸収剤{〇ーを酸素吸収する
よう開封した状態で収容し、包装袋をヒートシールして
密閉した。
このようにして得られた包装袋を晴天時の日光に14日
間暴露し、ピーナッツの酸化される状態を測定した。
間暴露し、ピーナッツの酸化される状態を測定した。
酸化状態の測定は、過酸化物価(POV値)により行な
った。
った。
また、比較の為に、酸素透過性の包装材、紫外線透過性
の包装材、包装材A〜1を用いた包装袋についても同様
の測定を行なった。
の包装材、包装材A〜1を用いた包装袋についても同様
の測定を行なった。
以上の結果を表−1に示す。
表−1
実施例 2
実施例1で使用した皮むきピーナッツのかわりに、ポテ
トチップ、インスタントラーメン、油揚げせんべいを用
い、水銀灯フェードメーターに48時間入れ、POV値
の測定を行なった。
トチップ、インスタントラーメン、油揚げせんべいを用
い、水銀灯フェードメーターに48時間入れ、POV値
の測定を行なった。
その結果を表−2に示す。表−2
なお、過酸化物価の測定は、内容物中の油脂を、精製し
たエーテルで抽出し、その抽出物からエーテルを完全に
蒸発させた後、チオ硫酸ナトリウムによるヨード滴定を
行い、抽出油分lk9の滴定に要した0.01Nチオ硫
酸ナトリウムのミリ当量数で表わした。
たエーテルで抽出し、その抽出物からエーテルを完全に
蒸発させた後、チオ硫酸ナトリウムによるヨード滴定を
行い、抽出油分lk9の滴定に要した0.01Nチオ硫
酸ナトリウムのミリ当量数で表わした。
Claims (1)
- 1 酸素不透過性、紫外線遮断性包装材の少なくとも一
部分は、粒径200mμ以下、好ましくは150mμ以
下の酸化チタン又は酸化鉄粒子を施し透明にした密封包
装体中に酸素吸収剤を収容せしめることを特徴とする油
性食品の変質防止法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52139199A JPS6031466B2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | 油性食品の変質防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52139199A JPS6031466B2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | 油性食品の変質防止法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5473139A JPS5473139A (en) | 1979-06-12 |
JPS6031466B2 true JPS6031466B2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=15239856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52139199A Expired JPS6031466B2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | 油性食品の変質防止法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031466B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57179273A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-04 | Kishimoto Akira | Sealing agent composition |
JPH0176711U (ja) * | 1987-11-10 | 1989-05-24 | ||
GB9121153D0 (en) * | 1991-10-04 | 1991-11-13 | Tioxide Chemicals Ltd | Method of preparing sunscreens |
GB9121143D0 (en) * | 1991-10-04 | 1991-11-13 | Tioxide Chemicals Limited | Dispersions |
JP4899209B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2012-03-21 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製容器 |
-
1977
- 1977-11-18 JP JP52139199A patent/JPS6031466B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5473139A (en) | 1979-06-12 |
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