JP4899209B2 - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体の上端部に角形のオーバーキャップを装着した合成樹脂製容器に関する。
たとえば、特許文献1に肩部に角形のオーバーキャップの下端部が外嵌する角形周壁部を形成した2軸延伸ポリエステルボトルに関する記載がある。
この種の容器では角形周壁部に、オーバーキャップの下端部をアンダーカット結合して、このオーバーキャップを容器に固定すると共に、オーバーキャップの回動操作により、角形周壁部の角部によりキャップの外周壁を拡径状に変形させて、アンダーカット結合状態を解消してキャップを取り外すようにしている。
特開平5−305653号公報
上記のような構成の容器では、角形周壁部にアンダーカット結合のための凹凸部を形成するが、この凹凸部の形状、そして形成位置の成形精度が要求され、成形品で金型の形状を忠実に転写できない場合にはオーバーキャップの固定状態がルーズになり、”がたつき”が発生してしまう。
特に、2軸延伸ブロー成形品において容器本体の肩部は、合成樹脂が比較的低温で、かなり延伸された状態で賦形されるので、完全な金型転写が困難であり、アンダーカット結合部分の寸法精度が不安定になる。また、肩部にアンダーカット結合のための凹凸部を設けると座屈強度が弱くなると云う問題もある。
ここで、これらアンダーカット結合部の寸法精度、座屈強度の低下に係る問題に対して、肩部の肉厚を厚くする方法が有効ではあるが、これでは壜体の重量が増加してしまい、コスト面、あるいは近年の省資源の面からの軽量化の要請に逆行してしまう。
本発明は上記のような従来技術における問題点を解消するためのものであり、角形オーバーキャップの容器本体へのアンダーカット結合を確実に達成するための構成の創出を課題とし、安全確実に使用できる角形オーバーキャップ付きの合成樹脂製容器を提供することを目的とする。
本発明の課題を解決するための手段のうち、請求項1記載の発明の手段は、
胴部に肩部を介して口筒部を起立設した有底筒状の容器本体に有頂角筒状のオーバーキャップを装着する合成樹脂製容器において、
容器本体は
肩部に多角形状の角形周壁部を形成し、口筒部の外周面の周方向に突条を突設したものとし、
オーバーキャップは
下端部が角形周壁部に外嵌する角形の外周壁を有し、この外周壁の内側に、口筒部に外嵌する嵌合部を拡径状に弾性変形可能に垂下設し
この嵌合部を頂壁から垂下設される、内側面に係止凸部を形成した複数の脚片により構成し、
この各脚片と対向する外周壁とを複数の板状リブ片により部分的に接続する構成とし、
外周壁の拡径状の弾性変形に伴って、板状リブ片を介して嵌合部が拡径状に弾性変形する構成とし
係止凸部が突条に乗り越え係止して、口筒部に嵌合部をアンダーカット結合する構成とする、と云うものである。
従来、この種の容器では肩部の角形周壁部がオーバーキャップをアンダーカット結合する機能を発揮すると共に、オーバーキャップの外周壁を拡径状に変形する機能を発揮するように構成していたが、請求項1記載の上記構成は、この中で、オーバーキャップをアンダーカット結合する機能を容器本体の口筒部を利用して達成するものであり、これにより従来技術における肩部にアンダーカット結合のための凹凸形状を形成することによる、寸法精度が不安定になる、あるいは座屈強度が低下すると云う基本的な問題が解消される。
すなわち、口筒部は元々肉厚であり、また成形時に延伸されることもないのでアンダーカット結合のための凹凸形状を高い精度で形成することができ、座屈強度低下の問題も無く、肩部にアンダーカット結合部を形成する場合に比較して壜体の薄肉化ができ、壜体の軽量化を達成することが可能となる。
そして、嵌合部を拡径状の弾性変形が可能とすることにより、オーバーキャップの装着時にアンダーカット結合を容易に達成することができる。
また、オーバーキャップにおいて板状リブ片により外周壁と嵌合部を部分的に接続する構成とすることにより、オーバーキャップの回動操作により、容器本体の角形周壁部の角部によりオーバーキャプの外周壁を拡径状に弾性変形し、この変形により板状リブ片を介して嵌合部を拡径状に弾性変形させて、この嵌合部の口筒部へのアンダーカット結合を解消して、オーバーキャップを取り外すことができる。
また、口筒部の外周面の周方向に突条を突設すること、
オーバーキャップの頂壁から、内側面に係止凸部を形成した複数の脚片を垂下設して嵌合部を構成すること、
係止凸部が突条に乗り越え係止して口筒部に嵌合部をアンダーカット結合する構成とすることにより、オーバーキャップの頂壁から垂下設した複数の脚片により、拡径状の弾性変形が可能な嵌合部とすることができる。
た、各脚部の内側面に形成される係止凸部を口筒部の外周面の周方向に突設された突条に上方から乗り越え係止させることにより、嵌合部を口筒部にアンダーカット結合することができる。
ここで、板状リブ片により各脚片を外周壁に部分的に接続しておくことにより、この板状リブ片で各脚片を支持することができ、各脚片をしっかりと口筒部に外嵌させて、オーバーキャップを”がたつき”のない状態で容器本体に装着することができる。また、オーバーキャップの装着と取り外しを繰り返しても脚片が拡径したままの状態で永久変形してしまうこともない。
そして、オーバーキャップの回動操作により、容器本体の角形周壁部の角部によりオーバーキャプの外周壁を拡径状に弾性変形し、この変形により接続部分を介して脚片を拡径変形し、係止凸部の突条への乗り越え係止状態、すなわちアンダーカット結合状態を解除してオーバーキャップを取り外すことができる。
請求項記載の発明の手段は、請求項記載の発明において、オーバーキャップの外周壁を正方形状とし、正方形の各辺を形成する外周壁の各壁面に対向する位置に計4ケの脚片を垂下設して嵌合部を構成すること、にある。
請求項記載の上記構成は、脚片で嵌合部を構成する場合の、オーバーキャップの形状のバリエーションの中で最も基本的な形状となるものであり、
正方形状の外周壁の各辺を形成する壁面の変形に伴って板リブ片を介して各脚片を変形することによりオーバーキャップの装着および取り外しをスムーズに実施することができる。
請求項記載の発明の手段は
胴部に肩部を介して口筒部を起立設した有底筒状の容器本体に有頂角筒状のオーバーキャップを装着する合成樹脂製容器であって、
容器本体は、
肩部に多角形状の角形周壁部を形成し、口筒部(2)の外周面の周方向に突条を突設したものとし
オーバーキャップは、
下端部が角形周壁部に外嵌する角形の外周壁を有し、この外周壁の内側に、口筒部に外嵌する嵌合部を拡径状に弾性変形可能に垂下設し、
この嵌合部を頂壁から垂下設される周壁に下端から上方に向かってスリットを形成すると共に、このスリットが形成されている高さ範囲の内周面に係止凸部を形成した内筒片 により構成し、
この内筒片と、対向する外周壁とを複数の板状リブ片により部分的に接続する構成とし、
外周壁の拡径状の弾性変形に伴って、板状リブ片を介して嵌合部が拡径状に弾性変形する構成とし、
係止凸部が突条に乗り越え係止して、口筒部に嵌合部をアンダーカット結合する構成とする、と云うものである。
請求項記載の上記構成は、スリットを形成した高さ範囲で内筒片の筒壁は拡径状に弾性変形することが可能となり、この内筒片で、拡径状に弾性変形可能な嵌合部を構成することができる。
また、この内筒片の内側面に形成される係止凸部を口筒部の外周面の周方向に突設された突条に上方から乗り越え係止させることにより、嵌合部を口筒部にアンダーカット結合することができる。
ここで、この内筒片を板状リブ片により外周壁に部分的に接続しておくことにより、この板状リブ片で内筒片、特にスリットが形成された高さ範囲の筒壁を支持することができ、スリットがあってもこの内筒片をしっかりと口筒部に外嵌させて、オーバーキャップをしっかり”がたつき”のない状態で容器本体に装着することができる。
また、オーバーキャップの装着と取り外しを繰り返しても、内筒片のスリットを形成した部分が拡径したままの状態で永久変形してしまうこともない。
そして、オーバーキャップの回動操作により、容器本体の角形周壁部の角部によりオーバーキャプの外周壁を拡径状に弾性変形し、この変形により板状リブ片を介して内筒片のスリットを形成した部分を拡径変形し、係止凸部の突条への乗り越え係止状態を解除してオーバーキャップを取り外すことができる。
請求項記載の発明の手段は、請求項1、2または3記載の発明において、容器本体の角形周壁部を、下方に向かって拡径するテーパー状に形成すること、にある。
請求項記載の上記構成により、オーバーキャップを回動させて外周壁が拡径変形してアンダーカット結合状態が解消されると同時に、この変形したオーバーキャップの弾性的な復元力が斜面に作用し、その反作用として外周壁の下端面に上方に押し上げる力が作用して、オーバーキャップは上方に持ち上げられるようになり、取り外し操作をより簡単に達成することができる。
また、外周壁の下端部を斜面に沿って下降させながら、オーバーキャップをスムーズに装着することができる。
請求項記載の発明の手段は、請求項1、2、3または4記載の発明において、容器本体が2軸延伸ブロー成形容器であること、にある。
請求項記載の上記構成により、嵌合部を口筒部に配設することにより、2軸延伸ブロー成形容器の肩部近傍におけるアンダーカット結合のための凹凸部の寸法精度に係る問題を解消でき、また肩部に凹凸部を設けることによる座屈強度の低下に係る問題についても解消することができる。
また、2軸延伸ブロー成形では通常、口筒部にネックリングを設けるが、このネックリングを利用してアンダーカット結合のための突条とすることができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、オーバーキャップの容器本体への固定を、容器本体の口筒部を利用して達成するものであり、これにより従来技術における肩部にアンダーカット結合部を形成することによるアンダーカット結合部の寸法精度が不安定になる、あるいは座屈強度が低下すると云う基本的な問題が解消され、
そして壜体の薄肉化、軽量化を図ることができる。
また、オーバーキャップの頂壁から垂下設した複数の脚片により、拡径状に弾性変形が可能な嵌合部とすることができる。
請求項記載の発明にあっては、脚片で嵌合部を構成する場合の、オーバーキャップの形状のバリエーションの中で最も基本的な形状となるものであり、正方形状の外周壁の各辺を形成する壁面の変形に伴って板状リブ片を介して各脚片を変形することによりオーバーキャップの装着および取り外しをスムーズに実施することができる。
請求項記載の発明にあっては、内筒片のスリットを形成した部分で、この内筒片の筒壁は拡径状に弾性変形でき、拡径状に弾性変形可能な嵌合部とすることができる。
請求項記載の発明にあっては、オーバーキャップを回動させて外周壁が拡径変形してアンダーカット結合が解消されると同時に、この変形したオーバーキャップの弾性的な復元力が斜面に作用して、その結果外周壁の下端面を上方に押し上げる力が作用し、オーバーキャップは上方に持ち上げられるようになり、より簡単に取り外すことができる。
請求項記載の発明にあっては、嵌合部を口筒部に配設することにより、肩部が延伸成形される2軸延伸ブロー成形容器においても、肩部にアンダーカット結合部を設けることによるアンダーカット結合部の寸法精度に係る問題、座屈強度の低下に係る問題についても解消することができる。
また、たとえば元々厚肉のネックリングを利用して寸法精度の高いアンダーカット結合部を形成すると共に、壜体の薄肉化、軽量化を図ることができる。
以下、本発明の合成樹脂製容器の実施形態を実施例に沿って説明する。
図1は本発明の合成樹脂製容器の一実施の縦断正面図、図2は図1中の容器本体1の平面図、図3は図1中のオーバーキャップ11の底面図、そして図4は図1中のA−A線に沿う平断断面で回動操作に伴うオーバーキャップ11の変形態様を示す概略説明図である。
図1に示されるようにこの容器は容器本体1とオーバーキャップ11と、中栓体21と、注出部31から構成される。
容器本体1はポリエチレンテレフタレート樹脂製の2軸延伸ブロー成形ボトルであり、円筒状の口筒部2、テーパー状の肩部4、正方筒状の胴部6および底部(図示省略)を有する。
口筒部2には突条3が周設されているが、これはネックリングを利用したものである。
また、肩部4の下端部には角形周壁部5が形成されている。この角形周壁部5の平断面形状は8角形状であり(図2参照)、また図1で示されるように下方に向かって拡径するようにテーパー状に形成されている。
また、角形周壁部5と胴部6の間には段差7が形成されている。
オーバーキャップ11はポリプロピレン樹脂製の射出成形品であり、有頂の下方に若干拡径する正方形筒状であり、外周壁13の内側に4ケの脚片14fが頂壁12から垂下設されており、嵌合部14を構成する。そしてこれら脚片14fは、同軸心状に円筒の一部を形成するように配置されている。また各脚片14fはそれぞれ正方筒状の外周壁13の各辺を形成する壁面に対向位置し、板状リブ片16により外周壁13の各壁面と接続されている。
また、頂壁12の中央部近傍には後述する注出部21の注出筒32に嵌入してシール機能を発揮するシール筒片18が垂下設されている。
中栓体21は外嵌筒片22と嵌入筒片23により口筒部2に密閉状に嵌合組み付きする。また底壁24には弱化溝25が形成されおり、使用時にはプルリング26を引っ張ってこの弱化溝25で囲われる部分を破断して開口して使用する。
注出部31は中栓体21の外嵌筒片22に螺合組み付きし、口筒部2の開口部を縮径するように先端部に小径の注出筒32を形成して内容液を注出し易いようにしている。なお、この注出筒32は前述したようにオーバーキャップ11の頂壁12に垂下設されたシール筒片18によりシールされる。
以下に、オーバーキャップ11の装着操作と取り外し操作における各部分の作用効果について説明する。
オーバーキャップ11の装着操作では、オーバーキャップ11の角形形状と、容器本体1の角形周壁部5の形状を略合わせながら、上方から押し込むようにして装着するが、この際、各脚片4fは拡径状に弾性変形して係止凸部15が口筒部2の突条3(ネックリング)に乗り越え係止し、口筒部2に外嵌状にアンダーカット結合する(図1の状態)。
次に、図4は、前述したように図1のA−A線に沿った平断面で回動操作した際のオーバーキャップ11の変形態様を示す概略説明図であり、オーバーキャップ11を装着した状態では外周壁13は太い実線で示したような状態である。
ここで、オーバーキャップ11の取り外し操作において、オーバーキャップ11を回動するとこの外周壁13は太い点線で示したように(図4では、符号13dで表記しており、時計回りに30°程度回動した状態を示している。)、角形周壁部5の角部5aにより拡径変形する。
なお、図4中の、太い点線で表した変形後の形状に内接する2点鎖線の正方形は変形前の形状を参考のために示したものである。
そして、この拡径変形により板状リブ片16を介して各脚片4fを拡径状に弾性変形し、係止凸部15の突条3への乗り越え係止状態、すなわちアンダーカット結合状態を解除してオーバーキャップを取り外すことができる。
この際、角形周壁部5が下方に向かって拡径するテーパー状に形成されているので、拡径変形した外周壁13の弾性的な復元力が斜面に作用して、外周壁13の下端面を上方に押し上げ、オーバーキャップ11は同時に上方に持ち上がる。
図5は、他のオーバーキャップ11の例を底面方向から見た斜視図ある。これは円筒状の内筒片14tで嵌合部14を構成した例であり、この内筒片14tの下端から上方に向けて4箇所にスリットSが形成されており、このスリットSが形成された部分でこの内筒片14tは拡径状に弾性変形できる。
そして、正方形の各辺を形成する外周壁13の各壁面に対向する4つの位置で板状リブ片16により外周壁13と内筒片14tが接続されている。また内筒片14tの内周面の各板状リブ片16に対向する位置に口筒部2の突条3に乗り越え係止する係止凸部15を形成している。
以上、実施例に沿って本発明の実施の形態、およびその作用効果を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
たとえば本実施例では一例として口筒部に中栓体や注出部を配設する構成としたが、これらは本発明において必ずしも不可欠な部材でなく必要に応じて使用される。
また容器本体は、ポリエチレンテレフタレート樹脂製の2軸延伸ブロー成形品に限定されるものではなく、各種合成樹脂製の各種成形品に適用することができる。また、本実施例では容器本体を角形ボトル状としたが、勿論丸型ボトル等、他の形状の容器にも適用することができる。
また、嵌合部の構造、口筒部へのアンダーカット結合部の構成、嵌合部と外周壁の接続のための構成についてもさまざまな態様のものを適用することができる。
本発明は以上説明したように、角形のオーバーキャップを確実に容器に装着することができると共に、取り外しが容易な容器を提供するものであり、2軸延伸ブロー成形した容器本体にも容易に適用することができ、さまざまな用途で幅広い用途展開が期待される。
本発明の合成樹脂製容器の一実施例の図2および図3中のB−B線に沿って示す縦断面図である。 図1の容器の容器本体の平面図である。 図1の容器のオーバーキャップの底面図である。 図1のA−A線に沿った平断面で回動操作した際のオーバーキャップの変形態様を示す概略説明図である。 他のオーバーキャップの例を底面方向側から見た斜視図ある。
1 ;容器本体
2 ;口筒部
3 ;突条(ネックリング)
4 ;肩部
5 ;角形周壁部
5a;角部
6 ;胴部
7 ;段差
11;オーバーキャップ
12;頂壁
13;外周壁
13d;外周壁(変形状態)
14;嵌合部
14f;脚片
14t;内筒片
15;係止凸部
16;板状リブ片
18;シール筒片
21;中栓体
22;外嵌筒片
23;嵌入筒片
24;底壁
25;弱化溝
26;プルリング
31;注出部
32;注出筒
S ;スリット

Claims (5)

  1. 胴部(6)に肩部(4)を介して口筒部(2)を起立設した有底筒状の容器本体(1)に有頂角筒状のオーバーキャップ(11)を装着する合成樹脂製容器であって、
    前記容器本体(1)は
    肩部(4)に多角形状の角形周壁部(5)を形成し、口筒部(2)の外周面の周方向に突条(3)を突設したものとし、
    前記オーバーキャップ(11)は
    下端部が前記角形周壁部(5)に外嵌する角形の外周壁(13)を有し、
    該外周壁(13)の内側に、前記口筒部(2)に外嵌する嵌合部(14)を拡径状に弾性変形可能に垂下設し、
    該嵌合部(14)を頂壁(12)から垂下設される、内側面に係止凸部(15)を形成した複数の脚片(14f)により構成し、
    前記各脚片(14f)と対向する外周壁(13)とを複数の板状リブ片(16)により部分的に接続する構成とし、外周壁(13)の拡径状の弾性変形に伴って前記板状リブ片(16)を介して嵌合部(14)が拡径状に弾性変形する構成とし、
    前記係止凸部(15)が前記突条(3)に乗り越え係止して、前記口筒部(2)に嵌合部(14)をアンダーカット結合する構成とした合成樹脂製容器。
  2. オーバーキャップの外周壁(13)を正方形状とし、
    正方形の各辺を形成する該外周壁(13)の各壁面に対向する位置に計4ケの脚片(14f)を垂下設して嵌合部(14)を構成した請求項記載の合成樹脂製容器。
  3. 胴部(6)に肩部(4)を介して口筒部(2)を起立設した有底筒状の容器本体(1)に有頂角筒状のオーバーキャップ(11)を装着する合成樹脂製容器であって、
    前記容器本体(1)は、
    肩部(4)に多角形状の角形周壁部(5)を形成し、口筒部(2)の外周面の周方向に突条(3)を突設したものとし
    前記オーバーキャップ(11)は、
    下端部が前記角形周壁部(5)に外嵌する角形の外周壁(13)を有し、
    該外周壁(13)の内側に、前記口筒部(2)に外嵌する嵌合部(14)を拡径状に弾性変形可能に垂下設し、
    該嵌合部(14)を頂壁(12)から垂下設される、周壁に下端から上方に向かってスリット(S)を形成すると共に、該スリット(S)が形成されている高さ範囲の内周面に係止凸部(15)を形成した内筒片(14t) により構成し、
    前記内筒片(14t)と対向する外周壁(13)とを複数の板状リブ片(16)により部分的に接続する構成とし、外周壁(13)の拡径状の弾性変形に伴って前記板状リブ片(16)を介して嵌合部(14)が拡径状に弾性変形する構成とし、
    前記係止凸部(15)が前記突条(3)に乗り越え係止して、前記口筒部(2)に嵌合部(14)をアンダーカット結合する構成とした合成樹脂製容器。
  4. 容器本体(1)の角形周壁部(5)を、下方に向かって拡径するテーパー状に形成した請求項1、2または3記載の合成樹脂製容器。
  5. 容器本体(1)が2軸延伸ブロー成形容器である請求項1、2、3または4記載の合成樹脂製容器。
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